JPH095926A - Heat developable photosensitive material - Google Patents
Heat developable photosensitive materialInfo
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- JPH095926A JPH095926A JP8085994A JP8599496A JPH095926A JP H095926 A JPH095926 A JP H095926A JP 8085994 A JP8085994 A JP 8085994A JP 8599496 A JP8599496 A JP 8599496A JP H095926 A JPH095926 A JP H095926A
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- Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
Abstract
Description
【0001】[0001]
【発明の属する技術分野】本発明は熱現像感光材料に関
し、特に感度低下や色調を悪化させることなく、カブリ
防止、感材保存性、画像保存性を向上させる技術に関す
る。BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a photothermographic material, and more particularly to a technology for preventing fog, improving the storability of a light-sensitive material and the storability of an image without deteriorating the sensitivity and the color tone.
【0002】[0002]
【従来の技術】熱現像処理法を用いて写真画像を形成す
る熱現像感光材料は、例えば米国特許第3152904
号、3457075号、及びD.モーガン(Morgan) と
B.シェリー(Shely)による「熱によって処理される銀
システム(Thermally Processed Silver Systems) 」
(イメージング・プロセッシーズ・アンド・マテリアル
ズ(Imaging Processes and Materials )Neblette 第8
版、スタージ(Sturge) 、V.ウォールワース(Walwor
th) 、A.シェップ(Shepp)編集、第2頁、1969
年)に開示されている。このような熱現像感光材料は、
還元可能な銀源(例えば有機銀塩)、触媒活性量の光触
媒(例えばハロゲン化銀)、銀の色調を制御する色調剤
及び還元剤を通常(有機)バインダーマトリックス中に
分散した状態で含有している。熱現像感光材料は常温で
安定であるが、露光後高温(例えば、80℃以上)に加
熱した場合に還元可能な銀源(酸化剤として機能する)
と還元剤との間の酸化還元反応を通じて銀を生成する。
この酸化還元反応は露光で発生した潜像の触媒作用によ
って促進される。露光領域中の有機銀塩の反応によって
生成した銀は黒色画像を提供し、これは非露光領域と対
照をなし、画像の形成がなされる。2. Description of the Related Art A photothermographic material for forming a photographic image by using a heat development processing method is disclosed, for example, in US Pat. No. 3,152,904.
No. 3457075 and D.C. Morgan and B.A. "Thermally Processed Silver Systems" by Shely
(Imaging Processes and Materials) Neblette 8th
Edition, Sturge, V. Walworth
th), A. Edited by Shepp, page 2, 1969
Year). Such a photothermographic material is
It contains a reducible silver source (eg organic silver salt), a catalytically active amount of photocatalyst (eg silver halide), a toning agent controlling the color tone of silver and a reducing agent, usually dispersed in an (organic) binder matrix. ing. The photothermographic material is stable at room temperature, but it is a reducible silver source (functions as an oxidizing agent) when heated to a high temperature (for example, 80 ° C or higher) after exposure.
Silver is produced through a redox reaction between a reducing agent and a reducing agent.
This oxidation-reduction reaction is promoted by the catalytic action of the latent image generated by the exposure. The silver formed by the reaction of the organic silver salt in the exposed areas provides a black image, which contrasts with the unexposed areas, resulting in the formation of an image.
【0003】従来のカブリ防止技術として最も有効なか
ぶり防止剤は水銀イオンであった。感光材料中にかぶり
防止剤として水銀化合物を使用することについては、例
えば米国特許第3589903号に開示されている。し
かし、水銀化合物は環境的に好ましくない。また非水銀
かぶり防止剤は、米国特許第3874946号及び47
56999号に開示されているような化合物、−C(X
1 )(X2 )(X3 )(ここでX1 及びX2 はハロゲン
(例えば、F、Cl、Br及びI)でX3 は水素又はハ
ロゲン)で表される1以上の置換基を備えたヘテロ環状
化合物であるがこれらはそのまま使用すると銀の色調を
著しく悪化させたり、感度低下を引き起こすなどの問題
があり、改善が必要であった。更に該感光材料を積層し
た形で過加湿・加温の強制条件下に経時した後、露光・
現像すると未露光部におけるかぶりが上昇するといった
問題があり、これら問題のないかぶり防止剤の開発が望
まれていた。The most effective antifoggant as a conventional fog preventing technique has been mercury ion. The use of mercury compounds as antifoggants in light-sensitive materials is disclosed, for example, in US Pat. No. 3,589,903. However, mercury compounds are environmentally unfavorable. Non-mercury antifoggants are also disclosed in U.S. Pat. Nos. 3,874,946 and 47.
Compounds as disclosed in 56999, -C (X
1 ) (X 2 ) (X 3 ), wherein X 1 and X 2 are halogen (eg F, Cl, Br and I) and X 3 is hydrogen or halogen) Although they are heterocyclic compounds, if they are used as they are, there are problems such that the color tone of silver is remarkably deteriorated and the sensitivity is lowered, so that there is a need for improvement. Further, after aging under a forced humidification / warming condition in a laminated form of the photosensitive material, exposure /
There is a problem that fogging in the unexposed area increases when developed, and development of an antifoggant without these problems has been desired.
【0004】[0004]
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は感度低
下や色調を悪化させることなく、カブリが低く、感材保
存性、画像保存性を改良した熱現像感光材料を提供する
ことにある。SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a photothermographic material which has low fog and improved storability of light-sensitive material and image storability without deterioration of sensitivity and deterioration of color tone.
【0005】[0005]
【課題を解決するための手段】上記課題は、下記の手段
により達成できた。 (1)下記一般式(I)で表される化合物を少なくとも
一種含有する熱現像感光材料。 一般式(I)The above object has been achieved by the following means. (1) A photothermographic material containing at least one compound represented by the following general formula (I). General formula (I)
【0006】[0006]
【化3】 Embedded image
【0007】(式中、R1 はアリール基、ピリジル基ま
たはキノリル基を表す。R2 は、脂肪族炭化水素基、ア
リール基、アミノ基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカ
ルボニルアミノ基、アシルオキシ基、アシルアミノ基、
カルバモイル基、スルホニルアミノ基、リン酸アミド
基、スルファモイル基、アルキルチオ基、アリールチオ
基、チオカルボニル基、スルホニル基、スルフィニル
基、ウレイド基、チオウレイド基、チオアミド基、ヒド
ロキシ基、メルカプト基、スルホ基、ホスホノ基、ヒド
ロキサム酸基及びヘテロ環基の中から選ばれる少なくと
も一つの置換基を有する、アリール基、ピリジル基また
はキノリル基を表す。)(In the formula, R 1 represents an aryl group, a pyridyl group or a quinolyl group. R 2 represents an aliphatic hydrocarbon group, an aryl group, an amino group, an alkoxy group, an aryloxy group, an alkoxycarbonylamino group or an aryl group. Oxycarbonylamino group, acyloxy group, acylamino group,
Carbamoyl group, sulfonylamino group, phosphoramide group, sulfamoyl group, alkylthio group, arylthio group, thiocarbonyl group, sulfonyl group, sulfinyl group, ureido group, thioureido group, thioamide group, hydroxy group, mercapto group, sulfo group, phosphono group Represents an aryl group, a pyridyl group or a quinolyl group having at least one substituent selected from a group, a hydroxamic acid group and a heterocyclic group. )
【0008】(2)上記一般式(I)で表される化合物
を少なくとも1種と、下記一般式(II)で表される化合
物を少なくとも一種含有する熱現像感光材料。 一般式(II)(2) A photothermographic material containing at least one compound represented by the general formula (I) and at least one compound represented by the following general formula (II). General formula (II)
【0009】[0009]
【化4】 Embedded image
【0010】(式中、Qはアリール基またはヘテロ環基
を表す。X1 およびX2 はそれぞれハロゲン原子を表
す。Yは−C(=O)−、−SO−または−SO2 −を
表す。Aは、水素原子、ハロゲン原子または電子吸引性
基を表す。nは、0または1を表す。)(In the formula, Q represents an aryl group or a heterocyclic group. X 1 and X 2 each represent a halogen atom. Y represents —C (═O) —, —SO— or —SO 2 —. . A represents a hydrogen atom, a halogen atom or an electron-withdrawing group, and n represents 0 or 1.)
【0011】(3)赤外レーザー露光用であることを特
徴とする上記(1)又は(2)の熱現像感光材料。(3) The photothermographic material according to the above (1) or (2), which is for infrared laser exposure.
【0012】[0012]
【発明の実施の形態】まず、一般式(I)について詳細
に説明する。R1 およびR2 で表されるアリール基とし
ては、好ましくは炭素数6〜30のものであり、より好
ましくは炭素数6〜20の単環または縮環のアリール基
であり、例えばフェニル、ナフチル等が挙げられ、特に
好ましくはフェニルである。BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION First, general formula (I) will be described in detail. The aryl group represented by R 1 and R 2 is preferably an aryl group having 6 to 30 carbon atoms, more preferably a monocyclic or condensed ring aryl group having 6 to 20 carbon atoms, such as phenyl and naphthyl. And the like, and particularly preferably phenyl.
【0013】R1 で表されるアリール基、ピリジル基、
キノリル基は置換基を有してもよく、置換基としては、
例えばアルキル基(好ましくは炭素数1〜20、より好
ましくは炭素数1〜12、特に好ましくは炭素数1〜8
のアルキル基であり、例えばメチル、エチル、iso−
プロピル、tert−ブチル、n−オクチル、n−デシ
ル、n−ヘキサデシル、シクロプロピル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシルなどが挙げられる。)、アルケニル
基(好ましくは炭素数2〜20、より好ましくは炭素数
2〜12、特に好ましくは炭素数2〜8のアルケニル基
であり、例えばビニル、アリル、2−ブテニル、3−ペ
ンテニルなどが挙げられる。)、アルキニル基(好まし
くは炭素数2〜20、より好ましくは炭素数2〜12、
特に好ましくは炭素数2〜8のアルキニル基であり、例
えばプロパルギル、3−ペンチニルなどが挙げられ
る。)、アリール基(好ましくは炭素数6〜30、より
好ましくは炭素6〜20、特に好ましくは炭素数6〜1
2のアリール基であり、例えばフェニル、p−メチルフ
ェニル、ナフチルなどが挙げられる。)、アミノ基(好
ましくは炭素数0〜20、より好ましくは炭素数0〜1
0、特に好ましくは炭素数0〜6のアミノ基であり、例
えばアミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチル
アミノ、ジベンジルアミノなどが挙げられる。)、アル
コキシ基(好ましくは炭素数1〜20、より好ましくは
炭素数1〜12、特に好ましくは炭素数1〜8のアルコ
キシ基であり、例えばメトキシ、エトキシ、ブトキシな
どが挙げられる。)、アリールオキシ基(好ましくは炭
素数6〜20、より好ましくは炭素数6〜16、特に好
ましくは炭素数6〜12のアリールオキシ基であり、例
えばフェニルオキシ、2−ナフチルオキシなどが挙げら
れる。)、アシル基(好ましくは炭素数1〜20、より
好ましくは炭素数1〜16、特に好ましくは炭素数1〜
12のアシル基であり、例えばアセチル、ベンゾイル、
ホルミル、ピバロイルなどが挙げられる。)、アルコキ
シカルボニル基(好ましくは炭素数2〜20、より好ま
しくは炭素数2〜16、特に好ましくは炭素数2〜12
のアルコキシカルボニル基であり、例えばメトキシカル
ボニル、エトキシカルボニルなどが挙げられる。)、ア
リールオキシカルボニル基(好ましくは炭素数7〜2
0、より好ましくは炭素数7〜16、特に好ましくは炭
素数7〜10のアリールオキシカルボニル基であり、例
えばフェニルオキシカルボニルなどが挙げられる。)、
アシルオキシ基(好ましくは炭素数2〜20、より好ま
しくは炭素数2〜16、特に好ましくは炭素数2〜10
のアシルオキシ基であり、例えばアセトキシ、ベンゾイ
ルオキシなどが挙げられる。)、アシルアミノ基(好ま
しくは炭素数2〜20、より好ましくは炭素2〜16、
特に好ましくは炭素数2〜10のアシルアミノ基であ
り、例えばアセチルアミノ、ベンゾイルアミノなどが挙
げられる。)、アルコキシカルボニルアミノ基(好まし
くは炭素数2〜20、より好ましくは炭素数2〜16、
特に好ましくは炭素数2〜12のアルコキシカルボニル
アミノ基であり、例えばメトキシカルボニルアミノなど
が挙げられる。)、アリールオキシカルボニルアミノ基
(好ましくは炭素数7〜20、より好ましくは炭素数7
〜16、特に好ましくは炭素数7〜12のアリールオキ
シカルボニルアミノ基であり、例えばフェニルオキシカ
ルボニルアミノなどが挙げられる。)、スルホニルアミ
ノ基(好ましくは炭素数1〜20、より好ましくは炭素
1〜16、特に好ましくは炭素数1〜12のスルホニル
アミノ基であり、例えばメタンスルホニルアミノ、ベン
ゼンスルホニルアミノなどが挙げられる。)、スルファ
モイル基(好ましくは炭素数0〜20、より好ましくは
炭素0〜16、特に好ましくは炭素数0〜12のスルフ
ァモイル基であり、例えばスルファモイル、メチルスル
ファモイル、ジメチルスルファモイル、フェニルスルフ
ァモイルなどが挙げられる。)、カルバモイル基(好ま
しくは炭素数1〜20、より好ましくは炭素1〜16、
特に好ましくは炭素数1〜12のカルバモイル基であ
り、例えばカルバモイル、メチルカルバモイル、ジエチ
ルカルバモイル、フェニルカルバモイルなどが挙げられ
る。)、アルキルチオ基(好ましくは炭素数1〜20、
より好ましくは炭素数1〜16、特に好ましくは炭素数
1〜12のアルキルチオ基であり、例えばメチルチオ、
エチルチオなどが挙げられる。)、アリールチオ基(好
ましくは炭素数6〜20、より好ましくは炭素6〜1
6、特に好ましくは炭素数6〜12のアリールチオ基で
あり、例えばフェニルチオなどが挙げられる。)、スル
ホニル基(好ましくは炭素数1〜20、より好ましくは
炭素数1〜16、特に好ましくは炭素数1〜12のスル
ホニル基であり、例えばメシル、トシルなどが挙げられ
る。)、スルフィニル基(好ましくは炭素数1〜20、
より好ましくは炭素数1〜16、特に好ましくは炭素数
1〜12のスルフィニル基であり、例えばメタンスルフ
ィニル、ベンゼンスルフィニルなどが挙げられる。)、
ウレイド基(好ましくは炭素数1〜20、より好ましく
は炭素数1〜16、特に好ましくは炭素数1〜12のウ
レイド基であり、例えばウレイド、メチルウレイド、フ
ェニルウレイドなどが挙げられる。)、リン酸アミド基
(好ましくは炭素数1〜20、より好ましくは炭素数1
〜16、特に好ましくは炭素数1〜12のリン酸アミド
基であり、例えばジエチルリン酸アミド、フェニルリン
酸アミドなどが挙げられる。)、ヒドロキシ基、メルカ
プト基、ハロゲン原子(例えばフッ素原子、塩素原子、
臭素原子、ヨウ素原子)、シアノ基、スルホ基、カルボ
キシル基、ニトロ基、ヒドロキサム酸基、スルフィノ
基、ヒドラジノ基、ヘテロ環基(例えばイミダゾリル、
ピリジル、フリル、ピペリジル、モルホリノなどが挙げ
られる。)などが挙げられる。これらの置換基は更に置
換されてもよい。また、置換基が二つ以上ある場合は、
同じでも異なってもよい。An aryl group represented by R 1 , a pyridyl group,
The quinolyl group may have a substituent, and as the substituent,
For example, an alkyl group (preferably having 1 to 20 carbon atoms, more preferably 1 to 12 carbon atoms, particularly preferably 1 to 8 carbon atoms).
An alkyl group of, for example, methyl, ethyl, iso-
Propyl, tert-butyl, n-octyl, n-decyl, n-hexadecyl, cyclopropyl, cyclopentyl, cyclohexyl and the like. ), An alkenyl group (preferably having a carbon number of 2 to 20, more preferably a carbon number of 2 to 12, and particularly preferably a carbon number of 2 to 8), such as vinyl, allyl, 2-butenyl, 3-pentenyl and the like. ), An alkynyl group (preferably having 2 to 20 carbon atoms, more preferably 2 to 12 carbon atoms,
An alkynyl group having 2 to 8 carbon atoms is particularly preferable, and examples thereof include propargyl and 3-pentynyl. ), An aryl group (preferably having 6 to 30 carbon atoms, more preferably 6 to 20 carbon atoms, and particularly preferably 6 to 1 carbon atoms).
2 is an aryl group, and examples thereof include phenyl, p-methylphenyl, and naphthyl. ), An amino group (preferably having a carbon number of 0 to 20, and more preferably having a carbon number of 0 to 1).
0, particularly preferably an amino group having 0 to 6 carbon atoms, and examples thereof include amino, methylamino, dimethylamino, diethylamino, dibenzylamino and the like. ), An alkoxy group (preferably an alkoxy group having 1 to 20 carbon atoms, more preferably 1 to 12 carbon atoms, and particularly preferably 1 to 8 carbon atoms, and examples thereof include methoxy, ethoxy, and butoxy). An oxy group (preferably an aryloxy group having 6 to 20 carbon atoms, more preferably 6 to 16 carbon atoms, and particularly preferably 6 to 12 carbon atoms, and examples thereof include phenyloxy and 2-naphthyloxy). Acyl group (preferably having 1 to 20 carbon atoms, more preferably 1 to 16 carbon atoms, and particularly preferably 1 to 1 carbon atoms)
12 acyl groups, such as acetyl, benzoyl,
Formyl, pivaloyl and the like can be mentioned. ), An alkoxycarbonyl group (preferably having 2 to 20 carbon atoms, more preferably 2 to 16 carbon atoms, and particularly preferably 2 to 12 carbon atoms).
Is an alkoxycarbonyl group, and examples thereof include methoxycarbonyl and ethoxycarbonyl. ), An aryloxycarbonyl group (preferably having 7 to 2 carbon atoms)
It is 0, more preferably an aryloxycarbonyl group having 7 to 16 carbon atoms, and particularly preferably 7 to 10 carbon atoms, and examples thereof include phenyloxycarbonyl. ),
Acyloxy group (preferably having 2 to 20 carbon atoms, more preferably 2 to 16 carbon atoms, and particularly preferably 2 to 10 carbon atoms).
Is an acyloxy group, and examples thereof include acetoxy and benzoyloxy. ), An acylamino group (preferably having 2 to 20 carbon atoms, more preferably 2 to 16 carbon atoms,
Particularly preferably, it is an acylamino group having 2 to 10 carbon atoms, and examples thereof include acetylamino and benzoylamino. ), An alkoxycarbonylamino group (preferably having 2 to 20 carbon atoms, more preferably 2 to 16 carbon atoms,
An alkoxycarbonylamino group having 2 to 12 carbon atoms is particularly preferable, and examples thereof include methoxycarbonylamino. ), An aryloxycarbonylamino group (preferably having 7 to 20 carbon atoms, more preferably having 7 carbon atoms)
To 16, particularly preferably an aryloxycarbonylamino group having 7 to 12 carbon atoms, and examples thereof include phenyloxycarbonylamino. ), A sulfonylamino group (preferably 1 to 20 carbon atoms, more preferably 1 to 16 carbon atoms, and particularly preferably 1 to 12 carbon atoms, and examples thereof include methanesulfonylamino and benzenesulfonylamino. ), A sulfamoyl group (preferably having a carbon number of 0 to 20, more preferably a carbon number of 0 to 16, and particularly preferably a carbon number of 0 to 12), such as sulfamoyl, methylsulfamoyl, dimethylsulfamoyl, phenylsulfyl. Famoyl, etc.), a carbamoyl group (preferably having 1 to 20 carbon atoms, more preferably 1 to 16 carbon atoms,
Particularly preferred is a carbamoyl group having 1 to 12 carbon atoms, and examples thereof include carbamoyl, methylcarbamoyl, diethylcarbamoyl and phenylcarbamoyl. ), An alkylthio group (preferably having 1 to 20 carbon atoms,
More preferably, it is an alkylthio group having 1 to 16 carbon atoms, particularly preferably 1 to 12 carbon atoms, such as methylthio,
Examples include ethylthio. ), An arylthio group (preferably having 6 to 20 carbon atoms, and more preferably having 6 to 1 carbon atoms).
6, particularly preferably an arylthio group having 6 to 12 carbon atoms, and examples thereof include phenylthio. ), A sulfonyl group (preferably having a carbon number of 1 to 20, more preferably a carbon number of 1 to 16, and particularly preferably a carbon number of 1 to 12 and examples thereof include mesyl and tosyl) and a sulfinyl group ( Preferably 1 to 20 carbon atoms,
It is more preferably a sulfinyl group having 1 to 16 carbon atoms, particularly preferably 1 to 12 carbon atoms, and examples thereof include methanesulfinyl and benzenesulfinyl. ),
Ureido group (preferably a ureido group having 1 to 20 carbon atoms, more preferably 1 to 16 carbon atoms, and particularly preferably 1 to 12 carbon atoms, and examples thereof include ureido, methylureido, and phenylureido). Acid amide group (preferably having 1 to 20 carbon atoms, more preferably having 1 carbon atom)
To 16, particularly preferably a phosphoric acid amide group having 1 to 12 carbon atoms, and examples thereof include diethylphosphoric acid amide and phenylphosphoric acid amide. ), A hydroxy group, a mercapto group, a halogen atom (for example, a fluorine atom, a chlorine atom,
Bromine atom, iodine atom), cyano group, sulfo group, carboxyl group, nitro group, hydroxamic acid group, sulfino group, hydrazino group, heterocyclic group (eg imidazolyl,
Pyridyl, furyl, piperidyl, morpholino and the like can be mentioned. ). These substituents may be further substituted. When there are two or more substituents,
They may be the same or different.
