JPH0937968A - 背負い式飲料販売器具 - Google Patents
背負い式飲料販売器具Info
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- JPH0937968A JPH0937968A JP19343195A JP19343195A JPH0937968A JP H0937968 A JPH0937968 A JP H0937968A JP 19343195 A JP19343195 A JP 19343195A JP 19343195 A JP19343195 A JP 19343195A JP H0937968 A JPH0937968 A JP H0937968A
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- Japan
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- beverage
- water supply
- backpack
- feedwater
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67D—DISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B67D2210/00—Indexing scheme relating to aspects and details of apparatus or devices for dispensing beverages on draught or for controlling flow of liquids under gravity from storage containers for dispensing purposes
- B67D2210/00028—Constructional details
- B67D2210/00128—Constructional details relating to outdoor use; movable; portable
- B67D2210/00131—Constructional details relating to outdoor use; movable; portable wearable by a person, e.g. as a backpack or helmet
Landscapes
- Portable Outdoor Equipment (AREA)
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 断熱効果に優れた背負い式の飲料販売器具を
提供することである。 【解決手段】 背負1に真空二重容器2を搭載し、その
真空二重容器2の給水口に接続した給水管及びこれをカ
バーするフレキシブルチューブ43を上記背負1の側方
から前方へ突き出し、上記給水管の先端に給水栓45を
取付けた構成とした。
提供することである。 【解決手段】 背負1に真空二重容器2を搭載し、その
真空二重容器2の給水口に接続した給水管及びこれをカ
バーするフレキシブルチューブ43を上記背負1の側方
から前方へ突き出し、上記給水管の先端に給水栓45を
取付けた構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、野球場、運動競
技場、遊園地の観客席等で用いられる背負い式の飲料販
売器具に関するものである。
技場、遊園地の観客席等で用いられる背負い式の飲料販
売器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】野球場等でコーヒーやコーラなどの飲料
を移動販売する場合、従来は販売員の首にベルト掛けし
た販売容器を身体の前面で支え、その販売容器内に少量
の飲料水入り容器を多数入れて売り歩くようにしてい
た。
を移動販売する場合、従来は販売員の首にベルト掛けし
た販売容器を身体の前面で支え、その販売容器内に少量
の飲料水入り容器を多数入れて売り歩くようにしてい
た。
【0003】また、ウレタンフォーム等の断熱性合成樹
脂で成形した容器に肩バンドを取付けて背負い形式と
し、上記容器下端部に接続した給水管の先端に給水栓を
設けた構造のものも知られている。
脂で成形した容器に肩バンドを取付けて背負い形式と
し、上記容器下端部に接続した給水管の先端に給水栓を
設けた構造のものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の首掛け式販売器
