JPH09508044A - 洗濯機の動的釣合い機構の改良 - Google Patents

洗濯機の動的釣合い機構の改良

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JPH09508044A
JPH09508044A JP7519855A JP51985595A JPH09508044A JP H09508044 A JPH09508044 A JP H09508044A JP 7519855 A JP7519855 A JP 7519855A JP 51985595 A JP51985595 A JP 51985595A JP H09508044 A JPH09508044 A JP H09508044A
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washing machine
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drum
hollow bodies
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JP7519855A
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チメッタ,シルヴァノ
ハバール,インゴ
Original Assignee
エレクトロラクス ザヌッシ エレットロドメスティチ ソシエタ ペル アチオニ
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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F37/00Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
    • D06F37/20Mountings, e.g. resilient mountings, for the rotary receptacle, motor, tub or casing; Preventing or damping vibrations
    • D06F37/22Mountings, e.g. resilient mountings, for the rotary receptacle, motor, tub or casing; Preventing or damping vibrations in machines with a receptacle rotating or oscillating about a horizontal axis
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  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 外側ケーシングと、洗濯槽と、前記洗濯槽内に収容されるとともに前記洗濯槽内において回転しうる円筒状多孔ドラムとを有し、前記回転ドラムが、前記回転ドラムの側壁に対応して一体的に構成される複数個の密封された中空の環状体と、前記中空体内において自由摺動可能な複数個の可動釣合い重りとを有しており、前記環状中空体は、凸状ローブを前記中空体の周辺部に沿って均等に配置された形状とされる洗濯機。前記ドラムの前記側壁の少なくとも1つは、前記ドラムの軸と同軸的に心合わせされるとともにいかなる相互干渉も防がれるように異なった半径を有する複数個の前記中空体に隣接する。

Description

【発明の詳細な説明】 洗濯機の動的釣合い機構の改良 技術分野・背景技術・産業上の利用の可能性及び発明の開示 本発明は、洗濯機の回転ドラムを動的に釣り合わせる機構を改良して備えた洗 濯機、特に家庭用洗濯機に関する。 本発明は、特に前から洗濯物を入れるタイプの洗濯機に関し、例示上の便利の ために以下では実際にこうしたタイプの洗濯機を取り上げるが、これ以外のタイ プの洗濯機、特に上から洗濯物を入れるタイプの洗濯機または垂直軸のまわりを 回転するドラムを有する洗濯機にも本発明を有利な態様で適用することができる 。 設計技師が洗濯機、特に家庭用を意図した洗濯機を設計する上で対処しなけれ ばならない最も重大な問題の1つは、迅速な態様ですすぎ水を衣類から除去する ために行なわれる回転脱水段階において洗濯物を入れたドラムが高速で回転する ときに該ドラムを釣り合わせるという必要性であることは広く周知の事実である 。