【0014】置換基として好ましくは、アルキル基、ア
ルケニル基、アルキニル基、アリール基、アミノ基、ア
ルコキシ基、アリールオキシ基、アシルオキシ基、アシ
ルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリール
オキシカルボニルアミノ基、スルホニルアミノ基、スル
ファモイル基、カルバモイル基、アルキルチオ基、アリ
ールチオ基、スルホニル基、スルフィニル基、ウレイド
基、リン酸アミド基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ス
ルホ基、ヒドロキサム酸基、スルフィノ基、ヒドラジノ
基、ヘテロ環基であり、より好ましくはアルコキシ基、
アリールオキシ基、アシルオキシ基、アシルアミノ基、
アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボ
ニルアミノ基、スルホニルアミノ基、スルファモイル
基、カルバモイル基、アルキルチオ基、アリールチオ
基、スルホニル基、スルフィニル基、ウレイド基、リン
酸アミド基、ヘテロ環基であり、更に好ましくはアルコ
キシ基、アリールオキシ基、アシルアミノ基、スルホニ
ルアミノ基、スルファモイル基、カルバモイル基、ウレ
イド基、リン酸アミド基であり、特に好ましくはアシル
アミノ基、スルホニルアミノ基、スルファモイル基、カ
ルバモイル基、ウレイド基である。The substituent is preferably an alkyl group, an alkenyl group, an alkynyl group, an aryl group, an amino group, an alkoxy group, an aryloxy group, an acyloxy group, an acylamino group, an alkoxycarbonylamino group, an aryloxycarbonylamino group, a sulfonylamino. Group, sulfamoyl group, carbamoyl group, alkylthio group, arylthio group, sulfonyl group, sulfinyl group, ureido group, phosphoramide group, hydroxy group, mercapto group, sulfo group, hydroxamic acid group, sulfino group, hydrazino group, heterocyclic group And more preferably an alkoxy group,
Aryloxy group, acyloxy group, acylamino group,
Alkoxycarbonylamino group, aryloxycarbonylamino group, sulfonylamino group, sulfamoyl group, carbamoyl group, alkylthio group, arylthio group, sulfonyl group, sulfinyl group, ureido group, phosphoric acid amide group, and heterocyclic group, and more preferably Alkoxy group, aryloxy group, acylamino group, sulfonylamino group, sulfamoyl group, carbamoyl group, ureido group, phosphoric acid amide group, particularly preferably acylamino group, sulfonylamino group, sulfamoyl group, carbamoyl group, ureido group. .
【0015】R1 として好ましくはフェニル基、ナフチ
ル基、ピリジル基、キノリル基であり、より好ましくは
フェニル基、ナフチル基であり、更に好ましくはフェニ
ル基であり、特に好ましくはアシルアミノ基、スルホニ
ルアミノ基、スルファモイル基、カルバモイル基及びウ
レイド基から選ばれた置換基で置換されたフェニル基で
ある。R 1 is preferably a phenyl group, a naphthyl group, a pyridyl group or a quinolyl group, more preferably a phenyl group or a naphthyl group, further preferably a phenyl group, particularly preferably an acylamino group or a sulfonylamino group. , A phenyl group substituted with a substituent selected from a sulfamoyl group, a carbamoyl group and an ureido group.
【0016】R2 で表されるアリール基、ピリジル基、
キノリル基の置換基について説明する。脂肪族炭化水素
基は、アルキル基(好ましくは炭素数1〜20、より好
ましくは炭素数1〜12、特に好ましくは炭素数1〜8
のアルキル基であり、例えばメチル、エチル、iso−
プロピル、tert−ブチル、n−オクチル、n−デシ
ル、n−ヘキサデシル、シクロプロピル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシルなどが挙げられる。)、アルケニル
基(好ましくは炭素数2〜20、より好ましくは炭素数
2〜12、特に好ましくは炭素数2〜8のアルケニル基
であり、例えばビニル、アリル、2−ブテニル、3−ペ
ンテニルなどが挙げられる。)、アルキニル基(好まし
くは炭素数2〜20、より好ましくは炭素数2〜12、
特に好ましくは炭素数2〜8のアルキニル基であり、例
えばプロパルギル、3−ペンチニルなどが挙げられ
る。)、アラルキル基(好ましくは炭素数7〜30、よ
り好ましくは炭素数7〜20、更に好ましくは炭素数7
〜12のアラルキル基であり、例えばベンジル、フェネ
チルなどが挙げられる。)であり、好ましくはアルケニ
ル基、アルキニル基である。アリール基、アミノ基、ア
ルコキシ基、アリールオキシ基、アルコキシカルボニル
アミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、アシル
オキシ基、アシルアミノ基、カルバモイル基、スルホニ
ルアミノ基、リン酸アミド基、スルファモイル基、アル
キルチオ基、アリールチオ基、チオカルボニル基、スル
ホニル基、スルフィニル基、ウレイド基、チオウレイド
基、チオアミド基、ヒドロキシ基、メルカプト基、スル
ホ基、ホスホノ基、ヒドロキサム酸基及びヘテロ環基
は、R1 の置換基で説明した基と同義であり、また好ま
しい範囲も同様である。An aryl group represented by R 2 , a pyridyl group,
The substituent of the quinolyl group will be described. The aliphatic hydrocarbon group is an alkyl group (preferably having 1 to 20 carbon atoms, more preferably 1 to 12 carbon atoms, particularly preferably 1 to 8 carbon atoms).
An alkyl group of, for example, methyl, ethyl, iso-
Propyl, tert-butyl, n-octyl, n-decyl, n-hexadecyl, cyclopropyl, cyclopentyl, cyclohexyl and the like. ), An alkenyl group (preferably having a carbon number of 2 to 20, more preferably a carbon number of 2 to 12, and particularly preferably a carbon number of 2 to 8), such as vinyl, allyl, 2-butenyl, 3-pentenyl and the like. ), An alkynyl group (preferably having 2 to 20 carbon atoms, more preferably 2 to 12 carbon atoms,
An alkynyl group having 2 to 8 carbon atoms is particularly preferable, and examples thereof include propargyl and 3-pentynyl. ), An aralkyl group (preferably having 7 to 30 carbon atoms, more preferably 7 to 20 carbon atoms, still more preferably 7 carbon atoms).
To 12 aralkyl groups, and examples thereof include benzyl and phenethyl. ), Preferably an alkenyl group or an alkynyl group. Aryl group, amino group, alkoxy group, aryloxy group, alkoxycarbonylamino group, aryloxycarbonylamino group, acyloxy group, acylamino group, carbamoyl group, sulfonylamino group, phosphoramide group, sulfamoyl group, alkylthio group, arylthio group , Thiocarbonyl group, sulfonyl group, sulfinyl group, ureido group, thioureido group, thioamide group, hydroxy group, mercapto group, sulfo group, phosphono group, hydroxamic acid group and heterocyclic group are the groups described for the substituent of R 1. It is synonymous with and the preferable range is also the same.
【0017】また、R2 は上記の置換基の他に、R1 の
置換基として挙げたもので置換されてもよい。In addition to the above-mentioned substituents, R 2 may be substituted with the above-mentioned substituents for R 1 .
【0018】R2 として好ましくは、上記置換基で置換
されたフェニル基、ナフチル基、ピリジル基、キノリル
基であり、より好ましくは上記置換基で置換されたフェ
ニル基、ナフチル基であり、更に好ましくは上記置換基
で置換されたフェニル基であり、特に好ましくはアシル
アミノ基、スルホニルアミノ基、スルファモイル基、カ
ルバモイル基及びウレイド基の中から選ばれた置換基で
置換されたフェニル基である。一般式(I)で表される
化合物のうち、好ましくは一般式(I−a)で表される
化合物である。 一般式(I−a)R 2 is preferably a phenyl group, a naphthyl group, a pyridyl group or a quinolyl group substituted with the above substituents, more preferably a phenyl group or a naphthyl group substituted with the above substituents, further preferably Is a phenyl group substituted with the above-mentioned substituent, particularly preferably a phenyl group substituted with a substituent selected from an acylamino group, a sulfonylamino group, a sulfamoyl group, a carbamoyl group and a ureido group. Among the compounds represented by the general formula (I), the compound represented by the general formula (Ia) is preferable. General formula (Ia)
【0019】[0019]
【化5】 Embedded image
【0020】(式中、R2 は一般式(I)におけるそれ
と同義であり、また好ましい範囲も同様である。) 一般式(I)で表される化合物のうち、より好ましくは
一般式(I−b)で表される化合物である。 一般式(I−b)(In the formula, R 2 has the same meaning as that in the general formula (I), and the preferable range is also the same.) Of the compounds represented by the general formula (I), the more preferable one is the general formula (I). -A compound represented by b). General formula (Ib)
【0021】[0021]
【化6】 [Chemical 6]
【0022】(式中、Xは、アシルアミノ基、スルホニ
ルアミノ基、スルファモイル基、カルバモイル基または
ウレイド基を表し、mは1、2または3を表す。またフ
ェニル基はXの他にR1 の置換基として挙げたもので置
換されていてもよい。) Xで表されるアシルアミノ基、スルホニルアミノ基、ス
ルファモイル基、カルバモイル基、ウレイド基は、一般
式(I)におけるR1 の置換基で説明したそれらの基と
同義であり、また好ましい範囲も同様である。Xとして
好ましくはアシルアミノ基、スルホニルアミノ基、ウレ
イド基であり、より好ましくはスルホニルアミノ基であ
る。mが2または3のとき、Xは同一または互いに異な
ってもよい。mとして好ましくは、1または2であり、
より好ましくは1である。(Wherein X represents an acylamino group, a sulfonylamino group, a sulfamoyl group, a carbamoyl group or a ureido group, m represents 1, 2 or 3, and a phenyl group is a substituent of R 1 in addition to X. The acylamino group, the sulfonylamino group, the sulfamoyl group, the carbamoyl group, and the ureido group represented by X are as described for the substituent of R 1 in the general formula (I). It has the same meaning as those groups and the preferred range is also the same. X is preferably an acylamino group, a sulfonylamino group or a ureido group, more preferably a sulfonylamino group. When m is 2 or 3, X may be the same or different from each other. m is preferably 1 or 2,
It is more preferably 1.
【0023】一般式(I−b)で表される化合物のう
ち、より好ましくはXがジスルフィド基に対してオルト
位又はパラ位に置換された化合物である。一般式(I)
で表される化合物のうち、更に好ましくは一般式(I−
c)又は(I−d)で表される化合物である。 一般式(I−c)Of the compounds represented by the general formula (Ib), more preferred are compounds in which X is substituted at the ortho position or para position with respect to the disulfide group. General formula (I)
More preferably, among the compounds represented by the general formula (I-
The compound represented by c) or (Id). General formula (I-c)
【0024】[0024]
【化7】 [Chemical 7]
【0025】一般式(I−d)General formula (Id)
【0026】[0026]
【化8】 Embedded image
【0027】(式中、Rc1及びRd1は、それぞれ脂肪族
炭化水素基、アリール基又はヘテロ環基を表す。Rc2及
びRd2は、それぞれ水素原子、脂肪族炭化水素基、アリ
ール基又はヘテロ環基を表す。また一般式(I−c)、
(I−d)におけるフェニル基は、−N(RC2)SO2
RC1、−N(Rd2)SO2 Rd1で表される基の他に、置
換されていてもよい。)RC1、Rd1として好ましくは脂
肪族炭化水素基、アリール基であり、より好ましくは炭
素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜20のフェニル
基であり、更に好ましくは炭素数4〜16のアルキル
基、炭素数6〜16のフェニル基であり、特に好ましく
は、炭素数6〜14のアルキル基、炭素数6〜14のフ
ェニル基である。RC2、Rd2として好ましくは、水素原
子、脂肪族炭化水素基であり、より好ましくは水素原
子、アルキル基であり、更に好ましくは水素原子、炭素
数1〜6のアルキル基であり、特に好ましくは水素原
子、メチル基である。(In the formula, R c1 and R d1 each represent an aliphatic hydrocarbon group, an aryl group or a heterocyclic group. R c2 and R d2 respectively represent a hydrogen atom, an aliphatic hydrocarbon group, an aryl group or Represents a heterocyclic group, and has the general formula (Ic),
(I-d) phenyl group in the, -N (R C2) SO 2
In addition to the group represented by R C1 and —N (R d2 ) SO 2 R d1, it may be substituted. ) R C1 and R d1 are preferably an aliphatic hydrocarbon group or an aryl group, more preferably an alkyl group having 1 to 20 carbon atoms or a phenyl group having 6 to 20 carbon atoms, and further preferably 4 to 4 carbon atoms. It is an alkyl group having 16 carbon atoms and a phenyl group having 6 to 16 carbon atoms, and particularly preferably an alkyl group having 6 to 14 carbon atoms and a phenyl group having 6 to 14 carbon atoms. R C2 and R d2 are preferably a hydrogen atom or an aliphatic hydrocarbon group, more preferably a hydrogen atom or an alkyl group, further preferably a hydrogen atom or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, and particularly preferably Is a hydrogen atom or a methyl group.
【0028】一般式(I−c)、(I−d)におけるフ
ェニル基の−N(Rd2)SO2 Rd1、−N(Re2)SO
2 Re1以外の置換基として好ましくは、脂肪族炭化水素
基であり、より好ましくは炭素数1〜6のアルキル基で
あり、更に好ましくはメチル基である。以下に一般式
(I)で表される化合物の具体例を挙げるが本発明はこ
れらに限定されるものではない。--N (R d2 ) SO 2 R d1 and --N (R e2 ) SO of the phenyl group in the general formulas (I-c) and (I-d).
The preferred substituent other than 2 R e1, an aliphatic hydrocarbon group, more preferably an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, more preferably a methyl group. Specific examples of the compound represented by the general formula (I) are shown below, but the present invention is not limited thereto.
【0029】[0029]
【化9】 Embedded image
【0030】[0030]
【化10】 Embedded image
【0031】[0031]
【化11】 Embedded image
【0032】[0032]
【化12】 [Chemical 12]
【0033】[0033]
【化13】 Embedded image
【0034】[0034]
【化14】 Embedded image
【0035】[0035]
【化15】 Embedded image
【0036】[0036]
【化16】 Embedded image
【0037】[0037]
【化17】 Embedded image
【0038】[0038]
【化18】 Embedded image
【0039】[0039]
【化19】 Embedded image
【0040】[0040]
【化20】 Embedded image
【0041】[0041]
【化21】 [Chemical 21]
【0042】[0042]
【化22】 Embedded image
【0043】[0043]
【化23】 Embedded image
【0044】[0044]
【化24】 Embedded image
【0045】[0045]
【化25】 Embedded image
【0046】[0046]
【化26】 [Chemical formula 26]
【0047】上記化合物は可能な場合には塩の形で使用
してもよい。本発明の一般式(I)で表される化合物
は、例えば、新実験化学講座(日本化学会編、丸善)1
4−III 、8章8.4あるいは、ORANIC FUNCTIONAL GR
OUP PREPARATIONS(Sandler,Karo , ACADEMIC PRESS Ne
w York and London )I-Chapt.18に記載のある様な種々
の方法によって合成することが可能である。それらの合
成法を大別すると以下の様になる。 (1)対応するメルカプタンの酸化による方法 (2)対応するアルキル(アリール)ハライドと多硫化
アルカリ金属塩との求核置換による方法 (3)対応するアニリン誘導体をジアジニウム塩に変換
した後に多硫化アルカリ金属塩との求核置換反応させる
方法If possible, the above compounds may be used in the form of salts. The compound represented by the general formula (I) of the present invention is, for example, 1
4-III, Chapter 8 8.4 or ORANIC FUNCTIONAL GR
OUP PREPARATIONS (Sandler, Karo, ACADEMIC PRESS Ne
w York and London) It can be synthesized by various methods such as those described in I-Chapt.18. The synthesis methods are roughly classified as follows. (1) Method by oxidation of corresponding mercaptan (2) Method by nucleophilic substitution of corresponding alkyl (aryl) halide with alkali metal polysulfide salt (3) Conversion of corresponding aniline derivative into diazinium salt and then alkali polysulfide Method for nucleophilic substitution reaction with metal salt
【0048】(1)の方法で使用されるメルカプタン類
とは、アルキル、アリールメルカプタン共に特に制限さ
れる事項はなく、酸化手段としては、空気酸化(酸素酸
化)、ジメチルスルホキシド酸化、過酸化水素酸化、次
亜塩素酸酸化などが挙げられる。これらの方法を行う
際、反応系中をアルカリ性にすることにより反応を加速
できる。また、銅、鉄などの金属触媒を添加することに
よっても反応を加速することができる事が知られてい
る。With respect to the mercaptans used in the method (1), there is no particular limitation on both alkyl and aryl mercaptans. As oxidation means, there are air oxidation (oxygen oxidation), dimethylsulfoxide oxidation, hydrogen peroxide oxidation. , Hypochlorous acid oxidation and the like. When performing these methods, the reaction can be accelerated by making the reaction system alkaline. It is also known that the reaction can be accelerated by adding a metal catalyst such as copper or iron.
【0049】(2)の方法で用いることができるアルキ
ルハライドとは、その分子内に求核攻撃を受けやすい官
能基(例えば、ケトン、アルデヒド、エノンなど)を持
たないものが好ましく、またアルキルハライドの級数は
1級が最も反応性が高く、2級、3級の順に反応性が低
下するので級数が低いもの程好ましい。(2)の方法で
用いることができるアリールハライドとは、一般的に電
子吸引的な性格を有する物が好ましく、ベンゼン環型ハ
ライドでは更にハロゲン、ニトロなどの置換基を持つも
のが反応性が高く効率的に目的物を得ることができる点
で好ましい。芳香環内にヘテロ原子を有するヘテロ芳香
族ハライドの場合には、ベンゼン環に比べて電子吸引的
であるため特に電子吸引性基をヘテロ芳香環内に持たな
くても目的物が得られることが多い。また、アルキルハ
ライドの場合と同様、これらのアリールハライドも分子
内に求核攻撃を受けやすい官能基(例えば、ケトン、ア
ルデヒド、エノンなど)を持たないものが好ましい。The alkyl halide which can be used in the method (2) is preferably one having no functional group (eg, ketone, aldehyde, enone, etc.) which is susceptible to nucleophilic attack in its molecule. As for the series, the first class has the highest reactivity, and the reactivity decreases in the order of the second class and the third class. The aryl halide that can be used in the method (2) is generally preferably one having an electron-withdrawing character, and a benzene ring-type halide having a substituent such as halogen or nitro is highly reactive. It is preferable in that the target product can be obtained efficiently. In the case of a heteroaromatic halide having a hetero atom in the aromatic ring, it is more electron-withdrawing than a benzene ring, so that the target product can be obtained without particularly having an electron-withdrawing group in the heteroaromatic ring. Many. Further, as in the case of the alkyl halide, it is preferable that these aryl halides do not have a functional group (for example, ketone, aldehyde, enone, etc.) which is susceptible to nucleophilic attack in the molecule.
【0050】(3)の方法で用いることができるアニリ
ン誘導体とは、特に制限される事項はないが、ジアゾニ
ウム塩を形成させ、水性条件下に多硫化アルカリ金属塩
と反応させる都合上、アニリン誘導体の塩、および形成
されるジアゾニウム塩が水溶性となるものが好ましい。
水溶性が比較的低く、ジアゾニウム塩が効率的に生成し
ないアニリン誘導体を用いる場合には溶媒としてアルコ
ール類を水に混合して用いることも可能である。また、
ジアゾニウム塩形成の際に用いる酸としては、塩酸、硫
酸が一般的であるが、形成された塩の安定性を上げる目
的からホウ弗化水素酸を用いる事もある。The aniline derivative which can be used in the method (3) is not particularly limited, but for the convenience of forming a diazonium salt and reacting it with an alkali metal polysulfide salt under an aqueous condition, it is an aniline derivative. And the diazonium salt formed is water-soluble.
When using an aniline derivative which has relatively low water solubility and does not efficiently form a diazonium salt, it is also possible to use a mixture of alcohols with water as a solvent. Also,
Hydrochloric acid and sulfuric acid are generally used as the acid for forming the diazonium salt, but borofluoric acid may be used for the purpose of improving the stability of the salt formed.
【0051】(1)の方法で用いるメルカプタン類の合
成法としては、新実験化学講座(日本化学会編、丸善)
14−III 、8章8.1、ORANIC FUNCTIONAL GROUP PR
EPARATIONS(Sandler,Karo , ACADEMIC PRESS New York
and London )I-Chapt.18あるいはTHE CHEMISTRY OF F
UNCTINONAL GROUPS (Patai , JONE WILLY & SONS)"
The Chemistry of the thiol group"−Chapt.4 に記載
のある様な種々の方法によって合成することが可能であ
る。As a method for synthesizing the mercaptans used in the method (1), a new experimental chemistry course (edited by the Chemical Society of Japan, Maruzen)
14-III, Chapter 8, 8.1, ORANIC FUNCTIONAL GROUP PR
EPARATIONS (Sandler, Karo, ACADEMIC PRESS New York
and London) I-Chapt.18 or THE CHEMISTRY OF F
UNCTINONAL GROUPS (Patai, JONE WILLY & SONS) "
It can be synthesized by various methods such as those described in The Chemistry of the thiol group "-Chapt.
