JPH09512918A - ギター用電子式チューニング装置及びシステム - Google Patents

ギター用電子式チューニング装置及びシステム

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JPH09512918A
JPH09512918A JP7519665A JP51966595A JPH09512918A JP H09512918 A JPH09512918 A JP H09512918A JP 7519665 A JP7519665 A JP 7519665A JP 51966595 A JP51966595 A JP 51966595A JP H09512918 A JPH09512918 A JP H09512918A
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Abstract

(57)【要約】 電力供給されたギターのチューニングシステムであって、つぎの特徴を有する。ピックアップ変換器がギターの弦の音響振動の電気的表示を得るために常態で用いられており、その音の基本周波数を測定し、あらかじめ決められた基準周波数からどれだけ離れているかの視覚的表示を表示する回路に直接的かつ途切れることなく接続されている。前記視覚的表示は、ギターに接して普通の演奏の姿勢をとるギター演奏者に容易に見えるように、ギター本体の表面上部に位置する。

Description

【発明の詳細な説明】 ギター用電子式チューニング装置及びシステム 本出願の原出願は、米国特許商標庁に1994年1月21日(21,01,9 4)になされ、シリアルナンバー08/181,746が付与されている。 (発明の背景) この発明はギターのチューニングシステム、特に、電子式チューニングを行う システムに関する。 電子式のギターのチューニングシステムは、これまで、1977年4月19日 にRuperto L.Rosadoに認められた米国特許第4,018,124号や1982年7月13 日にGary S.Pogodaに認められた米国特許第4,338,846号に例示されるようなもの が提案されてきた。特色として、このような装置は、チューニングをしようとす る音響的な音の周波数に相当する電気信号を生ずる手段、その信号が比較される べき基準周波数、その信号の周波数と基準周波数との差を視覚的に表す手段、お よび、所望のチューニングが達成されるように音響的な音源の周波数を調整する 手段とを含む。 前述したことを実現するには種々の方法がある。一般的な増幅装置の一部を構 成する変換器に加えて別に設けられた変換器を用いるものもあれば、増幅回路と チューニング回路の間で信号変換器の出力を切り替え制御するようなスイッチを 導入したものもある。このような提案はいくぶん成功したものの、回路間の切り 替 えは、チューニング中に演奏を継続することを妨げるか、または、チューニング の手順を最も効果的に行うにはじゃまになる。さらに、単純化、部品点数の減少 、そしてもちろんこれらのことと一致することであるがコストの減少が要求され 続けている。したがって、より簡単で便利に使えるような、より単純でより安く できる回路が要求され続けている。 種々の方式に見られる電子式のギターのチューニングシステムに用いられるさ らなる特徴に、その信号の周波数と基準周波数との差を視覚的に表す手段がある 。ギターから離れて設けられた視覚的表示器を本質的に含むような前記手段の一 例が、1981年11月3日にArchie D.Kirbieに認められた米国特許第4,297,9 38号に見られる。ここでは、ギターの表面に取り外し可能に設けられたチューニ ングユニットの表面に、視覚的表示器であってその一部がギターの弦をおおって いるようなものが示されている。視覚的表示器を備えた装置の表示面はギターか ら離れる方向に向いてる。残念なことに、この装置はギターとは一体化された設 計ではないので、これを使うと、ギター演奏者がチューニングに使いたいと思う 時間より多くの時間を要する。その上、ギターから離れる方向に向いたチューナ ー表面にその視覚的表示器が位置しているので、演奏者がギターを抱えて自然な 演奏の姿勢やチューニングの姿勢をとっているときに表示器をみるのはより困難 なことである。 従来技術のギターチューナーに関するもうひとつのタイプの視覚的表示器の例 が、1984年11月13日にRichard D.Havenerに認められた米国特許第4,481 ,857号に見られる。ここでは、ギターから分離された箱形チューナーであって、 専用線を介して増幅回路に接続されたものの使用が示されている。ここに示され たチューナーはギター演奏者にはより見やすいが、ギターをチュー ニングするのに要する時間についていえば、この発明と比較すると能率的ではな い。