このような問題は、処理される洗濯物がドラム内で不釣合いな状態にあるとき に特に実感される。実際のところ、こうした状態がドラムの望ましくない、往々 にして許容不能なまでの振動を引き起こすことは珍しくなく、この振動は洗濯槽 組立体へ、そして最終的に洗濯機の外側ケーシング全体へと伝達される。 これは公知の問題であるので、本明細書ではこれ以上説明しないこととする。 この問題に対処するために工夫されたさまざまな解決策の内、一部のものは、 同様の大きさではあるが逆のベクトルの不釣合いな力を、ドラム内の不均衡な洗 濯物が生じさせる遠心力に対抗させることからなる動的なタイプの機構の提案を 基礎としていた。このような解決策は、たとえば仏国特許明細書第1.213. 067号、スイス国優先権書類8.11.1957、伊国特許明細書第1108 367号、日本国優先権書類12.1.1978に説明されている。 上述の明細書には、洗濯機、特に家庭用洗濯機の回転ドラムに適用される動的 釣合い機構において、本質的に、ドラムに堅固に連結され、かつ自身内で摺動可 能な釣合い重りを内蔵する環状中空体によって構成され、前記釣合い重りは更に 、 ドラム内における洗濯物の不釣合い状態によって引き起こされる該ドラムの不均 衡な動きに対抗しうるような配置につきうる動的釣合い機構が開示されている。 しかし、このような解決策は、一般に有効ではあるが、数多くの理由から現行 の用途では実用化されえなかった。前記理由として特に次のようなものがあげら れる: a)ドラム内において当初に非常にうまく分布し、したがって非常にうまく釣 り合っている洗濯物があるときには、前記釣合い重りは、環状中空体の周縁に沿 って分布して、実質的に偶然ではあるが互いに対向する何らかの位置につく傾向 にあって、構造全体が釣合いのとれた状態に保たれるようになる。しかし、単に 釣合い重りがつくこうした位置が実質的に偶然の位置であるという前記事実によ り、運動の不規則性と、釣合い重りを内蔵した環状中空体の取付けにおける不可 避の公差と、前記中空体の変形とのために、前記重りは、洗濯物のごくわずかな 不釣合い状態のために生じた振動にも即座に反応して釣合いをとろうとして、新 たな釣合い位置が見つかるまで回転するようになることが観察されてきた。 新たな釣合い位置の追求時に、前記重りは互いに激しく衝突し合うことさえあ り、そのために大きな騒音が生じる。そして前記重りが最終的に首尾よく前記新 たな釣合い位置を見つけても、たとえどんな理由でも洗濯物の不釣合い状態が若 干増加または変化するだけで釣合い重りは前記不釣合い/再釣合いサイクルを再 び開始することになるので、重りがこの位置に長く留まることはない。 したがって、実質的に連続的な態様で、洗濯機が釣合いを欠いた後に自ら自動 的に再び釣合いをとるという実質的に不安定な状態が起こる。このことは、振動 を何らかの決定的な態様で抑制することができない間は洗濯機が周期的に著しい 騒音を発し続けるために特に煩わしい状態を引き起こす。 b)ドラムを補強し、前記釣合い重りが発揮する作用によって多大な遠心力で ドラムの壁に押し付けられる前記中空体を収容させるようにするという観点から 、ドラムの設計を相応に改良する必要が生じる。 c)現在まで使用されてきた環状中空体は比較的軽量の材料で作られており、 そのために前記釣合い重りが発揮しうる遠心力の下である程度まで変形すること も珍しくない。中空体のこうした変形の結果として、該中空体に内蔵されている 釣合い重りがその都度ドラム内の洗濯物の不釣合い状態を最適に釣り合わせるた めに必要な位置に配置されえなくなり、究極的に、こうした釣合い効果が不完全 な部分的態様でしか達成されないことになってしまう。 したがって、所定のレベルを下回るいかなる不釣合い状態が生じたときでも、 釣合い重りを十分に定義された位置に拘束する一方で、逆に、前記所定のレベル を上回るいかなる不釣合い状態が存在するときでも前記釣合い重りを釣合い位置 に自由に移動させうるような構成を前記ドラムに具備させることにより、前記ド ラムの構造の改良をもたらすことが望ましく、本発明の目的は実際に、このよう なドラム構造の改良を提供することにある。