JPH09326617A - アンテナの湿度監視方法と湿度監視器および湿度制御装置 - Google Patents

アンテナの湿度監視方法と湿度監視器および湿度制御装置

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JPH09326617A
JPH09326617A JP14006096A JP14006096A JPH09326617A JP H09326617 A JPH09326617 A JP H09326617A JP 14006096 A JP14006096 A JP 14006096A JP 14006096 A JP14006096 A JP 14006096A JP H09326617 A JPH09326617 A JP H09326617A
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貞吉 岡田
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松雄 横内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信システムの給電線系負荷の湿度制御
において、乾燥空気供給源側の透湿に影響されることな
く、負荷側の湿度を常時監視し、負荷側の湿度劣化を早
期にかつ確実に検出し、負荷内の劣化した空気を自動入
れ換えして、無線通信システムの信頼性を向上させると
共に、乾燥維持に要する経費を軽減する。 【解決手段】 無線通信システムの導波管等の負荷56
と乾燥空気供給装置44との間の乾燥空気供給ラインの
途中に、湿度センサ11と乾燥剤8とを一緒に位置さ
せ、乾燥剤8により供給装置44側の透湿の影響を無く
した状態で、湿度センサ11により負荷56側の乾燥空
気供給ライン中の湿度を常時監視し、湿度が一定値以上
となったならば、湿度劣化空気の排出と供給装置44か
らの乾燥空気の負荷56への供給とを同時に自動的に行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信システムにお
いて、導波管等のアンテナへの給電線系に乾燥空気を一
定圧力範囲内で封入し、電送特性の劣化を防止すべく給
電線系内の湿度を一定値以下に抑える湿度制御における
湿度監視方法と湿度監視器および湿度制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】無線通信システムにおける導波管等のア
ンテナへの給電線系である負荷に乾燥空気を一定圧力範
囲内で封入し、電送特性の劣化を防止すべく負荷内の湿
度を一定値以下に抑える従来の手法(以下、図1参照)
は、アンテナに近い遠隔地に設けられた無人の無線室4
3内に装備された乾燥空気供給源である供給装置44か
らの乾燥空気を、送気パイプ54を介して無線室43内
の分岐箱Bに送出し、この分岐箱Bに個々に接続パイプ
55で接続された無線室43外の負荷56である各給電
線系56aに分岐供給して封入し、負荷56内を常に乾
燥状態に維持するものとなっている。
【0003】供給装置44は、空気を圧縮して送り出す
圧縮機45からの圧縮空気を乾燥剤を収納した収着槽4
6を通して乾燥空気とし、この乾燥空気を遮断電磁弁4
7、逆止弁48を経て送気ポート52から送気パイプ5
4に送り出す構造となっており、この供給装置44から
の乾燥空気は、圧力開閉器49により下限圧力値と上限
圧力値とが設定されており、乾燥空気が負荷56側に上
限圧力値まで圧入供給されると、圧力開閉器49からの
指令により遮断電磁弁47が遮断状態となると共に、圧
縮機45が停止し、負荷56内の圧力が下限圧力値にな
ったならば、圧力開閉器49からの指令により圧縮機4
5が作動すると共に、遮断電磁弁47が連通状態となっ
て、負荷56側に乾燥空気を上限圧力値まで供給する。
【0004】このように、一定圧力値範囲の乾燥空気を
負荷56内に封入しておくのは、負荷56側内に外部の
水分がピンホール等を通して侵入するのを防止するため
であるが、この負荷56側に封入した乾燥空気の湿度監
視は、供給装置44の送気ポート52箇所に、収着槽4
6内の乾燥剤と同じ乾燥剤を収納するか、湿度検出器を
使用した検出器Kを設けて行っていた。
【0005】上記した従来技術における検出器Kは、供
給装置44から送出される乾燥空気の湿度を監視するた
めのものであって、検出器Kとして乾燥剤を使用した場
合には、青色の乾燥剤が桃色に変色したことにより、ま
た検出器Kとして湿度検出器を使用した場合には、この
湿度検出器からの検出出力の値により、収着槽46内の
