JPH09508298A - 眼の外科手術における流体による洗浄と流体の吸引を制御する方法および装置 - Google Patents

眼の外科手術における流体による洗浄と流体の吸引を制御する方法および装置

Info

Publication number
JPH09508298A
JPH09508298A JP7520232A JP52023295A JPH09508298A JP H09508298 A JPH09508298 A JP H09508298A JP 7520232 A JP7520232 A JP 7520232A JP 52023295 A JP52023295 A JP 52023295A JP H09508298 A JPH09508298 A JP H09508298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handpiece
fluid
ultrasonic
vacuum
cleaning fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7520232A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3162723B2 (ja
Inventor
バーウィック、ビリー・ジョン・ジュニア
リトル、ジェイムズ・エイチ
Original Assignee
アラーガン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US08/188,188 external-priority patent/US5591127A/en
Application filed by アラーガン filed Critical アラーガン
Publication of JPH09508298A publication Critical patent/JPH09508298A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3162723B2 publication Critical patent/JP3162723B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F9/00Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting-in contact lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
    • A61F9/007Methods or devices for eye surgery
    • A61F9/00736Instruments for removal of intra-ocular material or intra-ocular injection, e.g. cataract instruments
    • A61F9/00745Instruments for removal of intra-ocular material or intra-ocular injection, e.g. cataract instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
    • A61M1/71Suction drainage systems
    • A61M1/77Suction-irrigation systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00017Electrical control of surgical instruments
    • A61B2017/00022Sensing or detecting at the treatment site
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00017Electrical control of surgical instruments
    • A61B2017/00137Details of operation mode
    • A61B2017/00141Details of operation mode continuous, e.g. wave
    • A61B2017/00146Details of operation mode continuous, e.g. wave with multiple frequencies
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2210/00Anatomical parts of the body
    • A61M2210/06Head
    • A61M2210/0612Eyes

