JPH0983890A - テレビジョン受像機 - Google Patents
テレビジョン受像機Info
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- JPH0983890A JPH0983890A JP7235644A JP23564495A JPH0983890A JP H0983890 A JPH0983890 A JP H0983890A JP 7235644 A JP7235644 A JP 7235644A JP 23564495 A JP23564495 A JP 23564495A JP H0983890 A JPH0983890 A JP H0983890A
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- Japan
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- television
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- radio wave
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 テレビジョン受像機を見ていても電話機が受
信した場合や親子の電話で送受信している場合などを検
出して自動的に音量を下げ、電話を使用中である状態を
表示するようにしたテレビジョン受像機を提案すること
を目的とする。 【解決手段】 アンテナ1からテレビジョン信号が入力
され、チューナ2で受信して、映像信号処理部3で映像
信号を出力し、RGB処理回路5でRGB信号をCRT
8へ出力する。そして、音声信号処理回路4で音声信号
が再生されスピーカ9へ出力する。一方、コードレスホ
ン通信電波検波器12で電話機が使用中である電波を検
出し、その検出出力で、OSD回路6が電話を使用して
いる情報を示すキャラクタ信号を発生し、CRT8へ出
力する。また、音声信号は、スイッチ11を下側にして
減衰器10により音声出力を下げる。
信した場合や親子の電話で送受信している場合などを検
出して自動的に音量を下げ、電話を使用中である状態を
表示するようにしたテレビジョン受像機を提案すること
を目的とする。 【解決手段】 アンテナ1からテレビジョン信号が入力
され、チューナ2で受信して、映像信号処理部3で映像
信号を出力し、RGB処理回路5でRGB信号をCRT
8へ出力する。そして、音声信号処理回路4で音声信号
が再生されスピーカ9へ出力する。一方、コードレスホ
ン通信電波検波器12で電話機が使用中である電波を検
出し、その検出出力で、OSD回路6が電話を使用して
いる情報を示すキャラクタ信号を発生し、CRT8へ出
力する。また、音声信号は、スイッチ11を下側にして
減衰器10により音声出力を下げる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機に関するものであり、特に、親と子を備える電話機で
親機と子機との間で電波によって通信することが可能な
所謂コードレステレホンと呼ばれるものにおいて、その
親子の電波による通信している状態がわかるようにする
ことができるテレビジョン受像機に関するものである。
機に関するものであり、特に、親と子を備える電話機で
親機と子機との間で電波によって通信することが可能な
所謂コードレステレホンと呼ばれるものにおいて、その
親子の電波による通信している状態がわかるようにする
ことができるテレビジョン受像機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、テレビジョン受像機は、図7の
ように構成されている。すなわち、1はアンテナ、2は
アンテナ1より入力されたテレビジョン信号をビデオ帯
域に変換するチューナ、3は映像信号処理部、4は音声
信号処理部、5は映像信号処理部からの出力信号をRG
B信号とするRGB処理部、6はチャンネル番号や音
量,画面の明るさ調整時の表示文字などを出力するOS
D(On Screen Display)回路、7はRGB処理部5から
の出力信号にOSD回路6からの出力信号を付加するか
しないかを切り換えるスイッチ、8はスイッチ7の出力
を表示するCRT(陰極線管)、9は音声信号処理部4
からの信号を出力するスピーカである。
ように構成されている。すなわち、1はアンテナ、2は
アンテナ1より入力されたテレビジョン信号をビデオ帯
域に変換するチューナ、3は映像信号処理部、4は音声
信号処理部、5は映像信号処理部からの出力信号をRG