乾燥剤の除湿能力が劣化したと判断し、収着槽46内の
乾燥剤を新しい乾燥剤と交換するのであるが、検出器K
として湿度検出器を使用した場合には、検出出力が予め
設定した値以上となると警報器51から警報出力端子5
3を介して有人の監視所にその旨が知らされる。
【0006】すなわち、従来技術にあっては、乾燥空気
供給源である供給装置44の乾燥空気生産能力を常時監
視することにより、無線通信システムにおける導波管等
のアンテナへの給電線系である負荷側の湿度を一定値以
下に抑え、負荷の湿度による電送特性の劣化を防止して
いたのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術にあっては、負荷56と接続パイプ55とが
屋外に装備されていて、外気と風雨に直接曝されること
により、また負荷56内の圧力が上限圧力値から下限圧
力値に下降するまでの供給装置44が休止している長期
間にわたる密閉状態での、送気パイプ54と接続パイプ
55と負荷56における透湿により、以下に示す問題点
があった。
【0008】その1は、負荷56に発生した漏洩口から
の水分侵入で、負荷56にピンホール等の漏洩口が発生
した場合に備えて、この漏洩口からの水分の侵入を防止
すべく、外気圧を考慮して負荷56内に乾燥空気を一定
圧力で封入しているが、突発的暴風雨等によりこの封入
圧力を越える外圧が加わると、この負荷56内に漏洩口
から水分が侵入することがある。
【0009】その2は、負荷56側の密閉状態が長期間
にわたって維持されることによる乾燥度劣化で、負荷5
6側を構成する材料の経時的透湿により負荷56内の乾
燥度は徐々に劣化するが、特に吸湿性、透湿性のある非
金属材料で製造されるのが一般である送気パイプ54や
接続パイプ55、そして各接続部に使用されているパッ
キング類から透湿により、負荷56内の乾燥度が劣化す
る。
【0010】このように、負荷56側の乾燥度が劣化す
ると、負荷56側の乾燥度の劣化した空気が供給装置4
4側に拡散して逆流し、供給装置44の検出器Kを作動
させることになるため、収着槽46内の乾燥剤が劣化し
ていないのに、乾燥剤が劣化したと誤認したり、供給装
置44の動作不良と誤認することになり、負荷56とし
て複数の給電線系56aが接続され、負荷容量が大きい
場合に、上記した誤認が発生し易かった。
【0011】その3は、上記した問題点に対応するため
に、周期的に負荷56内の空気の入れ換え作業を必要と
することで、負荷56内の空気の入れ換え作業の周期と
作業時間は、負荷56の気密性、外気条件、送気パイプ
54および接続パイプ55の材質等により異なり、一概
には決められないので、現場対応とならざるを得ず、こ
のため詳細な現地調査を必要とすると共に、周期的に遠
隔地の無線室まで出向かなければならないので、多大な
人手と費用とを要し、無線通信システムの稼働との関連
から作業日時に大幅な制約を受けることになり、場合に
よっては、無線通信システムの送受信を一時停止すると
云う重大な不都合を生じることになる。
【0012】そこで、本発明は、上記した従来技術にお
ける問題点を解消すべく創案されたもので、無線室内の
透湿程度の低い供給装置側の透湿に影響されることな
く、負荷側の湿度を常時監視することを技術的課題と
し、もって負荷側の湿度劣化を早期にかつ正確に検出
し、この検出結果に基づいて、負荷側の湿度劣化空気の
乾燥空気との自動入れ換えを可能として、無線通信シス
テムの送受信の信頼性を向上させると共に、負荷内の乾
燥度維持に要する経費の大幅な軽減を達成することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
る本発明の第1の手段は、無線通信システムにおける導
波管等のアンテナへの給電線系である負荷に乾燥空気を
一定圧力範囲内で封入し、電送特性の劣化を防止すべく
負荷内の湿度を一定値以下に抑える湿度制御に関するも
のであること、乾燥空気供給源である供給装置と負荷と
の間の乾燥空気供給ラインの途中に、負荷を含めた乾燥
空気供給ライン中の湿度を検出する湿度センサと僅かな
乾燥剤とを一緒に位置させること、湿度センサの検出信
号が予め設定したしきい値以上となると、負荷を含めた
乾燥空気供給ライン中の空気が湿度劣化したと判断する
こと、乾燥剤の除湿能力を、供給装置側の乾燥空気供給
ライン中の透湿水分は湿度センサの検出信号がしきい値
に達しないように除湿できるが、負荷側の乾燥空気供給
ライン中の透湿水分は湿度センサの検出信号がしきい値
に達しない程には除湿できないように設定すること、と
した湿度監視方法にある。
【0014】本発明の第2の手段は、乾燥空気供給源で