Abstract

(57)【要約】 外科手術において眼の流体の吸引および洗浄流体の制御方法は、眼に洗浄流体を導入するとともに眼から流体を吸引するため、ハンドピースを眼に対し手術操作する関係に設置することを含む。洗浄流体は種々の圧力で供給されるとともに、吸引はハンドピースの閉塞状態に対応してハンドピース内において検出された真空レベルに基づいて制御される。さらに、水晶体超音波吸引手術の間、ハンドピースに供給される超音波パワーは、ハンドピースの閉塞状態に対応する真空レベルに応じて変化される。本発明方法を実施するための装置も提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 眼の外科手術における流体による洗浄と流体の吸引を制御する方法および装置 この出願は、1994年1月28日に出願され、現在継続中のアメリカ合衆国 特許出願番号08/188,188の一部継続出願である。 本発明は、一般的には、種々の外科手術との関連、より一般的には医療処置に おいて、供給源から患者への流体の流れおよび患者からの流体の除去を制御する ための方法および装置に向けられている。患者へのおよび患者からの流体注入又 は抽出系を通しての流体の流れは、電動式又はエア駆動のカッタおよび水晶体超 音波吸引具等の手術具が共通に用いられる眼のマイクロサージェリィにおける如 く、実行される手術にとってしばしば重大である。これらの器具は、手術部位に 注入するための流体源と注入流体および手術部位からの屑を排出するための負圧 源とを必要とする。 医学的に認められた多数の手法が水晶体除去に利用されてきており、これらの 中で、汎用されている手法は、水晶体超音波吸引、洗浄および吸引である。この 方法は、典型的には出血を減少させるために焼灼される角膜切開および水晶体レ ンズを乳化するための超音波駆動の針を含む手持ちの外科器具の挿入を含む。こ の乳化と同時に、乳化された水晶体の洗浄のために流体が注入され、乳化された 水晶体と注入された流体の吸引のために真空が与えられる。 上で記述した水晶体超音波吸引手法は、眼科学の分野で周知であり、1960 年代の後半およびチャールス・ケルマン博士の仕事に遡ぼる。水晶体超音波吸引 法の詳しい議論は、“前区外科学への総合的アプローチ(An Integrated Approa ch to Anterior Segment Surgery)”リー・テイ・ノーマン(Lee T.Norman) 、ダブリュ・アンドリュウ・マックスウエル(W.Andrew Maxwell)およびジェ イムズ・エイ・デイブソン(James A.Davison)編集、ゴウア・メディカル出版 (Gower Medical Publishing)、ニューヨーク、NY、1992、ISBN 0 −397−44693−4の第11章“水晶体超音波吸引の機構(The Mechanic s of Phacoemulsification)”、第12章水晶体超音波吸引手術(The PhacoemuIs ification Procedure)”、第13章“水晶体超音波吸引による白内障除去(Cat aract removal by Phacoemulsification)”、および第14章“視力の外科的リ ハビリテーションの小瞳孔水晶体超音波吸引手法(Small pupil Phacoemulsific ation Techniques of The Surgical Rehabilitation of Vision)”に見い出さ れる。これら第11章から第14章はその全体が本明細書において援用される。 現在入手できる水晶体超音波吸引システムは、マサチューセッツ、ノース・ア ンドーバアのオプティカル・マイクロ・システムズ・インコーポレイテッド(Op tical Micro Systems,Inc.)により、“DIPLOMATE”、“DIPLOM ATE MMP”、“OPSYS”および“OPSYS MMP”という商標の もとに、製造、販売されている。これらのシステムは、可変速ぜん動ポンプ、真 空センサ、調節可能な超音波源および吸引割合、真空および超音波レベルについ てオペレータが選択したプリセットを用いたプログラム可能なマイクロプロセッ サを含む制御ユニットを有する。 今日使用されている多くの外科器具および制御では、真空を線形制御するか、 又は吸引流体の流れを線形制御する。この様式では、手術者が、真空度又は流れ のいずれか一方、しかし両方ではない、を正確に与える或いは選択した速度に制 御することが可能である。しかしながら、手術中に可変量(真空度、吸引割合、 超音波レベル)の1つの正確な制御がいま1つの量にまして要求される時がしば しば存在する。真空度と流れとの関係を理解している経験を積んだユーザは、許 容できる挙動を得るためにコンソールでプリセットされた可変量を適当に手動で 修正する。しかし、この調整が見逃されると、高い真空度と速い流れの組合わせ により、手術部位において好ましくない流体的激変を惹起し、患者にダメージを 与える。水晶体外科手術に用いられる手持ちの手術器具の制御は複雑であること は考慮されるべきである。水晶体超音波吸引装置は、典型的には、白内障レンズ の超音波吸引を実行するために、電源、ぜん動ポンプ、電子および付属ハードウ エアを含むキャビネットと接続された、中空の細い針管を含む多機能手持ち手術 具即ちハンドピースとからなる。 上で述べたような機能を実行するため、ハンドピース器具を利用した手術は、 これらの機能の容易かつ許容できる制御と並びに水晶体超音波吸引手術中におい て必要となる少なくともいくつかの機能間での選択的な移行又は切換え(例えば 、洗浄と洗浄プラス吸引)の可能性を要求するということは考慮されるべきであ る。 関連する手持ちの医療器具を操作しながらのキャビネット搭載の制御手段の調 整の困難さを考慮して、例えば米国特許第4,983,901号に開示されてい るような制御システムが開発されてきた。この特許はその明細書および図面を含 んでその全体が水晶体超音波吸引手術において要求される複雑な制御に関する背 景を与える目的および本発明の方法に使用するため利用され或いは修正される装 置を記述するために、本出願において援用される。 制御系の複雑さをさらに図示するものとして、1992年10月14日に出願 された、発明の名称“ユーザが選択可能な操作範囲を有するフットペダル制御” と題する米国特許出願第961,138号をも参照されたい。この特許出願は、 本発明の分野における技術レベルを記述する目的で、その明細書および全ての図 面を含んで本出願において援用される。 