具は、販売員は上半身を常に真直ぐの姿勢に保持しなけ
ればならないため疲労しやすく、また販売員自身の足元
が見えにくいため迅速な移動ができず、更に前方に突き
出した販売容器が観客に当ったり、或いは観客の視野の
妨げになるなどの問題があった。
具は、販売員は上半身を常に真直ぐの姿勢に保持しなけ
ればならないため疲労しやすく、また販売員自身の足元
が見えにくいため迅速な移動ができず、更に前方に突き
出した販売容器が観客に当ったり、或いは観客の視野の
妨げになるなどの問題があった。
【0005】一方、断熱性合成樹脂の成形容器を用いた
背負い形式の販売器具は、上記のごとき問題は解消され
るが、魔法瓶に比べて断熱性に劣る問題があった。
背負い形式の販売器具は、上記のごとき問題は解消され
るが、魔法瓶に比べて断熱性に劣る問題があった。
【0006】そこで、この発明は断熱性に優れた背負い
式の飲料販売器具を提供することを目的とする。
式の飲料販売器具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の背負い式飲料販売器具は、背負に魔法
びんを搭載し、その魔法びんの給水口に接続した給水管
を上記背負の側方から前方へ突き出し、上記給水管の先
端に給水栓を取付けた構成としたものである。
めに、この発明の背負い式飲料販売器具は、背負に魔法
びんを搭載し、その魔法びんの給水口に接続した給水管
を上記背負の側方から前方へ突き出し、上記給水管の先
端に給水栓を取付けた構成としたものである。
【0008】上記魔法びんのびん底を上、給水口を下に
向けて背負に搭載し、上記びん底にエアー抜き孔を設け
た構成を採用したり、魔法びんを複数本背負に搭載した
構成を採用することができる。更に、エアー抜き孔及び
真空排気部の回りを囲み、かつこれらより背の高い底部
材をびん底部に取付け、上記底部材に上記エアー抜き孔
が臨む開口を設けた構成を採用することができる。
向けて背負に搭載し、上記びん底にエアー抜き孔を設け
た構成を採用したり、魔法びんを複数本背負に搭載した
構成を採用することができる。更に、エアー抜き孔及び
真空排気部の回りを囲み、かつこれらより背の高い底部
材をびん底部に取付け、上記底部材に上記エアー抜き孔
が臨む開口を設けた構成を採用することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1及び図2に示すよう
に、この背負い式の飲料販売器具は、背負1と、2本の
真空二重容器2とにより構成される。
付図面に基づいて説明する。図1及び図2に示すよう
に、この背負い式の飲料販売器具は、背負1と、2本の
真空二重容器2とにより構成される。
【0010】背負1は、二本の真空二重容器2を並列に
搭載するようになっており、両側の支柱3の下端を平面
コの字形に屈曲して下部枠4を形成し、その支柱3の下
端相互間を下部横棧5で連結する。上記支柱3の中程に
平面コの字形の中間枠6が連結され、その中間枠6の両
側枠相互間に若干下方へ屈曲した支持杆7が連結され
る。上記中間枠6と支柱3の上端との中間部分におい
て、両側の支柱3間に上部横棧8が連結される。更に、
上部横棧8、中間枠6及び下部枠4の各中央部分に逆L
形の縦棧9が連結される。
搭載するようになっており、両側の支柱3の下端を平面
コの字形に屈曲して下部枠4を形成し、その支柱3の下
端相互間を下部横棧5で連結する。上記支柱3の中程に
平面コの字形の中間枠6が連結され、その中間枠6の両
側枠相互間に若干下方へ屈曲した支持杆7が連結され
る。上記中間枠6と支柱3の上端との中間部分におい
て、両側の支柱3間に上部横棧8が連結される。更に、
上部横棧8、中間枠6及び下部枠4の各中央部分に逆L
形の縦棧9が連結される。
【0011】また、上記両側の支柱3の上端部後方に、
平面コの字形の上部枠12の立上がり部13を沿わせ、
支柱3の上端に固定した連結部材14により上記上部枠
12の立上がり部13の上端を水平方向のピン15によ
り回転自在に取付けている。上記立上がり部13の下端
部とその連結部材14との間にコイルバネ16が取付け
られる。通常の状態では、立上がり部13は支柱3に沿
い、上部枠12が水平状態となり、コイルバネ16のバ
ネ力でその状態に保持される。上記の上部枠12に手を
添えて前方に回転させると、ピン15を中心に180度
回転する(図3の二点鎖線参照)。コイルバネ16はピ
ン15を越えるまでは引き伸ばされるが、ピン15を越
えると収縮し、上部枠12を支柱3の前方に水平状態に
