JPH0934761A - 実行オブジェクト格納方式 - Google Patents
実行オブジェクト格納方式Info
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- JPH0934761A JPH0934761A JP7208340A JP20834095A JPH0934761A JP H0934761 A JPH0934761 A JP H0934761A JP 7208340 A JP7208340 A JP 7208340A JP 20834095 A JP20834095 A JP 20834095A JP H0934761 A JPH0934761 A JP H0934761A
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Abstract
境の変更に簡易に対応することができるようにする。 【解決手段】 DDLプロセッサ105は、レンジキー
項目によってデータとレンジとの対応関係を示す情報で
ありDDL101中に記述されている情報であるレンジ
定義情報に基づき、レンジオブジェクトを生成する。オ
ブジェクト制御手段103は、業務プログラム104の
起動時に、レンジオブジェクトローダ107を起動して
業務プログラム104でアクセスしようとするデータに
対応するレンジオブジェクト112をメモリ中に展開
し、DMLオブジェクトローダ108を起動して業務プ
ログラム104に対応するDMLオブジェクト113を
メモリ中に展開し、オブジェクトマージ手段109を起
動して実行オブジェクト114を生成する制御を行う。
Description
るデータベースシステムに関し、特にデータベース(単
数または複数のデータベースファイル)のアクセス手順
(アクセス方法)を示す情報である実行オブジェクトを
予め決定して格納しておきデータベースアクセス実行時
にその実行オブジェクトに従ってデータベースのアクセ
スを実行する実行オブジェクト格納方式に関する。
nternational Organization
for Standardization)の標準で
あるSQL(Structured Query La
nguage)を始めとするDML(Data Man
ipulation Language。データ操作言
語)により、一般に、複雑な条件指定を行うことが可能
である。しかし、目的のデータをデータベースからアク
セスする手順の中から最適なアクセス手順を求める処理
は複雑であり、多くの処理を必要とする。
求める処理を実行する時期の観点からこの分野の技術を
分類すると、従来技術には以下の2つの方式があった。
クセス手順を求める方式である。この方式では、DML
実行の高速性は望めないが、データ定義の変更等の環境
変化による影響を排除できるという利点がある。
アクセス手順を求めておき、DML実行時にはそのアク
セス手順に従って処理を行う方式である。この方式で使
用されるアクセス手順を示す情報は「実行オブジェク
ト」と呼ばれ、このような実行オブジェクトを予め生成
してDMLの実行に備えて格納しておきDML実行時に
その実行オブジェクトに従ってデータベースに対するア
クセスを実行する方式は、「実行オブジェクト格納方
式」と呼ばれる。
行の高速化が可能になるが、データ定義の変更等の環境
変化に起因して実行オブジェクトの再作成が必要になる
という欠点がある。
方式」を対象とするものである。
ジェクト格納方式の構成および動作について説明する。
ト格納方式は、DDL(DataDescriptio
n Language。データ定義言語)201と、業
務プログラムソースリスト202と、オブジェクト制御
手段203と、業務プログラム204と、DDLプロセ
ッサ205と、コンパイラ206と、実行オブジェクト
ローダ207と、ディレクトリファイル208と、実行
オブジェクトライブラリ209と、実行オブジェクト2
10と、オブジェクト実行部211と、複数のデータベ
ースファイル212(データベース)とを含んで構成さ
れている。図2においては、二重線の矢線が処理の流れ
を示しており、その他の矢線が情報の流れを示してい
る。
われるデータ群を複数のデータファイル(この「データ
ファイル」はファイル中のサブファイルをも含む概念で
ある)に分割して格納することが可能である。このよう
に「データ群を複数のデータファイルに分割して格納す
る機能」は、「分割機能」または「区分化機能」等と呼
ばれる。本願明細書で対象とする実行オブジェクト格納
方式(図1に示す実行オブジェクト格納方式および図2
に示す実行オブジェクト格納方式等)は、このような機
能を持つデータベースシステムに適用されることを前提
としている。
イル(データベースファイル内のサブファイルを含む)
に分割してデータ群を格納する機能を「レンジ分割機
能」と呼び、分割して格納される対象となる各々のデー
タベースファイルまたはサブファイルを「レンジ」と呼
ぶ。また、このレンジ分割機能では、あるデータをどの
