JPH09502917A - 馬の鞍 - Google Patents

馬の鞍

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JPH09502917A
JPH09502917A JP8504743A JP50474396A JPH09502917A JP H09502917 A JPH09502917 A JP H09502917A JP 8504743 A JP8504743 A JP 8504743A JP 50474396 A JP50474396 A JP 50474396A JP H09502917 A JPH09502917 A JP H09502917A
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ゴブレ,ローラン
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エルメス ソシエテ アノニム
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    • B68C1/02Saddles
    • B68C1/025Saddle-trees
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Abstract

(57)【要約】 特にポロ競技用の馬の鞍であって、横断方向に延びる少なくとも1つの締め付け用の貫通穴(16)を具備し、該貫通穴は、鞍座(7)の外頂面(18)の下において全体が鞍内に組み込まれて該貫通穴内に導かれる少なくとも1つの腹帯または上腹帯を案内しつつ鉛直方向に支持する鞍。

Description

【発明の詳細な説明】 馬の鞍 本発明は、馬の鞍に関する。 馬に鞍を締め付けるときに安全性を補強しかつ改良しなければならない場合が あることがよく知られている。例えばポロ競技の場合がそうであり、ポロ競技で は競技者はしばしば所定位置からずれてバランスを失う位置にある。同様なこと が調教中、または乗馬の活動中もしくは調教中にも起こりうる。 この目的のために上腹帯を用いることが公知である。この上腹帯は腹帯を「二 重にする」ものであり、従来のあらゆる鞍に用いられる。ここで、腹帯を鞍本体 に締め付けるための両端部は鞍の各側においてあおり革とあおり下間に挿入され 、この位置において各端部はストラップ組の両端に設けられた締め付け手段に取 り付けられ、このストラップ組は鞍弓状体を横切って延びかつ釘または同等の手 段により鞍弓状体に取り付けられることに注意されたい。 このような上腹帯は使用者が自由に選択できるアクセサリである。上腹帯は鞍 本体に付加されるものであり、鞍本体上に直交方向に取り付けられるものである 。すなわち鞍座、小あおり、およびあおり革の視認可能な外側上に適用されるも のである。 その結果、上腹帯が配置される鞍座上およびあおり革上において、上腹帯の厚 さに相当する厚さだけ余分に厚くなり、および上腹帯の2つの長手方向自由端に 相当する2つの突出縁部が形成されることになる。この余分な厚みおよびこれら の突出縁部は鞍に対し直交方向に位置している。 この状況は従来式の構成の馬の鞍において生来的なものであり、従来式の構成 の馬の鞍ではその構造のために、また伝統的に十分確立されているために上腹帯 と協働不能になっている。 今日、上腹帯を公知の方法によって設けると多くの欠点があり、特に馬に乗る 人(騎乗者、ポロの競技者など)に対する快適感が明らかに欠如している。これ は、彼(または彼女)の殿部が余分な厚みの上に係止するためであり、さらに特 に鞍に対して長手方向前方または後方に相対移動するときに彼/彼女の大腿部の 内側部が上腹帯の自由縁にこすれるためである。他の欠点は、上腹帯の長手方向 位置が必ずしも最適な位置でないことである。これは、この位置のための目印が 設けられず、また上腹帯が案内されないためである。さらに、この位置は、上腹 帯が長手方向に鞍に対して相対的に移動すると変更しうる。 したがって本発明の目的はこれらの欠点をなくすことである。 