JPH10104103A - タイヤ圧モニタリング装置 - Google Patents
タイヤ圧モニタリング装置Info
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- JPH10104103A JPH10104103A JP8269186A JP26918696A JPH10104103A JP H10104103 A JPH10104103 A JP H10104103A JP 8269186 A JP8269186 A JP 8269186A JP 26918696 A JP26918696 A JP 26918696A JP H10104103 A JPH10104103 A JP H10104103A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C23/00—Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
- B60C23/02—Signalling devices actuated by tyre pressure
- B60C23/04—Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
- B60C23/0408—Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver
- B60C23/0422—Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver characterised by the type of signal transmission means
- B60C23/0433—Radio signals
- B60C23/0435—Vehicle body mounted circuits, e.g. transceiver or antenna fixed to central console, door, roof, mirror or fender
- B60C23/0444—Antenna structures, control or arrangements thereof, e.g. for directional antennas, diversity antenna, antenna multiplexing or antennas integrated in fenders
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
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- B60C23/02—Signalling devices actuated by tyre pressure
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- B60C23/0415—Automatically identifying wheel mounted units, e.g. after replacement or exchange of wheels
- B60C23/0416—Automatically identifying wheel mounted units, e.g. after replacement or exchange of wheels allocating a corresponding wheel position on vehicle, e.g. front/left or rear/right
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両に設置した中央受信評価装置からなり、
幾多のホイールを有する車両に使用するタイヤ圧モニタ
リング装置を提供する。 【解決手段】 各受信アンテナ(A,B,C,...
N)は少なくとも各走行ホイールに隣接し、各ホイール
に対応して車両の構造に固定的に配置されている。すべ
ての受信アンテナは、個別の接続線(a,b,
c,...n)を介して単一の受信手段に結合されてい
る。上記受信手段は、時間間隔ごとに選択されたただ一
つの又は幾多の受信アンテナと上記受信手段とを接続す
るマルチプレクサー回路からなる。上記受信手段は、各
特定の無線信号の電波強度を感知し、上記特定の時間間
隔中に受信された電波信号の最大強度を比較して特定の
受信アンテナを選別する。中央評価手段は、上記特定の
時間間隔中に受信した電波信号の最大強度を比較して、
ある特定の無線信号を上記特定の受信アンテナに隣接し
て配置された特定のホイールに対応づける。
幾多のホイールを有する車両に使用するタイヤ圧モニタ
リング装置を提供する。 【解決手段】 各受信アンテナ(A,B,C,...
N)は少なくとも各走行ホイールに隣接し、各ホイール
に対応して車両の構造に固定的に配置されている。すべ
ての受信アンテナは、個別の接続線(a,b,
c,...n)を介して単一の受信手段に結合されてい
る。上記受信手段は、時間間隔ごとに選択されたただ一
つの又は幾多の受信アンテナと上記受信手段とを接続す
るマルチプレクサー回路からなる。上記受信手段は、各
特定の無線信号の電波強度を感知し、上記特定の時間間
隔中に受信された電波信号の最大強度を比較して特定の
受信アンテナを選別する。中央評価手段は、上記特定の
時間間隔中に受信した電波信号の最大強度を比較して、
ある特定の無線信号を上記特定の受信アンテナに隣接し
て配置された特定のホイールに対応づける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、それぞれのホイー
ルにおけるそれぞれの信号発生装置と、各ホイールごと
のそれぞれの受信アンテナと、それぞれのホイールにお
いて上記受信アンテナへ無線信号を遠隔送信するための
それぞれの送信手段と、それぞれのタイヤの状況につい
ての情報を車両運転者に与えるために当該無線信号を評
価するための中央評価手段とからなるタイヤ圧モニタリ
ング装置に関する。
ルにおけるそれぞれの信号発生装置と、各ホイールごと
のそれぞれの受信アンテナと、それぞれのホイールにお
いて上記受信アンテナへ無線信号を遠隔送信するための
それぞれの送信手段と、それぞれのタイヤの状況につい
ての情報を車両運転者に与えるために当該無線信号を評
価するための中央評価手段とからなるタイヤ圧モニタリ
ング装置に関する。
【0002】更に本発明は、そのようなタイヤ圧モニタ
リング装置のためのマルチパス受信器、特に4重受信機
又は5重受信機に関する。本発明に係るタイヤ圧モニタ
リング装置は、多くの空気入りタイヤが適用されている
陸上用車両及び航空機に関して使用されうるものであ
る。好ましくは、このタイヤ圧モニタリング装置は、自
動車、トラック、バス等の自動輸送機関のタイヤ内圧力
をモニターするのための装置として使用されうる。
リング装置のためのマルチパス受信器、特に4重受信機
又は5重受信機に関する。本発明に係るタイヤ圧モニタ
リング装置は、多くの空気入りタイヤが適用されている
陸上用車両及び航空機に関して使用されうるものであ
る。好ましくは、このタイヤ圧モニタリング装置は、自
動車、トラック、バス等の自動輸送機関のタイヤ内圧力
をモニターするのための装置として使用されうる。
【0003】以下、本発明に係るタイヤ圧モニタリング
装置は、4個のモニターされたタイヤが装着されている
自動車に適用されている場合について説明されるが、し
かしながら、本発明に係るタイヤ圧モニタリング装置
は、このような自動車のみに適用が限定されるものでは
ない。更に、所望に応じて、予備ホイール内の空気圧も
モニターされる。
装置は、4個のモニターされたタイヤが装着されている
自動車に適用されている場合について説明されるが、し
かしながら、本発明に係るタイヤ圧モニタリング装置
は、このような自動車のみに適用が限定されるものでは
ない。更に、所望に応じて、予備ホイール内の空気圧も
モニターされる。
【0004】
【従来の技術】上記したようなタイプのタイヤ圧モニタ
リング装置は、文献DE−C2−3930479号に開
示されている。この文献によれば、送信装置を具備する
それぞれのホイールには、個別の受信機が付随されてい
る。それぞれの受信機は、典型的には、受信アンテナ及
び公知の受信回路を有するフェライトロッドにより構成
