JPH1011085A - 音声認識方法 - Google Patents
音声認識方法Info
- Publication number
- JPH1011085A JPH1011085A JP8161357A JP16135796A JPH1011085A JP H1011085 A JPH1011085 A JP H1011085A JP 8161357 A JP8161357 A JP 8161357A JP 16135796 A JP16135796 A JP 16135796A JP H1011085 A JPH1011085 A JP H1011085A
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- JP
- Japan
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- noise
- hmm
- novo
- recognition
- speech
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 隠れマルコフモデルを用いた音声認識におい
て、音声に重畳される雑音の種類またはSN比が発生途
中に変化する音声を高い精度で認識することができる音
声認識方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 雑音が重畳された音声を認識する隠れマ
ルコフモデルをNOVO変換と呼ばれる方法で生成する
際に、あらかじめ、複数種類の雑音を用いて、各雑音を
認識する隠れマルコフモデルを作成しておき、それらと
認識対象単語用の隠れマルコフモデルに対してNOVO
変換を適用することにより、雑音の種類が途中で変化し
た場合の雑音重畳音声を高い精度で認識する。また、異
なるSN比に対応する複数の係数を用いてNOVO変換
を行うことにより、SN比が発生途中に変化する音声を
高い精度で認識する。
て、音声に重畳される雑音の種類またはSN比が発生途
中に変化する音声を高い精度で認識することができる音
声認識方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 雑音が重畳された音声を認識する隠れマ
ルコフモデルをNOVO変換と呼ばれる方法で生成する
際に、あらかじめ、複数種類の雑音を用いて、各雑音を
認識する隠れマルコフモデルを作成しておき、それらと
認識対象単語用の隠れマルコフモデルに対してNOVO
変換を適用することにより、雑音の種類が途中で変化し
た場合の雑音重畳音声を高い精度で認識する。また、異
なるSN比に対応する複数の係数を用いてNOVO変換
を行うことにより、SN比が発生途中に変化する音声を
高い精度で認識する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、隠れマルコフモデ
ルを用いた音声認識方法に関するものである。
ルを用いた音声認識方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】計算機による音声の自動認識に広く用い
られている手法に隠れマルコフモデル(以下、HMMと
いう)によるものがある。HMMとは一般に複数個の状
態を持つ非決定性確率有限オートマトンであり、その各
状態は確率的定常信号源である。すなわち、HMMは確
率的定常信号源を非決定的に切り替えながら信号を発す
る非定常信号源と言うことができる。
られている手法に隠れマルコフモデル(以下、HMMと
いう)によるものがある。HMMとは一般に複数個の状
態を持つ非決定性確率有限オートマトンであり、その各
状態は確率的定常信号源である。すなわち、HMMは確
率的定常信号源を非決定的に切り替えながら信号を発す
る非定常信号源と言うことができる。
【0003】HMMを用いた音声の認識に用いられる手
法に最尤推定法と呼ばれるものがある。HMMを単語認
識に用いるためには、まず、認識対象単語毎にHMMを
準備しておき、それぞれのHMMが自単語に属する音声
サンプルから抽出される特徴パラメータ系列を出力し易
いように、HMMを定義している内部パラメータを調節
する。そして最尤推定法では、未知の音声が入力された
とき、各HMM毎にその未知の音声から抽出した特徴パ
ラメータ系列の出力し易さ(尤度)を算出し、最大の尤
度を出力したHMMに対応する単語を認識結果とする。
法に最尤推定法と呼ばれるものがある。HMMを単語認
識に用いるためには、まず、認識対象単語毎にHMMを
準備しておき、それぞれのHMMが自単語に属する音声
サンプルから抽出される特徴パラメータ系列を出力し易
いように、HMMを定義している内部パラメータを調節
する。そして最尤推定法では、未知の音声が入力された
とき、各HMM毎にその未知の音声から抽出した特徴パ
ラメータ系列の出力し易さ(尤度)を算出し、最大の尤
度を出力したHMMに対応する単語を認識結果とする。
【0004】また単語を認識単位とするHMMを用いて
雑音が重畳された単語音声を認識する手法の一つにFr
anc Martinが文献「Recognition
