JPH09505793A - 物品保持用タブを有する容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 運搬用容器は複数の堅い端パネルの周囲にスロット付きの可撓性シートを巻き着けることによって作られる。これらの端パネルはスロットを貫通する上部隅突起を有する。容器の側面パネルは多層構造であり、保持タブが内側層に折り曲げ可能に接続されている。保持タブは、運搬用容器内に梱包された小型容器の下部に接触して、運搬中及び取扱い中に小型容器が側面パネルの方へ移動することを阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】 物品保持用タブを有する容器 発明の分野 本発明は、周囲を完全に取囲む必要はないが、しかし取扱い中及び運搬中に内 容物、典型的には農産物を保護できるように充分強固である必要がある梱包用及 び運搬用容器に関する。特に、本発明は、主容器内に梱包された小型容器を安定 化することができる上記タイプの容器に関する。 発明の背景 農産物のようなばら荷の生産物を梱包するのによく使用される容器は、複数の 端パネルの周囲に可撓性カバー・シートを巻き付けて、底面パネルと側面パネル と上面パネルとを作っている。これらの端パネルは、その上部又は下部エッジに 形成された積み重ね用突起と、上記エッジの反対側のエッジに形成された積み重 ね用凹部とを有する。容器が積み重ねられた時に、その容器の突起はその下又は その上の次の容器の凹部内に嵌合される。可撓性シートは複数のスロットを有し 、これらのスロットには端パネルの隅部と積み重ね用突起とが挿入される。端パ ネルはまた、シートの端部を適正位置に保持する手段が設けられている。典型的 には、シートの端部は、互いに重ね合わされて完全包囲用容器を作るか、又は互 いに離間されて一部開放の上面パネルを作る。 このような容器は、ばら荷の生産物を梱包する時には充分満足のいくものであ るが、しかしながら、ばら荷の生産物を収容した小型容器を梱包する為に使用さ れる時に、いくつかの問題が発生する。この小型容器は典型的には、ベリーやチ ェリートマトのような小型 農産物を収容したプラスチック製のバスケットである。このようなバスケットの 側面は通常内方にテーパーが付いているので、バスケットの底部は、互いに離間 すると共に、主容器の側面パネルからも離間する。このような構成によって、バ スケットは、大型の主容器の運搬中及びその取扱い中に移動したり、傾斜してし まい、この結果、バスケットの中味が損傷する恐れがある。 本発明の主目的は、上述した基本的な設計概念を使用するが、小型容器に収容 されたばら荷材料を梱包する為に使用される時には変更を加えることができ、小 型容器を安定化して、その小型容器が主容器内で移動することを防止する運搬用 容器を提供することである。 発明の簡単な要約 本発明に係わる改良された容器は、上述したタイプの容器の基本的な特長、即 ち互いに離間したかなり堅い端パネルに取付けられかつそれらの端パネルの間に 延在した可撓性シートから作られる底面パネル及び側面パネルを具備する。この 容器は側面パネルに折り曲げ可能に接続された複数の保持タブを更に具備する。 これらの保持タブは、運搬用容器内に梱包された小型容器に接触するように下方 かつ内方に延在し、これによって、小型容器を、側面パネルの方へ移動しないよ うに安定化させる。このような構成は、農産物用のバスケットのような小型のテ ーパー付き容器を移動しないように安定化する際に特に有効である。 運搬用容器の側面パネルは通常、多層構造であり、保持タブは側面パネルの内 側層に折り曲げ可能に接続されている。 運搬用容器は、設計上、保持タブの形成の為に別のブランク材料を使用する必 要がないので、簡単に作ることができ、製造コストが 安価になる。 