【0052】次に本発明の一般式(I)で表される化合
物の代表的合成例を以下に示す。 合成例 化合物I−3の合成 4,4’−ジチオジアニリン5.00g(0.020モ
ル)をアセトニトリル40mlに溶解し、窒素雰囲気
下、0℃以下に冷却し、攪拌しながらトリエチルアミン
4.45g(0.044モル)を加え、更にベンゾイル
クロリド6.19g(0.044モル)を反応液が5℃
を越えないように滴下した。5℃以下で20分攪拌した
後、室温にて更に1時間攪拌した。反応液を水にあけ、
析出した固体を濾取し、ジメチルホルムアミド/メタノ
ールにて再結晶することによって目的化合物I−3を
6.80g(0.0149モル)得た。 収率74.5
%融点 260℃以上Next, typical examples of the synthesis of the compound represented by formula (I) of the present invention are shown below. Synthesis Example Synthesis of Compound I-3 4,4′-dithiodianiline 5.00 g (0.020 mol) was dissolved in acetonitrile 40 ml, cooled to 0 ° C. or lower under nitrogen atmosphere, and stirred with triethylamine 4.45 g. (0.044 mol) was added, and 6.19 g (0.044 mol) of benzoyl chloride was added to the reaction solution at 5 ° C.
It was dropped so that it would not exceed. After stirring at 5 ° C or lower for 20 minutes, the mixture was further stirred at room temperature for 1 hour. Pour the reaction solution into water,
The precipitated solid was collected by filtration and recrystallized from dimethylformamide / methanol to obtain 6.80 g (0.0149 mol) of the target compound I-3. Yield 74.5
% Melting point 260 ° C or higher
【0053】合成例2 化合物I−4の合成 2,2’−ジチオアニリン25.0g(0.1モル)を
アセトニトリル250mlに溶解し、窒素雰囲気下に攪
拌しながらピリジン15.6ml(0.2モル)を加
え、更にアセチルクロライド20.4g(0.2モル)
をゆっくりと滴下した。室温で2時間攪拌したところ、
目的物が析出してきたのでアセトニトリル150mlを
加えて加熱、溶解させた後に氷冷、再結晶を行った。析
出物をろ取し、目的化合物I−4を28.0g(0.0
84モル)得た。収率84.2%融点 167−168
℃Synthesis Example 2 Synthesis of Compound I-4 25.0 g (0.1 mol) of 2,2'-dithioaniline was dissolved in 250 ml of acetonitrile, and 15.6 ml (0.2 20.4 g (0.2 mol) of acetyl chloride
Was slowly added dropwise. After stirring for 2 hours at room temperature,
Since the target substance was precipitated, 150 ml of acetonitrile was added, heated and dissolved, and then ice-cooled and recrystallized. The precipitate was collected by filtration, and 28.0 g (0.0
84 mol) was obtained. Yield 84.2% Melting point 167-168
° C
【0054】合成例3 化合物I−16の合成 2,2’−ジチオアニリン5.0g(0.020モル)
をアセトニトリル50mlに溶解し、窒素雰囲気下、5
℃以下に冷却し、攪拌しながらピリジン3.1ml
(0.040モル)を加え、更にペンタフルオロベンゾ
イルクロライド9.2g(0.040モル)を反応液が
15℃を越えないように滴下した。滴下終了後、攪拌し
ながら徐々に室温まで上昇させたところ、目的物が析出
した。析出物をろ取し、ジメチルホルムアミド/イソプ
ロピルアルコールにて再結晶することによって目的化合
物I−16を10.5g(0.016モル)得た。収率8
2.7% 融点 218−219℃Synthesis Example 3 Synthesis of Compound I-16 5.0 g (0.020 mol) of 2,2'-dithioaniline
Was dissolved in 50 ml of acetonitrile, and was dissolved in a nitrogen atmosphere for 5
Cool down below ℃, and with stirring 3.1 ml pyridine
(0.040 mol) was added, and 9.2 g (0.040 mol) of pentafluorobenzoyl chloride was further added dropwise so that the reaction liquid did not exceed 15 ° C. After the dropping was completed, the temperature was gradually raised to room temperature with stirring, and the target substance was deposited. The precipitate was collected by filtration and recrystallized from dimethylformamide / isopropyl alcohol to obtain 10.5 g (0.016 mol) of the target compound I-16. Yield 8
2.7% melting point 218-219 ° C
【0055】合成例4 化合物I−45の合成 4,4’−ジチオアニリン5.0g(0.020モル)
をアセトニトリル50mlに溶解し、窒素雰囲気下、5
℃以下に冷却し、攪拌しながらピリジン3.4ml
(0.044モル)を加え、更にベンゼンスルホニルク
ロライド7.4g(0.042モル)を反応液が10℃
を越えないように滴下した。滴下終了後、攪拌しながら
徐々に室温まで上昇させ、そのまま2時間反応させた。
反応液を水にあけ、酢酸エチル250mlを加えて抽出
した。抽出液を乾燥濃縮後、シリカゲルクロマトグラフ
ィー(酢酸エチル/ヘキサン=1/1)にて原点成分を
除去、精製することによって目的化合物I−45を9.
3g(0.017モル)得た。収率87.7% 融点
166−167℃Synthesis Example 4 Synthesis of Compound I-45 5.0 g (0.020 mol) of 4,4'-dithioaniline
Was dissolved in 50 ml of acetonitrile, and was dissolved in a nitrogen atmosphere for 5
Cool down below ℃, and with stirring, pyridine 3.4 ml
(0.044 mol) was added, and 7.4 g (0.042 mol) of benzenesulfonyl chloride was added to the reaction solution at 10 ° C.
It was dropped so that it would not exceed. After completion of the dropping, the temperature was gradually raised to room temperature with stirring, and the reaction was continued for 2 hours.
The reaction solution was poured into water and 250 ml of ethyl acetate was added for extraction. After the extract was dried and concentrated, the origin compound was removed and purified by silica gel chromatography (ethyl acetate / hexane = 1/1) to give the desired compound I-45.
3 g (0.017 mol) was obtained. Yield 87.7% Melting point 166-167 ° C
【0056】合成例5 化合物I−46の合成 2,2’−ジチオアニリン5.0g(0.020モル)
をアセトニトリル50mlに溶解し、窒素雰囲気下、5
℃以下に冷却し、攪拌しながらピリジン3.4ml
(0.044モル)を加え、更にベンゼンスルホニルク
ロライド7.4g(0.042モル)を反応液が15℃
を越えないように滴下した。滴下終了後、攪拌しながら
徐々に室温まで上昇させ、そのまま2時間反応させた。
反応液を水にあけ、析出した固体をろ取し、酢酸エチル
/イソプロピルアルコールにて再結晶することによって
目的化合物I−46を8.4g(0.016モル)得
た。収率79.0% 融点 148−149℃Synthesis Example 5 Synthesis of Compound I-46 5.0 g (0.020 mol) of 2,2'-dithioaniline
Was dissolved in 50 ml of acetonitrile, and was dissolved in a nitrogen atmosphere for 5
Cool down below ℃, and with stirring, pyridine 3.4 ml
(0.044 mol) was added, and 7.4 g (0.042 mol) of benzenesulfonyl chloride was added to the reaction solution at 15 ° C.
It was dropped so that it would not exceed. After completion of the dropping, the temperature was gradually raised to room temperature with stirring, and the reaction was continued for 2 hours.
The reaction solution was poured into water, the precipitated solid was collected by filtration, and recrystallized from ethyl acetate / isopropyl alcohol to obtain 8.4 g (0.016 mol) of the target compound I-46. Yield 79.0% Melting point 148-149 ° C
【0057】合成例6 化合物I−48の合成 4,4’−ジチオアニリン5.0g(0.020モル)
をアセトニトリル50mlに溶解し、窒素雰囲気下、5
℃以下に冷却し、攪拌しながらピリジン3.1ml
(0.040モル)を加え、更にジフェニルリン酸クロ
ライド10.7g(0.040モル)を反応液が15℃
を越えないように滴下した。滴下終了後、攪拌しながら
徐々に室温まで上昇させ、そのまま2時間反応させた。
反応液を水にあけ、析出した固体をろ取し、ジメチルホ
ルムアミド/イソプロピルアルコールにて再結晶するこ
とによって目的化合物I−48を8.9g(0.012
モル)得た。収率62.2% 融点 183−185
℃Synthesis Example 6 Synthesis of Compound I-48 5.0 g (0.020 mol) of 4,4'-dithioaniline
Was dissolved in 50 ml of acetonitrile, and was dissolved in a nitrogen atmosphere for 5
Cool down below ℃, and with stirring 3.1 ml pyridine
(0.040 mol) was added, and 10.7 g (0.040 mol) of diphenylphosphoric acid chloride was added to the reaction liquid at 15 ° C.
It was dropped so that it would not exceed. After completion of the dropping, the temperature was gradually raised to room temperature with stirring, and the reaction was continued for 2 hours.
The reaction solution was poured into water, and the precipitated solid was collected by filtration and recrystallized from dimethylformamide / isopropyl alcohol to give 8.9 g (0.012) of the target compound I-48.
Mol) obtained. Yield 62.2% Melting point 183-185
° C
【0058】合成例7 化合物I−56の合成 2,2’−ジチオアニリン7.45g(0.030モ
ル)をアセトニトリル50mlに溶解し、窒素雰囲気
下、5℃以下に冷却し、攪拌しながらフェニルイソシア
ネート7.14g(0.060モル)を反応液が15℃
を越えないように滴下した。滴下終了後、攪拌しながら
徐々に室温まで上昇させたところ、目的物が析出した。
析出物をろ取し、アセトニトリルにて洗浄目的化合物I
−56を13.6g(0.028モル)得た。収率93.
0% 融点 209−211℃Synthesis Example 7 Synthesis of Compound I-56 7.45 g (0.030 mol) of 2,2′-dithioaniline was dissolved in 50 ml of acetonitrile, cooled to 5 ° C. or lower under a nitrogen atmosphere, and stirred with phenyl. 7.14 g (0.060 mol) of isocyanate was added to the reaction solution at 15 ° C.
It was dropped so that it would not exceed. After the dropping was completed, the temperature was gradually raised to room temperature with stirring, and the target substance was deposited.
The precipitate is collected by filtration and washed with acetonitrile, the target compound I
13.6 g (0.028 mol) of -56 was obtained. Yield 93.
0% melting point 209-211 ° C
【0059】合成例8 化合物I−105 の合成 4,4’−ジチオアニリン7.45g(0.030モ
ル)をアセトニトリル50mlに溶解し、窒素雰囲気
下、5℃以下に冷却し、攪拌しながらフェニルイソシア
ネート7.14g(0.060モル)を反応液が15℃
を越えないように滴下した。滴下終了後、攪拌しながら
徐々に室温まで上昇させたところ、目的物が析出した。
析出物をろ取し、アセトニトリルにて洗浄することによ
って目的化合物I−105 を14.0g(0.029モ
ル)得た。収率95.9% 融点 250℃以上Synthesis Example 8 Synthesis of Compound I-105 7.45 g (0.030 mol) of 4,4′-dithioaniline was dissolved in 50 ml of acetonitrile, cooled to 5 ° C. or lower under a nitrogen atmosphere, and stirred with phenyl. 7.14 g (0.060 mol) of isocyanate was added to the reaction solution at 15 ° C.
It was dropped so that it would not exceed. After the dropping was completed, the temperature was gradually raised to room temperature with stirring, and the target substance was deposited.
The precipitate was collected by filtration and washed with acetonitrile to obtain 14.0 g (0.029 mol) of the target compound I-105. Yield 95.9% Melting point 250 ° C or higher
【0060】合成例9 化合物I−81の合成 4,4’−ジチオアニリン5.0g(0.020モル)
をアセトニトリル50mlに溶解し、窒素雰囲気下、5
℃以下に冷却し、攪拌しながらピリジン3.1ml
(0.040モル)を加え、更にペンタフルオロプロピ
オン酸無水物12.4g(0.040モル)を反応液が
15℃を越えないように滴下した。滴下終了後、攪拌し
ながら徐々に室温まで上昇させたところ、目的物が析出
した。析出物をろ取し、酢酸エチル/エチルアルコール
にて再結晶することによって目的化合物I−81を4.6
g(0.0085モル)得た。収率42.6% 融点
210−211℃Synthesis Example 9 Synthesis of Compound I-81 5.0 g (0.020 mol) of 4,4'-dithioaniline
Was dissolved in 50 ml of acetonitrile, and was dissolved in a nitrogen atmosphere for 5
Cool down below ℃, and with stirring 3.1 ml pyridine
(0.040 mol) was added, and 12.4 g (0.040 mol) of pentafluoropropionic anhydride was added dropwise so that the reaction liquid did not exceed 15 ° C. After the dropping was completed, the temperature was gradually raised to room temperature with stirring, and the target substance was deposited. The precipitate was collected by filtration and recrystallized from ethyl acetate / ethyl alcohol to give the desired compound I-81 as 4.6.
g (0.0085 mol) was obtained. Yield 42.6% Melting point
210-211 ° C
【0061】合成例10 化合物I−83の合成 2,2’−ジチオアニリン5.0g(0.020モル)
をアセトニトリル50mlに溶解し、窒素雰囲気下、5
℃以下に冷却し、攪拌しながらピリジン3.1ml
(0.040モル)を加え、更にペンタフルオロプロピ
オン酸無水物12.4g(0.040モル)を反応液が
15℃を越えないように滴下した。滴下終了後、攪拌し
ながら徐々に室温まで上昇させ、そのまま2時間反応さ
せた。反応液を水にあけ、析出した固体をろ取し、エチ
ルアルコール/水にて再結晶することによって目的化合
物I−83を6.0g(0.011モル)得た。収率5
6.0%融点 97−97.5℃Synthesis Example 10 Synthesis of Compound I-83 5.0 g (0.020 mol) of 2,2'-dithioaniline
Was dissolved in 50 ml of acetonitrile, and was dissolved in a nitrogen atmosphere for 5
Cool down below ℃, and with stirring 3.1 ml pyridine
(0.040 mol) was added, and 12.4 g (0.040 mol) of pentafluoropropionic anhydride was added dropwise so that the reaction liquid did not exceed 15 ° C. After completion of the dropping, the temperature was gradually raised to room temperature with stirring, and the reaction was continued for 2 hours. The reaction solution was poured into water, and the precipitated solid was collected by filtration and recrystallized from ethyl alcohol / water to obtain 6.0 g (0.011 mol) of the target compound I-83. Yield 5
6.0% melting point 97-97.5 ° C
【0062】合成例11 化合物I−84の合成 4,4’−ジチオアニリン5.0g(0.020モル)
をアセトニトリル50mlに溶解し、窒素雰囲気下、5
℃以下に冷却し、攪拌しながらピリジン3.1ml
(0.040モル)を加え、更にペンタフルオロベンゾ
イルクロライド9.2g(0.040モル)を反応液が
15℃を越えないように滴下した。滴下終了後、攪拌し
ながら徐々に室温まで上昇させたところ、目的物が析出
した。析出物をろ取し、ジメチルホルムアミド/イソプ
ロピルアルコールにて再結晶することによって目的化合
物I−84を8.2g(0.013モル)得た。収率6
4.6%融点 236−238℃Synthesis Example 11 Synthesis of Compound I-84 5.0 g (0.020 mol) of 4,4'-dithioaniline
Was dissolved in 50 ml of acetonitrile, and was dissolved in a nitrogen atmosphere for 5
Cool down below ℃, and with stirring 3.1 ml pyridine
(0.040 mol) was added, and 9.2 g (0.040 mol) of pentafluorobenzoyl chloride was further added dropwise so that the reaction liquid did not exceed 15 ° C. After the dropping was completed, the temperature was gradually raised to room temperature with stirring, and the target substance was deposited. The precipitate was collected by filtration and recrystallized from dimethylformamide / isopropyl alcohol to obtain 8.2 g (0.013 mol) of the target compound I-84. Yield 6
4.6% melting point 236-238 ° C
【0063】合成例12 化合物I−85の合成 2,2’−ジチオアニリン5.0g(0.020モル)
をアセトニトリル50mlに溶解し、窒素雰囲気下、5
℃以下に冷却し、攪拌しながらピリジン3.1ml
(0.040モル)を加え、更に1−ナフタレンスルホ
ニルクロライド9.1g(0.040モル)を反応液が
15℃を越えないように滴下した。滴下終了後、攪拌し
ながら徐々に室温まで上昇させたところ、目的物が析出
した。析出物をろ取し、ジメチルホルムアミド/イソプ
ロピルアルコールにて再結晶することによって目的化合
物I−85を5.4g(0.0086モル)得た。収率4
2.8% 融点 220−222℃Synthesis Example 12 Synthesis of Compound I-85 5.0 g (0.020 mol) of 2,2'-dithioaniline
Was dissolved in 50 ml of acetonitrile, and was dissolved in a nitrogen atmosphere for 5
Cool down below ℃, and with stirring 3.1 ml pyridine
(0.040 mol) was added, and 9.1 g (0.040 mol) of 1-naphthalenesulfonyl chloride was further added dropwise so that the reaction liquid did not exceed 15 ° C. After the dropping was completed, the temperature was gradually raised to room temperature with stirring, and the target substance was deposited. The precipitate was collected by filtration and recrystallized from dimethylformamide / isopropyl alcohol to obtain 5.4 g (0.0086 mol) of the target compound I-85. Yield 4
2.8% melting point 220-222 ° C
【0064】合成例13 化合物I−86の合成 2,2’−ジチオアニリン5.0g(0.020モル)
をアセトニトリル50mlに溶解し、窒素雰囲気下、5
℃以下に冷却し、攪拌しながらピリジン3.1ml
(0.040モル)を加え、更に2−ナフタレンスルホ
ニルクロライド9.1g(0.040モル)を反応液が
15℃を越えないように滴下した。滴下終了後、攪拌し
ながら徐々に室温まで上昇させ、そのまま2時間反応さ
せた。反応液を水にあけ析出した固体をろ取し、ジメチ
ルホルムアミド/イソプロピルアルコールにて再結晶す
ることによって目的化合物I−86を8.3g(0.01
3モル)得た。収率65.9% 融点 171−17
2℃Synthesis Example 13 Synthesis of Compound I-86 5.0 g (0.020 mol) of 2,2'-dithioaniline
Was dissolved in 50 ml of acetonitrile, and was dissolved in a nitrogen atmosphere for 5
Cool down below ℃, and with stirring 3.1 ml pyridine
(0.040 mol) was added, and 9.1 g (0.040 mol) of 2-naphthalenesulfonyl chloride was further added dropwise so that the reaction liquid did not exceed 15 ° C. After completion of the dropping, the temperature was gradually raised to room temperature with stirring, and the reaction was continued for 2 hours. The reaction solution was poured into water and the precipitated solid was collected by filtration and recrystallized from dimethylformamide / isopropyl alcohol to obtain 8.3 g (0.01%) of the target compound I-86.
3 mol) was obtained. Yield 65.9% Melting point 171-17
2 ℃
【0065】合成例14 化合物I−87の合成 2,2’−ジチオアニリン5.0g(0.020モル)
をアセトニトリル50mlに溶解し、窒素雰囲気下、5
℃以下に冷却し、攪拌しながらピリジン3.1ml
(0.040モル)を加え、更にp−トルエンスルホニ
ルクロライド7.6g(0.040モル)を反応液が1
5℃を越えないように滴下した。滴下終了後、攪拌しな
がら徐々に室温まで上昇させ、そのまま2時間反応させ
た。反応液を水にあけ、酢酸エチル250mlを加えて
抽出した。抽出液を乾燥、濃縮すると目的物が析出し
た。析出物をろ取し、酢酸エチル/ヘキサンにて再結晶
することによって目的化合物I−87を9.0g(0.0
16モル)得た。収率80.8%融点 164−166
℃Synthesis Example 14 Synthesis of Compound I-87 5.0 g (0.020 mol) of 2,2'-dithioaniline
Was dissolved in 50 ml of acetonitrile, and was dissolved in a nitrogen atmosphere for 5
Cool down below ℃, and with stirring 3.1 ml pyridine
(0.040 mol) was added, and 7.6 g (0.040 mol) of p-toluenesulfonyl chloride was added to the reaction solution to give 1
It was added dropwise so as not to exceed 5 ° C. After completion of the dropping, the temperature was gradually raised to room temperature with stirring, and the reaction was continued for 2 hours. The reaction solution was poured into water and 250 ml of ethyl acetate was added for extraction. When the extract was dried and concentrated, the target product was precipitated. The precipitate was collected by filtration and recrystallized from ethyl acetate / hexane to give 9.0 g (0.0
16 mol) was obtained. Yield 80.8% Melting point 164-166
° C
【0066】合成例15 化合物I−88の合成 2,2’−ジチオアニリン5.0g(0.020モル)
をアセトニトリル100mlに溶解し、窒素雰囲気下、
5℃以下に冷却し、攪拌しながらピリジン3.1ml
(0.040モル)を加え、更にp−メトキシベンゼン
スルホニルクロライド8.3g(0.040モル)を反
応液が15℃を越えないように滴下した。滴下終了後、
攪拌しながら徐々に室温まで上昇させ、そのまま2時間
反応させた。反応液を水にあけ、酢酸エチル250ml
を加えて抽出した。抽出液を乾燥濃縮し、得られたオイ
ル状生成物を酢酸エチルに溶解させた後、ヘキサンを加
えて晶析させることによって目的化合物I−88を6.8
g(0.012モル)得た。収率58.0% 融点 1
31−132℃Synthesis Example 15 Synthesis of Compound I-88 5.0 g (0.020 mol) of 2,2'-dithioaniline
Is dissolved in 100 ml of acetonitrile, and under a nitrogen atmosphere,
Cool to below 5 ° C and agitate 3.1 ml of pyridine
(0.040 mol) was added, and 8.3 g (0.040 mol) of p-methoxybenzenesulfonyl chloride was further added dropwise so that the reaction liquid did not exceed 15 ° C. After dropping,
The temperature was gradually raised to room temperature with stirring, and the reaction was continued for 2 hours. Pour the reaction mixture into water and add 250 ml of ethyl acetate.
