JPH09508689A - エンジン - Google Patents

エンジン

Info

Publication number
JPH09508689A
JPH09508689A JP7521078A JP52107895A JPH09508689A JP H09508689 A JPH09508689 A JP H09508689A JP 7521078 A JP7521078 A JP 7521078A JP 52107895 A JP52107895 A JP 52107895A JP H09508689 A JPH09508689 A JP H09508689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
secondary fuel
engine
air
combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7521078A
Other languages
English (en)
Inventor
ヘッドレイ,ロナルド,ジョージ,アルフォンソ
Original Assignee
ヘッドレイ,ロナルド,ジョージ,アルフォンソ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヘッドレイ,ロナルド,ジョージ,アルフォンソ filed Critical ヘッドレイ,ロナルド,ジョージ,アルフォンソ
Publication of JPH09508689A publication Critical patent/JPH09508689A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M25/00Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M31/00Apparatus for thermally treating combustion-air, fuel, or fuel-air mixture
    • F02M31/02Apparatus for thermally treating combustion-air, fuel, or fuel-air mixture for heating
    • F02M31/16Other apparatus for heating fuel
    • F02M31/18Other apparatus for heating fuel to vaporise fuel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 エンジン、例えば内燃機関(10)は燃料および空気が動力を発生するために点火される少なくとも1つの燃焼室(11〜14)、一次燃料を燃焼室(11〜14)へ供給するための供給手段(19,16)、燃焼室(11〜14)へ空気を供給しかつ空気が燃焼室(11〜14)へ入る前にそれを通って流れる供給導管(15)を包含する空気供給手段(15〜17)、二次空気を燃焼室へ供給するための装置(25)からなり、該装置(25)は(a)二次燃料が液体状態においてその中に貯蔵される室(30)、および(b)液体燃料が前記室(30)から流れることができる加熱装置(35)を有するハウジング(26)からなり、前記加熱装置(35)が二次燃料を少なくともその蒸発をかつ好ましくはその分解を生じるのに十分に加熱すべくなされており、そして前記ハウジング(26)が二次燃料が蒸気において通過し得る出口手段(46)を有しかつ二次燃料が燃焼室(11〜14)に向かってそれに沿って流れる通路手段がある。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 エンジン 発明の詳細な説明 〔発明の技術分野〕 本発明は、エンジンかつとくに、排他的ではなく、本発明が所望ならば静止種 類の内燃機関または他の種類のエンジンに適用され得るけれども、自動車または 貨物車のごとき車両用の内燃機関に関する。 〔発明の背景〕 イギリス国特許第2169654号には鉱油からなる二次燃料が蒸発させられ かつエンジン内での燃焼の効率を改善するためにエンジンに供給される内燃機関 が開示されている。記載された装置は鉱油を収容するタンク、および二次燃料が 重力によりそれに流れるかまたは汲み上げられる独立の加熱装置、および蒸発さ せられた鉱油が内燃機関に供給されるまで保持されるトラツプからなる。 かかる構造はタンクおよび独立の加熱装置により取られる空間、ならびに二次 燃料を利用するのに通常の内燃機関を変換するのに取られる時間により問題を有 することが認められた。 〔発明の概要〕 本発明によれば、我々は燃料および空気が動力を発生するために点火される少 なくとも1つの燃焼室、一次燃 料を燃焼室へ供給するための供給手段、燃焼室へ空気を供給しかつ空気が燃焼室 へ入る前にそれを通って流れる供給導管手段を包含する空気供給手段、二次空気 を燃焼室へ供給するための装置からなり、二次燃料が一次燃料と異なっており、 二次燃料を燃焼室へ供給する装置がその中に、 (a)二次燃料が液体状態においてその中に貯蔵される室、および (b)液体燃料がその中に前記室から流れることができる加熱装置を有するハ ウジングからなり、前記加熱装置が二次燃料を少なくともその蒸発を生じるのに 十分に加熱すべくなされており、そして 前記ハウジングが二次燃料が蒸気において通過し得る出口手段を有しかつ二次 燃料が燃焼室に向かってそれに沿って流れる通路手段があることを特徴とするエ ンジンを提供する。 