JPH10101195A - ビールサーバ - Google Patents
ビールサーバInfo
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- JPH10101195A JPH10101195A JP27136196A JP27136196A JPH10101195A JP H10101195 A JPH10101195 A JP H10101195A JP 27136196 A JP27136196 A JP 27136196A JP 27136196 A JP27136196 A JP 27136196A JP H10101195 A JPH10101195 A JP H10101195A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- beer
- tube
- fixed
- valve seat
- tube case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型で安価であり、取扱いが容易であって、
ビールの注ぎ口の方向を容易に変更でき、また、ビール
の性質に応じて泡の発生を容易に調整でるビールサーバ
を提供する。 【解決手段】 ビール貯蔵容器６の口７に着脱自在に固
定する円筒状のチューブケース３と注出パイプ３９と弁
体１６と弁座体１８とを設け、チューブケース３に対し
て回転自在に固定した注出部材４とを備えるとともに、
チューブケース３と注出部材内にビール貯蔵容器６の口
７から注出部材４の弁座体１８に連結する螺旋状のチュ
ーブ２を設けてなるビールサーバ１を構成するものであ
る。
ビールの注ぎ口の方向を容易に変更でき、また、ビール
の性質に応じて泡の発生を容易に調整でるビールサーバ
を提供する。 【解決手段】 ビール貯蔵容器６の口７に着脱自在に固
定する円筒状のチューブケース３と注出パイプ３９と弁
体１６と弁座体１８とを設け、チューブケース３に対し
て回転自在に固定した注出部材４とを備えるとともに、
チューブケース３と注出部材内にビール貯蔵容器６の口
７から注出部材４の弁座体１８に連結する螺旋状のチュ
ーブ２を設けてなるビールサーバ１を構成するものであ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ビールの樽、特
に家庭用生ビールの樽からコップ等にビールを注ぐ際
に、泡の発生を適切に調節でき、誰でもが容易に取り扱
うことができる移動可能なビールサーバに関する。
に家庭用生ビールの樽からコップ等にビールを注ぐ際
に、泡の発生を適切に調節でき、誰でもが容易に取り扱
うことができる移動可能なビールサーバに関する。
【０００２】
【従来の技術】生ビールの樽等のタンクからコップにビ
ールを注ぐ際には、タンク内に炭酸ガスボンベからの炭
酸ガスをタンク内に供給してビールに圧力をかけつつ、
タンクの出口部に設けたサーバのコックを解放し、タン
ク内のビールをコップに注いでいる。この時、タンク内
は２ｋｇ／ｃｍ2 程度の圧力に加圧されており、この圧
力でタンクから出るビールを、急激な圧力減少によって
生じる泡の発生を防止するように、緩やかに径の拡大す
る弁体を通し、あるいは螺旋状の管を通すことにより徐
々に減圧しながら供給するようにしており、特に業務用
のビールサーバにおいては、その間に冷却器内の螺旋状
の管を通すことにより圧力上昇を抑えつつ、且つビール
を飲み頃に冷却してコップに注ぐようにしている。
ールを注ぐ際には、タンク内に炭酸ガスボンベからの炭
酸ガスをタンク内に供給してビールに圧力をかけつつ、
タンクの出口部に設けたサーバのコックを解放し、タン
ク内のビールをコップに注いでいる。この時、タンク内
は２ｋｇ／ｃｍ2 程度の圧力に加圧されており、この圧
力でタンクから出るビールを、急激な圧力減少によって
生じる泡の発生を防止するように、緩やかに径の拡大す
る弁体を通し、あるいは螺旋状の管を通すことにより徐
々に減圧しながら供給するようにしており、特に業務用
のビールサーバにおいては、その間に冷却器内の螺旋状
の管を通すことにより圧力上昇を抑えつつ、且つビール
を飲み頃に冷却してコップに注ぐようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このようなビールのサ
ーバにおいては、泡の発生状態がビール注入の際にきわ
めて重要であり、泡の発生の管理のためには、上記のよ
うに徐々に減圧しつつ供給する必要があり、しかも減圧