この目的のため、馬の鞍であって、鞍座の上方外側面の下に配置されかつ全体 的に鞍内に組み込まれて直交方向かつ横断方向に延びる少なくとも1つの保持ま たは支持用の通路を備え、その機能が、一方では一側から他側まで案内された横 断方向の通過作用であり、他方では少なくとも1つの腹帯または上腹帯の、鉛直 方向下向きの支持作用であることを特徴とする鞍が提案される。 別の特徴によれば、鞍は1つの腹帯および/または上腹帯のための単一の通路 と、別個でかつ互いに離間された、1つの腹帯および1つの上腹帯のための2つ の通路とのうちいずれか一方を含んでいる。 通路は鞍弓状体内に設けられる。 特に通路は、鞍弓状体フレームに取り付けられた長手方向つなぎ材により頂部 に向かい画定され、鞍弓状体フレームの2つの強固な長手方向のストラップによ り底部に向かい画定され、支柱により前橋および後橋に向かい画定されて長手方 向つなぎ材と鞍弓状体フレームの長手方向のストラップ間に必要な空間が確保さ れるようにな っている。 通路の側部開口は、通常小あおりの下に配置されるので小あおりによって隠さ れている。 通路は、横断方向に関し最も狭い鞍弓状体の中間部分内にまたはこの中間部分 の近くに配置される。 第1の変更可能な実施例によれば、鞍は、上腹帯のための単一の通路を含み、 この上腹帯は、前橋に向けて配置されかつ鞍弓状体の長手方向つなぎ材を覆う直 交方向のストラップに隣接しており、このストラップは、鞍の腹帯を締め付け手 段を用いて取り外し可能に締め付けるためのものである。 この場合、上腹帯のためのスリットまたはループが、実質的に上腹帯のための 通路の基部に位置するあおり革内に設けられる。 さらにこの第1の変更可能な実施態様は、L字形状の鐙革用アーチを好ましく は提供し、このアーチは、鐙革が、この通路内を鐙革用アーチとあおり革間にお いて底部から頂部に向けて移動されたときのみ取り付けられ、この反対の動作に よってのみ取り外される。 本発明は、上腹帯が鞍の厚みに組み込まれている、第1の変更可能な実施例に よる鞍にも関する。 このような鞍は特にポロ競技のためのものである。 このような鞍において、上腹帯は鞍座に対し余分な厚みを形成しない。 第2の変更可能な実施例によれば、鞍は、腹帯のための単一の通路を含み、こ の通路は前橋および鐙革アーチに向けて配置される。この場合、腹帯は鞍内を直 交方向に通過し、締め付け手段を備えた横断方向のストラップを不必要にする。 本発明の別の目的は、腹帯が組み込まれている、この第2の変更可能な実施例 による鞍を提供することである。 このような鞍は上腹帯を含んでいてもいなくてもよい。 さらに第3の変更可能な実施例によれば、鞍は、腹帯および上腹帯のための単 一または二重の通路を含む。 本発明のさらに別の目的は、腹帯および上腹帯が組み込まれている、この第3 の変更可能な実施例による鞍を提供することである。 本発明は以下の記載を読むことによって完全に理解されるであろう。 図1、図2、および図3は、本発明の第1の変更可能な実施例による鞍の3つ の側面図であり、(i)腹帯、鐙革、および組み込まれた上腹帯と共に、(ii )組み込まれた上腹帯のみと共に、(iii)腹帯、鐙革、または上腹帯を備え ていない鞍本体と共に、それぞれ示される。 図4および図5は、図3に示される鞍の2つの側面図であり、(i)上向きに めくられた小あおりと共に、(ii)上向きにめくられたあおり革と共に、それ ぞれ示される。 図6および図7は、本発明および図3から図5までによる鞍弓状体を示す2つ の側面図であり、上腹帯を備えたものと、備えていないものとを示している。 図8および図9は、図6および図7による鞍弓状体の2つの頂面図である。 図10および図11は、図6および図7による鞍弓状体の2つの底面図である 。 図12および図13は、図9および図8の線XII−XIIおよび線XIII −XIIIにそれぞれ沿ってみた2つの断面図であり、図13は拡大図である。 図14は、図4に対応する部分詳細図であり、下向きにされた小あおりを破線 でもって示している。 