本発明による装置は上記で例示された従来の装置の持つ技術的かつ大量生産的 問題を克服することが認められた。 二次燃料は好ましくは燃焼空気が該燃焼空気と二次燃料がともに燃焼室へ通過 するように該燃焼室へ入る前にそれを通過する導管手段に供給される。 本発明は、火花点火またはジーゼル型の、被駆動部分が空気および燃料の燃焼 の結果として動かされる内燃機関に適用され得る。エンジンが火花点火型からな る場合 に燃焼空気はキヤブレータ内で導管の上流で燃料と混合されることができるか、 または一次燃料が燃焼室へ直接注入される。 エンジンがキヤブレータを有する場合に、二次燃料は燃焼室へ一次燃料および 燃焼空気混合物とともに通過し得る。 代替的に、一次燃料が燃焼室に注入される場合に、二次燃料は燃焼室へ一次燃 料とともにまたはそれとは別個に注入され得る。 二次燃料が燃焼空気が燃焼室へ入る前に通過する導管手段に供給される場合に 、導管手段内の空気は所望ならば少なくとも部分的に圧縮されるか、または大気 圧にすることができる。前者の場合において、二次燃料は導管手段へ明確に注入 される必要があり、また後者の場合において、二次燃料は導管手段に注入される か、または、所望されるように、空気の流れによつてその中に誘導されることが できる。 後者の場合において、導管手段へ導入される二次燃料の量が計量され得る。 二次燃料が例えば鉱油、例えば高い比率の分岐鎖の異性体を含むパラフインの ごとき適切な高オクタン炭化水素燃料からなる場合に、エンジンの効率が通常の エンジンに比して著しく増加されることが認められた。順番に、効率のこの増加 は煙、粒子、一酸化炭素、炭化水素および窒素酸化物のごとき有害な排ガス放出 の発生を著しく 減少する。内燃機関に適用されかつ例えば触媒コンバータ、またはエンジンから の排ガス放出を浄化するための他の手段と組み合わされる場合に、大気へ通され る放出は結局事実上無害にされ得る。 ハウジングはどのような所望の形状からなっても良いが、好ましくは、筒状側 壁および頂部および底部閉止板からなる、実質上筒状である。かくして、シリン ダの長手方向軸線は所望されるように使用時実質上直立して、または略水平に延 びることができる。 室が空間が液体の上方に設けられて蒸気状態の二次燃料がその中に出口手段を 介してハウジングから出る前に加熱装置から出るように液体二次燃料で充填され 得る度合いを制限するための手段が設けられ得る。 加熱装置はどのような所望の形状からなつても良いが好ましくは略筒状にし得 る被覆内に収容される。被覆は所望されるようにハウジングの好都合などこにで も設けられ得るが、好ましくはそれと略同中心である。 加熱装置は液体二次燃料がその中にハウジングの室からる出る熱交換器であつ ても良く、そして加熱装置は二次燃料がその中で加熱されるように熱交換器に熱 を供給するための加熱手段を含む。 熱交換器は好ましくは室内の液体二次燃料から絶縁される。例えば鉱物および /またはセラミツク絶縁が被覆と熱交換器との間に設けられ得る。所望ならば、 熱交換器に通る前に、二次燃料は、液体状態において、燃料が 予備加熱されるように加熱装置を取り囲んでいるジヤケツトに通すこともできる 。 熱交換器は好都合には、例えばステンレス鋼または真鍮から作られるコイルか らなり、そして加熱手段が直立している場合に、二次燃料は加熱手段の底部端に 向かってコイルに流入することができ、かつそれが加熱されるまでコイル内に上 方に流れる。 1つの装置において、加熱手段は、例えば、管内に収容される、電気加熱素子 からなり、そしてコイルまたは他の熱交換器は管のまわりに設けられ得る。 例えばサーモスタツト、サーミスタ、熱電対または正抵抗熱電対(PRT)セ ンサからなる温度感知手段が二次燃料が加熱手段によりそれに加熱される温度を 感知し、かつ加熱手段の熱効果を制御する遠隔制御手段へ信号を供給するのに設 けられ得る。 他の装置において、電気加熱素子に代えて、他の種類の加熱手段が設けられる ことができる。例えば、内燃機関によつて発生される熱は二次燃料を加熱するの に利用され得る。熱い排ガスが加熱装置に供給されかつその熱が二次燃料と熱交 換器内で交換されることができるように考えられる。 この後者の場合に、好ましくは制御手段が設けられ、該制御手段は排ガスの量 かつそれゆえ、加熱装置に供給される、内燃機関によつて発生されるその熱を制 御するための弁手段を包含する。 各場合において、制御手段は二次燃料が加熱される温度を310°Cないし4 50°Cの範囲の温度に維持するがいずれの場合においても好ましくは600° C以下に、したがつて炭化水素を基礎にした二次燃料を分解するようになされ得 る。 本発明によるエンジンの二次燃料装置の代表的なハウジングは好ましくは外部 で長さ6インチ以下であり、かつ好ましくは直径3インチ以下であり、そしてし たがつ約0.7リツトルの最大量を有する。 