さらに、水晶体超音波吸引、洗浄および吸引方法および装置に関連するさらな る手続きと問題点は、米国特許第5,154,696号において議論されている 。 水晶体超音波吸引手術の場合の流体および超音波の制御システムの複雑性を考 慮した場合、手術者は、手術者の経験と能力によって異なるであろう手術の仕方 および特殊なテクニックの両方の必要性に役立つようにプログラムすることがで きるシステムを持つことが好ましいということが考慮されるべきである。 発明の要約 本発明によれば、外科手術中眼からの流体の吸引を制御するための方法が提供 され、該方法は眼からの流体の吸引のためハンドピースを眼に対し操作しうるよ うに配置すること、選択された割合で眼から流体をハンドピースを通して吸引す ることおよび吸引中、ハンドピースの閉塞状態に対応する真空レベルを検知する ことを含む。 閉塞状態では、ハンドピースを通しての流体の吸引は制限され、したがって、 本発明によれば、ハンドピースを通しての吸引の選択された割合は、検知された 真空レベルに応じて可変的に制御される。 この手法は、水晶体超音波吸引装置を操作するのに応用されるので、吸引の割 合は、ハンドピースの閉塞状態に対応して増大され、或いは減少される。 医師の選択に依存して、ハンドピースから閉塞物を除去するのを加速もしくは 向上させるために吸引割合を増大することができる。このことは、勿論、ハンド ピースを閉塞している物質の特性にも依存する。即ち、経験では、医師は吸引割 合を増大することによってハンドピース内のある閉塞物をより迅速に除去するこ とができる。この方法で、医師は真空度の増加(吸引割合上昇)の割合を所望の 真空レベルとなるように制御することによって達成できる。一方、再び閉塞物質 に依存して、医師は、例えば、閉塞物質の除去の間眼の安定を維持するために、 吸引割合を低下することを望むかも知れない。 更に、水晶体超音波吸引装置の操作方法に関し、本発明によれば、ハンドピー スに負荷される超音波パワーを閉塞状態に対応するハンドピース内の検知された 真空レベルに応じて可変的に制御しうる。この制御では、閉塞状態が信号として 知られたときに、ハンドピースに対する負荷を増加するか、或いはまた、閉塞状 態が検知されたときにハンドピースに与える超音波パワーを減少させることがで きる。 超音波パワーを増加させるか減少させるかは、医師のテクニックおよび物質の 特性、例えば除去すべき白内障の剛さに夫々依存する。 本発明は、また外科手術中、眼に対する洗浄流体を制御する方法をも包含する 。この方法では、ハンドピースは洗浄流体を眼に注入し、眼から流体を吸引する ために眼に対し操作可能な関係に設置されるとともに、ハンドピースには、選択 された圧力で洗浄流体が供給される。 ハンドピースからの流体の吸引中、ハンドピースの閉塞状態に対応する真空レ ベルが検知され、この検知された真空レベルに対応して、洗浄流体は異なる選択 圧力でハンドピースに供給される。 より詳細には、ハンドピースに洗浄流体を選択された圧力で供給するステップ は複数の洗浄流体供給手段をハンドピース上方で異なる高さに位置決めすること およびこれら複数の洗浄流体供給手段の1つをハンドピースと流体的に連結する ことを含む。ハンドピースに対し洗浄流体を異なる選択圧力で供給するステップ は、上記1つの洗浄流体供給手段のハンドピースとの連通を停止する一方、いま 1つの洗浄流体供給手段を流体的に連通することを含む。 水晶体超音波吸引手術に関連して、本発明は、水晶体超音波吸引用ハンドピー ス、超音波源、真空源、洗浄流体源、真空センサを備え、ハンドピースに与える 超音波の強度およびハンドピースからの洗浄流体の吸引を制御する制御ユニット を有する水晶体超音波吸引装置の操作方法を包含する。 操作方法は、水晶体超音波吸引手術のため、眼に対し、ハンドピースを操作し うる関係に配置するステップとその後洗浄流体源から洗浄流体をハンドピースに 供給し、ハンドピースを通して眼内に供給するステップを含む。超音波は、水晶 体超音波吸引手術を実行するため、超音波源からハンドピースに供給され、ハン ドピースを介して眼から洗浄流体を選択された割合で吸引するために真空がハン ドピースに付加される。 液体吸引ステップの間、閉塞状態に対応するハンドピース内の真空レベルが検 知され、その後、ハンドピースの閉塞状態に対応して検知されたハンドピース内 の真空レベルに応じて、付与される超音波の強度と洗浄流体の吸引の割合の少な くとも一方が可変的に制御される。 水晶体超音波吸引装置は、本発明によれば、眼に洗浄流体を注入するとともに 眼から流体を吸引するためのハンドピースを一般に含む。洗浄流体をハンドピー スに対し複数の圧力で導入するための手段が設けられるとともに、ハンドピース に流体的に連結された可変速ポンプがハンドピースから真空によって洗浄流体を 吸引するために設けられている。 ハンドピース内の真空レベルを検知するためハンドピースと流体的に連結して センサが設けられ、ハンドピース内の検知された真空レベルに応じてハンドピー スに導入される洗浄流体の複数の圧力の1つを選択するために制御ユニットが設 けられる。 より詳細には、水晶体超音波吸引用ハンドピースが備えられ、これに連結され たパワー源がハンドピースに超音波を供給するために設けられる。この例では、 制御ユニットはハンドピース内の検知された真空レベルに応じてポンプの速度、 ハンドピースに供給される超音波およびパワー源によってハンドピースに供給さ れる超音波のパルスデューティサイクルの少なくとも1つを変更する。 複数の圧力でハンドピースに洗浄流体を導入するための手段が設けられ、この 実施例では制御ユニットはハンドピース内において検知された真空レベルに応じ てハンドピースに導入される洗浄流体の複数の圧力のうち1つを選択する。 より詳細には、洗浄流体を供給するための手段は、複数の容器と各容器とハン ドピースの間に連結されたバルブとを含む。さらに、複数の容器をハンドピース 上方の異なる高さに配置する手段が設けられ、制御ユニットがバルブに接続され ると、バルブは各容器とハンドピースの間の流体連結を制御すべく操作される。 さらにより詳細には、水晶体超音波吸引装置は、本発明によれば、ハンドピー スの検知された真空レベルに応答する制御ユニットを含み、超音波源によってあ るデューティサイクルで超音波がハンドピースに負荷される。この例では、制御 ユニットは、ハンドピースの超音波レベルが第1の所定値を越えるまで超音波を 第1のパルスデューティサイクルで供給し、その後、ハンドピースの超音波レベ ルが第1より大きい第2の所定値を越えるまで、第1より大きい第2のパルスデ ューティサイクルで超音波を供給するようにハンドピースに接続されている。