JPH0938828A - タップガイド治具およびこれを用いた雌ネジ加工法 - Google Patents

タップガイド治具およびこれを用いた雌ネジ加工法

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JPH0938828A
JPH0938828A JP19272995A JP19272995A JPH0938828A JP H0938828 A JPH0938828 A JP H0938828A JP 19272995 A JP19272995 A JP 19272995A JP 19272995 A JP19272995 A JP 19272995A JP H0938828 A JPH0938828 A JP H0938828A
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JP
Japan
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tap
work
hole
central axis
guide
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JP19272995A
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English (en)
Inventor
Toshihisa Kurihara
俊久 栗原
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワーク表面に明けられた下穴に手作業で雌ネ
ジ加工を施す場合、下穴の中心軸とタップの中心軸とを
一致させつつ、安定して容易に雌ネジ加工を施すことを
可能とする手段の提供。 【構成】 タップハンドル4に挟着されたタップ3をガ
イド孔2aおよび下孔1aに挿入すれば、タップ3はガ
イド孔2aによって制御され、タップ3の中心軸は下孔
1aの中心軸と自動的に一致する。 【効果】 タップハンドルと共にタップをふらつくこと
なく安定して手動で回動できるので、下孔の中心軸と一
致させつつ雌ネジ加工を容易に施すことができる。よっ
て、タップが下穴内等で折れることがなく、折れたタッ
プをワークから除去する工数も発生しない。また、下穴
の中心軸に沿って所期の雌ネジ加工が施されるので、ワ
ークに取り付けられる部材は十分な強度で螺着すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワーク表面に明け
られた下穴に手作業で施す雌ネジ加工技術に関し、さら
に詳しくは、雌ネジ加工を施す際に用いるタップガイド
治具およびこれを用いた雌ネジ加工法に関する。
【0002】
【従来の技術】ワーク表面に明けられた下穴に雌ネジ加
工を施す場合、タップが加工工具として広く用いられて
いる。一般にタップの形状は、一端がテーパ状を成した
ネジ導入部、これにつづくネジ仕上げ部、さらに円柱状
のストレート部へとつづき他の一端である略正四角柱状
の挟着部とから成っている。そして、挟着部をタップハ
ンドルの略中央部で挟着し、タップハンドルの両端を形
成する把手を手動で回動するとともにタップも回動さ
れ、ワーク表面に明けられた下穴に雌ネジ加工が施され
る。
【0003】以下、ワークに明けられた下穴に雌ネジ加
工を施す従来例について、図15ないし図16を参照し
て説明する。図15(a)は、タップハンドル4にタッ
プ3を挟着した状態を示す、概略平面図であり、同図
(b)は、ワーク1に明けられた下穴1aにタップハン
ドル4に挟着されたタップ3のネジ導入部3aを挿入し
た状態を示す、概略側面断面図である。
【0004】タップ3の挟着部3dは、タップハンドル
4の略中央部でネジ把手4bの一端に遊着され、ネジ把
手4bを回動することにより直動するように構成された
Vブロック4cで挟着される。そして、ワーク1表面に
ネジ径より予め定められた小径の下穴1aをドリルで明
けた後、下穴1a内にネジ導入部3aを挿入し、タップ
3の中心軸がワーク1表面に対して垂直となるよう目視
で略90°方向からタップ3の姿勢を矯正し、タップハ
ンドル4の両端の固定把手4aおよびネジ把手4bを手
動で回動とともにタップ3を回動させ、ネジ導入部3a
から順次ネジ仕上げ部3bへと雌ネジ加工が施されてい
く。
【0005】しかしながら、雌ネジ加工がネジ導入部3
aで施される時点ではタップ3の姿勢は非常に不安定で
あり、図16の概略側面断面図の矢印で示す如く、タッ