の過程でビールが温まると泡の発生量が増加し、ビール
の味も低下するので、その減圧のための時間をあまり長
くとることができない。特に、一般家庭用のような小型
のタンクからコップにビールを注ぐような場合には、上
記のような業務用におけるのもののような冷却器を通し
つつ減圧して注ぐことは設備の小型化の観点からでき
ず、この減圧の管理はきわめて重要なものとなる。
ーバにおいては、泡の発生状態がビール注入の際にきわ
めて重要であり、泡の発生の管理のためには、上記のよ
うに徐々に減圧しつつ供給する必要があり、しかも減圧
の過程でビールが温まると泡の発生量が増加し、ビール
の味も低下するので、その減圧のための時間をあまり長
くとることができない。特に、一般家庭用のような小型
のタンクからコップにビールを注ぐような場合には、上
記のような業務用におけるのもののような冷却器を通し
つつ減圧して注ぐことは設備の小型化の観点からでき
ず、この減圧の管理はきわめて重要なものとなる。
【０００４】一般家庭用のビールサーバとして、予め冷
蔵庫で冷却されたビールのタンクにビールサーバを取り
付け、泡の発生の適度なビールをコップに容易に注ぐこ
とができるビールサーバができることは、樽生ビールを
家庭で気軽に飲用することが可能となり、消費者の要望
に答えることができるとともに、生ビールのより一層の
消費拡大につながる。さらに、業務用としても、たとえ
ばビヤホール等において、テーブルに冷えたビール樽を
置き、それに小型のビールサーバを取り付け、飲用する
顧客が自分でコップに必要量だけ入れて飲むことは、顧
客自身の楽しみ方として、また店舗におけるビールの管
理の容易性、及び人件費の節約の観点から、新しいビー
ルの飲み方として期待されている。そのため、小型で安
価であり、しかも容易に適度な泡の発生状態でビールを
注ぐことができ、一箇所に設置してあるタンクから希望
の方向に容易に方向を変えてコップにビールを注ぐこと
ができるようににしたビールサーバの開発が望まれてい
る。
蔵庫で冷却されたビールのタンクにビールサーバを取り
付け、泡の発生の適度なビールをコップに容易に注ぐこ
とができるビールサーバができることは、樽生ビールを
家庭で気軽に飲用することが可能となり、消費者の要望
に答えることができるとともに、生ビールのより一層の
消費拡大につながる。さらに、業務用としても、たとえ
ばビヤホール等において、テーブルに冷えたビール樽を
置き、それに小型のビールサーバを取り付け、飲用する
顧客が自分でコップに必要量だけ入れて飲むことは、顧
客自身の楽しみ方として、また店舗におけるビールの管
理の容易性、及び人件費の節約の観点から、新しいビー
ルの飲み方として期待されている。そのため、小型で安
価であり、しかも容易に適度な泡の発生状態でビールを
注ぐことができ、一箇所に設置してあるタンクから希望
の方向に容易に方向を変えてコップにビールを注ぐこと
ができるようににしたビールサーバの開発が望まれてい
る。
【０００５】さらに、近年、ビールの嗜好の多様性から
多くの個性ある地ビールがつくられており、これらの地
ビールは、その成分の相違等により泡の発生状態が異な
るほか、最も好ましい泡の大きさ及び泡の量も各ビール
毎に異なっている。そのため、ビールサーバが、特定の
ビールにとって最高の状態に設定して製作され、それが
調整できないものであるときには、各地ビール毎にビー
ルサーバを替える必要を生じる。しかし、ビールの種類
毎にビールサーバを替えることはビールの種類毎にビー
ルサーバを製作して家庭等に保存しておく必要があり、
そのようなことはビールサーバの保存管理が面倒であ
り、かつ、ビールサーバが多種小量生産とならざるをえ
ず、高価なものとなる。
多くの個性ある地ビールがつくられており、これらの地
ビールは、その成分の相違等により泡の発生状態が異な
るほか、最も好ましい泡の大きさ及び泡の量も各ビール
毎に異なっている。そのため、ビールサーバが、特定の
ビールにとって最高の状態に設定して製作され、それが
調整できないものであるときには、各地ビール毎にビー
ルサーバを替える必要を生じる。しかし、ビールの種類
毎にビールサーバを替えることはビールの種類毎にビー
ルサーバを製作して家庭等に保存しておく必要があり、
そのようなことはビールサーバの保存管理が面倒であ
り、かつ、ビールサーバが多種小量生産とならざるをえ
ず、高価なものとなる。
【０００６】したがって、本発明は、小型で安価であ
り、取扱いが容易であって、ビールの注ぎ口の方向を容
