JPH09512673A - 選択的呼び出しシステム及びそこで用いる2次ステーション - Google Patents

選択的呼び出しシステム及びそこで用いる2次ステーション

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JPH09512673A JP7527505A JP52750595A JPH09512673A JP H09512673 A JPH09512673 A JP H09512673A JP 7527505 A JP7527505 A JP 7527505A JP 52750595 A JP52750595 A JP 52750595A JP H09512673 A JPH09512673 A JP H09512673A
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Abstract

(57)【要約】 そのシステム内で基地局(BS1,BS2)が、予め定められたデータレートでアドレス符号語を送出する選択的呼び出しシステム。例えばEメール・メッセージのような、例えば 500キャラクタ以上の長さを持つ高レート・テレスクリプト情報が、アドレス符号語を送るのに使われるものより高いデータレートで送出される。該システムがシマルキャストシステムである場合には、シンボル間干渉(ISI)の生じることがあり、テレスクリプト情報の復号に際し ISIの影響を低減するために、そして一方では2次ステーションの不必要に大きい電池の消耗を避けるために、テレスクリプト情報を特定の2次ステーションが受信したら一旦記憶して、次いで順次に非リアルタイムで等化する。移動端局ユニットは、受信確認信号又はその他の応答信号を、拡散スペクトル信号として送出する送信機を含むこともある。受信確認信号は移動端局ユニットの所在位置を確認する手段として用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 選択的呼び出しシステム及びそこで用いる2次ステーション技術分野 本発明は選択的呼び出しシステムに関し、またそのようなシステムで用いる2 次ステーションに関する。背景技術 選択的呼び出しシステムの一例は、無線呼び出しシステムすなわちページング システムである。ページングシステムは一般的に制御器及び地理的に離れている 複数の基地局を含む。制御器は無線呼び出し機(pager)の無線識別符号(RICs)及 びシステムで運用される特定のプロトコルに従ったデータメッセージをフォーマ ット化する。上記特定のプロトコルとは、例えばCCIR Radiopaging Code No.1で あって、これはまた POCSAG とも呼ばれている。一般的に、基地局の送出するの は、シマルキャスト(simulcast)と呼ばれるものであって、それは地域内の全基 地局によって同じ信号がほぼ同時に放送(broadcast)される。シマルキャスト自 体は既知であり、詳しく説明するには及ばない。ページング受信機を持つ人が種 々の基地局の間を動き廻ると、もし送出されれば、そして送出されるときには、 その受信機のRIC を2つ又はそれ以上の地域の基地局から受信できる。ページン グ受信機が基地局のアンテナから等距離でないとすると、伝播時間が異なるのだ から、送られた信号の受信の瞬間は異なる。受信の瞬間の異なるもう1つの理由 は基地局の送信機が同期していないからである。各信号の強さは、高層ビルディ ングとか丘陵等のような地形的特徴が影響するので、たとえ基地局のアンテナか らの距離が異なってもほぼ同じであるかも知れない、従ってシンボル間干渉(int ersymbol interference)の影響が生じる。もし1つのメッセージの対応するビッ トがページング受信機によって例えば相互のビット周期の1/4 以内に受信された とすれば、特に対策を採らなくてもかなり確実に復号されることができよう。そ の結果、そのような信号に対しては、確実に受信を保証する陰伏的な最大ビット レートが存在する。10km以上離れた送信機にとってこの最大ビットレートは10kb /sのオーダーである。伝播時間の差が高度の重複をもたらすような環境にあって は、厳しいシンボル間干渉(ISI)が生じて、ISIを除去するために先ず等化をしな い限り、送られたメッセージ信号を復元することはできないであろう。等化それ 自体は文献から既知であり、それは多数の計算を必要とするものであって、もし 高レート信号にリアルタイムで行ったら相対的に大きな電流を消費する強力な計 算デバイスを必要とする、というだけで十分であろう。更にこのことは、高いピ ーク電流を持つ電源を必要とし、そのような電源は価格及び大きさの点から製造 業者にとって受入れ難いものであろう、ということを意味する。いずれにしても ページング受信機のような長い時間に亙って待機状態にある電池を電源とする装 置にとって、電池のパワーを実用上可能な限り節約することは重要である。それ 故に、電池電流の節約に関して、高レート信号プロトコルの利用を考慮すること は魅力的でない。本発明の開示 本発明の目的はビットレートの高い選択的呼び出しシステム及びそれに使用す る2次ステーションを提供することである。 本発明の1つの態様によれば、制御器と;該制御器に結合する少なくとも1つ の基地局と;少なくとも1つの2次ステーションと;を有して成り、上記単数又 は複数の基地局の各々は送信機を含み、上記制御器は2次ステーションのアドレ ス信号より高いビットレートでデータメッセージ信号を符号化する手段を持ち、 また、上記2次ステーションは、信号受信手段と;該信号受信手段に結合する復 号手段と;アドレス符号語を当該2次ステーション宛と確認したのに応答して、 高い方のビットレートのメッセージ信号を受信するように該2次ステーションを 適合させる制御手段と;を持つ、ところの選択的呼び出しシステムが提供される のである。 本発明の2番目の態様によれば、選択的呼び出しシステムで使用する2次ステ ーションであって、信号受信手段と;該信号受信手段に結合する復号手段と;或 るアドレス符号語を当該2次ステーション宛と確認したのに応答して、基地局に より送出された高い方のビットレートのメッセージ信号を受信するように該2次 ステーションを適合させる制御手段と;を持つところの2次ステーションが提供 されるのである。 本発明による選択的呼び出しシステムは、完全にデータメッセージだけを伝送 するために使用されるか、又はアドレス符号語及び短いデータメッセージも同じ データレートで伝送される既存の選択的呼び出しシステムの一部であるか、のど ちらかである。より長いデータメッセージをより高いデータレートで送出するこ とにより、時間を効果的に短縮することができるが、一方では ISIが増加するの で、これらのメッセージを2次ステーションで非リアルタイムに等化する必要が あり、そのための費用が掛かる。 送出する信号のうちの選択された部分だけを等化することにより、個々の2次 ステーションのエネルギー消費はかなり低減する。