保持する。また、上記上部横棧8の縦棧9との連結部分
の両側に、それぞれ背負いバンド17の上端を取付け、
下端をそれぞれ両側の支柱3の下端部に取付けている。
平面コの字形の上部枠12の立上がり部13を沿わせ、
支柱3の上端に固定した連結部材14により上記上部枠
12の立上がり部13の上端を水平方向のピン15によ
り回転自在に取付けている。上記立上がり部13の下端
部とその連結部材14との間にコイルバネ16が取付け
られる。通常の状態では、立上がり部13は支柱3に沿
い、上部枠12が水平状態となり、コイルバネ16のバ
ネ力でその状態に保持される。上記の上部枠12に手を
添えて前方に回転させると、ピン15を中心に180度
回転する(図3の二点鎖線参照)。コイルバネ16はピ
ン15を越えるまでは引き伸ばされるが、ピン15を越
えると収縮し、上部枠12を支柱3の前方に水平状態に
保持する。また、上記上部横棧8の縦棧9との連結部分
の両側に、それぞれ背負いバンド17の上端を取付け、
下端をそれぞれ両側の支柱3の下端部に取付けている。
【0012】また、両側の支柱3の上部横棧11と中間
枠6との間に適当なクッション性を有する背当て板18
を設け、また中間枠6と下部横棧5との間にも適当なク
ッション性を有する腰当て板19を設けている。更に、
両側の支柱3の下端部相互間に腰バンド21を設けてい
る。なお、上記中間枠6の側部にカップホルダー22が
ビス30により取付けられる(図6参照)。
枠6との間に適当なクッション性を有する背当て板18
を設け、また中間枠6と下部横棧5との間にも適当なク
ッション性を有する腰当て板19を設けている。更に、
両側の支柱3の下端部相互間に腰バンド21を設けてい
る。なお、上記中間枠6の側部にカップホルダー22が
ビス30により取付けられる(図6参照)。
【0013】次に、上記の真空二重容器2は、一般的に
はガラス製又は金属製の魔法びんが用いられる。図示の
場合は、ステンレス製であり、その基本的構造は、通常
のステンレス製真空二重容器の上下を逆にした構造であ
る。
はガラス製又は金属製の魔法びんが用いられる。図示の
場合は、ステンレス製であり、その基本的構造は、通常
のステンレス製真空二重容器の上下を逆にした構造であ
る。
【0014】即ち、図4に示すように、容器本体24の
上端面(通常の場合の底)の外周に底部材25が固着さ
れる。その底部材25の内側の容器本体24の面に真空
排気部としてのチップ管26が存在し、また中央部に容
器本体24の内部と連通した小口径のエアー抜き孔27
を有するエアー抜きパイプ28が設けられ、更にエアー
抜きパイプ28が容器本体24から突出した部分の外周
を囲んで座金29が設けられる。その座金29に螺合し
たキャップ31のパッキン32によりエアー抜き孔27
が閉塞される。
上端面(通常の場合の底)の外周に底部材25が固着さ
れる。その底部材25の内側の容器本体24の面に真空
排気部としてのチップ管26が存在し、また中央部に容
器本体24の内部と連通した小口径のエアー抜き孔27
を有するエアー抜きパイプ28が設けられ、更にエアー
抜きパイプ28が容器本体24から突出した部分の外周
を囲んで座金29が設けられる。その座金29に螺合し
たキャップ31のパッキン32によりエアー抜き孔27
が閉塞される。
【0015】前記の底部材25はキャップ31及びチッ
プ管26よりも背が高く、その中央部分には前記のキャ
ップ31より大径の開口33が設けられ、その開口33
の内側に前記のキャップ31が臨んでおり、またチップ
管26はその開口33よりも外側に位置する。
プ管26よりも背が高く、その中央部分には前記のキャ
ップ31より大径の開口33が設けられ、その開口33
の内側に前記のキャップ31が臨んでおり、またチップ
管26はその開口33よりも外側に位置する。
【0016】容器本体24の下端部の肩部分には肩部材
34が嵌合され、ビス35により固定される。肩部材3
4の中央部分の開口36は、容器本体24の給水口37
に嵌着される。
34が嵌合され、ビス35により固定される。肩部材3
4の中央部分の開口36は、容器本体24の給水口37
に嵌着される。
【0017】上記の開口36と給水口37に給水装置3
8が着脱自在に取付けられる。この給水装置38は中栓
39、給水管41、断熱材42、フレキシブルチューブ
43、中栓カバー44及び給水栓45等により構成され
る。
8が着脱自在に取付けられる。この給水装置38は中栓
39、給水管41、断熱材42、フレキシブルチューブ
43、中栓カバー44及び給水栓45等により構成され
る。
【0018】中栓39は給水口37に挿入され、その中
