JPH0938259A - スポーツゴール - Google Patents

スポーツゴール

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JPH0938259A
JPH0938259A JP7212595A JP21259595A JPH0938259A JP H0938259 A JPH0938259 A JP H0938259A JP 7212595 A JP7212595 A JP 7212595A JP 21259595 A JP21259595 A JP 21259595A JP H0938259 A JPH0938259 A JP H0938259A
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goal
goal frame
sports
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ground
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JP7212595A
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Tomohisa Inomata
朋久 猪俣
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Marelli Corp
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Calsonic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置ずれしないゴール枠を短い時間で組み立
て/分解でき、1台の組み立て式スポーツゴールセット
の部品点数が削減されて、運搬が容易で保管に場所を取
らないスポーツゴールを提供する。 【解決手段】 パイプ11、12、13、14をコネク
タ15、16、17、18、19、21で連結してゴー
ル枠を組み立てる。ゴールの開口10の背後側でゴール
枠を覆ってネットを取り付ける。地面に接するパイプ1
1の端部には貫通孔25、コネクタ15の端部には貫通
孔24が形成される。パイプ11の端部をコネクタ15
に挿入して貫通孔24、25を重ね合わせてアンカー2
2を挿入し、そのまま地面にアンカー22を打ち込む。
パイプ11、13で構成される土台の長方形が形崩れし
ないから、ゴール枠全体の剛性も増す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイプ材料を連結
して組み立てたゴール枠の背後側にネットを張って構成
されるスポーツゴールに関する。
【0002】
【従来の技術】ハンドボール、サッカー、ホッケー等の
スポーツや他の遊戯やゲームに使用される従来のスポー
ツゴールは、図5の(a)に示す構造である。鉄パイプ
を溶接して一体に形成したゴール枠41の正面側がゴー
ルの開口50となり、開口50の背後側を覆って網状の
ネット43が装着される。従来のスポーツゴールのゴー
ル枠41は、ボール等の衝突に対して自重だけで位置保
持できるようにかなり重く形成されている。しかし、ゴ
ール枠41が比較的に軽量に形成されている場合には、
図5の(b)に示すようにアンカー44を地面45に突
き立ててゴール枠41を地面に固定している場合もあ
る。ゴール枠41に溝46を設け、溝46にアンカー4
4の頭を引っ掛ける構造として、ゴール枠41が鉄パイ
プの長手方向に位置ずれするのを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のスポーツゴール
のゴール枠41は、全体が一体化された重い構造である
ため、運搬が困難で保管に場所を取る問題がある。そこ
で、パイプ材料を短く切断した複数本のゴール枠部材を
連結部材で相互に連結してゴール枠を組み立て、ゴール
枠の背後側にネットを張る構造のスポーツゴールが実用
化されている。ゴール枠を軽量で組み立て/分解が自在
な構造として、規格や剛性よりも使用しない期間の収納
や運搬の便宜を優先する。この組み立て式ゴールは、ミ
ニサッカーゲームのような衝撃が小さくて強度をあまり
要求されない用途や、多目的に使用されるグラウンドに
一時的に仮設されるゴールや、バッティング練習用のネ
ットとして使用される。なお、連結部材は、エルボ型や