その結果、該2次ステーショ ンは、低容量の電池又はこれと類似の電源を用いて設計することができる。 そればかりでなく、受信したデータメッセージ信号をリアルタイムにではなく 等化することにより、例えば受信し終わってから等化することにより、リアルタ イムに行うよりも電池電流の消費が少なくなるレートで種々の計算を行うことが できるようになる。その結果、2次ステーションで特別に強力な計算デバイスを 用いること無しに、高いデータレートの選択的呼び出しシステムが実現でき、そ のとき2次ステーションの計算デバイスは高電流出力の電源を必要としないであ ろう。 更にまた、選択的呼び出しシステムのユーザーのすべてが高レートのデータメ ッセージ信号を受信する能力のある2次ステーションを持つ訳ではないから、信 号方式のフォーマットはそれらのユーザーに対してトランスペアレントにして置 く必要がある。このことは、システム内の最も基本的な2次ステーションで用い るデータレートで同期符号語を送出し;それより高いデータレートでアドレス符 号語を送出し;そのアドレス符号語より更に高いデータレートでデータメッセー ジを送出し;特定の同期符号語を選定することによりアドレス符号語の送出に用 いるデータレートを指定し;特定のアドレス符号語を選定することによりデータ メッセージの送出に用いるデータレートを指定する;ことにより達成される。制 御手段は、特定の同期符号語を検出したのに応答して復号器のクロックレートを 変えて、アドレス符号語を受信し且つ復号することができるようにし、また制御 手段は、高レートのメッセージがアドレス符号語と連鎖しているのを検出したの に応答して、メッセージを受信するに従って記憶し且つ逐次それを等化するよう に準備を整える。 本発明の3番目の態様によれば、制御器と;少なくとも1つの基地局と;少な くとも1つの2次ステーションと;を有して成り、上記単数又は複数の基地局の 各々は送信機と受信機とを含み、上記制御器は上記単数又は複数の基地局の各々 を介して高い方のビットレートのメッセージ信号を送出する手段を持ち、上記少 なくとも1つの2次ステーションは、信号受信手段と;上記少なくとも1つの2 次ステーションにアドレスされたメッセージ信号を復号するための手段と;復号 されたメッセージ信号を記憶するための手段と;送信手段と;受信したメッセー ジ信号に対する応答としての可能性のある予め定められた応答をそれぞれ表す複 数の符号シーケンスを記憶するための手段と:上記送信手段によって送出される べき上記複数の符号シーケンスのうちの1つを選定するための手段と;を持ち、 また上記制御器は、受信した信号中の符号シーケンスを識別し;それによって2 次ステーションからの応答を識別する:ための手段を持つ、ところの選択的呼び 出しシステムが提供されるのである。 本発明の4番目の態様によれば、その各々が送受信手段を持つ少なくとも1つ の基地局と送受信手段を持つ少なくとも1つの2次ステーションとを有して成り 、上記基地局は登録招請信号を生成し且つ該招請信号を送出するための手段を持 ち、また上記少なくとも1つの2次ステーションは招請信号を受信したことに応 答して登録信号を生成し且つ該登録信号を送出するための手段を持つ、ところの 選択的呼び出しシステムが提供されるのである。図面の簡単な説明 次に本発明が添付の図面を引用し、実施例により説明される。茲で: 図1は、正常なページング信号を送出することができ、また高いレートのデー タメッセージ信号も送出することができるシマルキャスト選択的呼び出しシステ ムの概略ブロック図であり、 図2は、CCIR Radiopaging Code No.1(すなわちPOCSAG)符号フォーマットの 時間ダイヤグラムを示す図であり、 図3は、高レートの符号フォーマットの時間ダイヤグラムを示す図であり、 図4は、図3に示すメッセージ信号送出フォーマットの代替案の時間ダイヤグ ラムを示す図であり、 図5は、2次ステーションの概略ブロック図であり、 図6は、高いレートのデータメッセージの1つの処理方法のフローチャートを 示す図であり、 図7は、高いレートのデータメッセージの送出に先立つ同時拡散スペクトル受 信確認信号の使用を説明するチャートを示す図であり、 図8は、受信確認信号の使用を説明する更に別のチャートを示す図であり、 図9は、セルラー選択呼び出しシステムを説明するダイヤグラムを示す図であ り、 図10は、2次ステーションの所在する位置及び登録に関する3つの時間ダイヤ グラムを示す図であり、 図11は、制御端局及び基地局の概略ブロック図であり、 図12は、都市地帯A1 ないしA5 と、田園地帯B1 とが存在する地理的領域を 説明するダイヤグラムを示す図である。 これらの図中では対応する対象には同一の引用番号を付してある。本発明を実行するモード 図1に示すシマルキャスト選択的呼び出しシステム、例えばパーソナル無線メ ールシステムは、制御端局10を含み、この制御端局10はページング呼の要請を受 信し、またオプションとしてシステム形態に依存して、ページング呼と共に、又 はそれとは独立に送られて来たメッセージを受信する。制御端局10は符号器12を 含み、該符号器は、ページング呼、及びそれが適当な場合にはPOCSAGのような適 切なメッセージ符号に従う連鎖メッセージを、符号化しフォーマット化する。制 御端局10は基地局BS1 及びBS2 に、それぞれ陸線14及び16を介して接続する。基 地局BS1,BS2 はシマルキャストで動作する送信機を含む。制御端局10から陸線14 及び16を介して基地局BS1,BS2 までの伝播時間の差の補償は、既知のやり方で制 御端局10において行われる。 無線呼び出し機(pager)やコードレス電話やセルラー電話やデータ端末機等に よる2次ステーションSSが、基地局送信機の到達地域内を自由に動き廻ることが でき、また一般的にページング呼を受信できよう。しかし、2次ステーションSS による信号の受信時間や信号の相対強度は、基地局BS1,BS2 と2次ステーション SSとの間のそれぞれの距離d1,d2に依存し、また基地局BS2 と2次ステーション SSとの間にある高層ビルディングTBのような地形学的特徴にも依存する。d1=10 km,d2=1kmと仮定すると伝播時間の差は約30μs となろう。もしページング信 号のビットレートが10kb/sより大きくないならば、受信時間の違いによるISI は 、たとえ信号がほぼ同じ強度であってもそれを受容することができ、ページング 信号は等化のような手段を追加しないでも復元できる。 完全を期するためPOCSAGページング信号のフォーマットを図2について簡単に 説明しよう。典型的には制御端局は例えば1分というような長い時間を持つ信号 のシーケンスを送出する。POCSAGは非同期システムであるから、各シーケンスは 576ビットのプレアンブルPRE で始まり、それは無線呼び出し機がビット同期を 達成することを可能にするために使われる。