栓39のまわりに装着されたパッキン46が上記の開口
36に押し当てられる。中栓39の上記パッキン46と
下端との中間部分の側面に接続口47が突設され、中栓
39の上端面から上記の接続口47に至る連通路48が
設けられる。
栓39のまわりに装着されたパッキン46が上記の開口
36に押し当てられる。中栓39の上記パッキン46と
下端との中間部分の側面に接続口47が突設され、中栓
39の上端面から上記の接続口47に至る連通路48が
設けられる。
【0019】上記接続口47には給水管41が接続さ
れ、その給水管41の先端に給水栓45が接続される。
この給水栓45は、弁座49に対して進退する弁体51
が内蔵され、その弁体51のプッシュボタン52が外部
に露出し、また、前記の弁座49を経た通路終端の供給
口50がプッシュボタン52の下部に設けられる。
れ、その給水管41の先端に給水栓45が接続される。
この給水栓45は、弁座49に対して進退する弁体51
が内蔵され、その弁体51のプッシュボタン52が外部
に露出し、また、前記の弁座49を経た通路終端の供給
口50がプッシュボタン52の下部に設けられる。
【0020】上記の給水管41のまわりにはグラスウー
ル等でなる断熱材42が装着され、更にその外側にフレ
キシブルチューブ43が被覆される。フレキシブルチュ
ーブ43の一端は、中栓カバー44に固定され、他端は
給水栓45に固定される。上記の中栓39と中栓カバー
44との間の給水管41を挿通するための凹所53が肩
部材34に設けられ(図5参照)、その凹所53の外端
に中栓カバー44のつば54の嵌合部55が設けられ
る。上記の肩部材34にネジ嵌合された蓋56が上記の
中栓39及び中栓カバー44を押さえる。
ル等でなる断熱材42が装着され、更にその外側にフレ
キシブルチューブ43が被覆される。フレキシブルチュ
ーブ43の一端は、中栓カバー44に固定され、他端は
給水栓45に固定される。上記の中栓39と中栓カバー
44との間の給水管41を挿通するための凹所53が肩
部材34に設けられ(図5参照)、その凹所53の外端
に中栓カバー44のつば54の嵌合部55が設けられ
る。上記の肩部材34にネジ嵌合された蓋56が上記の
中栓39及び中栓カバー44を押さえる。
【0021】以上の構成でなる背負い式飲料販売器具を
使用する場合は、予め背負1から取外した真空二重容器
2の上下を逆、即ち底部材25側を下、蓋56側を上に
向けてテーブル等の上に立て、蓋56を外したのち中栓
39を含む給水装置38を容器本体24から外し(図5
参照)、容器本体24の内部に所要の飲料を注ぎ込む。
所要量に達すると、給水装置38の中栓39を給水口3
7に挿入すると共に中栓39と中栓カバー44との間の
給水管41を肩部材34の凹所53に嵌入、同時に中栓
カバー44のつば54を嵌合部55に合致させ、その上
で蓋56を肩部材34にネジ嵌合する。
使用する場合は、予め背負1から取外した真空二重容器
2の上下を逆、即ち底部材25側を下、蓋56側を上に
向けてテーブル等の上に立て、蓋56を外したのち中栓
39を含む給水装置38を容器本体24から外し(図5
参照)、容器本体24の内部に所要の飲料を注ぎ込む。
所要量に達すると、給水装置38の中栓39を給水口3
7に挿入すると共に中栓39と中栓カバー44との間の
給水管41を肩部材34の凹所53に嵌入、同時に中栓
カバー44のつば54を嵌合部55に合致させ、その上
で蓋56を肩部材34にネジ嵌合する。
【0022】その次に、背負1の上部枠12を前方に回
動させ(図3の二点鎖線参照)、前記の真空二重容器2
の上下を反転させて縦棧9の両側に1本づつ挿入し、そ
の下端を中間枠6の支持杆7上に載せ、上部枠12を元
の状態に戻す。更に、給水装置38のフレキシブルチュ
ーブ43を中間枠6の上から側方に引き出す。
動させ(図3の二点鎖線参照)、前記の真空二重容器2
の上下を反転させて縦棧9の両側に1本づつ挿入し、そ
の下端を中間枠6の支持杆7上に載せ、上部枠12を元
の状態に戻す。更に、給水装置38のフレキシブルチュ
ーブ43を中間枠6の上から側方に引き出す。
【0023】その状態でキャップ31を操作してエアー
抜き孔27を開放させ、販売員57が背負いバンド17
を肩に掛けて背負い(図7参照)、更に、腰バンド21
を腰回りに締結する。
抜き孔27を開放させ、販売員57が背負いバンド17
を肩に掛けて背負い(図7参照)、更に、腰バンド21
を腰回りに締結する。
【0024】背負った状態で下部枠4は販売員57の腰
の高さとなり、またフレキシブルチューブ43は、その