レンジに格納するかは、そのデータ中の特定の項目の値
によって決定される。この項目を「レンジキー項目」と
呼ぶ。
3に示す例を参照して説明を加える。
3〜305のいずれかに格納されるデータである。ここ
で、データ301をレンジ303〜305中のいずれに
格納するかということは、データ301の項目の1つで
あるレンジキー項目302の値により決定される。この
例では、レンジキー項目302の値が“東京本社”の場
合にはデータ301はレンジ303に格納され、レンジ
キー項目302の値が“大阪支社”の場合にはデータ3
01はレンジ304に格納され、レンジキー項目302
の値が“名古屋支社”の場合にはデータ301はレンジ
305に格納される。レンジ分割機能は、このようにし
て、データ301の格納を制御する機能を実現する。
には有効であり、外部記憶装置の障害時の縮退運転や全
データを処理する場合の並列実行等を可能とする効果を
有する。
上述のレンジ分割機能が存在するデータベースシステム
に適用される実行オブジェクト格納方式の動作について
説明する。
したDDL201(レンジに関する定義情報であるレン
ジ定義情報も含まれる)を解釈し、その解釈に基づいて
データ形式定義情報(データベースファイル212に格
納されているデータの形式を示す情報。レンジ定義情報
に起因する情報も含まれる)をディレクトリファイル2
08に格納する。
スリスト202を解釈して業務プログラム204を生成
するとともに、以下の〜に示す「実行オブジェクト
の生成」に関する処理を行う。
に記述されているDMLを求める。
し、で求めたDMLとディレクトリファイル208内
のデータ形式定義情報とに基づいて、複数のデータベー
スファイル212に対する最適なアクセス手順を決定す
る。
行オブジェクトを生成し、その実行オブジェクトを実行
オブジェクトライブラリ209に格納する。
では、コンパイラ206による業務プログラムソースリ
スト202のコンパイル時に行われるが、業務プログラ
ム204の実行前であれば時期は問わない。また、業務
プログラムソースリスト202から業務プログラム20
4を生成するコンパイラ206以外のコンパイラ(プリ
コンパイラ等)によって、実行オブジェクトの生成が行
われる場合もある。
ジェクト制御手段203が起動される。
は、実行オブジェクトローダ207を起動することによ
り、その業務プログラム204に対応する実行オブジェ
クト210(実行オブジェクトライブラリ209内の実
行オブジェクト)をメモリ中に展開(ロード)する。
実行される時には、オブジェクト実行部211が起動さ
れる。オブジェクト実行部211は、実行オブジェクト
210に従って、データベース(複数のデータベースフ
ァイル212)をアクセスする。
ブジェクト格納方式では、実行オブジェクト内にレンジ
定義情報に起因する情報が含まれているので、レンジに
関する環境の変更(例えばレンジの数の増加)が行われ
る際には、実行オブジェクトの再作成が必要になるとい
う問題点があった。
を有するデータベースシステムにおいて従来の実行オブ
ジェクト格納方式が適用される場合には、レンジ303
〜305が「拠点」をレンジキー項目302としている
場合(「拠点」,「地域」,「組織」および「商品群」
等のような利用者にとって意味のある項目がレンジキー
項目とされることが多い)には、拠点を増やす際にレン
ジの追加(レンジ303〜305以外の新しいレンジの
生成)を伴うため、実行オブジェクト210の再作成が
必要であった。
点として例えば仙台支社を新設する場合には、仙台支社
に対応するレンジを追加する必要があり、その追加に起
因して実行オブジェクト210の再作成が余儀なくされ
ていた。
は、実行オブジェクトの再作成には多大な期間が必要と
なり、上述の問題点は深刻なものになっていた。
ブジェクトをレンジオブジェクトとDMLオブジェクト
とに分割して取り扱い、レンジの追加等のレンジ環境の
変更によってDDL中のレンジ定義情報が変更された場
合でもDMLオブジェクトを再作成するための作業を不
要とすることにより、実行オブジェクトの作成に関して
レンジ環境の変更に簡易に対応することができる実行オ
ブジェクト格納方式(レンジオブジェクトとDMLオブ
ジェクトとの結合処理(オブジェクトマージ)を利用し
た実行オブジェクト格納方式)を提供することにある。
ト格納方式は、データを格納するための外部記憶装置上
の領域であり複数のレンジを有するデータベースと、前
記データベース内のデータに関するデータ形式定義情報
を格納するための外部記憶装置上の領域であるディレク
トリファイルと、DDLの解釈に基づいて前記データベ
ース内のデータに関するデータ形式定義情報を前記ディ
レクトリファイルに格納するDDLプロセッサとを備え
るデータベースシステムにおいて、レンジオブジェクト
を格納する外部記憶装置上の領域であるレンジオブジェ
クトライブラリと、DMLオブジェクトを格納する外部
記憶装置上の領域であるDMLオブジェクトライブラリ