And extracted. The extract was dried and concentrated, the obtained oily product was dissolved in ethyl acetate, and hexane was added to cause crystallization to give 6.8 of the target compound I-88.
g (0.012 mol) was obtained. Yield 58.0% Melting point 1
31-132 ° C
【0067】合成例16 化合物I−89の合成 2,2’−ジチオアニリン5.0g(0.020モル)
をアセトニトリル50mlに溶解し、窒素雰囲気下、5
℃以下に冷却し、攪拌しながらピリジン3.1ml
(0.040モル)を加え、更に2,4,5−トリクロ
ロベンゼンスルホニルクロライド11.2g(0.04
0モル)を反応液が15℃を越えないように滴下した。
滴下終了後、攪拌しながら徐々に室温まで上昇させ、そ
のまま2時間反応させた。反応液を水にあけ析出した固
体をろ取し、ジメチルホルムアミド/イソプロピルアル
コールにて再結晶することによって目的化合物I−89を
9.9g(0.013モル)得た。収率67.3% 融
点 228−229℃Synthesis Example 16 Synthesis of Compound I-89 5.0 g (0.020 mol) of 2,2'-dithioaniline
Was dissolved in 50 ml of acetonitrile, and was dissolved in a nitrogen atmosphere for 5
Cool down below ℃, and with stirring 3.1 ml pyridine
(0.040 mol) was added, and 11.2 g (0.04 mol) of 2,4,5-trichlorobenzenesulfonyl chloride was further added.
0 mol) was added dropwise so that the reaction liquid did not exceed 15 ° C.
After completion of the dropping, the temperature was gradually raised to room temperature with stirring, and the reaction was continued for 2 hours. The reaction solution was poured into water and the precipitated solid was collected by filtration and recrystallized from dimethylformamide / isopropyl alcohol to obtain 9.9 g (0.013 mol) of the target compound I-89. Yield 67.3% Melting point 228-229 ° C
【0068】合成例17 化合物I−90の合成 2,2’−ジチオアニリン5.0g(0.020モル)
をアセトニトリル50mlに溶解し、窒素雰囲気下、5
℃以下に冷却し、攪拌しながらピリジン3.1ml
(0.040モル)を加え、更に2−メシチレンスルホ
ニルクロライド8.7g(0.040モル)を反応液が
15℃を越えないように滴下した。滴下終了後、攪拌し
ながら徐々に室温まで上昇させ、一晩放置したところ、
目的物が析出した。析出物をろ取し、酢酸エチル/イソ
プロピルアルコールにて再結晶することによって目的化
合物I−90を8.2g(0.013モル)得た。収率6
6.7% 融点 140−141℃Synthesis Example 17 Synthesis of Compound I-90 5.0 g (0.020 mol) of 2,2'-dithioaniline
Was dissolved in 50 ml of acetonitrile, and was dissolved in a nitrogen atmosphere for 5
Cool down below ℃, and with stirring 3.1 ml pyridine
(0.040 mol) was added, and 8.7 g (0.040 mol) of 2-mesitylene sulfonyl chloride was further added dropwise so that the reaction liquid did not exceed 15 ° C. After the dropping was completed, the temperature was gradually raised to room temperature with stirring and left overnight,
The target substance was deposited. The precipitate was collected by filtration and recrystallized from ethyl acetate / isopropyl alcohol to obtain 8.2 g (0.013 mol) of the target compound I-90. Yield 6
6.7% melting point 140-141 ° C
【0069】合成例18 化合物I−91の合成 2,2’−ジチオアニリン5.0g(0.020モル)
をアセトニトリル50mlに溶解し、窒素雰囲気下、5
℃以下に冷却し、攪拌しながらピリジン3.1ml
(0.040モル)を加え、更に2−ナフタレンカルボ
ン酸クロライド7.6g(0.040モル)を反応液が
15℃を越えないように滴下した。滴下終了後、攪拌し
ながら徐々に室温まで上昇させ、2時間反応させたとこ
ろ、目的物が析出した。析出物にアセトニトリル50m
lを加えて加熱、溶解させた後に氷冷、再結晶を行っ
た。析出物をろ取し、目的化合物I−91を10.6g
(0.019モル)得た。収率95.5% 融点 1
78−179℃Synthesis Example 18 Synthesis of Compound I-91 5.0 g (0.020 mol) of 2,2'-dithioaniline
Was dissolved in 50 ml of acetonitrile, and was dissolved in a nitrogen atmosphere for 5
Cool down below ℃, and with stirring 3.1 ml pyridine
(0.040 mol) was added, and further 7.6 g (0.040 mol) of 2-naphthalenecarboxylic acid chloride was added dropwise so that the reaction liquid did not exceed 15 ° C. After completion of the dropping, the temperature was gradually raised to room temperature with stirring and the reaction was carried out for 2 hours, whereupon the target product was precipitated. 50m acetonitrile in the precipitate
1 was added, heated and dissolved, and then ice-cooled and recrystallized. The precipitate was collected by filtration, and 10.6 g of the target compound I-91 was obtained.
(0.019 mol) was obtained. Yield 95.5% Melting point 1
78-179 ° C
【0070】合成例19 化合物I−92の合成 2,2’−ジチオアニリン5.0g(0.020モル)
をアセトニトリル50mlに溶解し、窒素雰囲気下、5
℃以下に冷却し、攪拌しながらピリジン3.1ml
(0.040モル)を加え、更にジフェニルリン酸クロ
ライド10.7g(0.040モル)を反応液が15℃
を越えないように滴下した。滴下終了後、攪拌しながら
徐々に室温まで上昇させ、そのまま2時間反応させたと
ころ、目的物が析出した。析出物にアセトニトリル50
mlを加えて加熱、溶解させた後に氷冷、再結晶を行っ
た。析出物をろ取し、目的化合物I−92を4.6g
(0.0065モル)得た。収率32.2% 融点
121−123℃Synthesis Example 19 Synthesis of Compound I-92 5.0 g (0.020 mol) of 2,2'-dithioaniline
Was dissolved in 50 ml of acetonitrile, and was dissolved in a nitrogen atmosphere for 5
Cool down below ℃, and with stirring 3.1 ml pyridine
(0.040 mol) was added, and 10.7 g (0.040 mol) of diphenylphosphoric acid chloride was added to the reaction liquid at 15 ° C.
It was dropped so that it would not exceed. After the completion of the dropping, the temperature was gradually raised to room temperature with stirring, and the reaction was allowed to proceed for 2 hours. Acetonitrile 50 for precipitate
After adding ml, heating and dissolving, ice-cooling and recrystallization were performed. The precipitate was collected by filtration and 4.6 g of the target compound I-92 was obtained.
(0.0065 mol) was obtained. Yield 32.2% Melting point
121-123 ° C
【0071】合成例20 化合物I−93の合成 1)(2,2’−ジアミノ−5,5’−ジクロロジフェ
ニル)ジスルフィドの合成水酸化カリウム50gにエチ
レングリコール100mlを加え、90℃に加熱溶解さ
せた後に2−アミノ−6−クロロベンゾチアゾール1
0.3g(0.056モル)をアルカリ溶液に添加し
た。反応液を165℃に加熱し、24時間反応させた。
反応液を室温まで放冷し水1.5lを加えて希釈した後
に空気を24時間通じ酸化を行った。沈澱物をろ別した
後に塩酸を加えてpHを6〜7に調整し析出した固体を
ろ取し、エチルアルコール/水にて再結晶することで目
的物を5.6g(0.018モル)得た。収率63%Synthesis Example 20 Synthesis of Compound I-93 1) Synthesis of (2,2'-diamino-5,5'-dichlorodiphenyl) disulfide To 50 g of potassium hydroxide, 100 ml of ethylene glycol was added and dissolved by heating at 90 ° C. After 2-amino-6-chlorobenzothiazole 1
0.3 g (0.056 mol) was added to the alkaline solution. The reaction solution was heated to 165 ° C. and reacted for 24 hours.
The reaction solution was allowed to cool to room temperature, 1.5 l of water was added for dilution, and then air was passed through for 24 hours for oxidation. After the precipitate was filtered off, hydrochloric acid was added to adjust the pH to 6-7, and the precipitated solid was collected by filtration and recrystallized with ethyl alcohol / water to give 5.6 g (0.018 mol) of the desired product. Obtained. 63% yield
【0072】2)I−93の合成 (2,2’−ジアミノ−5,5’−ジクロロジフェニ
ル)ジスルフィド2g(0.0063モル)をアセトニ
トリル25mlに溶解し、窒素雰囲気下、5℃以下に冷
却し、攪拌しながらピリジン1ml(0.013モル)
を加え、更にベンゾイルクロライド1.8g(0.01
28モル)を反応液が15℃を越えないように滴下し
た。滴下終了後、攪拌しながら徐々に室温まで上昇させ
たところ、目的物が析出した。析出物をろ取し、ジメチ
ルホルムアミド/エチルアルコールにて再結晶すること
によって目的化合物I−93を3.3g(0.0063モ
ル)得た。収率99.7% 融点 192−193℃2) Synthesis of I-93 2 g (0.0063 mol) of (2,2'-diamino-5,5'-dichlorodiphenyl) disulfide was dissolved in 25 ml of acetonitrile and cooled to 5 ° C or lower under a nitrogen atmosphere. And, with stirring, 1 ml of pyridine (0.013 mol)
Was added, and benzoyl chloride 1.8 g (0.01
28 mol) was added dropwise so that the reaction liquid did not exceed 15 ° C. After the dropping was completed, the temperature was gradually raised to room temperature with stirring, and the target substance was deposited. The precipitate was collected by filtration and recrystallized from dimethylformamide / ethyl alcohol to obtain 3.3 g (0.0063 mol) of the target compound I-93. Yield 99.7% Melting point 192-193 ° C
【0073】合成例21 化合物I−94の合成 I−93の項で合成した(2,2’−ジアミノ−5,5’
−ジクロロジフェニル)ジスルフィド2g(0.006
3モル)をアセトニトリル25mlに溶解し、窒素雰囲
気下、5℃以下に冷却し、攪拌しながらピリジン1ml
(0.013モル)を加え、更にベンゼンスルホニルク
ロライド2.2g(0.0125モル)を反応液が15
℃を越えないように滴下した。滴下終了後、攪拌しなが
ら徐々に室温まで上昇させ、そのまま一晩放置したとこ
ろ、目的物が析出した。析出物をろ取し、酢酸エチル/
メチルアルコールにて再結晶することによって目的化合
物I−94を1.2g(0.0020モル)得た。収率3
1.8% 融点 175−178℃Synthesis Example 21 Synthesis of Compound I-94 (2,2'-diamino-5,5 'synthesized in the section of I-93)
-Dichlorodiphenyl) disulfide 2 g (0.006
3 mol) in 25 ml of acetonitrile, cooled to 5 ° C. or lower under a nitrogen atmosphere, and stirred with 1 ml of pyridine.
(0.013 mol) was added, and 2.2 g (0.0125 mol) of benzenesulfonyl chloride was added to the reaction solution to give 15
It was added dropwise so as not to exceed ℃. After the dropwise addition was completed, the temperature was gradually raised to room temperature with stirring, and the mixture was allowed to stand overnight, whereupon the target substance was precipitated. The precipitate was collected by filtration, and ethyl acetate /
By recrystallization from methyl alcohol, 1.2 g (0.0020 mol) of the target compound I-94 was obtained. Yield 3
1.8% melting point 175-178 ° C
【0074】合成例22 化合物I−95の合成 1)(2,2’−ジアミノ−5,5’−ジメチルジフェ
ニル)ジスルフィドの合成 水酸化カリウム50gにエチレングリコール100ml
を加え、90℃に加熱溶解させた後に2−アミノ−6−
メチルベンゾチアゾール10.0g(0.061モル)
をアルカリ溶液に添加した。反応液を165℃に加熱
し、24時間反応させた。反応液を室温まで放冷し水
1.5lを加えて希釈した後に空気を24時間通じ酸化
を行った。析出物をろ別し目的物を4.1g(0.01
5モル)得た。収率49%Synthesis Example 22 Synthesis of Compound I-95 1) Synthesis of (2,2'-diamino-5,5'-dimethyldiphenyl) disulfide 50 g of potassium hydroxide and 100 ml of ethylene glycol
Was added and dissolved by heating at 90 ° C., and then 2-amino-6-
Methylbenzothiazole 10.0 g (0.061 mol)
Was added to the alkaline solution. The reaction solution was heated to 165 ° C. and reacted for 24 hours. The reaction solution was allowed to cool to room temperature, 1.5 l of water was added for dilution, and then air was passed through for 24 hours for oxidation. The precipitate was filtered off and 4.1 g (0.01
5 mol). Yield 49%
【0075】2)I−95の合成 (2,2’−ジアミノ−5,5’−ジメチルジフェニ
ル)ジスルフィド2g(0.0072モル)をアセトニ
トリル25mlに溶解し、窒素雰囲気下、5℃以下に冷
却し、攪拌しながらピリジン1.1ml(0.0144
モル)を加え、更にベンゾイルクロライド2.0g
(0.0144モル)を反応液が15℃を越えないよう
に滴下した。滴下終了後、攪拌しながら徐々に室温まで
上昇させたところ、目的物が析出した。析出物をろ取
し、ジメチルホルムアミド/エチルアルコールにて再結
晶することによって目的化合物I−95を3.0g(0.
0062モル)得た。収率86.0% 融点 158
−159℃2) Synthesis of I-95 2 g (0.0072 mol) of (2,2′-diamino-5,5′-dimethyldiphenyl) disulfide was dissolved in 25 ml of acetonitrile and cooled to 5 ° C. or lower under a nitrogen atmosphere. Then, 1.1 ml of pyridine (0.0144) with stirring.
Mol), and further 2.0 g of benzoyl chloride
(0.0144 mol) was added dropwise so that the reaction liquid did not exceed 15 ° C. After the dropping was completed, the temperature was gradually raised to room temperature with stirring, and the target substance was deposited. The precipitate was collected by filtration and recrystallized from dimethylformamide / ethyl alcohol to give 3.0 g (0.
(0062 mol) was obtained. Yield 86.0% Melting point 158
-159 ° C
【0076】合成例23 化合物I−96の合成 I−95の項で合成した(2,2’−ジアミノ−5,5’
−ジメチルジフェニル)ジスルフィド2g(0.007
2モル)をアセトニトリル25mlに溶解し、窒素雰囲
気下、5℃以下に冷却し、攪拌しながらピリジン1.1
ml(0.0144モル)を加え、更にベンゼンスルホ
ニルクロライド2.5g(0.0144モル)を反応液
が15℃を越えないように滴下した。滴下終了後、攪拌
しながら徐々に室温まで上昇させ、そのまま2時間反応
させた。反応液を水にあけ、析出した固体をろ取し、ジ
メチルホルムアミド/エチルアルコールにて再結晶する
ことによって目的化合物I−96を3.6g(0.006
5モル)得た。収率89.8% 融点 164−16
5℃Synthesis Example 23 Synthesis of Compound I-96 (2,2'-diamino-5,5 'synthesized in the section of I-95).
-Dimethyldiphenyl) disulfide 2 g (0.007
2 mol) in 25 ml of acetonitrile, cooled to 5 ° C. or lower under a nitrogen atmosphere, and stirred with pyridine 1.1.
ml (0.0144 mol) was added, and 2.5 g (0.0144 mol) of benzenesulfonyl chloride was further added dropwise so that the temperature of the reaction solution did not exceed 15 ° C. After completion of the dropping, the temperature was gradually raised to room temperature with stirring, and the reaction was continued for 2 hours. The reaction solution was poured into water, and the precipitated solid was collected by filtration and recrystallized from dimethylformamide / ethyl alcohol to give 3.6 g (0.006) of the desired compound I-96.
5 mol). Yield 89.8% Melting point 164-16
5 ℃
【0077】合成例24 化合物I−97の合成 2,2’−ジチオ安息香酸9.2g(0.030モル)
をトルエン100mlに懸濁し、攪拌下にピリジン1m
l、塩化チオニル4.8ml(0.066モル)を加え
た。反応液を80℃に加熱し3時間反応させた後に反応
系内を減圧にしてトルエンを留去し乾固させた。得られ
た固形物を放冷後、アセトニトリル50ml、テトラヒ
ドロフラン50mlを加えて溶解させ、そこにアニリン
6.6g(0.060モル)とピリジン4.7ml
(0.060モル)のアセトニトリル溶液(50ml)
を滴下した。室温で3時間反応させた後、反応液を水に
あけ、析出した固体をジメチルホルムアミド/エチルア
ルコールにて再結晶することによって目的物I−97を1
0.8g得た。収率78.8% 融点 239−242
℃。Synthesis Example 24 Synthesis of Compound I-97 9.2 g (0.030 mol) of 2,2'-dithiobenzoic acid
Is suspended in 100 ml of toluene, and 1 m of pyridine is added with stirring.
1, thionyl chloride 4.8 ml (0.066 mol) were added. The reaction solution was heated to 80 ° C. and reacted for 3 hours, and then the pressure in the reaction system was reduced to distill off toluene to dryness. After cooling the obtained solid, 50 ml of acetonitrile and 50 ml of tetrahydrofuran were added and dissolved, and 6.6 g (0.060 mol) of aniline and 4.7 ml of pyridine were added thereto.
(0.060 mol) in acetonitrile (50 ml)
Was dripped. After reacting for 3 hours at room temperature, the reaction mixture was poured into water, and the precipitated solid was recrystallized from dimethylformamide / ethyl alcohol to give the target product I-97 as 1
0.8 g was obtained. Yield 78.8% Melting point 239-242
° C.
【0078】合成例25 化合物I−98の合成 2,2’−ジチオアニリン8.7g(0.035モル)
をアセトニトリル50mlに溶解し、窒素雰囲気下、5
℃以下に冷却し、攪拌しながら1−ナフタレンイソシア
ネート12.4g(0.0735モル)を反応液が15
℃を越えないように滴下した。滴下終了後、攪拌しなが
ら徐々に室温まで上昇させ、そのまま一晩放置したとこ
ろ、目的物が析出した。析出物をろ取し、アセトニトリ
ルにて洗浄目的化合物I−98を18.2g(0.031
モル)得た。収率88.8% 融点 220−224℃Synthesis Example 25 Synthesis of Compound I-98 8.7 g (0.035 mol) of 2,2'-dithioaniline
Was dissolved in 50 ml of acetonitrile, and was dissolved in a nitrogen atmosphere for 5
The reaction liquid was cooled to below 1 ° C and stirred with 12.4 g (0.0735 mol) of 1-naphthalene isocyanate.
It was added dropwise so as not to exceed ℃. After the dropwise addition was completed, the temperature was gradually raised to room temperature with stirring, and the mixture was allowed to stand overnight, whereupon the target substance was precipitated. The precipitate was collected by filtration and washed with acetonitrile to obtain 18.2 g (0.031) of the target compound I-98.
Mol) obtained. Yield 88.8% Melting point 220-224 ° C
【0079】合成例26 化合物I−99の合成 4,4’−ジチオアニリン8.7g(0.035モル)
をアセトニトリル50mlに溶解し、窒素雰囲気下、5
℃以下に冷却し、攪拌しながら1−ナフタレンイソシア
ネート12.4g(0.0735モル)を反応液が15
℃を越えないように滴下した。滴下終了後、攪拌しなが
ら徐々に室温まで上昇させ、そのまま2時間反応させた
ところ、目的物が析出した。析出物をろ取し、アセトニ
トリルにて洗浄目的化合物I−99を18.8g(0.0
32モル)得た。収率91.7%融点 256−259
℃Synthesis Example 26 Synthesis of Compound I-99 8.7 g (0.035 mol) of 4,4'-dithioaniline
Was dissolved in 50 ml of acetonitrile, and was dissolved in a nitrogen atmosphere for 5
The reaction liquid was cooled to below 1 ° C and stirred with 12.4 g (0.0735 mol) of 1-naphthalene isocyanate.