プ3がふらついて回動し易く、タップ3の中心軸を下穴
1aの中心軸と一致させつつ手作業で雌ネジ加工を施す
ことは熟練を要し、非常に困難な作業となっていた。
【0006】タップ3の中心軸を下穴1aの中心軸と一
致しないまま続行して雌ネジ加工を施していくと、タッ
プ3が下穴1a内等で折れ、折れたタップ3をワーク1
から除去するのに多くの工数を必要としたり、あるい
は、ワーク1が不良品となる虞れがあった。
【0007】また、タップ3の中心軸と下穴1aの中心
軸とが一致しない雌ネジ加工が施された場合には十分な
強度を有しない雌ネジとなり、後工程でワーク1に螺着
する部材が脱落する等の虞れがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ワー
ク表面に明けられた下穴に手作業で雌ネジ加工を施す場
合、下穴の中心軸とタップの中心軸とを一致させつつ、
安定して容易に雌ネジ加工を施すことを可能とする手段
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、ワーク表面に明けられた下穴に雌ネジ
加工を手作業で施す際、ワーク表面に接する脚部と、タ
ップが挿通するガイド孔とを設けたタップガイド治具お
よびタップガイド治具を用いてタップの中心軸と下穴の
中心軸とを一致させつつ雌ネジ加工を施すことを可能と
する、雌ネジ加工法を提供するものである。
【0010】上述した手段によれば、タップの中心軸と
下穴の中心軸とが常に一致しつつ安定して容易に雌ネジ
加工が施されるので、タップが下穴内等で折れてワーク
を不良品にしたり折れたタップを除去するための工数が
発生する虞れがなく、また、ワークに螺着された部材が
脱落してしまう虞れがない等の作用がある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図を参照して説明する。なお、図中の構成要素
で従来の技術と同様の構造を成しているものについて
は、同一の参照番号を付すものとする。
【0012】実施の形態例1 本実施の形態例は、ワーク表面形状が平面であり、ワー
ク表面に明けられた下穴に手作業で雌ネジ加工を施す際
に、タップガイド治具を用いたものの一例である。これ
を、図1ないし図2を参照して説明する。図1は、ワー
ク1表面に明けられた下穴1aにタップハンドル4に挟
着されたタップ3のネジ導入部3aを挿入した状態を示
す概略側面断面図である。また、図2(a)、(b)
は、下穴1aの中心軸とタップガイド治具2のガイド孔
2aの中心軸とを一致させる手段について説明する、概
略側面断面図である。なお、タップハンドル4にタップ
3を挟着する手段についての説明は、従来の技術と同様
であるので省略する。
【0013】先ず、タップガイド治具2の脚部2bをワ
ーク1表面と接触させて載置し、ワーク1表面に明けら
れた下穴1aの中心軸とタップガイド治具2のガイド孔
2aとの中心軸とを一致させる。この手段について図2
(a)、(b)を参照して説明する。同図(a)で示し
た基準棒6は、下穴1aの径よりも僅小径である円柱の
下穴基準部6aと、下穴基準部6aと同心軸であり、タ
ップ3のネジ仕上げ部3bの径と同一、かつ、タップガ
イド治具2のガイド孔2aの径よりも僅小径である円柱
のガイド孔基準部6bとを一体で成したものである。こ
の下穴基準部6aを下穴1aに挿入し、タップガイド治
具2のガイド孔2aをガイド孔基準部6bに挿通すれ
ば、自動的に下穴1aの中心軸とガイド孔2aの中心軸
とを一致させることができる。
【0014】図2(b)で示した基準棒6は、タップ3
のネジ仕上げ部3bの径と同一であり、タップガイド治
具2のガイド孔2aの径よりも僅小径である円柱のガイ
ド孔基準部6bの一端にテーパ状のテーパ部6cを設け
たものである。そして、テーパ部6cからガイド孔2a
に挿入し、下穴1aにテーパ部6cを当接させれば、自
動的に下穴1aの中心軸とガイド孔2aの中心軸とを一
致させることができる。
【0015】上述したいずれかの基準棒6を用いて、下
穴1aの中心軸とガイド孔2aの中心軸とを一致させた
後、基準棒6を下穴1aおよびガイド孔2aから抜脱
し、図1で示す如く、タップハンドル4に挟着されたタ
ップ3をガイド孔2aおよび下穴1aに挿入すれば、ネ
ジ仕上げ部3bがガイド孔2aによって制御され、タッ
プ3の中心軸は下穴1aの中心軸と自動的に一致するこ
ととなる。
【0016】従って、本実施の形態例で示した事例によ
れば、タップハンドル4とともにタップ3をふらつくこ