こうした機構は、洗濯機自体の構造 にいかなる主要な改良またはその他のいかなる対策をも行なう必要なしに前記欠 点を解消しうるような、添付の請求の範囲に記載の特徴を有しかつ該請求の範囲 に記載の特徴にしたがって製作される。 本発明は、添付図面を参照しながら一例として以下に行なう説明から容易に理 解されよう。ただし、以下の例は、本発明を制限するものではない。 図面の簡単な説明 図1は、本発明にしたがった環状中空体の断面略図である。 図2aおよび2bは、本発明にしたがった中空体の周辺部の2つの判明な形状 の図である。 図3は、本発明の具体例の動作状態を示す図である。 図4は、特定の動作状態を示す図である。 図5は、本発明の改良された具体例を示す図である。 図6、7および7aは、本発明にしたがった中空体を複数個適用する場合のさ まざまな可能性を示す図である。 図8は、前記中空体内の可動釣合い重りの異なる形状を示す図である。 図9は、本発明にしたがって突出ローブが設けられた中空体の改良された形状 を示す図である。 図10および10aは、中空体の形状および構成についての特定のケースを示 す図である。 図11は、図10に示されている具体例に代わるものとして、改良された具体 例を示す図である。 発明を実施するための最良の形態 実際の問題は、洗濯物を保持するドラムがある限度までの不釣合い状態にある ときに釣合い重りが移動するのを防ぐ効果的な手段を見出すことにあるため、可 動釣合い重りを内蔵する中空体のさまざまな構成を工夫して試験した。こうした 実験の結果から、大体において、上述の不安定性および騒音問題は、前記中空体 を、以下の条件を満たすような形状にすると事実上解消されることがわかった: 1)各中空体は、中空体の周辺部上に位置するいかなる2点を接続する部分も 、該周辺部によって限界が定められる面内に完全に包含されるような態様で、そ の全長に沿って凸状をなす密封された周縁形状を有すること。 2)各中空体は、複数個の「ローブ」、すなわち周辺部に沿って均一に分布し かつ前記周辺部内に内接する円の外側に位置する周辺部分を特徴として有するこ と。 生産性と動作的対称性とを向上させるという理由から、絶対に必要というわけ ではないが、前記ローブは、それぞれの中空体の周辺部が該中空体の重心と一致 する中心を有した単一の周と必ずしも一致していなくても、該周に沿って均等に 分布するように配置されることおよび、中空体の前記重心はドラムの回転軸かつ 対称軸上に位置することが非常に好ましい。 図1には、このような中空体の好ましい具体例が示されており、該中空体は周 辺部に沿って等間隔に配置される3つのローブを有する。 図1を見ると、ドラム(図示せず)に付随しかつ前記ドラムの回転軸かつ対称 軸上に自身の中心が位置する中空体の周辺部pは、参照符号0で示す中心を有し た周2に沿って均等に離間する前記3つのローブを特徴として有することがわか る。 この中空体の周辺部は、同図に周2の半径rよりも大なる半径Rを有する3つ のそれぞれの周の3つの円弧として図示されている3つの曲線部分3により形成 される。 前記周の配置および、その分布と配置とが完全に均等であることは、同図1か らはっきりと見てとれる。中心0と2つのローブとの間の2つの半径rがなす角 度を分断する二等分線gは、まず点4において中空体の周辺部と、次に点5にお いて周2と交差する。 fが前記中心と前記点4との間の距離であるとすると、点4と点5との間の距 離(r−f)は、ローブ上に位置する可動重りがドラムの回転によって生じる遠 心力に抗することにより前記点5に到達するために克服しなければならない高低 差を表す。 前記周辺部に沿って位置する中間点6に到達するためには、釣合い重りは、そ れよりも小さいがいかなる場合も正の高低差(r−f’)を克服しなければなら ない。 ドラムと該ドラムに付随する中空体とを任意の回転速度で回転させると、可動 釣合い重りに作用する遠心力によって、同可動釣合い重りは、まさに可動釣合い 重りが遠心力を克服することによって乗り越えなければならない高低差のために 、1つのローブと隣接するローブとの間の中空体の中間点の位置ではなしにロー ブに対応する位置へと移動することを考えれば、前記高低差は、単なる幾何学的 な定義というだけではなく、何よりも実際の物理的状況でもある。 結果として、ドラムが不釣合い状態にないか、または若干釣合いを欠いている にすぎない状況では、同ドラムは実質的にその中心0のまわりを回転し、他方、 可動釣合い重りはローブに対応する安定な位置につき、ドラムの回転だけで生じ る遠心力を克服させるような力により釣合い重りが付勢されなければ、釣合い重 りがこの位置から変位することはなくなる。 