(例えば、増幅器からギターをはずし、ギターをチューナーに接続し、チュ ーナーからはずし、増幅器をギターに再接続する。) 従来技術のギターチューナーに関する視覚的表示器のもうひとつの実施例が前 述のRosadoに示されている。ここではギターと一体化したチューニング装置が示 されている。そしてそれはギターの弦の下に複数の発光ダイオード(LED)を 備え、各々の発光ダイオードが関連する弦がチューニングされたとき、発光して そのことを示す。これは、前述の従来技術のチューニングの不便さをいくぶん取 り除くものではあるが、普通の演奏姿勢をとるギター演奏者から離れる方向に向 いたギター表面上に発光ダイオードが位置しており、さらに、ギター演奏者の普 通の演奏スタンスと実質的に平行な直線上に配置がされているので、表示器を見 ることは困難であることが暗示される。そのため、Rosadoによって示されるチュ ーニングの方法の効果はこの発明の効果よりも少ないということが暗示される。 従来技術で開示された電子式チューニング装置は特殊な目的には適しているか もしれないが、前述の装置はこの発明の目的には適さないだろうことは当業者に は明白である。このような従来技術が商業的にはほとんど又は全く受け入れられ ていないということは、上述したような一般的に見られるようなギターのチュー ニングの問題点に関してこれらの技術がほとんど役立たないということを示す。 (発明の概要) 従来技術において提されるギター用の電子式チューニング装置の既知のタイプ に固有の前記欠点に鑑み、ここに開示された発明は、改良されたギター用電子式 チューニング装置及びシステムを提供する。このシステムはギターに取り付けら れたチューニング手段を含み、表示手段はチューニング手段に電子的に接続され 、ギターを抱えて普通の演奏の姿勢にある者に容易に見えるようにギター表面上 部に位置している。このように、この発明の主たる目的は、後に詳述するが、新 しく改良されたギター用電子式チューニング装置及びシステムを提供することに ある。これを達成するため、この発明の概念の代表的実施例が添付図面に示され ている。この発明のさらなる目的は、ギターのチューニングに関し前述の不便さ を減ずるような、新規かつ改良されたギター用電子式チューニング装置及びシス テムを提供することにある。 この発明のもうひとつの目的は、ギターの背後にいて普通の演奏の姿勢をとる ギター演奏者に容易に見えるような視覚的表示器を含むような、新規かつ改良さ れたギター用電子式チューニング装置及びシステムを提供することにある。 この発明のもうひとつの目的は、従来技術に比べて単純化されたチューニング 回路を含むような、新規かつ改良されたギター用電子式チューニング装置及びシ ステムを提供することにある。 この発明のもうひとつの目的は、電力供給されたギターのための電子式チュー ニング回路のコストを減ずるような、新規かつ改良されたギター用電子式チュー ニング装置及びシステムを提供することにある。 よって、この発明の特徴のひとつに従い、一般的な電気変換ピックアップが、 増幅される信号の信号源としても、また、チューナーに要求される信号の信号源 としても利用される。そのため、変換器を別に設ける必要がなくなり、回路が単 純化される。 また、この発明のもうひとつの目的は、ピックアップ変換器からの接続がチュ ーニング回路に対して常設されており、そのため、切り替えの必要がなくなるよ うな、新規かつ改良されたギター用電子式チューニング装置及びシステムを提供 することにある。 さらに、この発明のもうひとつの目的は、回路動作の維持を妨げることなく連 続的に操作でき、または、チューニングをしていないときは電気の節約のために 切られるようなチューナーを含む、新規かつ改良されたギター用電子式チューニ ング装置及びシステムを提供することにある。 この発明のもうひとつの目的は、簡単で能率的に製造、販売、取り付けができ るような、新規で改良されたギター用電子式チューニング装置及びシステムを提 供することにある。 また、この発明のさらなる目的は、耐久性と信頼性のある構造の、新規かつ改 良されたギター用電子式チューニング装置及びシステムを提供することにある。 またさらに、この発明のさらなる目的は、安全性やエネルギー節約等に関する 、連邦、州、地方および私設の標準、ガイドライン、規則および推奨に適合する ような、新規かつ改良されたギター用電子式チューニング装置及びシステムを提 供することにある。 この発明のさらなる目的は、材料および労働力の双方に関して製造コストを低 減でき、したがって、市場において安い販売価格を設定でき、そのため、このよ うな電子式チューニング装置及びシステムを、市場において経済的に役立つもの とできるような、新規かつ改良されたギター用電子式チューニング装置及びシス テムを提供することにある。 