プレアンブルPRE の後には、その各 々が32ビットの同期符号語Sプラス8フレームで形成されるバッチBが続き、各 フレームは2つの32ビット符号語の時間を持つ。2次ステーションSSは、無線識 別符号(RICs)と呼ばれるところのそれに割り当てられた1個又はそれ以上の数の アドレス符号語を持ち、またそれは8フレームのうちの予め定められた1つに割 り当てられている。POCSAGでは RICはアドレス符号語を含むばかりでなく、8フ レームのうちのどれにそれが割り当てられたかを示す表示も含む。このことは、 もし制御端局10が或る特定の2次ステーションSSに対するページング呼を持つな らば、そのRIC 若しくはそのRICsの1つが、該2次ステーションSSに割り当てら れたフレーム内に送出される、ということを意味する。よく知られているように 、POCSAG無線呼び出し機は、プレアンブルPRE 及び最初の同期符号語Sを受信す るために受信機に給電し、その後はそれに割り当てられたフレームに再給電され る直前までは電源を断にする。一旦フレームが満了し、受信機にとってなお給電 される必要がないならば、後続の同期符号語の時期まで再び電源を断にする。 メッセージが送られる場合には、到着2次ステーションのRIC が該メッセージ の前に付加されてそれに割り当てられたフレーム内で送り出される。もし32ビッ トメッセージ符号語の連鎖がフレームの時間を超過するならば、各バッチの始め に同期符号語Sを挿入することは別にしてメッセージは絶え間なく連続的に送出 される。POCSAGは、RICのビットレートを必要とし、及び現在は1200ビット/秒 のメッセージ符号語が同じであることを必要とする。英数字メッセージはキャラ クタ当たり7ビットを必要とするASCII を使って符号化される。ビットレートが 1200b/s のPOCSAGバッチBの経過時間は0.4533秒である。 しかしこのようなビットレートは、例えば 500キャラクタ以上の長さを持つE メールメッセージのような、テレスクリプト等の長いメッセージに対しては余り に遅い。本発明は幾つかのやり方で組み立てられ、そのすべてが、図2に示す信 号フォーマットに従う例えば信号音のみのPOCSAG無線呼び出し機の運用に対しト ランスペアラントにすることができる。しかし両立性を保つためという理由で、 同期符号語の伝送用に1200b/s の基本的ビットレートが用いられ、6.4 kb/sのビ ットレートが少なくともアドレス符号語を伝送するのに用いられ、それらのアド レス符号語には幾つかのタイプがあって、2次ステーションが高レートメッセー ジHRM を受信し、例えば30kb/sというような更に高いビットレートが長いデータ メッセージを伝送するのに用いられるよう設定し構築するのに使われる。 次に図3の左側には、選択的呼び出しシステムで使う正常のレートでの同期符 号語Sの伝送の例が示される。この同期符号語は1群の同期符号語中から選定さ れ、各々がその次の送出の中の最初の符号語を少なくとも受信するという条件を 2次ステーションに課する。この例では同期符号語は、続いて送られるアドレス 符号語RIC(x)を復号するために、使われる(6.4 kb/sという)データレートを識 別するものである。2次ステーションに割り当てられたRICs群から選定されたこ の特定のアドレス符号語RIC(x)はアドレスを表すのみならず高レートメッセージ HRM の連鎖のデータレートも表す。その次に続く同期符号語Sは1200Hzの基本的 ビットレートで送出され、同期符号語は前と同様に、少なくとも現在の送出シー ケンス内の次の送出の最初の符号語を送出するのに使われるデータレートを表す ように選定される。当該フレームの開始に当たって、RIC(x)は高レートメッセー ジHRM と連鎖して送出される。RIC(x)は例えば6.4 kb/sで送られ、HRM は更に高 いレート、例えば30kb/sで送られる。HRM は正常のPOCSAGメッセージ符号語とは 異なるフォーマット、すなわち異なる符号語構成を持つこともできる。HRM が2 つのバッチに跨がる場合は、同期符号語は各バッチの始めに正常のデータレート で送出される。 図4に示すのは図3に示すメッセージフォーマットの代替案であって、POCSAG と両立するものである。この代替フォーマットは同期フォーマットであって、各 サイクルがPOCSAGバッチの15倍の 6.8秒という時間を持つ循環構造になっている 。この最初のサイクルは32ビットのプレアンブルPRE が先行してもよい。各サイ クルはB0 からB14までの15個のバッチを含むが、POCSAGとは異なり、1バッチ のフレーム数“n”及び1フレームの符号語数“m”は、該バッチに用いられる データレートや変調スキームのような要因に依存する。各2次ステーションはn 個のフレームのうちの、そのRIC で特定されたフレームに割り当てられ、該フレ ーム中の符号語を試験するだけである。該2次ステーションは(やはりそのRIC で特定された)サイクル内のバッチのうちの1つにだけ割り当てられたフレーム を試験すると限定してもよい。2次ステーションは、バッチモードで動作すると き、サイクルの開始を識別できるようにするために、バッチ0マーカー(BZM)と 名付ける符号語を、サイクルの最初のバッチB0 の最初のフレームの中に挿入す る。BZM は割り当て先を持たないアドレス符号語である。サイクルモードで動作 するときには、2次ステーションは各サイクル内の1フレームにのみ割り当てら れるので、BZM を必要としない。動作中には、各バッチの始めにある同期符号語 はPOCSAGと両立する1200 b/sで送出され、RIC は例えば6.4 kb/sで送出され、ま たHRM は例えば30kb/sという更に高いレートで送出される。高いレートの数字メ ッセージ符号語のフォーマットは、高いレートの英数字符号語のフォーマットと は異なるものであってもよい。 図1に関連して説明した通り、HRM 信号は、復号可能な信号を得るために受信 したとき等化されていることを要するISI を免れないであろう。もし等化が2次 ステーションによってリアルタイムになされるならば、電流消費が相対的に大き くなり、高出力タイプの電源を必要とするので、この適用分野ではそれは好まし くない。 この問題は、2次ステーションが高データメッセージHRM を受信するに当たり 、受信したすべてをバッファメモリに記憶することにより克服できる。バッファ メモリのサイズは制御端局には既知であり、メッセージが一旦完了すればデータ はオフラインで、すなわちリアルタイムではなく等化され、それにより電池に要 求されるピーク電流は著しく減少する。茲で用いる等化技術は任意の既知の技術 、例えば判定フィードバック等化すなわちビタービ(Viterbi)等化であることが できる。HRM が一旦等化されたら、復号されてランダムアクセスメモリに記憶さ れ、ユーザの選択により表示することができるようになる。 