好ましくは、かかる小さい寸法の二次燃料装置によつて供給され得るより大量 の二次燃料を必要とするより大きなエンジンに関して、装置の寸法を拡大するよ りむしろ、好ましくは複数のより小さい寸法のかかる装置が設けられることがで き、各々、例えば、共通の蒸気容器を介して、エンジンの1または複数の燃焼室 へ蒸気状態において二次燃料を供給する。 代替的に、大容量のエンジンに関して、複数の小さい寸法の二次燃料装置が各 々エンジンへ蒸気状態において二次燃料を個々に付与し得る。 本発明を次に添付図面に関連して説明する。 図面の簡単な説明 第1図は本発明による内燃機関の概略図、 第2図は第1図のエンジンに使用する二次燃料装置の側面断面図、 第3図は第2図の装置の平面図、 第4図は第2図の矢印IV−IVの断面図である。 〔発明を実施するための最良の形態〕 まず第1図を参照して、内燃機関(エンジン)10はこの例においては、各々 圧縮下の燃料/空気混合物の点火に応答してそのそれぞれの燃焼室内で往復動す るピストンを含む4つの燃焼室11,12,13および14からなる。 空気はそれぞれの燃焼室11〜14の各々へ空気入口マニホールド15を介し て供給され、該マニホールドへ空気がこの例において順次空気が空気フイルタ1 7を介して大気からそれに供給されるキヤブレータ16に供給される。 一次燃料はタンク18中に貯蔵されかつポンプ19を介して従来公知であるよ うなキヤブレータ16に汲み上げられ、そして燃料と空気が空気燃料蒸気混合物 が入口マニホールド15へ供給されるようにキヤブレータ16内で共に混合され る。 代替の装置において、キヤブレータ16が設けられない場合に、タンク18か らの燃料はそれぞれ符号21,22,23および24で示される適宜な噴射器を 介して、適切なときに燃焼室11〜14の各々に直接注入され得る。 本発明によれば、二次燃料装置25は二次燃料を燃焼室11〜14へ供給し、 かつその中の一次燃料の燃焼の効率を高めるために設けられる。 次に第2図ないし第4図を参照して、二次燃料装置25は略筒滋養の側壁27 、頂部板28および底部板29を有するハウジング26からなり、使用中ハウジ ング26は実質上直立方向に配置されている。所望ならば、装置25は代替的に ハウジングが略水平方向に、または他のいずれの適宜な方向にあるように配置さ れ得る。 ハウジング26はかくしてその中に、二次燃料を収容する室30を備える。二 次燃料30は頂部板28を通って延びる充填孔31を介して、または側方充填孔 32を介して室30に導入されることができる。 ハウジング26内に同心的に配置されて、好都合にはステンレス鋼等からなり 、かつその中に加熱手段37を収容する外方被覆36からなる加熱装置35が設 けられる。第2図に示された例において、加熱手段37は電気抵抗加熱素子から なり、素子用電気リード線は符号39および40で示されて、底部板29の開口 を通ってハウジング26から外に延びかつ制御手段へ延びる。 加熱素子37を取り囲んで、ステンレス鋼または真鍮から作られるコイルから なる熱交換器42がある。 二次燃料は、重力により、加熱手段35の底部端に向かって位置43において 室30からコイル42に通すことができ、かつ加熱手段37によつて加熱される ときコイルを通って上方に流れる。燃料は少なくとも蒸発させられかつ室30内 の二次燃料の最大充填レベルの上方に設けられた空間45に位置44においてコ イル42から 外に出る。滋養は津されない幾らかの燃料が位置44においてコイル42から外 に出ることができることが可能であるため、跳ね返し板45がかかるどのような 液体燃料も該板45に衝突しかつ室30に向かって下方に落ち込むように設けら れる。蒸気状態の二次燃料はしかしながら内燃機関12の入口マニホールド15 へ適宜な配管作業または配管(図示せず)を介して接続される出口46を経てハ ウジング26から出ることができる。好適な実施例において、ハウジング26は 、その排気マニホールドのごとき、エンジンの熱い部分と熱接触にあり、その結 果室30中の二次燃料が暖められる。 加熱手段35の被覆36とコイル42との間には、鉱物および/またはセラミ ツク絶縁がコイル42から室30内に収容された液体二次燃料への熱損失の量を 制限するために符号47で示されるように設けられる。絶縁47は、セラミツク の場合に、例えば鋳造ブロツク、またはセラミツクビーズからなつても良い。 代替的に、または追加的に、ジヤケツトが、例えば、第2の同中心被覆によつ て、コイル42のまわりに設けられることができ、そして二次燃料は該二次燃料 がジヤケツト内で予備加熱されるように、コイル42に通る前にジヤケツト内に 液体状態において流れるように抑えられ得る。 各場合において、コイル42と被覆36との間には、この例において熱電対か らなる温度感知手段48が設け られ、符号50で示される電気リード線が熱電対48から、ハウジング26の底 部板29の適宜な開口を通って遠隔制御手段に延在する。 使用において、エンジン10が運転しているとき、電流はコイル42中の二次 燃料が310°C以上、かつ600°C以下、好ましくは450°Cの温度に加 熱されるように加熱装置35の加熱素子37に供給される。コイル42中の二次 燃料はかくしてブタン、ブタレン等のごとき他の炭化水素ガスとともに、メタン 、エチレン、およびプロピレンを含有する蒸気が発生されるように分解される。 