図15は、上方自由縁においてあおり革を形成する部材を示す部分拡大詳細図 である。 図16は、図6と同様な図であり、第3の変更例に対応している。 本発明の第1の変更可能な実施例による鞍1であって図示されたような鞍1は 鞍本体2を含む。鞍本体2には腹帯3、鐙革4、および上腹帯5が付設される。 ここで記載される上腹帯5は腹帯3と同様の位置に配置されるようになってい る。上腹帯5は腹帯3に対してほぼ平行であり、馬の腹部に係止するようになっ ている。 鞍本体2は、特に、硬質の内側鞍弓状体6、鞍座7、鞍褥8、2つの小あおり 9、2つのあおり革10、および2つのあおり下11を含む。これらの3つは鞍 1の側部にあり、互いに重ね合わされ、鞍1の外側から内側に向かってそれぞれ 配置される。 鞍弓状体6は鞍上に前方鞍骨弓状部12、前橋13、および後橋14を画定す る。 2つの鐙革用アーチ15は前方鞍骨弓状部12および前橋13において鞍弓状 体6の側部に取り付けられる。 一般的に、これまで述べてきた鞍1の構成要素の形状および配置を、達成すべ き目的、馬の形態学、および騎乗者の要求に応じた変更可能な実施例において変 更することができる。 鞍1は全体にわたって拡がる対称平面Pを備えている。 鞍を馬の背に配置し或いは通常の準備位置に配置したときに、平面Pは鉛直方 向またはほぼ鉛直方向に拡がっており、これに対して鞍座7は、上向きのくぼみ ができるように湾曲されているが、概ね水平方向に延びている。この状況におい て、(図面に示されるように)鞍座7は上向きにされており、鞍褥8は下向きに されており、小あおり9、あおり革10、およびあおり下11は下向きに垂れ下 がっている。 本明細書において、「上向きの」、「下向きの」、「上方の」、および「下方 の」という語はこの位置において参照される。さらに、「外側の」という語は鞍 の外側、すなわち鞍が配置される馬と反対側にあるものについて参照される。外 側から鞍を見る者と同じ側に概ねあるものが外側と考えられる。「内側の」とい う語は「外側の」の反対である。「直交方向の」という語は平面Pに対し垂直ま たはほぼ垂直な全ての方向について参照される。「鉛直方向の」という語は、鞍 座7の中間部分において鞍座7に対し垂直またはほぼ垂直である一般的な方向に ついて参照される。鉛直方向は図面に線Dでもって示される。「長手方向の」と いう語はほぼ水平方向に延びかつ平面Pに対し平行な全ての方向について参照さ れる(したがって前橋13から後橋14)。 本発明によれば、鞍1,2は上腹帯5のための単一の通路16を含んでいる。 この支持通路16は、一方では平面Pと交差し、すなわちその2つの端部に2 つの開口17が設けられ、他方では平面Pを横断して延びている。 通路16は、鞍座7の上方外側部18の上でありかつ鞍褥8の下方内側部19 の上に位置する鞍弓状体6内に設けられる。 したがって通路16は全体が鞍1内に組み込まれることになる。このことは上 腹帯5に対しても真実である。 通路16は2つの主な目的を有する。 その1番目の目的は、上腹帯5が鞍1の一側から他側まで案内されて横断方向 に通過可能となるようにすることであり、鞍内で上腹帯5を協働させつつ当該の 鞍座7に対し余分な厚みができるのを阻止することである。さらに、通路16は 、上腹帯5に対する横断方 向の案内作用と、上腹帯5の長手方向に関する位置決め作用とを確保する。上腹 帯5の長手方向に関する位置決め作用は鞍本体2上における通路16の相対位置 によって画定されるが、この位置決め作用はよりよい支持作用のために最適化さ れる。上腹帯5は通路16によって案内されるので長手方向にかつ鞍2に対し相 対的に移動できなくなり、したがって最適な位置が維持される。 2番目の目的は、上腹帯5に対し、鞍本体2上、特に鞍弓状体6上における鉛 直方向下向きの支持作用を提供することである。 鞍弓状体6は木製および金属製の補強フレームを含み、特に長手方向に延びる 硬質のストラップ20を2つ含む。 これら両方の長手方向のストラップ20は後橋14において互いに強固に結合 される。反対側において、これらストラップ20は鞍骨弓状部12に、ほぼ中間 高さ位置においてかつ直角方向に沿って強固に結合される。 