と、レンジキー項目によってデータとレンジとの対応関
係を示す情報でありDDL中に記述されているレンジ定
義情報に基づいてレンジオブジェクトを生成して前記レ
ンジオブジェクトライブラリに格納する前記DDLプロ
セッサと、業務プログラムソースリスト中に記述されて
いるDMLと前記ディレクトリファイル内のデータ形式
定義情報とに基づいてDMLオブジェクトを生成し、そ
のDMLオブジェクトを前記DMLオブジェクトライブ
ラリに格納するコンパイラと、ある業務プログラムの実
行時に当該業務プログラムに対応するレンジオブジェク
トを前記レンジオブジェクトライブラリからメモリに展
開するレンジオブジェクトローダと、ある業務プログラ
ムの実行時に当該業務プログラムに対応するDMLオブ
ジェクトを前記DMLオブジェクトライブラリからメモ
リに展開するDMLオブジェクトローダと、前記レンジ
オブジェクトローダによりメモリ展開されたレンジオブ
ジェクトと前記DMLオブジェクトローダによりメモリ
に展開されたDMLオブジェクトとを結合して実行オブ
ジェクトを生成するオブジェクトマージ手段と、ある業
務プログラムの起動時に、前記DMLオブジェクトロー
ダを起動することによって当該業務プログラムに対応す
るDMLオブジェクトをメモリ中に展開し、前記レンジ
オブジェクトローダを起動することによって当該業務プ
ログラムでアクセスしようとするデータに対応するレン
ジオブジェクトをメモリ中に展開し、前記オブジェクト
マージ手段を起動することによって実行オブジェクトを
生成する制御を行うオブジェクト制御手段と、ある業務
プログラムから前記データベースをアクセスする要求を
受け付けた場合に当該業務プログラムに対応する実行オ
ブジェクトに従って前記データベースをアクセスするオ
ブジェクト実行部とを有する。
して詳細に説明する。
ジェクト格納方式の構成を示すブロック図である。
DDL101と、業務プログラムソースリスト102
と、オブジェクト制御手段103と、業務プログラム1
04と、DDLプロセッサ105と、コンパイラ106
と、レンジオブジェクトローダ107と、DMLオブジ
ェクトローダ108と、オブジェクトマージ手段109
と、ディレクトリファイル110と、DMLオブジェク
トライブラリ111と、レンジオブジェクト112と、
DMLオブジェクト113と、実行オブジェクト114
と、オブジェクト実行部115と、複数のデータベース
ファイル116(データベース)とを含んで構成されて
いる(レンジオブジェクト112,DMLオブジェクト
113,および実行オブジェクト114はメモリ中にロ
ードされている)。図1においては、二重線の矢線が処
理の流れを示しており、その他の矢線が情報の流れを示
している。
行オブジェクト格納方式は「レンジ分割機能」を有する
データベースシステムに適用されることを前提としてお
り、各データベースファイル116が各レンジに対応す
るものとする(したがって、データベースは複数のデー
タベースファイル116によって構成されている)。た
だし、データベースファイル116中のサブファイルを
レンジとすることも可能であり、その場合には1つのデ
ータベースファイル116によってデータベースが構成
される場合も考えられる。
式では、レンジ(ここでは、データベースファイル11
6)毎に並行してDMLを処理するために(アクセスす
るレンジが異なる複数の業務プログラム104を並行し
て実行するために)、レンジ毎にレンジオブジェクト1
12および実行オブジェクト114が生成され、レンジ
毎にオブジェクト実行部115が起動されるものとす
る。しかし、実行オブジェクト114がレンジ毎に分割
して生成されない場合についても、本発明の実行オブジ
ェクト格納方式を適用できることはいうまでもない(そ
の場合には、図1中のレンジオブジェクト112,実行
オブジェクト114,およびオブジェクト実行部115
はそれぞれ1つとなる)。
理を示す流れ図である。この処理は、レンジオブジェク
トローダ起動ステップ401と、全レンジオブジェクト
ロード完了判定ステップ402と、DMLオブジェクト
ローダ起動ステップ403と、オブジェクトマージ手段
起動ステップ404と、全実行オブジェクト生成完了判
定ステップ405とからなる。
5ではディレクトリファイル510)内のレンジオブジ
ェクト(図5ではレンジオブジェクト511)の初期生
成時におけるDDLプロセッサ105の具体的な動作を
説明するための図である。
6ではディレクトリファイル610)内のレンジオブジ
ェクト(図6ではレンジオブジェクト611)の変更時
(レンジ定義情報が追加される際のレンジオブジェクト
の変更時)におけるDDLプロセッサ105の具体的な
動作を説明するための図である。
行オブジェクト格納方式の動作について説明する。
動作について説明する。
したDDL101(レンジに関する定義情報であるレン
ジ定義情報も含まれる)を解釈し、その解釈に基づいて
データ形式定義情報(データベースファイル116に格
納されているデータの形式を示す情報。レンジ定義情報