易に変更でき、また、ビールの性質に応じて泡の発生を
容易に調整でるビールサーバを提供することを課題とす
る。
り、取扱いが容易であって、ビールの注ぎ口の方向を容
易に変更でき、また、ビールの性質に応じて泡の発生を
容易に調整でるビールサーバを提供することを課題とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、ビール貯蔵容器の口に着脱自在に固定する
円筒状のチューブケースと注出パイプと弁体と弁座体と
を設け、チューブケースに対して回転自在に固定した注
出部材とを備えるとともに、チューブケースと注出部材
内にビール貯蔵容器の口から注出部材の弁座体に連結す
る螺旋状のチューブを設けてなるビールサーバを構成す
るものである。
決するため、ビール貯蔵容器の口に着脱自在に固定する
円筒状のチューブケースと注出パイプと弁体と弁座体と
を設け、チューブケースに対して回転自在に固定した注
出部材とを備えるとともに、チューブケースと注出部材
内にビール貯蔵容器の口から注出部材の弁座体に連結す
る螺旋状のチューブを設けてなるビールサーバを構成す
るものである。
【０００８】本発明は上記のように構成したので、注出
部材を固定したチューブケースをビール貯蔵容器の口に
固定し、弁体を開放すると、ビール貯蔵容器内のビール
は、その圧力によりチューブケース内にコンパクトに収
納された螺旋状のチューブを通ることにより徐々に減圧
され、弁体の開度に対応した量のビールが注出パイプか
ら注出され、コップに注出される。ビールを注出する位
置を変更したいときには、チューブケースに対して回動
自在に固定されている注出部材を回転すると、注出パイ
プは弁体と共に任意の位置に回転され、その位置でコッ
プへのビールの注出が行われる。また、螺旋状のチュー
ブの巻き数や巻き径を調整することにより、ビールの質
による泡の量や大きさを調整することが容易にできる。
部材を固定したチューブケースをビール貯蔵容器の口に
固定し、弁体を開放すると、ビール貯蔵容器内のビール
は、その圧力によりチューブケース内にコンパクトに収
納された螺旋状のチューブを通ることにより徐々に減圧
され、弁体の開度に対応した量のビールが注出パイプか
ら注出され、コップに注出される。ビールを注出する位
置を変更したいときには、チューブケースに対して回動
自在に固定されている注出部材を回転すると、注出パイ
プは弁体と共に任意の位置に回転され、その位置でコッ
プへのビールの注出が行われる。また、螺旋状のチュー
ブの巻き数や巻き径を調整することにより、ビールの質
による泡の量や大きさを調整することが容易にできる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に沿って説
明する。図１ないし図３に示すように、本発明によるビ
ールサーバ１は、主として、内部に螺旋状チューブ２を
収納した円筒状のチューブケース３と、このチューブケ
ース３の上部に、後述するように回転自在に固定した注
出部材４とから構成されている。チューブケース３の下
端内周にはねじ５が形成され、ビールの入った容器６の
口７にねじが形成されている場合には、そのねじに螺合
可能となっている。
明する。図１ないし図３に示すように、本発明によるビ
ールサーバ１は、主として、内部に螺旋状チューブ２を
収納した円筒状のチューブケース３と、このチューブケ
ース３の上部に、後述するように回転自在に固定した注
出部材４とから構成されている。チューブケース３の下
端内周にはねじ５が形成され、ビールの入った容器６の
口７にねじが形成されている場合には、そのねじに螺合
可能となっている。
【００１０】チューブケース３の下端内周には、チュー
ブ固定具１０が回転可能に嵌合されており、チューブ固
定具１０の外周に設けたねじ穴１１には、チューブケー
ス３の下端に設けた孔１２内にねじ１３を挿入してねじ
止め可能となっている。チューブ固定具１０の中心には
貫通孔１４を設け、螺旋状チューブ２の下端部を嵌合し
固定具１５で固定している。それにより、ねじ１３を取
り外し、チューブ固定具１０の下端をもって回すと、チ
ューブ固定具１０と共に弾性体からなる螺旋状チューブ
２は回転される。
ブ固定具１０が回転可能に嵌合されており、チューブ固
定具１０の外周に設けたねじ穴１１には、チューブケー
ス３の下端に設けた孔１２内にねじ１３を挿入してねじ
止め可能となっている。チューブ固定具１０の中心には
貫通孔１４を設け、螺旋状チューブ２の下端部を嵌合し
