JPH0951931A - ペルチェ素子を利用した洗顔器 - Google Patents

ペルチェ素子を利用した洗顔器

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JPH0951931A
JPH0951931A JP20864795A JP20864795A JPH0951931A JP H0951931 A JPH0951931 A JP H0951931A JP 20864795 A JP20864795 A JP 20864795A JP 20864795 A JP20864795 A JP 20864795A JP H0951931 A JPH0951931 A JP H0951931A
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JP
Japan
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face
water
heat
tank
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Application number
JP20864795A
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English (en)
Inventor
Masateru Takimoto
正照 滝本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKIMOTO GIKEN KOGYO KK
Original Assignee
TAKIMOTO GIKEN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】洗顔に使用する水を温水と冷水とに直ちに分離
できて、温水中での洗顔により肌を弛緩させ、次の冷水
中での洗顔によって肌をひき締めて、洗顔そのものは勿
論、洗顔後の肌の手入れを十分効果のあるものとするこ
とのできる洗顔器を、簡単な構成によって提供するこ
と。 【解決手段】洗顔をするのに適した量の水が入り、上方
が大きく開放した洗顔器本体10と、この洗顔器本体1
0の下側に配置されて、通水路30によって洗顔器本体
10内に連通するタンク20とを備え、これらの洗顔器
本体10とタンク20との間に、通電によって吸熱板4
2側からの熱を放熱板43側へ移動させるペルチェ素子
41を有した熱伝導装置40を配置するとともに、この
熱伝導装置40の吸熱板42及び放熱板43の一部をタ
ンク20及び洗顔器本体10内にそれぞれ露出させたこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗顔をするための
洗顔器に関し、特にペルチェ素子を利用して温水と冷水
とを同時に形成できるようにした洗顔器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の洗顔器としては、例えば気泡によ
る刺激が顔の肌に対して非常に良いことに着目して、洗
顔器本体の底部から気泡を水中に放出させるようにした
ものが提案されてきている。これとは別に、ある一定圧
力の水を顔の肌に噴水のように当てるようにした洗顔器
も提案されてきている。
【0003】以上のような従来の洗顔器のいずれも、気
泡や圧力水の物理的力を顔の肌に強制的に与えるもので
あり、人間の体が本来有している自然改復力や自然浄化
力を有効に利用しようとしているものでない。このた
め、洗顔をして美しい肌を保とうとする場合、十分な効
果を得ることができなかったのである。
【0004】そこで、本発明者は、人間の肌が有してい
る自然改復力や自然浄化力を十分発揮させて、十分で自
然な洗顔を行えるようにするにはどうしたら良いかにつ
いて種々検討を重ねてきた結果、肌に熱による刺激を与
えることが最も適しており、熱刺激によって人間の肌の
上記各力が十分発揮されることになることに気付いたの
である。この事実を元に、本発明者は、種々研究を重ね
てきた結果、本発明を完成したのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な経緯に基づいてなされたもので、その解決しようとす
る課題は、十分な洗顔を行えるようにすることである。
すなわち、本発明の目的とするところは、洗顔に使用す
る水を温水と冷水とに直ちに分離できて、温水中での洗
顔により肌を弛緩させ、次の冷水中での洗顔によって肌
をひき締めて、洗顔そのものは勿論、洗顔後の肌の手入
れを十分効果のあるものとすることのできる洗顔器を、
簡単な構成によって提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明の採った手段は、次の実施形態において使