となく安定して手動で回動することができ、タップ3の
中心軸と下孔1aの中心軸とを一致させつつ手作業で雌
ネジ加工を容易に施すことができる。よって、タップ3
が下穴1a内等で折れることがなく、折れたタップ3を
ワーク1から除去する工数も発生しない。また、下穴1
aの中心軸に沿って所期の雌ネジ加工が施されるので、
ワーク1に取り付けられる部材は十分な強度で螺着する
ことができる。
【0017】本実施の形態例では、タップガイド治具2
が容易に移動しないように、タップガイド治具2を鋼鉄
や黄銅等の比重の大きい材質とするのが望ましい。ま
た、タップガイド治具2の形状を略円柱としたが、これ
に限定されるものではなく、三角柱、四角柱および六角
柱等の多角柱であっても良い。
【0018】実施の形態例2 本実施の形態例は、実施の形態例1で示した事例におい
て、タップガイド治具をより安定してワーク表面に保持
することを図るものであり、永久磁石材で構成されたタ
ップガイド治具を用いて手作業で雌ネジ加工を施す一例
である。これを、図3ないし図5を参照して説明する。
なお、ワーク1表面に明けられた下穴1aの中心軸とタ
ップガイド治具2のガイド孔2aおよびタップ3の中心
軸とを一致させる手段についての説明は実施の形態例1
と同様であり、タップハンドル4にタップ3を挟着する
手段についての説明は、従来の技術と同様であるので省
略する。
【0019】図3は、タップガイド治具の脚部外縁部を
ワーク表面と垂直方向に着磁したものである。同図
(a)の概略平面図および同図(a)の概略A−A断面
図である同図(b)で示す如く、ガイド孔2a中心に対
向し、脚部2b外縁部の少なくとも二箇所が、ワーク表
面の垂直方向に着磁されている。このように脚部2b外
縁部を着磁すれば、ワーク1が鋼鉄等の磁性体である場
合、タップガイド治具2をワーク1表面に磁気吸引力に
よって吸着保持することができる。
【0020】図4は、脚部2bでの着磁方向を図3で示
した事例と異にしたものである。同図(a)の概略平面
図および同図(b)の概略側面図で示す如く、ガイド孔
2a中心に対向し、ワーク1表面と接する脚部2b接触
面外縁部の少なくとも二箇所を、脚部2b外縁部に沿っ
て着磁したものである。このように脚部2b接触面外縁
部を着磁すれば、ワーク1が鋼鉄等の磁性体である場
合、タップガイド治具2の脚部2bとワーク1表面との
間には同図(b)の矢印で示すような磁路が形成され、
タップガイド治具2をワーク1表面に磁気吸引力によっ
て吸着保持することができる。
【0021】図5は、脚部2bでの着磁方向を図3およ
び図4で示した事例と、さらに異にしたものである。同
図(a)の概略平面図および同図(a)の概略B−B断
面図である同図(b)で示す如く、ガイド孔2a中心に
対向し、ワーク1表面と接する脚部2b接触面外縁部の
少なくとも二箇所を、ガイド孔2aの中心線に沿って着
磁したものである。このように脚部2b接触面外縁部を
着磁すれば、ワーク1が鋼鉄等の磁性体である場合、タ
ップガイド治具2の脚部2bとワーク1表面との間には
同図(b)の矢印で示すような磁路が形成され、タップ
ガイド治具2をワーク1表面に磁気吸引力によって吸着
保持することができる。
【0022】従って、本実施の形態例で示したいずれの
事例においても、手動でタップハンドル4とともにタッ
プ3をふらつくことなく安定して回動することができる
ので、タップ3の中心軸と下孔1aの中心軸とを一致さ
せつつ手作業で雌ネジ加工を容易に施すことができる。
よって、タップ3が下穴1a内等で折れることがなく、
折れたタップ3をワーク1から除去する工数も発生しな
い。また、下穴1aの中心軸に沿って所期の雌ネジ加工
が施されるので、ワーク1に取り付けられる部材は十分
な強度で螺着することができる。
【0023】本実施の形態例は、ワーク1の材質が鋼鉄
等の磁性体である場合に特に有効である旨を記したが、
これに限定されるものではなく、アルミニウム等の非磁
性体であっても有効であることは言うまでもない。ま
た、タップガイド治具2の形状を略円柱としたがこれに
限定されるものではなく、三角柱、四角柱および六角柱
等の多角柱であっても良い。
【0024】実施の形態例3 本実施の形態例は実施の形態例2と同様、実施の形態例
1で示した事例において、タップガイド治具をより安定
してワーク表面に保持することを図るものであり、着磁
されたマグネットを固着したタップガイド治具を用いて
手作業で雌ネジ加工を施す一例である。これを、図6な