of Noisy Speech by Compo
sition of Hidden Markov M
odels」(信学技報SP92−96)で提案したN
OVO−HMMを用いる方法がある。これは雑音HMM
と単語HMMのパラメータを前記文献中でNOVO変換
と呼ばれている手法で合成し、こうして生成されたNO
VO−HMMを用いることにより、雑音が重畳された単
語音声を高い精度で認識するというものである。
雑音が重畳された単語音声を認識する手法の一つにFr
anc Martinが文献「Recognition
of Noisy Speech by Compo
sition of Hidden Markov M
odels」(信学技報SP92−96)で提案したN
OVO−HMMを用いる方法がある。これは雑音HMM
と単語HMMのパラメータを前記文献中でNOVO変換
と呼ばれている手法で合成し、こうして生成されたNO
VO−HMMを用いることにより、雑音が重畳された単
語音声を高い精度で認識するというものである。
【0005】図6は従来のNOVO変換の概念図であ
る。従来の方法では、認識対象単語の学習サンプルデー
タを用いた学習によって認識対象単語HMMを生成し、
1種類の雑音の学習サンプルデータを用いた学習によっ
て雑音HMMを生成した後、これら認識対象単語HMM
と雑音HMMとをNOVO変換によって合成し、各認識
対象単語毎にNOVO−HMMを得るものである。
る。従来の方法では、認識対象単語の学習サンプルデー
タを用いた学習によって認識対象単語HMMを生成し、
1種類の雑音の学習サンプルデータを用いた学習によっ
て雑音HMMを生成した後、これら認識対象単語HMM
と雑音HMMとをNOVO変換によって合成し、各認識
対象単語毎にNOVO−HMMを得るものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のNOVO−HM
Mによる認識手法において高い認識率を得るには、NO
VO−HMMを作成するときに用いた雑音、すなわち認
識に際して考慮する雑音が発声時間中に大きく変化しな
いことが必要であり、発声途中で雑音の種類、またはS
N比が大きく変化した場合には認識率が大きく低下して
しまうという問題を有している。
Mによる認識手法において高い認識率を得るには、NO
VO−HMMを作成するときに用いた雑音、すなわち認
識に際して考慮する雑音が発声時間中に大きく変化しな
いことが必要であり、発声途中で雑音の種類、またはS
N比が大きく変化した場合には認識率が大きく低下して
しまうという問題を有している。
【0007】したがって本発明は、隠れマルコフモデル
を用いた音声認識において、音声に重畳される雑音の種
類またはSN比が発生途中に変化する音声を高い精度で
認識することができる音声認識方法を提供することを目
的とする。
を用いた音声認識において、音声に重畳される雑音の種
類またはSN比が発生途中に変化する音声を高い精度で
認識することができる音声認識方法を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、認識
に用いる単語HMMの生成時に、予め複数種の雑音から
別々に生成しておいたそれぞれの雑音に対応する雑音H
MMを結合し、その結合した雑音HMMと認識対象単語
HMMとをNOVO変換で結合することにより、重畳さ
れる雑音の種類が途中で変化する場合にも音声を高い確
率で認識するものである。
に用いる単語HMMの生成時に、予め複数種の雑音から
別々に生成しておいたそれぞれの雑音に対応する雑音H
MMを結合し、その結合した雑音HMMと認識対象単語
HMMとをNOVO変換で結合することにより、重畳さ
れる雑音の種類が途中で変化する場合にも音声を高い確
率で認識するものである。
【0009】請求項2の発明は、認識に用いる単語HM
Mの生成時に複数のSN比を考慮し、NOVO変換によ
り認識対象単語HMMと雑音HMMとを結合する際に、
それらのSN比に対応する複数の係数を用いることによ
り、認識対象である音声とその音声に重畳される雑音と
のSN比が発声途中で変化する場合にも音声を高い確率
で認識するものである。
Mの生成時に複数のSN比を考慮し、NOVO変換によ
り認識対象単語HMMと雑音HMMとを結合する際に、
それらのSN比に対応する複数の係数を用いることによ
り、認識対象である音声とその音声に重畳される雑音と
のSN比が発声途中で変化する場合にも音声を高い確率
で認識するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、雑音が重畳された単語
音声を認識するNOVO−HMMの生成に際して、複数
種類の雑音を考慮すること、または同一種類の雑音であ
っても異なるSN比を考慮することにより、雑音の種
類、または音声と雑音のSN比が発生時間中に変化して
も認識精度が低下しないNOVO−HMMを生成するこ
とができる。
音声を認識するNOVO−HMMの生成に際して、複数
種類の雑音を考慮すること、または同一種類の雑音であ
っても異なるSN比を考慮することにより、雑音の種