用する符号を付して説明すると、「洗顔をするのに適し
た量の水が入り、上方が大きく開放した洗顔器本体10
と、この洗顔器本体10の下側に配置されて、通水路3
0によって洗顔器本体10内に連通するタンク20とを
備え、これらの洗顔器本体10とタンク20との間に、
通電によって吸熱板42側からの熱を放熱板43側へ移
動させるペルチェ素子41を有した熱伝導装置40を配
置するとともに、この熱伝導装置40の吸熱板42及び
放熱板43の一部をタンク20及び洗顔器本体10内に
それぞれ露出させたことを特徴とするペルチェ素子41
を利用した洗顔器100」である。
【0007】すなわち、本発明に係る洗顔器100は、
その洗顔器本体10内に上方開口から洗顔用水を投入す
ることにより、この洗顔器本体10、及びこれと通水路
30を介して連通しているタンク20内に洗顔用水を満
たすことができるようにしたものであり、これらの洗顔
器本体10及びタンク20間に配置してある熱伝導装置
40のペルチェ素子41に通電することにより、タンク
20内の水を冷水とし、洗顔器本体10内の水を温水と
するようにしたものである。
【0008】そして、洗顔器本体10内の温水により、
図1に示すように洗顔を行った後に、タンク20内にあ
る冷水を洗顔器本体10内の温水と入れ換えて、この冷
水による肌のひき締めを行えるようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の態様】以上のように構成した本発明を、
図面に示した実施の形態である洗顔器100に従って説
明すると、この洗顔器100は、上方に開口した洗顔器
本体10と、これに通水路30によって連通したタンク
20と、このタンク20と洗顔器本体10との間に配置
した熱伝導装置40とを、その基本構成要素としている
ものである。
【0010】洗顔器本体10は、金属や合成樹脂を材料
として形成してもよいが、本実施形態においては、熱を
受けて遠赤外線を発する陶磁器を材料として形成してあ
る。その理由は、後述する熱伝導装置40の放熱板43
からの熱を受けたとき、この洗顔器本体10自体が人の
肌を暖めるのに役立つ遠赤外線を適量放射するからであ
り、この遠赤外線が肌の弛緩を程良く行うからである。
洗顔器本体10を金属や合成樹脂等の遠赤外線を放射し
ないような材料によって形成した場合には、洗顔器本体
10の底にセラミック球等の遠赤外線放射物11を敷き
詰めるとよい。この遠赤外線放射物11が放熱板43か
らの熱を受けて、遠赤外線を放射することになるからで
ある。
【0011】タンク20は、冷水を貯めておくものであ
るから、保冷ができるような材料・構造のものとすると
よいが、冷水の貯留は一時的であるため、金属や合成樹
脂を材料として簡単に構成して実施してもよい。勿論、
このタンク20は、熱伝導装置40によって形成される
冷水を貯留するものであるから、上記洗顔器本体10の
下方に配置するのが、最も効率のよいものである。この
タンク20内の冷水や、洗顔器本体10からの汚水は排
出しなければならないから、このタンク20の底部にコ
ック21が設けてある。これらのタンク20及び洗顔器
本体10内には、使用する前に水を入れなければならな
いが、この水入れを容易にするために、洗顔器本体10
とタンク20とは通水路30によって連通させてある。
【0012】つまり、洗顔器本体10内に水を入れれ
ば、この水は通水路30を通してタンク20に流下する
ことになるものである。この通水路30には、洗顔した
洗顔器本体10内の温水を洗顔器本体10内に一旦止め
ておいて、その間にタンク20内の冷水のみを汲み取る
ようにするために、この通水路30の連通を止めるコッ
ク31を設けておくとよい。また、このコック31に空
気抜きを設けておき、タンク20内の冷水の排出を行う
場合に、その排出が円滑かつ簡単に行えるようにすると
よい。
【0013】洗顔器本体10とタンク20との間には、
熱伝導装置40が配置してあるが、この熱伝導装置40
は、ペルチェ素子41の上下に放熱板43及び吸熱板4
2を配置した構造のものとしてある。ペルチェ素子41
は、市販されているものであるが、直流電流を流すこと
により熱の移動をペルチェ効果を利用して行うものであ
る。そして、ペルチェ素子41の上下に配置してある放
熱板43及び吸熱板42は、洗顔器本体10及びタンク
20内の水についての熱移動を効率良く行うために、そ
れぞれその一部を洗顔器本体10またはタンク20内に
露出させてある。
【0014】以上のような形態の洗顔器100を使用す
るには、次のようにするとよい。まず、洗顔用の水を入
れなければならないが、その場合には、通水路30内の
コック31を開いたままの状態にして、洗顔器本体10
とタンク20との連通を確保する。そして、タンク20
内の空気が水の流入によって簡単に排出できるようにし
ておき、洗顔器本体10の上方開口に直接水を入れれば