に起因する情報も含まれる)をディレクトリファイル1
10に格納する。
に、データベース(複数のデータベースファイル11
6)をアクセスする手順を示す情報(実行オブジェク
ト)のうちでレンジ定義情報に依存する部分をレンジオ
ブジェクトとしてディレクトリファイル110に登録す
る。ただし、DDL101が既に存在するデータ形式定
義情報の変更を指定するものであれば、ディレクトリフ
ァイル110に登録されているデータ形式定義情報とレ
ンジオブジェクトとをDDL101の指定に合わせて変
更する(後述する図6参照)。
先はディレクトリファイル110に限られず任意である
(例えば、「レンジオブジェクトライブラリ」という独
立したライブラリに登録することも可能である。請求項
1記載の発明参照)。しかし、本実施例の実行オブジェ
クト格納方式では、世代管理等の観点からデータ形式定
義情報とレンジオブジェクトとを共通に管理することが
望ましいので、レンジオブジェクトの登録先がディレク
トリファイル110であるもの(「レンジオブジェクト
ライブラリ」がディレクトリファイル110内の領域に
実現されるもの)とした。
スリスト102を解釈して業務プログラム104を生成
するとともに、以下の〜に示す「実行オブジェクト
の生成」に関する処理を行う。
に記述されているDMLを求める。 ディレクトリファイル110を参照し、で求めた
DMLとディレクトリファイル110内のデータ形式定
義情報とに基づいて、複数のデータベースファイル11
6に対する最適なアクセス手順(アクセス方法)を決定
する。
MLオブジェクトを生成し、そのDMLオブジェクトを
DMLオブジェクトライブラリ111に格納する。ここ
で、レンジに関する内容(レンジ定義情報に依存する内
容)については、DMLオブジェクトに含めないよう
に、上述の処理の制御を行う(先に述べたように、レン
ジ定義情報に依存する内容はレンジオブジェクトに含ま
れている)。
施例の実行オブジェクト格納方式ではコンパイラ106
による業務プログラムソースリスト102のコンパイル
時(業務プログラム104の生成時)に行われるが、業
務プログラム104の実行前であれば時期は問わない。
また、業務プログラムソースリスト102から業務プロ
グラム104を生成するコンパイラ106以外のコンパ
イラ(プリコンパイラ等)によって、DMLオブジェク
トの生成が行われる場合もある。
動作について説明する。
ジェクト制御手段103を起動する。
は、以下の〜に示すような制御を行う(図4参
照)。
7を起動することにより、業務プログラム104に対応
する全レンジについてレンジ毎のレンジオブジェクト1
12をディレクトリファイル110からメモリ中に展開
(ロード)する(ステップ401および402)。
8を起動することにより、業務プログラム104に対応
するDMLオブジェクト113をDMLオブジェクトラ
イブラリ111からメモリ中に展開(ロード)する(ス
テップ403)。
9を各レンジオブジェクト112に対して起動すること
により、各レンジオブジェクト112とDMLオブジェ
クト113とをマージして、全レンジについてレンジ毎
の実行オブジェクト114を生成する(ステップ404
および405)。
グラム104がDMLを実行する際には、業務プログラ
ム104はオブジェクト実行部115を実行オブジェク
ト114毎に起動する。
実行オブジェクト114に従って、複数のデータベース
ファイル116に対するアクセスを行う。
プロセッサ105の具体的な動作について説明する。
クト(レンジオブジェクト510)の初期生成時の具体
的な動作について説明する。
101の一例であり、リレーショナルデータベースの定
義として、データベースファイル定義情報502,表定
義情報503およびレンジ定義情報504から構成され
ている。このDDL501は、販売情報を格納するデー
タベースを生成するためのDDLである。
データベースファイル116を3つ定義しており、それ
ぞれDBFILE1,DBFILE2,およびDBFI
LE3という名前を定義している。
タを定義しており、そのデータに含まれる項目は商品
名,売上げ,販売拠点,および販売日という項目であ
る。
示すような内容を定義している。 売上げ表というデータが、販売拠点という項目をレ
ンジキー項目として、3つのレンジ分割されている。 それぞれのレンジに該当するデータベースファイル
116は、DBFILE1,DBFILE2,およびD
BFILE3である。 DBFILE1,DBFILE2,およびDBFI
LE3に対応するレンジキー項目値は、それぞれ“東京
本社”,“大阪支社”,および“名古屋支社”である。
〜に示す情報を持つことが可能である(レンジオブ
ジェクトの変更時におけるレンジ定義情報(図6参照)
においては存在しない情報もある)。 当該レンジ定義情報の識別情報(レンジ定義情報5
04中の「売上げ表レンジ」) レンジ分割の対象となるデータ名(レンジ定義情報
504中の「売上げ表」) レンジキー項目値(レンジ定義情報504中の「販