類、または音声と雑音のSN比が発生時間中に変化して
も認識精度が低下しないNOVO−HMMを生成するこ
とができる。
【0011】以下、本発明の実施の形態による音声認識
方法について図面を参照しながら説明する。
方法について図面を参照しながら説明する。
【0012】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1による音声認識方法を用いた音声認識装置の構成ブ
ロック図である。1は学習サンプルデータまたは認識対
象データである音声信号をデジタル値に変換する音声信
号入力部、2は入力信号からフレーム毎に特徴量を算出
する特徴量抽出部、3は学習サンプルデータ、雑音デー
タ、認識対象単語HMM、雑音HMM、NOVO−HM
Mを格納するデータ格納部、4は入力単語の出力確率を
計算すると共に認識結果の決定を行う認識結果判定部で
ある。
態1による音声認識方法を用いた音声認識装置の構成ブ
ロック図である。1は学習サンプルデータまたは認識対
象データである音声信号をデジタル値に変換する音声信
号入力部、2は入力信号からフレーム毎に特徴量を算出
する特徴量抽出部、3は学習サンプルデータ、雑音デー
タ、認識対象単語HMM、雑音HMM、NOVO−HM
Mを格納するデータ格納部、4は入力単語の出力確率を
計算すると共に認識結果の決定を行う認識結果判定部で
ある。
【0013】図2は本発明の実施の形態1による音声認
識方法を用いた音声認識装置の回路ブロック図である。
11はマイク、12は中央処理装置(CPU)、13は
読み出し専用メモリ(ROM)、14は書き込み可能メ
モリ(RAM)、15は出力装置である。図1の音声信
号入力部1はマイク11とCPU12により構成され、
特徴量抽出部2とデータ格納部3と認識結果判定部4は
CPU12がROM13に書かれたプログラムを実行
し、RAM14にアクセスすることにより実行される。
識方法を用いた音声認識装置の回路ブロック図である。
11はマイク、12は中央処理装置(CPU)、13は
読み出し専用メモリ(ROM)、14は書き込み可能メ
モリ(RAM)、15は出力装置である。図1の音声信
号入力部1はマイク11とCPU12により構成され、
特徴量抽出部2とデータ格納部3と認識結果判定部4は
CPU12がROM13に書かれたプログラムを実行
し、RAM14にアクセスすることにより実行される。
【0014】図3は本発明の実施の形態1による音声認
識方法のフローチャートである。まず、マイク11から
音声を入力し(step1)、特徴量抽出部2を経て得
られた特徴量をRAM14に書き込む(step2)。
次に、ROM13上に格納されている各認識対象単語毎
に作成したNOVO−HMMについて、RAM14上の
特徴量に対する尤度を計算する(step3)。そし
て、最大の尤度を出力したNOVO−HMMに対応する
単語名を認識結果として出力装置15に出力する(st
ep4)。
識方法のフローチャートである。まず、マイク11から
音声を入力し(step1)、特徴量抽出部2を経て得
られた特徴量をRAM14に書き込む(step2)。
次に、ROM13上に格納されている各認識対象単語毎
に作成したNOVO−HMMについて、RAM14上の
特徴量に対する尤度を計算する(step3)。そし
て、最大の尤度を出力したNOVO−HMMに対応する
単語名を認識結果として出力装置15に出力する(st
ep4)。
【0015】図4は本発明の実施の形態1によるNOV
O変換の概念図であって、音声認識方法に用いられるN
OVO−HMMの作成過程を示すものである。これは、
音声と雑音のSN比は大きく変化することはなく、雑音
の種類が途中で大きく変化する場合の雑音重畳音声を高
い確率で認識するNOVO−HMMの作成方法であり、
図6に示す従来方法と比べると学習サンプルデータを用
いた学習によって生成する雑音HMMの形状が異なる。
すなわち、NOVO変換を施す雑音HMMの状態数と認
識に際して考慮する雑音の種類の数を共に2とした場
合、従来の方法では1種類の雑音から2状態の雑音HM
Mを学習によって直接生成した後、その雑音HMMと単
語HMMに対してNOVO変換を施していたが、本方法
では、2種類の雑音から学習によってそれぞれ1状態の
雑音HMMを生成し、状態遷移確率を人為的に与えるこ
とによって(自己遷移確率を0.7程度、他状態の遷移
確率を0.3程度)それら雑音HMMの状態を結合し、
2状態の雑音HMMを生成する。そして、この2状態の
雑音HMMと認識対象単語HMMとに従来のNOVO変
換を施してNOVO−HMMを作成する。従って、NO
VO変換を施す直前の雑音HMMの形状は従来方法と同
じものとなる。
O変換の概念図であって、音声認識方法に用いられるN
OVO−HMMの作成過程を示すものである。これは、
音声と雑音のSN比は大きく変化することはなく、雑音
の種類が途中で大きく変化する場合の雑音重畳音声を高
い確率で認識するNOVO−HMMの作成方法であり、
図6に示す従来方法と比べると学習サンプルデータを用
いた学習によって生成する雑音HMMの形状が異なる。
すなわち、NOVO変換を施す雑音HMMの状態数と認