B信号とするRGB処理部、6はチャンネル番号や音
量,画面の明るさ調整時の表示文字などを出力するOS
D(On Screen Display)回路、7はRGB処理部5から
の出力信号にOSD回路6からの出力信号を付加するか
しないかを切り換えるスイッチ、8はスイッチ7の出力
を表示するCRT(陰極線管)、9は音声信号処理部4
からの信号を出力するスピーカである。
【0003】ところで、このようなテレビジョン受像機
では、画像に対して、キャラクタを重畳して操作者にテ
レビジョン受像機の動作状態を認識させる機能が備わっ
ている。このキャラクタを発生させる機能は、OSD回
路6が行っており、以下にこのOSD回路6の動作を簡
単に説明する。OSD回路6はチャンネル番号や音量調
整用グラフなどの表示を作成する回路であり、水平,垂
直タイミング信号(H(水平同期),V(垂直同期)信
号)及び表示内容を選択する信号などに制御される。そ
して、スイッチ7を切り換えるためのYs信号は、例え
ばリモコンによる操作(チャンネル変更、音量調節な
ど)の期間中もしくは一定期間Hレベルとなるような信
号であり、この期間はチャンネル番号や音量調整グラフ
を画像に重ね合わせ表示する。
では、画像に対して、キャラクタを重畳して操作者にテ
レビジョン受像機の動作状態を認識させる機能が備わっ
ている。このキャラクタを発生させる機能は、OSD回
路6が行っており、以下にこのOSD回路6の動作を簡
単に説明する。OSD回路6はチャンネル番号や音量調
整用グラフなどの表示を作成する回路であり、水平,垂
直タイミング信号(H(水平同期),V(垂直同期)信
号)及び表示内容を選択する信号などに制御される。そ
して、スイッチ7を切り換えるためのYs信号は、例え
ばリモコンによる操作(チャンネル変更、音量調節な
ど)の期間中もしくは一定期間Hレベルとなるような信
号であり、この期間はチャンネル番号や音量調整グラフ
を画像に重ね合わせ表示する。
【0004】ところで、テレビジョン受像機でテレビジ
ョン放送を見ている時などは、音量もある程度上げて見
ていることが多い。このような場合では、電話の呼出音
や通話時の相手の声が聞こえにくい場合がある。この場
合、上述したような従来のテレビジョン受像機の構成で
あれば、電話の呼出音を聞き落とす可能性がある。また
通話時に相手の声が聞き取りにくい場合には、音量をリ
モコンなどにより手動で小さくする必要がある。
ョン放送を見ている時などは、音量もある程度上げて見
ていることが多い。このような場合では、電話の呼出音
や通話時の相手の声が聞こえにくい場合がある。この場
合、上述したような従来のテレビジョン受像機の構成で
あれば、電話の呼出音を聞き落とす可能性がある。また
通話時に相手の声が聞き取りにくい場合には、音量をリ
モコンなどにより手動で小さくする必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した点
に鑑みなされたものであり、テレビジョン受像機を見て
いても電話機が受信した場合や親子の電話で送受信して
いる場合などを検出して自動的に音量を下げ、電話を使
用中である状態を表示するようにしたテレビジョン受像
機を提案することを目的とする。
に鑑みなされたものであり、テレビジョン受像機を見て
いても電話機が受信した場合や親子の電話で送受信して
いる場合などを検出して自動的に音量を下げ、電話を使
用中である状態を表示するようにしたテレビジョン受像
機を提案することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力されたテ
レビジョン信号を受信するテレビ信号受信手段と、その
テレビジョン信号から映像信号を抜き出してて映像信号
を処理する映像信号処理部と、前記テレビジョン信号か
ら音声信号を抜き出して音声信号を処理してスピーカに
出力する音声信号処理部と、文字等のキャラクタ信号を
発生するキャラクタ信号発生部と、前記映像信号とキャ
ラクタ信号とを混合する混合部とを備えるテレビジョン
受像機において、電波による送信によって親と子の電話
機間の通信ができるコードレス電話機によって発生する
電波を検出する検出部と、前記検出部により検出された
出力により前記キャラクタ信号発生部から前記電話機が
使用中であることを示すキャラクタ信号を発生するよう
制御する制御部を備えてなるテレビジョン受像機であ
る。
レビジョン信号を受信するテレビ信号受信手段と、その
テレビジョン信号から映像信号を抜き出してて映像信号
を処理する映像信号処理部と、前記テレビジョン信号か
ら音声信号を抜き出して音声信号を処理してスピーカに
出力する音声信号処理部と、文字等のキャラクタ信号を
発生するキャラクタ信号発生部と、前記映像信号とキャ
ラクタ信号とを混合する混合部とを備えるテレビジョン
受像機において、電波による送信によって親と子の電話
機間の通信ができるコードレス電話機によって発生する
電波を検出する検出部と、前記検出部により検出された
出力により前記キャラクタ信号発生部から前記電話機が
使用中であることを示すキャラクタ信号を発生するよう
制御する制御部を備えてなるテレビジョン受像機であ
る。
【0007】本発明は、入力されたテレビジョン信号を
受信するテレビ信号受信手段と、そのテレビジョン信号
から映像信号を抜き出してて映像信号を処理する映像信
号処理部と、前記テレビジョン信号から音声信号を抜き
出して音声信号を処理してスピーカに出力する音声信号
処理部と、文字等のキャラクタ信号を発生するキャラク
タ信号発生部と、前記映像信号とキャラクタ信号とを混
合する混合部とを備えるテレビジョン受像機において、
電波による送信によって親と子の電話機間の通信ができ
るコードレス電話機によって発生する電波を検出する検
出部と、前記検出部により検出された出力により前記キ
ャラクタ信号発生部から前記電話機が使用中であること
を示すキャラクタ信号を発生させ、更に、前記音声信号
を減衰させるよう制御する制御部を備えてなるテレビジ
ョン受像機である。
受信するテレビ信号受信手段と、そのテレビジョン信号
から映像信号を抜き出してて映像信号を処理する映像信
号処理部と、前記テレビジョン信号から音声信号を抜き
出して音声信号を処理してスピーカに出力する音声信号
処理部と、文字等のキャラクタ信号を発生するキャラク
タ信号発生部と、前記映像信号とキャラクタ信号とを混
合する混合部とを備えるテレビジョン受像機において、
電波による送信によって親と子の電話機間の通信ができ
るコードレス電話機によって発生する電波を検出する検
出部と、前記検出部により検出された出力により前記キ
ャラクタ信号発生部から前記電話機が使用中であること
を示すキャラクタ信号を発生させ、更に、前記音声信号
を減衰させるよう制御する制御部を備えてなるテレビジ
ョン受像機である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。まず、図1は本発明の実施例のブロック
図を示ている。この図1において、図7と同一図番につ
いては同一の機能であり、その説明は割愛するものとす
る。図1で図7と異なる点は、10の減衰器と11のス
イッチと12のコードレステレホン(以下コードレスホ
ンという)通信電波検波器とを設けた点である。ところ
で、、近年では、各種の電話機の普及により、コードレ
スホンなるものが大幅に普及している。これは、親子の
電話機を電波により、通信して送話が可能となるもであ
る。(このようなコードレスホンに関しては、1991
年10月31日の電波新聞社発行の「電話機のすべて」
の84頁から113頁に記載されている)本願発明は、
この点に鑑みコードレスホンによる電波を検出する回路
を内蔵させることで、電話機が通話状態であるか否かを
判別するようにした。
いて説明する。まず、図1は本発明の実施例のブロック
図を示ている。この図1において、図7と同一図番につ
いては同一の機能であり、その説明は割愛するものとす
る。図1で図7と異なる点は、10の減衰器と11のス
イッチと12のコードレステレホン(以下コードレスホ
ンという)通信電波検波器とを設けた点である。ところ
で、、近年では、各種の電話機の普及により、コードレ
スホンなるものが大幅に普及している。これは、親子の
電話機を電波により、通信して送話が可能となるもであ
る。(このようなコードレスホンに関しては、1991
年10月31日の電波新聞社発行の「電話機のすべて」
の84頁から113頁に記載されている)本願発明は、
この点に鑑みコードレスホンによる電波を検出する回路
を内蔵させることで、電話機が通話状態であるか否かを
判別するようにした。
【0009】次に、その動作を説明する。図1におい
て、10は音声信号処理部4の出力振幅レベルを小さく
する減衰器、11は音声信号出力部4からの出力信号と
減衰器10からの出力信号を切り換えるスイッチ、12
はコードレスホンの親機、子機間の通信電波を検出する
コードレスホン通信電波検波器であり、親機の送信電波
検出信号(tel_p信号)と子機の送信電波検出信号
(tel_c信号)を出力する。tel_p信号はOS
D回路6に入力され、親機の送信電波検出中は例えば
“電話呼出/使用中”の文字を表示するように表示内容
を選択する。tel_c信号はスイッチ11に入力さ
れ、子機の送信電波検出中は音量が小さくなるようにス
イッチを切り替える。
て、10は音声信号処理部4の出力振幅レベルを小さく
する減衰器、11は音声信号出力部4からの出力信号と
減衰器10からの出力信号を切り換えるスイッチ、12
はコードレスホンの親機、子機間の通信電波を検出する
コードレスホン通信電波検波器であり、親機の送信電波
検出信号(tel_p信号)と子機の送信電波検出信号
(tel_c信号)を出力する。tel_p信号はOS
D回路6に入力され、親機の送信電波検出中は例えば
“電話呼出/使用中”の文字を表示するように表示内容
を選択する。tel_c信号はスイッチ11に入力さ
れ、子機の送信電波検出中は音量が小さくなるようにス
イッチを切り替える。
【0010】ところで、コードレスホン通信電波検波器
12の構成は図2のようになっている。図2において、
12−1はアンテナ、12−2は380MHz付近の周
波数を取り出すBPF(バンドパスフィルタ)、12−
3は250MHz付近の周波数を取り出すBPF(バン
ドパスフィルタ)、12−4,12−5はそれぞれBP
F12−2,12−3の出力信号の振幅レベルを検出す
るAM復調器、12−6,12−7は電圧レベル可変
器、12−8,12−9はそれぞれAM復調器12−
4,12−5の各出力信号と電圧レベル可変器12−
6,12−7の各出力信号を入力信号とする比較器であ
り、それぞれtel_p信号とtel_c信号を出力す
る。
12の構成は図2のようになっている。図2において、
12−1はアンテナ、12−2は380MHz付近の周
波数を取り出すBPF(バンドパスフィルタ)、12−
3は250MHz付近の周波数を取り出すBPF(バン
ドパスフィルタ)、12−4,12−5はそれぞれBP
F12−2,12−3の出力信号の振幅レベルを検出す
るAM復調器、12−6,12−7は電圧レベル可変
器、12−8,12−9はそれぞれAM復調器12−
4,12−5の各出力信号と電圧レベル可変器12−
6,12−7の各出力信号を入力信号とする比較器であ
り、それぞれtel_p信号とtel_c信号を出力す
る。
【0011】ところで、コードレスホン通信電波検波器
12の動作を説明する前に、コードレスホンについて簡
単に説明する。コードレスホンは親機と子機の間の通信
電波の強さの違いにより、微弱電波型と小電力型の2種
類のタイプがある。微弱電波型は微弱な電波を使用し通
信できる距離は半径10m程である。また、子機と親機
間の通信電波について、使用周波数や変調方法も特に規
定はない。小電力型は微弱型に比べ送信出力がはるかに
強く通信できる距離は半径約100mで、通信使用周波
数や変調方法も規格がある。市場占有率はほとんどが小
電力型であるため、ここでは小電力型に対応するものに
ついて考えている。
12の動作を説明する前に、コードレスホンについて簡
単に説明する。コードレスホンは親機と子機の間の通信
電波の強さの違いにより、微弱電波型と小電力型の2種
類のタイプがある。微弱電波型は微弱な電波を使用し通
信できる距離は半径10m程である。また、子機と親機
間の通信電波について、使用周波数や変調方法も特に規
定はない。小電力型は微弱型に比べ送信出力がはるかに
強く通信できる距離は半径約100mで、通信使用周波
数や変調方法も規格がある。市場占有率はほとんどが小
電力型であるため、ここでは小電力型に対応するものに
ついて考えている。
【0012】また、通信電波の使用周波数は、380M
Hz帯(親機→子機)と250MHz帯(子機→親機)
であり、チャンネル数は89CH(制御チャンネル2C
H、通話チャンネル87CH)、変調方法はFM変調で
ある。コードレスホンには混信しないように、親機と子
機をペアとして1台ごとにIDコード(識別番号)が組
み込まれており、電波を受信、発信する前に親機と子機
の双方がこのIDコードを確認してから通信を開始す
る。次に使用したい電波のチャンネルが空いているかを
調べ、先に同じ周波数が使われている場合は送信できな
くなるようにしている。本発明のコードレスホン通信電
波検波器では、このチャンネルの違いまでは判定せず、
380MHz付近、250MHz付近の電波が使用され
ているかどうかを判定するだけである。
Hz帯(親機→子機)と250MHz帯(子機→親機)
であり、チャンネル数は89CH(制御チャンネル2C
H、通話チャンネル87CH)、変調方法はFM変調で
ある。コードレスホンには混信しないように、親機と子
機をペアとして1台ごとにIDコード(識別番号)が組
み込まれており、電波を受信、発信する前に親機と子機
の双方がこのIDコードを確認してから通信を開始す
る。次に使用したい電波のチャンネルが空いているかを
調べ、先に同じ周波数が使われている場合は送信できな
くなるようにしている。本発明のコードレスホン通信電
波検波器では、このチャンネルの違いまでは判定せず、
380MHz付近、250MHz付近の電波が使用され
ているかどうかを判定するだけである。
【0013】次に、コードレスホン通信電波検波器12
の動作について説明する。上述のことから、親機の送信
電波を検出する方法は380MHzの周波数帯をBPF
12−2により取り出し、子機の送信電波を検出する方
法は380MHzの周波数帯をBPF12−3により取
り出すことで行う。コードレスホンの通信電波はFM変
調方式であるため、振幅レベルは変動せず一定のはずで
ある。しかし送信元からの距離が遠くなれば振幅レベル
は小さくなる。この振幅レベルがある設定レベルより小
さい場合は距離が遠いと判定し、例えば、2階にある子
機の電波を1階にあるテレビジョン受像機(以下TVと
略記する)において検出しないようにする。また設定レ
ベルはまわりの環境により異なるのでマニュアルで操作
できるようにする。
の動作について説明する。上述のことから、親機の送信
電波を検出する方法は380MHzの周波数帯をBPF
12−2により取り出し、子機の送信電波を検出する方
法は380MHzの周波数帯をBPF12−3により取
り出すことで行う。コードレスホンの通信電波はFM変
調方式であるため、振幅レベルは変動せず一定のはずで
ある。しかし送信元からの距離が遠くなれば振幅レベル
は小さくなる。この振幅レベルがある設定レベルより小
さい場合は距離が遠いと判定し、例えば、2階にある子
機の電波を1階にあるテレビジョン受像機(以下TVと
略記する)において検出しないようにする。また設定レ
ベルはまわりの環境により異なるのでマニュアルで操作
できるようにする。
【0014】ここで、コードレスホン(親機,子機2
台)とTV(2台)の配置が図3のような場合を例に説
明する。コードレスホンの動作が下記(a)〜(e)の
場合についてそれぞれタイミングチャートを図4,図
5,図6(a)〜(e)に示すが、表示波形はコードレ
スホンの親機と子機1と子機2から送信される電波,T
V1での親機、子機からの送信電波検出信号(tel_
p1信号、tel_c1信号),TV2での親機、子機
からの送信電波検出信号(tel_p2信号、tel_
c2信号)である。ここで、TV1のコードレスホン通
信電波検波器は他のコードレスホンや子機1の電波を検
出しないように親機、子機の設定レベルを決め、同様に
TV2のコードレスホン通信電波検波器も他のコードレ
スホンや子機2の電波を検出しないように設定レベルを
決めている。また送信電波検出信号は検出時をHレベル
と考えている。 (a)何もしていない場合 (b)着信の場合。但し子機で通話を行う。 (c)着信の場合。但し親機で通話を行う。 (d)発信の場合。但し子機で通話を行う。 (e)発信の場合。但し親機で通話を行う。 何もしていない場合 (a)の場合、親機と子機はいつでも使用できるように
他の制御チャンネルを探して待機しているが、通信電波
は発信されない。 着信の場合(子機で通話) (b)の場合、〜では下記の動作が行われる。 親機が制御チャンネルにより子機に着信があったこと
を知らせる。 親機子機間でIDコード、通話チャンネルの確認をす
る。 親機が通話チャンネルにより子機にベルを鳴らす指示
をする。 子機1が応答する。(受話器をとる) 子機1が親機に通話終了を知らせる。
台)とTV(2台)の配置が図3のような場合を例に説
明する。コードレスホンの動作が下記(a)〜(e)の
場合についてそれぞれタイミングチャートを図4,図
5,図6(a)〜(e)に示すが、表示波形はコードレ
スホンの親機と子機1と子機2から送信される電波,T
V1での親機、子機からの送信電波検出信号(tel_
p1信号、tel_c1信号),TV2での親機、子機
からの送信電波検出信号(tel_p2信号、tel_
c2信号)である。ここで、TV1のコードレスホン通
信電波検波器は他のコードレスホンや子機1の電波を検
出しないように親機、子機の設定レベルを決め、同様に
TV2のコードレスホン通信電波検波器も他のコードレ
スホンや子機2の電波を検出しないように設定レベルを
決めている。また送信電波検出信号は検出時をHレベル