本発明の上述した及びその他の特長や態様は、それの種々の利点と共に、以下 の好適実施例の詳細な説明において更に明らかになるであろう。 図面の簡単な説明 図１は、端パネル及び中間横パネルの一部を除去して容器の一方側の保持タブ を示した本発明の容器の斜視図。 図２は図１の容器に組込まれた端パネルを示した平面図。 図３は図１の容器に使用されたカバー・シートを作るのに使用されるブランク 材の平面図。 図４は固定タブを示す為に図３の円４の領域の拡大平面図。 図５は最初の折り曲げ工程の完了後における図３のブランク材の部分平面図。 図６は第２の折り曲げ工程の完了後における図３のブランク材の部分平面図。 図７は容器内の隣接バスケットを想像線で示した、図１の線７−７に沿った断 面図。 図８は容器の変形例のブランク材を示した部分平面図。 図９は図８のブランク材から作られた容器の変形例を示した、図７と同様の部 分断面図。 好適実施例の詳細な説明 図１において、可撓性のカバー・シート１２と堅い端パネル１４とから成る容 器１０は、上記カバー・シートによって形成される側面パネル１６及び底面パネ ル１８を具備する。中間の横パネル２０は、端パネル１４に類似しており、容器 を２個の収容部に分割する。 尚、本発明は収容部を２個有する構造に限定されるものではなく、横パネルを全 く有しない容器や２枚以上の横パネルを有する容器に適用することもできる。上 記可撓性カバー・シートは、折り曲げ可能な板紙ブランク材から運搬用容器を製 造する際に通常使用される厚さの板紙から作ることができ、他方、上記端パネル は、厚い板紙や、プレス加工されたボール紙やその他の任意の容易に入手できる 安価な堅い材料から作ることができる。 側面パネル１６には、上部斜面パネル２２と下部斜面パネル２４とが接続され ている。係止タブ２６は、上部斜面パネルに接続され、後に更に詳述されるよう に、端パネル及び横パネルの積み重ね用の突起２８の外方エッジに係合して、カ バー・シートの端を適正位置に保持し、他方、端パネル及び横パネルの上部肩突 起３０及び下部支持脚部３２が上記上部及び下部斜面パネルのスロットを貫通し ている。更に、保持タブ３４が側面から容器の各収容部内に延在して、底面パネ ルにまで達している。図１には図示されていないが、保持タブは図面の右側にお いても側面パネルから延在している。 全ての端パネル及び横パネルは好ましくは同一であるので、図２に示した端パ ネル１４は全てのこのようなパネルを代表するものである。このパネルは、上部 及び下部のエッジ３６及び３８と両側部エッジ４０とを有するほぼ矩形状である 。積み重ね用の突起２８は、外方テーパー付きの上部側エッジ部４２と内方テー パー付きの下部側エッジ部４４とを有する。二つの類似形状の積み重ね用の凹部 ４６は、突起２８と位置合わせされるように、下部エッジ１８に形成されている 。各突起２８に隣接して凹部４８が形成され、この凹部の一方の側エッジは上記 突起の下部側エッジ部４４から構成され、 上記凹部の他方の側エッジは肩部３０のテーパー付きエッジ５０から構成される 。開口５２は、容器を持ち上げる為の把持部を構成すると共に、空気がこの開口 ５２から容器内に流入できるので、梱包された農産物を新鮮な状態に保つことが できる。 図１の容器のカバー・シートを作る為に使用されるブランク材が図３に示され ている。尚、この図において図１の参照数字に類似する参照数字は、類似の部材 を表わしている。ほぼ矩形のブランク材は、一連の平行な折れ線を有し、これら の折れ線によって、シートは離間した端パネル及び中間横パネルの周囲に折り曲 げられて、容器の底面パネル及び側面パネルを構成する。こうして、中央に位置 する底面パネル部１８は折れ線５４によって各下部斜面パネル部２４に接続され 、これらの下部斜面パネル部２４は折れ線５６によって側面パネル部１６に接続 される。