自由でかつ空の間隙21が2つのストラップ20間に設けられる。 全体的に長手方向に延びて互いに交差する2つのつなぎ材22は前橋13と後 橋14間の鞍弓状フレーム6上において鞍弓状フレーム6上にわたって拡がって おり、この位置において例えば釘22aによりそれぞれ取り付けられる。つなぎ 材22は鞍弓状フレーム6の湾曲部内に配置される。 鞍弓状フレーム6ははめ込まれた上方布23をさらに含み、この上方布23は つなぎ材22上に拡がり、釘または同等の手段によって鞍弓状フレーム6のスト ラップ20に取り付けられる。 芯入りのフェルトまたは同等の材料からなる座部(図示しない)がつなぎ材2 2および上方布23上に配置され、必要であれば成形された部材が下に配置され る。 革または同等の材料からなる部材24はフェルト製座部を覆い、 外側の観察者のための鞍座7を構成する。 組立体は釘25によって鞍弓状体6に取り付けられる。 小あおり9は部材24の各側においてそれぞれ縫い合わされる。革または同等 の材料からなる部材26は、各小あおり9および部材24に取り付けられ、鞍の 内側に向かうよう配置され、かつ対応するあおり革10の上方自由縁27により 部分的に覆われる。 上述の縫い合わせ、および鞍上になされるその他の縫い合わせは馬具製造人の 縫い方が好ましい。 通路16は頂部においてつなぎ材22により画定かつ制限される。また通路1 6は底部においてストラップ20により画定かつ制限される。さらに、通路16 は前橋13および後橋14において支柱28,29によりそれぞれ制限される。 支柱28,29はストラップ20およびつなぎ材22に接触しつつこれらスト ラップ20とつなぎ材22間に挿入される。支柱28,29は、ストラップ20 とつなぎ材22間に必要とされる空間を確保し、この空間は通路16の高さを画 定する。長手方向に関する通路16の幅は2つの支柱28,29間の間隙によっ て画定される。 フレームのストラップ20の例えば下側に釘30aまたは同等の手段により取 り付けられて直交方向に延びる同一のストラップ30が設けられる。このストラ ップ30は少なくとも頂部に向けてストラップ20を覆う。またこのストラップ 30は、通路16を下向きに閉鎖することによって鞍弓状体フレーム6の両方の ストラップ20を互いに結合させる。 ストラップ30を形成する材料は、上腹帯5が通過し、支持され、かつ摺動す るのに適している。ストラップ30は革または同等の材料からなる。 支柱28,29は、十分に強固なプラスチック材料または同等の 材料からなり、適当に切断された中実のブロックからなる。 支柱28,29は直交方向に延びて鞍弓状体フレーム6の長手方向に延びる2 つのストラップ20上に係止するようになっている。 したがって、通路16はつなぎ材22によって上向きに閉鎖され、前橋13お よび後橋14において支柱28,29によってそれぞれ閉鎖される。ストラップ 30は支柱28,29を部分的に覆う。これらは縫い合わせ34または同等の手 段(例えば接着)により互いに付設される。 通路16は側部に位置する2つの開口17が設けられた位置においてのみ開放 している。 これら開口は、平面Pに関し互いに対称の2つの平面内において、鞍弓状体6 により形成されるジャケット内に実質的に配置され、平面Pに対し上向きに傾斜 している。 通路16の(その軸線に関して)横断方向の断面はほぼ長方形または疑似長方 形をなしている。その寸法、すなわち高さ方向の短辺の寸法および長手方向の長 辺の寸法は上腹帯5の(その横断方向断面に沿った)対応する寸法よりも大きく されて上腹帯5が、必要であるが過度ではない間隙を備えつつ自由に通過可能と なるようにされる。 直交方向に沿った縦方向において、通路16は下向きのくぼみができるように 湾曲されており、開口17は下方位置にあり、通路16の中間部分は上方位置に ある。この配置によって上腹帯5の位置決めが容易にされる。 フレームの2つのストラップ20は下向きにかつ鞍1の外側に向かって傾斜し ている。この傾斜は上述した開口17の傾斜を定める。