売拠点」) 各レンジについてのレンジ識別情報とレンジキー項
目値との対応情報(レンジ定義情報504中の「ran
ge(1)」と「東京本社」との対応情報等) 各レンジについてのレンジ識別情報とデータベース
ファイル名(サブファイル名である場合もある)との対
応情報(レンジ定義情報504中の「range
(1)」と「DBFILE1」との対応情報等)
と、DDL501に記述されているデータベースファイ
ル定義情報502,表定義情報503,およびレンジ定
義情報504からデータ形式定義情報511を生成し、
そのデータ形式定義情報511をディレクトリファイル
510(図1中のディレクトリファイル110の一例)
に格納する。
ジ定義情報504からレンジオブジェクト512を生成
し、そのレンジオブジェクト512をディレクトリファ
イル510に格納する。
クト(レンジオブジェクト610)の変更時の具体的な
動作について説明する。ここでは、レンジ定義情報の追
加に基づくレンジオブジェクトの変更時の動作手順につ
いて説明する。
01の一例)は、リレーショナルデータベースの変更の
定義として、データベースファイル定義情報602およ
びレンジ定義情報604から構成されている。このDD
L601は、図5に示すようにして作成されたデータベ
ースに対し、レンジをさらに1つ追加するためのDDL
である。
データベースファイル116を1つ定義しており、DB
FILE4という名前を定義している。
示すような内容を定義している。 売上げ表というデータに関してレンジを追加する。 そのレンジに該当するデータベースファイル116
は、DBFILE4である。 そのデータベースファイル116(DBFILE
4)に対応するレンジキー項目値は、“仙台支社”であ
る。
と、データベースファイル定義情報602およびレンジ
定義情報604に従い、ディレクトリファイル610
(図1中のディレクトリファイル110の一例であり図
5中のディレクトリファイル510に相当するもの)内
のデータ形式定義情報611を変更する。
ジ定義情報604に従い、ディレクトリファイル610
内のレンジオブジェクト612を変更する。
ブラリ111の内容の変更が不要なことはいうまでもな
い。
ジェクト格納方式が採用されるデータベースシステムに
おいて、実行オブジェクトをレンジオブジェクトとDM
Lオブジェクトとに分割して取り扱うこと等により、レ
ンジの追加等のレンジ環境の変更によってDDL中のレ
ンジ定義情報が変更された場合でもDMLオブジェクト
を再作成する作業を不要とし、実行オブジェクトの作成
に関してレンジ環境の変更に対して簡易に対処すること
ができるという効果がある。
び実行オブジェクトを生成し、レンジ毎にオブジェクト
実行部を起動することにより(請求項2記載の発明参
照)、レンジ毎に並行してDMLを処理することがで
き、アクセスするレンジが異なる複数の業務プログラム
を並行して実行することができるという効果がある。
の構成を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
れ図である。
明するための図である。
明するための図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 データを格納するための外部記憶装置上
の領域であり複数のレンジを有するデータベースと、前
記データベース内のデータに関するデータ形式定義情報
を格納するための外部記憶装置上の領域であるディレク
トリファイルと、DDLの解釈に基づいて前記データベ
ース内のデータに関するデータ形式定義情報を前記ディ
レクトリファイルに格納するDDLプロセッサとを備え
るデータベースシステムにおいて、 レンジオブジェクトを格納する外部記憶装置上の領域で
あるレンジオブジェクトライブラリと、 DMLオブジェクトを格納する外部記憶装置上の領域で
あるDMLオブジェクトライブラリと、 レンジキー項目によってデータとレンジとの対応関係を
示す情報でありDDL中に記述されているレンジ定義情
報に基づいてレンジオブジェクトを生成して前記レンジ
オブジェクトライブラリに格納する前記DDLプロセッ
サと、 業務プログラムソースリスト中に記述されているDML
と前記ディレクトリファイル内のデータ形式定義情報と
に基づいてDMLオブジェクトを生成し、そのDMLオ
ブジェクトを前記DMLオブジェクトライブラリに格納
するコンパイラと、 ある業務プログラムの実行時に当該業務プログラムに対
応するレンジオブジェクトを前記レンジオブジェクトラ
イブラリからメモリに展開するレンジオブジェクトロー
ダと、 ある業務プログラムの実行時に当該業務プログラムに対
応するDMLオブジェクトを前記DMLオブジェクトラ
イブラリからメモリに展開するDMLオブジェクトロー
ダと、 前記レンジオブジェクトローダによりメモリ展開された
レンジオブジェクトと前記DMLオブジェクトローダに
よりメモリに展開されたDMLオブジェクトとを結合し
て実行オブジェクトを生成するオブジェクトマージ手段