次に特に図10を参照すると、本発明にしたがった中空体の周辺部が図示され ており、前記3つのローブ1は、それぞれ点0A、0Bおよび0Cを中心とする 円A、BおよびCの3つの円弧によって接続されていることがわかる。 ここで、簡単のために、前記3つの円弧が同一であり、したがってそれぞれの 曲率半径および角度も同じになると仮定することができる。次に半径aおよびa ’を中心0Aと対応する円弧Aの両端との間に描き、半径bおよびb’と半径c およびc’とについても同様にすると、前記6つの半径が互いに交差する一方で 、 これらの交点と上述の中心0A、0Bおよび0Cとが、点線で図示されている六 角形の頂点を形成することがわかる。 前記六角形の内側の各点は、前記3つの円弧A、BおよびCのいずれの範囲内 に位置する任意点Pからも、前記任意点Pが3つのローブ1の極限点を除くいか なる位置にあっても、等しい長さの半径a、a’、b、b’、cおよびc’より 遠くなる。 結果として、対応する中空体の回転中心Cがこのような六角形の内側に位置す る場合、前記中空体内に内蔵された可動釣合い重りは、遠心力により付勢されて 、該回転中心に対して最も遠い点に自身を位置付け、したがって尖点1に配置さ れることになる。 一般的に、これによって重心0に対する回転中心Cの不釣合い状態に抗するよ うな不釣合い効果がもたらされるわけではない。しかし、ここでは回転中心Cが 相対的に重心0に近接して位置すると仮定しており、これは、このような不釣合 い状態の程度が制限されているので、実際には特に大きな釣合い力を必要としな いという意味にもなる。 これに対して、こうした不釣合い状態がそれよりひどい場合、すなわち十分に 重度の不釣合い状態が起こって、ドラムとそれに関連ある中空体とが前記六角形 の外側に位置する回転中心C1のまわりを回転するようになる場合、点P’は、 前記回転中心C1から上述の半径よりも大なる距離dに位置する3つの円弧によ って形成される周辺部に沿って決定されることになる。このような条件下では、 新しい回転中心が変位して再び上述の六角形H内に位置することによって釣合い 重りがドラムの再釣合せ、すなわち該ドラムの前記不釣合い状態の解消に成功す るまで、可動釣合い重りは自然に前記点P’の方へと移動させられることになる 。 実質的には前述の先行技術の特許に記載されているものと完全に同様の状態が 生じるため、公知の解決策を適用してもよく、こうした解決策が前記のような特 定の構成の中空体によって害または影響を受けることは決してない。 この時点で、当業者は、中空体の形状とローブの個数とその形状(凸状か角な しか)と使用される可動釣合い重りのタイプ(これについては以下により詳細に 説明する)とを適切に調節することにより、要因の組合せを更にまた実験的に決 定して、可動釣合い重りをローブに対応して分布させ、以て実際の回転速度の関 数として所望の釣合い効果を確保しうるようにすることが可能であることを理解 しうるはずである。 本発明は、多数の改良を受けうるものである。このため、たとえば、どちらか と言えば最適化である第1の改良は、連続的なローブ間の部分が多少曲線的また は直線的な幾分多数のローブを有する中空体を用いる可能性に関する。このよう にすると、一方では可動釣合い重りが妨げになると思われる最低回転速度を、も う一方では釣合いを欠いたドラムを釣り合わせるその実際の容量を最適化すると いう観点から適切に選択されうる広範な選択肢が得られる(図2a)2b)。 選択肢の選択にあたって、当業者は当然ながら、定義された達成目標の優先順 位にしたがって可能な最良の折衷案に到達することを目指さなければならない。 したがって、いかなる場合も、前記ローブ間の円弧の湾曲が小さいほど中空体の 周辺部はより円周状の外観を呈するため、上述したような不安定な挙動を有する ことになるという状況を十分に考慮する。しかし、このような構成の場合は、同 じドラム回転速度で前記釣り合い重りが最適な釣合い配置に達するために乗り越 えなければならない高低差が小さくなり、したがって前記重りが釣合いをとろう とする反応がはるかに容易に、かつ更にまたより低い回転速度で起こることにな るので、釣合い特性という観点からは最良のものであることが立証されよう。 