いし図8を参照して説明する。なお、ワーク1表面に明
けられた下穴1aの中心軸とタップガイド治具2のガイ
ド孔2aおよびタップ3の中心軸とを一致させる手段に
ついての説明は実施の形態例1と同様であり、タップハ
ンドル4にタップ3を挟着する手段についての説明は、
従来の技術と同様であるので省略する。
【0025】図6は、脚部2b外縁部に切り欠きを設
け、この切り欠き部にワーク1表面と垂直方向に着磁さ
れたマグネット5を固着したものである。同図(a)の
概略平面図および同図(a)の概略C−C断面図である
同図(b)で示す如く、ガイド孔2a中心に対向し、脚
部2b外縁部の少なくとも二箇所に切り欠きを設け、こ
の切り欠き部にワーク1表面と垂直方向に着磁されたマ
グネット5が、タップガイド治具2をワーク1表面に載
置する際にワーク1表面と接触して損壊しないようにす
るため、ワーク1表面と僅かに隙間を空けて脚部2bに
固着されている。このように脚部2b外縁部に着磁され
たマグネット5を固着すれば、ワーク1が鋼鉄等の磁性
体である場合、タップガイド治具2をワーク1表面に磁
気吸引力によって吸着保持することができる。
【0026】図7は、上述の図6で示した事例におい
て、タップガイド治具2をより安定してワーク1表面に
保持することを図るものである。同図(a)の概略平面
図および同図(a)の概略D−D断面図である同図
(b)で示す如く、脚部2bを鋼鉄等の磁性体で構成
し、タップガイド治具2にネジ(図示せず)あるいは接
着剤等により固着するものである。そして、ガイド孔2
a中心に対向し、脚部2b外縁部の少なくとも二箇所に
切り欠きを設け、この切り欠き部にワーク1表面と垂直
方向に着磁されたマグネット5が、タップガイド治具を
ワーク1表面に載置する際にマグネット5がワーク1表
面と接触して損壊しないようにするため、ワーク1表面
と僅かに隙間を空けて固着されている。
【0027】このような構成とすれば、ワーク1が鋼鉄
等の磁性体である場合、脚部2bとワーク1表面との間
には同図(b)の矢印で示すような磁路が形成される。
よって、タップガイド治具2とワーク1表面との磁気吸
引力が大きくなり、タップガイド治具2をワーク1表面
に磁気吸引力により、より安定して吸着保持することが
できる。本事例では、タップガイド治具2全体を鋼鉄等
の磁性体で構成しても良いことは言うまでもない。
【0028】図8は、脚部2bに固着するマグネット5
の着磁方向を、ワーク1表面と平行とするものである。
同図(a)の概略平面図および同図(a)の概略側面図
である同図(b)で示す如く、ガイド孔2a中心に対向
し、脚部2b外縁部の少なくとも二箇所に切り欠きを設
け、この切り欠き部にワーク1表面と平行方向に着磁さ
れたマグネット5が、タップガイド治具をワーク1表面
に載置する際にマグネット5がワーク1表面と接触して
損壊しないようにするため、ワーク1表面と僅かに隙間
を空けて固着されている。
【0029】このような構成とすれば、ワーク1が鋼鉄
等の磁性体である場合、タップガイド治具2の脚部2b
とワーク1表面との間には同図(b)の矢印で示すよう
な磁路が形成される。よって、タップガイド治具2とワ
ーク1表面との磁気吸引力が大きくなり、タップガイド
治具2をワーク1表面に磁気吸引力により、より安定し
て吸着保持することができる。
【0030】従って、本実施の形態例で示したいずれの
事例においても、手動でタップハンドル4とともにタッ
プ3をふらつくことなく安定して回動することができ、
タップ3の中心軸と下孔1aの中心軸とを一致させつつ
手作業で雌ネジ加工が容易に施すことができる。よっ
て、タップ3が下穴1a内等で折れることがなく、折れ
たタップ3をワーク1から除去する工数も発生しない。
また、下穴1aの中心軸に沿って所期の雌ネジ加工が施
されるので、ワーク1に取り付けられる部材は十分な強
度で螺着することができる。
【0031】本実施の形態例は、ワーク1の材質が鋼鉄
等の磁性体である場合に特に有効である旨を記したが、
これに限定されるものではなく、アルミニウム等の非磁
性体であっても有効であることは言うまでもない。ま
た、タップガイド治具2の形状を略円柱としたがこれに
限定されるものではなく、三角柱、四角柱および六角柱
等の多角柱であっても良い。
【0032】実施の形態例4 本実施の形態例は、ワーク表面形状が平面および球面に
対応するタップガイド治具を用いて、ワーク表面に明け
られた下穴に手作業で雌ネジ加工を施すものの一例であ
る。これを、図9ないし図12を参照して説明する。な