3分岐型の配管継手の外観を有する。
【0004】しかし、ゴール枠を軽量に構成すると、ボ
ール等の衝撃でゴール枠が位置ずれを起こし易くなる。
位置ずれに伴ってゴール枠部材と連結部材の連結が外れ
てゴール枠が分解する場合もある。位置ずれを起こすた
びにゲームが中断される問題もある。
【0005】そこで、図5の(b)に示される設置方法
を参考にして、ゴール枠部材等に溝(46)を設けて、
アンカー(44)を地面に打ち込んで組み立て式のゴー
ル枠を地面に固定することが考えられた。しかし、もと
もと軽量で薄肉のゴール枠部材に溝(46)を形成する
と強度が損なわれて折れ曲がり易くなる。また、ゴール
枠部材と連結部材の分離を避けるためには、ゴール枠部
材と連結部材の両方に溝(46)を設けて1本づつアン
カー(44)を打ち込むこととなり、1つの連結に対し
て2本のアンカー(44)が必要である。また、ゴール
枠部材と連結部材を連結してゴール枠を組み立てる従来
の作業の後に新たなアンカー(44)の打ち込み作業が
必要となる。これらにより、1台の組み立て式スポーツ
ゴールセットの部品点数と重量が増し、スポーツゴール
の設営に時間がかかる問題が指摘された。
【0006】本発明は、位置ずれしないゴール枠を短い
時間で組み立て/分解でき、1台の組み立て式スポーツ
ゴールセットの部品点数が削減されて、運搬が容易で保
管に場所を取らないスポーツゴールを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、パイ
プ材料をそれぞれ所定長さに切断して形成される複数本
のゴール枠部材と、2または3の前記ゴール枠部材の端
部を拘束して相互に連結する連結部材と、前記ゴール枠
部材を連結して組み立てたゴールの開口の背後側を覆っ
て配置された網状のネット部材とを有するスポーツゴー
ルにおいて、地表面に沿って配置されて前記ゴールの開
口を起立状態に保持する前記ゴール枠部材と前記連結部
材に、連結状態で地面と交差する方向に重ね合わせ可能
な貫通孔をそれぞれ形成するとともに、前記ゴール枠部
材と前記連結部材を連結して重ね合わせた前記貫通孔に
挿入される固定部材を設け、前記固定部材は、その先端
部を地中に挿入して地上に固定されて、その頭部で前記
ゴール枠部材の浮き上がりを阻止する構造としたもので
ある。
【0008】請求項2のスポーツゴールは、請求項1の
構成において、地表面に沿って配置されて前記ゴールの
開口を起立状態に保持する前記ゴール枠部材と前記連結
部材に、連結状態でほぼ水平方向に重ね合わせ可能な第
2貫通孔をそれぞれ形成するとともに、前記ゴール枠部
材と前記連結部材を連結して重ね合わせた第2貫通孔に
挿入される第2固定部材を設け、第2固定部材は、その
先端部に設けたピン孔に貫通させたピン部材と第2固定
部材の頭部で第2貫通孔に沿った方向の移動を拘束され
る構造としたものである。
【0009】請求項3のスポーツゴールは、パイプ材料
をそれぞれ所定長さに切断して形成される複数本のゴー
ル枠部材と、前記ゴール枠部材の端部を拘束して相互に
連結する連結部材と、前記ゴール枠部材を連結して組み
立てたゴールの開口の背後側を覆って配置される網状の
ネット部材とを有するスポーツゴールにおいて、前記ゴ
ール枠部材は、すべて同一長さで同一の端部形状に揃え
て形成され、前記連結部材は、2本の前記ゴール枠部材
の端部を直角に位置決めする同一形状の6個のエルボ型
連結部材と、2本の前記ゴール枠部材の端部を直線上に
連結する同一形状の2個のストレート型連結部材からな
るものである。
【0010】請求項4のスポーツゴールバッグは、1台
のスポーツゴールに含まれるすべてのゴール枠部材を束
ねた外周長さよりも長い内周長さと最大長さの前記ゴー
ル枠部材よりも長い差し渡し長さを持たせたゴール枠部
材格納部と、1台のスポーツゴールに含まれるすべての
連結部材をまとめて格納可能な容積を持たせて前記ゴー
ル枠部材格納部から独立させた連結部材格納部とを、柔
軟な材料で一体に形成したものである。
【0011】
【作用】請求項1のスポーツゴールでは、連結されたゴ
ール枠部材と連結部材を1本の固定部材が串刺しにして
地面に固定する。1本の固定部材は、ゴール枠部材と連
結部材の連結をロックして分離を防止すると同時に、ゴ
ール枠部材と連結部材を地面の一定場所に釘付けにす
る。
【0012】請求項2のスポーツゴールでは、コンクリ
ートの地面や体育館等、固定部材の打ち込みに躊躇され