これらストラップ20は 開口17に隣接してこれら開口17の境界画定に寄与しているいるので、2つの ストラップ20は、上腹帯5 を通路16内に導入する案内面を形成する。この配置によって、上腹帯5が通路 16内に導入されるのも容易にされ、これに対して開口17は小あおり9の下に 配置されるので開口17へのアクセスは困難であるか或いはほぼ不可能に思われ る。 上方布23は、開口17を覆うことなく通路16を提供するように、適当に切 断される。同じことがフェルトまたは同等の材料からなる座部に対しても行われ る。 1つの部材26について、部材26は、底部に向けて延びる舌状部材31を含 むように切断され、この舌状部材31は通路16の内側に折り曲げられて通路1 6の頂部に向かわされる。 (2つの部材26の)2つの舌状部材31はしたがって、ストラップ30の上 に離間されてストラップ30に対向する。これら舌状部材31は上腹帯5が通路 16内に導入されかつ直交方向に摺動するのを容易にするのに寄与する。 舌状部材31の自由縁はつなぎ材22とフェルトまたは同等の材料からなる座 部間に挿入される。さらに、舌状部材31は接着剤または同等の手段によって鞍 本体2に強固に結合されている。 2つのあおり革10に関して、これらの各上方自由縁27は両方の開口17を 共に覆わないように切断および/または折り曲げられる。例えば(図15)、各 あおり革10は線35(破線)に沿って折り曲げられる。この線35は開口17 の直下方において延びることになる。 通路16は、鞍弓状体6の、横断方向に関し最も狭い中間部分内か、或いはそ の近くに配置される。通路16の長手方向位置は上腹帯5の最大効率のために定 められる。 通路16のこの長手方向位置は、支柱28,29の位置を長手方向に調節する ことによって調節可能であることに注意されたい。 このため、馬の形態学に完全に適し、かつ騎乗者の要求および活動の要求を満 たす鞍を得ることができる。 開口17はその上に配置された小あおり9によって通常隠されている。特に、 開口17は小あおり9の下方自由縁32の近くに配置されている。 本第1の変更可能な実施例において、通路16は、前橋13と、互いに交差し て覆っているつなぎ材22とに向けて配置された直交方向のストラップ33に隣 接している。 ストラップ33は、釘33aまたは同等の手段によって鞍弓状体フレーム6の ストラップ20に取り付けられる。 締め付け手段36はストラップ33の両端に設けられて腹帯3を取り外し可能 に締め付けるようにする。このような手段は、例えばリング、帯、またはあらゆ る他の手段である。 この状況において、ストラップ33は支柱28を覆い、かつ支柱28に対し直 角をなして配置される。 同様に、上方布23は支柱29を覆い、かつ支柱29に対し直角をなして配置 される。 したがって、つなぎ材22に沿って前橋13から後橋14まで進むと、鞍骨弓 状部12と、鐙革アーチ25と、ストラップ33およびその下の支柱28と、通 路16およびその下のストラップ30と、上方布23およびその下の支柱29と を、連続的に横切ることになる。 この第1の変更可能な実施例はさらに特にポロ競技のためのものである。実際 、上腹帯5を鞍1内に組み込ませると、鞍1は馬上に完全に締め付けられる。し たがって、ポロ競技者の安全性および快適性が向上される。 本実施例において、好ましくは上腹帯5のためのスリットまたは ループ37が、実質的に上腹帯5の通路16の基部に位置するあおり革内に、約 中間高さにおいて設けられる。 さらに、鐙革4がそのアーチ5から折悪しくはずれるのを全く阻止するために 、好ましくはL字状の鐙革用アーチが設けられる。2つの自由端においてアーチ を付設させて鞍弓状体6と結合させると、鐙革用アーチ15は全ての周辺部にわ たって閉鎖された通路を形成する。本実施例において鐙革4は、この全ての周辺 部にわたって閉鎖された通路内を、鐙革用アーチ15とあおり革10間において 、底部から頂部に向けて移動されたときのみ通過可能となる(図6の矢印F参照 )。 これらの状況において、上腹帯5のためのスリットまたはループ37は鐙革4 のためのスリットまたはループとしても作用しうる。 