JPH0984525A - カチューシャ型冷凍菓子 - Google Patents

カチューシャ型冷凍菓子

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JPH0984525A
JPH0984525A JP7244586A JP24458695A JPH0984525A JP H0984525 A JPH0984525 A JP H0984525A JP 7244586 A JP7244586 A JP 7244586A JP 24458695 A JP24458695 A JP 24458695A JP H0984525 A JPH0984525 A JP H0984525A
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JP
Japan
Prior art keywords
headband
container
bag
mold
cachucha
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Pending
Application number
JP7244586A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kimura
謙志 木村
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Confectionery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 夏季や熱暑において、人々に涼をあたえるた
め、簡易氷嚢と冷凍菓子の機能を兼ね備えたカチューシ
ャ型冷凍菓子を提供する。 【構成】 合成樹脂を加工して製造したカチューシャ型
容器1の吸い口2から、冷凍用の菓子3を充填装置を用
いて注入し、その先端を熱プレス噐で加熱圧着して密封
した後、袋4に詰めて冷凍保存した、カチューシャ型冷
凍菓子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、簡易氷嚢としても利用
できる冷凍菓子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷凍菓子には、合成樹脂の密封容
器に入った氷菓子のように、凍った菓子を容器の外側か
ら手で暖めたり、噛って崩したりなどして、中の菓子を
融かして食べる方法をもつ物があり、それらは頭部にあ
てて簡易氷嚢として利用することもできた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来それらの冷凍菓子
を簡易氷嚢として利用する際、容器の形状のせいで、頭
部との接触面積が狭く限定されていたり、又、落ちない
ように手で支えておかなければならなかったりといった
欠点があった。本発明はこれらの欠点を同時になくすた
めのものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】合成樹脂を馬蹄形様に加
工して製造したカチューシャ型容器1の吸い口2から、
冷凍用の菓子3を充填装置を用いて注入し、その先端を
熱プレス噐で加熱圧着し密封した後、これを袋4の中に
詰めて冷凍保存し、カチューシャ型冷凍菓子を完成す
る。
【0005】これらの工程中、必要に応じて無菌処理や
殺菌を行う。
【0006】本発明に使用するカチューシャ型容器1の
素材は、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレ
ン)、PVC(塩化ビニール樹脂),EVOH,HDP
E,PVDC、及び、各種の熱可塑性合成樹脂が適して
いるが、これと共通の性質をもつ、合成樹脂、複合材料
や、その他の材料を用いてもよい。
【0007】これらの材料から、次に示す(イ)(ロ)
(ハ)(ニ)の方法で、カチューシャ型容器1を製造す
る。 (イ) カチューシャ型容器1用の二つで一組となった
雌型の金型をつくり、これを加熱したものに、塩化ビニ
ール樹脂や各種の熱可塑性合成樹脂のペーストレンジを
入れ、隙間なく充満させ樹脂を金型の内面に付着させ
る。あるいは、溶けた樹脂のはいった大きな容器の中
で、この熱した金型を合わせ両端を塞いで取り出す。次
ぎに金型の、吸い口2となる部分の一方から気体や液体
を注入しつつ、余分な樹脂をもう一方の吸い口2より吸
引し金型から排出させて、内面に膜状に樹脂を硬化させ
る。金型が冷えてからこの作業を繰り返すと厚さが増
し、それが十分になったとき形成品を型から取り外す。
すなわち、型の内面にゾルを入れ、その面にゾルを付着
させ、溶融、ゲル化後、型から取り外すというスラッシ
ュ加工法に基づく方法である。 (ロ) カチューシャ型容器1用の二つで一組となっ
た、雌型や雄型の、あるいは両方の、金型を利用して、
シート形成法である真空形成法、プラグアシスト形成
法、圧空形成法、雄雌型形成法、等により二つに分かれ
た部品をつくり、この二つを合わせて接触部を加熱圧着
した後、輪郭から切り抜きカチューシャ型容器1を形成