これらは、発明の他の目的とともに、また、この発明に係るギ ター用電子式チューニング装置及びシステムを特徴づける様々な新規な特色とと もに、添付のクレームにおいて特に指摘されおり、また、この開示の一部を形成 している。この発明のより重要な目的を、後述の詳細な説明がよりよく理解され るように、また、技術に対する貢献がよりよく認識されるように、むしろおおざ っぱに概説してきた。この発明をよりよく理解するために、その操作上の利点や これを使うことにより達成される特有の目的についての言及が添付の図面や記述 にされており、このなかではこの発明の種々の実施例が図解されている。しかし 、当業者は、この発明には他の実施例が可能であり、また、種々な方法で実施、 実行できるということを容易に確かめることができる。この点で、ここに開示さ れた構成の詳細や、後に続く詳述や添付の図面に示された構成要素の取り合わせ は例示の目的にすぎず、これらに範囲を限る意図ではない。その上、当業者には 、この開示が基礎とする概念は、この発明のいくつかの目的を成し遂げるための 他の構造、方法、装置の設計の基礎として容易に利用されうるということを認識 できる。前記他の構造は、これに限られるのでないが、審美性のあるもの、また は、利用可能な他の材料で代用したもの、そして、この発明と実質的に同等の機 能を実質的に同等の方法で同等の結果を実質的になすものも含む。それゆえ、添 付したクレームが、この発明の精神と意図から離れない限りにおいて、同等な構 造、構成、方法、装置を含むとみなされるということは重要である。 (図面の簡単な説明) 後に続く詳細な説明に考慮が与えれらたとき、この発明はよりよく理解され、 上述した以外の目的が明白になる。このような詳 述は添付の図面に言及している。ここで、 図1は、ギター(想像図)に一体化したこの発明のチューニングシステムの実施 例の前方からの斜視図である。 図2は、図1の実施例の後方からの斜視図である。 図3は、図1の実施例の立面図である。 図4は、この発明の原理を具現した装置のブロック図である。 図5は、図4の装置の主要部分を表した、より詳細な部分回路図である。 図6は、図5の回路のうちのいくつかの部分の変形例を表した回路図である。 図7は、この発明の概念を具現した電子式ギターのもうひとつの実施例の主要部 分を表している概念図である。 図8は、この発明の概念を具現した電子式ギターのもうひとつの実施例の主要部 分を表している概念図である。 (発明の詳細な説明) この発明は、改良された楽器音の増幅に使われる変換器をあらかじめ備えたギ ター5に用いられる電子式チューニング装置及びシステムを具備し、前記変換器 はギターの弦の音響的な振動に相当する一組の起電された電気信号を増幅のため に発生するものであり、かつ、この装置は、ギターに取り付けるためのチューニ ング手段を含み、後述する表示手段を具備する。前記チューニング手段は、増幅 のために発生された一組の起電された電気信号を受け取るためにギター上にあら かじめ備えられた前記変換器7に接続するのに適合した入力手段と、ギターをチ ューニングするため の基準周波数に相当する一組の基準電気信号を有し前記一組の起電された電気信 号のうちの各々を一組の基準電気信号のうちの一つと比較するために電子的に入 力手段に接続された比較手段と、前記起電された信号の各々と相当基準信号との 関係を表す出力信号を発生するための出力手段とを含む。前記表示手段は、チュ ーナー手段(チューニング手段)に電子的に接続されギターの弦により発生した 音響振動の周波数とそれに楽器を合わせるような所望の基準周波数と間の関係を 示すための出力信号に応答するものである。この表示手段は、さらに、ギターに 接して普通の演奏の姿勢をとるギターの演奏者に容易に見えるようにギターの表 面上部に取り付けられている。この発明の種々の実施例が添付の図面において図 解され、以下に非常に詳細に説明されている。(同等の要素は、図においてすべ て同じ数字によって表されている。) 図面をみると、図1〜3にこの発明のチューニング装置が用いられるギター5 の最初の実施例が描かれているのが見られる。この発明のいくつかの主要な構成 要素はギター本体に用いられるため、これらの好ましい一般的な位置を指摘する ことが、これらの図解の目的である。視覚的表示器15がギター本体の角(つの )状部分の表面上部に位置していることが注目される。この位置は、演奏者がギ ター本体の背面6に接して普通の演奏姿勢をとるとき、ギター演奏者に容易に表 示器15を見せることができる。さらに、経路(溝部)16が備わっているが、 これは、以下に詳述されるこの発明の回路の種々の電気的な構成要素に、表示器 15を接続する種々の導線を、その中に保持するためのものである。