る設営条件でも、第2貫通孔に第2固定部材を挿入して
設営が可能である。
【0013】請求項3のスポーツゴールでは、すべての
ゴール枠部材がほぼ同一の長さと仕様に形成されている
ので、組み立てたゴール枠におけるそれぞれのゴール枠
部材の位置が限定されず、どのゴール枠部材をどこに配
置しても同じ外観のゴール枠を組み立て可能である。長
さが揃っているから、ゴール枠部材をまとめて束ねた際
に束ね漏れが起きることもない。エルボ型の連結部材、
ストレート型の連結部材についても、それぞれ自由にゴ
ール枠内の配置を取換えできる。
【0014】請求項4のスポーツゴールバッグは、1台
のスポーツゴールを組み立てるために必要な1セットの
ゴール枠部材と連結部材をまとめて保管し運搬できる。
ゴール枠部材と連結部材を別々の独立した容積に収納す
るから、該当する部品の捜索が容易である。ネット部材
や固定部材を一緒に格納する構造としてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】第1実施例のスポーツゴールを図
1〜図3を参照して説明する。図1はスポーツゴールの
組み立て構造の説明図、図2はスポーツゴールバッグの
説明図、図3は第1実施例の変形例における連結された
パイプとコネクタの断面図である。図1中、(a)は組
み立て構造、(b)はアンカー部分の拡大図である。
【0016】図1の(a)に示すように、正面側にゴー
ルの開口10を配置した第1実施例のスポーツゴールで
は、10本のパイプ11と4本づつのパイプ12、1
3、14を、8個のコネクタ21と4個のコネクタ15
とコネクタ16、17、18、19で連結してゴール枠
を組み立る。そして、折り畳まれたネット20を広げて
ゴール枠に被せ、ゴールの開口10の背後側を覆って設
営される。パイプ11、12、13、14は、直径40
mmで肉厚2mmのアルミパイプをそれぞれの部材長さ
に切断して、ぞれぞれの両端部分に図1の(b)に示す
パイプ13と同様な貫通孔25を形成している。コネク
タ15、16、17、18、19、21は、塩化ビニル
をそれぞれの外観に射出成型して形成され、図1の
(b)に示すように、端部の開口にパイプ11、12、
13、14を挿入した際の貫通孔25に対応する位置に
貫通孔24を形成している。
【0017】コネクタ15、16、17、18、19
は、3本のパイプ材料を連結する三つ又分岐の配管継手
状の外観を有する。コネクタ21は、ストレートの配管
継手状の外観を有する。コネクタ15、16、17、1
8、19、21の端部の内円筒面の貫通孔24よりも少
し奥の位置には、図示しない環状の段付き部が形成され
ており、パイプ11、12、13、14を内円筒面に挿
入した際には、この段付き部にパイプ11、12、1
3、14の端部を突き当てた状態で貫通孔24、25が
軸方向に重なり合うようにしている。
【0018】図1の(b)に示すように、パイプ13の
端部をコネクタ15に挿入して貫通孔24、25を重ね
合わせた状態で、アンカー22を貫通孔24、25に挿
入してパイプ13とコネクタ15を串刺し状態とし、専
用のハンマでアンカー22をそのまま地面に打ち込むこ
とにより、パイプ13とコネクタ15が地面に固定され
る。同様にして、地面に沿って配置された他のパイプ1
1、13とコネクタ15、18、19、21について
も、図1の(a)に示されるようにアンカー22を貫通
孔24、25に挿入して地面に打ち込むことにより固定
される。
【0019】図2の右方にはスポーツゴールバッグの外
観が示され、その左側にはスポーツゴールを分解してス
ポーツゴールバッグに収納した状態が示される。スポー
ツゴールバッグ27は、厚い木綿の布で形成された柔軟
なかばん状の外観の内側に2つの独立した容積を有す
る。
【0020】図中上側に示されるパイプ格納部28は、
最も長いパイプ11よりも長い縦の差し渡し長さと、分
解された全部のパイプ11、12、13、14を束ねた
外周長さよりも長い水平断面内の内周長さの容積を有す
る。パイプ格納部28は、パイプ11、12、13、1
4とネット20を格納する。図中下側に示されるコネク
タ格納部29は、分解された全部のコネクタ15、1
6、17、18、19、21とアンカー21をばらばら
な状態で余裕を持って収納可能な容積を有する。コネク
タ格納部29には、コネクタ15、16、17、18、
19、21とアンカー21に加えて、アンカー21の打
ち込み専用のハンマー26が格納される。ハンマー26