上腹帯5が鞍1の厚みに組み込まれて示される図1を再び参照すると、上腹帯 5は、通路16を横切り、2つの側部開口17から外側に現れ、開口17とスリ ットまたはループ37間において両方のあおり革10の視認可能な外面上に配置 され、両方のあおり革10の下に配置されてスリットまたはループ37とあおり 革10の下方自由縁38間においてて隠されるように位置決めされている。 通路16および上腹帯5の各寸法、すなわち高さ方向の短いほうの寸法(上腹 帯5の厚さ)および長手方向の長いほうの寸法(上腹帯5の幅)は、上腹帯5が 通路16内においてまたは通路16に対して実質的にかつ相対的に長手方向に移 動する可能性を全くなくしつつ、通過動作のための導入および摺動動作と案内作 用とが可能であるように、互いに関連している。 さらに、上腹帯5がスリットまたはループ37の下においてあおり革10によ り隠されているので、この点において上腹帯5は騎乗者の大腿部の内側に対する 不快感の源とならない。実際、上腹帯5 は余分な厚みを形成しない。 図示しない第2の変更可能な実施例によれば、鞍は腹帯3のための単一の通路 16を有し、この通路16は、第1の変更可能な実施例において記載した通路と 比較して、前橋13および鐙革用アーチ15に近づけられ、後橋14から遠ざけ られている。 通路16は、第1の変更可能な実施例において説明したように、ストラップ3 3に対し直角をなして配置される。 この目的のために設けられた通路16内において、ストラップ33は、第1の 変更可能な実施例のように鞍弓状体6に固定されるのではなくて、横断方向に摺 動可能に配置される。 この第2の変更可能な実施例において、鞍1は鞍1の厚みに組み込まれた腹帯 3をさらに含む。この腹帯3は従来型のもののうちの1つであり、それ自体従来 型のストラップ33に、この目的のために設けられた締め付け手段によって取り 付けられ、或いはストラップ33はストラップ3と「合併」される。 上腹帯をこの第2の変更可能な実施例に用いなければならない場合には、上腹 帯は、鞍座7およびあおり革10の上の余分な厚みとして、通常の方法で用いら れる。 図16に略示される第3の変更可能な実施例において、鞍2は腹帯3および上 腹帯5のための単一または二重の通路を含む。 鞍1は腹帯3および上腹帯5をさらに含み、これら腹帯3および上腹帯5は両 方とも鞍1の厚みに組み込まれている。 腹帯3または上腹帯5が鞍に組み込まれるとこの腹帯3および上腹帯5は弾性 部分を含む形式のものから形成されうる。 上記記載は革製部材についてなされてきたが、これらは代替皮革または他のあ らゆる同等な材料から形成されうる。 別の観点によれば本発明は上述した鞍を製造する方法に関する。 この方法は、鞍の製造および組み立て時において、フェルト製座部、上方布2 3、部材26、あおり革10の自由縁27を適当に切断および/または折り曲げ 、かつ支柱28,29を鞍弓状体6のフレームのストラップ20とつなぎ材22 間に挿入することによって、少なくとも1つの直交方向かつ横断方向に延びる通 路16を鞍弓状体6内に設けるようにするものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 馬の鞍であって、鞍座(7)の上方外側面の下に設けられかつ全体的に 鞍内に組み込まれて直交方向かつ横断方向に延びる少なくとも1つの支持通路( 16)を備え、その機能が、一方では一側から他側まで案内された横断方向の通 過作用であり、他方では少なくとも1つの腹帯(3)または上腹帯(5)の、鉛 直方向下向きの支持作用であることを特徴とする鞍。 2. 上記鞍が、1つの腹帯(3)および/または1つの上腹帯(5)のため の単一の通路(16)を含むことを特徴とする請求項1に記載の鞍。 3. 上記鞍が、別個でかつ互いに離間された、1つの腹帯(3)および1つ の上腹帯(5)のための2つの通路を含むことを特徴とする請求項1に記載の鞍 。 4. 上記通路(16)を、鞍座(7)に付設された鞍褥(8)の下方内側部 (19)の上に設けたことを特徴とする請求項1に記載の鞍。 