識に際して考慮する雑音の種類の数を共に2とした場
合、従来の方法では1種類の雑音から2状態の雑音HM
Mを学習によって直接生成した後、その雑音HMMと単
語HMMに対してNOVO変換を施していたが、本方法
では、2種類の雑音から学習によってそれぞれ1状態の
雑音HMMを生成し、状態遷移確率を人為的に与えるこ
とによって(自己遷移確率を0.7程度、他状態の遷移
確率を0.3程度)それら雑音HMMの状態を結合し、
2状態の雑音HMMを生成する。そして、この2状態の
雑音HMMと認識対象単語HMMとに従来のNOVO変
換を施してNOVO−HMMを作成する。従って、NO
VO変換を施す直前の雑音HMMの形状は従来方法と同
じものとなる。
【0016】(実施の形態2)図5は、本発明の実施の
形態2によるNOVO変換の概念図であって、音声認識
方法に用いられるNOVO−HMMの作成過程を示すも
のである。これは、雑音の種類が途中で大きく変化する
ことはなく、音声と雑音のSN比が途中で大きく変化す
る場合の雑音重畳音声を高い確率で認識するNOVO−
HMMの作成方法であり、図6に示す従来方法と比べる
とNOVO変換用に準備する雑音HMMの形状が異な
る。すなわち、雑音HMMの状態数と認識に際して考慮
するSN比の数を共に2とした場合、従来の方法では1
種類の雑音から2状態の雑音HMMを学習によって直接
生成していたが、本方法では、1種類の雑音から1状態
の雑音HMMを生成した後にその状態と全く同じ状態を
複製し、2状態間の状態遷移確率を人為的に与えること
によって(自己遷移確率を0.7程度、他状態の遷移確
率を0.3程度)2状態の雑音HMMを生成する。考慮
する2種類のSN比をxデシベルとyデシベルとしたと
き、NOVO変換において音声線形スペクトルと雑音線
形スペクトルとを加算する段階でxデシベルとyデシベ
ルのそれぞれに対応する係数を用いる。つまり、雑音H
MMの状態数が2の場合、生成されるNOVO−HMM
は単語HMMが2列に並んだ形になり、上側の1列の状
態にはSN比がxデシベル用の係数を、下側の1列の状
態にはSN比がyデシベル用の係数を用いてNOVO変
換を施す。なお、スペクトル加算時に用いられる係数
は、従来のNOVO−HMM作成方法と同じ計算方法に
よって得られる。ここでも、実施の形態1の場合と同様
に、NOVO変換を施す直前の雑音HMMの形状は従来
方法と同じものとなる。
形態2によるNOVO変換の概念図であって、音声認識
方法に用いられるNOVO−HMMの作成過程を示すも
のである。これは、雑音の種類が途中で大きく変化する
ことはなく、音声と雑音のSN比が途中で大きく変化す
る場合の雑音重畳音声を高い確率で認識するNOVO−
HMMの作成方法であり、図6に示す従来方法と比べる
とNOVO変換用に準備する雑音HMMの形状が異な
る。すなわち、雑音HMMの状態数と認識に際して考慮
するSN比の数を共に2とした場合、従来の方法では1
種類の雑音から2状態の雑音HMMを学習によって直接
生成していたが、本方法では、1種類の雑音から1状態
の雑音HMMを生成した後にその状態と全く同じ状態を
複製し、2状態間の状態遷移確率を人為的に与えること
によって(自己遷移確率を0.7程度、他状態の遷移確
率を0.3程度)2状態の雑音HMMを生成する。考慮
する2種類のSN比をxデシベルとyデシベルとしたと
き、NOVO変換において音声線形スペクトルと雑音線
形スペクトルとを加算する段階でxデシベルとyデシベ
ルのそれぞれに対応する係数を用いる。つまり、雑音H
MMの状態数が2の場合、生成されるNOVO−HMM
は単語HMMが2列に並んだ形になり、上側の1列の状
態にはSN比がxデシベル用の係数を、下側の1列の状
態にはSN比がyデシベル用の係数を用いてNOVO変
換を施す。なお、スペクトル加算時に用いられる係数
は、従来のNOVO−HMM作成方法と同じ計算方法に
よって得られる。ここでも、実施の形態1の場合と同様
に、NOVO変換を施す直前の雑音HMMの形状は従来
方法と同じものとなる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、雑音のSN比または雑
音の種類のどちらか一方が発声途中に変化する場合に
も、雑音重畳音声を高い確率で認識することができる。
音の種類のどちらか一方が発声途中に変化する場合に
も、雑音重畳音声を高い確率で認識することができる。
【図1】本発明の実施の形態1による音声認識方法を用
いた音声認識装置の構成ブロック図
いた音声認識装置の構成ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1による音声認識方法を用
いた音声認識装置の回路ブロック図
いた音声認識装置の回路ブロック図
【図3】本発明の実施の形態1による音声認識方法のフ
ローチャート
ローチャート
【図4】本発明の実施の形態1によるNOVO変換の概
念図
念図
【図5】本発明の実施の形態2によるNOVO変換の概
念図
念図
【図6】従来のNOVO変換の概念図
1 音声信号入力部 2 特徴量抽出部 3 データ格納部 4 認識結果判定部 11 マイク 12 CPU 13 ROM 14 RAM 15 出力装置