二次燃料の1つの適切な種類はパラフインであるが、他の鉱油または同様に処理 された植物油またはこれらの混合物が所望ならば使用され得る。各場合において 、室30中の二次燃料はタンク18中の一次燃料とは異なり、かつ好ましくはよ り大きなオクタン価からなる。 したがつて一次燃料が燃焼室11〜14中で燃焼される効率が高められかつこ れは有害な排ガス放出の発生を減少する効果を有する。 第2図ないし第4図に示される装置において、装置25は約4インチの全体長 さ、および約2インチの直径を有し、そのようにすると室30の最大容量は1/ 4リツトル以下である。それゆえ装置25は例えば内燃機関10が設けられ得る 自動車のエンジン仕切り室中に顕著な空間を取らない。 被覆36と熱交換器42との間に十分に有効な絶縁47を設けかつコイル42 が自由分に高い伝導性の金属から作られることを保証することにより、電気加熱 素子37の電力消費は絶対的な最小に保持されることができる。試験において、 連続電気負荷は単に1.5アンペアで測定された。 所望ならば、装置は間欠的にのみ作動するように制御されることが可能である 。これはエンジンに供給される蒸気状態の二次燃料を発生するように記載された 装置25の使用が残りの作用を有する、すなわち上述された利益が二次燃料が1 または複数の燃焼室に供給されてないときも同様に一定時間継続することが認め られるため役に立つ。 種々の変更が本発明の範囲から逸脱することなく可能である。例えば、ハウジ ング26は記載された筒状形状からなる必要はなく、かつまたは加熱装置35が ハウジング26内に同中心的に筒状被覆36内に設けられる必要もない。代わり の形状のハウジング26および加熱装置35が設けられ得る。例えば、加熱装置 35はハウジング26の筒状側壁27に隣接して設けられることもできる。 ハウジング26がエンジン鋳造体の、または使用中熱くなるエンジンの他の部 分の一体部分として作られることが可能で、その結果室30中の二次燃料が室3 0内で暖められることが考えられる。 二次燃料がそれを通って加熱されながら流れる熱交換器がコイル42として上 記で説明されるけれども、他の適宜な形状の熱交換器が代わりに設けられ得る。 所望ならば、液体状態の二次燃料は室30の外部に貯蔵されかつ室30中の二 次燃料の充填レベルが一定に維持されるようにポンプによりまたは重力により室 30に供給され得る。 熱電対48に代えて、サーモスタツト、サーミスタまたはPRTセンサのごと き他のどのような温度感知手段も設けられ得る。 加熱素子37に代えて、内燃機関10により発生される熱は加熱装置35内の 二次燃料を加熱するのに利用されることができる。例えば、エンジンによつて発 生された熱い排気ガスの部分はその熱がコイル42または他の熱交換器内で二次 燃料に引き渡されるように加熱装置35に供給され得る。 各場合において、好ましくは制御手段が二次燃料がそれに加熱される温度を制 御するのに設けられる。 加熱手段が電気加熱素子37からなる場合に、制御手段は、温度センサ48が 最大温度を感知するとき加熱素子37への電流の供給を遮断するために、温度セ ンサ48によつて感知された温度に応答する、リレーまたは他の回路遮断器を含 むことができる。 例えば熱い排気ガスが加熱装置35に供給される場合に、制御手段は二次燃料 がそれに加熱される温度を順次 したがつて制御する加熱手段への排気ガスの流れを放出または制限するために開 放または閉止される弁手段を包含し得る。制御手段は、二次燃料を分解させるた めに適切な加熱を保証するために、加熱装置35に供給される液体二次燃料の量 を追加的にまたは代替的に制御することができる。 第2図〜第4図に関連して記載された装置25は、いわゆる2リツトルまでの 、合計エンジン容量を有する平均的な家族向けの大きさの自動車用に理想的に寸 法付けられる。貨物車等において産業的に使用されるエンジンのごとき、より大 きな容量のエンジンに関して、装置25の寸法は拡大されることができる。好ま しくはそれにも拘わらず、かかる装置25の複数のより小さい寸法がエンジンの 燃焼室に供給されるべき十分な量の分解された二次燃料を可能にするために設け られる。かかる複数の装置は各々、直接または蒸気の共通の容器を介して、エン ジンへ蒸気状態において二次燃料を付与することができる。 本発明は4つの燃焼室からなる内燃機関に関連して記載されたけれども、本発 明は、単一燃焼室から、例えば、単に12個の燃焼室の、あらゆる数の燃焼室を 有する内燃機関に適用され得る。 本発明は往復動するピストンがある燃焼室を有する内燃機関に関連して説明さ れたけれども、本発明はピストンまたは被駆動部分が回転し得るかまたは他の方 法で燃 焼室中の燃料/空気混合物の点火に応答して動き得るエンジンに適用されること ができる。本発明は同様にジエツトまたはロケツトエンジンに適用され得る。 第1図において記載された装置において、入口マニホールド15に供給される 空気は大気圧であるか、または大気に比して僅かだけ上昇された圧力であるが、 一方、所望ならば、空気はそのまたは適切な燃焼室に入る前に少なくとも部分的 に圧縮され得る。