の打撃部分の反対側には、地面に打ち込まれたアンカー
21の頭部を引っ掛けて引き抜くための鉤状の突起部が
形成されている。
【0021】第1実施例のスポーツゴールによれば、地
面に接する合計8本のパイプ11、13と合計8個のコ
ネクタ15、18、19、21とを、16本のアンカー
22を用いて地面に固定しているため、ゴール枠が根の
生えた状態となって、ボールが衝突する等しても位置ず
れを起こさない。また、パイプ11、13とコネクタ1
5、18、19、21が串刺し状態で固定されているた
め、衝撃によって連結が分離することが無く、土台部分
となるパイプ11、13の長方形が強固に形状を保つか
ら、この土台の上に築かれたゴールの開口とその背後の
構造についてもパイプ11、12、14とコネクタ1
5、16、17、18、19の連結が外れにくい、これ
により、組み立てられたゴール枠全体の剛性が高く確保
されている。
【0022】また、パイプ11、12、13、14は、
パイプ材料を所定の長さに切断して端部に貫通孔25を
形成しただけの構造であるから、図5の(b)に示すよ
うな溝46を形成する場合に比較して折れ曲がり強度も
大きく確保されて安価に提供できる。また、万一折れ曲
がり等を発生した場合の修理や交換や代替品による応急
処置も容易である。また、スポーツゴールを分解すれ
ば、全部の部品を1個のスポーツゴールバッグにコンパ
クトに収納できるから、運搬に便利で収納に場所を取ら
ず、他のスポーツゴールの部品と混ざって次回の組み立
て時に部品不足や組み立て困難等のトラブルを起こす心
配も無い。ハンマー26も一緒に格納してあるため、組
み立て用に工具を別途に準備する必要も無い。雨天の日
や使用しない期間は屋内で保管して雨曝しにしないか
ら、塗装等の特別な維持努力無しでも長年月の寿命を確
保できる。必要な場合にだけ組み立てるから、限られた
面積のグラウンドを多目的に無駄なく使用できる。短時
間で組み立て完了するから、限られた運動時間の多くを
ゲームに費やせる。第1実施例では、パイプ11、1
2、13、14が発明のゴール枠部材に相当し、コネク
タ15、16、17、18、19、21が発明の連結部
材に相当し、アンカー22が発明の固定部材に相当す
る。
【0023】図3には、第1実施例のスポーツゴールを
体育館で使用することを可能にする構造が示される。図
1の(b)に示すパイプ13とコネクタ15には、アン
カー22を挿入する貫通孔24、25に加えて、図3に
示すように、水平方向の貫通孔24B、25Bが形成さ
れている。コンクリートで固めたグラウンド地面や体育
館では、アンカー22を使用できないため、貫通孔24
B、25Bに固定部材31を水平方向に貫通させて、パ
イプ13とコネクタ15を固定する。固定部材31の先
端部に形成したピン孔31Bに挿入したピン32と頭部
31Aによって、貫通孔24B、25Bに沿った方向の
固定部材31の運動を拘束し、抜け落ちを防止してい
る。ピン32は、小物で見失い易いから、頭部31Aに
ひも33で連結している。
【0024】第1実施例の変形例のスポーツゴールによ
れば、屋外の地面で使用可能なスポーツゴールを体育館
やコンクリートグラウンドでも同様に利用できる。必要
な場合にだけ組み立てるから、限られた面積の床面を多
目的に無駄なく使用できる。簡単な組み立て作業を少な
い人数で短時間に完了して、限られた運動時間の多くを
ゲームに費やせる。第1実施例の変形例では、貫通孔2
4B、25Bが発明の第2貫通孔に相当し、固定部材3
1が発明の第2固定部材に相当する。
【0025】図4は第2実施例のスポーツゴールの組み
立て状態の斜視図である。第2実施例では、ゴール枠部
材であるすべてのパイプを同一の寸法と構造に統一する
とともにゴール枠の全体構造をL字型に単純化して部品
数を削減し、第1実施例よりもさらに収納や組み立ての
便宜を確保している。第2実施例のスポーツゴールは、
8本のパイプ35を6個のエルボ型のコネクタ37と2
個のストレート型のコネクタ36で連結してゴール枠を
組み立て、組み立てたゴール枠のゴールの開口40の背
面側を覆って網状のネット39を張っている。
【0026】8本のパイプ35は、直径40mm、肉厚
1.5mmのステンレスパイプを長さ1mに切り揃えて
形成され、それぞれの両端部分に図3に示すような2組
の貫通孔25、25Bを形成している。6個のコネクタ
37は、パイプ35を挿入可能な内径のステンレスパイ
プを曲げ加工してエルボ型に形成される。2個のコネク
