JPH09510533A - ウェイトを運ぶための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は荷重、特にカメラを第１の肩で運ぶための装置に関する。装置はヒップベルト（３）と、このヒップベルトの後部から上方に伸びる支持ビーム（１）と、支持ビームに回動可能に配置されているとともに該支持ビームの上部から外方に伸びる張り出し棒（２）、および荷重に接続するための張り出し棒の自由端から伸びる初荷重が荷され伸張可能なコード（１１）又はリボンによって構成されている。発明はショルダストラップ（４）がヒップベルト（３）から携帯者の他の肩にわたって支持ビーム（１）まで伸びるとともにコードが張り出し棒の内側を走る、ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 ウェイトを運ぶための装置 技術分野 本発明は、荷重特にカメラを第１の肩に運ぶための装置に関する。このタイプ の装置は、ヒップベルト、ヒップベルトの後方から上方に伸びる支持ビーム、支 持ビームの上部から外に伸びるように回動可能に配置された張り出し棒、および 初荷重され、荷重に接続するための張り出し棒の自由端から伸びる、引張可能な コード又はリボン、によって構成されている。 背景技術 現代の人は、通常は、もはや最高の肉体的な条件にあるものではない。筋肉の 通常の訓練と生存のための前世代の闘争の結合はもはや適用できるものではない 。現代の道具は人間工学的に設計されているとは限らない。肩にＴＶカメラをか かえている撮影者を例にあげる。一つの肩でカメラを運ぶと背景に不平衡な荷重 がかかる。公知の装置（ＳＵＡ１５２５６６５参照）はハンドカメラを持つため の装置を示す。しかしながら、この装置は、ショルダストラップの頂上に使用で きないので、少なくともかなりの設計変更なくしては、ショルダカメラを使用す る撮影者によって使用することが出来ない。この装置は、不器用で、重く、かつ 安定性と重量配分に欠けるものである。 発明の概要 本発明は、上述の問題と、関連する問題を解決することを目的とする。本発明 は、ショルダストラップがヒップベルトから携帯者の肩にわたって支持ビームま で伸びるとともに、コードが張り出し棒の内側を走ることを特徴とする。かくし て、コードが装置の内部で運ばれるので、体に密着する安定したバランスのとれ た装置が得られる。 好ましい実施例においては、力吸収バネが支持ビームに配置されているととも に、このバネはコードに接続されており、コードにおける前記初荷重が達成され る。 発明によれば、ただ一つのショルダストラップの使用が可能である。唯一の目 的は支持ビームを垂直位置に保持し、かつヒップの荷重を取り除くものではない 。 図面の簡単な説明 添付図面、第１図は、本発明を示す。 好ましい実施例 装置はただ一人のひとによって運ばれるように設計されている。回動可能な板 は、もちろん、ヒップベルトからの重みを和らげるために、装置の底に設けられ ている。 回動可能な板は回転する。 第１図は、回動可能な張り出し棒（２）を備えた支持ビーム（１） を有する搬送装置を示す。搬送装置は、荷重吸収搬送ベルト（３）と、ショルダ ストラップ（４）と、クッション（５）を垂直方向に置き換え可能なアタッチメ ント（６）を含んでいる。搬送装置は、もちろん、搬送ベルトが固定されている 置き換え可能なアタッチメント（７）を含んでいる。 （８）は支持ビーム（１）のための回動可能な端部支持部である。張り出し棒 （２）を通して、支持ビーム（１）に回動可能にジャーナルされ、重量吸収コー ド又はリボン（１１）を走り、コード／リボン用の２つのジャーナルプーリ（９ ）を通過するアタッチメント手段（１０）はコード／リボンの端部に位置し、搬 送されるべき対象物が固定されている。コード／リボンの他端は、支持ビームに 配置された力吸収バネに固定されている。バネとしてはガススプリング又はスチ ールスプリングの何れでもよい。 重り、例えばＴＶカメラはコードに取り付けられたフック（１０）に固定され る。バッククッション（５）は支持ビーム（１）上で動くことが出来る。支持ビ ームが人に装着される時、オペレータは、フックに荷重がかかっているか又はい ないかに拘わらず、自由に動くことができる。重みは支持ベルト（３）に移され る。フック（１０）がバネからかなりのテンション荷重を受ける時、重り例えば ＴＶカメラを容易に下げたり上げたりすることが出来る。 発明は、添付された請求の範囲の範囲内で、種々の変形が可能である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ヒップベルトと、このヒップベルトの後部から上方に伸びる支持ビームと、 支持ビームに回動可能に配置されているとともに該支持ビームの上部から外方に 伸びる張り出し棒、および荷重に接続するための張り出し棒の自由端から伸びる 初荷重が荷され伸張可能なコード又はリボンによって構成され、第１の肩で荷重 特にカメラを運ぶための装置において、ショルダストラップがヒップベルトから 携帯者の他の肩にわたって支持ビームまで伸びるとともにコードが張り出し棒の 内側を走る、ことを特徴とする装置。 ２．力吸収バネが、支持ビームに配設され、かつコードにおける前記初荷重を達 成するためにコードに接続されていることを特徴とする、特許請求の範囲第１項 に記載の装置。 ３．回動可能な支持部材が支持ビームの下部自由端に配設され、支持部材が反対 の面に適用される時ヒップベルトからの重みを和らげることを特徴とする、前出 の特許請求の範囲のいずれかに記載の装置。 ４．ヒップベルトが支持ビームに置き換え可能に固定されていることを特徴とす る、前出の特許請求の範囲のいずれかに記載の装置。 ５．ショルダストラップが支持ビームに置き換え可能に固定されて いることを特徴とする、前出の特許請求の範囲のいずれかに記載の装置。 ６．クッションがショルダストラップにおいて支持ビームに配設されていること を特徴とする、特許請求の範囲第４又は５項に記載の装置。 ７．コードが、力吸収バネから第１のプーリにわたって支持ビームの内側を走る とともに、張り出し棒を介して第２のプーリにわたってカメラまで走ることを特 徴とする、前出の特許請求の範囲のいずれかに記載の装置。