この後者の場合において、入口マニホールド15へ蒸気状態の 分解された二次燃料を汲み上げるために何らかの手段を設ける必要があるかも知 れない。 さらに他の装置において、入口マニホールド15へ蒸気状態の分解された二次 燃料を供給するのに代えて、これは一次燃料に沿ってエンジンの1または複数の 燃焼室に直接または一次燃料から別個に注入され得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.燃料および空気が動力を発生するために点火される少なくとも1つの燃焼 室(11〜14)、一次燃料を前記燃焼室(11〜14)へ供給するための供給 手段(19,16)、前記燃焼室(11〜14)へ空気を供給しかつ空気が前記 燃焼室(11〜14)へ入る前にそれを通って流れる供給導管手段(15)を包 含する空気供給手段(15〜17)、二次空気を前記燃焼室へ供給するための装 置(25)からなり、二次燃料が一次燃料と異なっているエンジン(10)にお いて、二次燃料を前記燃焼室(11〜14)へ供給する前記装置(25)がその 中に、 (a)二次燃料が液体状態においてその中に貯蔵される室(30)、およ び (b)液体燃料がその中に前記室(30)から流れることができる加熱装置( 35)を有するハウジング(26)からなり、前記加熱装置が二次燃料を少なく ともその蒸発を生じるのに十分に加熱すべくなされており、そして 前記ハウジング(26)が二次燃料が蒸気において通過し得る出口手段(46 )を有しかつ二次燃料が前記燃焼室(11〜14)に向かってそれに沿って流れ る通路手段があることを特徴とするエンジン(10)。 2.前記エンジン(10)が被駆動部分が空気および燃料の燃焼の結果として 動かされる内燃機関であり、そ して二次燃料は燃焼空気が該燃焼空気と二次燃料がともに前記燃焼室(11〜1 4)へ通過するように該燃焼室(11〜14)へ入る前にそれを通過する導管手 段(15)に供給されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のエンジン( 10)。 3.前記エンジン(10)が火花点火型からなりそして燃焼空気はキヤブレー タ(16)内で前記導管手段(15)の上流で燃料と混合されそして二次燃料は 前記燃焼室(11〜14)へ一次燃料および燃焼空気混合物とともに通過するこ とを特徴とする請求の範囲第2項に記載のエンジン(10)。 4.前記エンジン(10)が一次燃料が前記燃焼室(11〜14)に注入され る型からなることを特徴とする請求の範囲第2項に記載のエンジン(10)。 5.二次燃料は明確に前記導管手段(15)に注入されるかまたは空気の流れ によつてその中に導入されそして前記導管手段(10)に導入される二次燃料の 量が計量されることを特徴とする請求の範囲第2項ないし第4項のいずれか1項 に記載のエンジン(10)。 6.前記二次燃料が高い比率の分岐鎖の異性体を含む高オクタン炭化水素を基 礎にした燃料からなることを特徴とする請求の範囲の前項いずれか1項に記載の エンジン(10)。 7.前記ハウジング(26)は筒状側壁(27)および頂部および底部閉止板 (28,29)からなる、実質 上筒状でありそして前記室(30)が空間が液体の上方に設けられて蒸気状態の 二次燃料がその中に出口手段(46)を介して前記ハウジング(26)から出る 前に加熱装置(35)から出るように液体二次燃料で充填され得る度合いを制限 するための手段が設けられることを特徴とする請求の範囲の前項いずれか1項に 記載のエンジン(10)。 8.前記加熱装置(35)は略筒状でかつ前記ハウジング(26)と略同中心 である被覆(36)内に収容され、前記加熱装置(35)は液体二次燃料がその 中に前記ハウジング(26)の前記室(30)から出る熱交換器(42)および 二次燃料がその中で加熱されるように前記熱交換器(42)に熱を供給するため の加熱手段(37)からなり、そして前記熱交換器(42)は前記被覆(36) と前記熱交換器(42)との間に設けられおよび/または前記熱交換器(42) に入る前に絶縁(47)によつて前記室(30)内の液体二次燃料から絶縁され 、二次燃料は、液体状態において、燃料が予備加熱されるように前記加熱装置( 35)を取り囲んでいるジヤケツトに通すことを特徴とする請求の範囲前項いず れか1項に記載のエンジン(10)。 9.前記加熱手段は電気加熱素子(37)からなりそして温度感知手段(48 )が二次燃料が前記加熱手段(37)によりそれに加熱される温度を感知し、か つ前記加熱手段(37)の加熱効果を制御する遠隔制御手段 へ信号を供給するのに設けられることを特徴とする請求の範囲第8項に記載のエ ンジン(10)。 10.前記内燃機関(10)によつて発生される熱が二次燃料を加熱するのに 利用され、熱い排気ガスが前記加熱装置(35)に供給されかつその熱が二次燃 料により前記熱交換器(42)において交換され、そして制御手段が設けられ、 該制御手段は排気ガスの量かつそれゆえ前記加熱装置(35)に供給される、前 記内燃機関(10)によつて発生されたその熱を制御するための弁手段を包含し 、前記制御手段が二次燃料が加熱される温度を、炭化水素を基礎にした二次燃料 を分解するために310°Cないし450°Cの範囲の温度に維持するべくなさ れていることを特徴とする請求の範囲第8項に記載のエンジン(10)。 11.前記エンジン(10)の1または複数の燃焼室(11〜14)へ蒸気状 態において二次燃料を各々供給する複数の二次燃料装置(25)からなることを 特徴とする請求の範囲の前項いずれか1項に記載のエンジン(10)。