それとは逆の場合、すなわちローブが非常に湾曲した部分によって接続されて いる場合には、上述の効果とは逆の効果が得られる。この逆の効果については、 当業者には容易に理解されるので、簡潔のために本明細書ではこれ以上説明しな い。 第2の改良は、たとえば金属球等の可動釣合い重りを前記中空体内に相当多数 導入する可能性によってもたらされる。これは、釣合い質量を増加させ、したが って著しく釣合いを欠いた洗濯物に対しても相応に釣合い容量を高めるのに効果 的である。しかし、これもまた、このような場合は遠心力の作用の下で前記球が 単一の重複しない球の列を形成するという欠点を有する。 こうした解決策では、この場合、釣合い重りが円弧に沿ってあまりにも幅広く 分布することにより、F1がF2と逆向きになっている図4に示すように、ロー ブ の中心に対して最も遠い球に関連ある遠心力の釣合い成分が互いに部分的に補償 し合うために、実際の釣合い容量が低下してしまうという事実によって欠点が生 じると推断されることは非常に明らかである。 このさらなる欠点を克服するためには、必ずしも同様の特徴を有していなくて もよい複数個の判明な中空体を隣合わせの配置で配設して(これに関しては、左 側の断面図が右側の断面図にA−Aとして示されている図5の2つの断面図を参 照されたい)、釣合い質量が中空体の円弧をあまりにも幅広く覆うという上述の 欠点を生じさせる危険に陥ることなく全体としての釣合い質量を増加させること が有利であると思われる。 こうした複数個の中空体の配設および配置により、新しい興味ある可能性が開 ける(図6)。実際問題として、前記では簡単のために同一であると仮定された 前記中空体は、連続的なローブ間において0度以外のいかなる角度をなすような 態様にも配向され得、したがって、ある個数の同一の中空体が互いに、周角を中 空体の個数に各中空体のローブの個数を掛けた積で割ったものに等しい同じ角度 をなして配置された図6に示されている仮定において(前記図には2つの中空体 を有する例が示されており、前記中空体の各々は3つのローブを有し、したがっ て360°/6の等間隔に配置される合計6つのローブが得られる)、その釣合 い質量の大きさと、同質量が十分に心合せされた整合状態にあることとの両方に よって良好な釣合い能力を持つ機構の有利な構成が得られ、前記釣合い能力は、 ドラム内における不釣合いな洗濯物の位置がどこであっても、全体としての作用 が最適な釣合い効果をもたらすような態様に構成される複数個の判明な中空体間 で前記釣合い質量が小分割されうることにより更に高められる。 前記複数個の中空体の配設によって達成されるさらなる改良は、前記中空体を ドラムの円筒面上に配置する代わりに、前記中空体をドラムの側壁、すなわち前 壁および/または後壁に接触させて配置する可能性にある(図7)。前者の場合 は、通常は洗濯液の通路に用いられる入出孔のために確保されている空間の大部 分を中空体が占めてしまうという欠点が生じる。このような場合には、複数個の 中空体が全てドラムの前記側壁と接触する可能性を創出するために、同中空体を 互いにはめ込み可能となるような大きさにすることが必要になる。 図7には、中空体を2つだけ有した具体例が示されているが、こうした構造形 態は明らかに、ドラムの同じ側壁上に配置されるより多数の中空体を含む範囲に わたりうることが理解されよう。このような改良は、図7に示すように中空体の ローブが共通の半径上に配置される場合と、図7aに示すように前記中空体のロ ーブが異なる半径上に配置される場合との両方をも含む範囲にわたる。 上記に提案された機構と等価の構成が、このようなローブを有した形状の代わ りに、円形の形状と同じ直径とを有する中空体を用いて、図10の略図に示すよ うに、前記中空体を、そのそれぞれの中心D1、D2およびD3がドラムの軸に 対して若干偏位して位置するように配置することによってもたらされることも実 験的に明らかになった。 このような構成は、個別の円形状中空体の内側部分が点線で示されている図1 0aに太線で示すように、円形状中空体の外側部分(正面図で見たとき)と同じ 周辺部を有するローブ付き中空体がもたらす釣合い作用と非常によく似た釣合い 作用を確保するのに効果的であることがわかった。 