タ36は、パイプ35を挿入可能な内径のステンレスパ
イプを短く切断してストレート型に形成される。コネク
タ36、37は、それぞれの両端部分に図3に示すよう
な2組の貫通孔24、24Bを形成している。8本のパ
イプ35と6個のコネクタ37と2個のコネクタ36
は、通常の地面のグラウンドでは、図1に示すようにア
ンカー22を用いて第1実施例と同様に設営される。ま
た、体育館等では、図3に示すように固定部材31とピ
ン32を用いて第1実施例の変形例と同様に設営され
る。また、分解した後は、1台のスポーツゴール分の部
品を全部まとめて図2に示すようなスポーツゴールバッ
グに収納する。
【0027】第2実施例のスポーツゴールによれば、パ
イプ35が1種類、コネクタ36、37が2種類と部品
の種類が少ないから、部品の配置や接続を間違えて組み
立ての途中で行き詰まったり、歪んだゴール枠を組み立
てる心配が無く、1人でも短時間で簡単確実に組み立て
/分解が可能である。また、第1実施例のスポーツゴー
ルに比較して、部品点数が少なく、接続箇所の数も少な
いから、運搬と組み立てがさらに容易である。パイプ3
5とコネクタ37に1個づつ予備を設けておくだけで、
スポーツゴールの大抵の破損に対処できる。第2実施例
では、パイプ35が発明のゴール枠部材に相当し、コネ
クタ36、37が発明の連結部材に相当する。
【0028】以上の実施例におけるパイプやコネクタの
材料や加工方法や外観や内部構造については、ここに記
載された以外の選択や修正も可能である。例えば、パイ
プ35を塩化ビニルパイプや樹脂被覆した鉄パイプで形
成してもよく、コネクタ37を鋳鉄の鋳物に機械加工を
施して製作してもよい。コネクタを塑性加工が可能な材
料で形成する場合、外側から管壁を押し込んで内壁に突
起を設け、パイプを挿入する際のストッパとしてもよ
い。
【0029】
【発明の効果】本発明のスポーツゴールによれば、地面
に接して配置されるゴール枠部材と連結部材が地面に固
定されるから、全体が軽量な構造でも衝撃で位置ずれす
る心配が無く、固定部材を使用しない場合に比較して、
ゴール枠部材が連結部材から抜けにくくなり、強固な土
台から起立するゴールの開口の構造自体の剛性も増すこ
とになる。一方、スポーツゴールを分解してしまえば、
部品を運搬が容易な状態にまとめられるから、遠隔地へ
の移転も可能で、保管に要する面積もわずかである。ゴ
ール枠部材と連結部材に第2貫通孔を追加して、第2固
定部材を用いても組み立て可能とすれば、コンクリート
の地面や体育館等でも、地面で行うと同様にスポーツゴ
ールを設営してゲームや練習を実行できる。
【0030】本発明のスポーツゴールによれば、すべて
のゴール枠部材をほぼ同一の長さと仕様に形成している
から、どのゴール枠部材をどこに配置しても同じ外観の
ゴール枠を組み立て可能である。従って、部品の配置や
接続を間違えて組み立ての途中で行き詰まったり、歪ん
だゴール枠を組み立てる心配が無い。6個のエルボ型の
連結部材と2個のストレート型の連結部材についても、
同様に部品の配置を間違える心配が無い。
【0031】本発明のスポーツゴールバッグによれば、
1セットのゴール枠部材と連結部材をまとめて保管し運
搬できるから、分解された個々の部品の管理や確認が容
易である。また、他のスポーツゴールの部品と混ざっ
て、部品不足や組み立て不能の事態に陥る心配も無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】スポーツゴールの組み立て構造の説明図であ
る。
【図2】スポーツゴールバッグの説明図である。
【図3】第1実施例の変形例における連結されたパイプ
とコネクタの断面図である。
【図4】第2実施例のスポーツゴールの組み立て状態の
斜視図である。
【図5】従来のスポーツゴールの組み立て構造の説明図
である。
【符号の説明】
11、12、13、14、35 パイプ(ゴール枠部
材) 15、16、17、18、19、21、36、37 コ
ネクタ(連結部材) 20、39、43 ネット 22、44 アンカー 24、25、24B、25B 貫通孔 26 ハンマ 27 スポーツゴールバッグ 28 パイプ格納部 29 コネクタ格納部 31 固定部材(第2固定部材) 31A 頭部 31B ピン孔 32 ピン 33 ワイヤー 41 ゴール枠

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ材料をそれぞれ所定長さに切断し