お、ワーク1表面に明けられた下穴1aの中心軸とタッ
プガイド治具2のガイド孔2aおよびタップ3の中心軸
とを一致させる手段についての説明は実施の形態例1と
同様であり、タップハンドル4にタップ3を挟着する手
段についての説明は、従来の技術と同様であるので省略
する。
【0033】図9は、ガイド孔2aの中心から略120
°の放射状三方向の中心線上、かつ、ガイド孔2aの中
心から略等距離に、タップガイド治具2の脚部2bを三
個設けたものである。同図(a)の概略平面図および同
図(a)の概略E−E断面図である同図(b)で示す如
く、脚部2bがワーク1表面と接触する部位の形状を球
面とするものである。このような構成とすれば、ワーク
1表面が平面のものは勿論のこと、図10の概略側面断
面図で示す如く、ワーク1表面が球面であっても、下穴
1aの中心軸とガイド孔2aの中心軸を安定して一致さ
せ、タップ3の中心軸を下穴1aの中心軸とを一致させ
ることができる。本事例では、タップガイド治具2が容
易に移動しないように、タップガイド治具2を鋼鉄や黄
銅等の比重の大きい材質とするのが望ましい。
【0034】図11は、脚部2b外縁部に切り欠きを設
け、この切り欠き部にワーク1表面と垂直方向に着磁さ
れたマグネット5を固着したものである。同図(a)の
概略平面図および同図(a)の概略F−F断面図である
同図(b)で示す如く、三個の脚部2bの球面部を切り
欠き、この切り欠き部にワーク1表面と垂直方向に着磁
されたマグネット5が、タップガイド治具をワーク1表
面に載置する際にマグネット5がワーク1表面と接触し
て損壊しないようにするため、ワーク1表面と僅かに隙
間を空けて固着されている。このような構成とすれば、
ワーク1が鋼鉄等の磁性体である場合、タップガイド治
具2をワーク1表面に磁気吸引力によって吸着保持する
ことができる。
【0035】図12は、上述の図11で示した事例にお
いて、タップガイド治具2をより安定してワーク1表面
に保持することを図るものである。同図(a)の概略平
面図および同図(a)の概略G−G断面図である同図
(b)で示す如く、脚部2bを鋼鉄等の磁性体で構成
し、タップガイド治具2にネジ(図示せず)あるいは接
着剤等により固着するものである。そして、三個の脚部
2bの球面部を切り欠き、この切り欠き部にワーク1表
面と垂直方向に着磁されたマグネット5が、タップガイ
ド治具をワーク1表面に載置する際にマグネット5がワ
ーク1表面と接触して損壊しないようにするため、ワー
ク1表面と僅かに隙間を空けて固着されている。
【0036】このような構成とすれば、ワーク1が鋼鉄
等の磁性体である場合、タップガイド治具2の脚部2b
とワーク1表面との間には同図(b)の矢印で示すよう
な磁路が形成される。よって、タップガイド治具2とワ
ーク1表面との磁気吸引力が大きくなり、タップガイド
治具2をワーク1表面に磁気吸引力により、より安定し
て吸着保持することができる。本事例では、タップガイ
ド治具2全体を鋼鉄等の磁性体で構成しても良いことは
言うまでもない。
【0037】従って、本実施の形態例で示したいずれの
事例においても、手動でタップハンドル4とともにタッ
プ3をふらつくことなく安定して回動することができる
ので、タップ3の中心軸と下穴1aの中心軸とを一致し
つつ手作業で雌ネジ加工を容易に施すことができる。よ
って、タップ3が下穴1a内等で折れることがなく、折
れたタップ3をワーク1から除去する工数も発生しな
い。また、下穴1aの中心軸に沿って所期の雌ネジ加工
が施されるので、ワーク1に取り付けられる部材は十分
な強度で螺着することができる。
【0038】本実施の形態例では、ワーク1の材質が鋼
鉄等の磁性体である場合に特に有効である旨を記した
が、これに限定されるものではなく、アルミニウム等の
非磁性体であっても有効であることは言うまでもない。
【0039】また、図面を参照しての説明は省略する
が、本実施例では、タップガイド治具2に設けられた三
個の脚部2bのうち少なくとも一個の脚部2bに、タッ
プ3の中心軸と略同方向に移動可能な調整機構を設けれ
ば、ワーク1表面形状が円筒面や不定型面であっても適
用することができる。一例を挙げれば、タップガイド治
具2とは別体に雄ネジを係着する脚部2bを用意し、タ
ップガイド治具2の脚部2bが設けられていた部位に雄
ネジに対応して貫通する雌ネジを、タップ3の中心軸と
同方向に設けるものである。そして、雄ネジを係着した
脚部2bをタップガイド治具2螺着すれば、脚部2bは
雄ネジを回動することによりタップ3の中心軸と略同方