JP7521078A 1994-02-11 1995-02-13 エンジン Pending JPH09508689A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9402631A GB2290348A (en) 1994-02-11 1994-02-11 Engine supplied with vaporised secondary fuel
GB9402631.7 1994-02-11
PCT/GB1995/000298 WO1995021997A1 (en) 1994-02-11 1995-02-13 Engine

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09508689A true JPH09508689A (ja) 1997-09-02

Family

ID=10750221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7521078A Pending JPH09508689A (ja) 1994-02-11 1995-02-13 エンジン

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5775308A (ja)
EP (1) EP0744006B1 (ja)
JP (1) JPH09508689A (ja)
AT (1) ATE173054T1 (ja)
DE (1) DE69505792D1 (ja)
GB (1) GB2290348A (ja)
WO (1) WO1995021997A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19734493C1 (de) * 1997-08-08 1998-11-19 Daimler Benz Ag Kraftstoffversorgungsanlage für eine Brennkraftmaschine
EP1057988B1 (en) * 1999-06-01 2006-01-11 Nissan Motor Co., Ltd. Fuel supply apparatus of internal combustion engine
US6578559B2 (en) * 2000-08-31 2003-06-17 Hadoga Industries, Inc. Methane gas control system
GB2368371B (en) 2000-10-28 2004-05-12 Ribbit Ltd Method of operating an engine
US6679224B2 (en) * 2001-11-06 2004-01-20 Southwest Research Institute Method and apparatus for operating a diesel engine under stoichiometric or slightly fuel-rich conditions
CA2398868C (en) 2002-08-19 2011-11-22 Telekinetic Inc. Carburetor arrangement
FI119118B (fi) * 2005-03-24 2008-07-31 Waertsilae Finland Oy Menetelmä kaasumoottorilaitoksen käyttämiseksi ja kaasumoottorin polttoaineen syöttöjärjestelmä
US8006677B2 (en) 2006-02-02 2011-08-30 Immixt, LLC Fuel control system and associated method
US7721720B2 (en) * 2006-04-10 2010-05-25 Payne Edward A Fuel control system and associated method
US8256401B2 (en) * 2006-05-21 2012-09-04 Immixt, LLC Alternate fuel storage system and method
US8944014B2 (en) * 2006-07-12 2015-02-03 Ksd Enterprises, Llc System and method for control of a gas
US9964054B2 (en) 2014-10-08 2018-05-08 Immixt, LLC Alternate fuel blending systems and associated methods
US11204271B2 (en) 2015-12-08 2021-12-21 Gilbarco Inc. Systems and methods for alternative fuel life-cycle tracking and validation