腰の高さより高い位置から販売員57の脇腹側方を経て
前方へ突き出し、その先端の給水栓45が腕を曲げた際
の手元に位置する。
の高さとなり、またフレキシブルチューブ43は、その
腰の高さより高い位置から販売員57の脇腹側方を経て
前方へ突き出し、その先端の給水栓45が腕を曲げた際
の手元に位置する。
【0025】販売員57が飲料を供給する際は、コップ
ホルダー22からコップ58を抜き出し、図7に示すよ
うに、一方の手でコップ58を保持し、他方の手で給水
栓45のプッシュボタン52を押込み、給水栓45を開
放する。そうすると、容器本体24の内部の飲料は、そ
の液面と供給口50との間の水頭差によりコップ58内
に自然落下する。プッシュボタン52から手を離すと給
水栓45は閉塞される。
ホルダー22からコップ58を抜き出し、図7に示すよ
うに、一方の手でコップ58を保持し、他方の手で給水
栓45のプッシュボタン52を押込み、給水栓45を開
放する。そうすると、容器本体24の内部の飲料は、そ
の液面と供給口50との間の水頭差によりコップ58内
に自然落下する。プッシュボタン52から手を離すと給
水栓45は閉塞される。
【0026】販売員57はこのようにして飲料を売り歩
くが、容器本体24の内部の飲料の残量が少なくなって
も、フレキシブルチューブ43及びこれに囲まれた給水
管41の上端は販売員57の腰の高さより高い位置にあ
るので、一定の水頭差が確保され、飲料を残すことなく
注ぎ出すことができる。
くが、容器本体24の内部の飲料の残量が少なくなって
も、フレキシブルチューブ43及びこれに囲まれた給水
管41の上端は販売員57の腰の高さより高い位置にあ
るので、一定の水頭差が確保され、飲料を残すことなく
注ぎ出すことができる。
【0027】なお、販売員57が給水栓45或いはフレ
キシブルチューブ43から手を離した場合に、フレキシ
ブルチューブ43がブラブラすることを避けるため、図
1に示すように、給水栓45の近くのフレキシブルチュ
ーブ43に面ファスナーの片面59を固着し、背負いバ
ンド17に他面60を固着することにより、フレキシブ
ルチューブ43の先端部分を背負いバンド17に係止す
ることができる。
キシブルチューブ43から手を離した場合に、フレキシ
ブルチューブ43がブラブラすることを避けるため、図
1に示すように、給水栓45の近くのフレキシブルチュ
ーブ43に面ファスナーの片面59を固着し、背負いバ
ンド17に他面60を固着することにより、フレキシブ
ルチューブ43の先端部分を背負いバンド17に係止す
ることができる。
【0028】上記の面ファスナーに代えて、フレキシブ
ルチューブ43にフック、背負いバンド17に掛留め具
を取付け、そのフックを掛留め具に掛けるようにしても
よい。
ルチューブ43にフック、背負いバンド17に掛留め具
を取付け、そのフックを掛留め具に掛けるようにしても
よい。
【0029】また、販売中に振動等により飲料の一部が
エアー抜き孔27から外部へ漏出することがあってもそ
の漏出した飲料は、容器本体24と底部材25により囲
まれた空所61に溜まり、外部に流れ出すことがない。
エアー抜き孔27から外部へ漏出することがあってもそ
の漏出した飲料は、容器本体24と底部材25により囲
まれた空所61に溜まり、外部に流れ出すことがない。
【0030】また、販売の途中において飲料は、フレキ
シブルチューブ43で囲まれた給水管41の内部にも存
在するが、この部分の給水管41は断熱材42で覆われ
ているので、断熱性が確保される。
シブルチューブ43で囲まれた給水管41の内部にも存
在するが、この部分の給水管41は断熱材42で覆われ
ているので、断熱性が確保される。
【0031】以上述べた実施の形態は、容器本体24の
給水口37とエアー抜き孔27が別個に設けられてい
る。このためエアー抜き孔27を必要最小限の小径に形
成することにより、この部分からの放熱又は吸熱を最小
限に抑えることができる。
給水口37とエアー抜き孔27が別個に設けられてい
る。このためエアー抜き孔27を必要最小限の小径に形
成することにより、この部分からの放熱又は吸熱を最小
限に抑えることができる。
【0032】先に、従来例として述べた断熱性合成樹脂
(ウレタンフォーム)製の容器と、これと同等の容量の
本願の上記実施形態のものを用いて、断熱性能を実験に
より比較した結果を表1に示す。
(ウレタンフォーム)製の容器と、これと同等の容量の
本願の上記実施形態のものを用いて、断熱性能を実験に
より比較した結果を表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】なお、上記のように2本の真空二重容器2