結果として、当業者には十分に理解されうるように、ローブ付き中空体に関す る上述の全ての変形および改良は、1つ以上のローブ付き中空体が該中空体の各 1つにつき対応する複数個の円形状中空体と置き換えられる場合にも同様に該当 し、この円形状中空体は、共平面をなし、したがって異なる半径を有して互いに はめ込まれるか、または横方向に隣合わせに配置されて、そのそれぞれの中心D 1、D2およびD3がドラムの軸に対して偏心的に整合するかのいずれであって もよい。 偏心的に共平面配置され、したがって互いにはめ込まれる複数個の円形状中空 体により構成されるローブ付き中空体という解決策は、それぞれ相違する半径S 1、S2、S3を有する前記複数個の円形状中空体11、12、13を示す図1 1に特に図示されており、前記中空体が「入れ子」式の組合せで互いに完全には め込まれうるように、前記円形状中空体は同じ深さ寸法Hを有し、前記半径が選 択され、それぞれの中心D1、D2、D3はドラムの軸0に対して偏位し、かつ 前記軸に対して同じ角度a°(図11の場合、a°=120°)をなして互いに 回転する。 構造的な観点から有利な態様で、前記組合せの中空体は単一部材として製造さ れ、したがって、前記中空体の互いの境界をなす3つの厚さdの前記円筒体の露 出された基部の図とともに前記中空体からなる前記単一部材の円筒状外面Tも示 されている図11に一例を示すように、円筒体を形成する。 また、本発明の更に有利な改良は、肉厚円盤の形状を有するとともに、前記円 盤D(図8)の断面と実質的に同様の断面を有する前記中空体の内側で回転可能 な可動釣合い重りを使用することによってもたらされる。容易に実証されうるよ うに、可動釣合い重りによって満たされた中空体の一部分が占める等しい総容積 について、前記可動釣合い重りの重さは、いずれの場合もそれぞれの中空体の断 面との関係で最も適切な形状および寸法を用いたときに、実際に該釣合い重りを このような円盤状の形状にした場合の方が該釣合い重りを球形の形状にした場合 よりも大となることは実際に広く理解されている。 前記改良は、前記中空体の実質的に矩形の断面にたとえば傾斜壁p(図9a) または丸コーナ(図9b)により肉厚円盤の幅に対して拡大された幅寸法を与え 、中空体の外縁を肉厚円盤の幅と同様の幅に達するまで先細にすると更に向上す る。 このようにすると、前記構成部材間の接触、すなわち摩擦がこれによって最小 限に抑えられるので、肉厚円盤を中空体内においてより自由かつ円滑に回転させ ることができる。更に、それぞれの中空体内における前記可動釣合い重りの摺動 性を高め、前記重りのこうした摺動によって生じる雑音を減少させるという両方 の観点から、ドラムの動作温度範囲内で低い粘度を有する潤滑油であることが好 適な何らかの潤滑剤を前記中空体内に注入すると有利かもしれない。 最後に、さらなる改良は、複数個の別個の判明な固体によって構成される代わ りに、砂や金属チップ、粉体等の非常に小さな高比重粒子の動きを維持すること を目的とするとともに該粒子を大量に浮遊させた液体であることが好適な濃厚な 塊状の流体によって構成される可動釣合い重りを使用することによってもたらさ れる。このような組合せにすると、可動釣合い重りの製作が簡単になる一方で、 こうしてもたらされる釣合い質量の場合には判明な可動重りの非連続性の問題が なくなるという事実だけでなく、ある条件下で占有容積に対する生成質量の比率 が前述の肉厚円盤の形状を有する可動釣合い重りの場合に達成可能な比率より更 に向上するという事実からも、釣合い能力が更に高まるという利点を有する。 本発明の幾つかの好ましい具体例に代表される例に基づき、一般に知られてい る用語を用いて本発明を説明したが、当業者には構造と形状とのいずれに関して も更に数多くの変形および改変を行ないうることが理解されるため、本発明は前 記具体例に制限されるとは考えられない。したがって、添付の請求の範囲には、 当業者に理解され得、かつ本発明の範囲および真の意味から逸脱しないような可 能な改変が含まれるものと理解されたい。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1995年12月18日 【補正内容】 前記周の配置および、その分布と配置とが完全に均等であることは、同図1か らはっきりと見てとれる。中心0と2つのローブとの間の2つの半径rがなす角 度を分断する二等分線gは、まず点4において中空体の周辺部と、次に点5にお いて周2と交差する。 