US11642249B2 (en) 2016-12-20 2023-05-09 The Procter & Gamble Company Methods and apparatuses for making elastomeric laminates with elastic strands provided with a spin finish
US10870810B2 (en) 2017-07-20 2020-12-22 Proteum Energy, Llc Method and system for converting associated gas

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2030745A (en) * 1932-12-06 1936-02-11 Irven E Coffey Automatic auxiliary fuel supply for internal combustion engines
US4092962A (en) * 1974-09-23 1978-06-06 Steven P. Corrigan Precarburetor ignition system
US4068639A (en) * 1976-06-14 1978-01-17 Earl Charles Cook Automobile engine economizer
US4092963A (en) * 1977-02-24 1978-06-06 Vrooman Richard A Vaporizer-regulator, liquid fuel
US4157700A (en) * 1977-08-18 1979-06-12 Conner George E Pre-vaporization system
DE2826976A1 (de) * 1978-06-20 1980-01-03 Gerhard Waschkuttis Verfahren und vorrichtung durch verbrennung von gemischen aus mittelschweren kohlenwasserstoffen
FR2472090A1 (fr) * 1979-12-18 1981-06-26 Econo Fuel Systems Inc Generateur de carburant gazeux chaud pour moteur a combustion interne, notamment d'automobile
US4409946A (en) * 1980-01-25 1983-10-18 Vaporpak Pty. Limited Internal combustion engines
GB2078297B (en) * 1980-06-17 1983-09-07 Wilkes John Internal combustion engine
US4454841A (en) * 1980-09-16 1984-06-19 Optimizer, Ltd. Automatic liquid thermal pressure regulator and balancing system
US4395998A (en) * 1981-06-09 1983-08-02 How Tong Industrial Co. Ltd. Multi-fuel gasifier system for spark ignition engines
US4368163A (en) * 1981-07-01 1983-01-11 Covey Jr Ray M Apparatus for vaporizing fuel for engine in conjunction with carburetor
US4509464A (en) * 1982-07-26 1985-04-09 Hansen Herbert N W High efficiency internal combustion steam engine
US4519341A (en) * 1982-08-05 1985-05-28 Mcgarr Clarence D Heated water-alcohol injection system for carbureted internal combustion engines
US4572133A (en) * 1982-10-22 1986-02-25 Julius Bago High compression ratio and efficiency governed self-ignition internal combustion engine
GB2169654B (en) * 1985-01-12 1989-05-04 Genie Economy Components Ltd Internal combustion engines
DE3725561A1 (de) * 1986-07-24 1989-02-09 Abdel Halim Dr Ing Saleh Kraftstoffverdampfer fuer eine otto-brennkraftmaschine