図5は、受信確認又はその他のメッセージを拡散スペクトル信号として送出す る機能を持つ2次ステーションSSの、概略ブロック図である。送信機46,CDMAキ イ記憶部48,乗算器50の議論は、基本的な実施例の改善に関連するので、差し当 たりは後回しにする。 2次ステーションSSは受信機段20に結合するアンテナ18を有する。受信機段20 の出力は、非HRM モードを用いるときは復調器21を介して復号器22の入力に結合 する。マイクロ制御器24が復号器22の出力に結合しており、読み出し専用メモリ (ROM)26に入れてあったプログラムに従って2次ステーションの動作を制御する 。マイクロ制御器24は入力/出力を持ち、それは、聴覚、視覚、触覚等の告知手 段28,キイパッド30,例えば LCDパネル34に結合する LCD駆動手段32,受信して 復号されたすべてのメモリを記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)36,等に適 宜に結合する。 動作中は復号器22とマイクロ制御器24は常時給電され、受信機段20は2次ステ ーションSSの前の特定電池節約プロトコルに応じて給電される。アドレス符号語 が受信されると復調され、復号され、誤り訂正されて、それが該2次ステーショ ンに割り当てられたものであるかどうかをチェックされる。その後はマイクロ制 御器24のプログラミングに依存するものとして、告知手段28が起動してユーザに 呼が受信されたことを知らせる。ユーザはもし必要なら、キイパッド30の単数又 は複数のキイを操作して、告知手段の1つ又はそれ以上の出力デバイスを停止さ せる。もしアドレス符号語と同じデータレートで短いメッセージがページング呼 に連鎖していたら、先ずそれを復号し、誤り検出/訂正してから、マイクロ制御 器24は該復号されたメッセージをRAM 36に記憶するようにさせる。キイパッド30 の単数又は複数のキイを操作することにより、ユーザはメッセージをRAM 36から LCD駆動手段32に読み出すことをマイクロ制御器24に命令し、該メッセージをス クリーン34に表示させる。以上述べた動作はPOCSAG標準に合致した多くの英数字 メッセージの文献に典型的なものである。 図3で説明したタイプの高レートメッセージHRN を処理するために、図5では 2次ステーションSSが第1転換切替え手段38及び第2転換切替え手段40を更に有 し、それらの可動接点(又は電子的にそれと等価のもの)は受信機段20の出力と 、復号器22の入力とに、それぞれ接続している。切替え手段38及び40の固定接点 “a”はそれぞれ復調器21の入力及び出力に接続している。切替え手段38のもう 一方の固定接点“b”はRAM 42に接続し、その出力が復調器としても機能する等 化器44に結合する。等化器44の出力は切替え手段40のもう一方の固定接点“b” に結合する。切替え手段38,40の動作はマイクロ制御器24により制御される。 切替え手段38,40の可動接点は、2次ステーションSSが待機モードのときに接 点“a”に接触している。もし、そのバッチの次のフレームで送られたアドレス 符号語のデータレートが、例えば6.4 kb/sというような高いビットレートで送ら れていることを表す同期符号語が受信されると、マイクロ制御器は復号器22に与 えられるクロックレート信号の周波数を増大させる。2次ステーションが、それ に割り当てられたものと認識するのみならず、高レートメッセージHRM の連鎖の データレートをも表すアドレス符号語を受信すると、該2次ステーションはマイ クロ制御器24に切替え手段38,40を操作させて、HRM を受信するに従ってHRM の ビットレートでクロックされるRAM 42に記憶するように、それら切替え手段の接 点“b”を切り替える。完全なメッセージが一旦受信されたら、データはRAM 42 から読み出され、低電力で非リアルタイムに等化される。等化された信号は次い で復号され、RAM 36に記憶される。 図6は、高レートのデータメッセージの受信及びそれに続く等化を実行するの に要する動作シーケンスのフローチャートである。 ブロック52でフローチャートが開始され、2次ステーションはビット同期及び バッチ同期をとったとする。ブロック54は2次ステーションSSが同期符号語を受 信するよう給電されていることを表す。ブロック56では、同期符号語が正常のも のより高いビットレートを用いてそのバッチの次のフレーム内のアドレス符号語 を送出するのに使われた特別の同期符号語であるかどうかをチェックする。 ブロック52の判定が「ノー」(N)であったとすると、フローチャートは、割り 当てられたフレーム内に送られて来たアドレス符号語を受信するよう2次ステー ションへの給電を立ち上げることを示すブロック58に進む。ブロック60では、受 信したすべてのアドレス符号語がその2次ステーションに宛てたものかどうかを チェックする。その判定が「ノー」(N)であったら、フローチャートはブロック5 4に戻る。判定が「イエス」(Y)であったら、ブロック62で告知デバイスを停止し たかどうかをチェックし、その答えが「ノー」(N)であったら、フローチャート はブロック64に進み、これは告知デバイスへの給電を示す。ブロック62の答えが 「イエス」(Y)であったら、フローチャートはブロック62及び64からブロック66 に進み、メッセージの連鎖があるかどうかをそこでチェックする。答えが「ノー 」(N)ならフローチャートはブロック54に戻る。しかしブロック66の答えが「イ エス」(Y)ならフローチャートはブロック68に進み、これはメッセージの記憶動 作を表す。ブロック70及びブロック72は、ユーザのキイパッド操作に応じて選定 されたメッセージの読み出し及びその表示を、それぞれ表す。 ブロック56の答えが「イエス」(Y)であったら、フローチャートはブロック74 に進み、これはクロック周波数を同期符号語で示されたものに変更させるような マイクロ制御器の動作に関する。ブロック76は、2次ステーションが送られて来 たすべてのアドレス符号語を受信できるようそのフレームに給電を立ち上げるこ とを示す。ブロック78はアドレス符号語の受信及び復号の動作に関する。ブロッ ク80では、復号されたアドレス符号語をチェックして、そのうちのどれか1つが その2次ステーションに宛てたものかどうかを調べる。その答えが「ノー」(N) ならフローチャートはブロック54に戻るが、「イエス」(Y)ならブロック82で告 知デバイスを停止するかどうかを調べてその答えが「ノー」(N)ならブロック84 でこれらの告知デバイスは給電される。ブロック82での答えが「イエス」(Y)な ら、フローチャートはブロック82及びブロック84からブロック86に進み、これは 2次ステーションがHRM の連鎖を受信するようマイクロ制御器を整えることに関 する。ブロック88は HRMデータを記憶することに関する。ブロック90はデータを 記憶することが終了したかどうかのチェックに関する。