そして、こ れら電気的構成要素は、エレキギターにおいて一般的に利用できる、あらかじめ 備えられた本体の空所内のハウジング17の中に、一般的には位置している。さ らに、この発明の電子 回路へのエネルギー供給の入り切りのために、スイッチ18がハウジング17上 に備わっている。しかし、このスイッチ18の位置は、この発明の機能を不当に 妨げないならギター本体上のどこか他のところでもよい。 図4と図5には、この発明の電子回路の実施例が図示されている。図4では、 この実施例の基本的な要素がブロック図で図示されている。ここに見られるよう に、ピックアップ10があり、その出力はボリューム制御器12とチューナー1 4に電子的に接続されている。ボリューム制御器12の出力はギター出力部16 に接続され、ギター出力部16は一般的な増幅器18に順次接続されている。チ ューナー14の出力は視覚的表示器20に順次接続されている。この視覚的表示 器20は、以下においてより詳細に説明されるように、ギターの弦のなかから選 択されたひとつの弦のチューニングを視覚的に表示する。 チューナー14はピックアップ10とボリューム制御器12との中間位置の回 路に接続されるように描かれているが、点線の相互連絡線22によって示すよう に、ピックアップからの直接の入力以外に、ボリューム制御器12に接続するこ とも選択的に可能であることが当業者には明白であるということに注目すべきで ある。 図5を見ると、この発明のこの実施例の回路の一部が概略的に描かれているの がわかる。図に見られるように、符号24の一般的に使われる一般的なギターピ ックアップ変換器があり、これは直列接続された一対のピックアップエレメント 24aと24bを備えており、また、その下側の端子はコモン線26と電気的接 地28に接続されている。ピックアップ24の上側の端子は、導線31と32を 介してチューナー30に接続されている一方、導線34を介してボリューム制御 器33にも接続されている。ボリュ ーム制御器33は、一対の端子36、37を有する抵抗35と可変接点38とを 含む。また、最下の状態に制御されたときに可変接点38が接続される短絡接点 39を有する。当業者には明白なように、ボリューム制御器33は一般的なもの であり、500キロオームのオーダーのものが好ましい。 ボリューム制御器33の上側の端子36には、出力ジャック41のセンタータ ーミナル40が接続される。また、出力ジャック41のアウトプットターミナル 42は導線26、43を介して電気的接地に接続されている。当業者には明白で あるように、出力ジャック41は、典型的には、別体の増幅器に接続するために 用いられる。その増幅器は、ギターの出力を増幅して、聴衆が楽しむのに適した 音レベルにするのに用いられる。 トーン制御器は、典型的には、エレキギターの回路の一部を形成する。従って 、図5は、蓄電器44とトーン制御可変抵抗器45とを備えた回路を含んでいる 。ここに見られるように、可変抵抗器45の下側の端子46は導線26を介して 共通接地28に直接的に接続されている。これに対し、上側の端子47は浮いて いる。可変接点48は端子49に接続されており、よって、導線50を介して蓄 電器44に接続されている。ボリューム制御器33と同じように、トーン制御可 変抵抗器45は、最小の状態に制御されたときに可変接点48が接続される短絡 回路51を含んでいる。 チューナー回路30への入力を見ると、導線32を介してそこへ接続されてい るのに加えて、導線52を介した共通電気的接地28へのもう一つの接続がされ ている。 チューナー30の回路はエネルギー源の電位60を含むことがわかるが、この 電位60はスイッチ61によってチューナー30からの接続を選択的に入り切り される。そして、チューナー30 からの出力は一対の表示装置によって表示される。この表示装置としては発光ダ イオード62、63が好ましく、これらは導線64、65、66及び67によっ てチューナー30に接続されている。 図6をみると、ピックアップ変換器24とボリューム制御器33との間で接続 が交替された状態で描かれているのがわかる。図6では、ピックアップ変換器2 4の上側の端子から、導線34aを介して直接ボリューム制御器33の上側の端 子36に接続されている。そして、一般的な出力ジャック41のセンターターミ ナル40へは、可変接点38から導線34bを介して接続されている。残りの部 分は、任意に挿入された抵抗53を除いて、図5と同様である。抵抗53はピッ クアップ変換器24と、ジャック41を介して接続される増幅回路とのインピー ダンス特性によって、有利となるように挿入される。 