It was added dropwise so as not to exceed ℃. After the completion of the dropping, the temperature was gradually raised to room temperature with stirring, and the reaction was allowed to proceed for 2 hours. The precipitate was collected by filtration and washed with acetonitrile to give 18.8 g (0.0
32 mol) was obtained. Yield 91.7% melting point 256-259
° C
【0080】次に一般式(II)で表される化合物につい
て詳細に説明する。Qで表されるアリール基としては、
好ましくは炭素数6〜30のものであり、より好ましく
は炭素数6〜20の単環または縮環のアリール基であ
り、例えばフェニル、ナフチル等が挙げられ、特に好ま
しくはフェニルである。Qで表されるヘテロ環基は、炭
素数1〜30で、N、OまたはS原子の少なくとも一つ
を含む3ないし10員の飽和もしくは不飽和のヘテロ環
基であり、これらは単環であってもよいし、更に他の環
と縮合環を形成してもよい。Next, the compound represented by formula (II) will be described in detail. As the aryl group represented by Q,
It is preferably an aryl group having 6 to 30 carbon atoms, more preferably a monocyclic or condensed ring aryl group having 6 to 20 carbon atoms, and examples thereof include phenyl and naphthyl, with phenyl being particularly preferred. The heterocyclic group represented by Q is a 3- to 10-membered saturated or unsaturated heterocyclic group having 1 to 30 carbon atoms and containing at least one N, O or S atom, and these are monocyclic rings. It may be present or may form a condensed ring with another ring.
【0081】ヘテロ環基として好ましくは、5ないし6
員の芳香族ヘテロ環基であり、より好ましくは窒素原子
を含む5ないし6員の芳香族ヘテロ環基であり、更に好
ましくは窒素原子を1ないし3原子含む5ないし6員の
芳香族ヘテロ環基である。ヘテロ環の具体例としては、
例えばピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルフォ
リン、チオフェン、フラン、ピロール、イミダゾール、
ピラゾール、ピリジン、ピラジン、ピリダジン、トリア
ゾール、トリアジン、インドール、インダゾール、プリ
ン、チアジアゾール、オキサジアゾール、キノリン、フ
タラジン、ナフチリジン、キノキサリン、キナゾリン、
シンノリン、プテリジン、アクリジン、フェナントロリ
ン、フェナジン、テトラゾール、チアゾール、オキサゾ
ール、ベンズイミダゾール、ベンズオキサゾール、ベン
ズチアゾールなどが挙げられる。ヘテロ環として好まし
くは、チオフェン、フラン、ピロール、イミダゾール、
ピラゾール、ピリジン、ピラジン、ピリダジン、トリア
ゾール、トリアジン、インドール、インダゾール、チア
ジアゾール、オキサジアゾール、キノリン、フタラジ
ン、ナフチリジン、キノキサリン、キナゾリン、シンノ
リン、プテリジン、テトラゾール、チアゾール、オキサ
ゾール、ベンズイミダゾール、ベンズオキサゾール、ベ
ンズチアゾール、インドレニンであり、より好ましくは
ピロール、イミダゾール、ピラゾール、ピリジン、ピラ
ジン、ピリダジン、トリアゾール、トリアジン、インド
ール、インダゾール、チアジアゾール、オキサジアゾー
ル、キノリン、フタラジン、ナフチリジン、キノキサリ
ン、テトラゾール、チアゾール、オキサゾール、ベンズ
イミダゾール、ベンズオキサゾール、ベンズチアゾー
ル、インドレニンであり、特に好ましくは、ピリジン、
トリアゾール、トリアジン、チアジアゾール、オキサジ
アゾール、キノリン、テトラゾール、チアゾール、オキ
サゾール、ベンズイミダゾール、ベンズオキサゾール、
ベンズチアゾール、インドレニンである。The heterocyclic group is preferably 5 to 6
Membered aromatic heterocyclic group, more preferably a 5- or 6-membered aromatic heterocyclic group containing a nitrogen atom, and still more preferably a 5- or 6-membered aromatic heterocyclic group containing 1 to 3 nitrogen atoms. It is a base. Specific examples of the heterocycle include
For example, pyrrolidine, piperidine, piperazine, morpholine, thiophene, furan, pyrrole, imidazole,
Pyrazole, pyridine, pyrazine, pyridazine, triazole, triazine, indole, indazole, purine, thiadiazole, oxadiazole, quinoline, phthalazine, naphthyridine, quinoxaline, quinazoline,
Examples thereof include cinnoline, pteridine, acridine, phenanthroline, phenazine, tetrazole, thiazole, oxazole, benzimidazole, benzoxazole and benzthiazole. The heterocycle is preferably thiophene, furan, pyrrole, imidazole,
Pyrazole, pyridine, pyrazine, pyridazine, triazole, triazine, indole, indazole, thiadiazole, oxadiazole, quinoline, phthalazine, naphthyridine, quinoxaline, quinazoline, cinnoline, pteridine, tetrazole, thiazole, oxazole, benzimidazole, benzoxazole, benzthiazole. , Indolenine, more preferably pyrrole, imidazole, pyrazole, pyridine, pyrazine, pyridazine, triazole, triazine, indole, indazole, thiadiazole, oxadiazole, quinoline, phthalazine, naphthyridine, quinoxaline, tetrazole, thiazole, oxazole, benz. Imidazole, benzoxazole, benzthiazole, indolenine , Particularly preferably, pyridine,
Triazole, triazine, thiadiazole, oxadiazole, quinoline, tetrazole, thiazole, oxazole, benzimidazole, benzoxazole,
Benzthiazole and indolenine.
【0082】Qとして好ましくは芳香族含窒素ヘテロ環
基である。Q is preferably an aromatic nitrogen-containing heterocyclic group.
【0083】X1 、X2 で表されるハロゲン原子は、同
一または互いに異なってもよくフッ素原子、塩素原子、
臭素原子、ヨウ素原子であり、好ましくは塩素原子、臭
素原子、ヨウ素原子であり、より好ましくは塩素原子、
臭素原子であり、特に好ましくは臭素原子である。The halogen atoms represented by X 1 and X 2 may be the same or different from each other, and may be a fluorine atom, a chlorine atom,
A bromine atom or an iodine atom, preferably a chlorine atom, a bromine atom or an iodine atom, more preferably a chlorine atom,
A bromine atom, particularly preferably a bromine atom.
【0084】Yは−C(=O)−、−SO−または−S
O2 −を表し、好ましくは−SO2−である。Y is -C (= O)-, -SO- or -S
It represents O 2 —, preferably —SO 2 —.
【0085】Aで表されるハロゲン原子はフッ素原子、
塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子であり、好ましくは塩
素原子、臭素原子、ヨウ素原子であり、より好ましくは
塩素原子、臭素原子であり、特に好ましくは臭素原子で
ある。The halogen atom represented by A is a fluorine atom,
Chlorine atom, bromine atom and iodine atom are preferable, chlorine atom, bromine atom and iodine atom are more preferable, chlorine atom and bromine atom are more preferable, and bromine atom is particularly preferable.
【0086】Aで表される電子吸引性基として好ましく
は、σp 値が0.01以上1.0以下の置換基であり、
より好ましくは0.1以上1.0以下の置換基である。
電子吸引性基としては、例えばトリハロメチル基(CB
r3 (0.29)、CCl3(0.33)、CF
3 (0.54))、シアノ基(0.66)、ニトロ基
(0.78)、炭素数1〜10のスルホニル基(メタン
スルホニル(0.72))、炭素数2〜10のアシル基
(アセチル(0.50))、炭素数2〜10のアルキニ
ル基(C≡CH(0.23))、炭素数2〜10のアル
コキシカルボニル基(メトキシカルボニル(0.4
5))、炭素数7〜12のアリールオキシカルボニル基
(フェノキシカルボニル(0.44))、炭素数1〜1
0のカルバモイル基(カルバモイル(0.36))、炭
素数0〜10のスルファモイル基(スルファモイル
(0.57))などが挙げられ、好ましくはスルホニル
基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキ
シカルボニル基である。The electron withdrawing group represented by A is preferably a substituent having a σ p value of 0.01 or more and 1.0 or less,
The substituent is more preferably 0.1 or more and 1.0 or less.
Examples of the electron-withdrawing group include a trihalomethyl group (CB
r 3 (0.29), CCl 3 (0.33), CF
3 (0.54)), cyano group (0.66), nitro group (0.78), sulfonyl group having 1 to 10 carbon atoms (methanesulfonyl (0.72)), acyl group having 2 to 10 carbon atoms (Acetyl (0.50)), an alkynyl group having 2 to 10 carbon atoms (C≡CH (0.23)), an alkoxycarbonyl group having 2 to 10 carbon atoms (methoxycarbonyl (0.4
5)), an aryloxycarbonyl group having 7 to 12 carbon atoms (phenoxycarbonyl (0.44)), and 1 to 1 carbon atoms.
Examples thereof include a carbamoyl group having 0 (carbamoyl (0.36)) and a sulfamoyl group having 0 to 10 carbon atoms (sulfamoyl (0.57)), and the like, preferably a sulfonyl group, an acyl group, an alkoxycarbonyl group, and an aryloxycarbonyl group. Is.
【0087】Aとして好ましくはハロゲン原子であり、
より好ましくは塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子であ
り、更に好ましくは塩素原子、臭素原子であり、特に好
ましくは臭素原子である。nは、0または1を表し、好
ましくはYが−SO2 −の場合は1である。A is preferably a halogen atom,
Chlorine atom, bromine atom and iodine atom are more preferable, chlorine atom and bromine atom are still more preferable, and bromine atom is particularly preferable. n represents 0 or 1, and is preferably 1 when Y is —SO 2 —.
【0088】一般式(II)で表される化合物のうち、好
ましくは下記一般式(II−a)で表される化合物であ
る。 一般式(II−a)Among the compounds represented by the general formula (II), the compounds represented by the following general formula (II-a) are preferable. General formula (II-a)
【0089】[0089]
【化27】 Embedded image
【0090】(式中、X1 、X2 、A、nは、それぞれ
一般式(II)におけるそれらと同義であり、また好まし
い範囲も同様である。Q’は芳香族含窒素ヘテロ環基を
表す。)(In the formula, X 1 , X 2 , A and n have the same meanings as those in formula (II), respectively, and the preferred ranges are also the same. Q ′ represents an aromatic nitrogen-containing heterocyclic group. Represents.)
【0091】Q’で表される芳香族含窒素ヘテロ環基と
して好ましくは、窒素原子を1ないし3原子含む5ない
し6員の芳香族ヘテロ環であり、例えばピロール、イミ
ダゾール、ピラゾール、ピリジン、ピラジン、ピリダジ
ン、トリアゾール、トリアジン、インドール、インダゾ
ール、プリン、チアジアゾール、オキサジアゾール、キ
ノリン、フタラジン、ナフチリジン、キノキサリン、キ
ナゾリン、シンノリン、プテリジン、アクリジン、フェ
ナントロリン、フェナジン、テトラゾール、チアゾー
ル、オキサゾール、ベンズイミダゾール、ベンズオキサ
ゾール、ベンズチアゾール、インドレニンなどが挙げら
れ、より好ましくはピリジン、トリアゾール、トリアジ
ン、チアジアゾール、オキサジアゾール、キノリン、テ
トラゾール、チアゾール、オキサゾール、ベンズイミダ
ゾール、ベンズオキサゾール、ベンズチアゾール、イン
ドレニンである。The aromatic nitrogen-containing heterocyclic group represented by Q ′ is preferably a 5- to 6-membered aromatic heterocycle containing 1 to 3 nitrogen atoms, such as pyrrole, imidazole, pyrazole, pyridine and pyrazine. , Pyridazine, triazole, triazine, indole, indazole, purine, thiadiazole, oxadiazole, quinoline, phthalazine, naphthyridine, quinoxaline, quinazoline, cinnoline, pteridine, acridine, phenanthroline, phenazine, tetrazole, thiazole, oxazole, benzimidazole, benzoxazole. , Benzthiazole, indolenine and the like, more preferably pyridine, triazole, triazine, thiadiazole, oxadiazole, quinoline, tetrazole, thiazo. And oxazole, benzimidazole, benzoxazole, benzthiazole and indolenine.
【0092】一般式(II)で表される化合物のうち、好
ましくは下記一般式(II−b)で表される化合物であ
る。 一般式(II−b)Among the compounds represented by the general formula (II), the compounds represented by the following general formula (II-b) are preferable. General formula (II-b)
【0093】[0093]
【化28】 Embedded image
【0094】(式中、X1 、X2 は、それぞれ一般式
(II)におけるそれらと同義であり、また好ましい範囲
も同様である。Q’は一般式(II−a)におけるそれと
同義であり、また好ましい範囲も同様である。X3 はハ
ロゲン原子を表す。)(In the formula, X 1 and X 2 have the same meanings as those in formula (II), and the preferred ranges are also the same. Q ′ has the same meaning as that in formula (II-a). Also, the preferable range is the same. X 3 represents a halogen atom.)
【0095】X3 で表されるハロゲン原子として好まし
くは塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子であり、更に好ま
しくは塩素原子、臭素原子であり、特に好ましくは臭素
原子である。以下に一般式(II)で表される化合物の具
体例を挙げるが本発明はこれらに限定されるものではな
い。The halogen atom represented by X 3 is preferably a chlorine atom, a bromine atom or an iodine atom, more preferably a chlorine atom or a bromine atom, and particularly preferably a bromine atom. Specific examples of the compound represented by formula (II) are shown below, but the invention is not limited thereto.
【0096】[0096]
【化29】 [Chemical 29]
【0097】[0097]
【化30】 Embedded image
【0098】[0098]
【化31】 [Chemical 31]
【0099】[0099]
【化32】 Embedded image
【0100】[0100]
【化33】 [Chemical 33]
【0101】[0101]
【化34】 Embedded image
【0102】上記化合物は可能な場合には塩の形で使用
してもよい。本発明の一般式(II)で表される化合物
は、例えば米国特許第3874946号、欧州特許公開
第605981号等に記載の方法に準じて合成できる。
該一般式(I)又は(II)で表わされる化合物は感光層
でも非感光層でも添加することができる。好ましくは感
光層である。該一般式(I)、(II)で表される化合物
とも所望の目的により異なるが10-4モル〜1モル/A
gモル、好ましくは10-3モル〜0.3モル/Agモル
添加すると良い。いずれの化合物も有機溶剤に溶かして
添加することが好ましい。If possible, the above compounds may be used in the form of salts. The compound represented by the general formula (II) of the present invention can be synthesized according to the method described in, for example, US Pat. No. 3,874,946, European Patent Publication No. 605981, and the like.
The compound represented by the general formula (I) or (II) can be added in either the light-sensitive layer or the non-light-sensitive layer. It is preferably a photosensitive layer. The compounds represented by the general formulas (I) and (II) also differ depending on the desired purpose, but they are 10 -4 mol to 1 mol / A.
It is advisable to add g mol, preferably 10 −3 mol to 0.3 mol / Ag mol. It is preferable that any compound be dissolved in an organic solvent and added.
【0103】本発明の熱現像感光材料は、地球へのやさ
しさから、好ましくはモノシート型(画像形成するため
に供与した材料は全て観察される画像シートとして完成
される型)熱現像感光材料である。また、赤外レーザー
露光用熱現像感光材料であることが好ましい。さらに赤
外レーザー露光の波長が750nm以上、さらに好まし
くは800nm以上であるとよい。このような波長域の
レーザーに対応させるためには、これらの波長域、即
ち、赤外域に感度を有するように分光増感させる必要が
ある。赤外分光増感色素としては公知のものを用いれば
よい。The photothermographic material of the present invention is preferably a monosheet type (a type in which all the materials donated to form an image are completed as an image sheet to be observed) because of its gentleness to the earth. is there. Further, it is preferably a photothermographic material for infrared laser exposure. Further, the wavelength of infrared laser exposure is 750 nm or more, more preferably 800 nm or more. In order to support a laser in such a wavelength range, it is necessary to perform spectral sensitization so as to have sensitivity in these wavelength ranges, that is, the infrared range. Known infrared spectral sensitizing dyes may be used.
【0104】本発明の熱現像感光材料は、熱現像処理法
を用いて写真画像を形成するものである。このような熱
現像感光材料としては前述のとおり例えば米国特許第3
152904号、3457075号、及びD.モーガン
(Morgan) とB.シェリー(Shely)による「熱によって
処理される銀システム(Thermally Processed SilverSy
stems) 」(イメージング・プロセッシーズ・アンド・
マテリアルズ(Imaging Processes and Materials )Neb
lette 第8版、スタージ(Sturge) 、V.ウォールワー
ス(Walworth) 、A.シェップ(Shepp)編集、第2頁、
1969年)等に開示されている。The photothermographic material of the present invention forms a photographic image by using a heat development processing method. Such a photothermographic material is disclosed in, for example, US Pat.
No. 152904, 3457075, and D.C. Morgan and B.A. "Thermally Processed SilverSy" by Shely
stems) "(Imaging Processors and
Materials (Imaging Processes and Materials) Neb
lette 8th edition, Sturge, V. Walworth, A. Edited by Shepp, page 2,
1969) and the like.
【0105】本発明の熱現像感光材料は、熱現像処理を
用いて写真画像を形成するものであればよいが、還元可
能な銀源(例えば有機銀塩)、触媒活性量の光触媒(例
えばハロゲン化銀)及び還元剤を通常(有機)バインダ
ーマトリックス中に分散した状態で含有している熱現像
感光材料であることが好ましい。本発明の熱現像感光材
料は常温で安定であるが、露光後高温(例えば、80℃
以上)に加熱することで現像される。加熱することで還
元可能な銀源(酸化剤として機能する)と還元剤との間
の酸化還元反応を通じて銀を生成する。この酸化還元反
応は露光で発生した潜像の触媒作用によって促進され
る。露光領域中の有機銀塩の反応によって生成した銀は
黒色画像を提供し、これは非露光領域と対照をなし、画
像の形成がなされる。The heat-developable light-sensitive material of the present invention may be any one capable of forming a photographic image by using a heat-development treatment, including a reducible silver source (eg organic silver salt) and a catalytically active amount of photocatalyst (eg halogen). It is preferably a photothermographic material containing silver halide) and a reducing agent usually dispersed in a (organic) binder matrix. The photothermographic material of the present invention is stable at room temperature, but at a high temperature (for example, 80 ° C.) after exposure.
Above) to develop. Heating produces silver through a redox reaction between a reducible silver source (which functions as an oxidizing agent) and the reducing agent. This oxidation-reduction reaction is promoted by the catalytic action of the latent image generated by the exposure. The silver formed by the reaction of the organic silver salt in the exposed areas provides a black image, which contrasts with the unexposed areas, resulting in the formation of an image.
【0106】本発明の熱現像感光材料は支持体上に少な
くとも一層の感光層を有している。支持体の上に感光層
のみを形成しても良いが、感光層の上に少なくとも1層
の非感光層を形成することが好ましい。感光層に通過す
る光の量または波長分布を制御するために感光層と同じ
側または反対側にフィルター層を形成しても良いし、感
光層に染料または顔料を含ませても良い。感光層は複数
層にしても良く、また階調の調節のため感度を高感層/
低感層または低感層/高感層にしても良い。各種の添加
剤は感光層、非感光層、またはその他の形成層のいすれ
に添加しても良い。The photothermographic material of the present invention has at least one photosensitive layer on a support. Although only the photosensitive layer may be formed on the support, it is preferable to form at least one non-photosensitive layer on the photosensitive layer. A filter layer may be formed on the same side or on the opposite side of the photosensitive layer in order to control the amount or wavelength distribution of light passing through the photosensitive layer, or the photosensitive layer may contain a dye or a pigment. The photosensitive layer may be composed of multiple layers, and the sensitivity is high for adjusting the gradation.
It may be a low sensitive layer or a low sensitive layer / high sensitive layer. Various additives may be added to any of the light-sensitive layer, the non-light-sensitive layer, and other forming layers.
【0107】本発明の熱現像感光材料に適用できる支持
体には、例えば紙、ポリエチレンを被覆した紙、ポリプ
ロピレンを被覆した紙、羊皮紙、布等の材料;例えば、
アルミニウム、銅、マグネシウム、亜鉛のような金属の
シート又は薄膜;ガラス又は、クロム合金、スチール、
銀、金、白金のような金属で被覆したガラス;ポリ(ア
ルキルメタクリレート類)(例えば、ポリ(メチルメタ
クリレート))、ポリ(エステル類)(例えば、ポリ
(エチレンテレフタレート))、ポリ(ビニルアセター
ル類)、ポリ(アミド類)(例えば、ナイロン)、セル
ロースエステル類(例えば、セルロースニトレート、セ
ルロースアセテート、セルロースアセテートプロピオネ
ート、セルロースアセテートブチレート)等の合成ポリ
マー状材料がある。本発明の熱現像感光材料には例え
ば、界面活性剤、酸化防止剤、安定化剤、可塑剤、紫外
線吸収剤、被覆助剤等を用いても良い。The support applicable to the photothermographic material of the present invention includes, for example, paper, polyethylene-coated paper, polypropylene-coated paper, parchment, cloth, etc .;
Sheets or films of metals such as aluminum, copper, magnesium, zinc; glass or chromium alloy, steel,
Glass coated with a metal such as silver, gold, platinum; poly (alkyl methacrylates) (eg, poly (methyl methacrylate)), poly (esters) (eg, poly (ethylene terephthalate)), poly (vinyl acetal) ), Poly (amides) (eg, nylon), and cellulose esters (eg, cellulose nitrate, cellulose acetate, cellulose acetate propionate, cellulose acetate butyrate). The photothermographic material of the invention may contain, for example, a surfactant, an antioxidant, a stabilizer, a plasticizer, an ultraviolet absorber, and a coating aid.