Claims (2)
- 【請求項1】単語を認識単位とする隠れマルコフモデル
を用いて雑音が重畳された音声を認識する音声認識方法
であって、認識に用いる単語HMMの生成時に、予め複
数種の雑音から別々に生成しておいたそれぞれの雑音に
対応する雑音HMMを結合し、その結合した雑音HMM
と認識対象単語HMMとをNOVO変換で結合すること
により、重畳される雑音の種類が途中で変化する場合に
も音声を高い確率で認識することを特徴とする音声認識
方法。 - 【請求項2】単語を認識単位とする隠れマルコフモデル
を用いて雑音が重畳された音声を認識する音声認識方法
であって、認識に用いる単語HMMの生成時に複数のS
N比を考慮し、NOVO変換により認識対象単語HMM
と雑音HMMとを結合する際に、それらのSN比に対応
する複数の係数を用いることにより、認識対象である音
声とその音声に重畳される雑音とのSN比が発声途中で
変化する場合にも音声を高い確率で認識することを特徴
とする音声認識方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8161357A JPH1011085A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 音声認識方法 |
US08/874,331 US5860062A (en) | 1996-06-21 | 1997-06-13 | Speech recognition apparatus and speech recognition method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8161357A JPH1011085A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 音声認識方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1011085A true JPH1011085A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15733552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8161357A Pending JPH1011085A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 音声認識方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1011085A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006510933A (ja) * | 2002-12-20 | 2006-03-30 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | センサ・ベース音声認識装置の選択、適応、および組合せ |
US7403896B2 (en) | 2002-03-15 | 2008-07-22 | International Business Machines Corporation | Speech recognition system and program thereof |
-
1996
- 1996-06-21 JP JP8161357A patent/JPH1011085A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7403896B2 (en) | 2002-03-15 | 2008-07-22 | International Business Machines Corporation | Speech recognition system and program thereof |
US7660717B2 (en) | 2002-03-15 | 2010-02-09 | Nuance Communications, Inc. | Speech recognition system and program thereof |
JP2006510933A (ja) * | 2002-12-20 | 2006-03-30 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | センサ・ベース音声認識装置の選択、適応、および組合せ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050623 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050720 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050920 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060926 |