上部斜面パネル部２２は、折れ線５８によって側面パネル部１６に接続 されると共に、折れ線６２によって斜面パネル補強部６０に接続される。係止タ ブ２６も折れ線６２によって上記の上部斜面パネル部に接続され、これらの係止 タブ２６は、折れ線６２から延在するスリット６４と、切抜き６８内に延在する エッジ６６とによって形成される。斜面パネル補強部６０は折れ線７０によって 第１の側面パネル補強部７２に接続され、この第１の側面パネル補強部７２は折 れ線７６によって第２の側面パネル補強部７４に接続されている。尚、参照数字 はブランク材の右側に位置する部材のみを表わすものとして使用されたが、ブラ ンク材の左側も右側と同一である。 上部斜面パネル部２２はスロット７８を具備し、このスロット７８には端パネ ル及び中間横パネルの隅肩部３０が挿入される。下部 斜面パネル部２４にもスロット８０が設けられ、これらのスロット８０には支持 脚部３２が挿入される。更に、底面パネル部１８にはスロット８２が設けられ、 これらのスロット８２には、積み重ね状態の時に下側の次の容器の積み重ね用の 突起が挿通する。底面パネル部には折れ線８６によって端接着フラップ８４が接 続されている。また、底面パネル部には折れ線８８によって中間接着フラップ９ ０が接続され、このフラップ９０はスリット９２によって形成される。 保持タブ３４が折れ線９４によって第１の側面パネル補強部７２に接続され、 これらの保持タブ３４は、第２の側面パネル補強部７４内に延在したスリット９ ６と、スリット９６の両端を接続するスリット９８とによって形成される。 図４には中央係止タブ２６が詳細に示されており、タブの外方端にはノッチ１ ００が形成され、このノッチの両側部から斜面パネル２２まで折れ線１０２が延 在して、これによって係止タブに翼部又はフラップが１０４が形成される。 図１の容器を組立てる為には、第１の補強側面パネル部７２または第２の補強 側面パネル部７４のいずれかと側面パネル部１６とに接着剤が塗布される。その 後に、ブランク材の各端の第２の補強側面パネル部７４が折れ線７６の所で旋回 され、第１の補強側面パネルハ部７２に接着され、この接着によって、図５に示 した中間組立て状態となる。図示のように、ブランク材を折れ線７６に沿って折 り畳むことによって、保持タブが接着された両補強パネル部から外方へ突出する 。その後に、結合された補強パネル部が折れ線６２の所で旋回されて、側面パネ ル部１６に接着される。この時点でのブランク材の各端部が図６に示される。 その後に、二枚の端パネル１４が中央に置かれて端接着フラップ８４に接着さ れ、また同様の中間横パネル２０が中央に置かれて中間接着フラップ９０に接着 される。これらの接着フラップを上方に折り曲げてパネル１４、２０を直立させ た後に、図６のブランク材の下部斜面パネル部と側面パネル部とが上方に折り曲 げられ、これによって、支持脚３２の隅部が下部斜面パネル部２４のスロット８ ０を貫通する。その後に、上部斜面部２２が折れ線６２に沿って折り曲げられ、 これによって、パネル１４、２０の肩部３０が上部斜面パネル部２２のスロット ７８を貫通する。 係止タブは、適正位置への取付けの為には、ノッチ１００が積み重ね突起２８ の外方テーパー付きエッジ４４の基部に接触するように、位置決めされる。これ らのタブは、比較的短いので、容器の開放の収容空間内に極くわずかな距離だけ 延在するだけであり、ブランク材の使用量も最小にすることができる。翼部１０ ４を折れ線１０２の所で下方に折り曲げることによって、係止タブのノッチ付き の端は、適正位置内に下降移動することができ、これによって、この上記適正位 置内への移動力を取除いても端４４は係止タブの上昇移動を阻止する。上部斜面 パネル２２は肩部３０によって適正位置に保持されるので、係止タブに作用する 応力の多くが除去される。