任 意的には、その後、ハンドピースの超音波レベルが、第2より大きい第3の所定 値を越えるまで第2より大きい第3のパルスデューティサイクルで超音波を供給 し、その後、第3デューティサイクルより大きいパルスデューティサイクルで超 音波を供給する。 図面の簡単な説明 本発明の利点と特徴は、添付の図面を参照した以下の記述によってより一層理 解されるであろう。図面中、 第1図は、本発明にかかる水晶体超音波吸引装置の機能ブロック図である; 第1A図は、洗浄流体を1以上の圧力でハンドピースに供給する装置を含む、 本発明にかかる水晶体超音波吸引装置のいま一つの実施例の機能ブロック図であ る; 第2図は吸引割合可変の水晶体超音波吸引装置の閉塞−非閉塞モードの操作を 示すフローチャートである; 第3図は超音波レベル可変の水晶体超音波吸引装置の閉塞−非閉塞モードの操 作を示すフローチャートである; 第4図はデューティサイクルパルス可変の水晶体超音波吸引装置の操作を示す フローチャートである;および 第5図は洗浄割合可変の水晶体超音波吸引装置の閉塞−非閉塞モードの操作を 示すフローチャートである。 発明の詳述な説明 図面、とりわけ第1図を参照すると、機能ブロックダイヤグラムの型式で、参 照番号10で一般的に示されている水晶体超音波吸引装置が図示されている。本 装置は、第1図に点線で示す制御ユニット12を有しており、制御ユニットは真 空源をなす可変速ぜん動ポンプ14と、パルス化された超音波パワー源16と、 ポンプ速度コントローラ20に制御出力を与えるマイクロプロセッサコンピュー タ18と、超音波パワーレベルコントローラ22とを含む。真空センサ24はぜ ん動ポンプ14の出力側での真空レベルを表わす入力をコンピュータ18に出力 する。適当な排気がベント26によって行われる。 装置10の構成部品は、種々のメーカのものが適用できる。例えば、パワー源 16はALCONの(Series 10000)を用いることができ、パワーレベルコント ローラも同様に(Series 10000)を用いることができる。コンピュータ18はN EC8085を用いることができ、ポンプ速度コントローラ20はPittma n GM9434H777を用いることができる。真空センサ24はSyste m SCX100DNを、又ベント26はLDI model 11-12-3-BV-24 を用いることができる。 制御ユニット12は超音波パワーをライン28で水晶体超音波吸引ハンドピー ス30(例えばALCON model 590−2000−501)に供給す る。洗浄流体源32(例えばALCON model 10000)はライン3 4を通してハンドピース30に流体的に連結されている。洗浄流体と超音波パワ ーはハンドピース30によって図式的にブロック36で示す患者の眼に印加され る。眼36の吸引は、ライン38と40とを通して制御ユニットのぜん動ポンプ 14によって達成される。 コンピュータ18は、前記真空センサ24からの信号によってぜん動ポンプ1 4の出力ライン42の真空レベルをプリセットするように応答する。ハンドピー ス30の閉塞−非閉塞状態に対応した制御ユニットの作動は第2図のフローダイ ヤグラムに図示されている。 第2図に示すように、ハンドピースの吸引ライン38が閉塞されていれば、真 空センサ24によって検出される真空レベルは高くなるであろう。コンピュータ 18はオペレータが設定できる吸引割合、真空レベルおよび超音波パワーレベル についての限界を有する。第2図に図示されているように、真空センサ24によ って検出された真空レベルが、ハンドピース吸引ライン38の閉塞の結果として 所定のレベルに達すると、コンピュータ18はポンプ速度コントローラ20にぜ ん動ポンプ14の速度を変えることを指示し、これによって吸引割合が変化する 。ハンドピース30を閉塞する物質の特性に依存して、ぜん動ポンプ14の速度 は増大されるか、或いは減少されるということが考慮されるべきである。閉塞物 質が壊れた場合、真空センサ24が、真空レベルの低下を記録すると、コンピュ ータ18はぜん動ポンプ14の速度を非閉塞作動速度に変える。 ぜん動ポンプ14の速度を変えることによって吸引割合という水晶体超音波吸 引パラメータを変えることに加えて、超音波パワー源16をハンドピースの閉塞 又は非閉塞状態の関数として変えることができる。第3図は、コンピュータ18 とパワーレベルコントローラ22による超音波パワー源のパワーレベルの制御を フローダイヤグラムの形式で図示している。第3図のフローダイヤグラムは第2 図のフローダイヤグラムに対応しているが水晶体超音波吸引パラメータが超音波 パワーレベルに変更されていることに注目すべきである。 第4図を参照すると、選択されたパワーレベルの関数として可変パルスデュー ティサイクルを生成する超音波パワー源16の制御を示すフローダイヤグラムが 図示されている。第4図に示すように、かつあくまでも例示にすぎないが、33 %パルスデューティサイクルはパワーレベルがプリセット閾値、この場合33% 、を越えるまで実行される。この閾値に達した時点で、パルスデューティサイク ルは超音波パワーレベルが50%閾値を越えるまで50%に増大され、50%閾 値に達するとパルスデューティサイクルは66%に増大される。超音波パワーレ ベルが66%閾値を越えると、パワー源は連続運転、つまり100%デューティ サイクルで駆動される。第4図では、33,50および66%が図示されている が、他のパーセントレベルを異なるデューティサイクル移行点を規定するために 選択することができる。 第1A図に戻ると、本発明にかかる水晶体超音波吸引装置の他の実施例50が 図示されており、第1図に示した装置10の全ての要素は第1図に示す要素同定 用の参照番号と同じ番号で統合されている。 洗浄流体源32に加えて、第2の洗浄流体源33が設けられ、これら流体源3 2と33はハンドピース30に入るライン34にライン32a,33aを介して 連結されている。バルブ35は、ライン35aを介してパワーレベルコントロー ラ22から送られる信号に応答して、ライン32aと流体源32およびライン3 3aと流体源33を交互にハンドピース30に連結する。 図示の如く、洗浄流体源32,33はハンドピースの上方において異なる高さ に配置されており、この配置によって洗浄流体をハンドピースに複数の圧力で導 入する手段を構成しており、ここでは、容器33の流体のヘッドは容器32の流 体のヘッドより高くなっている。