それが「ノー」(N)なら フローチャートはブロック88に戻るが、「イエス」(Y)ならフローチャートはブ ロック92に進み、これは次の同期符号語に備えて2次ステーションが自分をリセ ットすることに関する。 ブロック90の「イエス」(Y)側から分かれたフローチャートの枝はブロック94 に進み、これはHRMでのデータの読み出し及び等化に関するもので、次にブロッ ク96に進み、これは HRMの復号に関する。その後でフローチャートはブロック68 に進み、其処で復号されたHRM が記憶される。 このフローチャートが、POCSAGメッセージ無線呼び出し機として、及びHRMsを 受信する端局として、動作できる2次ステーションに関するものである、という ことを強調して置く。しかし、この2次ステーションは選択的呼び出しシステム 中で動作するよう構築してもよいのであって、その選択的呼び出しシステムでは 、一般的には図4に記載のメッセージフォーマットを使ってテレスクリプト・メ ッセージのみが送出され、その場合には、上記フローチャートからブロック58な いしブロック66が除外されて、例えば登録、受信確認、チェックというような他 の動作が含まれる。更にまた、もし ISIが問題にならないならば等化も除外でき る。 以上説明した2次ステーションSSは低電力送信機46を含み、それにより受信確 認やメッセージ誤り報告の様な応答を任意の到達領域内の基地局に中継できる。 実際に送られる受信確認はマイクロ制御器24により生成され、それは単一パルス か、又は短い低ビットレートの信号であろう。100mS の時間長を持ち 300mWの出 力電力で送出された単一パルスの場合には、100mの到達領域を持つと推定される 。改良型として、直接シーケンス拡散スペクトル信号として、信号を送出するこ ともできる。そうするためには1つ又はそれ以上の直交疑似ランダム符号シーケ ンスが記憶部48に記憶される。マイクロ制御器24は、乗算器50に接続する記憶部 48からの符号シーケンスの読み出しを制御し、乗算器50では符号シーケンスにパ ルスが乗算される。 このシステムの1つの実施例では、48個の符号シーケンスがあり、それが各6 個の符号シーケンス8セットに配列されて、上述の例では、POCSAGバッチの各フ レームに対して1セットがある。この選択的呼び出しシステムの中の基地局及び 2次ステーションはすべて、8セットの符号シーケンスを記憶し、2次ステーシ ョンに割り当てられたアドレス符号語は、そのバッチの中にアドレス符号語が送 出され、そうすることにより信号に応答するとき2次ステーションによって用い られるであろうところの、バッチの中のフレームを指定する。各セットに6個の 符号シーケンスが割り当てられる理由は、簡単な応答は2次ステーションから基 地局を介してシステム制御器に送られることができるからである。実例によって 示せば、各セット内の符号シーケンスにはそれぞれ次のメッセージを割り当てる ことができる、すなわち: 符号シーケンス1 - 登録の目的のためのみの領域内2次ステーション 符号シーケンス2 - 最後のメッセージ受信 符号シーケンス3 - メッセージ読み出し 符号シーケンス4 - 答え「イエス」 符号シーケンス5 - 答え「ノー」 符号シーケンス6 - 最後のメッセージ再送。 運用上は、制御端局が2次ステーションに HRMを送ったとき、アドレスされた 2次ステーション内のマイクロ制御器は、もしそのメッセージが支障なく受信さ れ復号されていたならば、応答パルスに例えば符号シーケンス2を掛け算してそ の信号を送出する。制御端局は高レートのメッセージがどの2次ステーションに 送られたかを知っているから、次のメッセージを該2次ステーションに送出する 前に適切な時間が経過することを、プロトコルが許容するであろう。 拡散スペクトル信号方式を低帯域信号の伝送に使用する利点として、100 mSの 信号は10Hzの帯域幅を持ち、送信機や受信機内の水晶の安定性を100 Hzより良く することは考えられないので、そのような信号を検出するのは困難だからである 。無線呼び出しチャネルの幅、例えば25 kHzに、信号を拡散することは検出をた やすくする。また、2つ以上の2次ステーションがそれぞれの応答を同時に送出 しても、各応答が復元不能になる危険を避けることができる。 制御端局が、同じ2次ステーションに送るべき2つ以上の長いデータメッセー ジを持っている場合には、特に送信機46を設けていない2次ステーションに対し ては、次のような方策を採用することができる、すなわち:先ず最初の長いデー タメッセージを送出し、それから或る時間だけ待ち合わせる、その待ち合わせ時 間は該2次ステーションがその最初の長いデータメッセージを等化、復号、記憶 するのに必要な時間であって、制御端局はその期間の長さを知っている。その時 間の経過後に、2番目の長いデータメッセージを送出するのである。もし2次ス テーションが送信機46を設けているなら、該2次ステーションは受信確認パルス を送出することができ、それによって制御端局は、2番目の長いデータメッセー ジを送出できることを知るであろう。 2次ステーションが受信確認パルスを送出する能力を持つことは、それに符号 シーケンスを掛け算するか否かには関係なく、幾通りかのやり方で有益に利用で きる。先ず第1に、送出される信号を2次ステーションが受信できることの確認 、すなわち単にそれが到達領域内にいるだけではなく、2次ステーションのスイ ッチがオンになっている、と云うことの確認である。これを行うには、或る2次 ステーションに送る長いデータメッセージを持つ制御端局は、受信可能であるこ とを殆ど直ちに確認することを2次ステーションに要求する特別のRIC を先ず送 出する。それから後は上述の手順による。 2番目には、もし受信確認パルスを登録信号として利用できるならば、幾つか の便宜がそれにより可能となる。 例えば、もし制御端局が別々の2次ステーションに送らなければならない幾つ かの長いデータメッセージを持っているならば、該制御端局は、図7に示すRIC1 からRIC5までのようなアドレス符号語を、拡散スペクトル技術を用いて2次ステ ーションが何時応答すべきかを指定する表示と共に、送出するようにさせること ができる。図7に示すように、これらの応答は、拡散スペクトル信号技術を用い て送出される。受信確認/登録SS.REPが復元された後では、制御端局はどの2次 ステーションがスイッチ・オンになっているかを知る、例えばRIC1,RIC3,RIC4 がスイッチ・オンになっている、そこでRIC1MESS,RIC3MESS,RIC4MESSを順次送 出することができる。スイッチ・オンになっている各2次ステーションは、それ にアドレスされたデータメッセージを受信すると、受信機の電源を断にして、も しそれが適当ならば、該受信信号をオフラインで等化することができる。以上の 手順の一変形として、制御端局は、各スイッチ・オンになっている2次ステーシ ョンに対して、適切な徴候を送出することにより、その長いデータメッセージを 受信できるように、例えば同期パルスの生起等に関連して、その受信段に給電す る時点を命令することができる。 