向に移動可能となり、タップ3の中心軸と下穴1aの中
心軸とを一致させることができる。
【0040】実施の形態例5 本実施の形態例は、タップの大きさ毎にアダプターを用
意することにより、タップガイド治具をいずれのタップ
においても共用するものである。これを、図13ないし
図14を参照して説明する。なお、タップハンドル4に
タップ3を挟着する手段についての説明は、従来の技術
と同様であるので省略する。
【0041】図13は、タップ3のネジ仕上げ部3bを
制御するアダプター7を用意するものである。同図
(a)は、下穴1aの中心軸とタップガイド治具2のガ
イド孔2aの中心軸とを一致させる手段について説明す
る、概略側面断面図であり、同図(b)は、ワーク1表
面に明けられた下穴1aにタップ3のネジ導入部3aを
挿入した状態を示す、概略側面断面図である。
【0042】アダプター7は、タップ3のネジ仕上げ部
3bの径より僅大径に明けられたアダプターガイド孔7
a、アダプターガイド孔7aと同心軸でありガイド孔2
aの径よりも僅小径である挿入部7bおよびガイド孔2
aの径よりも大であるリブ7cから構成されている。そ
して、ガイド孔2aの中心軸と下穴1aおよびタップ3
の中心軸とを一致させる手段は、ガイド孔2aにタップ
3に適用するアダプター7を挿着し、タップガイド治具
2の脚部2bをワーク1表面と接触させて載置する。さ
らに、基準軸6の下穴基準部6aを下穴1aに挿入し、
アダプターガイド孔7aにガイド孔基準部6bを挿通す
れば、自動的に下穴1aの中心軸とアダプターガイド孔
7aの中心軸とを一致させることができる。
【0043】下穴1aの中心軸とアダプターガイド孔7
aの中心軸とを一致させた後、基準棒6を下穴1aおよ
びアダプターガイド孔7aから抜脱し、タップハンドル
4に挟着されたタップ3をアダプターガイド孔7aおよ
び下穴1aに挿入すれば、ネジ仕上げ部3bがアダプタ
ーガイド孔7aによって制御され、タップ3の中心軸は
下穴1aの中心軸と自動的に一致することとなる。
【0044】図14は、タップ3のストレート部3cを
制御するアダプター7を用意するものである。同図
(a)は、下穴1aの中心軸とタップガイド治具2のガ
イド孔2aの中心軸とを一致させる手段について説明す
る概略側面断面図であり、同図(b)は、ワーク1表面
に明けられた下穴1aにタップ3のネジ導入部3aを挿
入した状態を示す、概略側面断面図である。
【0045】アダプター7は、タップ3のストレート部
3cの径より僅大径に明けられたアダプターガイド孔7
a、アダプターガイド孔7aと同心軸でありガイド孔2
aの径よりも僅小径である挿入部7bおよびガイド孔2
aの径よりも大であるリブ7cから構成されている。そ
して、ガイド孔2aの中心軸と下穴1aおよびタップ3
の中心軸とを一致させる手段は、タップガイド治具2の
脚部2bをワーク1表面と接触させて載置して基準軸6
の下穴基準部6aを下穴1aに挿入し、ガイド孔2aに
ガイド孔基準部6bを挿通すれば、自動的に下穴1aの
中心軸とガイド孔2aの中心軸とを一致させることがで
きる。
【0046】下穴1aの中心軸とガイド孔2aの中心軸
とを一致させた後、基準棒6を下穴1aおよびガイド孔
2aから抜脱し、タップハンドル4に挟着されたタップ
3に適用するアダプター7をストレート部3cに挿着し
たタップ3をガイド孔2aおよび下穴1aに挿入すれ
ば、ストレート部3cがアダプターガイド孔7aによっ
て制御され、タップ3の中心軸は下穴1aの中心軸と自
動的に一致することとなる。
【0047】従って、本実施の形態例で示したいずれの
事例においても、手動でタップハンドル4とともにタッ
プ3をふらつくことなく安定して回動することができる
ので、タップ3の中心軸と下穴1aの中心軸とを一致し
つつ手作業で雌ネジ加工を容易に施すことができる。よ
って、タップ3が下穴1a内等で折れることがなく、折
れたタップ3をワーク1から除去する工数も発生しな
い。また、下穴1aの中心軸に沿って所期の雌ネジ加工
が施されるので、ワーク1に取り付けられる部材は十分
な強度で螺着することができる。
【0048】また、このような構成とすればタップ3の
大きさ毎にタップガイド治具2を用意しておく必要がな
く、タップ3の大きさに適用するアダプター7をタップ
3とセットで用意すれば、タップガイド治具2は一個で
良い。
【0049】本実施の形態例は、実施の形態例1の図2
(b)で示した一端がテーパ状のテーパ部6cである基
準棒6により、ガイド孔2aの中心軸と下穴1aおよび