異なる長さのライン44,46を含むハーネス 42は、支持体48に取付けられた状態において、容器32,33をハンドピー ス30上方の異なる高さに配置する手段を提供する。 種々の高さでの洗浄流体容器の使用は、洗浄流体を異なる圧力で供給する手段 の代表的なものであるが、これとは別に、例えば、別個の循環ループ(図示せず )を構成する個別のポンプを設け、パワーコントローラ22からの命令により異 なる圧力で洗浄流体をハンドピース30に供給するようにすることができる。 第5図を参照して、ハンドピース吸引ライン38が閉塞されると、真空センサ 24によって検知される真空レベルは増大する。コンピュータ18は洗浄流体源 32,33のいずれがハンドピース30に連結されるべきかを制御するためのオ ペレータが設定できる限界値を有する。図では、2つの洗浄流体源32,33即 ち容器が示されているが、任意の数の容器を用いることができることが考慮され るべきである。 第5図に示すように、真空センサ24による真空レベルが吸引ハンドピースラ イン38の閉塞の結果として、所定のレベルに達すると、コンピュータはバルブ 35を制御し、容器32,33の各々とハンドピース30との間の流体接続を制 御する。 前述したように、ハンドピース30を閉塞している物質の性質および医師の必 要性およびテクニックに依存して、ハンドピースに供給される洗浄流体の圧力は 増加され、或いは減少される。物質で閉塞されると、真空センサ24は真空レベ ルの低下を記録し、バルブ35を作動して、非閉塞状態のレベルの圧力を与える 容器32,33に切替える。上で注記した如く、本発明において、1つ以上の容 器を用いることができ、例えば3個の容器(図示せず)とこれら3つの容器のい ずれか1つの洗浄流体を選択するように相互連結するバルブを第1A図の容器系 との関係で設けるようにしてもよい。 以上では、流体の吸引を制御する方法、洗浄流体を制御する方法、水晶体超音 波吸引を操作する方法並びに水晶体超音波吸引装置を本発明にしたがって、本発 明が有利に用いることができる様子を図示する目的で記述したが、本発明はこれ に限定されるものではない。したがって、いずれのおよび全ての修正、変更、当 業者が行う等価な構造は添付のクレームにおいて定義された本発明の範囲に属す ると考えられるべきである。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1995年8月21日 【補正内容】 請求の範囲 1.水晶体超音波吸引装置は以下のものからなる: 眼に洗浄流体を導入するとともに眼から流体を吸引するためのハンドピース; ハンドピースに複数の圧力で洗浄流体を導入するための手段; 真空によって上記ハンドピースから洗浄流体を吸引するためハンドピースと流 体的に連通接続された可変速ポンプ; 上記ハンドピース内の真空度を検知するためハンドピースと流体的に連通接続 されたセンサ;および 上記ハンドピース内の検出された真空度に応じてハンドピースに導入されるべ き洗浄流体の複数の圧力のうちの1つを選択する制御ユニット; 該制御ユニットはハンドピースに以下のために接続されている: (a)ハンドピース内の超音波レベルが第1の所定値を越えるまでは超音波を 第1のパルスデューティサイクルで付与する; (b)ハンドピース内の超音波レベルが第1より大きい第2の所定値を越える までは、第1より大きい第2のパルスデューティサイクルで超音波を付与する; (c)ハンドピース内の超音波レベルが第2より大きい第3の所定値を越える までは第2より大きい第3のパルスデューティサイクルで超音波を付与する;お よび (d)その後は、第3のパルスデューティサイクルより大きいパルスデューテ ィサイクルで超音波を付与する。 2.請求項1において請求された水晶体超音波吸引装置において、洗浄流体を供 給するための手段は、複数の洗浄流体容器と、各洗浄流体容器とハンドピースと の間に連結されたバルブと、複数の洗浄流体容器をハンドピース上方の異なる高 さに配置する手段とからなり、上記制御ユニットは、複数の容器の各々とハンド ピースとの間の流体流通をバルブによって制御するためにバルブに接続されてい るもの。 3.水晶体超音波吸引装置は、以下のものからなる: 水晶体超音波吸引用ハンドピース; ハンドピースに洗浄流体を供給する手段; 真空によって上記ハンドピースから洗浄流体を吸引するためハンドピースと流 体的に連通接続された可変速ポンプ; ハンドピースに超音波を付与する超音波源; ハンドピース内の真空度を検知するためハンドピースと流体的に連通接続され たセンサ;および 上記ハンドピース内の検出された真空度に応じて、 (i)上記ポンプの速度、(ii)上記超音波源によってハンドピースに供給され る超音波強度および(iii)超音波源によってハンドピースに供給される超音波 のパルスデューティサイクルの少なくとも1つを変化させる制御ユニット; 該制御ユニットはハンドピースに以下のために接続されている: (a)ハンドピース内の超音波レベルが第1の所定値を越えるまでは超音波を 第1のパルスデューティサイクルで付与する; (b)ハンドピース内の超音波レベルが第1より大きい第2の所定値を越える までは、第1より大きい第2のパルスデューティサイクルで超音波を付与する; (c)ハンドピース内の超音波レベルが第2より大きい第3の所定値を越える までは第2より大きい第3のパルスデューティサイクルで超音波を付与する;お よび (d)その後は、第3のパルスデューティサイクルより大きいパルスデューテ ィサイクルで超音波を付与する。 4.請求項3において請求された水晶体超音波吸引装置において、上記制御ユニ ットは、超音波源によってハンドピースに供給される超音波のパルスデューティ サイクルを変えるためにハンドピース内の検出された真空度に応答するものであ る。 5.請求項3において請求された水晶体超音波吸引装置において、ハンドピース に洗浄流体を供給する手段は、水晶体超音波吸引用ハンドピース上方で異なる高 さに配置された複数の洗浄流体供給手段と、上記水晶体超音波吸引用ハンドピー スに複数の洗浄流体供給手段の1つを選択的に流体連結するバルブ手段とからな り、上記バルブ手段は上記制御ユニットによって制御されるとともに、上記制御 ユニットは、複数の洗浄流体供給手段の1つをハンドピースに選択的に流体連結 するようにバルブ手段を作動させるためにハンドピース内の検知された真空度に 応答する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,CA,JP