    て形成される複数本のゴール枠部材(11、12、1
    3、14)と、 2または3の前記ゴール枠部材(11、12、13、1
    4)の端部を拘束して相互に連結する連結部材(15、
    16、17、18、19、21)と、 前記ゴール枠部材(11、12、13、14)を連結し
    て組み立てたゴールの開口(10)の背後側を覆って配
    置される網状のネット部材(20)とを有するスポーツ
    ゴールにおいて、 地表面に沿って配置されて前記ゴールの開口(10)を
    起立状態に保持する前記ゴール枠部材(13)と前記連
    結部材(15)に、連結状態で地面と交差する方向に重
    ね合わせ可能な貫通孔(24、25)をそれぞれ形成す
    るとともに、 前記ゴール枠部材(13)と前記連結部材(15)を連
    結して重ね合わせた前記貫通孔(24、25)に挿入さ
    れる固定部材(22)を設け、 前記固定部材(22)は、その先端部を地中に挿入して
    地上に固定されて、その頭部で前記ゴール枠部材(1
    3)の浮き上がりを阻止する構造であることを特徴とす
    るスポーツゴール。
  2. 【請求項2】 地表面に沿って配置されて前記ゴールの
    開口を起立状態に保持する前記ゴール枠部材(13)と
    前記連結部材(15)に、連結状態でほぼ水平方向に重
    ね合わせ可能な第2貫通孔(24B、25B)をそれぞ
    れ形成するとともに、 前記ゴール枠部材(13)と前記連結部材(15)を連
    結して重ね合わせた第2貫通孔(24B、25B)に挿
    入される第2固定部材(31)を設け、 第2固定部材(31)は、その先端部に設けたピン孔
    (31B)に貫通させたピン部材(32)と第2固定部
    材(31)の頭部(31A)で第2貫通孔に沿った方向
    の移動を拘束される構造であることを特徴とする請求項
    1記載のスポーツゴール。
  3. 【請求項3】 パイプ材料をそれぞれ所定長さに切断し
    て形成される複数本のゴール枠部材(35)と、 前記ゴール枠部材(35)の端部を拘束して相互に連結
    する連結部材(36、37)と、 前記ゴール枠部材(35)を連結して組み立てたゴール
    の開口(40)の背後側を覆って配置される網状のネッ
    ト部材(39)とを有するスポーツゴールにおいて、 前記ゴール枠部材(35)は、すべて同一長さで同一の
    端部形状に揃えて形成され、 前記連結部材(36、37)は、2本の前記ゴール枠部
    材(35)の端部を直角に位置決めする同一形状の6個
    のエルボ型連結部材(37)と、2本の前記ゴール枠部
    材(35)の端部を直線上に連結する同一形状の2個の
    ストレート型連結部材(36)からなることを特徴とす
    るスポーツゴール。
  4. 【請求項4】 1台のスポーツゴールに含まれる複数本
    のゴール枠部材を束ねた外周長さよりも長い内周長さと
    最大長さの前記ゴール枠部材よりも長い差し渡し長さを
    持たせたゴール枠部材格納部と、 1台のスポーツゴールを形成する複数個の連結部材をま
    とめて格納可能な容積を持たせて前記ゴール枠部材格納
    部から独立させた連結部材格納部とを、柔軟な材料で一
    体に形成したことを特徴とするスポーツゴールバッグ。
JP7212595A 1995-07-28 1995-07-28 スポーツゴール Withdrawn JPH0938259A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7311617B2 (en) 2001-10-01 2007-12-25 Global Goal Aps Training device for ball games
US8220209B2 (en) 2007-03-26 2012-07-17 Ville De Montreal Ground anchor
CN104174147A (zh) * 2014-09-12 2014-12-03 刘宇轩 一种组装式足球门
GB2529234A (en) * 2014-08-14 2016-02-17 Kih Chuan Ind Co Ltd Goal frame

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