図8に示すもう1つの実例では、制御端局は、図8Aの登録シーケンス及びそれ に続く図8Bのメッセージ分配シーケンスを操作する。登録シーケンスはPOCSAGバ ッチフォーマットを使用して、各バッチは同期符号語Sで始まり、それに8個の フレームが続く。同期符号語Sは、アドレス符号語が例えば6.4 kb/Sで送出され ることを示すように選定され、それに応答してすべての給電されている2次ステ ーションはそれぞれ自分をそれに適合させる。最初のフレームF1では、制御端局 は8アドレス符号語のシーケンスを送出するように準備し、次にF2に対応する時 間帯で受信するように切り換えることを基地局に命令する。F2の間は、アドレス された2次ステーションは、もし給電されているならば、そしてもし必要なら制 御端局からの招請に応答して、その受信確認信号を、拡散スペクトル信号として 同時に送出するか、又はアドレス符号語の送出に対応するシーケンス中で送出す る。このサイクルはバッチ中の残りの3対のフレームで繰り返される。数個のバ ッチに亙ることのある登録シーケンスが完了すると、制御端局はメッセージ分配 シーケンスに移る、これは必ずしもPOCSAGフォーマットに一致する必要がなく、 同期符号語Sの送出で始まり、この同期符号語Sはアドレス符号語Aのデータレ ートの指定を持つばかりでなく、特別のメッセージ分配シーケンスがそれに続く という指定をも持つ。その後でアドレス符号語Aのパターン及び HRMの連鎖が、 すべてのHRM が送達され終わるまで続く。前に述べたように、アドレス符号語は HRMのデータレートの指定を含む。また、制御端局も同じ2次ステーションあて の2つのHRM の送出を別々に行って、最初のHRM を中間で等化することができる ようにする。受信確認や応答は、メッセージ分配シーケンスの終了後に送出する こともできる。 2次ステーションが登録されていない場合には、制御端局がメッセージを記憶 する。 受信確認パルスの使用についての更にもう1つの実例は、制御端局が或る特定 の2次ステーションに対し毎日平均して3つの長いデータメッセージを持つ、と 仮定するかどうかである。2次ステーションが行わなければならない送出の数を 減少させるために、例えば2番目の送出メッセージの受信確認が最初のメッセー ジへの応答を運ぶこともできるのであって、それは例えば予め定められた拡散ス ペクトル符号の選択によってなされる。応答の実例は前に掲げた通りである。 2次ステーションが、たまにしか長いメッセージを受信しない場合には、上述 のオプションは成り立たない。そのような場合には、送られて来た長いデータメ ッセージの受信を確認するよう求める要請を、基地局が無線呼び出し機に送出す ることを、制御端局が基地局に命令することができる。 例えば図9に示すようなシマルキャストでないセルラーシステムか、若しくは 各セルが事実上はシマルキャスト送信機のグループになっているセルラーシステ ムにおける2次ステーションの所在位置を見出す手段として、2次ステーション の生成する登録信号を用いることができる。図9を見ると、セルC1,C2,C3は便 宜上正六角形として描かれているが、その実際の形状は当該地理的領域の地形的 特徴により定まる。各セルは少なくとも1つの基地局BS1,BS2,BS3 をそれぞれ持 ち、それらは1つの単一周波数チャネルを使うか又はそれぞれ別の周波数を使っ て2次ステーションSSに対応するよう要求する。シマルキャストシステムでの単 一周波数セルラー方式の利点として、2次ステーションがそのセル内にいると一 旦確認されると、制御端局10は、ページング呼及びそれに続くメッセージの送出 を、そのセル内の基地局だけにしか命令する必要がない、ということがある。こ のことは、離れたセル内の基地局が、同じ単一周波数チャネルで別のメッセージ を別の2次ステーションに同時に送出する可能性を与える。同じ周波数チャネル を使って基地局が重畳伝送を行うことも、例えばタイムシェアリングを用いて可 能である。 図9で移動2次ステーションSSがどのセル内にいるかを確認するため、制御端 局10は、各基地局が順次2次ステーションのアドレス符号語を送出するようにさ せる。それは図10A に示す通りである。2次ステーションはアドレス符号語を受 信すると、それを登録する必要があるので低電力の応答を送出する。その応答は 前に説明したように単一パルスSSREP(図10B)を含む。BS1 からBS3 までの各基地 局は、2次ステーションのアドレス符号語を送出した後、受信に切り換えて予め 定められた時間以内に登録信号を受信することを期待する。もし登録信号が検出 されなければ2次ステーションはそのセル内には居ないものと結論する。しかし 、もし2次ステーションが2つ以上の重複する境界線の近くに居るならば、各基 地局にとってはそれぞれ登録信号を検出する可能性がある。そのような環境下で は、基地局が受信した信号の品質評価を制御端局10に提出して、制御端局はどれ が最良の信号かを判断若しくは決定して、最良の信号とされた基地局の所在する セルを、2次ステーションが其処に居るものと指定する。図10C は制御端局によ る決定及び登録REG を示す。 制御端局10にとっては、2次ステーションが其処に居たと以前に判っていたの はどのセルか、という過去の経験を使うことで、2次ステーションの所在位置の 探索動作を開始することもできる。システムオペレータは、2次ステーションの ユーザーが自分はそのセル内に居るに違いないと信ずるセルを選ぶように、該ユ ーザーに要求して、すべての所在位置探索をそのセルから開始してもよい。 1つ1つのセルの探索の代わりに、広域放送チャネル上で、又はメッセージ体 とインターリーブしたセルラー網を通して2次ステーションのアドレス符号語の 送出を行うこともできる、後者の場合には送出は各セルに届く。 いずれにしても2次ステーションの所在位置が一旦確認されたら、長いデータ メッセージの受信、及びもし適当なら、オフラインの等化が上述のやり方で実行 される。 図11は、制御端局10、及び陸線100 で制御端局10に結合する基地局BSの概略ブ ロック図を、完全を期するために説明する図である。それぞれの場合にプロセッ サ102 の制御の下で基地局送信機Txにより送出されるメッセージの受信用及び基 地局受信機Rxにより受信される2次ステーションからの応答の前方への送出用に 制御端局はPSTNに結合している。プロセッサは、マイクロコンピュータ104(及び 付随するプログラム),メッセージフォーマット化手段106,符号器/復号器108 を 含む。メッセージRAM 110 は基地局BSに送出しようとして待ち合わせ中のメッセ ージを記憶する。応答RAM 112 は受信機Rxを介して受信した応答を記憶する。プ ロセッサ102 には更に、全2次ステーションのRICsを記憶する記憶部114,すべて の疑似ランダム符号シーケンスを記憶する記憶部116,及び登録記録を保持する記 憶部118 が接続している。