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.外科手術中に眼からの流体の吸引を制御する方法であって、該方法は以下の ステップからなる: (a)眼からの流体の吸引のため、ハンドピースを眼に対し操作しうるように 配置する; (b)選択された割合でハンドピースを通して眼から流体を吸引する; (c)吸引中、ハンドピースの閉塞状態に対応する真空度を検知する、該閉塞 状態はハンドピースを通した吸引流体流れを制限する;および (d)検知された真空度に対応してハンドピースを通す吸引の選択された割合 を可変的に制御する。 2.請求項1において請求された方法は、さらに以下のステップを含む: (a)洗浄流体を眼に注入するために選択された圧力でハンドピースに供給す る;および (b)検知された真空度に応じて、洗浄流体をハンドピースに異なる選択圧力 で供給する。 3.請求項2において請求された方法は、さらに以下のステップを含む: (a)水晶体超音波吸収手術の実行のためハンドピースに超音波を付与する: および (b)検知された真空度に応じて、ハンドピースに付与される超音波の強度を 変化する。 4.請求項3において請求された方法において、上記超音波を付与するステップ は、ハンドピース内の強度が所定の第1の強度レベルを越える迄は、第1のパル スデューティサイクルで連続的に超音波を付与するステップと、その後、第2の 第1より大きいパルスデューティサイクルで超音波を付与するステップからなる 。 5.手術中に眼への洗浄流体を制御する方法であって、該方法は以下のステップ からなる: (a)洗浄流体を眼に注入し、かつ眼から流体を吸引するため、ハンドピース を眼に対し操作しうるように配置する; (b)選択された圧力で洗浄流体をハンドピースに供給する; (c)ハンドピースを通して眼から流体を吸引する; (d)吸引中、ハンドピースの閉塞状態に対応する真空度を検知する、該閉塞 状態は、ハンドピースを通した吸引流体の流れを制限するものである;および (e)検知された真空度に応じて、洗浄流体をハンドピースに異なる選択圧力 で供給する。 6.請求項5において請求された方法において、選択された圧力でハンドピース に洗浄流体を供給するステップは、複数の洗浄流体供給手段をハンドピース上方 の異なる高さに配置することおよびこれら洗浄流体供給手段の1つをハンドピー スに流体的に連通することを含み、さらに洗浄流体をハンドピースに異なる選択 圧力で供給するステップは、ハンドピースへの上記1つの洗浄流体供給手段の流 体的連通を停止する一方いま一つの洗浄流体供給手段に流体的に連通させること を含むもの。 7.請求項6において請求された方法は、さらに以下のステップを含む: (a)水晶体超音波吸引手術を実行するためにハンドピースに超音波を付与す る;および (b)検知された真空度に応じて、ハンドピースに供給する超音波の強度レベ ルを変える。 8.水晶体超音波吸引用ハンドピースと、超音波源と、真空源と、洗浄流体源と 、真空センサを有し、ハンドピースに供給される超音波の強度とハンドピースか らの洗浄流体の吸引を制御する制御ユニットを含む水晶体超音波吸引手術装置の 操作方法であって、該操作方法は以下のステップからなる: (a)水晶体超音波吸引手術のため眼に対しハンドピースを操作しうるように 配置する; (b)洗浄流体源から洗浄流体をハンドピースに、そしてハンドピースを通し て眼の中に供給する; (c)水晶体超音波吸引手術を実行するために超音波源から超音波をハンドピ ースに供給する; (d)真空源から真空をハンドピースに印加し、それによって、ハンドピース を通して眼から洗浄流体を選択された割合で吸引する; (e)上記流体吸引ステップの間、ハンドピースの閉塞状態に対応するハンド ピース内の真空度を検知する;および (f)検知されたハンドピースの閉塞状態に対応するハンドピース内の真空度 に応じて、(i)ハンドピースに付与される超音波および(ii)ハンドピースか らの洗浄流体の吸引の割合の少なくとも一方を可変制御する。 9.請求項8において請求された操作方法において、上記可変制御ステップは、 検知された、ハンドピースの閉塞状態に対応するハンドピース内の真空度に応じ て、ハンドピースからの洗浄流体の吸引の割合を増加させるもの。 10.請求項8において請求された操作方法において、上記可変制御ステップは 、検知された、ハンドピースの閉塞状態に対応するハンドピース内の真空度に応 じて、ハンドピースからの洗浄流体の吸引の割合を減少させるもの。 11.請求項8において請求された操作方法において、上記可変制御ステップは 、検知された、ハンドピースの閉塞状態に対応するハンドピース内の真空度に応 じて、ハンドピースに供給される超音波強度を増加させるもの。 12.請求項8において請求された操作方法において、上記可変制御ステップは 、検知された、ハンドピースの閉塞状態に対応するハンドピース内の真空度に応 じて、ハンドピースに供給される超音波強度を減少させるもの。 13.請求項8において請求された操作方法において、流体吸引ステップはさら に以下のステップを含む: (a)ハンドピースの非閉塞状態に対応するハンドピース内の真空度を検知す る;および (b)検知された、ハンドピースの非閉塞状態に対応するハンドピース内の真 空度に応じて、(i)ハンドピースに付与する超音波の強度および(ii)ハンド ピースからの洗浄流体の吸引の割合の少なくとも一方を可変制御する。 14.請求項13において請求された操作方法において、非閉塞状態に対応する 真空度の検知に応じて超音波強度および/もしくは吸引の割合を可変制御するス テップは、ハンドピースの非閉塞状態に対応する、検知された真空度に応じて、 ハンドピースからの洗浄流体の吸引の割合を増加させることを含むもの。 15.請求項14において請求された操作方法において、非閉塞状態に対応する 真空度の検知に応じて超音波強度および/もしくは吸引の割合を可変制御するス テップは、ハンドピースの非閉塞状態に対応する、検知された真空度に応じて、 ハンドピースからの洗浄流体の吸引の割合を減少させることを含むもの。 16.請求項8において請求された操作方法において、ハンドピースに超音波を 付与するステップは以下の時系列的ステップからなる: (a)ハンドピース内における強度レベルが第1の所定値を越えるまでは、第 1のパルスデューティサイクルで超音波を付与する; (b)ハンドピース内における強度レベルが、第1の所定値より大きい第2の 所定値を越えるまでは、第1より大きい第2のパルスデューティサイクルで超音 波を付与する; (c)ハンドピース内における強度レベルが、第2の所定値よりさらに大きい 第3の所定値を越えるまでは、第2より大きい第3のパルスデューティサイクル で超音波を付与する;および (d)その後、第3のデューティサイクルより大きいパルスデューティサイク ルで超音波を付与する。 17.水晶体超音波吸引装置は以下のものからなる: 眼に洗浄流体を導入するとともに眼から流体を吸引するためのハンドピース; ハンドピースに複数の圧力で洗浄流体を導入するための手段; 真空によって上記ハンドピースから洗浄流体を吸引するためハンドピースと流 体的に連通接続された可変速ポンプ; 上記ハンドピース内の真空度を検知するためハンドピースと流体的に連通接続 されたセンサ;および 上記ハンドピース内の検出された真空度に応じてハンドピースに導入されるべ き洗浄流体の複数の圧力のうちの1つを選択する制御ユニット。 18.請求項17において請求された水晶体超音波吸引装置において、洗浄流体 を供給するための手段は、複数の洗浄流体容器と、各洗浄流体容器とハンドピー スとの間に連結されたバルブと、複数の洗浄流体容器をハンドピース上方の異な る高さに配置する手段とからなり、上記制御ユニットは、複数の容器の各々とハ ンドピースとの間の流体流通をバルブによって制御するためにバルブに接続され ているもの。 19.水晶体超音波吸引装置は、以下のものからなる: 水晶体超音波吸引用ハンドピース; ハンドピースに洗浄流体を供給する手段; 真空によって上記ハンドピースから洗浄流体を吸引するためハンドピースと流 体的に連通接続された可変速ポンプ; ハンドピースに超音波を付与する超音波源; ハンドピース内の真空度を検知するためハンドピースと流体的に連通接続され たセンサ;および 上記ハンドピース内の検出された真空度に応じて、 (i)上記ポンプの速度、(ii)上記超音波源によってハンドピースに供給され る超音波強度および(iii)超音波源によってハンドピースに供給される超音波 のパルスデューティサイクルの少なくとも1つを変化させる制御ユニット。 20.請求項19において請求された水晶体超音波吸引装置において、上記制御 ユニットは、超音波源によってハンドピースに供給される超音波のパルスデュー ティサイクルを変えるためにハンドピース内の検出された真空度に応答するもの である。 21.請求項19において請求された水晶体超音波吸引装置において、上記制御 ユニットはハンドピースに以下のために接続されている: (a)ハンドピース内の超音波レベルが第1の所定値を越えるまでは超音波を 第1のパルスデューティサイクルで付与する; (b)ハンドピース内の超音波レベルが第1より大きい第2の所定値を越える までは、第1より大きい第2のパルスデューティサイクルで超音波を付与する; (c)ハンドピース内の超音波レベルが第2より大きい第3の所定値を越える までは第2より大きい第3のパルスデューティサイクルで超音波を付与する;お よび (d)その後は、第3のパルスデューティサイクルより大きいパルスデューテ ィサイクルで超音波を付与する。 22.請求項19において請求された水晶体超音波吸引装置において、ハンドピ ースに洗浄流体を供給する手段は、水晶体超音波吸引用ハンドピース上方で異な る高さに配置された複数の洗浄流体供給手段と、上記水晶体超音波吸引用ハンド ピースに複数の洗浄流体供給手段の1つを選択的に流体連結するバルブ手段とか らなり、上記バルブ手段は上記制御ユニットによって制御されるとともに、上記 制御ユニットは、複数の洗浄流体供給手段の1つをハンドピースに選択的に流体 連結するようにバルブ手段を作動させるためにハンドピース内の検知された真空 度に応答する。
JP52023295A 1994-01-28 1995-01-26 眼の外科手術における流体による洗浄と流体の吸引を制御する装置 Expired - Lifetime JP3162723B2 (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/188,188 US5591127A (en) 1994-01-28 1994-01-28 Phacoemulsification method and apparatus
US188,188 1995-01-24
US08/188,188 1995-01-24
US378,533 1995-01-24
US08/378,533 US5700240A (en) 1994-01-28 1995-01-24 Phacoemulsification system having ultrasonic power controlled by aspiration vacuum sensor
US08/378,533 1995-01-24
PCT/US1995/001224 WO1995020374A1 (en) 1994-01-28 1995-01-26 Method and apparatus for controlling irrigation and aspiration of fluids during surgical procedures on the eye