ある供給装置からの乾燥空気供給ラインを形成する送気
パイプが接続される入口ポートと、導波管等のアンテナ
への給電線系である負荷への乾燥空気供給ラインを形成
する接続パイプが接続される接続ポートと、乾燥空気排
出用の送出ポートと、そして湿度センサを装着した装着
ポートとを設けた密閉中空体を設けること、この密閉中
空体内に、送気パイプの透湿水分は湿度センサの検出信
号が予め設定したしきい値に達しないように除湿できる
が、負荷を含めた接続パイプ側の透湿水分は湿度センサ
の検出信号がしきい値に達しない程には除湿できない除
湿能力に設定された乾燥剤を、各ポートへの飛散を防止
した状態で収納すること、とした湿度監視器にある。
【0015】本発明の第2の手段において、密閉中空体
を、有底筒形状の本体筒と、この本体筒の上端開口部に
密に組付く有頂筒形状のキャップ筒とから構成し、入口
ポートを本体筒の底壁に設けると共に、送出ポートと装
着ポートを本体筒の筒壁に設け、接続ポートをキャップ
筒の頂壁に設けるのが良い。
【0016】本発明の第3の手段は、湿度センサと、乾
燥空気供給源である供給装置からの乾燥空気供給ライン
を形成する送気パイプの透湿水分は湿度センサの検出信
号が予め設定したしきい値に達しないように除湿できる
が、導波管等のアンテナへの給電線系である負荷への乾
燥空気供給ラインを形成する接続パイプ側の透湿水分は
湿度センサの検出信号がしきい値に達しない程には除湿
できない除湿能力に設定された乾燥剤とを一緒に収納し
た湿度監視器の入口ポートを、送気パイプが接続される
入力ポートとすること、複数の給電線系毎に設けた接続
パイプが個々に接続される出力ポートを、個々に手動開
閉バルブを介して湿度監視器の接続ポートに接続するこ
と、外気中に開放した強制放出ポートを、強制開閉バル
ブを介して湿度監視器の接続ポートに接続すること、同
じく外気中に開放している放出ポートを、電磁弁と調整
バルブとの直列管路を介して湿度監視器の送出ポートに
接続すること、湿度監視器の湿度センサの検出信号を入
力し、この検出信号の大きさが予め設定したしきい値以
上となったならば、電磁弁を設定した一定時間作動させ
る作動信号を出力し、電磁弁の一定時間の作動後であっ
ても湿度センサの検出信号が、しきい値以上である場合
には、警報信号を出力する制御回路部を設けること、と
した湿度制御装置にある。
【0017】本発明の第3の手段において、出口ポート
と並列に、負荷としての新たな給電線系を接続するため
の増設用ポートを設けるのが便利である。
【0018】また、本発明の第3の手段において、制御
回路部を、湿度監視器の湿度センサからの検出信号が予
め設定したしきい値以上となると作動信号を出力する回
路手段と、作動信号の入力により作動する第一タイマー
と第二タイマーとから成るタイマー回路とから構成し、
第一タイマーを、一定の自己保持時間を有し、電磁弁の
電源との接続を制御する常開型接点である第一タイマー
接点Iと、常閉型接点である第一タイマー接点IIとで構
成し、第二タイマーを、一定の作動開始遅延時間を有
し、第一タイマー接点IIと直列接続されて警報出力回路
を形成する常開型接点である第二タイマー接点で構成す
るのが良い。
【0019】
【作用】湿度センサは、負荷を含めた乾燥空気供給ライ
ン中の湿度を検出すべく、乾燥空気供給ラインの途中に
設けられているので、負荷および乾燥空気供給ラインを
形成する送気パイプと接続パイプにおける漏洩口からの
侵入水分および透湿水分を、常時監視することになる。
【0020】しかしながら、この湿度センサは、乾燥空
気供給装置側の乾燥空気供給ラインを形成する短い送気
パイプにおける透湿水分は湿度センサの検出信号がしき
い値に達しないように除湿できるが、負荷側の乾燥空気
供給ラインを形成する長い接続パイプにおける透湿水分
は湿度センサの検出信号がしきい値に達しない程には除
湿できないように除湿能力が設定された僅かな乾燥剤と
一緒に設けられているので、湿度センサが監視する湿度
は、実質的には負荷側の乾燥空気供給ラインの湿度と云
うことになる。
【0021】それゆえ、通常の状態では、湿度センサ
は、この湿度センサに接近している供給装置側の乾燥空
気供給ラインにおける僅かな透湿水分に影響されること
なく、長大な負荷側の乾燥空気供給ラインの湿度を監視
することになる。
【0022】装着ポートに湿度センサを装着した湿度監
視器は、僅かな乾燥剤を内蔵した密閉中空体に送気パイ
プが接続される入口ポートと、接続パイプが接続される
接続ポートと送出ポートとを有しているので、供給装置
から負荷である各給電線系に供給される乾燥空気は、必