する。 (ハ) ブロー形成法として、ダイレクトブロー形成
法、インジェクションブロー形成法、延伸ブロー形成
法、多層ブロー形成法、等が利用できる。この際、パリ
ソンをカチューシャ型容器1用の二つで一組となった雌
型の金型の、中央部の間に押出し金型を閉じてパリソン
の下部をピンチオフし、さらに押出部よりブローした後
この部分を閉じ、又、この時同時に両端の吸い口2部分
から吸引を行ってもよい。或いは、金型を閉じる時パリ
ソンの上下部を共にピンチオフした後、両端の吸い口2
部分から同時に吸引を行ってもよい。その他にも、金型
の両端の吸い口2部分それぞれから斜めにパリソンを押
出し、金型を閉じて端をピンチオフした後、両端の吸い
口2部分それぞれより同時にブローする方法や、射出形
成法によって、二つの、湾曲した試験管状の有底パリソ
ンを形成した後に、これらを半溶融状態に保ち、この二
つのパリソンの開口部を、金型の両端の吸い口2部分そ
れぞれに向けて金型に入れてから、両端の吸い口2部分
それぞれより同時にブローする方法、金型の一端の吸い
口2部分から斜めにパリソンを押出し、金型を閉じて端
をピンチオフした後、この吸い口2部分よりブローし又
はこれと同時に他端の吸い口2部分より吸引する方法、
射出形成法によって、単一の、湾曲した試験管状の有底
パリソンを形成した後に、これを半溶融状態に保ち、こ
のパリソンの開口部を、金型の一端の吸い口2部分に向
けて金型に入れてから、この吸い口2部分よりブローし
又はこれと同時に他端の吸い口2部分より吸引する方
法、湾曲した管状の無底パリソンを形成した後に、これ
を半溶融状態に保ち、このパリソンの両開口部を、金型
の両端の吸い口2部分に向けて金型に入れてから、両端
の吸い口2部分より同時にブローする方法、等がある。 (ニ) 射出形成法として、プランジャー式射出形成
法、インラインスクリュ式射出形成法、シート形成法と
して、Cuspation Dilation法、エア
スリップ法、スナップバック法、エアクッション法、等
が利用できる。
【0008】本発明に使用する冷凍用の菓子3には、シ
ロップを加えて凍らせた多数の小さな丸い氷の粒、かき
氷、アイスキャンディーやシャーベットの溶液、アイス
クリーム及びシェイク、ミルク、炭酸飲料、各種のジユ
ース、ヨーグルト、プリンやゼリーや水羊羹の溶液等が
あり、又、これらの菓子以外にも、アルコール飲料等、
その他の充填可能な飲み物や食べ物も使用してよい。
又、必要に応じてこれらには無菌処理や、殺菌、防腐剤
添加を行う。
【0009】本発明において、冷凍用の菓子3をカチュ
ーシャ型容器1へ充填装置で注入する際は、頭部に装着
しても十分な保持力をもつカチューシャ型の形状となる
ように、量と圧力を調節し、又この形状を維持したまま
熱プレス噐等で密封を行う。
【0010】本発明のカチューシャ型冷凍菓子は、カチ
ューシャ型容器1を人体の頭部に装着した後に飲食用の
ものとしても使用するため、衛生面を考慮し、製造の過
程において一つずつ袋詰めするが、この袋4は頭部への
装着を妨げぬよう、カチューシャ型容器1とほぼ同様な
大きさのものを用いる。
【0011】この袋4は、従来からある通常の合成樹脂
製の袋や、又保冷性と防湿性を高めるためアルミ蒸着フ
ィルムを用いてもよい。
【0012】又、袋4として長さを延長したものを使用
し、中にカチューシャ型容器1を詰めた後、袋の両端を
数十センチずつ内向きに折り返し、多数の接着部5を接
着して、本発明の使用時にこれをはがして鉢巻きの様な
方法で頭部に装着できるようにしてもよい。
【0013】又、装着したときに頭部が冷え過ぎるのを
防ぐため、カチューシャ型容器1と頭部との接触面に、
この面と同様な形をした、厚紙、スポンジ、発砲スチロ
ール、合成樹脂等の断熱材6を添えて袋詰めしてもよ
い。あるいは袋詰めした上から、滑り止めの役目も兼ね
て、これら断熱材6を貼り付けてもよい。
【0014】又、長さ数十センチの二本のリボン7を用
意し、カチューシャ型容器1の両端近くには、くびれた
部分8を設け、袋詰めした上からこの部分に、それぞれ
リボン7を結び付けて、鉢巻きの様な方法で頭部に装着
できるようにしてもよい。この他にも両端をゴム紐やゴ
ム管などの弾性体で結び繋いで、へアーバンドの様な方
法で頭部に装着できるようにしてもよい。
【0015】
【作用】このカチューシャ型冷凍菓子は、容器の中の冷
凍菓子を飲食するまえに、袋4に詰めたままで、髪どめ
用のカチューシャの様に頭部をはさんで装着したり、あ
るいは鉢巻やヘアーバンドのように装着して、簡易氷嚢
として利用できる。
【0016】
【実施例】(イ)(ロ)(ハ)(ニ)の方法で合成樹脂
製のカチューシャ型容器1を製造し、その吸い口2から
冷凍用の菓子3を充填装置で注入し、先端を熱プレス噐
で密封し図1の状態にする。これを図4の様にアルミ蒸
着フィルムの袋4に詰め、袋の両端を数十センチずつ折
り返し、多数の接着部5を接着し冷凍保存する。この袋
4の接着部5をはがすと鉢巻きの要領で頭部に装着でき
る。又図5に示す断熱材6を、袋の上から貼り付けて、
頭部の冷え過ぎを防いでもよい。
【0017】図6の実施例では、リボン7を用意し、カ