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000340298A Division JP3561227B2 (ja) 1994-01-28 2000-11-08 水晶体超音波吸引装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09508298A true JPH09508298A (ja) 1997-08-26
JP3162723B2 JP3162723B2 (ja) 2001-05-08

Family

ID=26883821

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52023295A Expired - Lifetime JP3162723B2 (ja) 1994-01-28 1995-01-26 眼の外科手術における流体による洗浄と流体の吸引を制御する装置
JP2000340298A Expired - Lifetime JP3561227B2 (ja) 1994-01-28 2000-11-08 水晶体超音波吸引装置の制御方法
JP2004087335A Expired - Lifetime JP4063785B2 (ja) 1994-01-28 2004-03-24 水晶体超音波吸引システムの制御方法および水晶体超音波吸引装置

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000340298A Expired - Lifetime JP3561227B2 (ja) 1994-01-28 2000-11-08 水晶体超音波吸引装置の制御方法
JP2004087335A Expired - Lifetime JP4063785B2 (ja) 1994-01-28 2004-03-24 水晶体超音波吸引システムの制御方法および水晶体超音波吸引装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0741554B1 (ja)
JP (3) JP3162723B2 (ja)
DE (2) DE69528964T2 (ja)
WO (1) WO1995020374A1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007530145A (ja) * 2004-03-22 2007-11-01 アルコン,インコーポレイティド 灌水流量に基づく外科システムの制御方法
JP2007530153A (ja) * 2004-03-22 2007-11-01 アルコン,インコーポレイティド 操作パラメータの変化率に基づく外科システムの制御方法
JP2007530146A (ja) * 2004-03-22 2007-11-01 アルコン,インコーポレイティド ハンドピースの切削チップの負荷に基づく外科システムの制御方法
JP2007532235A (ja) * 2004-04-15 2007-11-15 ジェイ. マックール,リチャード 白内障組織の除去を指示するシステム
US7563242B2 (en) 2003-06-25 2009-07-21 Nidek Co., Ltd. Ultrasonic surgery apparatus
US7850707B2 (en) 2003-01-15 2010-12-14 Nidek Co., Ltd. Ultrasonic surgery apparatus
KR101223992B1 (ko) * 2005-09-28 2013-01-21 알콘, 인코퍼레이티드 안압 제어를 위한 수술용 카세트