基地局の主要な部分は送受信機Tx/Rx であるが、受信 信号の強度を測定する手段を含んでいることもある。 図12は地理的領域120 の状況を説明する図であり、其処には人口の多い5つの センターがあり、これを便宜上都市A1ないし都市A5と名付け、それ以外の場所は 人口の少ない田園地帯で、これをBと名付ける。都市A1ないしA5の各々は、それ ぞれ自分の選択的呼び出しシステムを持ち、それらは1つの同じ周波数チャネル で運用されており、都市間の距離は相互に伝送妨害の生じない程に離れている。 田園地帯も都市と同じ周波数チャネルで運用されている選択的呼び出しシステム を持つ。都市及び田園地帯で必要とする種々のレベルの選択的呼び出しトラヒッ クを処理するために、都市A1ないしA5は5つの自立地域として取り扱い、その各 々の基地局は選択的呼び出し呼のシーケンスを1番目の時間周期の間に送出し、 田園地帯にある基地局は選択的呼び出し呼のバーストを、1番目の時間周期と交 互に置かれる2番目の時間周期の間に送出する。都市と田園地帯とを、このよう なやり方で重畳することにより、例えば次のことが可能になる、すなわち:各都 市にとっては、例えば6.4 kb/sで送出する選択的呼び出しと例えば30kb/sで送出 する長いデータメッセージとをインターリーブする必要のある高レートのメッセ ージモードを採用することができ、一方で田園地帯にとっては、例えば1200b/s POCSAG選択的呼び出し及びメッセージサービスを運用することができる。更にま た、このやり方で都市をグループ化して地域Bと交互に伝送を行うことにより、 システムの容量を3倍に増大させることができる。それは次の簡単な数式: 〔(都市数+田園地帯数)/2〕すなわち〔(5+1)/2〕=3 によって算出されるものである。 本発明は今までページングシステムとの関連で記述されて来たが、既存のペー ジングシステムとは独立の、専用パーソナル無線メールシステムにも本発明を応 用できる。 以上の開示を読んで当業者にはこれ以外の変形も明らかであろう。そのような 変形は、呼び出しシステム及びそれ用の受信機の設計、製造及び利用について既 知の特徴を含み、茲に既述の特徴に代わり若しくは付加して使用できる特徴を含 むことができよう。請求項はこれらの応用分野で特定の特徴の組合せという形を とっているが、本出願の開示の範囲は、茲に明瞭な形で又は陰伏的な形で開示さ れた任意の新しい特徴又は任意の新しいそれらの組合せ、またそれから派生する ものを、本出願の請求項に記載されていると否とに、また本発明がなしたのと同 様に技術的問題を解決すると否とに拘らず、含まれていると理解すべきである。 出願人は茲に本出願又はそれから導かれる他の出願の施行中に新しい請求項が以 上の特徴又はその組合せを規定することがあると注意を喚起しておく。工業的な適用分野 テレスクリプト用の高レートのメッセージ伝送システム。ページング及び高レ ートのメッセージの結合伝送システム。パーソナル無線メールシステム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユール アンドリュー トーマス イギリス国 サリー アールエイチ8 9 ピーティー オクステッド チャーチ レ イン オークリー コート 13 (72)発明者 シャープ アンソニー キース イギリス国 ケンブリッジ シービー1 5エイジー トレヴァーシャム ハイ ス トリート 75

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.制御器と、該制御器に結合する少なくとも1つの基地局と、少なくとも1つ の2次ステーションとを有して成る選択的呼び出しシステムであって、 上記単数又は複数の基地局の各々は送信機を含み、 上記制御器は、2次ステーションのアドレス信号より高いビットレートでデ ータメッセージ信号を符号化する手段を持ち、 上記2次ステーションは、信号受信手段と;該信号受信手段に結合する復号 手段と;アドレス符号語を当該2次ステーション宛と確認したのに応答して、高 い方のビットレートのメッセージ信号を受信するように該2次ステーションを適 合させる制御手段と;を持つ ことを特徴とする選択的呼び出しシステム。 2.請求項1に記載の選択的呼び出しシステムにおいて、上記制御器は、2次ス テーションを識別するアドレス符号語を伴う高い方のビットレートのメッセージ 信号を連鎖させる手段で、且つ高い方のビットレートの信号連鎖のデータレート の表示をアドレス符号語が含むようにさせる手段を持つことを特徴とする選択的 呼び出しシステム。 3.請求項2に記載の選択的呼び出しシステムにおいて、データメッセージのフ ォーマットはアドレス符号語のフォーマットとは異なるものとすることを特徴と する選択的呼び出しシステム。 4.請求項1又は2に記載の選択的呼び出しシステムにおいて、 上記システムは同期システムであること、 上記制御器は送出されるべきパケットをフォーマット化し、該パケットはバ ッチ構造を持ち、各バッチは同期符号語及び予め定められた数のフレームから成 ること、 上記2次ステーションには予め定められたフレームが割り当てられているこ と、 上記制御器は、各バッチに対してアドレス符号語のデータレートを少なくと も表示する同期符号語を選定すること、及び 上記2次ステーションは、上記同期符号語に応答して、バッチの予め定めら れたフレームで送られて来るであろうアドレス符号語を受信する準備を該2次ス テーションが整えるための手段を持つこと を特徴とする選択的呼び出しシステム。 5.請求項1ないし4のうちのいずれか1項に記載の選択的呼び出しシステムに おいて、上記2次ステーションは、上記高い方のビットレートのメッセージ信号 を、リアルタイムにではなく等化するための手段を持つことを特徴とする選択的 呼び出しシステム。 6.請求項5に記載の選択的呼び出しシステムにおいて、上記2次ステーション は、高い方のビットレートのメッセージ信号の終了を判定する手段と、該高い方 のビットレートのメッセージ信号の終了に応じて等化を開始するための手段と、 を持つことを特徴とする選択的呼び出しシステム。 7.請求項1ないし6のうちのいずれか1項に記載の選択的呼び出しシステムに おいて、 上記2次ステーションは、送信機手段と、応答信号を生成する手段とを更に 含むこと、及び 上記単数又は複数の基地局の各々は、受信機を更に含むこと を特徴とする選択的呼び出しシステム。 8.請求項7に記載の選択的呼び出しシステムにおいて、 上記2次ステーションは、符号シーケンスを生成し且つ上記応答信号を該符 号シーケンスに乗算するための手段を持ち、その積は拡散スペクトル信号として 送出されること、及び 上記単数又は複数の基地局の各々の中の上記受信機は、上記符号シーケンス を生成し且つ上記拡散スペクトル信号に上記生成された符号シーケンスを乗算す るための手段を持つこと を特徴とする選択的呼び出しシステム。 9.