を背負うようにしたものは、2本とも同一種類の飲料を
入れてもよいが、2種類の飲料を別々に入れてもよい。
更に、背負1の収納部分を広く形成したり、真空二重容
器2を軽量化することにより3〜4本程度搭載すること
も可能である。
を背負うようにしたものは、2本とも同一種類の飲料を
入れてもよいが、2種類の飲料を別々に入れてもよい。
更に、背負1の収納部分を広く形成したり、真空二重容
器2を軽量化することにより3〜4本程度搭載すること
も可能である。
【0035】上記の実施の形態において、真空二重容器
2の基本構造は従来の真空二重容器を上下逆にして使用
したものであり、従来の製品の中間品をそのまま利用す
ることができるが、このような中間品の利用を企図しな
い場合は、前述の場合のエアー抜きパイプ28の部分に
上記給水口を設けると共に、その上部給水口にエアー抜
き孔を有する栓を装着するように構成してもよく、この
ようにすると上部給水口から飲料を注ぎ込むことがで
き、前述のように上下反転しなくても、そのまま背負1
に搭載し、下部の給水口37に装着した給水装置38に
より給水することができる。
2の基本構造は従来の真空二重容器を上下逆にして使用
したものであり、従来の製品の中間品をそのまま利用す
ることができるが、このような中間品の利用を企図しな
い場合は、前述の場合のエアー抜きパイプ28の部分に
上記給水口を設けると共に、その上部給水口にエアー抜
き孔を有する栓を装着するように構成してもよく、この
ようにすると上部給水口から飲料を注ぎ込むことがで
き、前述のように上下反転しなくても、そのまま背負1
に搭載し、下部の給水口37に装着した給水装置38に
より給水することができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明は真空二重容器
等の魔法びんを背負に搭載して飲料を販売するようにし
たものであるから、断熱性能に優れ、また販売員の負担
を軽減することができると共に、販売員自身はその足元
や前方が見やすく、上半身を自由に動かすことができ、
活動性に優れている。また、上下方向に長い形態である
ため、後方への突き出し量が少なくなり、観客の視野を
妨げることが少ない。
等の魔法びんを背負に搭載して飲料を販売するようにし
たものであるから、断熱性能に優れ、また販売員の負担
を軽減することができると共に、販売員自身はその足元
や前方が見やすく、上半身を自由に動かすことができ、
活動性に優れている。また、上下方向に長い形態である
ため、後方への突き出し量が少なくなり、観客の視野を
妨げることが少ない。
【0037】また、魔法びんのびん底を上、給水口を下
に向け、そのびん底にエアー抜き孔を設けたもの(請求
項2の発明)は、エアー抜き孔を必要最小限の小さい径
に形成することができる。これによりエアー抜き孔での
放熱又は吸熱を最小限に抑えることができる。
に向け、そのびん底にエアー抜き孔を設けたもの(請求
項2の発明)は、エアー抜き孔を必要最小限の小さい径
に形成することができる。これによりエアー抜き孔での
放熱又は吸熱を最小限に抑えることができる。
【0038】上記の魔法びんを複数本背負に搭載すると
(請求項3の発明)、複数種類の飲料を同時に販売する
ことができる。
(請求項3の発明)、複数種類の飲料を同時に販売する
ことができる。
【0039】上記のエアー抜き孔及び真空排気用部の回
りを囲みかつこれにより背の高い底部材をびん底部に取
付け、その底部材にエアー抜き孔が臨む開口を設けたも
の(請求項4の発明)は、販売途中にエアー抜き孔から
飲料が漏出することがあっても、底部材の存在により外
部への流出を防止することができる。
りを囲みかつこれにより背の高い底部材をびん底部に取
付け、その底部材にエアー抜き孔が臨む開口を設けたも
の(請求項4の発明)は、販売途中にエアー抜き孔から
飲料が漏出することがあっても、底部材の存在により外
部への流出を防止することができる。
【図1】この発明の実施の形態の一部省略斜視図
【図2】同上の視点を変えた一部省略斜視図
【図3】同上の側面図
【図4】同上の一部を示す一部切欠断面図
【図5】同上の一部を示す一部切欠分解斜視図
【図6】同上のコップホルダー部分の断面図
【図7】同上の販売状態の側面図