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5766146A (en) * 1996-04-04 1998-06-16 Allergan Method of infusion control during phacoemulsification surgery
US5754016A (en) * 1996-09-18 1998-05-19 Dentsply Research & Development Corp Method of continuous control of tip vibration in a dental scalar system
US6780165B2 (en) 1997-01-22 2004-08-24 Advanced Medical Optics Micro-burst ultrasonic power delivery
US7169123B2 (en) 1997-01-22 2007-01-30 Advanced Medical Optics, Inc. Control of pulse duty cycle based upon footswitch displacement
US6179808B1 (en) * 1999-06-18 2001-01-30 Alcon Laboratories, Inc. Method of controlling the operating parameters of a surgical system
BR0011764A (pt) * 1999-06-18 2003-07-08 Alcon Mfg Ltd Sistema de controle de infusão
US7316664B2 (en) 2002-10-21 2008-01-08 Advanced Medical Optics, Inc. Modulated pulsed ultrasonic power delivery system and method
US7077820B1 (en) 2002-10-21 2006-07-18 Advanced Medical Optics, Inc. Enhanced microburst ultrasonic power delivery system and method
EP2604235A1 (en) 2003-03-12 2013-06-19 Abbott Medical Optics Inc. System and method for pulsed ultrasonic power delivery employing cavitation effects
US7846126B2 (en) 2003-07-14 2010-12-07 Abbott Medical Optics, Inc. System and method for modulated surgical procedure irrigation and aspiration
US7785316B2 (en) 2005-03-21 2010-08-31 Abbott Medical Optics Inc. Application of a system parameter as a method and mechanism for controlling eye chamber stability
US7670330B2 (en) 2005-03-21 2010-03-02 Abbott Medical Optics Inc. Application of vacuum as a method and mechanism for controlling eye chamber stability
US20070000301A1 (en) * 2005-06-21 2007-01-04 Todd Kirk W Reflux control in microsurgical system
US7785336B2 (en) 2006-08-01 2010-08-31 Abbott Medical Optics Inc. Vacuum sense control for phaco pulse shaping
WO2008129081A1 (es) * 2007-04-20 2008-10-30 Luis Emilio Abad Sistema para la operación de desprendimientos de retina
JP5301936B2 (ja) * 2008-09-30 2013-09-25 株式会社ニデック 超音波手術装置
US8623040B2 (en) 2009-07-01 2014-01-07 Alcon Research, Ltd. Phacoemulsification hook tip
DE102009049430B4 (de) * 2009-10-14 2015-07-09 Carl Zeiss Meditec Ag Ophthalmochirurgische Messvorrichtung, ophthalmochirurgisches System und zugehöriges Verfahren
US8136779B2 (en) 2010-07-27 2012-03-20 Alcon Research, Ltd. Mounting arrangement for a pressurized irrigation system
US10258505B2 (en) 2010-09-17 2019-04-16 Alcon Research, Ltd. Balanced phacoemulsification tip
DE102010047012B4 (de) * 2010-09-30 2015-12-31 Carl Zeiss Meditec Ag Steuerungsvorrichtung für ein ophthalmochirurgisches System
DE102010047009B4 (de) * 2010-09-30 2018-12-06 Carl Zeiss Meditec Ag Steuerungsvorrichtung für ein ophthalmochirurgisches System
US9050627B2 (en) 2011-09-02 2015-06-09 Abbott Medical Optics Inc. Systems and methods for ultrasonic power measurement and control of phacoemulsification systems
WO2019069189A1 (en) 2017-10-04 2019-04-11 Johnson & Johnson Surgical Vision, Inc. SYSTEM AND METHOD FOR INCREASING IRRIGATION PRESSURE AND MAINTAINING IOP DURING POST-OCCLUSION AFFLUX
EP3691585B1 (en) 2017-10-04 2023-09-27 Johnson & Johnson Surgical Vision, Inc. Systems for measuring fluid flow in a venturi based system
US11071816B2 (en) 2017-10-04 2021-07-27 Johnson & Johnson Surgical Vision, Inc. System, apparatus and method for monitoring anterior chamber intraoperative intraocular pressure
US11969380B2 (en) 2017-10-04 2024-04-30 Johnson & Johnson Surgical Vision, Inc. Advanced occlusion management methods for a phacoemulsification system
US11957620B2 (en) 2018-10-03 2024-04-16 Johnson & Johnson Surgical Vision, Inc. Learning auto phaco phacoemulsification mode for ophthalmic surgery
US11141313B2 (en) * 2018-10-03 2021-10-12 Johnson & Johnson Surgical Vision, Inc. Systems and methods for automated phacoemulsification
US11877953B2 (en) 2019-12-26 2024-01-23 Johnson & Johnson Surgical Vision, Inc. Phacoemulsification apparatus

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3812855A (en) * 1971-12-15 1974-05-28 Surgical Design Corp System for controlling fluid and suction pressure
US4168707A (en) * 1977-06-13 1979-09-25 Douvas Nicholas G Control apparatus for microsurgical instruments
WO1986007249A1 (en) * 1985-06-05 1986-12-18 Coopervision, Inc. Fluid flow control system and connecting fitting
US4827911A (en) * 1986-04-02 1989-05-09 Cooper Lasersonics, Inc. Method and apparatus for ultrasonic surgical fragmentation and removal of tissue
US5279547A (en) * 1991-01-03 1994-01-18 Alcon Surgical Inc. Computer controlled smart phacoemulsification method and apparatus
US5242404A (en) * 1992-02-12 1993-09-07 American Cyanamid Company Aspiration control system

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7850707B2 (en) 2003-01-15 2010-12-14 Nidek Co., Ltd. Ultrasonic surgery apparatus
US7563242B2 (en) 2003-06-25 2009-07-21 Nidek Co., Ltd. Ultrasonic surgery apparatus
JP2007530145A (ja) * 2004-03-22 2007-11-01 アルコン,インコーポレイティド 灌水流量に基づく外科システムの制御方法
JP2007530153A (ja) * 2004-03-22 2007-11-01 アルコン,インコーポレイティド 操作パラメータの変化率に基づく外科システムの制御方法
JP2007530146A (ja) * 2004-03-22 2007-11-01 アルコン,インコーポレイティド ハンドピースの切削チップの負荷に基づく外科システムの制御方法
JP2007532235A (ja) * 2004-04-15 2007-11-15 ジェイ. マックール,リチャード 白内障組織の除去を指示するシステム
KR101223992B1 (ko) * 2005-09-28 2013-01-21 알콘, 인코퍼레이티드 안압 제어를 위한 수술용 카세트

Also Published As

Publication number Publication date
WO1995020374A1 (en) 1995-08-03
JP3561227B2 (ja) 2004-09-02
EP0741554A1 (en) 1996-11-13
DE69534254T2 (de) 2005-10-27
JP4063785B2 (ja) 2008-03-19
DE69528964D1 (de) 2003-01-09
DE69534254D1 (de) 2005-07-07
JP3162723B2 (ja) 2001-05-08
JP2004209276A (ja) 2004-07-29
EP0741554B1 (en) 2002-11-27
JP2001161740A (ja) 2001-06-19
DE69528964T2 (de) 2003-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4063785B2 (ja) 水晶体超音波吸引システムの制御方法および水晶体超音波吸引装置
EP1222905B1 (en) Apparatus for controlling irrigation and aspiration of fluids during surgical procedures on the eye
US5766146A (en) Method of infusion control during phacoemulsification surgery
US10926022B2 (en) Tip detection apparatus and method for medical device
JP5400063B2 (ja) 水晶体吸引術吸引装置用の吸引制御
EP2758015B1 (en) Systems and methods for controlling vacuum within phacoemulsification systems
US20190133822A1 (en) Automatic ultrasonic phacoemulsification control
MXPA00005389A (es) Metodo para controlar los parametros de funcionamiento de un sistema quirurgico.
EP3520001A1 (en) System, apparatus and method for predicting anterior chamber intraocular pressure
US20220313489A1 (en) Systems and method for smart phaco in surgical systems
WO2020070604A1 (en) Systems and methods for automated phacoemulsification
AU2020298850A1 (en) Learning auto phaco phacoemulsification mode for ophthalmic surgery
EP4161604A1 (en) Systems and methods for mass air flow control in vacuum based aspiration in surgical system

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090223

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090223

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223

Year of fee payment: 9

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110223

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120223

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120223

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130223

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130223

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140223

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term