タップ3の中心軸とを一致させる手段としても良いこと
は勿論、実施の形態例1〜5で示した事例においても適
用可能であることは言うまでもない。
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、手作業でワークに雌ネジ加工を施す際にタップの
姿勢を制御するタップガイド治具を用いれば、手動でタ
ップハンドルとともにタップを回動する際にタップがふ
らつくようなことが防止され、タップの中心軸と下孔の
中心軸とが一致しつつ雌ネジ加工を安定して容易に施す
ことができる。よって、タップが下穴内等で折れること
がなく、折れたタップをワークから除去する工数も発生
しない。また、下穴の中心軸に沿って所期の雌ネジ加工
が施されるので、ワークに取り付けられる部材は十分な
強度で螺着することができる。
【0050】また、ガイド孔の中心から略120°の放
射状三方向の中心線上かつガイド孔の中心から略等距離
に、三個の球面である脚部をタップガイド治具に設けれ
ば、ワーク表面が平面のものは勿論のこと、球面であっ
ても、手動でタップハンドルとともにタップを回動する
際にタップがふらつくようなことが防止され、タップの
中心軸と下孔の中心軸とが一致しつつ雌ネジ加工を安定
して容易に施すことができる。よって、タップが下穴内
等で折れることがなく、折れたタップをワークから除去
する工数も発生しない。また、下穴の中心軸に沿って所
期の雌ネジ加工が施されるので、ワークに取り付けられ
る部材は十分な強度で螺着することができる。
【0051】さらに、タップガイド治具とタップガイド
治具に挿着し、タップの姿勢を制御するアダプターとを
用意すれば、タップの大きさ毎にタップガイド治具を用
意しておく必要がなく、タップの大きさに適用するアダ
プターをタップとセットで用意すれば、タップガイド治
具は一個で良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した本実施の形態例1を示し、
ワーク表面に明けられた下穴にタップハンドルに挟着さ
れたタップのネジ導入部を挿入した状態を示す概略側面
断面図である。
【図2】 本発明において、ワーク表面に明けられた下
穴の中心軸とタップガイド治具のガイド孔の中心軸とを
一致させる手段について説明するものであり、(a)
は、下穴基準部とガイド孔基準部から成る基準棒を用い
た場合の概略側面断面図であり、(b)は、一端がテー
パ状である基準棒を用いた場合の概略側面断面図であ
る。
【図3】 本発明を適用した本実施の形態例2を示し、
(a)は、ワーク表面に明けられた下穴にタップハンド
ルに挟着されたタップのネジ導入部を挿入した状態を示
す概略平面図であり、(b)は、(a)の概略A−A断
面図である。
【図4】 本発明を適用した本実施の形態例2を示し、
(a)は、ワーク表面に明けられた下穴にタップハンド
ルに挟着されたタップのネジ導入部を挿入した状態を示
す概略平面図であり、(b)は、(a)の概略側面図で
ある。
【図5】 本発明を適用した本実施の形態例2を示し、
(a)は、ワーク表面に明けられた下穴にタップハンド
ルに挟着されたタップのネジ導入部を挿入した状態を示
す概略平面図であり、(b)は、(a)の概略B−B断
面図である。
【図6】 本発明を適用した本実施の形態例3を示し、
(a)は、ワーク表面に明けられた下穴にタップハンド
ルに挟着されたタップのネジ導入部を挿入した状態を示
す概略平面図であり、(b)は、(a)の概略C−C断
面図である。
【図7】 本発明を適用した本実施の形態例3を示し、
(a)は、ワーク表面に明けられた下穴にタップハンド
ルに挟着されたタップのネジ導入部を挿入した状態を示
す概略平面図であり、(b)は、(a)の概略D−D断
面図である。
【図8】 本発明を適用した本実施の形態例3を示し、
(a)は、ワーク表面に明けられた下穴にタップハンド
ルに挟着されたタップのネジ導入部を挿入した状態を示
す概略平面図であり、(b)は、(a)の概略側面図で
ある。
【図9】 本発明を適用した本実施の形態例4を示し、
(a)は、ワーク表面に明けられた下穴にタップハンド
ルに挟着されたタップのネジ導入部を挿入した状態を示
す概略平面図であり、(b)は、(a)の概略E−E断
面図である。
【図10】 本発明を適用した本実施の形態例4を示
し、ワーク表面形状が球面である場合の概略側面断面図
である。
【図11】 本発明を適用した本実施の形態例4を示
し、(a)は、ワーク表面に明けられた下穴にタップハ
ンドルに挟着されたタップのネジ導入部を挿入した状態