【0108】本発明の熱現像感光材料中の化学薬品と共
にそれぞれのバインダー層(例えば、合成ポリマー)は
自己支持フィルムを形成してもよい。支持体を、公知の
補助材料、例えば、塩化ビニリデン、アクリル酸モノマ
ー(例えば、アクリロニトリルやメチルアクリレート)
及び不飽和ジカルボン酸(例えば、イタコン酸、アクリ
ル酸)、カルボキシメチルセルロース、ポリ(アクリル
アミド)のコポリマー及びターポリマー;及び類似のポ
リマー状材料で補助的に被覆してもよい。Each binder layer (for example, synthetic polymer) together with chemicals in the photothermographic material of the invention may form a self-supporting film. The support is made of known auxiliary materials, for example, vinylidene chloride, acrylic acid monomers (for example, acrylonitrile and methyl acrylate)
And copolymers and terpolymers of unsaturated dicarboxylic acids (eg, itaconic acid, acrylic acid), carboxymethylcellulose, poly (acrylamide); and similar polymeric materials.
【0109】好適なバインダーは透明又は半透明で、一
般に無色であり、天然ポリマー合成樹脂やポリマー及び
コポリマー、その他フィルムを形成する媒体、例えば:
ゼラチン、アラビアゴム、ポリ(ビニルアルコール)、
ヒドロキシエチルセルロース、セルロースアセテート、
セルロースアセテートブチレート、ポリ(ビニルピロリ
ドン)、カゼイン、デンプン、ポリ(アクリル酸)、ポ
リ(メチルメタクリル酸)、ポリ(塩化ビニル)、ポリ
(メタクリル酸)、コポリ(スチレン−無水マレイン
酸)、コポリ(スチレン−アクリロニトリル)、コポリ
(スチレン−ブタジエン)、ポリ(ビニルアセタール)
類(例えば、ポリ(ビニルホルマール)及びポリ(ビニ
ルブチラール))、ポリ(エステル)類、ポリ(ウレタ
ン)類、フェノキシ樹脂、ポリ(塩化ビニリデン)、ポ
リ(エポキシド)類、ポリ(カーボネート)類、ポリ
(ビニルアセテート)、セルロースエステル類、ポリ
(アミド)類がある。バインダーは水又は有機溶媒また
はエマルションから被覆形成してもよい。Suitable binders are transparent or translucent, generally colorless, and include natural polymeric synthetic resins, polymers and copolymers, and other film-forming media such as:
Gelatin, gum arabic, poly (vinyl alcohol),
Hydroxyethyl cellulose, cellulose acetate,
Cellulose acetate butyrate, poly (vinylpyrrolidone), casein, starch, poly (acrylic acid), poly (methyl methacrylic acid), poly (vinyl chloride), poly (methacrylic acid), copoly (styrene-maleic anhydride), copoly (Styrene-acrylonitrile), copoly (styrene-butadiene), poly (vinyl acetal)
(Eg, poly (vinyl formal) and poly (vinyl butyral)), poly (esters), poly (urethanes), phenoxy resins, poly (vinylidene chloride), poly (epoxides), poly (carbonates), There are poly (vinyl acetate), cellulose esters, and poly (amide) s. The binder may be coated from water or an organic solvent or an emulsion.
【0110】色調剤の添加は非常に望ましい。好適な色
調剤の例は調査報告第17029号に開示されており、
次のものがある:イミド類(例えば、フタルイミド);
環状イミド類、ピラゾリン−5−オン類、及びキナゾリ
ノン(例えば、スクシンイミド、3−フェニル−2−ピ
ラゾリン−5−オン、1−フェニルウラゾール、キナゾ
リン及び2,4−チアゾリジンジオン);ナフタールイ
ミド類(例えば、N−ヒドロキシ−1,8−ナフタール
イミド);コバルト錯体(例えば、コバルトのヘキサミ
ントリフルオロアセテート)、メルカプタン類(例え
ば、3−メルカプト−1,2,4−トリアゾール);N
−(アミノメチル)アリールジカルボキシイミド類(例
えば、N−(ジメチルアミノメチル)フタルイミド);
ブロックされたピラゾール類、イソチウロニウム(isot
hiuronium)誘導体及びある種の光漂白剤の組み合わせ
(例えば、N,N’ヘキサメチレン(1−カルバモイル
−3,5−ジメチルピラゾール)、1,8−(3,6−
ジオキサオクタン)ビス(イソチウロニウムトリフルオ
ロアセテート)、及び2−(トリブロモメチルスルホニ
ル)ベンゾチアゾールの組み合わせ);メロシアニン染
料(例えば、3−エチル−5−((3−エチル−2−ベ
ンゾチアゾリニリデン(benzothiazolinylidene)) −1
−メチルエチリデン)−2−チオ−2,4−オキサゾリ
ジンジオン(oxazolidinedione));フタラジノン、フタ
ラジノン誘導体又はこれらの誘導体の金属塩(例えば、
4−(1−ナフチル)フタラジノン、6−クロロフタラ
ジノン、5,7−ジメチルオキシフタラジノン、及び
2,3−ジヒドロ−1,4−フタラジンジオン);フタ
ラジン;フタラジノンとスルフィン酸誘導体の組み合わ
せ(例えば、6−クロロフタラジノン+ベンゼンスルフ
ィン酸ナトリウム又は8−メチルフタラジノン+p−ト
ルエンスルフィン酸ナトリウム);フタラジン+フタル
酸の組み合わせ;フタラジン(フタラジンの付加物を含
む)とマレイン酸無水物、及びフタル酸、2,3−ナフ
タレンジカルボン酸又はo−フェニレン酸誘導体及びそ
の無水物(例えば、フタル酸、4−メチルフタル酸、4
−ニトロフタル酸及びテトラクロロフタル酸無水物)か
ら選択される少なくとも1つの化合物との組み合わせ;
キナゾリンジオン類、ベンズオキサジン、ナルトキサジ
ン誘導体;ベンズオキサジン−2,4−ジオン類(例え
ば、1,3−ベンズオキサジン−2,4−ジオン);ピ
リミジン類及び不斉−トリアジン類(例えば、2,4−
ジヒドロキシピリミジン)、及びテトラアザペンタレン
誘導体(例えば、3,6−ジメロカプト−1,4−ジフ
ェニル−1H、4H−2,3a,5,6a−テトラアザ
ペンタレン。好ましい色調剤としてはフタラゾンまたは
フタラジンである。:The addition of toning agents is highly desirable. Examples of suitable toning agents are disclosed in Research Report No. 17029,
There are the following: imides (eg, phthalimide);
Cyclic imides, pyrazolin-5-ones, and quinazolinones (eg, succinimide, 3-phenyl-2-pyrazolin-5-one, 1-phenylurazole, quinazoline, and 2,4-thiazolidinedione); naphthalimides (eg, , N-hydroxy-1,8-naphthalimide); cobalt complexes (eg, hexamine trifluoroacetate of cobalt), mercaptans (eg, 3-mercapto-1,2,4-triazole); N
-(Aminomethyl) aryldicarboximides (eg, N- (dimethylaminomethyl) phthalimide);
Blocked pyrazoles, isothiuronium (isot
hiuronium) derivatives and certain photobleaching combinations (eg, N, N'hexamethylene (1-carbamoyl-3,5-dimethylpyrazole), 1,8- (3,6-
A combination of dioxaoctane) bis (isothiuronium trifluoroacetate) and 2- (tribromomethylsulfonyl) benzothiazole; a merocyanine dye (e.g., 3-ethyl-5-((3-ethyl-2-benzothia) Zolinylidene (benzothiazolinylidene) -1
-Methylethylidene) -2-thio-2,4-oxazolidinedione); phthalazinone, phthalazinone derivatives or metal salts of these derivatives (e.g.,
4- (1-naphthyl) phthalazinone, 6-chlorophthalazinone, 5,7-dimethyloxyphthalazinone, and 2,3-dihydro-1,4-phthalazinedione); phthalazine; combination of phthalazinone and sulfinic acid derivative (For example, 6-chlorophthalazinone + sodium benzenesulfinate or 8-methylphthalazinone + sodium p-toluenesulfinate); a combination of phthalazine + phthalic acid; phthalazine (including an adduct of phthalazine) and maleic anhydride, And phthalic acid, 2,3-naphthalenedicarboxylic acid or o-phenylene acid derivatives and their anhydrides (eg phthalic acid, 4-methylphthalic acid, 4
-A combination with at least one compound selected from nitrophthalic acid and tetrachlorophthalic anhydride);
Quinazolinediones, benzoxazines, nartoxazine derivatives; benzoxazine-2,4-diones (eg 1,3-benzoxazine-2,4-dione); pyrimidines and asymmetric-triazines (eg 2,4 −
Dihydroxypyrimidine), and tetraazapentalene derivatives (for example, 3,6-dimerocapto-1,4-diphenyl-1H, 4H-2,3a, 5,6a-tetraazapentalene. Preferred toning agents are phthalazone or phthalazine. Is:
【0111】[0111]
【化35】 Embedded image
【0112】還元剤としては、いわゆる写真現像剤、例
えばフェニドン、ヒドロキノン類、カテコール等を含有
してもよいが、ヒンダードフェノールが好ましい。米国
特許第4460681号に開示されているようなカラー
感光材料も、本発明の実現では考えられる。The reducing agent may contain so-called photographic developers such as phenidone, hydroquinones, catechol and the like, but hindered phenol is preferable. A color light-sensitive material as disclosed in U.S. Pat. No. 4,460,681 is also conceivable for realizing the present invention.
【0113】好適な還元剤の例は、米国特許第3770
448号、3773512号、3593863号、及び
調査報告(Research Disclosure)第17029及び29
963に記載されており、次のものがある:アミノヒド
ロキシシクロアルケノン化合物(例えば、2−ヒドロキ
シ−ピペリジノ−2−シクロヘキセノン);現像剤の前
駆体としてアミノリダクトン類(reductones) エステル
(例えば、ピペリジノヘキソースリダクトンモノアセテ
ート);N−ヒドロキシ尿素誘導体(例えば、N−p−
メチルフェニル−N−ヒドロキシ尿素);アルデヒド又
はケトンのヒドラゾン類(例えば、アントラセンアルデ
ヒドフェニルヒドラゾン);ホスファーアミドフェノー
ル類;ホスファーアミドアニリン類;ポリヒドロキシベ
ンゼン類(例えば、ヒドロキノン、t−ブチル−ヒドロ
キノン、イソプロピルヒドロキノン及び(2,5−ジヒ
ドロキシ−フェニル)メチルスルホン);スルフヒドロ
キサム酸類(例えば、ベンゼンスルフヒドロキサム
酸);スルホンアミドアニリン類(例えば、4−(N−
メタンスルホンアミド)アニリン);2−テトラゾリル
チオヒドロキノン類(例えば、2−メチル−5−(1−
フェニル−5−テトラゾリルチオ)ヒドロキノン);テ
トラヒドロキノキサリン類(例えば、1,2,3,4−
テトラヒドロキノキサリン);アミドオキシン類;アジ
ン類(例えば、脂肪族カルボン酸アリールヒドラザイド
類とアスコルビン酸の組み合わせ);ポリヒドロキシベ
ンゼンとヒドロキシルアミンの組み合わせ、リダクトン
及び/又はヒドラジン;ヒドロキサン酸類;アジン類と
スルホンアミドフェノール類の組み合わせ;α−シアノ
フェニル酢酸誘導体;ビス−β−ナフトールと1,3−
ジヒドロキシベンゼン誘導体の組み合わせ;5−ピラゾ
ロン類;スルホンアミドフェノール還元剤;2−フェニ
リンダン(phenylindane) −1,3−ジオン等;クロマ
ン;1,4−ジヒドロピリジン類(例えば、2,6−ジ
メトキシ−3,5−ジカルボエトキシ−1,4−ジヒド
ロピリジン);ビスフェノール類(例えば、ビス(2−
ヒドロキシ−3−t−ブチル−5−メチルフェニル)メ
タン、ビス(6−ヒドロキシ−m−トリ)メシトール
(mesitol)、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチ
ルフェニル)プロパン、4,4−エチリデン−ビス(2
−t−ブチル−6−メチル)フェノール)、紫外線感応
性アスコルビン酸誘導体及び3−ピラゾリドン類。好ま
しい還元剤は一般式(A)のヒンダードフェノールであ
る:Examples of suitable reducing agents are described in US Pat. No. 3,770.
Nos. 448, 3773512, 3959633, and Research Disclosure Nos. 17029 and 29.
963, and include: aminohydroxycycloalkenone compounds (eg, 2-hydroxy-piperidino-2-cyclohexenone); aminoreductones esters (eg, Piperidinohexose reductone monoacetate); N-hydroxyurea derivatives (for example, Np-
Methylphenyl-N-hydroxyurea); aldehyde or ketone hydrazones (eg, anthracene aldehyde phenylhydrazone); phosphoramidophenols; phosphoramidoanilines; polyhydroxybenzenes (eg, hydroquinone, t-butyl-hydroquinone) , Isopropylhydroquinone and (2,5-dihydroxy-phenyl) methyl sulfone); sulfhydroxamic acids (eg, benzenesulfhydroxamic acid); sulfonamide anilines (eg, 4- (N-
Methanesulfonamido) aniline); 2-tetrazolylthiohydroquinones (for example, 2-methyl-5- (1-
Phenyl-5-tetrazolylthio) hydroquinone); tetrahydroquinoxalines (e.g., 1,2,3,4-
Tetrahydroquinoxaline); amidooxins; azines (for example, aliphatic carboxylic acid aryl hydrazides and ascorbic acid); polyhydroxybenzene and hydroxylamine, reductone and / or hydrazine; hydroxanoic acids; azines and sulfones Combination of amidophenols; α-cyanophenylacetic acid derivative; bis-β-naphthol and 1,3-
5-pyrazolones; sulfonamidophenol reducing agents; 2-phenylindane-1,3-dione and the like; chromans; 1,4-dihydropyridines (e.g., 2,6-dimethoxy-3) , 5-dicarbethoxy-1,4-dihydropyridine); bisphenols (for example, bis (2-
Hydroxy-3-t-butyl-5-methylphenyl) methane, bis (6-hydroxy-m-tri) mesitol, 2,2-bis (4-hydroxy-3-methylphenyl) propane, 4,4 -Ethylidene-bis (2
-T-butyl-6-methyl) phenol), ultraviolet-sensitive ascorbic acid derivatives and 3-pyrazolidones. A preferred reducing agent is a hindered phenol of general formula (A):
【0114】[0114]
【化36】 Embedded image
【0115】ここで;Rは水素原子、又は炭素原子数1
〜10のアルキル基(例えば、−C4 H9 、2,4,4
−トリメチルペンチル)を表し、R5 及びR6 は炭素原
子数1〜5のアルキル基(例えば、メチル、エチル、t
−ブチル)を表す。Here; R is a hydrogen atom or a carbon atom of 1
10 alkyl group (e.g., -C 4 H 9, 2,4,4
-Trimethylpentyl), R 5 and R 6 are alkyl groups having 1 to 5 carbon atoms (eg, methyl, ethyl, t
-Butyl).
【0116】触媒活性量の光触媒として有用なハロゲン
化銀は感光性のいかなるハロゲン化銀(例えば、臭化
銀、ヨウ化銀、銀化銀、塩臭化銀、ヨウ臭化銀、塩ヨウ
臭化銀等)であってもよいがヨウ素イオンを含むことが
好ましい。このハロゲン化銀はいかなる方法で画像形成
層に添加されてもよく、このときハロゲン化銀は還元可
能な銀源に近接するように配置する。一般にハロゲン化
銀は還元可能銀源に対して0.75〜30重量%の量を
含有することが好ましい。ハロゲン化銀は、ハロゲンイ
オンとの反応による銀石鹸部の変換によって調製しても
よく、予備形成して石鹸の発生時にこれを添加してもよ
く、またはこれらの方法の組み合わせも可能である。後
者が好ましい。Silver halide useful as a catalytically active amount of a photocatalyst is any photosensitive silver halide (eg, silver bromide, silver iodide, silver silver, silver chlorobromide, silver iodobromide, chloroiodo). However, it is preferable that the iodide ion is contained. The silver halide may be added to the imaging layer in any manner, with the silver halide being placed in close proximity to the reducible silver source. In general, it is preferred that the silver halide contains from 0.75 to 30% by weight, based on the reducible silver source. Silver halide may be prepared by conversion of the silver soap portion by reaction with a halide ion, may be preformed and added during the generation of the soap, or a combination of these methods is possible. The latter is preferred.
【0117】還元可能な銀源は還元可能な銀イオン源を
含有するいかなる材料でもよい。有機及びヘテロ有機酸
の銀塩、特に長鎖(10〜30、好ましくは15〜25
の炭素原子数)の脂肪族カルボン酸が好ましい。配位子
が、4.0〜10.0の銀イオンに対する総安定定数を
有する有機又は無機の銀塩錯体も有用である。好適な銀
塩の例は、調査報告(Research Disclosure)第1702
9及び29963に記載されており、次のものがある:
有機酸の塩(例えば、没食子酸、シュウ酸、ベヘン酸、
ステアリン酸、パルミチン酸、ラウリン酸等);銀のカ
ルボキシアルキルチオ尿素塩(例えば、1−(3−カル
ボキシプロピル)チオ尿素、1−(3−カルボキシプロ
ピル)−3,3−ジメチルチオ尿素等);アルデヒドと
ヒドロキシ置換芳香族カルボン酸とのポリマー反応生成
物の銀錯体(例えば、アルデヒド類(ホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒド、ブチルアルデヒド)、ヒドロキ
シ置換酸類(例えば、サリチル酸、安息香酸、3,5−
ジヒドロキシ安息香酸、5,5−チオジサリチル酸)、
チオエン類の銀塩又は錯体(例えば、3−(2−カルボ
キシエチル)−4−ヒドロキシメチル−4−チアゾリン
−2−チオエン、及び3−カルボキシメチル−4−チア
ゾリン−2−チオエン)、イミダゾール、ピラゾール、
ウラゾール、1,2,4−チアゾール及び1H−テトラ
ゾール、3−アミノ−5−ベンジルチオ−1,2,4−
トリアゾール及びベンゾトリアゾールから選択される窒
素酸と銀との錯体また塩;サッカリン、5−クロロサリ
チルアルドキシム等の銀塩;及びメルカプチド類の銀
塩。好ましい銀源はステアリン酸及びベヘン酸銀であ
り、ベヘン酸が特に好ましい。還元可能な銀源は好まし
くは銀量として3g/m2以下である。さらに好ましくは
2g/m2以下である。The reducible silver source can be any material containing a source of reducible silver ions. Silver salts of organic and heteroorganic acids, especially long chains (10-30, preferably 15-25
) Aliphatic carboxylic acids are preferred. Organic or inorganic silver salt complexes wherein the ligand has a total stability constant for silver ions of 4.0 to 10.0 are also useful. Examples of suitable silver salts are described in Research Disclosure No. 1702.
9 and 29996, and include the following:
Salts of organic acids (eg gallic acid, oxalic acid, behenic acid,
Stearic acid, palmitic acid, lauric acid, etc.); carboxyalkylthiourea salt of silver (for example, 1- (3-carboxypropyl) thiourea, 1- (3-carboxypropyl) -3,3-dimethylthiourea); aldehyde Silver complexes (e.g., aldehydes (formaldehyde, acetaldehyde, butyraldehyde), hydroxy-substituted acids (e.g., salicylic acid, benzoic acid, 3,5-
Dihydroxybenzoic acid, 5,5-thiodisalicylic acid),
Silver salts or complexes of thioenes (eg, 3- (2-carboxyethyl) -4-hydroxymethyl-4-thiazoline-2-thioene and 3-carboxymethyl-4-thiazoline-2-thioene), imidazole, pyrazole ,
Urazole, 1,2,4-thiazole and 1H-tetrazole, 3-amino-5-benzylthio-1,2,4-
Complexes or salts of silver and nitrogen acids selected from triazoles and benzotriazoles; silver salts such as saccharin and 5-chlorosalicylaldoxime; and silver salts of mercaptides. Preferred silver sources are stearic acid and silver behenate, with behenic acid being especially preferred. The reducible silver source preferably has a silver content of 3 g / m 2 or less. More preferably, it is 2 g / m 2 or less.
【0118】本発明の熱現像感光材料には、例えば特開
昭63−159841号、同60−140335号、同
63−231437号、同63−259651号、同6
3−304242号、同63−15245号、米国特許
4639414号、同4740455号、同47419
66号、同4751175号、同4835096号に記
載された増感色素が使用できる。The photothermographic material of the present invention includes, for example, JP-A Nos. 63-159841, 60-140335, 63-231437, 63-259651 and 6-63.
Nos. 3-304242, 63-15245, U.S. Pat. Nos. 4,639,414, 4,740,455, and 4,419.
Sensitizing dyes described in JP-A Nos. 66, 4751175 and 48335096 can be used.
【0119】[0119]
実施例1 感光性乳剤Aの調製 溶液 ステアリン酸 135g ベヘン酸 635g 蒸留水 13リットル 85℃ 15分で混合 溶液 NaOH 89g 蒸留水 1500ml 溶液 濃 HNO3 19ml 蒸留水 50ml 溶液 AgNO3 365g 蒸留水 2500ml 溶液 ポリビニルブチラール 86g 酢酸エチル 4300ml 溶液 ポリビニルブチラール 290g イソプロパノール 3580ml 溶液 N−ブロモサクシンイミド 9.7g アセトン 700mlExample 1 Photosensitive mixture NaOH 89 g Distilled water 1500ml solution prepared solution stearate 135g behenic acid 635g of distilled water 13 liters 85 ° C. 15 minutes Emulsion A concentrated HNO 3 19 ml of distilled water 50ml solution AgNO 3 365 g Distilled water 2500ml solution of polyvinyl butyral 86 g Ethyl acetate 4300 ml solution Polyvinyl butyral 290 g Isopropanol 3580 ml solution N-Bromosuccinimide 9.7 g Acetone 700 ml
【0120】溶液を85℃に保温した状態で激しく攪
拌しながら溶液を5分かけて添加しその後溶液を2
5分かけて添加する。そのまま20分攪拌した後、35
℃に降温する。35℃でより激しく攪拌しながら溶液
を5分かけて添加し、そのまま90分間攪拌し続ける。
その後、溶液を加え、攪拌をとめて放置し、水相を含
まれる塩とともに抜き、油相を得、脱溶媒して痕跡の水
を抜いた後、溶液を添加して50℃で激しく攪拌した
後、溶液を20分かけて添加し、105分攪拌して感
光性乳剤Aを得た。The solution was added over 5 minutes with vigorous stirring while keeping the solution at 85 ° C.