固定具１５で固定している。それにより、ねじ１３を取
り外し、チューブ固定具１０の下端をもって回すと、チ
ューブ固定具１０と共に弾性体からなる螺旋状チューブ
２は回転される。
【００１１】チューブケース３の上端内周には、上部中
央に円錘形のニードル弁体１６が当接する弁座１７を備
えた弁座体１８の下方部分が嵌合し、ねじ２０により固
定されている。弁座体１８の中心部には貫通孔２１を形
成しており、螺旋状チューブ２の上端部を嵌合し固定具
２２により固定している。弁座体１８の上部は、注出部
材４がＯリング２３によりシールされつつ回転自在に遊
嵌している。弁座体１８の上部の外周には環状溝２４を
設けており、この環状溝２４に対向して注出部材４にね
じ穴２５を備えている。環状溝２４からボール２６が挿
入されると共に、その後、この環状溝２４に、先端部に
凹部を備えたボールガイドねじ２７をねじ込み、ボール
２６をこの位置に回転自在に保持している。
央に円錘形のニードル弁体１６が当接する弁座１７を備
えた弁座体１８の下方部分が嵌合し、ねじ２０により固
定されている。弁座体１８の中心部には貫通孔２１を形
成しており、螺旋状チューブ２の上端部を嵌合し固定具
２２により固定している。弁座体１８の上部は、注出部
材４がＯリング２３によりシールされつつ回転自在に遊
嵌している。弁座体１８の上部の外周には環状溝２４を
設けており、この環状溝２４に対向して注出部材４にね
じ穴２５を備えている。環状溝２４からボール２６が挿
入されると共に、その後、この環状溝２４に、先端部に
凹部を備えたボールガイドねじ２７をねじ込み、ボール
２６をこの位置に回転自在に保持している。
【００１２】ニードル弁体１６はロッド２８を備えてお
り、ロッド２８は、注出部材４の上部に設けた貫通孔３
０において、シールパッキン３１を介して貫通してお
り、注出部材４から突出したロッド２８の上端部は、ピ
ン３２によりレバー３３の端部に設けた長円孔４０によ
り上下のゆとりをもって回動自在に連結されている。レ
バー３３の注出部材４との当接部３４には突起３５を設
けており、突起３５と注出部材４の上面３７とが当接し
ている。ニードル弁体１６の裏面とシールパッキン３１
との間にスプリング３６が縮設されている。スプリング
３６の力によって、ニードル弁体１６と弁座１７の間に
装着されたＯリング４１が弁座１７を押圧して弁の閉止
作用を妨げない。また、レバー３３の先端には、前記突
起３５による受け部と直角な面をなす立設面３８を形成
している。
り、ロッド２８は、注出部材４の上部に設けた貫通孔３
０において、シールパッキン３１を介して貫通してお
り、注出部材４から突出したロッド２８の上端部は、ピ
ン３２によりレバー３３の端部に設けた長円孔４０によ
り上下のゆとりをもって回動自在に連結されている。レ
バー３３の注出部材４との当接部３４には突起３５を設
けており、突起３５と注出部材４の上面３７とが当接し
ている。ニードル弁体１６の裏面とシールパッキン３１
との間にスプリング３６が縮設されている。スプリング
３６の力によって、ニードル弁体１６と弁座１７の間に
装着されたＯリング４１が弁座１７を押圧して弁の閉止
作用を妨げない。また、レバー３３の先端には、前記突
起３５による受け部と直角な面をなす立設面３８を形成
している。
【００１３】それにより、図１に示すレバー位置では、
スプリング３６によりニードル弁体１６は弁座１７と当
接しており、レバー３３の端部４２を手により回動する
と、突起３５を支点としてピン３２の位置が上昇し、そ
れによりロッド２８が上昇してニードル弁体１６がレバ
ー３３の回動量に対応して弁座１７から離れ、任意の開
度となり、７℃程度に冷やした容器６からのビールは、
螺旋状チューブ２を通り所定の減圧が行われ、且つ螺旋
状チューブ２はチューブケース内において外気と断熱さ
れているので、減圧中に温度が上昇することなく、所定
の泡の量及び所定の泡の大きさで弁の開口を介して注出
パイプ３９からコップに注がれる。レバー３３の端部４
２を上方に回動し、レバー３３端部の立設面３８が注出
部材４の上面と当接すると、レバー３３はこの状態で立
設し、レバー３３から手を離してもレバー３３は垂直に
立設する。この状態では、レバー３３から手を離した状
態で、弁体の最大開度でビールはコップに注がれる。こ
れは、連続して注出する時便利なだけでなく、使用後、
注出パイプ内を洗浄する時、必要である。
スプリング３６によりニードル弁体１６は弁座１７と当
接しており、レバー３３の端部４２を手により回動する