上述のように、この発明の特徴のひとつは、チューナーを含む回路の接続によ りピックアップ変換器に与えられるインピーダンスを選択することによって、チ ューニングや演奏のためにスイッチの接続状態を一時的に入り切りすることなく 、チューナーを常に接続された状態にできることである。したがって、ピックア ップ変換器の特性は、調整されてばらつきが最小となった負荷インピーダンスに 接続されたとき、最も効果のあるようなものとなっている。図5、図6の双方の 回路において、ボリューム制御器33とトーン制御器45によってなされた可変 抵抗の調整は負荷インピーダンスに影響を与えるか、図6における交替した状態 で表された接続は、全体的にはよりよい結果を与える。 図7、図8をみると、一般的なエレキギターに適用したこの発明のいくつかの 構成要素が交替した状態で展開したものを描写するために、この発明の他の実施 例が図示されている。一般的な本 体71とネック72を有するギター70の平面図が描かれている。本体71には 図5に図示するような回路要素が配置されており、同一符号のものは同一のもの と認められる。これを見ると、このギターは、ギターの弦が取り付けられる弦用 の個々のコネクター73a〜cを備えた一般的なブリッジ部材73を含んでいる 。そして、弦の他端はネック72の離れた方の端部(図示せず)に取り付けられ ている。エレメント24aと24bを備えたピックアップ24は、通常は、本体 71の中央付近の弦の下に配置される。図に見られるように、図5に従った接続 がここでなされている。取り付けを容易にするために、部品は、ネジによるよう な適当な一般的な手段によってギター本体に取り付けられる。そして、電気的な 接続を容易にするために、回路基板(図示せず)が都合に合わせて用いられ、本 体71内のどこか都合のよい位置に取り付けられる。回路基板は、蓄電器44や 抵抗53のような離れた構成要素の取り付けや接続を支える役目も果たす。 チューナー30はセレクター80(図8)を含んでおり、細い縦長の穴81が 好ましい方向を定めており、これにアクセスできるように本体71に配置されて いる。セレクターの目的は、各々の弦の周波数の認識を可能にし、各々の弦を個 々にチューニングすることにある。 チューナー自体は商業的市場で現在手に入るいくつかのチューナーでよい。ま たは、選択的に、以下に詳述されるような選ばれた構成要素を含んでもよい。上 述の回路と一体となるのに好ましいチューナーのひとつに、コルグGT−60X という名前で一般的に販売されているものがある。そして、これは図7と図8で 示されるようなチューナーである。しかし、比較用の基準周波数源を含み既知の 一般的な比較回路を備えた他のチューナーは、ギターが演奏に用いられている間 にもチューナーの接続が途切れるこ とがないように、入力インピーダンスをピックアップ変換器のインピーダンスと 同等にして用いられる。このようなチューナーの例として好ましいのが、日本の セイコー社で製造されST−388という名前で販売されたものである。後者の チューナーはオートマチックであり、ギターの弦のいくつかをチューニングする のに、いかなるスイッチングも制御の変更も必要がない。そして、もしもこのチ ューナーが利用できるのなら、セレクター80(図8)は取り除いてもよいし、 または、図5のオンオフスイッチによって示されるチューナーのオンオフ制御を するために結線してもよい。 前述のチューナーに加えて、前述のチューナーの実施例の原理を用いて慣用的 な回路を組立ててもよいということは当業者には明白である。そして、このよう な慣用的な回路は、この発明の原理を利用するために、ここで説明した回路と相 互に連結できる。 図8を見ると、チューナー30はネジ82で本体71の下部に取り付けられて いるのがわかる。そして、ギター本体71内に経路83が供給され、その中を導 線64〜67が通って総括的に表示器(例えば、発光ダイオード62、63)に 結線されているのがわかる。さらに、表示器は、ギターの本体71に接して普通 の演奏姿勢をとる演奏者にとって容易にギターをチューニングできるようなとこ ろに位置している。 操作中は、ギターは電源供給されているかもしれないし、またはされていない かもしれない(そのときはチューナーにはバッテリーまたは離れた電源から電源 供給される)。セレクター80は、所望の弦の周波数を選ぶような状態にされ、 そして、前記周波数に関連した弦は、その振動周波数の音響エネルギーを発生す るようにピックアップされる。ピックアップ変換器24はその音響 エネルギーを感知して、その振動している弦の周波数に相当した周波数の電気信 号を発生する。一般的な比較回路が、電気信号の周波数を既知の基準周波数と比 較し、もしも、釣り合っていなければ出力信号を発生する。もしも弦の周波数が 高いなら、チューナーから、発光ダイオードのうちの選択された一方に対して、 出力が送られる。