Add over 5 minutes. After stirring for 20 minutes as it is, 35
Cool down to ° C. Add the solution over 5 minutes with more vigorous stirring at 35 ° C. and continue stirring for 90 minutes.
Then, the solution was added, and the mixture was left without stirring, and the aqueous phase was removed together with the salt contained therein to obtain an oil phase, which was desolvated to remove traces of water, and then the solution was added and vigorously stirred at 50 ° C. Then, the solution was added over 20 minutes and stirred for 105 minutes to obtain a photosensitive emulsion A.
【0121】染料−Aによって青色に着色された二軸延
伸された175μの厚みのポリエチレンテレフタレート
の支持体(下塗り層なし)の上に以下の各層を順次形成
していった。乾燥は各々75℃5分間で行った。The following layers were successively formed on a biaxially stretched 175 μm thick polyethylene terephthalate support (without an undercoat layer) which was colored blue with Dye-A. Drying was performed at 75 ° C. for 5 minutes each.
【0122】 <バック面側塗布> oアンチハレーション層(湿潤厚さ 80ミクロン) ポリビニルブチラール(10%イソプロパノール溶液) 150ml 染料−C(溶媒はDMF) 70mg<Back side coating> o Antihalation layer (wet thickness 80 micron) Polyvinyl butyral (10% isopropanol solution) 150 ml Dye-C (solvent DMF) 70 mg
【0123】 <感光層面側塗布> o感光層(湿潤厚さ 140ミクロン) 感光性乳剤A 73g 増感色素−1(0.1%DMF溶液) 2ml カブリ防止剤−1(0.01% メタノール溶液) 3ml フタラゾン(4.5% DMF溶液) 8ml 還元剤−1(10% アセトン溶液) 13ml 化合物 表1、2に記載<Photosensitive layer side coating> o Photosensitive layer (wet thickness 140 μm) Photosensitive emulsion A 73 g Sensitizing dye-1 (0.1% DMF solution) 2 ml Antifoggant-1 (0.01% methanol solution) ) 3 ml Phthalazone (4.5% DMF solution) 8 ml Reducing agent-1 (10% acetone solution) 13 ml Compounds described in Tables 1 and 2.
【0124】 o表面保護層(湿潤厚さ 100ミクロン) アセトン 175ml 2−プロパノール 40ml メタノール 15ml セルロースアセテート 8.0g フタラジン 1.0g 4−メチルフタル酸 0.72g テトラクロロフタル酸 0.22g テトラクロロフタル酸無水物 0.5gO Surface protection layer (wet thickness 100 micron) Acetone 175 ml 2-propanol 40 ml Methanol 15 ml Cellulose acetate 8.0 g Phthalazine 1.0 g 4-Methylphthalic acid 0.72 g Tetrachlorophthalic acid 0.22 g Tetrachlorophthalic anhydride Thing 0.5g
【0125】[0125]
【化37】 Embedded image
【0126】[0126]
【化38】 Embedded image
【0127】センシトメトリー 上記で作成した熱現像感光材料を半切サイズに加工し、
830nmのレーザーダイオードを垂直面より13°傾
いたビームで露光した。その後ヒートドラムを用いて1
20℃×5秒と125℃×10秒熱現像処理した。そし
てその時のカブリ値の測定と色調の目視評価を行なっ
た。Sensitometry The photothermographic material prepared above was processed into a half-cut size,
An 830 nm laser diode was exposed with a beam tilted 13 ° from the vertical. Then use a heat drum for 1
A heat development treatment was performed at 20 ° C. for 5 seconds and 125 ° C. for 10 seconds. Then, the fog value at that time was measured and the color tone was visually evaluated.
【0128】[0128]
【表1】 [Table 1]
【0129】[0129]
【表2】 [Table 2]
【0130】表1、2より本発明の試料はカブリが低
く、色調が黒く良いことがわかる。From Tables 1 and 2, it can be seen that the samples of the present invention have a low fog and a good color tone.
【0131】実施例2 感光性乳剤Bの調製 溶液 ステアリン酸 135g ベヘン酸 635g 蒸留水 13リットル 85℃ 15分で混合 溶液A 前もって作られた立方体AgBrI(I=4モル%) 0.06μ(Agとして0.22モル) 蒸留水 1250ml 溶液 NaOH 89g 蒸留水 1500ml 溶液 濃 HNO3 19ml 蒸留水 50ml 溶液 AgNO3 365g 蒸留水 2500ml 溶液 ポリビニルブチラール 86g 酢酸エチル 4300ml 溶液 ポリビニルブチラール 290g イソプロパノール 3580mlExample 2 Preparation of Photosensitive Emulsion B Solution Stearic acid 135 g Behenic acid 635 g Distilled water 13 liters 85 ° C. and mixed for 15 minutes Solution A Preformed cubic AgBrI (I = 4 mol%) 0.06 μ (as Ag) 0.22 mole) distilled water 1250ml solution NaOH 89 g distilled water 1500ml solution of concentrated HNO 3 19 ml of distilled water 50ml solution AgNO 3 365 g distilled water 2500ml solution polyvinylbutyral 86g ethyl acetate 4300ml solution polyvinylbutyral 290g isopropanol 3580ml
【0132】溶液を85℃に保温した状態で激しく攪
拌しながら溶液Aを10分かけて添加し、続いて溶液
を5分かけて添加し、その後、溶液を25分かけて添
加する。そのまま20分攪拌した後、35℃に降温す
る。35℃でより激しく攪拌しながら溶液を5分かけ
て添加し、そのまま90分間攪拌し続ける。その後、溶
液を加え、攪拌をとめて放置し、水相を含まれる塩と
ともに抜き、油相を得、脱溶媒して痕跡の水を抜いた
後、溶液を添加して50℃で激しく攪拌した後、10
5分攪拌して乳剤Bを得た。Solution A was added over 10 minutes with vigorous stirring while keeping the solution at 85 ° C., followed by addition of solution over 5 minutes, and then over 25 minutes. After stirring for 20 minutes as it is, the temperature is lowered to 35 ° C. Add the solution over 5 minutes with more vigorous stirring at 35 ° C. and continue stirring for 90 minutes. Thereafter, the solution was added, the stirring was stopped and the mixture was left to stand, and the aqueous phase was extracted together with the salt contained therein to obtain an oil phase. After removing the traces of water by removing the solvent, the solution was added and the mixture was stirred vigorously at 50 ° C. Later, 10
Emulsion B was obtained by stirring for 5 minutes.
【0133】実施例1と同様に(但しアンチハレーショ
ン層を感光層面側の感光層の下に設けた。)テストを行
なった。本発明の化合物を用いた試料は実施例1と同様
にカブリが低く色調が黒く良かった。 実施例3 《ハロゲン化銀粒子Aの調製》水700mlにフタル化ゼ
ラチン16g及び臭化カリウム30mgを溶解して温度3
5℃にてpHを5.0に合わせた後、硝酸銀18.6g
を含む水溶液159mlと臭化カリウムとヨウ化カリウム
(92/8)を含む水溶液をpAg7.7に保ちながら
コントロールダブルジェット法で10分間かけて添加し
た。その後、硝酸銀55.4gを含む水溶液476mlと
臭化カリウムを含む水溶液をpAg7.7に保ちながら
30分間かけて添加し、pHを下げて凝集沈降させ脱塩
処理した後、フェノキシエタノール0.1gを加え、p
H7.9、pAg8.2に調整しヨウ臭化銀粒子A(コ
ア 8モル%、平均2モル%、0.05μ立方体、投影
直径面積変動係数8%、(100)面比率88%)の調
製を終了した。A test was conducted in the same manner as in Example 1, except that the antihalation layer was provided below the photosensitive layer on the side of the photosensitive layer. As in the case of Example 1, the sample using the compound of the present invention had good fog and black color tone. Example 3 << Preparation of Silver Halide Grain A >> 16 g of phthalated gelatin and 30 mg of potassium bromide were dissolved in 700 ml of water and the temperature was adjusted to 3
After adjusting the pH to 5.0 at 5 ° C, 18.6 g of silver nitrate
159 ml of an aqueous solution containing potassium bromide and an aqueous solution containing potassium bromide and potassium iodide (92/8) were added over 10 minutes by the control double jet method while keeping the pAg at 7.7. Then, 476 ml of an aqueous solution containing 55.4 g of silver nitrate and an aqueous solution containing potassium bromide were added over 30 minutes while keeping the pAg at 7.7, and the pH was lowered to cause aggregation and sedimentation for desalting, followed by addition of 0.1 g of phenoxyethanol. , P
Preparation of silver iodobromide grains A (core 8 mol%, average 2 mol%, 0.05 μ cube, projected diameter area variation coefficient 8%, (100) plane ratio 88%) adjusted to H7.9 and pAg8.2. Finished.
【0134】ハロゲン化銀粒子Aを60℃に昇温してチ
オ硫酸ナトリウムとセレン化合物II−1とテルル化合物
a−1と塩化金酸とチオシアン酸カリウムを添加し12
0分間熟成した後に35℃に急冷して化学増感を終了し
てハロゲン化銀粒子を調製した。添加量は以下の量とし
た。 チオ硫酸ナトリウム 8.5×10-5モル/銀モル セレン化合物S−1 1.1×10-5モル/銀モル テルル化合物T−1 1.5×10-5モル/銀モル 塩化金酸 3.5×10-6モル/銀モル チオシアン酸カリウム 2.7×10-4モル/銀モルThe temperature of the silver halide grains A was raised to 60 ° C., sodium thiosulfate, selenium compound II-1, tellurium compound a-1, chloroauric acid and potassium thiocyanate were added.
After ripening for 0 minute, it was rapidly cooled to 35 ° C. to terminate the chemical sensitization to prepare silver halide grains. The added amount was as follows. Sodium thiosulfate 8.5 × 10 -5 mol / silver mol Selenium compound S-1 1.1 × 10 -5 mol / silver mol Tellurium compound T-1 1.5 × 10 -5 mol / silver mol Chloroauric acid 3 0.5 × 10 -6 mol / silver mol Potassium thiocyanate 2.7 × 10 -4 mol / silver mol
【0135】[0135]
【化39】 Embedded image
【0136】《有機脂肪酸銀乳剤Bの調製》水300ml
中にベヘン酸10.6gを入れ90℃に加熱溶解し、十
分攪拌した状態で1Nの水酸化ナトリウム31.1mlを
添加し、そのままの状態で1時間放置した。その後30
℃に冷却し、1Nのリン酸7.0mlを添加して十分攪拌
した状態でN−ブロモこはく酸イミド0.01gを添加
した。その後、あらかじめ調製したハロゲン化銀粒子A
をベヘン酸に対して銀量として10モル%となるように
40℃に加温した状態で攪拌しながら添加した。さらに
1N硝酸銀水溶液25mlを2分かけて連続添加し、その
まま攪拌した状態で1時間放置した。<< Preparation of Organic Fatty Acid Silver Emulsion B >> 300 ml of water
10.6 g of behenic acid was put thereinto, dissolved by heating at 90 ° C., 31.1 ml of 1N sodium hydroxide was added with sufficient stirring, and the mixture was left as it was for 1 hour. Then 30
The mixture was cooled to 0 ° C., 7.0 ml of 1N phosphoric acid was added, and 0.01 g of N-bromosuccinimide was added with sufficient stirring. Thereafter, silver halide grains A prepared in advance
Was added to the behenic acid while stirring at a temperature of 40 ° C. so that the amount of silver was 10 mol%. Further, 25 ml of a 1N silver nitrate aqueous solution was continuously added over 2 minutes, and the mixture was left stirring for 1 hour.
【0137】この水系混合物に攪拌しながらポリ酢酸ビ
ニルの酢酸ブチル溶液1.2wt%37gを徐々に添加
して分散物のフロックを形成した。その後に水を取り除
き、更に2回の水洗を行った。(水洗水伝導度30μS
・cm)次にポリビニルブチラール(分子量3000)の
2−ブタノン溶液2.5wt%20ccを添加して10分
間十分な速度で攪拌した。次に下記の化合物と2−ブタ
ノン40g及びポリビニルブチラール(分子量400
0)6.0gを添加して1時間十分な速度で攪拌し、有
機脂肪酸銀乳剤Bの調製を終了した。To this water-based mixture, 37 g of a 1.2 wt% butyl acetate solution of polyvinyl acetate was gradually added with stirring to form flocs of the dispersion. After that, the water was removed, and the water was washed twice more. (Wash water conductivity 30 μS
(Cm) Then, 2.5 wt% of 20 cc of 2-butanone solution of polyvinyl butyral (molecular weight 3000) was added and stirred for 10 minutes at a sufficient speed. Next, the following compound, 2-butanone 40 g, and polyvinyl butyral (molecular weight 400
0) 6.0 g was added and stirred at a sufficient speed for 1 hour to complete the preparation of the organic fatty acid silver emulsion B.
【0138】[0138]
【化40】 Embedded image
【0139】 《乳剤塗布液の調製》 前述の如く調製した有機脂肪酸銀に対して下記の薬品を添加して乳剤塗布液と した。(以下、銀1モルあたりの添加量) イソシアネート(デスモジュール社製 N3300) 2.6g 増感色素−2 0.01mmol 増感色素−3 0.01mmol 2−メルカプト−5−メチルベンズイミダゾール 7.65mmol p−クロロベンゾイル安息香酸 53mmol 還元剤−1 0.27mmol テトラクロロフタル酸 10.8mmol 塗布助剤−1 0.001mmol 化合物 表3に記載<< Preparation of Emulsion Coating Solution >> The following chemicals were added to the organic fatty acid silver prepared as described above to prepare an emulsion coating solution. (Hereinafter, added amount per mol of silver) Isocyanate (N3300 manufactured by Desmodur) 2.6 g Sensitizing dye-2 0.01 mmol Sensitizing dye-3 0.01 mmol 2-Mercapto-5-methylbenzimidazole 7.65 mmol p-Chlorobenzoylbenzoic acid 53 mmol Reducing agent-1 0.27 mmol Tetrachlorophthalic acid 10.8 mmol Coating aid-1 0.001 mmol Compound Table 3
【0140】[0140]
【化41】 Embedded image
【0141】《表面保護層塗布液の調製》表面保護層塗
布液を下記の如く調製した。 セルロースアセテートブチレート 7.5g 2−ブタノン 80g メタノール 10g フタラジン 71.5mmol 4−メチルフタル酸 0.3g テトラクロロフタル酸無水物 0.07g 塗布助剤−1 0.01g<< Preparation of Surface Protective Layer Coating Solution >> A surface protective layer coating solution was prepared as follows. Cellulose acetate butyrate 7.5 g 2-butanone 80 g Methanol 10 g Phthalazine 71.5 mmol 4-Methylphthalic acid 0.3 g Tetrachlorophthalic anhydride 0.07 g Coating aid-1 0.01 g
【0142】[0142]
【化42】 Embedded image
【0143】《バッキング層塗布液の調製》バッキング
層塗布液を下記の如く調製した。 ポリビニルブチラール(10% 2−ブタノン溶液) 30ml セルロースアセテートブチレート 30ml (10% 酢酸エチルエステル溶液) ハレーション防止染料(イ) 0.05g ハレーション防止染料(ロ) 0.06g 色調調節染料(ハ) 0.1g 色調調節染料(ニ) 0.002g シリカマット剤(サイロイド162) 0.1g イソシアネート(デスモジュール社製N3300) 0.8g 酢酸エチルエステル 140ml 塗布助剤−1 0.1g<< Preparation of Backing Layer Coating Liquid >> A backing layer coating liquid was prepared as follows. Polyvinyl butyral (10% 2-butanone solution) 30 ml Cellulose acetate butyrate 30 ml (10% ethyl acetate solution) Antihalation dye (b) 0.05 g Antihalation dye (b) 0.06 g Color control dye (c) 0. 1 g Color tone adjusting dye (d) 0.002 g Silica matting agent (Cyroid 162) 0.1 g Isocyanate (N3300 manufactured by Desmodur) 0.8 g Acetic acid ethyl ester 140 ml Coating aid-1 0.1 g
【0144】[0144]
【化43】 Embedded image
【0145】以上のように調製したバッキング層塗布液
を二軸延伸された青色に着色された厚さ175μmのポ
リエチレンテレフタレートフィルムに810nmの吸光
度が1.2ポリエチレンテレフタレートフィルムより高
くなるように塗布した。The coating solution for the backing layer prepared as described above was applied to a biaxially stretched blue-colored polyethylene terephthalate film having a thickness of 175 μm so that the absorbance at 810 nm was higher than that of the 1.2 polyethylene terephthalate film.
【0146】(塗布試料の調製)調製した塗布液をポリ
エチレンテレフタレートのバッキング層を塗布した反対
面に塗布銀量が2.0g/m2となるように塗布し乾燥し
た。その後表面保護層塗布液をセルロースアセテートブ
チレートが2.5g/m2となるように塗布した。こうし
て塗布試料を調製した。(Preparation of Coating Sample) The prepared coating solution was coated on the opposite surface coated with the backing layer of polyethylene terephthalate so that the coated silver amount was 2.0 g / m 2 and dried. After that, the surface protective layer coating solution was applied so that the cellulose acetate butyrate was 2.5 g / m 2 . Thus, a coated sample was prepared.
【0147】《写真性能の評価》 センシトメトリー上記で作成した熱現像感光材料を半切
りサイズに加工した後、富士写真フイルム(株)社製F
CR7000を改造して810nmの半導体レーザーを
用いて像様露光した。塗布試料の露光面と露光レーザー
光の角度は80degとした。また、レーザーの出力は
150mWであり、但し高周波重畳をし縦マルチモード
で出力した。熱現像処理はヒートドラムを用いて均一加
熱を行い、120℃×15秒と125℃×15秒の2種
類行った。そしてその時のカブリ値の測定を行った。ま
た、表3における試料 No.1の最高濃度を100とした
とき、各試料の最高濃度を相対値で評価した。結果を表
3に示す。<< Evaluation of Photographic Performance >> Sensitometry After processing the photothermographic material prepared above into a half-cut size, it was manufactured by Fuji Photo Film Co., Ltd. F
CR7000 was modified and imagewise exposed using a semiconductor laser of 810 nm. The angle between the exposed surface of the coated sample and the exposure laser beam was 80 deg. The output of the laser was 150 mW, provided that the output was superimposed at a high frequency and output in a vertical multi-mode. The heat development treatment was carried out by uniformly heating using a heat drum, and two kinds of heat treatment were carried out: 120 ° C. × 15 seconds and 125 ° C. × 15 seconds. Then, the fog value at that time was measured. Further, when the maximum concentration of Sample No. 1 in Table 3 was set to 100, the maximum concentration of each sample was evaluated by a relative value. The results are shown in Table 3.
【0148】保存性の評価 内部が25℃で55%に保たれた密閉容器中に3枚塗布
試料を入れた後、50℃で7日間経時した(強制経
時)。この中の2枚目の試料と比較用経時(室温にて遮
光容器中に保存)の試料とを写真性の評価に用いたもの
と同じ処理を行い、カブリ部分の濃度を測定した。 (カブリの増加)=(強制経時のカブリ)−(比較用経
時のカブリ)Evaluation of storability Three coated samples were placed in a closed container whose inside was kept at 55% at 25 ° C., and then stored at 50 ° C. for 7 days (forced storage). The second sample of these and the sample for comparison aged (stored in a light-shielding container at room temperature) were subjected to the same treatment as that used for evaluation of photographic properties, and the density of the fog portion was measured. (Increase in fog) = (fog during forced aging) − (fog during comparative aging)
【0149】結果を表3に示す。The results are shown in Table 3.
【0150】[0150]
【表3】 [Table 3]
【0151】[0151]
【化44】 Embedded image
【0152】表3より本発明の試料は十分な感度があ
り、かつ、カブリが低いことがわかる。また、感材の保
存安定性も良好であることがわかる。From Table 3, it can be seen that the samples of the present invention have sufficient sensitivity and low fog. Further, it can be seen that the storage stability of the light-sensitive material is also good.
【0153】[0153]
【発明の効果】本発明の熱現像感光材料はカブリが低
く、かつ色調が良い。また、感材の保存安定性が良好で
ある。The photothermographic material of the present invention has low fog and good color tone. Further, the storage stability of the light-sensitive material is good.