図３に示したように、端係止タブは、内方に面する翼 を一つのみ有する。このような端係止タブの構成は、タブの外方部分に折れ線が 存在しなくなるためタブが一層堅くなるので、好ましいものである。この場合、 単一の翼を折り曲げるだけで、タブは積み重ね突起のテーパー付きエッジに対し て適性位置に位置決めされる。 上述した折り曲げ及び接着工程によって図１に示した容器が製造 される。図６から明らかなように、接着された補強パネル部７２と７４は下部斜 面パネル部２４の手前までしか延在していないので、下部斜面パネルの形成時に 妨げとなることはない。しかしながら、保持タブ３４は下部斜面パネルハを越え て延在する。これによって、保持タブの端部は、底面パネル部１８に接触し、か つ下部斜面パネルを形成する際に、折れ線９４の所で旋回しながら底面パネル部 表面上を内方へ摺動する。こうして、保持タブは図１に示した最終位置に移動さ れる。 図７の断面図は、想像線で示した二列の農産物バスケットＢに対する保持タブ の位置を示している。これらのバスケットの側面は典型的にはテーパーが付され ているので、比較的小型のバスケット底面は容器の側面から離間し、従って通常 、運搬中および取扱い中に生ずる力による移動に対して何ら拘束されていない。 しかしながら、本発明ではバスケットは、バスケットの外側底部に接触する保持 タブ３４によって安定化される。典型的には、保持タブは、容器の底面パネルに 接触して、側面パネルとバスケットとの間の楔として作用し、これによってバス ケットの移動を阻止する。 図７に明示したように、第１及び第２の補強側面パネル部７２、７４と側面パ ネル１６とは、三層の壁を構成するので、重い積み重ね状態容器によって生ずる 力やパレットにひも等できつく結ばれた場合に生ずる力に対して耐えることがで きる。 三層構造の側面パネルを必要としないような容器は、図８のブランクから作る ことができる。この構成にあっては、ブランク材は、第２の側面パネル補強パネ ル部が除去され単一の補強パネル部７２のみが残存している点を除き、図３のブ ランク材に類似している。 保持タブ３４は、第１の実施例と同一の方法で補強パネル部に接続され、かつ同 一の機能を有する。図９はブランク材から作られる容器の部分断面図である。こ の保持タブは図７のように隣接する農産物バスケットに接触するが、容器の側面 パネルは二層構造であり、この二層構造でも多くの運搬用容器の必要強度を充分 に満足する。 前述したように、本発明の容器は容器を二つの収容部に分割する単一の内部横 パネルを含むものとして、例示の目的で示されたが、内部の横パネルを全く具備 しなくてもよい。この場合には、容器は単一の収容部を有するのみである。また 、二枚以上の内部横パネルを具備して収容部を増加することもできる。 本発明は、運搬中や取扱い中に小型のバスケットや主運搬用容器内のその他の 容器が移動しないように上記バスケットやその他の容器を安定化することができ る容器を提供するものである。本発明はまた、二層又は三層構造の側面パネルを 有することができる容器を作るものである。本発明の好適実施例を説明してきた が、添付の請求の範囲に定義された発明の範囲や精神から逸脱することなく、上 述の種々の実施例に変更を加えることができることは言うまでもない。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．運搬用容器であって、 互いに離間した、実質的に平行な、かなり堅い二枚の端パネルと、 上記端パネルの間に延在する底面パネル及び側面パネルを形成する可撓性シー トと、 上記可撓性シートを上記端パネルに取付ける手段と、 各側面パネルに折り曲げ可能に接続された保持タブと、 を具備し、各保持タプはそれに関連する側面パネルから下方向かつ内方に延在 し、上記保持タブは上記運搬用容器内に梱包される小型容器に接触することがで き、これによって上記小型容器を、上記側面パネルの方へ移動しないように安定 化することを特徴とする運搬用容器。 ２．上記側面パネルは多層構造であり、各側面パネルは外側層と内側層とを有 し、上記保持タブは上記側面パネルの上記内側層に折り曲げ可能に接続されるこ とを特徴とする請求項１に記載の運搬用容器。 ３．各側面パネルは下部の内方傾斜部を有し、上記保持タブは上記傾斜部を越 えて上記底面パネルまで延在することを特徴とする請求項２に記載の運搬用容器 。 ４．各端パネルは支持脚部を構成する２個の下部隅領域を有し、上記支持脚部 は上記側面パネルの上記下部傾斜部のスロットを貫通することを特徴とする請求 項３に記載の運搬用容器。 ５．各側面パネルは上部の内方傾斜部を有し、各端パネルは肩部突起を構成す る２個の上部隅領域を有し、上記肩部突起は上記側面パネルの上記上部傾斜部の スロットを貫通することを特徴とする請 求項３に記載の運搬用容器。 ６．上記側面パネルは三層構造であり、各側面パネルは上記外側層と上記内側 層との間に第３の層を有することを特徴とする請求項２に記載の運搬用容器。 ７．各端パネルは上方延在突起を有し、上記可撓性シートを上記端パネルに取 付ける上記手段は上記シート上に係止タブを有し、上記係止タブは上記上方延在 突起に係合することを特徴とする請求項１に記載の運搬用容器。 ８．上記端パネルに類似しかつ上記端パネルに実質的に平行な少なくとも一枚 の中間横パネルと、 上記可撓性シートを上記中間横パネルに取付ける手段と、 を具備し、上記中間横パネルは上記運搬用容器の内部を分離した複数の収容部 に分割し、各収容部の側面パネルはその側面パネルに折り曲げ可能に接続された 保持タブを有することを特徴とする請求項１に記載の運搬用容器。 ９．運搬用容器であって、 互いに離間した、実質的に平行な、かなり堅い二枚の端パネルと、 上記端パネルの間に延在する底面パネル及び側面パネルを形成する可撓性シー トと、 上記可撓性シートを上記端パネルに取付ける手段と、 上記運搬用容器内に梱包された複数の小型容器と、 各側面パネルに折り曲げ可能に接続された保持タブと、 を具備し、各保持タブはそれに関連する側面パネルから下方向かつ内方に延在 し、各保持タブは隣接する上記小型容器の一つに接触して、上記小型容器の一つ を、上記側面パネルの方へ移動しないよ うに安定化することを特徴とする運搬用容器。 １０．上記側面パネルは多層構造であり、各側面パネルは外側層と内側層とを 有し、上記保持タブは上記側面パネルの上記内側層に折り曲げ可能に接続される ことを特徴とする請求項９に記載の運搬用容器。 １１．各側面パネルは下部の内方傾斜部を有し、上記保持タブは上記傾斜部を 越えて上記底面パネルに延在し、各端パネルは支持脚部を構成する２個の下部隅 領域を有し、上記支持脚部は上記側面パネルの上記下部傾斜部のスロットを貫通 することを特徴とする請求項１０に記載の運搬用容器。 １２．各側面パネルは上部の内方傾斜部を有し、各端パネルは肩部突起を構成 する２個の上部隅領域を有し、上記肩部突起は上記側面パネルの上記上部傾斜部 のスロットを貫通することを特徴とする請求項１１に記載の運搬用容器。 １３．上記側面パネルは三層構造であり、各側面パネルは上記外側層と上記内 側層との間に第３の層を有し、上記外側層は上記内側層に折り曲げ可能に接続さ れ、上記内側層は上記第３の層に折り曲げ可能に接続されていることを特徴とす る請求項１０に記載の運搬用容器。 １４．上記端パネルに類似しかつ上記端パネルに実質的に平行な少なくとも一 枚の中間横パネルと、 上記可撓性シートを上記中間横パネルに取付ける手段と、 を具備し、上記中間横パネルは上記運搬用容器の内部を分離した複数の収容部 に分割し、各収容部の側面パネルはその側面パネルに折り曲げ可能に接続された 保持タブを有することを特徴とする請求 項１に記載の運搬用容器。