と、突起３５を支点としてピン３２の位置が上昇し、そ
れによりロッド２８が上昇してニードル弁体１６がレバ
ー３３の回動量に対応して弁座１７から離れ、任意の開
度となり、７℃程度に冷やした容器６からのビールは、
螺旋状チューブ２を通り所定の減圧が行われ、且つ螺旋
状チューブ２はチューブケース内において外気と断熱さ
れているので、減圧中に温度が上昇することなく、所定
の泡の量及び所定の泡の大きさで弁の開口を介して注出
パイプ３９からコップに注がれる。レバー３３の端部４
２を上方に回動し、レバー３３端部の立設面３８が注出
部材４の上面と当接すると、レバー３３はこの状態で立
設し、レバー３３から手を離してもレバー３３は垂直に
立設する。この状態では、レバー３３から手を離した状
態で、弁体の最大開度でビールはコップに注がれる。こ
れは、連続して注出する時便利なだけでなく、使用後、
注出パイプ内を洗浄する時、必要である。
【００１４】ビールを注ぐ位置を変えたいときには、容
器６を固定したままでも、注出部材４を回転すると、注
出部材４と弁座体１８との間に介設したボール２６にガ
イドされて容易に回転し、注出パイプ３９が任意の方向
に回転され、同時にレバー３３も回転するので、任意の
位置で容易にビールを注ぐことができる。
器６を固定したままでも、注出部材４を回転すると、注
出部材４と弁座体１８との間に介設したボール２６にガ
イドされて容易に回転し、注出パイプ３９が任意の方向
に回転され、同時にレバー３３も回転するので、任意の
位置で容易にビールを注ぐことができる。
【００１５】一方、地ビールような各種の性状のビール
を、最適の泡の量と最適な泡の大きさで注ぐためには、
ビールの注出中における減圧度合いが極めて重要である
が、その減圧度合いは、螺旋状チューブ２の巻き数及び
巻き径を調節することにより任意に調節することができ
る。そのため、このビールサーバを使用する容器内のビ
ールの性状に合わせて減圧状態を設定するには、予めね
じ１３を外し、チューブ固定具１０の下端をもって回す
と、チューブ固定具１０と共に弾性体からなる螺旋状チ
ューブ２は回転されるので、螺旋を更に巻き込み方向に
回転するとこの螺旋の数は増加し、しかも螺旋の径は小
さくなる。このような状態では、泡の量を少なくする作
用が強くなる。逆に螺旋を解除する方向に回転すると、
この螺旋の数が減少し、しかも螺旋の径は大きくなる。
このような状態では減圧度合いが少ないので、泡の量も
多くなる。このように予め注出するビールの性状に合わ
せて螺旋の任意の調整をし、その位置でねじ１３を固定
してチューブ固定具の回転を止め、このビールサーバを
容器に固定する事により、各種のビールに適合する減圧
度のビールサーバとすることができる。
を、最適の泡の量と最適な泡の大きさで注ぐためには、
ビールの注出中における減圧度合いが極めて重要である
が、その減圧度合いは、螺旋状チューブ２の巻き数及び
巻き径を調節することにより任意に調節することができ
る。そのため、このビールサーバを使用する容器内のビ
ールの性状に合わせて減圧状態を設定するには、予めね
じ１３を外し、チューブ固定具１０の下端をもって回す
と、チューブ固定具１０と共に弾性体からなる螺旋状チ
ューブ２は回転されるので、螺旋を更に巻き込み方向に
回転するとこの螺旋の数は増加し、しかも螺旋の径は小
さくなる。このような状態では、泡の量を少なくする作
用が強くなる。逆に螺旋を解除する方向に回転すると、
この螺旋の数が減少し、しかも螺旋の径は大きくなる。
このような状態では減圧度合いが少ないので、泡の量も
多くなる。このように予め注出するビールの性状に合わ
せて螺旋の任意の調整をし、その位置でねじ１３を固定
してチューブ固定具の回転を止め、このビールサーバを
容器に固定する事により、各種のビールに適合する減圧
度のビールサーバとすることができる。
【００１６】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したので、
減圧装置としての螺旋状チューブがチューブカバーにコ
ンパクトに収納され、小型で安価なビールサーバとする
ことができ、しかも取扱いが容易であり、更にビールの
注ぎ口の方向を容易に変更でき、かつ、螺旋状チューブ
の調整によりビールの性質に応たて泡の発生の調整を容
易に行うことが可能となる。
減圧装置としての螺旋状チューブがチューブカバーにコ
ンパクトに収納され、小型で安価なビールサーバとする
ことができ、しかも取扱いが容易であり、更にビールの