もしもそうでないなら、つまり、弦の周波数が低いなら、出力 はチューナーから他方の発光ダイオードに送られる。従って、ギターの演奏者は 、いずれの発光ダイオードも発光しなくなるまで、弦をきつく引っ張る(周波数 を増加させる)必要があるのか、弦を緩める(周波数を減少させる)必要がある のかを確認できる。ギターの演奏者は、ギターが十分にチューニングされるまで 、同様のチューニングのために他の弦を引き続き選択する。 発明者は、この発明のいくつかの実施例に限定されない説明をしており、発明 の精神から離れることなく多くの変形がされ得る。この発明は、図示された実施 例に関して説明がされているが、この説明は限定された意味を与えることを意図 したものではない。この説明を参照すれば、種々の修正や種々の実施例の組み合 わせが、この発明の他の実施例と同様、当業者には明白である。例えば、ここで 説明された以外の表示器を用いることができ、これを、ギターの表面上部であっ て角(つの)状部分以外のところに位置させることができる。さらに、発光ダイ オードを追加して用い、この技術分野において既知であるところの、チューニン グにおけるストロボスコープの効果を供給するように配置することもできる。加 えて、音響ピックアップ変換器は、2つの変換エレメント(図示されるような) よりもむしろ、1つの変換エレメントを備えたものとすることができる。または 、チューニングされる各々の音のための別々のエレメントを備えたものとするこ ともで きる。よって、添付のクレームは、この発明の精神の真の範囲内においてなされ る、このような、いかなる修正、及び/または、実施例をも包括していることが わかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ギターの楽器音の増幅に使われる変換器をあらかじめ備えたギターをチュー ニングするための装置であって、 前記変換器はギターの弦の音響的な振動に相当する一組の起電された電気信号を 増幅のために発生し、 本装置は、 (a)ギターに取り付けるためのチューニング手段であって、 (1)増幅のために発生された一組の起電された電気信号を受け取るために 、ギター上にあらかじめ備えられた前記変換器に接続するのに適合した入力手段 と、 (2)ギターをチューニングするための基準周波数に相当する一組の基準電 気信号を有し、前記一組の起電された電気信号のうちの各々を一組の基準電気信 号のうちの一つと比較するために、電子的に入力手段に接続された比較手段と、 (3)前記起電された信号の各々と相当基準信号との間の関係を表す出力信 号を発生するための出力手段とを含むもの、 および、 (b)チューナー手段に電子的に接続され、ギターの弦により発生した音響振動 の周波数とそれにギターを合わせるような所望の基準周波数との間の関係を示す ための出力信号に応答する表示手段とを具備し、 前記表示手段が、さらに、ギターに接して普通の演奏の姿勢をとるギターの演奏 者に容易に見えるようにギターの表面上部に取り付けられている装置。 2.請求項1に記載の装置において、ギターが演奏されている間、チューニング 手段の変換器への接続が途切れることがないように、前記入力手段が変換器の電 子的インピーダンスに相当する電子的インピーダンスを有する装置。 3.請求項1に記載の装置において、前記入力手段が、前記ギターのボリューム 制御ユニットの入力部に接続するのに適合している装置。 4.請求項1に記載の装置において、前記比較手段が、楽器が発生した相当電気 信号と比較するための前記基準電気信号のうちの適切なものひとつを選択するた めの選択手段を含む装置。 5.請求項4に記載の装置において、前記選択手段が、起電された電気信号に相 当する基準電気信号を自動的に供給する装置。 6.請求項1に記載の装置において、前記出力手段が、相当基準信号よりも高い 周波数を表す起電信号に応じた第1の出力信号と、相当基準信号よりも低い周波 数を表す起電信号に応じた第2の出力信号とを発生する装置。 7.請求項6に記載の装置において、前記表示手段が、前記第1の出力信号に反 応する第1の表示ユニットと、前記第2の出力ユ ニットに反応する第2の表示ユニットとを具備する装置。 8.請求項1に記載の装置において、前記表示手段が、ギターの弦の振動の周波 数が相当基準周波数よりも高いか低いかを表示するための手段を含む装置。 9.請求項1に記載の装置において、前記チューニング手段がギターおよびあら かじめ備えられた変換器に直接取り付けられている装置。 10.請求項9に記載の装置において、前記表示手段が、楽器とチューニング手 段に直接取り付けられている装置。
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