─────────────────────────────────────────────────────
─────────────────────────────────────────────────── ───
【手続補正書】[Procedure amendment]
【提出日】平成8年5月22日[Submission date] May 22, 1996
【手続補正1】[Procedure amendment 1]
【補正対象書類名】明細書[Document name to be amended] Statement
【補正対象項目名】0013[Correction target item name] 0013
【補正方法】変更[Correction method] Change
【補正内容】[Correction contents]
【0013】R1 で表されるアリール基、ピリジル基、
キノリル基は置換基を有してもよく、置換基としては、
例えばアルキル基(好ましくは炭素数1〜20、より好
ましくは炭素数1〜12、特に好ましくは炭素数1〜8
のアルキル基であり、例えばメチル、エチル、iso−
プロピル、tert−ブチル、n−オクチル、n−デシ
ル、n−ヘキサデシル、シクロプロピル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシルなどが挙げられる。)、アルケニル
基(好ましくは炭素数2〜20、より好ましくは炭素数
2〜12、特に好ましくは炭素数2〜8のアルケニル基
であり、例えばビニル、アリル、2−ブテニル、3−ペ
ンテニルなどが挙げられる。)、アルキニル基(好まし
くは炭素数2〜20、より好ましくは炭素数2〜12、
特に好ましくは炭素数2〜8のアルキニル基であり、例
えばプロパルギル、3−ペンチニルなどが挙げられ
る。)、アリール基(好ましくは炭素数6〜30、より
好ましくは炭素数6〜20、特に好ましくは炭素数6〜
12のアリール基であり、例えばフェニル、p−メチル
フェニル、ナフチルなどが挙げられる。)、アミノ基
(好ましくは炭素数0〜20、より好ましくは炭素数0
〜10、特に好ましくは炭素数0〜6のアミノ基であ
り、例えばアミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、ジ
エチルアミノ、ジベンジルアミノなどが挙げられ
る。)、アルコキシ基(好ましくは炭素数1〜20、よ
り好ましくは炭素数1〜12、特に好ましくは炭素数1
〜8のアルコキシ基であり、例えばメトキシ、エトキ
シ、ブトキシなどが挙げられる。)、アリールオキシ基
(好ましくは炭素数6〜20、より好ましくは炭素数6
〜16、特に好ましくは炭素数6〜12のアリールオキ
シ基であり、例えばフェニルオキシ、2−ナフチルオキ
シなどが挙げられる。)、アシル基(好ましくは炭素数
1〜20、より好ましくは炭素数1〜16、特に好まし
くは炭素数1〜12のアシル基であり、例えばアセチ
ル、ベンゾイル、ホルミル、ピバロイルなどが挙げられ
る。)、アルコキシカルボニル基(好ましくは炭素数2
〜20、より好ましくは炭素数2〜16、特に好ましく
は炭素数2〜12のアルコキシカルボニル基であり、例
えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニルなどが挙
げられる。)、アリールオキシカルボニル基(好ましく
は炭素数7〜20、より好ましくは炭素数7〜16、特
に好ましくは炭素数7〜10のアリールオキシカルボニ
ル基であり、例えばフェニルオキシカルボニルなどが挙
げられる。)、アシルオキシ基(好ましくは炭素数2〜
20、より好ましくは炭素数2〜16、特に好ましくは
炭素数2〜10のアシルオキシ基であり、例えばアセト
キシ、ベンゾイルオキシなどが挙げられる。)、アシル
アミノ基(好ましくは炭素数2〜20、より好ましくは
炭素2〜16、特に好ましくは炭素数2〜10のアシル
アミノ基であり、例えばアセチルアミノ、ベンゾイルア
ミノなどが挙げられる。)、アルコキシカルボニルアミ
ノ基(好ましくは炭素数2〜20、より好ましくは炭素
数2〜16、特に好ましくは炭素数2〜12のアルコキ
シカルボニルアミノ基であり、例えばメトキシカルボニ
ルアミノなどが挙げられる。)、アリールオキシカルボ
ニルアミノ基(好ましくは炭素数7〜20、より好まし
くは炭素数7〜16、特に好ましくは炭素数7〜12の
アリールオキシカルボニルアミノ基であり、例えばフェ
ニルオキシカルボニルアミノなどが挙げられる。)、ス
ルホニルアミノ基(好ましくは炭素数1〜20、より好
ましくは炭素数1〜16、特に好ましくは炭素数1〜1
2のスルホニルアミノ基であり、例えばメタンスルホニ
ルアミノ、ベンゼンスルホニルアミノなどが挙げられ
る。)、スルファモイル基(好ましくは炭素数0〜2
0、より好ましくは炭素数0〜16、特に好ましくは炭
素数0〜12のスルファモイル基であり、例えばスルフ
ァモイル、メチルスルファモイル、ジメチルスルファモ
イル、フェニルスルファモイルなどが挙げられる。)、
カルバモイル基(好ましくは炭素数1〜20、より好ま
しくは炭素数1〜16、特に好ましくは炭素数1〜12
のカルバモイル基であり、例えばカルバモイル、メチル
カルバモイル、ジエチルカルバモイル、フェニルカルバ
モイルなどが挙げられる。)、アルキルチオ基(好まし
くは炭素数1〜20、より好ましくは炭素数1〜16、
特に好ましくは炭素数1〜12のアルキルチオ基であ
り、例えばメチルチオ、エチルチオなどが挙げられ
る。)、アリールチオ基(好ましくは炭素数6〜20、
より好ましくは炭素数6〜16、特に好ましくは炭素数
6〜12のアリールチオ基であり、例えばフェニルチオ
などが挙げられる。)、スルホニル基(好ましくは炭素
数1〜20、より好ましくは炭素数1〜16、特に好ま
しくは炭素数1〜12のスルホニル基であり、例えばメ
シル、トシルなどが挙げられる。)、スルフィニル基
(好ましくは炭素数1〜20、より好ましくは炭素数1
〜16、特に好ましくは炭素数1〜12のスルフィニル
基であり、例えばメタンスルフィニル、ベンゼンスルフ
ィニルなどが挙げられる。)、ウレイド基(好ましくは
炭素数1〜20、より好ましくは炭素数1〜16、特に
好ましくは炭素数1〜12のウレイド基であり、例えば
ウレイド、メチルウレイド、フェニルウレイドなどが挙
げられる。)、リン酸アミド基(好ましくは炭素数1〜
20、より好ましくは炭素数1〜16、特に好ましくは
炭素数1〜12のリン酸アミド基であり、例えばジエチ
ルリン酸アミド、フェニルリン酸アミドなどが挙げられ
る。)、ヒドロキシ基、メルカプト基、ハロゲン原子
(例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原
子)、シアノ基、スルホ基、カルボキシル基、ニトロ
基、ヒドロキサム酸基、スルフィノ基、ヒドラジノ基、
ヘテロ環基(例えばイミダゾリル、ピリジル、フリル、
ピペリジル、モルホリノなどが挙げられる。)などが挙
げられる。これらの置換基は更に置換されてもよい。ま
た、置換基が二つ以上ある場合は、同じでも異なっても
よい。An aryl group represented by R 1 , a pyridyl group,
The quinolyl group may have a substituent, and as the substituent,
For example, an alkyl group (preferably having 1 to 20 carbon atoms, more preferably 1 to 12 carbon atoms, particularly preferably 1 to 8 carbon atoms).
An alkyl group of, for example, methyl, ethyl, iso-
Propyl, tert-butyl, n-octyl, n-decyl, n-hexadecyl, cyclopropyl, cyclopentyl, cyclohexyl and the like. ), An alkenyl group (preferably having a carbon number of 2 to 20, more preferably a carbon number of 2 to 12, and particularly preferably a carbon number of 2 to 8), such as vinyl, allyl, 2-butenyl, 3-pentenyl and the like. ), An alkynyl group (preferably having 2 to 20 carbon atoms, more preferably 2 to 12 carbon atoms,
An alkynyl group having 2 to 8 carbon atoms is particularly preferable, and examples thereof include propargyl and 3-pentynyl. ), An aryl group (preferably having 6 to 30 carbon atoms, more preferably 6 to 20 carbon atoms, and particularly preferably 6 to 6 carbon atoms).
12 aryl groups such as phenyl, p-methylphenyl, and naphthyl. ), An amino group (preferably having 0 to 20 carbon atoms, and more preferably having 0 carbon atoms).
-10, particularly preferably an amino group having 0 to 6 carbon atoms, and examples thereof include amino, methylamino, dimethylamino, diethylamino and dibenzylamino. ), An alkoxy group (preferably having 1 to 20 carbon atoms, more preferably having 1 to 12 carbon atoms, and particularly preferably having 1 carbon atoms.
~ 8 alkoxy groups, such as methoxy, ethoxy, butoxy and the like. ), An aryloxy group (preferably having 6 to 20 carbon atoms, and more preferably having 6 carbon atoms).
To 16, particularly preferably an aryloxy group having 6 to 12 carbon atoms, and examples thereof include phenyloxy and 2-naphthyloxy. ), An acyl group (preferably an acyl group having 1 to 20 carbon atoms, more preferably 1 to 16 carbon atoms, and particularly preferably 1 to 12 carbon atoms, and examples thereof include acetyl, benzoyl, formyl and pivaloyl). , An alkoxycarbonyl group (preferably having 2 carbon atoms
To 20, more preferably 2 to 16 carbon atoms, and particularly preferably 2 to 12 carbon atoms, and examples thereof include methoxycarbonyl and ethoxycarbonyl. ), An aryloxycarbonyl group (preferably an aryloxycarbonyl group having 7 to 20 carbon atoms, more preferably 7 to 16 carbon atoms, and particularly preferably 7 to 10 carbon atoms, and examples thereof include phenyloxycarbonyl). , An acyloxy group (preferably having 2 to 2 carbon atoms)
It is an acyloxy group having 20, more preferably 2 to 16 carbon atoms, and particularly preferably 2 to 10 carbon atoms, and examples thereof include acetoxy and benzoyloxy. ), An acylamino group (preferably an acylamino group having 2 to 20 carbon atoms, more preferably 2 to 16 carbon atoms, and particularly preferably 2 to 10 carbon atoms, and examples thereof include acetylamino and benzoylamino). Amino group (preferably an alkoxycarbonylamino group having 2 to 20 carbon atoms, more preferably 2 to 16 carbon atoms, particularly preferably 2 to 12 carbon atoms, and examples thereof include methoxycarbonylamino) and aryloxycarbonyl. Amino group (preferably an aryloxycarbonylamino group having 7 to 20 carbon atoms, more preferably 7 to 16 carbon atoms, and particularly preferably 7 to 12 carbon atoms, and examples thereof include phenyloxycarbonylamino). Amino group (preferably having a carbon number of 1 to 20, more preferably C1-16, especially preferably having a carbon number of 1 to 1
2 is a sulfonylamino group, and examples thereof include methanesulfonylamino and benzenesulfonylamino. ), A sulfamoyl group (preferably having a carbon number of 0 to 2)
It is a sulfamoyl group having 0, more preferably 0 to 16 carbon atoms, and particularly preferably 0 to 12 carbon atoms, and examples thereof include sulfamoyl, methylsulfamoyl, dimethylsulfamoyl, and phenylsulfamoyl. ),
Carbamoyl group (preferably having 1 to 20 carbon atoms, more preferably 1 to 16 carbon atoms, and particularly preferably 1 to 12 carbon atoms).
Carbamoyl group, and examples thereof include carbamoyl, methylcarbamoyl, diethylcarbamoyl, and phenylcarbamoyl. ), An alkylthio group (preferably having 1 to 20 carbon atoms, more preferably having 1 to 16 carbon atoms,
Particularly preferably, it is an alkylthio group having 1 to 12 carbon atoms, and examples thereof include methylthio and ethylthio. ), An arylthio group (preferably having 6 to 20 carbon atoms,
It is more preferably an arylthio group having 6 to 16 carbon atoms, particularly preferably 6 to 12 carbon atoms, and examples thereof include phenylthio. ), A sulfonyl group (preferably having a carbon number of 1 to 20, more preferably a carbon number of 1 to 16, and particularly preferably a carbon number of 1 to 12 and examples thereof include mesyl and tosyl) and a sulfinyl group ( Preferably 1 to 20 carbon atoms, more preferably 1 carbon atoms
To 16 and particularly preferably a sulfinyl group having 1 to 12 carbon atoms, and examples thereof include methanesulfinyl and benzenesulfinyl. ), An ureido group (preferably an ureido group having 1 to 20 carbon atoms, more preferably 1 to 16 carbon atoms, and particularly preferably 1 to 12 carbon atoms, and examples thereof include ureido, methylureido, phenylureido and the like). , A phosphoric acid amide group (preferably having a carbon number of 1 to
A phosphoric acid amide group having 20, more preferably 1 to 16 carbon atoms, and particularly preferably 1 to 12 carbon atoms, and examples thereof include diethylphosphoric acid amide and phenylphosphoric acid amide. ), Hydroxy group, mercapto group, halogen atom (for example, fluorine atom, chlorine atom, bromine atom, iodine atom), cyano group, sulfo group, carboxyl group, nitro group, hydroxamic acid group, sulfino group, hydrazino group,
Heterocyclic groups (eg imidazolyl, pyridyl, furyl,
Piperidyl, morpholino and the like. ). These substituents may be further substituted. When there are two or more substituents, they may be the same or different.
【手続補正2】[Procedure amendment 2]
【補正対象書類名】明細書[Document name to be amended] Statement
【補正対象項目名】0028[Correction target item name] 0028
【補正方法】変更[Correction method] Change
【補正内容】[Correction contents]
【0028】一般式(I−c)、(I−d)におけるフ
ェニル基の−N(Rc2)SO2 Rc1、−N(Rd2)SO
2 Rd1以外の置換基として好ましくは、脂肪族炭化水素
基であり、より好ましくは炭素数1〜6のアルキル基で
あり、更に好ましくはメチル基である。以下に一般式
(I)で表される化合物の具体例を挙げるが本発明はこ
れらに限定されるものではない。--N (R c2 ) SO 2 R c1 and --N (R d2 ) SO of the phenyl group in the general formulas (I-c) and (I-d).
The substituent other than 2 R d1 is preferably an aliphatic hydrocarbon group, more preferably an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, and further preferably a methyl group. Specific examples of the compound represented by the general formula (I) are shown below, but the present invention is not limited thereto.
【手続補正3】[Procedure 3]
【補正対象書類名】明細書[Document name to be amended] Statement
【補正対象項目名】0030[Correction target item name] 0030
【補正方法】変更[Correction method] Change
【補正内容】[Correction contents]
【0030】[0030]
【化10】 Embedded image
【手続補正4】[Procedure amendment 4]
【補正対象書類名】明細書[Document name to be amended] Statement
【補正対象項目名】0032[Name of item to be corrected] 0032
【補正方法】変更[Correction method] Change
【補正内容】[Correction contents]
【0032】[0032]
【化12】 [Chemical 12]
【手続補正5】[Procedure Amendment 5]
【補正対象書類名】明細書[Document name to be amended] Statement
【補正対象項目名】0034[Correction target item name] 0034
【補正方法】変更[Correction method] Change
【補正内容】[Correction contents]
【0034】[0034]
【化14】 Embedded image
【手続補正6】[Procedure correction 6]
【補正対象書類名】明細書[Document name to be amended] Statement
【補正対象項目名】0044[Correction target item name] 0044
【補正方法】変更[Correction method] Change
【補正内容】[Correction contents]
【0044】[0044]
【化24】 Embedded image
【手続補正7】[Procedure amendment 7]
【補正対象書類名】明細書[Document name to be amended] Statement
【補正対象項目名】0047[Correction target item name] 0047
【補正方法】変更[Correction method] Change
【補正内容】[Correction contents]
【0047】上記化合物は可能な場合には塩の形で使用
してもよい。本発明の一般式(I)で表される化合物
は、例えば、新実験化学講座(日本化学会編、丸善)1
4−III 、8章8.4あるいは、ORGANIC FUNCTIONAL G
ROUP PREPARATIONS (Sandler,Karo , ACADEMIC PRESS
New York and London )I-Chapt.18に記載のある様な種
々の方法によって合成することが可能である。それらの
合成法を大別すると以下の様になる。 (1)対応するメルカプタンの酸化による方法 (2)対応するアルキル(アリール)ハライドと多硫化
アルカリ金属塩との求核置換による方法 (3)対応するアニリン誘導体をジアジニウム塩に変換
した後に多硫化アルカリ金属塩との求核置換反応させる
方法If possible, the above compounds may be used in the form of salts. The compound represented by the general formula (I) of the present invention is, for example, 1
4-III, Chapter 8 8.4 or ORGANIC FUNCTIONAL G
ROUP PREPARATIONS (Sandler, Karo, ACADEMIC PRESS
New York and London) I-Chapt.18. The synthesis methods are roughly classified as follows. (1) Method by oxidation of corresponding mercaptan (2) Method by nucleophilic substitution of corresponding alkyl (aryl) halide with alkali metal polysulfide salt (3) Conversion of corresponding aniline derivative into diazinium salt and then alkali polysulfide Method for nucleophilic substitution reaction with metal salt
【手続補正8】[Procedure amendment 8]
【補正対象書類名】明細書[Document name to be amended] Statement
【補正対象項目名】0051[Correction target item name] 0051
【補正方法】変更[Correction method] Change
【補正内容】[Correction contents]
【0051】(1)の方法で用いるメルカプタン類の合
成法としては、新実験化学講座(日本化学会編、丸善)
14−III 、8章8.1、ORGANIC FUNCTIONAL GROUP P
REPARATIONS (Sandler,Karo , ACADEMIC PRESS New Yo
rk and London )I-Chapt.18あるいはTHE CHEMISTRY OF
FUNCTINONAL GROUPS (Patai , JONE WILLY & SONS
)"The Chemistry of the thiol group"−Chapt.4 に
記載のある様な種々の方法によって合成することが可能
である。As a method for synthesizing the mercaptans used in the method (1), a new experimental chemistry course (edited by the Chemical Society of Japan, Maruzen)
14-III, Chapter 8, 8.1, ORGANIC FUNCTIONAL GROUP P
REPARATIONS (Sandler, Karo, ACADEMIC PRESS New Yo
rk and London) I-Chapt.18 or THE CHEMISTRY OF
FUNCTINONAL GROUPS (Patai, JONE WILLY & SONS
) It can be synthesized by various methods such as those described in "The Chemistry of the thiol group" -Chapt.
Claims (3)
少なくとも一種含有することを特徴とする熱現像感光材
料。 一般式(I) 【化1】 (式中、R1 はアリール基、ピリジル基またはキノリル
基を表す。R2 は、脂肪族炭化水素基、アリール基、ア
ミノ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルコキシ
カルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ
基、アシルオキシ基、アシルアミノ基、カルバモイル
基、スルホニルアミノ基、リン酸アミド基、スルファモ
イル基、アルキルチオ基、アリールチオ基、チオカルボ
ニル基、スルホニル基、スルフィニル基、ウレイド基、
チオウレイド基、チオアミド基、ヒドロキシ基、メルカ
プト基、スルホ基、ホスホノ基、ヒドロキサム酸基及び
ヘテロ環基の中から選ばれる少なくとも一つの置換基を
有する、アリール基、ピリジル基またはキノリル基を表
す。)1. A photothermographic material comprising at least one compound represented by the following general formula (I). General formula (I) (In the formula, R 1 represents an aryl group, a pyridyl group or a quinolyl group. R 2 represents an aliphatic hydrocarbon group, an aryl group, an amino group, an alkoxy group, an aryloxy group, an alkoxycarbonylamino group, an aryloxycarbonylamino group. Group, acyloxy group, acylamino group, carbamoyl group, sulfonylamino group, phosphoramide group, sulfamoyl group, alkylthio group, arylthio group, thiocarbonyl group, sulfonyl group, sulfinyl group, ureido group,
It represents an aryl group, a pyridyl group or a quinolyl group having at least one substituent selected from a thioureido group, a thioamide group, a hydroxy group, a mercapto group, a sulfo group, a phosphono group, a hydroxamic acid group and a heterocyclic group. )
くとも一種と一般式(II)で表わされる化合物を少なく
とも一種含有することを特徴とする熱現像感光材料。 一般式(II) 【化2】 (式中、Qはアリール基またはヘテロ環基を表す。X1
およびX2 はそれぞれハロゲン原子を表す。Yは−C
(=O)−、−SO−または−SO2 −を表す。Aは、
水素原子、ハロゲン原子または電子吸引性基を表す。n
は、0または1を表す。)2. A photothermographic material comprising at least one compound represented by general formula (I) and at least one compound represented by general formula (II). General formula (II) (In the formula, Q represents an aryl group or a heterocyclic group. X 1
And X 2 each represent a halogen atom. Y is -C
(= O) -, - SO- or -SO 2 - represents a. A is
It represents a hydrogen atom, a halogen atom or an electron-withdrawing group. n
Represents 0 or 1. )
する請求項1、2に記載の熱現像感光材料。3. The photothermographic material according to claim 1, which is for infrared laser exposure.
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WO2001090060A1 (en) * | 2000-05-19 | 2001-11-29 | Alcon Universal Ltd. | Disulfide derivatives useful for treating allergic diseases |
US6372802B2 (en) | 2000-05-19 | 2002-04-16 | Alcon Universal Ltd. | Aniline disulfide derivatives for treating allergic diseases |
US6492418B2 (en) | 2000-05-19 | 2002-12-10 | Alcon Universal Ltd. | Compositions containing a benzamide disulfide derivative for treating allergic diseases |
WO2016084870A1 (en) * | 2014-11-25 | 2016-06-02 | 国立大学法人大阪大学 | Compound having acylaminophenyl group, and use thereof |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP8085994A patent/JPH095926A/en active Pending
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US6452052B1 (en) | 2000-05-19 | 2002-09-17 | Alcon Universal Ltd. | Aniline disulfide derivatives for treating allergic diseases |
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US6506802B2 (en) | 2000-05-19 | 2003-01-14 | Alcon Universal Ltd. | Disulfide derivatives useful for treating allergic diseases |
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