5. 上記通路(16)を鞍弓状体(6)内に設けたことを特徴とする請求項 1に記載の鞍。 6. 上記通路(16)を、鞍弓状体フレーム(6)に取り付けられた長手方 向つなぎ材(22)により頂部に向かい画定し、鞍弓状体フレーム(6)の2つ の長手方向のストラップ(20)により底部に向かい画定し、支柱(28,29 )により前橋(13)および後橋(14)に向かい画定して長手方向つなぎ材( 22)と鞍弓状体フレーム(6)の長手方向のストラップ(20)間に必要な空 間を確保するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の鞍。 7. 上記通路(16)内において、鞍弓状体フレーム(6)の2つの長手方 向のストラップ(20)を、腹帯(3)または上腹帯 (5)が通過し、摺動し、かつ係止するのに適した材料により、少なくとも頂部 に向かい覆ったことを特徴とする請求項6に記載の鞍。 8. 鞍弓状体フレーム(6)の2つの長手方向のストラップ(20)を、上 記フレームの上記ストラップ(20)に取り付けられて横断方向に延びるストラ ップ(30)により互いに連結し、横断方向のストラップを、腹帯(3)または 上腹帯(5)が通過し、摺動し、かつ係止するのに適した材料から形成したこと を特徴とする請求項7に記載の鞍。 9. 革または同等の材料から形成した同一の横断方向のストラップ(30) により上記通路(16)を底部に向けて閉鎖することによって鞍弓状体フレーム (6)の両方の長手方向のストラップ(20)を覆うと共にこれら長手方向のス トラップを互いに連結したことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の鞍 。 10. 支柱(28,29)を、プラスチック材料または同等の材料からなり かつ適当に切断された中実のブロックから形成したことを特徴とする請求項6に 記載の鞍。 11. ブロック形状の支柱が横断方向に延びて鞍弓状体フレーム(6)の両 方のストラップ(20)上に係止するようにしたことを特徴とする請求項10に 記載の鞍。 12. 上記通路(16)を頂部および底部において、かつ前橋(13)およ び後橋(14)に向けて閉鎖し、上記通路に、鞍弓状体(6)により形成される ジャケット内に実質的に配置された2つの側部開口(17)のみが設けられるよ うにしたしたことを特徴とする請求項6に記載の鞍。 13. 上記通路(16)が、一方ではその横断方向断面においてほぼ長方形 または疑似長方形の輪郭を有し、他方では全体的に湾曲して側部開口(17)が 下方位置に配置され、中央の中間部分が 上方位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の鞍。 14. 上記鞍弓状体(6)がはめ込まれた上方布(23)を含み、該上方布 は、側部開口(17)を覆うことなく上記通路(16)を提供するように切断さ れることを特徴とする請求項6に記載の鞍。 15. 芯入りのフェルトまたは他のあらゆる同等の材料からなる座部を、通 路(16)の側部開口(17)を覆うことなく、鞍弓状体(6)の長手方向つな ぎ材(22)および上方布(23)上に配置したことを特徴とする請求項6に記 載の鞍。 16. 各小あおり(9)上において、革またはあらゆる同等の材料からなる 部材(26)を鞍の内側に向け配置してあおり革(10)の上方自由縁(27) により部分的に覆い、この部材(26)が、切断されて通路(16)内にかつ頂 部に向け折り曲げられた舌状部材(31)を含むことを特徴とする請求項6に記 載の鞍。 17. 上記舌状部材(31)を接着または同等の工程により強固に結合した ことを特徴とする請求項15に記載の鞍。 18. 上記舌状部材(31)を、鞍弓状体(6)の長手方向つなぎ材(22 )とフェルトまたは同等の材料からなる座部間に挿入したことを特徴とする請求 項15に記載の鞍。 19. 上記通路(16)の側部開口(17)を小あおり(9)の下に配置し て通常時においてこれら側部開口(17)をこれら小あおり(9)により隠すよ うにしたことを特徴とする請求項6に記載の鞍。 