よいのである。洗顔器本体10内に所定量の水が満たさ
れれば、タンク20内へも水が完全に充填されたことに
なり、洗顔器本体10及びタンク20内の水はそれぞれ
放熱板43及び吸熱板42に接触することになる。
【0015】ここで、熱伝導装置40のペルチェ素子4
1に通電すれば、このペルチェ素子41のペルチェ効果
によって、タンク20内の水の熱は吸熱板42によって
吸収され、この吸熱板42に移動した熱は放熱板43を
介して洗顔器本体10内の水に放出されるのである。こ
れにより、洗顔器本体10内の水は温水となり、タンク
20内の水は冷水となるのである。
【0016】そこで、使用者は、図1に示したように、
洗顔器本体10内の温水に顔を浸したり、この温水で洗
顔するのである。この温水の熱により、使用者の肌は自
然と弛緩するのであり、肌の気穴が開いてホコリや老廃
物の排出がなされるのである。勿論、温水の熱によって
肌の血行が良くなり、肌の自然浄化力や自然回復力が活
発化されることは言うまでもない。
【0017】この温水による洗顔が済めば、使用者は通
水路30の遮断を行うとともに、タンク20の空気抜き
を確保して図2に示すように、コック21を開放するの
である。これにより、タンク20内の冷水が手おけ等に
流下するから、洗顔器本体10内の汚水を例えばタンク
20内に流下させて、冷水を洗顔器本体10内に入れる
のである。そして、この冷水に顔を浸したり、冷水で洗
顔したりすれば、それまで弛緩していた肌がひき締めら
れることになるのである。
【0018】以上のようにして洗顔すれば、例えばヒゲ
そりや化粧を非常に効果的に行うことができるのであ
り、顔の肌の手入れを簡単かつ十分に行えるのである。
そして、肌の美しさの回復と、美容に良好となるのであ
る。
【0019】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明においては、
上記実施形態にて例示した如く、「洗顔をするのに適し
た量の水が入り、上方が大きく開放した洗顔器本体10
と、この洗顔器本体10の下側に配置されて、通水路3
0によって洗顔器本体10内に連通するタンク20とを
備え、これらの洗顔器本体10とタンク20との間に、
通電によって吸熱板42側からの熱を放熱板43側へ移
動させるペルチェ素子41を有した熱伝導装置40を配
置するとともに、この熱伝導装置40の吸熱板42及び
放熱板43の一部をタンク20及び洗顔器本体10内に
それぞれ露出させたこと」にその構成上の特徴があり、
これにより、洗顔に使用する水を温水と冷水とに直ちに
分離できて、温水中での洗顔により肌を弛緩させ、次の
冷水中での洗顔によって肌をひき締めて、洗顔そのもの
は勿論、洗顔後の肌の手入れを十分効果のあるものとす
ることのできる洗顔器を、簡単な構成によって提供する
ことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る洗顔器を概略的に示した縦断面
図である。
【図2】 同洗顔器を使用して形成した冷水を洗顔器本
体上に入れる状態を示した縦断面図である。
【符号の説明】
100 洗顔器 10 洗顔器本体 11 遠赤外線放射物 20 タンク 21 コック 30 通水路 31 コック 40 熱伝導装置 41 ペルチェ素子 42 吸熱板 43 放熱板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗顔をするのに適した量の水が入り、上
    方が大きく開放した洗顔器本体と、この洗顔器本体の下
    側に配置されて、通水路によって前記洗顔器本体内に連
    通するタンクとを備え、 これらの洗顔器本体とタンクとの間に、通電によって吸
    熱板側からの熱を放熱板側へ移動させるペルチェ素子を
    有した熱伝導装置を配置するとともに、この熱伝導装置
    の前記吸熱板及び放熱板の一部を前記タンク及び洗顔器
    本体内にそれぞれ露出させたことを特徴とするペルチェ
    素子を利用した洗顔器。
JP20864795A 1995-08-16 1995-08-16 ペルチェ素子を利用した洗顔器 Pending JPH0951931A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106400900A (zh) * 2016-11-30 2017-02-15 青岛海澄知识产权事务有限公司 一种便携式冷热盥洗盆

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106400900A (zh) * 2016-11-30 2017-02-15 青岛海澄知识产权事务有限公司 一种便携式冷热盥洗盆
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