を示す概略平面図であり、(b)は、(a)の概略F−
F断面図である。
【図12】 本発明を適用した本実施の形態例4を示
し、(a)は、ワーク表面に明けられた下穴にタップハ
ンドルに挟着されたタップのネジ導入部を挿入した状態
を示す概略平面図であり、(b)は、(a)の概略G−
G断面図である。
【図13】 本発明を適用した本実施の形態例5を示
し、(a)は、ワーク表面に明けられた下穴の中心軸と
タップガイド治具のガイド孔の中心軸とを一致させる手
段について説明する、概略側面断面図であり、(b)
は、ワーク表面に明けられた下穴にタップハンドルに挟
着されたタップのネジ導入部を挿入した状態を示す概略
側面断面図である。
【図14】 本発明を適用した本実施の形態例5を示
し、(a)は、ワーク表面に明けられた下穴の中心軸と
タップガイド治具のガイド孔の中心軸とを一致させる手
段について説明する、概略側面断面図であり、(b)
は、ワーク表面に明けられた下穴にタップハンドルに挟
着されたタップのネジ導入部を挿入した状態を示す概略
側面断面図である。
【図15】 従来例を示し、(a)は、タップハンドル
にタップを挟着した状態を示す、概略平面図であり、
(b)は、ワークに明けられた下穴にタップハンドルに
挟着されたタップのネジ導入部を挿入した状態を示す、
概略側面断面図である。
【図16】 従来例を示し、タップのネジ導入部で雌ネ
ジ加工を施し始めた時の状態を示す、概略側面断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ワーク 1a 下穴 2 タップガイド治具 2a ガイド孔 2b 脚部 3 タップ 3a ネジ導入部 3b ネジ仕上げ部 3c ストレート部 3d 挟着部 4 タップハンドル 4a 固定把手 4b ネジ把手 4c Vブロック 5 マグネット 6 基準棒 6a 下穴基準部 6b ガイド孔基準部 6c テーパ部 7 アダプター 7a アダプターガイド孔 7b 挿入部 7c リブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タップと、 前記タップの一端を挟着するタップハンドルと、 前記タップハンドルを手動で回動し、ワーク表面に明け
    られた下穴に雌ネジ加工を施す際に供するタップガイド
    治具であって、 前記ワーク表面に接する脚部と、 前記ワーク表面と垂直であり、前記タップが挿通するガ
    イド孔と、 を設けたことを特徴とする、タップガイド治具。
  2. 【請求項2】 脚部に、ワークとの磁気吸引力による保
    持手段を設けたことを特徴とする、請求項1に記載のタ
    ップガイド治具。
  3. 【請求項3】 ワーク表面に接する脚部と、 前記ワーク表面と垂直であり、タップが挿通するガイド
    孔と、 を設けたタップガイド治具を用いて、前記タップの中心
    軸と前記ワーク表面に明けられた下穴の中心軸とを一致
    させ、前記下穴に雌ネジ加工を施すことを特徴とする、
    雌ネジ加工法。
  4. 【請求項4】 脚部に、ワークとの磁気吸引力による保
    持手段を設けたことを特徴とする、請求項3に記載の雌
    ネジ加工法。
JP19272995A 1995-07-28 1995-07-28 タップガイド治具およびこれを用いた雌ネジ加工法 Pending JPH0938828A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7878740B2 (en) * 2007-08-27 2011-02-01 Honda Motor Co., Ltd. Drill guide jig
CN102441714A (zh) * 2011-09-14 2012-05-09 中国航空工业第六一八研究所 一种在异型面上攻丝的方法
US9114956B2 (en) 2010-06-18 2015-08-25 Mitsubishi Electric Corporation Elevator modification work apparatus
CN107708906A (zh) * 2015-12-30 2018-02-16 深圳市大富科技股份有限公司 滤波器及其盖板和滤波器盖板的螺纹加工工艺
CN110116244A (zh) * 2019-05-08 2019-08-13 梁锦 一种磁力攻丝导正装置

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