注ぎ口の方向を容易に変更でき、かつ、螺旋状チューブ
の調整によりビールの性質に応たて泡の発生の調整を容
易に行うことが可能となる。
【図１】本発明の実施例を示すビールサーバの断面図で
ある。
ある。
【図２】同側面図である。
【図３】同平面図である。
１ ビールサーバ ２ 螺旋状チューブ ３ チューブケース ４ 注出部材 ６ ビール貯蔵容器 ７ 口 １０ チューブ固定具 １３ ねじ １４ 貫通孔 １５ 固定具 １６ ニードル弁体 １７ 弁座 １８ 弁座体 ２０ ねじ ２２ 固定具 ２３ Ｏリング ２４ 環状溝 ２６ ボール ２７ ボールガイドねじ ２８ ロッド ３０ 貫通孔 ３３ レバー ３４ 突起 ３６ スプリング ３８ 立設面 ３９ 注出パイプ
Claims (5)
- 【請求項１】 ビール貯蔵容器の口に着脱自在に固定す
る円筒状のチューブケースと注出パイプと弁体と弁座体
とを設け、チューブケースに対して回転自在に固定した
注出部材とを備えるとともに、チューブケースと注出部
材内にビール貯蔵容器の口から注出部材の弁座体に連結
する螺旋状のチューブを設けたことを特徴とするビール
サーバ。 - 【請求項２】 螺旋状のチューブが弾性チューブである
請求項１記載のビールサーバ。 - 【請求項３】 チューブケースの容器への取り付け側端
部に弾性チューブを固定するチューブ固定具を回転自在
に収納し、固定部材によりチューブケースの任意の位置
に固定自在としてなる請求項１又は請求項２記載のビー
ルサーバ。 - 【請求項４】 弁体作動用レバーは、任意の位置に手動
により操作可能な第１の部分と、最大開度でレバーを直
立させる第２の部分とを備えている請求項１乃至請求項
３のいずれかに記載のビールサーバ。 - 【請求項５】 チューブケースの注出部材固定側端部
に、弾性チューブを固定すると共に注出部材に回転自在
に嵌合する弁座体を固定し、弁座体外周に設けた環状溝
に注出部材抜け出し防止兼回転ガイド用ボールを嵌合し
てなる請求項１乃至請求項４のいずれかに記載のビール
サーバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27136196A JPH10101195A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | ビールサーバ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27136196A JPH10101195A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | ビールサーバ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10101195A true JPH10101195A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17499008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27136196A Withdrawn JPH10101195A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | ビールサーバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10101195A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007001643A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Shibuya Machinery Co Ltd | 充填バルブ |
-
1996
- 1996-09-24 JP JP27136196A patent/JPH10101195A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007001643A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Shibuya Machinery Co Ltd | 充填バルブ |
| JP4687275B2 (ja) * | 2005-06-27 | 2011-05-25 | シブヤマシナリー株式会社 | 充填バルブ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |