JPH0977123A - 包装構造 - Google Patents
包装構造Info
- Publication number
- JPH0977123A JPH0977123A JP23626595A JP23626595A JPH0977123A JP H0977123 A JPH0977123 A JP H0977123A JP 23626595 A JP23626595 A JP 23626595A JP 23626595 A JP23626595 A JP 23626595A JP H0977123 A JPH0977123 A JP H0977123A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corner portions
- box
- article
- packaging structure
- corner parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Wrappers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 物品を無駄な多くの装飾材で飾らなくても、
贈答品に相応しい外観を得ることができ、しかも、簡単
に包装できる包装構造を提供すること。 【解決手段】 袱紗１の４つの角部分のうち対角線上の
２つの角部分１１、１２に箱２の４つの側面部のうちの
対向する２つの側面部２１、２２をそれぞれ向けた状態
で、２つの角部分１１、１２同士を箱２の上面部２０で
結び、かつ、他の２つの角部分２３、２４を箱２の上面
部２０においてその根元付近を輪ゴム３で束ねるととも
に、他の２つの角部分２３、２４の先端側を互いに反対
側に向けて折り返して広げてある。
贈答品に相応しい外観を得ることができ、しかも、簡単
に包装できる包装構造を提供すること。 【解決手段】 袱紗１の４つの角部分のうち対角線上の
２つの角部分１１、１２に箱２の４つの側面部のうちの
対向する２つの側面部２１、２２をそれぞれ向けた状態
で、２つの角部分１１、１２同士を箱２の上面部２０で
結び、かつ、他の２つの角部分２３、２４を箱２の上面
部２０においてその根元付近を輪ゴム３で束ねるととも
に、他の２つの角部分２３、２４の先端側を互いに反対
側に向けて折り返して広げてある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、風呂敷を用いた贈
答用品などの包装構造に関するものである。
答用品などの包装構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】鰹節などは、贈答用品として広く用いら
れており、かかる物品を客先にお祝い品として届けると
きには、直方体の箱に収納した後、それを包装紙で包
む。但し、それでも、お祝い品として見栄えが冴えない
ときには、各種の装飾材を付して見栄えをよくしてい
る。
れており、かかる物品を客先にお祝い品として届けると
きには、直方体の箱に収納した後、それを包装紙で包
む。但し、それでも、お祝い品として見栄えが冴えない
ときには、各種の装飾材を付して見栄えをよくしてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装飾材で贈答品を飾ると、それを受け取った者は、中身
を取り出した後、装飾材を捨てるだけで、資源の無駄遣
いである。また、贈答品を販売する者にとっても、中身
をいれた箱を包装紙で包み、それを多くの装飾材で飾る
ことは、手間がかかる作業である。
装飾材で贈答品を飾ると、それを受け取った者は、中身
を取り出した後、装飾材を捨てるだけで、資源の無駄遣
いである。また、贈答品を販売する者にとっても、中身
をいれた箱を包装紙で包み、それを多くの装飾材で飾る
ことは、手間がかかる作業である。
【０００４】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
物品を無駄な多くの装飾材で飾らなくても、贈答品に相
応しい外観を得ることができ、しかも、簡単に包装でき
る包装構造を提供することにある。
物品を無駄な多くの装飾材で飾らなくても、贈答品に相
応しい外観を得ることができ、しかも、簡単に包装でき
る包装構造を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、一枚の風呂敷と結束材とを用いて全体
として直方体の物品を包んだ包装構造において、前記風
呂敷の４つの角部分のうち対角線上の２つの角部分に前
記物品の４つの側面部のうちの対向する２つの側面部を
それぞれ向けた状態で、該２つの角部分同士を前記物品
の上面部で結び、かつ、他の２つの角部分を前記物品の
上面部においてその根元付近を前記結束材で束ねるとと
もに、該他の２つの角部分の先端側を互いに反対側に向
けて折り返して広げてあることを特徴とする。
に、本発明では、一枚の風呂敷と結束材とを用いて全体
として直方体の物品を包んだ包装構造において、前記風
呂敷の４つの角部分のうち対角線上の２つの角部分に前
記物品の４つの側面部のうちの対向する２つの側面部を
それぞれ向けた状態で、該２つの角部分同士を前記物品
の上面部で結び、かつ、他の２つの角部分を前記物品の
上面部においてその根元付近を前記結束材で束ねるとと
もに、該他の２つの角部分の先端側を互いに反対側に向
けて折り返して広げてあることを特徴とする。
【０００６】本発明では、前記風呂敷は、表側と裏側と
で色彩や模様などの形態が異なることが好ましい。
で色彩や模様などの形態が異なることが好ましい。
【０００７】また、前記結束材の内側に端部が差し込ま
れた水引によって飾り付けを行ってもよい。
れた水引によって飾り付けを行ってもよい。
【０００８】
【発明の実施の形態】図面に基づいて、本発明の一実施
例を説明する。
例を説明する。
【０００９】図１（ａ）は、本例の包装構造の全体構造
を示す説明図、図１（ｂ）は、包装を行う前の状態を示
す説明図である。
を示す説明図、図１（ｂ）は、包装を行う前の状態を示
す説明図である。
【００１０】図１（ａ）、（ｂ）において、本例では、
一枚の小さな風呂敷、いわゆる袱紗１と、結束材として
の輪ゴム３とを用いて、鰹節などが入った直方体の箱２
（物品）を手間をかけずに、見栄えよく包装する。
一枚の小さな風呂敷、いわゆる袱紗１と、結束材として
の輪ゴム３とを用いて、鰹節などが入った直方体の箱２
（物品）を手間をかけずに、見栄えよく包装する。
【００１１】本例の包装構造では、袱紗１の４つの角部
分のうち対角線上の２つの角部分１１、１２に箱２の４
つの側面部のうちの対向する２つの側面部２１、２２を
それぞれ向けた状態で、２つの角部分１１、１２同士を
箱２の上面部２０で結び、かつ、他の２つの角部分２
３、２４を箱２の上面部２０においてその根元付近を輪
ゴム３で束ねるとともに、他の２つの角部分２３、２４
の先端側を互いに反対側に向けて折り返して広げてあ
る。
分のうち対角線上の２つの角部分１１、１２に箱２の４
つの側面部のうちの対向する２つの側面部２１、２２を
それぞれ向けた状態で、２つの角部分１１、１２同士を
箱２の上面部２０で結び、かつ、他の２つの角部分２
３、２４を箱２の上面部２０においてその根元付近を輪
ゴム３で束ねるとともに、他の２つの角部分２３、２４
の先端側を互いに反対側に向けて折り返して広げてあ
る。
【００１２】ここで、袱紗１は、表側１Ａと裏側１Ｂと
で色彩や模様などの形態が異なっており、袱紗１で包ん
だ箱２の上面部２０では、表側１Ａを向ける袱紗１の上
で、袱紗１の角部分１３、１４が裏側１Ｂを向けて、そ
れぞれ花びらを広げたようになっている。
で色彩や模様などの形態が異なっており、袱紗１で包ん
だ箱２の上面部２０では、表側１Ａを向ける袱紗１の上
で、袱紗１の角部分１３、１４が裏側１Ｂを向けて、そ
れぞれ花びらを広げたようになっている。
【００１３】また、本例では、１本の水引４だけを用い
て飾りつけを行っており、お祝い品らしくしながらも、
無駄な装飾材を最小限に止めてある。
て飾りつけを行っており、お祝い品らしくしながらも、
無駄な装飾材を最小限に止めてある。
【００１４】このように構成した包装構造では、再利用
できないものは、１本の水引４だけであり、袱紗１は、
そのまま再利用できる。しかも、袱紗１で包んだ箱２の
上面部２０において、表側１Ａを向ける袱紗１の上で、
袱紗１の角部分１３、１４が裏側１Ｂをみせながら花び
らを広げたように折り返されているので、見栄えがよ
い。
できないものは、１本の水引４だけであり、袱紗１は、
そのまま再利用できる。しかも、袱紗１で包んだ箱２の
上面部２０において、表側１Ａを向ける袱紗１の上で、
袱紗１の角部分１３、１４が裏側１Ｂをみせながら花び
らを広げたように折り返されているので、見栄えがよ
い。
【００１５】しかも、以下に説明するように、簡単に包
装でき、しかも、包み具合が悪いときでも、簡単に包み
直すことができる。
装でき、しかも、包み具合が悪いときでも、簡単に包み
直すことができる。
【００１６】図１、および図２〜図５を参照して、本例
の包装方法を説明する。
の包装方法を説明する。
【００１７】まず、図１（ｂ）に示すように、袱紗１を
裏側１Ｂを上に向けて広げ、その中央部分に箱２を置
く。ここで、袱紗１の４つの角部分のうち対角線上の２
つの角部分１１、１２に箱２の４つの側面部のうちの対
向する２つの側面部２１、２２をそれぞれ向ける。
裏側１Ｂを上に向けて広げ、その中央部分に箱２を置
く。ここで、袱紗１の４つの角部分のうち対角線上の２
つの角部分１１、１２に箱２の４つの側面部のうちの対
向する２つの側面部２１、２２をそれぞれ向ける。
【００１８】次に、図２に示すように、袱紗１の２つの
角部分１１、１２同士を箱２の上面部２０で結び、次
に、図３に示すように、他の２つの角部分１３、１４を
引き上げる。次に、図４に示すように、この２つの角部
分１３、１４の根元付近を輪ゴム３で止める。
角部分１１、１２同士を箱２の上面部２０で結び、次
に、図３に示すように、他の２つの角部分１３、１４を
引き上げる。次に、図４に示すように、この２つの角部
分１３、１４の根元付近を輪ゴム３で止める。
【００１９】しかる後に、図５に示すように、２つの角
部分１３、１４の先端側を互いに反対側に向けて折り返
し、箱２の上面部２０において、表側１Ａを向ける袱紗
１の上で袱紗１の角部分１３、１４を裏側１Ｂを向け
て、それぞれ花びらのように広げる。
部分１３、１４の先端側を互いに反対側に向けて折り返
し、箱２の上面部２０において、表側１Ａを向ける袱紗
１の上で袱紗１の角部分１３、１４を裏側１Ｂを向け
て、それぞれ花びらのように広げる。
【００２０】そして、必要に応じて、輪ゴム３の中に水
引４の端部を差し込んで、図１（ａ）に示すように、水
引４を伏せておく。
引４の端部を差し込んで、図１（ａ）に示すように、水
引４を伏せておく。
【００２１】このように、熟練を要しなくても簡単に包
装できるとともに、包み具合が悪いときには、簡単に包
み直すことができる。
装できるとともに、包み具合が悪いときには、簡単に包
み直すことができる。
【００２２】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係る包装構造で
は、風呂敷の２つの角部分を物品の上面部においてその
根元付近を束ねるとともに、これらの２つの角部分の先
端側を互いに反対側に向けて折り返して広げてある。従
って、本発明によれば、そのまま再利用できる風呂敷に
よって包装してあるので、無駄なものがない。また、風
呂敷で包んだ箱の上面部において、表側を向ける風呂敷
の上で、風呂敷の角部分が裏を向けて花びらを広げたよ
うに折り返されているので、見栄えがよい。さらに、簡
単に包装できるとともに、包み具合が悪いときには、簡
単に包み直すことができる。
は、風呂敷の２つの角部分を物品の上面部においてその
根元付近を束ねるとともに、これらの２つの角部分の先
端側を互いに反対側に向けて折り返して広げてある。従
って、本発明によれば、そのまま再利用できる風呂敷に
よって包装してあるので、無駄なものがない。また、風
呂敷で包んだ箱の上面部において、表側を向ける風呂敷
の上で、風呂敷の角部分が裏を向けて花びらを広げたよ
うに折り返されているので、見栄えがよい。さらに、簡
単に包装できるとともに、包み具合が悪いときには、簡
単に包み直すことができる。
【００２３】風呂敷として、表側と裏側とで形態が異な
るものを用いた場合には、表側を向ける風呂敷の上で、
それとは異なる形態の裏側が広げてあり、この裏側をみ
せる角部分が装飾材のように見えるので、見栄えがよ
い。
るものを用いた場合には、表側を向ける風呂敷の上で、
それとは異なる形態の裏側が広げてあり、この裏側をみ
せる角部分が装飾材のように見えるので、見栄えがよ
い。
【図１】（ａ）は、本発明の一実施例に係る包装構造を
示す説明図、（ｂ）は、包装をする前の状態を示す説明
図である。
示す説明図、（ｂ）は、包装をする前の状態を示す説明
図である。
【図２】図１（ｂ）に示す状態から袱紗の２つの角部分
を結んだ状態を示す説明図である。
を結んだ状態を示す説明図である。
【図３】図２に示す状態から袱紗の他の２つの角部分を
引き上げた状態を示す説明図である。
引き上げた状態を示す説明図である。
【図４】図３に示す状態から袱紗の他の２つの角部分の
根元を輪ゴムで結んだ状態を示す説明図である。
根元を輪ゴムで結んだ状態を示す説明図である。
【図５】図４に示す状態から袱紗の他の２つの角部分を
反対側に折り曲げて広げた状態を示す説明図である。
反対側に折り曲げて広げた状態を示す説明図である。
１・・・袱紗（風呂敷） ２・・・箱（物品） ３・・・輪ゴム ４・・・水引 １１、１２・・・袱紗の２つの角部分 １３、１４・・・袱紗の他の２つの角部分 ２１、２２・・・箱の２つの側面部
Claims (3)
- 【請求項１】 一枚の風呂敷と結束材とを用いて全体と
して直方体の物品を包んだ包装構造において、前記風呂
敷の４つの角部分のうち対角線上の２つの角部分に前記
物品の４つの側面部のうちの対向する２つの側面部をそ
れぞれ向けた状態で、該２つの角部分同士を前記物品の
上面部で結び、かつ、他の２つの角部分を前記物品の上
面部においてその根元付近を前記結束材で束ねるととも
に、該他の２つの角部分の先端側を互いに反対側に向け
て折り返して広げてあることを特徴とする包装構造。 - 【請求項２】 請求項１において、前記風呂敷は、表側
と裏側とで色彩や模様などの形態が異なることを特徴と
する包装構造。 - 【請求項３】 請求項１または２において、前記結束材
の内側に端部が差し込まれた水引を有することを特徴と
する包装構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23626595A JPH0977123A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 包装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23626595A JPH0977123A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 包装構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0977123A true JPH0977123A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=16998225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23626595A Pending JPH0977123A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 包装構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0977123A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8783546B2 (en) * | 2008-11-24 | 2014-07-22 | Stacy UYEHARA | Reusable gift wrap with integrated bow |
-
1995
- 1995-09-14 JP JP23626595A patent/JPH0977123A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8783546B2 (en) * | 2008-11-24 | 2014-07-22 | Stacy UYEHARA | Reusable gift wrap with integrated bow |
| USD754445S1 (en) | 2008-11-24 | 2016-04-26 | Stacy UYEHARA | Wrapping sheet |
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