20. 上記通路(16)の側部開口(17)を小あおり(9)の下方自由縁 (32)の近くに配置したことを特徴とする請求項18に記載の鞍。 21. あおり革(10)の上方自由縁(27)を上記通路(1 6)の側部開口(17)を覆わないように切断しおよび/または折り曲げたこと を特徴とする請求項5に記載の鞍。 22. 上記通路(16)を、横断方向に関し最も狭い鞍弓状体(6)の中間 部分内または該中間部分の近くに配置したことを特徴とする請求項1に記載の鞍 。 23. 上記鞍が、上腹帯(5)のための単一の通路(16)を含み、該上腹 帯は、前橋(13)に向けて配置されかつ鞍弓状体(6)の長手方向つなぎ材( 22)を覆う横断方向のストラップ(33)に隣接しており、該ストラップ(3 3)が、鞍(1)の腹帯(3)を締め付け手段(36)を用いて取り外し可能に 締め付けるためのものであることを特徴とする請求項1に記載の鞍。 24. ブロック形状の支柱(28)を、上記横断方向のストラップ(33) に対し直角をなすように配置したことを特徴とする請求項23に記載の鞍。 25. 上記上腹帯(5)のためのスリットまたはループ(37)を、実質的 に上腹帯(5)の通路(16)の基部に位置するあおり革(10)内に設けたこ とを特徴とする請求項23に記載の鞍。 26. 上記鞍が、L字形状の鐙革用アーチ(4)を具備し、このアーチは、 鐙革(4)が、全ての周辺部にわたって閉鎖された通路内を、鐙革用アーチ(1 5)とあおり革(10)間において、底部から頂部に向けて移動されたときのみ 通過可能になっていることを特徴とする請求項25に記載の鞍。 27. 上記上腹帯のためのスリットまたはループ(37)が鐙革(4)のた めのスリットまたはループとしても作用しうることを特徴とする請求項23に記 載の鞍。 28. 上記鞍(1)が該鞍の厚みに組み込まれた上腹帯(5)をさらに含み 、該上腹帯が、通路(6)を横切り、2つの側部開口 (17)から外側に現れ、上記開口とスリットまたはループ(37)間において 両方のあおり革(10)の視認可能な外面上に配置され、両方のあおり革10の 下に配置されてスリットまたはループ(37)とあおり革(10)の下方自由縁 38間において隠されることを特徴とする請求項23に記載の鞍。 29. 上記鞍が特にポロ競技のためのものであることを特徴とする請求項2 8に記載の鞍。 30. 上記上腹帯(5)が、鞍座(7)またはスリットまたはループ(37 )下のあおり革(10)に対して余分な厚みを形成しないことを特徴とする請求 項29に記載の鞍。 31. 上記鞍が腹帯(3)のための単一の通路(16)を含み、該通路(1 6)を、前橋(13)および鐙革用アーチ(5)に向けて配置したことを特徴と する請求項1に記載の鞍。 32. 上記鞍が、該鞍(1)の厚みに組み込まれた腹帯(3)をさらに含む ことを特徴とする請求項31に記載の鞍。 33. 上記鞍が、腹帯(3)および上腹帯(5)のための単一または二重の 通路(16)を含むことを特徴とする請求項1に記載の鞍。 34. 上記鞍が、腹帯(3)および上腹帯(5)をさらに含み、これら腹帯 (3)および上腹帯(5)が共に鞍(1)の厚みに組み込まれていることを特徴 とする請求項33に記載の鞍。 35. 上腹帯(5)が、腹帯(3)に対しほぼ平行であり、かつ馬の腹部上 に係止することを特徴とする請求項23または請求項34に記載の鞍。 36. 請求項1から請求項35までのいずれか一項に記載の鞍を製造する方 法であって、鞍の製造および組み立て時において、フェルト製座部、上方布(2 3)、部材(26)、あおり革(10) の自由縁(27)を適当に切断および/または折り曲げ、かつ支柱(28,29 )を鞍弓状体(6)のフレームのストラップ(20)とつなぎ材(22)間に挿 入することによって、少なくとも1つの直交方向かつ横断方向に延びる通路(1 6)を鞍弓状体(6)内に設けるようにしたことを特徴とする方法。
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