請求項8に記載の選択的呼び出しシステムにおいて、地理的に分布している セルを領域として規定する複数の基地局が存在し、それらの基地局の信号送出 は、単一の伝送チャネル上に重畳されることを特徴とする選択的呼び出しシステ ム。 10.請求項9に記載の選択的呼び出しシステムにおいて、 各基地局は受信機を持つこと、 上記制御器は、各基地局に、2次ステーションのアドレス信号を順次送出さ せるための手段を持つこと、 上記2次ステーションは自分のアドレスを検出したのに応答して応答信号を 送出すること、及び 上記制御器は、上記応答信号を受信する基地局のセル内に上記2次ステーシ ョンが存在するものとして、該2次ステーションを登録すること を特徴とする選択的呼び出しシステム。 11.請求項9又は10に記載の選択的呼び出しシステムにおいて、上記制御器は、 順位の優先する上記2次ステーションのセル登録を記憶するための手段を持つこ とを特徴とする選択的呼び出しシステム。 12.請求項9,10又は11に記載の選択的呼び出しシステムにおいて、上記制御器 は、1つの2次ステーションに関するセルの所在位置の経歴情報を記憶する手段 と、選択的呼び出し受信機用の探索パターンを定めるのに該セルの所在位置の経 歴情報を利用する手段と、を持つことを特徴とする選択的呼び出しシステム。 13.請求項1に記載の選択的呼び出しシステムで使用する2次ステーションであ って、該2次ステーションは、信号受信手段と;該信号受信手段に結合する復号 手段と;或るアドレス符号語を当該2次ステーション宛と確認したのに応答して 、基地局により送出された高い方のビットレートのメッセージ信号を受信するよ うに該2次ステーションを適合させる制御手段と;を持つことを特徴とする2次 ステーション。 14.請求項13に記載の2次ステーションにおいて、上記制御手段は、高い方のビ ットレートのメッセージ信号を受信したのに応答して、該メッセージ信号がリア ルタイムにではなく等化されるようにさせる手段を持つことを特徴とする2次ス テーション。 15.請求項14に記載の2次ステーションにおいて、高い方のビットレートのメッ セージ信号の終了を判定し、且つ上記制御手段がデータメッセージ信号の等化を 開始するようにさせる手段を持つことを特徴とする2次ステーション。 16.請求項13,14又は15に記載の2次ステーションにおいて、上記制御手段は、 同期符号語中の徴候に応答して、アドレス符号語を受信できるようにするために 、該2次ステーションを再構築する手段を持つことを特徴とする2次ステーショ ン。 17.請求項16に記載の2次ステーションにおいて、上記再構築する手段は、アド レス符号語中の徴候に応答してデータメッセージを受信できるように該2次ステ ーションを適合させることを特徴とする2次ステーション。 18.請求項13ないし17のうちのいずれか1項に記載の2次ステーションにおいて 、上記制御手段は高い方のビットレートのメッセージ信号を受信するのに応答し て応答信号を生成する手段を持つこと、及び、応答信号を送出するために送出手 段が上記制御手段に結合していることを特徴とする2次ステーション。 19.請求項18に記載の2次ステーションにおいて、複数の拡散スペクトル符号の シーケンスを記憶する手段を持ち、上記制御手段は応答を送出するのに使うため に各複数の符号シーケンスのうちの1つを選定する手段を含むことを特徴とする 2次ステーション。 20.制御器と、少なくとも1つの基地局と、少なくとも1つの2次ステーション とを有して成る選択的呼び出しシステムであって、 上記単数又は複数の基地局の各々は送信機と受信機とを含み、 上記制御器は、上記単数又は複数の基地局の各々を介して、高い方のビット レートのメッセージ信号を送出する手段を持ち、 上記少なくとも1つの2次ステーションは、信号受信手段と;上記少なくと も1つの2次ステーションにアドレスされたメッセージ信号を復号するための手 段と;復号されたメッセージ信号を記憶するための手段と;送信手段と;受信し たメッセージ信号に対する応答としての可能性のある予め定められた応答をそれ ぞれ表す複数の符号シーケンスを記憶するための手段と;上記送信手段によって 送出されるべき上記複数の符号シーケンスのうちの1つを選定するた めの手段と;を持ち、また 上記制御器は、受信した信号中の符号シーケンスを識別し、それによって2 次ステーションからの応答を識別するための手段を持つ ことを特徴とする選択的呼び出しシステム。 21.請求項20に記載の選択的呼び出しシステムにおいて、 上記制御器は、それぞれの2次ステーションに関して、該2次ステーション が何時応答すべきかの指定と共に送出されるべきアドレス符号語のシーケンスを 準備して置く手段を持つこと、及び 上記制御器は、アドレスされた2次ステーションのうちのどれが能動的であ るかを、応答から判定し、それに応じて高い方のビットレートのメッセージ信号 を拡散スペクトル信号として、それらの能動的アドレスされた2次ステーション に送出する手段を持つこと を特徴とする選択的呼び出しシステム。 22.請求項21に記載の選択的呼び出しシステムにおいて、上記制御器は、それぞ れの高い方のビットレートのメッセージ信号のシーケンスの順番を整え且つその 経過時間を測定する手段と;2次ステーションの各々が自分の高い方のビットレ ートのメッセージ信号を、時間に関して、何時受信すると期待すべきかを示す徴 候を、高い方のビットレートのメッセージ信号をそれらに向かって送ろうとして いる2次ステーションに送出するようにさせる手段と;を持つことを特徴とする 選択的呼び出しシステム。 23.その各々が送受信手段を持つ少なくとも1つの基地局と、送受信手段を持つ 少なくとも1つの2次ステーションと、を有して成る選択的呼び出しシステムで あって、上記基地局は、登録招請信号を生成し且つ該招請信号を送出するための 手段を持ち、また上記少なくとも1つの2次ステーションは、招請信号を受信し たことに応答して登録信号を生成し且つ該登録信号を送出するための手段を持つ ことを特徴とする選択的呼び出しシステム。 24.請求項23に記載の選択的呼び出しシステムにおいて、上記少なくとも1つの 2次ステーションは、上記登録信号を拡散スペクトル信号として送出し、また各 基地局は該拡散スペクトル信号を受信し且つ上記登録信号を復元するための 手段を持つことを特徴とする選択的呼び出しシステム。 25.請求項23又は24に記載の選択的呼び出しシステムにおいて、各基地局に結合 して、該基地局が上記登録招請信号をグループで送出するようにさせるための制 御手段を持つことを特徴とする選択的呼び出しシステム。 26.請求項25に記載の選択的呼び出しシステムにおいて、1つの基地局又は複数 の基地局が予め定められたそれぞれの地理的領域をカバーし、上記登録招請信号 は1つの領域ごとに送出されることを特徴とする選択的呼び出しシステム。
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