1 背負 2 真空二重容器 3 支柱 4 下部枠 5 下部横棧 6 中間枠 7 支持杆 8 上部横棧 9 縦棧 12 上部枠 13 立上がり部 14 連結部材 15 ピン 16 コイルバネ 17 背負いバンド 18 背当て板 19 腰当て板 21 腰バンド 22 コップホルダー 24 容器本体 25 底部材 26 チップ管 27 エアー抜き孔 28 エアー抜きパイプ 29 座金 30 ビス 31 キャップ 32 パッキン 33 開口 34 肩部材 35 ビス 36 開口 37 給水口 38 給水装置 39 中栓 41 給水管 42 断熱材 43 フレキシブルチューブ 44 中栓カバー 45 給水栓 46 パッキン 47 接続口 48 連通路 49 弁座 50 供給口 51 弁体 52 プッシュボタン 53 凹所 54 つば 55 嵌合部 56 蓋 57 販売員 58 コップ 59 面ファスナーの片面 60 面ファスナーの他面 61 空所
Claims (4)
- 【請求項1】 背負に魔法びんを搭載し、その魔法びん
の給水口に接続した給水管を上記背負の側方から前方へ
突き出し、上記給水管の先端に給水栓を取付けてなる背
負い式飲料販売器具。 - 【請求項2】 魔法びんのびん底を上、給水口を下に向
けて背負に搭載し、上記びん底にエアー抜き孔を設けて
なる請求項1に記載の背負い式飲料販売器具。 - 【請求項3】 魔法びんを複数本背負に搭載してなる請
求項1又は2に記載の背負い式飲料販売器具。 - 【請求項4】 エアー抜き孔及び真空排気部の回りを囲
み、かつこれらより背の高い底部材をびん底部に取付
け、上記底部材に上記エアー抜き孔が臨む開口を設けて
なる請求項2又は3に記載の背負い式飲料販売器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19343195A JP3038301B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 背負い式飲料販売器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19343195A JP3038301B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 背負い式飲料販売器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0937968A true JPH0937968A (ja) | 1997-02-10 |
JP3038301B2 JP3038301B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=16307871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19343195A Expired - Lifetime JP3038301B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 背負い式飲料販売器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3038301B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2014200877A1 (en) * | 2014-02-20 | 2015-09-03 | Finally Famous Pty Ltd | Bottle of Special Service |
JP2017144041A (ja) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | アサヒビール株式会社 | 酒樽用リュックサック |
-
1995
- 1995-07-28 JP JP19343195A patent/JP3038301B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2014200877A1 (en) * | 2014-02-20 | 2015-09-03 | Finally Famous Pty Ltd | Bottle of Special Service |
JP2017144041A (ja) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | アサヒビール株式会社 | 酒樽用リュックサック |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3038301B2 (ja) | 2000-05-08 |
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