されている。受信回路が必要とする電力は、車両の電力
供給装置から供給される。上記受信回路は、車両のイン
ストルメント・パネル等に載置された表示装置と接続線
によって接続されている出力装置からなる。上記表示装
置は、ある特定の送信/受信手段から与えられた信号パ
ルスを該当するホイール表示に対応づける評価回路を含
むものである。
リング装置は、文献DE−C2−3930479号に開
示されている。この文献によれば、送信装置を具備する
それぞれのホイールには、個別の受信機が付随されてい
る。それぞれの受信機は、典型的には、受信アンテナ及
び公知の受信回路を有するフェライトロッドにより構成
されている。受信回路が必要とする電力は、車両の電力
供給装置から供給される。上記受信回路は、車両のイン
ストルメント・パネル等に載置された表示装置と接続線
によって接続されている出力装置からなる。上記表示装
置は、ある特定の送信/受信手段から与えられた信号パ
ルスを該当するホイール表示に対応づける評価回路を含
むものである。
【0005】公知のタイヤ圧モニタリング装置によれ
ば、ホイールにおける送信装置と、受信回路を有する対
応する受信アンテナとは、単に、モニターされるホイー
ルに対して特別に配置されたこの受信アンテナによって
連結されているだけである。実際上、この単なる連結
は、しばしば不充分であることが見いだされている。送
信装置は、回転するホイールに配置されており、しばし
ばホイールリムと空気入りタイヤの壁とによって遮られ
る。ホイールの回転は、受信状態の不完全をもらたす。
信号は、例えば、受信アンテナの設置場所における信号
消滅及び/又は反射によって、削除抹消される。更に、
信頼性ある信号伝達には、送信装置で発生した無線信号
が直接隣接する対応アンテナで受信されるのみならず、
車両に設置された他の受信アンテナによっても受信され
るだけの高い信号強度が要求される。また、それぞれの
ホイールに対応する完全な受信装置を装備するには多額
の費用がかかる。
ば、ホイールにおける送信装置と、受信回路を有する対
応する受信アンテナとは、単に、モニターされるホイー
ルに対して特別に配置されたこの受信アンテナによって
連結されているだけである。実際上、この単なる連結
は、しばしば不充分であることが見いだされている。送
信装置は、回転するホイールに配置されており、しばし
ばホイールリムと空気入りタイヤの壁とによって遮られ
る。ホイールの回転は、受信状態の不完全をもらたす。
信号は、例えば、受信アンテナの設置場所における信号
消滅及び/又は反射によって、削除抹消される。更に、
信頼性ある信号伝達には、送信装置で発生した無線信号
が直接隣接する対応アンテナで受信されるのみならず、
車両に設置された他の受信アンテナによっても受信され
るだけの高い信号強度が要求される。また、それぞれの
ホイールに対応する完全な受信装置を装備するには多額
の費用がかかる。
【0006】文献DE−C2−3605097号は、車
両、特に飛行機の走行装置における幾組かのホイールに
おいて測定される値の決定のための装置に関するもので
ある。大型飛行機については、ホイールに設置されたセ
ンサーと評価を行う中央演算装置との間を結ぶ接続線の
長さは、30m以上にもなり、従って、その接続線の数
はなるべく少なくしなければならない。圧力信号は、調
節変圧器を介して接続線に入力され、その調節変圧器の
2次側は回転するタイヤ部分に対応し、1次側は隣接す
る静止したタイヤ部分に対応する。予め設定された時間
に、電流が1本の接続線によってのみ供給され、測定信
号がその同じ1本の線によって伝送される。タイヤ圧に
加えて更に所定のホイールのブレーキ温度を伝送するた
めには、温度信号は、その時点では作動状態になってい
ない「誤った」接続線を通して伝送されなければならな
い。この「誤った」接続線を通して温度信号は、マルチ
プレックス装置によってちょうどその時動作状態になっ
たホイールに対応づけられる。この公知のシステムは、
信号を遠隔送信しない。また、幾つかのホイールから受
信され、一つの受信手段に同時に供給された複数の圧力
信号から一つの信号を選択する問題は生じない。
両、特に飛行機の走行装置における幾組かのホイールに
おいて測定される値の決定のための装置に関するもので
ある。大型飛行機については、ホイールに設置されたセ
ンサーと評価を行う中央演算装置との間を結ぶ接続線の
長さは、30m以上にもなり、従って、その接続線の数
はなるべく少なくしなければならない。圧力信号は、調
節変圧器を介して接続線に入力され、その調節変圧器の
2次側は回転するタイヤ部分に対応し、1次側は隣接す
る静止したタイヤ部分に対応する。予め設定された時間
に、電流が1本の接続線によってのみ供給され、測定信
号がその同じ1本の線によって伝送される。タイヤ圧に
加えて更に所定のホイールのブレーキ温度を伝送するた
めには、温度信号は、その時点では作動状態になってい
ない「誤った」接続線を通して伝送されなければならな
い。この「誤った」接続線を通して温度信号は、マルチ
プレックス装置によってちょうどその時動作状態になっ
たホイールに対応づけられる。この公知のシステムは、
信号を遠隔送信しない。また、幾つかのホイールから受
信され、一つの受信手段に同時に供給された複数の圧力
信号から一つの信号を選択する問題は生じない。
【0007】文献DE−A1−4205911号は、空
気入りタイヤを装着した車両ホイールの空気圧モニタリ
ングのための装置を開示している。信号は、遠隔送信方
法によりそれぞれの回転ホイールから、例えば、中央受
信機に送信される。圧力信号は、該当するホイールを示
す特別の識別コードが付加される。受信装置は、メモリ
を有しており、メモリには、それぞれのホイールの識別
コードが記憶される。遠隔送信されて受信された識別コ
ードと、記憶されていた識別コードとの同一性により、
特定のホイールが決定される。マルチプレックス回路に
ついては、公知の受信機との関連では文献中に触れられ
ていない。
気入りタイヤを装着した車両ホイールの空気圧モニタリ
ングのための装置を開示している。信号は、遠隔送信方
法によりそれぞれの回転ホイールから、例えば、中央受
信機に送信される。圧力信号は、該当するホイールを示
す特別の識別コードが付加される。受信装置は、メモリ
を有しており、メモリには、それぞれのホイールの識別
コードが記憶される。遠隔送信されて受信された識別コ
ードと、記憶されていた識別コードとの同一性により、
特定のホイールが決定される。マルチプレックス回路に
ついては、公知の受信機との関連では文献中に触れられ
ていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
のタイプのタイヤ圧モニタリング装置であって、受信機
と、ある無線信号をその無線信号を発信したある特定の
ホイールに高信頼度に対応させる評価装置とから単純に
構成されており、車両の運転者が正しいホイール位置に
対応する測定値や警告について認知することができるタ
イヤ圧モニタリング装置を提供するところにある。
のタイプのタイヤ圧モニタリング装置であって、受信機
と、ある無線信号をその無線信号を発信したある特定の
ホイールに高信頼度に対応させる評価装置とから単純に
構成されており、車両の運転者が正しいホイール位置に
対応する測定値や警告について認知することができるタ
イヤ圧モニタリング装置を提供するところにある。
【0009】また、本発明の目的は、上記タイヤ圧モニ
タリング装置の送信信頼性を、少なくとも4つの受信ア
ンテナによってマルチパス受信することによって可能な
限り高めるところにもある。
タリング装置の送信信頼性を、少なくとも4つの受信ア
ンテナによってマルチパス受信することによって可能な
限り高めるところにもある。
【0010】更に、本発明の目的は、上記タイヤ圧モニ
タリング装置のための単純に構成されたマルチパス受信
機、特に4重受信機又は5重受信機を提供することろに
もある。
タリング装置のための単純に構成されたマルチパス受信
機、特に4重受信機又は5重受信機を提供することろに
もある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、空気入りタイ
ヤを装着した複数のホイールを有する車両のためのタイ
ヤ圧モニタリング装置であり、 −それぞれのホイールにおいてその空気入りタイヤ内の
空気圧、及び、追加的にはタイヤ温度を感知し、前記空
気圧に対応する電気的圧力信号及び該当する場合には前