と考えている。 (a)何もしていない場合 (b)着信の場合。但し子機で通話を行う。 (c)着信の場合。但し親機で通話を行う。 (d)発信の場合。但し子機で通話を行う。 (e)発信の場合。但し親機で通話を行う。 何もしていない場合 (a)の場合、親機と子機はいつでも使用できるように
他の制御チャンネルを探して待機しているが、通信電波
は発信されない。 着信の場合(子機で通話) (b)の場合、〜では下記の動作が行われる。 親機が制御チャンネルにより子機に着信があったこと
を知らせる。 親機子機間でIDコード、通話チャンネルの確認をす
る。 親機が通話チャンネルにより子機にベルを鳴らす指示
をする。 子機1が応答する。(受話器をとる) 子機1が親機に通話終了を知らせる。
【0015】親機からの送信電波(380MHz付近)
は呼出、通話期間中出力される。子機からの送信電波
(250MHz付近)は呼出期間では特に規定がないた
め図3(b)のように最初だけしか出力されないものも
ある。また通話期間中は子機1のみ出力される。 着信の場合(親機で通話) (c)の場合、〜は(b)の場合と同じであるので
省略し、の動作のみ下記に示す。 親機が応答する。(受話器をとる) (b)の場合と異なるところは、通話期間中は親機が応
答するので通信を行う必要がなく、親機、子機から送信
電波が出力されない。 発信の場合(子機で通話) (d)の場合、〜では下記の動作が行われる。 子機1が制御チャンネルにより親機に発信することを
知らせる。 親機と子機1の間でIDコード、通話チャンネルの確
認をする。 親機が通話チャンネルにより子機1にダイヤルトーン
(交換器からの信号)を送る。 親機が子機1に通話開始を知らせる。 子機1が親機に通話終了を知らせる。
は呼出、通話期間中出力される。子機からの送信電波
(250MHz付近)は呼出期間では特に規定がないた
め図3(b)のように最初だけしか出力されないものも
ある。また通話期間中は子機1のみ出力される。 着信の場合(親機で通話) (c)の場合、〜は(b)の場合と同じであるので
省略し、の動作のみ下記に示す。 親機が応答する。(受話器をとる) (b)の場合と異なるところは、通話期間中は親機が応
答するので通信を行う必要がなく、親機、子機から送信
電波が出力されない。 発信の場合(子機で通話) (d)の場合、〜では下記の動作が行われる。 子機1が制御チャンネルにより親機に発信することを
知らせる。 親機と子機1の間でIDコード、通話チャンネルの確
認をする。 親機が通話チャンネルにより子機1にダイヤルトーン
(交換器からの信号)を送る。 親機が子機1に通話開始を知らせる。 子機1が親機に通話終了を知らせる。
【0016】(b)の場合とほぼ同じである。但し、子
機1より発信しているので、子機2からは通信電波は出
力されない。 発信の場合(親機で通話) (e)の場合、親機で発信を行うので通信を行う必要が
なく、親機、子機から送信電波が出力されない。つまり
(a)の場合と同じである。
機1より発信しているので、子機2からは通信電波は出
力されない。 発信の場合(親機で通話) (e)の場合、親機で発信を行うので通信を行う必要が
なく、親機、子機から送信電波が出力されない。つまり
(a)の場合と同じである。
【0017】図4乃至図6のタイミングチャートからわ
かるように着信、発信に子機を使用した場合は、電話呼
出時と通話時共にTV画面に“電話呼出/使用中”の文
字が表示され、更に使用している子機の近くにあるTV
は、通話中の音声が小さくなる。しかし着信、発信に親
機を使用した場合は、子機と同じように動作せず、着信
の場合は呼出時のみTV画面に文字が表示されるだけで
あり、発信の場合においては何もしていない状態と同じ
である。ただ親機も子機と同じようにコードレスのもの
があるが(本体と分離)、この場合は着信、発信に親機
を使用しても、子機と同じように電話呼出時と通話時共
にTV画面に文字が表示される。このときのタイミング
チャートも図4乃至図6に示す。
かるように着信、発信に子機を使用した場合は、電話呼
出時と通話時共にTV画面に“電話呼出/使用中”の文
字が表示され、更に使用している子機の近くにあるTV
は、通話中の音声が小さくなる。しかし着信、発信に親
機を使用した場合は、子機と同じように動作せず、着信
の場合は呼出時のみTV画面に文字が表示されるだけで
あり、発信の場合においては何もしていない状態と同じ
である。ただ親機も子機と同じようにコードレスのもの
があるが(本体と分離)、この場合は着信、発信に親機
を使用しても、子機と同じように電話呼出時と通話時共
にTV画面に文字が表示される。このときのタイミング
チャートも図4乃至図6に示す。
【0018】
【発明の効果】以上、本発明によれば、電話機がコード