IE67000B1 (en) * 1990-09-19 1996-02-21 Wardoken Holdings Limited Internal combustion engines
US5140966A (en) * 1991-06-04 1992-08-25 Wong Men L Carburetor for an internal combustion engine

Also Published As

Publication number Publication date
EP0744006A1 (en) 1996-11-27
DE69505792D1 (en) 1998-12-10
GB2290348A (en) 1995-12-20
GB9402631D0 (en) 1994-04-06
WO1995021997A1 (en) 1995-08-17
ATE173054T1 (de) 1998-11-15
EP0744006B1 (en) 1998-11-04
US5775308A (en) 1998-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1070501A (en) Hydrogen-rich gas generator
JPH09508689A (ja) エンジン
US4750453A (en) Internal combustion engine
AU695316B2 (en) Charge conditioning system for enabling cold starting and running of spark-ignited, diesel fueled piston engines
US4114566A (en) Hot fuel gas generator
US4478177A (en) Internal combustion engine
US6769421B2 (en) Method and apparatus for vaporizing fuel
US4147142A (en) Fuel modification system for internal combustion engines
US6843236B1 (en) Multi-phase fuel system
US4475484A (en) Exhaust manifold for an internal combustion engine, apparatus for the catalytic transformation of fuel and improved internal combustion engine
JPH08511073A (ja) 内燃機関用燃料供給装置
US6758194B2 (en) Parallel vaporized fuel system
US4197819A (en) Hot fuel gas generator
US4452215A (en) Fuel system for internal combustion engines
JPH07500392A (ja) 内燃機関用燃料−空気混合物を調製する方法および装置
US3524734A (en) Device for promoting perfect combustion of liquefied petroleum gas for use in cars
EP0151558A1 (en) Particle filter for cleaning exhaust gas from internal combustion engines
US3273983A (en) Fuel vaporizer carburetor
GB2048375A (en) A hot I.C. engine fuel gas generator and control valve
EP0054567B1 (en) Internal combustion engine
JP2010540821A (ja) 内燃機関の為の供給装置
CN109455668A (zh) 一种采用折流分离机构的机载甲醇在线重整系统及控制方法
RU2008495C1 (ru) Устройство для обработки топливовоздушной смеси двигателя внутреннего сгорания
EP0039378A1 (en) Device for vaporizing diesel oil used as a fuel in a spark ignited internal combustion engine
CA1099163A (en) Hot fuel gas generator

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050712

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20051012

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20051128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060516