fが前記中心と前記点4との間の距離であるとすると、点4と点5との間の距 離(r−f)は、ローブ上に位置する可動重りがドラムの回転によって生じる遠 心力に抗することにより前記点5に到達するために克服しなければならない高低 差を表す。 前記周辺部に沿って位置する中間点6に到達するためには、釣合い重りは、そ れよりも小さいがいかなる場合も正の高低差(r−f’)を克服しなければなら ない。 ドラムと該ドラムに付随する中空体とを任意の回転速度で回転させると、可動 釣合い重りに作用する遠心力によって、同可動釣合い重りは、まさに可動釣合い 重りが遠心力を克服することによって乗り越えなければならない高低差のために 、1つのローブと隣接するローブとの間の中空体の中間点の位置ではなしにロー ブに対応する位置へと移動することを考えれば、前記高低差は、単なる幾何学的 な定義というだけではなく、何よりも実際の物理的状況でもある。 結果として、ドラムが不釣合い状態にないか、または若干釣合いを欠いている にすぎない状況では、同ドラムは実質的にその中心0のまわりを回転し、他方、 可動釣合い重りはローブに対応する安定な位置につき、ドラムの回転だけで生じ る遠心力を克服させるような力により釣合い重りが付勢されなければ、釣合い重 りがこの位置から変位することはなくなる。 次に特に図3を参照すると、本発明にしたがった中空体の周辺部が図示されて おり、前記3つのローブ1は、それぞれ点0A、0Bおよび0Cを中心とする円 A、BおよびCの3つの円弧によって接続されていることがわかる。 ここで、簡単のために、前記3つの円弧が同一であり、したがってそれぞれの 曲率半径および角度も同じになると仮定することができる。次に半径aおよびa ’を中心0Aと対応する円弧Aの両端との間に描き、半径bおよびb’と半径c およびc’とについても同様にすると、前記6つの半径が互いに交差する一方で 、 請求の範囲 1.外側ケーシングと、洗濯槽と、前記洗濯槽内に内蔵されるとともに洗濯時 および回転脱水時に前記洗濯槽内において円柱の軸のまわりを回転しうる円筒形 の多孔ドラムとを具え、前記ドラムが、前記円筒状ドラム上に一体的に設けられ る複数個の環状密封中空体(P)と、前記中空体内において自由摺動可能な複数 個の可動釣合い重り(P)とによって構成される動的釣合い機構を有する洗濯機 、特に家庭用洗濯機において: 1)各中空体(P)は、前記中空体の周辺部上に位置するいかなる2点を接続す る部分も、該周辺部によって限界が定められる面内に完全に包含されるような態 様で、その全長に沿って凸状をなす密封された周縁形状を有することと、 2)各中空体は、複数個の「ローブ」(1)、すなわち前記周辺部に沿って均一 に分布しかつ前記周辺部内に内接する円の外側に位置する周辺部分を特徴として 具えること、 とを特徴とする洗濯機。 2.前記環状中空体(P)は、1つの同じ平面上に配置されるとともに、前記 ドラムの軸(O)と同軸的に心合わせされ、前記環状中空体のそれぞれの環状の 外形は、互いに干渉し合わないような最大および最小寸法を有することを特徴と する請求項1記載の洗濯機。 3.前記環状中空体は、該環状中空体の少なくとも2つが隣合わせに位置する ように配置されることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。 4.前記中空体は、前記ドラムの軸に対して互いに360°/(m・n)の角 度をなして回転し、ここで、mは中空体の個数であり、nは各中空体のローブの 個数であることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の洗濯機。 5.外側ケーシングと、洗濯槽と、前記洗濯槽内に内蔵されるとともに洗濯時 および回転脱水時に前記洗濯槽内において円柱の軸のまわりを回転しうる円筒形 の多孔ドラムとを具え、前記ドラムが、前記円筒状ドラム上に一体的に設けられ る複数個の環状密封中空体(P)と、前記中空体内において自由摺動可能な複数 個の可動釣合い重り(P)とによって構成される動的釣合い機構を有する洗濯機 、 特に家庭用洗濯機において: − s個のローブを有する前記中空体の少なくとも1つは、前記ドラムの軸に 対して各々が別の1つの前記中空体の中心と360°/sの角度をなして回転す るそれぞれの中心(D1、D2、D3)を有した複数個の円形状中空体(11、 12、13)によって構成されることと、 − 前記中空体(11、12、13)は、そのそれぞれの中心(C1、C2、 C3)が前記ドラムの軸に対して若干位置ずれするように配置されることとを特 徴とする洗濯機。 