チューシャ型容器1の両端近くにくびれた部分8を設
け、袋詰めした上からこの部分に、それぞれ数十センチ
のリボン7を結びつけ、鉢巻きの様な方法で頭部に装着
できるようにしている。
【0018】図7に示す実施例は、湾曲した縦断面を成
すカチューシャ型容器1であり、装着時に両端を開きや
すくかつ容器を破れにくくしている。又、この様な湾曲
した縦断面を、内側や外側に、一つから数個の窪んだ部
分として設けてもよい。
【0019】図8に示す実施例では、カチューシャ型容
器1にくびれた部分8を設け、装着時に両端を開きやす
くかつ容器を破れにくくしている。又このくびれた部分
8は内部を仕切ったり、設ける数を変更したり、蛇腹状
に加工したりしてもよい。
【0020】図9に示す実施例では、中央に蛇腹状の部
分があるカチューシャ型容器1に、冷凍用の菓子3を充
填装置を用いて注入し、この際、酸素や不活性ガスを混
入させ、さらに冷凍保存する際に直立させて凍らせ、容
器の中央部分にクッション9を設け、装着時に両端を開
きやすく、かつ容器を破れにくくしている。
【0021】以上のカチューシャ型容器1は、その曲率
や、長さと横幅と太さの割合や、部分的に厚み等を変更
して製造してもよい。又、冷凍用の菓子3のかわりに簡
易氷嚢用の充填剤を注入し、カチューシャ型の簡易氷嚢
としてもよい。
【0022】
【発明の効果】夏季や熱暑に、このカチューシャ型冷凍
菓子を売店に普及させれば、消費者が外出時、簡易氷嚢
代わりとして手軽に購入できる。もし、涼をとるため通
常の簡易氷嚢を度々購入したら、使い捨てでは無駄が多
く、家に持ち帰ってもかさばる。しかし本発明は冷凍菓
子の機能を兼ね備えるため、中の菓子を飲食すれば、使
い捨ても容易である。又、本発明は簡易氷嚢として利用
する際、従来の合成樹脂製密封容器に入った氷菓子の様
に、頭部との接触面積が狭く限定されていたり、落ちな
いように手で支えねばならないこともなく、カチューシ
ャ型容器1によって、広範囲の部分を密着させて、頭部
をおさえこみ、涼をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カチューシャ型容器1を示す斜視図である。
【図2】カチューシャ型容器1を示す平面図である。
【図3】カチューシャ型容器1を示す正面図である。
【図4】本発明のカチューシャ型冷凍菓子を示す斜視図
である。
【図5】本発明の実施例の一部である断熱材6を示す斜
視図である。
【図6】本発明のカチューシャ型冷凍菓子の他の実施例
を示す斜視図である。
【図7】カチューシャ型容器1の他の実施例を示す正面
図である。
【図8】カチューシャ型容器1の他の実施例を示す平面
図である。
【図9】カチューシャ型容器1の他の実施例を示す平面
図である。
【符号の説明】
1 カチューシャ型容器 2 吸い口 3 冷凍用の菓子 4 袋 5 接着部 6 断熱材 7 リボン 8 くびれた部分 9 クッション

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 馬蹄形様のカチューシャ型容器(1)を
    使用することを特長とする、冷凍菓子。
JP7244586A 1995-09-22 1995-09-22 カチューシャ型冷凍菓子 Pending JPH0984525A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7244586A JPH0984525A (ja) 1995-09-22 1995-09-22 カチューシャ型冷凍菓子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7244586A JPH0984525A (ja) 1995-09-22 1995-09-22 カチューシャ型冷凍菓子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0984525A true JPH0984525A (ja) 1997-03-31

Family

ID=17120931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7244586A Pending JPH0984525A (ja) 1995-09-22 1995-09-22 カチューシャ型冷凍菓子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0984525A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008051636A1 (en) * 2006-10-25 2008-05-02 Yo! Brands, Llc Liquid dispensers mountable on drinking container
WO2014035106A1 (ko) * 2012-08-27 2014-03-06 Cho Chunho 지팡이 아이스크림 제조방법

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