記タイヤ温度に対応する電気的温度信号を与える信号発
生装置; −対応するそれぞれのホイールに隣接して車両の構造に
固定的に適用されたそれぞれの受信アンテナ(A,B,
C...N); −それぞれのホイールにおいて前記それぞれの受信アン
テナへ遠隔送信するために、少なくとも前記電気的圧力
信号に対応する制御信号と、該当する場合には前記電気
的温度信号に対応する制御信号とからなる無線信号を発
生する送信手段; −前記車両において前記無線信号を評価するための中央
評価手段であって、前記車両の運転者へそれぞれのタイ
ヤの状況に関する情報を与えるための中央評価手段;か
らなるタイヤ圧モニタリング装置であって、 −前記受信アンテナ(A,B,C...N)のすべて
は、前記中央評価装置と結合されている単一の受信手段
と、それぞれ別個の接続線(a,b,c...n)を介
して接続されているものであり; −前記受信手段は、時間間隔ごとに、一つだけの選択さ
れた受信アンテナ又は幾多の選択された受信アンテナを
前記受信手段と接続しているマルチプレクサー回路から
なるものであり; −更に、前記受信手段は、それぞれの特定の無線信号の
電波強度を感知し、そして特定の前記時間間隔の間に受
信された無線信号の電波強度の最大値を与える特定の受
信アンテナを選別するものであり; −かくして中央評価手段は、特定の無線信号を、前記特
定の時間間隔の間に受信された無線信号の電波強度の最
大値を与える前記特定の受信アンテナに隣接して配置さ
れた特定のホイールに対応づけることが可能となるもの
であるタイヤ圧モニタリング装置である。
ヤを装着した複数のホイールを有する車両のためのタイ
ヤ圧モニタリング装置であり、 −それぞれのホイールにおいてその空気入りタイヤ内の
空気圧、及び、追加的にはタイヤ温度を感知し、前記空
気圧に対応する電気的圧力信号及び該当する場合には前
記タイヤ温度に対応する電気的温度信号を与える信号発
生装置; −対応するそれぞれのホイールに隣接して車両の構造に
固定的に適用されたそれぞれの受信アンテナ(A,B,
C...N); −それぞれのホイールにおいて前記それぞれの受信アン
テナへ遠隔送信するために、少なくとも前記電気的圧力
信号に対応する制御信号と、該当する場合には前記電気
的温度信号に対応する制御信号とからなる無線信号を発
生する送信手段; −前記車両において前記無線信号を評価するための中央
評価手段であって、前記車両の運転者へそれぞれのタイ
ヤの状況に関する情報を与えるための中央評価手段;か
らなるタイヤ圧モニタリング装置であって、 −前記受信アンテナ(A,B,C...N)のすべて
は、前記中央評価装置と結合されている単一の受信手段
と、それぞれ別個の接続線(a,b,c...n)を介
して接続されているものであり; −前記受信手段は、時間間隔ごとに、一つだけの選択さ
れた受信アンテナ又は幾多の選択された受信アンテナを
前記受信手段と接続しているマルチプレクサー回路から
なるものであり; −更に、前記受信手段は、それぞれの特定の無線信号の
電波強度を感知し、そして特定の前記時間間隔の間に受
信された無線信号の電波強度の最大値を与える特定の受
信アンテナを選別するものであり; −かくして中央評価手段は、特定の無線信号を、前記特
定の時間間隔の間に受信された無線信号の電波強度の最
大値を与える前記特定の受信アンテナに隣接して配置さ
れた特定のホイールに対応づけることが可能となるもの
であるタイヤ圧モニタリング装置である。
【0012】また、本発明は、上記タイヤ圧モニタリン
グ装置に使用されるマルチパス受信機、特に4重受信手
段又は5重受信手段であり、 −少なくとも各走行ホイールに隣接して車両の構造に固
定的に配置され、各特定のホイールにそれぞれ対応する
複数の受信アンテナ(A,B,C...N)からなり; −前記受信アンテナ(A,B,C...N)のすべて
は、単一の受信手段とそれぞれ別個の接続線(a,b,
c...n)を介して接続されているものであり; −前記受信手段は、時間間隔ごとに、一つだけの選択さ
れた受信アンテナ又は幾多の選択された受信アンテナを
前記受信手段と接続しているマルチプレクサー回路から
なるものであり; −更に、前記受信手段は、それぞれの特定の無線信号の
電波強度を感知し、そして特定の前記時間間隔の間に受
信された無線信号の電波強度の最大値を与える特定の受
信アンテナを選別するものであり; −かくして前記中央評価手段が、特定の無線信号を、前
記特定の時間間隔の間に受信された無線信号の電波強度
の最大値を与える前記特定の受信アンテナに隣接して配
置された特定のホイールに対応づけることを可能とする
ものであるマルチパス受信機である。
グ装置に使用されるマルチパス受信機、特に4重受信手
段又は5重受信手段であり、 −少なくとも各走行ホイールに隣接して車両の構造に固
定的に配置され、各特定のホイールにそれぞれ対応する
複数の受信アンテナ(A,B,C...N)からなり; −前記受信アンテナ(A,B,C...N)のすべて
は、単一の受信手段とそれぞれ別個の接続線(a,b,
c...n)を介して接続されているものであり; −前記受信手段は、時間間隔ごとに、一つだけの選択さ
れた受信アンテナ又は幾多の選択された受信アンテナを
前記受信手段と接続しているマルチプレクサー回路から
なるものであり; −更に、前記受信手段は、それぞれの特定の無線信号の
電波強度を感知し、そして特定の前記時間間隔の間に受
信された無線信号の電波強度の最大値を与える特定の受
信アンテナを選別するものであり; −かくして前記中央評価手段が、特定の無線信号を、前
記特定の時間間隔の間に受信された無線信号の電波強度
の最大値を与える前記特定の受信アンテナに隣接して配
置された特定のホイールに対応づけることを可能とする
ものであるマルチパス受信機である。
【0013】本発明におけるタイヤ圧モニタリング装置
は、車両における受信アンテナの数に無関係にただ一つ
の受信手段を必要とする。4つの走行ホイールを有する
自動車であって、従って、各ホイールに隣接して自動車
の構造に配置された4つの受信アンテナを有する場合で
あっても、ただ一つの受信手段のみ要求される。従っ
て、上述したDE−C2−3930479号文献におけ
る公知のタイヤ圧モニタリング装置と比べて3つの受信
装置を節約することができる。更に、本発明は、マルチ
プレクサー回路によってある無線信号をその無線信号を
送信した特定のホイールに高信頼度で対応づけることを
可能とする。
は、車両における受信アンテナの数に無関係にただ一つ
の受信手段を必要とする。4つの走行ホイールを有する
自動車であって、従って、各ホイールに隣接して自動車
の構造に配置された4つの受信アンテナを有する場合で
あっても、ただ一つの受信手段のみ要求される。従っ
て、上述したDE−C2−3930479号文献におけ
る公知のタイヤ圧モニタリング装置と比べて3つの受信
装置を節約することができる。更に、本発明は、マルチ
プレクサー回路によってある無線信号をその無線信号を
送信した特定のホイールに高信頼度で対応づけることを
可能とする。
【0014】ある無線信号の時間間隔内であって電波強
度の最大値を与える受信アンテナを選別した後に、幾多
の受信アンテナ又は好ましくは全ての受信アンテナを受
信モードに転換して上記無線信号の制御信号を幾多の、
好ましくは全ての受信アンテナによって受信することに
より、送信の高信頼性を確保するマルチパス受信をする
ことができる。幾多の無線信号とひとつの対応するホイ
ール位置との対応づけは、ある特定のホイールの少なく
とも連続する幾つかの無線信号からなるより長い時間に
おいて平均化されることにより、無線信号からそれに続
く無線信号における対応付けの的中信頼性を向上するこ
とができる。
度の最大値を与える受信アンテナを選別した後に、幾多
の受信アンテナ又は好ましくは全ての受信アンテナを受
信モードに転換して上記無線信号の制御信号を幾多の、
好ましくは全ての受信アンテナによって受信することに
より、送信の高信頼性を確保するマルチパス受信をする
ことができる。幾多の無線信号とひとつの対応するホイ
ール位置との対応づけは、ある特定のホイールの少なく
とも連続する幾つかの無線信号からなるより長い時間に
おいて平均化されることにより、無線信号からそれに続
く無線信号における対応付けの的中信頼性を向上するこ
とができる。
【0015】更に、本発明の好ましい実施の形態におい
ては、上記タイヤ圧モニタリング装置の高い送信信頼性
を確保することができる単純に構成されたマルチパス受
信手段を提供することができる。
ては、上記タイヤ圧モニタリング装置の高い送信信頼性
を確保することができる単純に構成されたマルチパス受
信手段を提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下において、本発明のタイヤ圧
モニタリング装置を更に詳細に説明する。本発明は、主
として車両の受信側の手段及び装置に関する。ホイール
側における信号発生装置、送信装置等の送信側の装置に
ついては、公知の装置を使用することができる。このよ
うな送信側の装置は、例えば、文献DE−C2−393
0479号又はDE−C2−4303583号等に記載
のタイヤバルブに設置することができる。
モニタリング装置を更に詳細に説明する。本発明は、主
として車両の受信側の手段及び装置に関する。ホイール
側における信号発生装置、送信装置等の送信側の装置に
ついては、公知の装置を使用することができる。このよ
うな送信側の装置は、例えば、文献DE−C2−393
0479号又はDE−C2−4303583号等に記載
のタイヤバルブに設置することができる。
【0017】また、このような送信側の装置は、文献D
E−C2−3930480号又はDE−C2−4303
591号等に記載の公知の自動車タイヤバルブのバルブ
チューブにねじ込み式に装備するバルブキャップに設置
することができる。更に、このような送信側の装置は、
その他の文献に記載されているように、自動車タイヤの
ホイールリムに固定してもよい。重要なことは、このよ
うな送信側の装置は、自動車の回転ホイールにおいて、
少なくとも、空気入りタイヤの最も重要な実際の状態デ
ータ、ここでは特に実際のタイヤ圧力を示す制御信号
と、所望により、該当する場合には追加的にタイヤ温度
を示す制御信号からなるRF信号形式の無線信号を発生
するということである。
E−C2−3930480号又はDE−C2−4303
591号等に記載の公知の自動車タイヤバルブのバルブ
チューブにねじ込み式に装備するバルブキャップに設置
することができる。更に、このような送信側の装置は、
その他の文献に記載されているように、自動車タイヤの
ホイールリムに固定してもよい。重要なことは、このよ
うな送信側の装置は、自動車の回転ホイールにおいて、
少なくとも、空気入りタイヤの最も重要な実際の状態デ
ータ、ここでは特に実際のタイヤ圧力を示す制御信号
と、所望により、該当する場合には追加的にタイヤ温度
を示す制御信号からなるRF信号形式の無線信号を発生
するということである。
【0018】典型的には、上記無線信号としては、メガ
ヘルツ(MHz)帯域、例えば、200MHz以上、好
ましくは約433MHz又は約900MHzの周波数の
変調RF信号が好適であり、使用可能である。更にま
た、好ましくは、遠隔送信的に送信されるデータは、デ
ジタルデータの形式で存在し、上記デジタルデータに関
する搬送周波数の振幅変調又は周波数変調を可能とす
る。好ましい無線信号は、約60〜80ビットのデジタ
ル形式からなるものである。このような無線信号は、同
調コードすなわち約8〜16ビットの信号、識別コード
すなわち典型的には32ビットの信号、約4〜16ビッ
トの制御信号、及び、チェック数字からなる。典型的に
は、上記タイプの無線信号の送信は、約数マイクロ秒か
ら数ミリ秒の時間がかかる。好ましく使用することがで
きる送信手段としては、約80ビットからなる無線信号
を約5ミリ秒で送信することができるものである。
ヘルツ(MHz)帯域、例えば、200MHz以上、好
ましくは約433MHz又は約900MHzの周波数の
変調RF信号が好適であり、使用可能である。更にま
た、好ましくは、遠隔送信的に送信されるデータは、デ
ジタルデータの形式で存在し、上記デジタルデータに関
する搬送周波数の振幅変調又は周波数変調を可能とす
る。好ましい無線信号は、約60〜80ビットのデジタ
ル形式からなるものである。このような無線信号は、同
調コードすなわち約8〜16ビットの信号、識別コード
すなわち典型的には32ビットの信号、約4〜16ビッ
トの制御信号、及び、チェック数字からなる。典型的に
は、上記タイプの無線信号の送信は、約数マイクロ秒か
ら数ミリ秒の時間がかかる。好ましく使用することがで
きる送信手段としては、約80ビットからなる無線信号
を約5ミリ秒で送信することができるものである。
【0019】一つの受信アンテナは個別の送信手段を有
するそれぞれのホイールに対応する。この受信アンテナ
は、当該ホイールに隣接して自動車の構造、例えば該当
するホイールケース内等に固定的に設置される。この受
信アンテナは、電子的手段による前述のホイールのRF
信号を受信するために、公知の方法で最適化される。受
信された信号の復調及び復号は、受信手段及び評価手段
によって行われる。好ましくは、上記受信手段は、その
感度が約マイナス100〜マイナス120dBであるよ
うに設計されているものである。
するそれぞれのホイールに対応する。この受信アンテナ
は、当該ホイールに隣接して自動車の構造、例えば該当
するホイールケース内等に固定的に設置される。この受
信アンテナは、電子的手段による前述のホイールのRF
信号を受信するために、公知の方法で最適化される。受
信された信号の復調及び復号は、受信手段及び評価手段
によって行われる。好ましくは、上記受信手段は、その
感度が約マイナス100〜マイナス120dBであるよ
うに設計されているものである。
【0020】上記受信手段及び上記評価手段は、自動車
の中央部分に搭載することができる。この受信手段及び
評価手段は、結合して一つの単一ユニットとしてもよ
く、この場合、受信機とともに制御装置又はマイクロプ
ロセッサー形式の評価装置を有しており、上記制御装置
及び/又は上記マイクロプロセッサーは、多数のスイッ
チングデバイス(復号)と論理素子とからなる。更に、
これらのスイッチングデバイスは、マルチプレクサー回
路を含んでいる。このユニットは、例えば、自動車のト
ランクに搭載することができる。信号伝送用の接続線に
よってこのユニットをインストルメントパネル又は車載
コンピューターのインターフェイスに接続する。他の方
法としては、一つの単一受信手段を用意し、これを空間
的に離れたところにある評価装置と接続線によって接続
してもよい。
の中央部分に搭載することができる。この受信手段及び
評価手段は、結合して一つの単一ユニットとしてもよ
く、この場合、受信機とともに制御装置又はマイクロプ
ロセッサー形式の評価装置を有しており、上記制御装置
及び/又は上記マイクロプロセッサーは、多数のスイッ
チングデバイス(復号)と論理素子とからなる。更に、
これらのスイッチングデバイスは、マルチプレクサー回
路を含んでいる。このユニットは、例えば、自動車のト
ランクに搭載することができる。信号伝送用の接続線に
よってこのユニットをインストルメントパネル又は車載
コンピューターのインターフェイスに接続する。他の方
法としては、一つの単一受信手段を用意し、これを空間
的に離れたところにある評価装置と接続線によって接続
してもよい。
【0021】本発明の本質的特徴によれば、すべての受
信アンテナは、ただ一つの単一受信手段に結合される。
個別の接続線が各受信アンテナ(以下、「アンテナ」と
いう)と上記受信手段とを接続する。受信手段又は上記
受信手段を構成する中央ユニットの配置に応じて、これ
らの接続線は異なる長さであってもよく、この場合、接
続線をつうじて伝送される信号は対応して異なる減衰を
生じる。このような場合、測定された電波強度は加算的
に評価して(例えば、マイクロプロセッサーによっ
て)、装置に由来するこのような減衰を補償する。典型
的には、本発明の範囲においては、アンテナから受信手
段までの間に増幅器を設置する必要はない。
信アンテナは、ただ一つの単一受信手段に結合される。
個別の接続線が各受信アンテナ(以下、「アンテナ」と
いう)と上記受信手段とを接続する。受信手段又は上記
受信手段を構成する中央ユニットの配置に応じて、これ
らの接続線は異なる長さであってもよく、この場合、接
続線をつうじて伝送される信号は対応して異なる減衰を
生じる。このような場合、測定された電波強度は加算的
に評価して(例えば、マイクロプロセッサーによっ
て)、装置に由来するこのような減衰を補償する。典型
的には、本発明の範囲においては、アンテナから受信手
段までの間に増幅器を設置する必要はない。
【0022】各接続線には切替え手段が挿入される。典
型的には、1マイクロ秒以下のスイッチング時間が要求
される。従って、好ましい切替え手段は、ダイオード又
はトランジスタからなるものである。それぞれの切替え
手段は、マルチプレクサー回路によって、時間制御マル
チプレックス方式により、ある特定のアンテナを上記受
信手段に接続し(オン状態)又はある特定のアンテナを
上記受信手段から切り離す(オフ状態)。
型的には、1マイクロ秒以下のスイッチング時間が要求
される。従って、好ましい切替え手段は、ダイオード又
はトランジスタからなるものである。それぞれの切替え
手段は、マルチプレクサー回路によって、時間制御マル
チプレックス方式により、ある特定のアンテナを上記受
信手段に接続し(オン状態)又はある特定のアンテナを
上記受信手段から切り離す(オフ状態)。
【0023】マルチプレクサー回路は、当業者に知られ
ており、ここで詳細に説明する必要はない。本発明に特
に好適なマルチプレクサー回路としては、典型的には、
幾多のスイッチと例えばマイクロプロセッサーのような
制御ユニットとを含み、これらの幾多のスイッチを適切
に制御するものである。時間間隔あたりただ一つのスイ
ッチのみをオン状態に維持する通常のマルチプレクサー
回路又はマルチプレックススイッチングボードと異な
り、本発明においては、ある特定の時間間隔の間に幾多
のスイッチ又は全てのスイッチをオン状態に維持するこ
とができるものを好適に使用することができる。
ており、ここで詳細に説明する必要はない。本発明に特
に好適なマルチプレクサー回路としては、典型的には、
幾多のスイッチと例えばマイクロプロセッサーのような
制御ユニットとを含み、これらの幾多のスイッチを適切
に制御するものである。時間間隔あたりただ一つのスイ
ッチのみをオン状態に維持する通常のマルチプレクサー
回路又はマルチプレックススイッチングボードと異な
り、本発明においては、ある特定の時間間隔の間に幾多
のスイッチ又は全てのスイッチをオン状態に維持するこ
とができるものを好適に使用することができる。
【0024】基本的には、各アンテナに与えられる電波
強度を走査し蓄積して、各時間間隔ごとに最大電波強度
を与える一つのアンテナを選別するための方法には幾つ
もの可能性がある。この目的のためには、各アンテナ
は、例えば、次から次へと時間制御マルチプレックス方
法によって制御され、そして各アンテナにおける電波強
度が決定され保存され、互いに比較されて最大電波強度
を与えるアンテナが決定される。この場合、本発明にお
いては、最大電波強度を与えるアンテナの決定方法につ
いては特に限定されない。
強度を走査し蓄積して、各時間間隔ごとに最大電波強度
を与える一つのアンテナを選別するための方法には幾つ
もの可能性がある。この目的のためには、各アンテナ
は、例えば、次から次へと時間制御マルチプレックス方
法によって制御され、そして各アンテナにおける電波強
度が決定され保存され、互いに比較されて最大電波強度
を与えるアンテナが決定される。この場合、本発明にお
いては、最大電波強度を与えるアンテナの決定方法につ
いては特に限定されない。
【0025】好ましくは、二つの異なるアンテナが同時
に一つの和多重ノードに結合される加算方法が適用され
る。この場合、いわゆる「ダイバーシチ受信機」が形成
され、RF信号が二つの異なる場所(アンテナ)で捕捉
される。ホイールの特定という具体的作用に加えて、こ
の方法は、更に、ある特定の送信機がアンテナに対して
不具合に配置された場合(反射による電波の減衰)にも
高い受信信頼性を確保することができる有利性がある。
に一つの和多重ノードに結合される加算方法が適用され
る。この場合、いわゆる「ダイバーシチ受信機」が形成
され、RF信号が二つの異なる場所(アンテナ)で捕捉
される。ホイールの特定という具体的作用に加えて、こ
の方法は、更に、ある特定の送信機がアンテナに対して
不具合に配置された場合(反射による電波の減衰)にも
高い受信信頼性を確保することができる有利性がある。
【0026】この場合、和多重ノードが付加されたマイ
クロプロセッサーを有する適当な評価装置、受信手段及
びマルチプレクサー回路により、以下の作用が実現され
る: −それぞれのアンテナは、時間制御マルチプレックス法
によるマルチプレクサー回路によってそれぞれ特定の受
信アンテナにおいて示される電波強度を次々と走査さ
れ; −もしある特定の受信アンテナにおいて、記録されるに
値する電波強度が示されたなら、この特定の受信アンテ
ナが選択され; −それぞれのデータビットと同期しながら、残りの他の
アンテナのうちの一つと受信手段が接続され; −和多重ノードにおいて、同時に供給された二つの受信
アンテナからのRF出力が加えられ; −電波強度の比較(“A”と(“A+B”))によって
どの受信アンテナ(A又はB)が最大の電波強度を与え
るかが決定され; −次のビット間隔においては、より強い受信アンテナ
(A又はB)が、選択された受信アンテナとしてオン状
態を維持され; −以上の過程は残りの受信アンテナについて繰り返され
て、最大の電波強度を与える特定の受信アンテナが最終
的に選別される。
クロプロセッサーを有する適当な評価装置、受信手段及
びマルチプレクサー回路により、以下の作用が実現され
る: −それぞれのアンテナは、時間制御マルチプレックス法
によるマルチプレクサー回路によってそれぞれ特定の受
信アンテナにおいて示される電波強度を次々と走査さ
れ; −もしある特定の受信アンテナにおいて、記録されるに
値する電波強度が示されたなら、この特定の受信アンテ
ナが選択され; −それぞれのデータビットと同期しながら、残りの他の
アンテナのうちの一つと受信手段が接続され; −和多重ノードにおいて、同時に供給された二つの受信
アンテナからのRF出力が加えられ; −電波強度の比較(“A”と(“A+B”))によって
どの受信アンテナ(A又はB)が最大の電波強度を与え
るかが決定され; −次のビット間隔においては、より強い受信アンテナ
(A又はB)が、選択された受信アンテナとしてオン状
態を維持され; −以上の過程は残りの受信アンテナについて繰り返され
て、最大の電波強度を与える特定の受信アンテナが最終
的に選別される。
【0027】この方法により、受信手段は、各ビット間
隔のあいだにおいて、受信状態が各選択ごとに改善され
るので、データビットの損失なく最大受信信号に接近す
ることが可能となる。ひとたび最強アンテナが決定され
たならば、無線信号の最終ビットに到達するまで、それ
に対応するホイールが更に評価されそして修正される。
好ましくは、各無線信号は、付加的に各ホイールとその
送信手段に対応する特徴的識別コードからなるものであ
り、それによりこの更に行われる評価に付加的に寄与す
ることができる。従って、誤評価の可能性は、無線信号
のビットごとに、また、一つの無線信号からそれに続く
次の無線信号に至るごとに減少する。その結果、非常に
単純な構造で、少数の構成要素により最小限の無線信号
によって、一つの無線信号を該当する「送信ホイール」
に高度の的中信頼性で対応づけることが可能となる。
隔のあいだにおいて、受信状態が各選択ごとに改善され
るので、データビットの損失なく最大受信信号に接近す
ることが可能となる。ひとたび最強アンテナが決定され
たならば、無線信号の最終ビットに到達するまで、それ
に対応するホイールが更に評価されそして修正される。
好ましくは、各無線信号は、付加的に各ホイールとその
送信手段に対応する特徴的識別コードからなるものであ
り、それによりこの更に行われる評価に付加的に寄与す
ることができる。従って、誤評価の可能性は、無線信号
のビットごとに、また、一つの無線信号からそれに続く
次の無線信号に至るごとに減少する。その結果、非常に
単純な構造で、少数の構成要素により最小限の無線信号
によって、一つの無線信号を該当する「送信ホイール」
に高度の的中信頼性で対応づけることが可能となる。
【0028】上述した最大電波強度を与えるアンテナを
選別する方法は、一つの無線信号の全持続時間中に適用
することができる。しかしながら、この選別は、無線信
号の同期信号の持続時間中にのみ実行されることが好ま
しい。このような同期信号は、無線信号の初期相におい
ては、例えば、8〜16ビットとすることができる。こ
の同期信号は、制御信号に関するいかなるデータ情報も
含まない。たとえこの同期信号のうちの何ビットかが選
択過程において喪失したとしても、上記同期信号を評価
することにより正しいホイールの対応づけが可能であ
る。この場合において、制御信号の復号と評価は、無線
信号とホイールとの最終的対応が確定したときに実行さ
れる。
選別する方法は、一つの無線信号の全持続時間中に適用
することができる。しかしながら、この選別は、無線信
号の同期信号の持続時間中にのみ実行されることが好ま
しい。このような同期信号は、無線信号の初期相におい
ては、例えば、8〜16ビットとすることができる。こ
の同期信号は、制御信号に関するいかなるデータ情報も
含まない。たとえこの同期信号のうちの何ビットかが選
択過程において喪失したとしても、上記同期信号を評価
することにより正しいホイールの対応づけが可能であ
る。この場合において、制御信号の復号と評価は、無線
信号とホイールとの最終的対応が確定したときに実行さ
れる。
【0029】本発明の更に有利な実施の形態において
は、ひとたびある特定の無線信号とそれが由来するホイ
ールとの対応づけが最終的に確立されたなら、この無線
信号の後半相において、好ましくは続いて行われるこの
無線信号の残りの部分の復号と評価の期間中に、特に制
御信号の復号と評価の期間中において、全てのアンテナ
が同時に受信手段に接続される。この種の切替え及び制
御モードは、送信信頼性を有意に向上させる。なぜな
ら、ホイールの回転等によって生じる一つのアンテナに
おける信号損失効果は、一つ又はそれ以上の他のアンテ
ナにおけるその同一の無線信号の正常な受信によって補
償されるからである。
は、ひとたびある特定の無線信号とそれが由来するホイ
ールとの対応づけが最終的に確立されたなら、この無線
信号の後半相において、好ましくは続いて行われるこの
無線信号の残りの部分の復号と評価の期間中に、特に制
御信号の復号と評価の期間中において、全てのアンテナ
が同時に受信手段に接続される。この種の切替え及び制
御モードは、送信信頼性を有意に向上させる。なぜな
ら、ホイールの回転等によって生じる一つのアンテナに
おける信号損失効果は、一つ又はそれ以上の他のアンテ
ナにおけるその同一の無線信号の正常な受信によって補
償されるからである。
【0030】従って、本発明の好ましい実施の形態にお
いては、マルチプレクサー回路は、無線信号の受信中に
所定の時間間隔において、同定(最大電波強度のアンテ
ナの選別)及びある特定の無線信号をそれが由来するホ
イールに対応づけるために、ただ一つの単一スイッチ又
は限定された数の、例えば、二つのスイッチを接続状態
(オン状態)にセットし、そして、その後、少なくとも
その同じ無線信号の制御信号が受信されている間、幾多
のスイッチ又は全てのスイッチを、同時に接続状態にセ
ットする。
いては、マルチプレクサー回路は、無線信号の受信中に
所定の時間間隔において、同定(最大電波強度のアンテ
ナの選別)及びある特定の無線信号をそれが由来するホ
イールに対応づけるために、ただ一つの単一スイッチ又
は限定された数の、例えば、二つのスイッチを接続状態
(オン状態)にセットし、そして、その後、少なくとも
その同じ無線信号の制御信号が受信されている間、幾多
のスイッチ又は全てのスイッチを、同時に接続状態にセ
ットする。
【0031】例えば、 −幾多の切替え手段又は全ての切替え手段を無線信号を
受信してしまう以前にオン状態に転換し; −無線信号を受信した後であって特にその同期信号を評
価して最強のRF信号を与えるアンテナが決定されるま
での時間において、連続的に次々とスイッチをオフ状態
に転換し; −しかる後、続いてこの無線信号の制御信号を受け取る
間に、幾多の受信アンテナによってこの制御信号のマル
チパス受信を達成するために幾多のスイッチ又は全ての
スイッチをオン状態に転換するマルチプレクサー回路を
挙げることができる。
受信してしまう以前にオン状態に転換し; −無線信号を受信した後であって特にその同期信号を評
価して最強のRF信号を与えるアンテナが決定されるま
での時間において、連続的に次々とスイッチをオフ状態
に転換し; −しかる後、続いてこの無線信号の制御信号を受け取る
間に、幾多の受信アンテナによってこの制御信号のマル
チパス受信を達成するために幾多のスイッチ又は全ての
スイッチをオン状態に転換するマルチプレクサー回路を
挙げることができる。
【0032】この場合において、接続されているアンテ
ナの数は、同期信号を評価する間であって最大電波強度
のアンテナが決定されるまでの間に連続的に減少する。
ナの数は、同期信号を評価する間であって最大電波強度
のアンテナが決定されるまでの間に連続的に減少する。
【0033】上述のものに替わる他の切替え及び制御モ
ードにおいては、マルチプレクサー回路は、ある特定の
無線信号の同期信号の送信中において、ただ一つの単一
スイッチ又はただ二つのスイッチを次々にオン状態に転
換し、そして上記マルチプレクサー回路は、それに続く
その同じ無線信号の制御信号の送信中において、幾多の
アンテナによるこの制御信号のマルチパス受信を達成す
るために、幾多のスイッチ又は全てのスイッチをオン状
態に転換する。
ードにおいては、マルチプレクサー回路は、ある特定の
無線信号の同期信号の送信中において、ただ一つの単一
スイッチ又はただ二つのスイッチを次々にオン状態に転
換し、そして上記マルチプレクサー回路は、それに続く
その同じ無線信号の制御信号の送信中において、幾多の
アンテナによるこの制御信号のマルチパス受信を達成す
るために、幾多のスイッチ又は全てのスイッチをオン状
態に転換する。
【0034】図1により、本発明の好ましい実施の形態
におけるマルチパス受信機構成体のスイッチングダイヤ
グラムを示す。図1及び以下の例により更に本発明を説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
におけるマルチパス受信機構成体のスイッチングダイヤ
グラムを示す。図1及び以下の例により更に本発明を説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0035】本発明の好ましい実施の形態においては、
受信手段及び評価手段は、例えば、図1に示されている
構成体からなる。4つの走行車輪からなる乗用車の場
合、4つの受信アンテナA(1)、B(2)、C
(3)、N(4)が設けられる。A、B、C、Nの各ア
ンテナから接続線a(5)、b(6)、c(7)、n
(8)が和多重ノードS(13)に至る。それぞれの接
続線a、b、c、n中には、スイッチとして作用するダ
イオード又はスイッチとして作用するトランジスター
(19、20、21、22)が挿入されている。受信手
段及び評価装置は、入力マルチプレクサー回路を装備し
たマイクロコントローラー(18)を有している。
受信手段及び評価手段は、例えば、図1に示されている
構成体からなる。4つの走行車輪からなる乗用車の場
合、4つの受信アンテナA(1)、B(2)、C
(3)、N(4)が設けられる。A、B、C、Nの各ア
ンテナから接続線a(5)、b(6)、c(7)、n
(8)が和多重ノードS(13)に至る。それぞれの接
続線a、b、c、n中には、スイッチとして作用するダ
イオード又はスイッチとして作用するトランジスター
(19、20、21、22)が挿入されている。受信手
段及び評価装置は、入力マルチプレクサー回路を装備し
たマイクロコントローラー(18)を有している。
【0036】上記マイクロコントローラーから幾多の制
御線a′(12)、b′(11)、c′(10)、n′
(9)が対応する接続線a、b、c、nに至り、相当す
るスイッチを制御し、一つ又はそれ以上のスイッチをオ
フ状態又はオン状態に転換する。従って、上記マイクロ
コントローラーは、どのアンテナがある特定の時間間隔
において和多重ノードSに対して切替えられているかを
記録することができる。上記和多重ノードSは、フィル
ター(14)を介して受信器(15)と結合されてい
る。
御線a′(12)、b′(11)、c′(10)、n′
(9)が対応する接続線a、b、c、nに至り、相当す
るスイッチを制御し、一つ又はそれ以上のスイッチをオ
フ状態又はオン状態に転換する。従って、上記マイクロ
コントローラーは、どのアンテナがある特定の時間間隔
において和多重ノードSに対して切替えられているかを
記録することができる。上記和多重ノードSは、フィル
ター(14)を介して受信器(15)と結合されてい
る。
【0037】上記受信器は、無線信号を復調するだけで
なく、ある特定の時間間隔において上記和多重ノードS
に与えられる電波強度を感知する働きをも有する。上記
電波強度は、はじめにアナログ形式で決定されその後ア
ナログ−デジタル変換器(16)によってデジタル強度
信号に変換され、評価のためにマイクロコントローラー
に入力される。対応する復調の後、制御信号もまたデー
タ信号線を通じてマイクロコントローラーに入力され、
そして評価される。
なく、ある特定の時間間隔において上記和多重ノードS
に与えられる電波強度を感知する働きをも有する。上記
電波強度は、はじめにアナログ形式で決定されその後ア
ナログ−デジタル変換器(16)によってデジタル強度
信号に変換され、評価のためにマイクロコントローラー
に入力される。対応する復調の後、制御信号もまたデー
タ信号線を通じてマイクロコントローラーに入力され、
そして評価される。
【0038】
【発明の効果】本発明のタイヤ圧モニタリング装置は、
上述の構成により、単一の受信機と、ある無線信号をそ
の無線信号を発信したある特定のホイールに高信頼度に
対応させる評価装置とから単純に構成されており、車両
の運転者が正しいホイール位置に対応する測定値や警告
について認知することができる。
上述の構成により、単一の受信機と、ある無線信号をそ
の無線信号を発信したある特定のホイールに高信頼度に
対応させる評価装置とから単純に構成されており、車両
の運転者が正しいホイール位置に対応する測定値や警告
について認知することができる。
【0039】また、本発明のタイヤ圧モニタリング装置
は、送信信頼性を、少なくとも4つの受信アンテナによ
ってマルチパス受信することによって可能な限り高める
ことができる。
は、送信信頼性を、少なくとも4つの受信アンテナによ
ってマルチパス受信することによって可能な限り高める
ことができる。
【0040】更に、本発明は、上記タイヤ圧モニタリン
グ装置のための単純に構成されたマルチパス受信機、特
に4重受信機又は5重受信機を提供することができる。
グ装置のための単純に構成されたマルチパス受信機、特
に4重受信機又は5重受信機を提供することができる。
【図1】 本発明のマルチパス受信機構成体のスイッチ
ングダイヤグラムの一例。
ングダイヤグラムの一例。
1.2.3.4.アンテナ 5.アンテナAの接続線a 6.アンテナBの接続線b 7.アンテナCの接続線c 8.アンテナNの接続線n 9.接続線aに対応する制御線a′ 10.接続線bに対応する制御線n′ 11.接続線cに対応する制御線c′ 12.接続線nに対応する制御線n′ 13.和多重ノード 14.フィルター 15.受信機 16.アナログ−デジタル変換器 17.コンパレーター 18.マイクロコントローラー 19.20.21.22.ダイオード
フロントページの続き (71)出願人 596146957 Im Gree 79, CH−8566 El lighausen Switzerla nd (72)発明者 ウィリィ シュミディガー スイス連邦共和国 CH−6343 ブオナス シュロスヴェク 1
Claims (27)
- 【請求項1】 空気入りタイヤを装着した複数のホイー
ルを有する車両のためのタイヤ圧モニタリング装置であ
り、 −それぞれのホイールにおいてその空気入りタイヤ内の
空気圧、及び、追加的にはタイヤ温度を感知し、前記空
気圧に対応する電気的圧力信号及び該当する場合には前
記タイヤ温度に対応する電気的温度信号を与える信号発
生装置; −対応するそれぞれのホイールに隣接して車両の構造に
固定的に適用されたそれぞれの受信アンテナ(A,B,
C...N); −それぞれのホイールにおいて前記それぞれの受信アン
テナへ遠隔送信するために、少なくとも前記電気的圧力
信号に対応する制御信号と、該当する場合には前記電気
的温度信号に対応する制御信号とからなる無線信号を発
生する送信手段; −前記車両において前記無線信号を評価するための中央
評価手段であって、前記車両の運転者へそれぞれのタイ
ヤの状況に関する情報を与えるための中央評価手段;か
らなるタイヤ圧モニタリング装置であって、 −前記受信アンテナ(A,B,C...N)のすべて
は、前記中央評価装置と結合されている単一の受信手段
と、それぞれ別個の接続線(a,b,c...n)を介
して接続されているものであり; −前記受信手段は、時間間隔ごとに、一つだけの選択さ
れた受信アンテナ又は幾多の選択された受信アンテナを
前記受信手段と接続しているマルチプレクサー回路から
なるものであり; −更に、前記受信手段は、それぞれの特定の無線信号の
電波強度を感知し、そして特定の前記時間間隔の間に受
信された無線信号の電波強度の最大値を与える特定の受
信アンテナを選別するものであり; −かくして中央評価手段は、特定の無線信号を、前記特
定の時間間隔の間に受信された無線信号の電波強度の最
大値を与える前記特定の受信アンテナに隣接して配置さ
れた特定のホイールに対応づけることが可能となるもの
であることを特徴とするタイヤ圧モニタリング装置。 - 【請求項2】 前記無線信号は、少なくとも同調信号と
少なくとも制御信号と、そして、追加的には更に識別コ
ード若しくは信号及び/又はチェック数字とからなるデ
ジタル信号により変調されたRF信号であり、前記受信
アンテナ(A,B,C...N)と前記受信手段とは、
前記RF信号を受けとるように設計されたものであり、
前記中央評価装置は、前記デジタル信号を評価すること
ができるように設計されたものである請求項1記載のタ
イヤ圧モニタリング装置。 - 【請求項3】 前記受信手段によって感知された信号強
度の評価及び信号強度の最大値を与える特定の受信アン
テナ(A,B,C...N)の選別は、前記同調信号に
よってなされるものである請求項2記載のタイヤ圧モニ
タリング装置。 - 【請求項4】 それぞれの接続線(a,b,c...
n)にそれぞれの切替え手段が挿入されており、前記切
替え手段は、時間制御マルチプレックス法によって前記
マルチプレクサー回路により駆動されるものである請求
項1記載のタイヤ圧モニタリング装置。 - 【請求項5】 前記マルチプレクサー回路は、無線信号
を受信する所定の時間間隔において、ただ一つの単一切
替え手段又はただ二つの切替え手段をオン状態に維持
し、その後同時に幾多の切替え手段又は全ての切替え手
段をその前記無線信号を受信する間にオン状態に転換し
て維持するものである請求項4記載のタイヤ圧モニタリ
ング装置。 - 【請求項6】 前記マルチプレクサー回路は、 −無線信号を受信してしまう以前に幾多の切替え手段又
は全ての切替え手段をオン状態に転換し、 −無線信号が到達した後であってその同期信号を評価し
て最強のRF信号を与えるアンテナが決定されるまでの
時間において、連続的に次々と切替え手段をオフ状態に
転換し、 −しかる後、続いてその前記無線信号の制御信号を受け
取る間に、幾多の受信アンテナ(A,B,C...N)
によってこの制御信号をマルチパス受信するために幾多
の切替え手段又は全ての切替え手段をオン状態に転換す
る請求項5記載のタイヤ圧モニタリング装置。 - 【請求項7】 前記マルチプレクサー回路は、 −無線信号の同期信号を受信する間であって最強のRF
信号を与えるアンテナが決定されるまでの時間におい
て、次々とただ一つの単一切替え手段又はただ二つの切
替え手段をオン状態に転換し、 −その後、続いてその前記無線信号の制御信号を受け取
る間に、幾多の受信アンテナ(A,B,C...N)に
よってこの制御信号をマルチパス受信するために幾多の
切替え手段又は全ての切替え手段をオン状態に転換する
請求項5記載のタイヤ圧モニタリング装置。 - 【請求項8】 それぞれの切替え手段は、ダイオードか
らなるものである請求項4記載のタイヤ圧モニタリング
装置。 - 【請求項9】 それぞれの切替え手段は、トランジスタ
からなるものである請求項4記載のタイヤ圧モニタリン
グ装置。 - 【請求項10】 それぞれの接続線(a,b,c...
n)は、それぞれの切替え手段の後段において共通の和
多重ノード(S)に結合されている請求項4記載のタイ
ヤ圧モニタリング装置。 - 【請求項11】 和多重ノード(S)において形成され
る信号強度は、受信手段に送られ、前記受信手段におい
て示される信号強度が、アナログ−デジタル変換器によ
ってデジタル強度信号に変換される請求項10記載のタ
イヤ圧モニタリング装置。 - 【請求項12】 前記中央評価装置は、前記受信手段に
至る和多重ノード(S)に加えてマイクロプロセッサー
及びマルチプレクサー回路からなり、以下の機能: −それぞれのアンテナ(A,B,C...N)は、時間
制御マルチプレックス法によるマルチプレクサー回路に
よってそれぞれ特定の受信アンテナ(A,B,C...
N)において示される信号強度を次々と走査され; −もしある特定の受信アンテナにおいて、受信されるに
値する信号強度が示されたなら、この特定の受信アンテ
ナ(例えばA)が選択され; −それぞれのデータビットと同期しながら、残りの他の
アンテナ(A,B,C...又はN)のうちの一つと受
信手段が接続され; −和多重ノード(S)において、同時に供給された二つ
の受信アンテナ(例えばA+B)からのRF出力が加え
られ; −信号強度(“A”と(“A+B”))の比較によって
どの受信アンテナ(A又はB)が最大の信号強度を与え
るかが決定され; −次のビット間隔においては、より強い受信アンテナ
(A又はB)が、選択された受信アンテナとしてオン状
態を維持され; −以上の過程は残りの受信アンテナ(C...N)につ
いて繰り返されて、最大の信号強度を与える特定の受信
アンテナが最終的に選別される機能を発揮するものであ
る請求項1記載のタイヤ圧モニタリング装置。 - 【請求項13】 前記同期信号は、約8〜16ビットか
らなる請求項2記載のタイヤ圧モニタリング装置。 - 【請求項14】 請求項1記載のタイヤ圧モニタリング
装置に使用されるマルチパス受信機であり、 −少なくとも各走行ホイールに隣接して車両の構造に固
定的に配置され、各特定のホイールにそれぞれ対応する
複数の受信アンテナ(A,B,C...N)を有し; −前記受信アンテナ(A,B,C...N)のすべて
は、単一の受信手段とそれぞれ別個の接続線(a,b,
c...n)を介して接続されているものであり; −前記受信手段は、時間間隔ごとに、一つだけの選択さ
れた受信アンテナ又は幾多の選択された受信アンテナを
前記受信手段と接続しているマルチプレクサー回路から
なるものであり; −更に、前記受信手段は、それぞれの特定の無線信号の
電波強度を感知し、そして特定の前記時間間隔の間に受
信された無線信号の電波強度の最大値を与える特定の受
信アンテナを選別するものであり; −かくして前記中央評価手段が、特定の無線信号を、前
記特定の時間間隔の間に受信された無線信号の電波強度
の最大値を与える前記特定の受信アンテナに隣接して配
置された特定のホイールに対応づけることを可能とする
ものであることを特徴とするマルチパス受信機。 - 【請求項15】 無線信号は、少なくとも同調信号と少
なくとも制御信号と、そして、追加的には更に識別コー
ド若しくは信号及び/又はチェック数字とからなるデジ
タル信号により変調されたRF信号であり、受信アンテ
ナ(A,B,C...N)と受信手段とは、前記RF信
号を受けとるように設計されたものであり、中央評価装
置は、前記デジタル信号を評価することができるように
設計されたものである請求項14記載のマルチパス受信
機。 - 【請求項16】 受信手段によって感知された信号強度
の評価及び信号強度の最大値を与える特定の受信アンテ
ナ(A,B,C...N)の選別は、前記同調信号によ
ってなされるものである請求項15記載のマルチパス受
信機。 - 【請求項17】 それぞれの接続線(a,b,c...
n)にそれぞれの切替え手段が挿入されており、前記切
替え手段は、時間制御マルチプレックス法によって前記
マルチプレクサー回路により駆動されるものである請求
項14記載のマルチパス受信機。 - 【請求項18】 前記マルチプレクサー回路は、無線信
号を受信する所定の時間間隔において、ただ一つの単一
切替え手段又はただ二つの切替え手段をオン状態に維持
し、その後同時に幾多の切替え手段又は全ての切替え手
段をその前記無線信号を受信する間にオン状態に転換し
て維持するものである請求項17記載のマルチパス受信
機。 - 【請求項19】 前記マルチプレクサー回路は、 −無線信号を受信してしまう以前に幾多の切替え手段又
は全ての切替え手段をオン状態に転換し; −無線信号が到達した後であってその同期信号を評価し
て最強のRF信号を与えるアンテナが決定されるまでの
時間において、連続的に次々と切替え手段をオフ状態に
転換し; −しかる後、続いてその前記無線信号の制御信号を受け
取る間に、幾多の受信アンテナ(A,B,C...N)
によってこの制御信号をマルチパス受信するために幾多
の切替え手段又は全ての切替え手段をオン状態に転換す
る請求項18記載のマルチパス受信機。 - 【請求項20】 マルチプレクサー回路は、 −無線信号の同期信号を受信する間であって最強のRF
信号を与えるアンテナが決定されるまでの時間におい
て、次々とただ一つの単一切替え手段又はただ二つの切
替え手段をオン状態に転換し、 −その後、続いてその前記無線信号の制御信号を受け取
る間に、幾多の受信アンテナ(A,B,C...N)に
よってこの制御信号をマルチパス受信するために幾多の
切替え手段又は全ての切替え手段をオン状態に転換する
請求項18記載のマルチパス受信機。 - 【請求項21】 それぞれの切替え手段は、ダイオード
からなるものである請求項17記載のマルチパス受信
機。 - 【請求項22】 それぞれの切替え手段は、トランジス
タからなるものである請求項17記載のマルチパス受信
機。 - 【請求項23】 それぞれの接続線(a,b,c...
n)は、それぞれの切替え手段の後段において共通の和
多重ノード(S)に結合されている請求項17記載のマ
ルチパス受信機。 - 【請求項24】 和多重ノード(S)において形成され
る信号強度は、受信手段に送られ、前記受信手段におい
て示される信号強度が、アナログ−デジタル変換器によ
ってデジタル強度信号に変換される請求項23記載のマ
ルチパス受信機。 - 【請求項25】 前記中央評価装置は、前記受信手段に
至る和多重ノード(S)に加えてマイクロプロセッサー
及びマルチプレクサー回路からなり、以下の機能: −それぞれのアンテナ(A,B,C...N)は、時間
制御マルチプレックス法によるマルチプレクサー回路に
よってそれぞれ特定の受信アンテナ(A,B,C...
N)において示される信号強度を次々と走査され; −もしある特定の受信アンテナにおいて、受信されるに
値する信号強度が示されたなら、この特定の受信アンテ
ナ(例えばA)が選択され; −それぞれのデータビットと同期しながら、残りの他の
アンテナ(A,B,C...又はN)のうちの一つと受
信手段が接続され; −和多重ノード(S)において、同時に供給された二つ
の受信アンテナ(例えばA+B)からのRF出力が加え
られ; −信号強度(“A”と(“A+B”))の比較によって
どの受信アンテナ(A又はB)が最大の信号強度を与え
るかが決定され; −次のビット間隔においては、より強い受信アンテナ
(A又はB)が、選択された受信アンテナとしてオン状
態を維持され; −以上の過程は残りの受信アンテナ(C...N)につ
いて繰り返されて、最大の信号強度を与える特定の受信
アンテナが最終的に選別される機能を発揮するものであ
る請求項14記載のマルチパス受信機。 - 【請求項26】 同期信号は、約8〜16ビットからな
る請求項15記載のマルチパス受信機。 - 【請求項27】 受信手段は、4つの受信アンテナ
(A,B,C,...N)からなり、かつ、これらの各
受信アンテナは自動車の一つの走行ホイールに対応する
ものである請求項14記載のマルチパス受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8269186A JPH10104103A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | タイヤ圧モニタリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8269186A JPH10104103A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | タイヤ圧モニタリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10104103A true JPH10104103A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17468887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8269186A Pending JPH10104103A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | タイヤ圧モニタリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH10104103A (ja) |
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1996
- 1996-09-18 JP JP8269186A patent/JPH10104103A/ja active Pending
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070227 |