6.互いに軸方向に偏位した前記円環状中空体(11、12、13)は、異な った半径(S1、S2、S3)を有し、かつ互いに共平面的にはめ込まれること を特徴とする請求項5記載の洗濯機。 7.互いに軸方向に位置ずれした前記円環状中空体は、同じ厚さ(H)を有し 、かつ単一部材の形態を有することを特徴とする請求項6記載の洗濯機。 8.前記可動釣合い重りは、肉厚円盤(D)の形状を呈しており、前記中空体 の断面は、矩形状であり、かつ肉厚円盤状の前記可動釣合い重りがその内部で回 転的に摺動しうるような大きさとされることを特徴とする前記請求項のいずれか に記載の洗濯機。 9.前記中空体の断面は、矩形状であり、かつ外縁(図9aのP)に向って若 干先細とされており、前記中空体の内壁と前記可動円盤状釣合い重りの側面との 間に隙間が設けられることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の洗濯機。 10.前記可動釣合い重りは、重液物質の形態を呈することを特徴とする前記 請求項のいずれかに記載の洗濯機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.外側ケーシングと、洗濯槽と、前記洗濯槽内に内蔵されるとともに洗濯時 および回転脱水時に前記洗濯槽内において円柱の軸のまわりを回転しうる円筒形 状の多孔ドラムとを具え、前記ドラムが、前記円筒状ドラム上に一体的に設けら れる複数個の環状密封中空体と、前記中空体内において自由摺動可能な複数個の 可動釣合い重りとによって構成される動的釣合い機構を有する洗濯機、特に家庭 用洗濯機において、前記環状中空体の少なくとも1つに、前記中空体の周辺部か ら外方に突出する複数個のローブが形成されることを特徴とする洗濯機。 2.前記環状中空体は、1つの同じ平面上に配置されるとともに、前記ドラム の軸と同軸的に心合わせされ、前記環状中空体のそれぞれの環状の外形は、互い に干渉し合わないような最大および最小寸法を有することを特徴とする請求項1 記載の洗濯機。 3.前記環状中空体は、該環状中空体の少なくとも2つが隣合わせに位置する ように配置されることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。 4.前記中空体は、前記ドラムの軸に対して互いに360°/(m・n)の角 度をなして回転し、ここで、mは中空体の個数であり、nは各中空体のローブの 個数であることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の洗濯機。 5.s個のローブを有する前記環状中空体の少なくとも1つは、前記ドラムの 軸に対して各々が別の1つの前記中空体の中心と360°/sの角度をなして回 転するそれぞれの中心(D1、D2、D3)を有した複数個の円形状中空体(1 1、12、13)によって構成されることを特徴とする前記請求項のいずれかに 記載の洗濯機。 6.互いに軸方向に偏位した前記円環状中空体(11、12、13)は、異な った半径(S1、S2、S3)を有し、かつ互いに共平面的にはめ込まれること を特徴とする請求項5記載の洗濯機。 7.互いに軸方向に位置ずれした前記円環状中空体は、同じ厚さ(H)を有し 、かつ単一部材の形態を有することを特徴とする請求項6記載の洗濯機。 8.前記可動釣合い重りは、肉厚円盤の形状を呈しており、前記中空体の断面 は、矩形状であり、かつ肉厚円盤状の前記可動釣合い重りがその内部で回転的に 摺動しうるような大きさとされることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載 の洗濯機。 9.前記中空体の断面は、矩形状であり、かつ外縁に向って若干先細とされて おり、前記中空体の内壁と前記可動円盤状釣合い重りの側面との間に隙間が設け られることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の洗濯機。 10.前記可動釣合い重りは、重液物質の形態を呈することを特徴とする前記 請求項のいずれかに記載の洗濯機。
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