レスホンである場合、電話の呼出時や通話時には自動的
にテレビジョン受像機の画面に警告を表示し音量を小さ
くするので、電話の呼出や通話時の相手の声を聞き落さ
ず、電話やテレビジョン受像機が多く共存している場合
に極めて有効である。
レスホンである場合、電話の呼出時や通話時には自動的
にテレビジョン受像機の画面に警告を表示し音量を小さ
くするので、電話の呼出や通話時の相手の声を聞き落さ
ず、電話やテレビジョン受像機が多く共存している場合
に極めて有効である。
【図1】本発明の実施例のブロック図を示す図。
【図2】本発明のコードレスホン通信電波検波器の実施
例のブロック図を示す図。
例のブロック図を示す図。
【図3】電話機が配置されている例を示す図。
【図4】着信と子機のタイミングチャートを示す図。
【図5】着信と子機のタイミングチャートを示す図。
【図6】着信と子機のタイミングチャートを示す図。
【図7】従来のテレビジョン受像機を示す図。
1 アンテナ 2 チューナ 3 映像信号処理部 4 音声信号処理部 5 RGB処理部 6 OSD回路 7 スイッチ 8 CRT 9 スピーカ 10 減衰器 11 スイッチ 12 コードレスホン通信電波検波器
Claims (2)
- 【請求項1】 入力されたテレビジョン信号を受信する
テレビ信号受信手段と、そのテレビジョン信号から映像
信号を抜き出してて映像信号を処理する映像信号処理部
と、前記テレビジョン信号から音声信号を抜き出して音
声信号を処理してスピーカに出力する音声信号処理部
と、文字等のキャラクタ信号を発生するキャラクタ信号
発生部と、前記映像信号とキャラクタ信号とを混合する
混合部とを備えるテレビジョン受像機において、 電波による送信によって親と子の電話機間の通信ができ
るコードレス電話機によって発生する電波を検出する検
出部と、 前記検出部により検出された出力により前記キャラクタ
信号発生部から前記電話機が使用中であることを示すキ
ャラクタ信号を発生するよう制御する制御部を備えてな
るテレビジョン受像機。 - 【請求項2】 入力されたテレビジョン信号を受信する
テレビ信号受信手段と、そのテレビジョン信号から映像
信号を抜き出してて映像信号を処理する映像信号処理部
と、前記テレビジョン信号から音声信号を抜き出して音
声信号を処理してスピーカに出力する音声信号処理部
と、文字等のキャラクタ信号を発生するキャラクタ信号
発生部と、前記映像信号とキャラクタ信号とを混合する
混合部とを備えるテレビジョン受像機において、 電波による送信によって親と子の電話機間の通信ができ
るコードレス電話機によって発生する電波を検出する検
出部と、 前記検出部により検出された出力により前記キャラクタ
信号発生部から前記電話機が使用中であることを示すキ
ャラクタ信号を発生させ、更に、前記音声信号を減衰さ
せるよう制御する制御部を備えてなるテレビジョン受像
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7235644A JPH0983890A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | テレビジョン受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7235644A JPH0983890A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | テレビジョン受像機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0983890A true JPH0983890A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=16989076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7235644A Pending JPH0983890A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | テレビジョン受像機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0983890A (ja) |
-
1995
- 1995-09-13 JP JP7235644A patent/JPH0983890A/ja active Pending
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