と、 ある業務プログラムの起動時に、前記DMLオブジェク
トローダを起動することによって当該業務プログラムに
対応するDMLオブジェクトをメモリ中に展開し、前記
レンジオブジェクトローダを起動することによって当該
業務プログラムでアクセスしようとするデータに対応す
るレンジオブジェクトをメモリ中に展開し、前記オブジ
ェクトマージ手段を起動することによって実行オブジェ
クトを生成する制御を行うオブジェクト制御手段と、 ある業務プログラムから前記データベースをアクセスす
る要求を受け付けた場合に当該業務プログラムに対応す
る実行オブジェクトに従って前記データベースをアクセ
スするオブジェクト実行部とを有することを特徴とする
実行オブジェクト格納方式。 - 【請求項2】 レンジ毎にレンジオブジェクトを生成す
るDDLプロセッサと、 DMLオブジェクトに前記DDLプロセッサによって生
成されたレンジ毎のレンジオブジェクトを結合し、レン
ジ毎に実行オブジェクトを生成するオブジェクトマージ
手段と、 レンジ毎に起動されるオブジェクト実行部とを有するこ
とを特徴とする請求項1記載の実行オブジェクト格納方
式。 - 【請求項3】 レンジがデータベースファイルであるこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載の実行オブ
ジェクト格納方式。 - 【請求項4】 レンジがデータベースファイル内のサブ
ファイルであることを特徴とする請求項1または請求項
2記載の実行オブジェクト格納方式。 - 【請求項5】 レンジオブジェクトライブラリをディレ
クトリファイル内の領域に実現し、データ形式定義情報
とレンジオブジェクトとをディレクトリファイル内で共
通に管理することを特徴とする請求項1または請求項2
記載の実行オブジェクト格納方式。 - 【請求項6】 レンジオブジェクトライブラリをディレ
クトリファイル内の領域に実現し、データ形式定義情報
とレンジオブジェクトとをディレクトリファイル内で共
通に管理することを特徴とする請求項3記載の実行オブ
ジェクト格納方式。 - 【請求項7】 レンジオブジェクトライブラリをディレ
クトリファイル内の領域に実現し、データ形式定義情報
とレンジオブジェクトとをディレクトリファイル内で共
通に管理することを特徴とする請求項4記載の実行オブ
ジェクト格納方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7208340A JP2716014B2 (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 実行オブジェクト格納方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7208340A JP2716014B2 (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 実行オブジェクト格納方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0934761A true JPH0934761A (ja) | 1997-02-07 |
JP2716014B2 JP2716014B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=16554658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7208340A Expired - Fee Related JP2716014B2 (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 実行オブジェクト格納方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2716014B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101105235B1 (ko) * | 2010-02-08 | 2012-01-13 | 주식회사 엘로힘스페이스 | 적외선 차폐가 가능한 진공창호유리 및 그 제조방법 |
-
1995
- 1995-07-24 JP JP7208340A patent/JP2716014B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101105235B1 (ko) * | 2010-02-08 | 2012-01-13 | 주식회사 엘로힘스페이스 | 적외선 차폐가 가능한 진공창호유리 및 그 제조방법 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2716014B2 (ja) | 1998-02-18 |
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