ずこの湿度監視器内を通過すると共に、負荷を含めた乾
燥空気供給ラインは、常時この湿度監視器内部に連通し
た状態となっており、また必要に応じて送出ポートから
乾燥空気供給ライン中の乾燥空気を外気中に排出する。
【0023】このように、湿度センサを装着した湿度監
視器は、常時乾燥空気供給ラインと連通状態となってい
ると共に、乾燥空気供給ラインに出入りする乾燥空気が
必ず通過する部分となっているので、乾燥空気供給ライ
ン中に封入された乾燥空気は当然のこととして、供給装
置から乾燥空気供給ラインに供給される乾燥空気および
乾燥空気供給ラインから外気中に排出される乾燥空気の
全ての湿度を湿度センサで監視することになる。
【0024】湿度制御装置は、湿度監視器の入口ポート
である入力ポートから湿度監視器を経て配管した構成と
なっているので、供給装置から送出される乾燥空気は、
全てこの湿度監視器を通過することになる。
【0025】負荷に封入した乾燥空気が湿度劣化して、
湿度監視器の湿度センサの検出信号が制御回路部が設定
しているしきい値以上となると、この制御回路部からの
作動信号の出力により湿度監視器の送出ポートに接続さ
れた電磁弁が設定された一定時間開放し、負荷内の圧力
が急速に下限圧力値以下まで低下しないように、電磁弁
の一定開放時間、負荷の容量等に対応して単位時間の流
量を調整する調整バルブを経て、負荷内の湿度劣化空気
を放出ポートから外気中に放出する。
【0026】負荷内の湿度劣化空気の放出により負荷内
の圧力が下限圧力値となると、供給装置の圧力開閉器の
作用により圧縮機が作動して乾燥空気が湿度監視器に供
給され始めるが、この供給される乾燥空気は一部を電磁
弁を経て外気中に放出されるものの、大部分は湿度監視
器を通って内圧の低下している負荷側に送入され、この
乾燥空気の負荷側への送入により、湿度センサの雰囲気
は乾燥空気により乾燥した状態となるので、湿度センサ
の検出信号の値はしきい値以下となり、これにより制御
回路部の作動信号の出力は停止して一定時間経過後に電
磁弁は閉鎖し、また湿度監視器内の乾燥剤は乾燥空気に
よりその除湿能力が回復する。
【0027】電磁弁が閉鎖しても、負荷側に対する供給
装置からの乾燥空気の供給は、負荷側の内圧が上限圧力
値に達するまで継続し、これにより負荷内の湿度劣化空
気の乾燥空気との入れ換えが達成されるが、この空気の
入れ換えは一回の操作で達成されるとは限らず、場合に
よっては数回繰り返すことになる。
【0028】負荷側の乾燥空気供給ライン中に浸水が溜
まった状態のように、きわめて湿度劣化程度が大きい
と、乾燥空気が負荷側に送入されても、湿度センサの検
出信号がしきい値以下とならない場合があるが、このよ
うな場合には、電磁弁が設定された一定時間経過後も開
放状態となることを利用して制御回路から警報信号を監
視局側に出力する。
【0029】警報信号を受けた監視局側では、現場に出
向いて状況に応じて、必要である場合には、手動開閉バ
ルブを操作して、どの給電線系に湿度劣化または圧力低
下が発生しているのかを切り分け調査したり、または突
発的な暴風雨等の外気条件等により、負荷の湿度劣化程
度が激しく、上記した通常の乾燥空気入れ換え動作で
は、到底湿度劣化状態を早期に回復し切れないと判断さ
れる場合は、強制開閉バルブを開放して、短時間の内
に、負荷内の湿度劣化空気を放出すると共に、接続パイ
プ内の浸水を強制的に排出した後、供給装置から乾燥空
気を負荷に封入し、負荷内の乾燥度を短時間の内に回復
させる。
【0030】また、湿度劣化を生じることなく、漏出等
により負荷内の乾燥空気の圧力が下限圧力値まで低下し
た場合には、供給装置の圧力開閉器の作用により、供給
装置から負荷に自動的に乾燥空気が補充されるが、この
際、例え供給装置と湿度制御装置とを結ぶ送気パイプに
透湿があったとしても、この送気パイプにおける透湿水
分は湿度監視器の乾燥剤により吸湿されるので、湿度セ
ンサの検出信号が、この送気パイプにおける透湿水分に
よりしきい値以上となることはなく、これにより制御回
路部から出力される作動信号は、負荷側の湿度だけに従
って出力されるものとなる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図4を
参照しながら説明する。図1は、無線通信システムにお
ける、負荷56内の乾燥空気を制御する一つの無人監視
設備の概略構成を示すもので、無人の無線室43内に、
従来と同じ供給装置44と、従来の分岐箱Bに代えて湿
度制御装置14とを設け、この湿度制御装置14に、屋
外に設置された複数の給電線系56aである負荷56
を、各給電線系56a別に接続パイプ55で接続した構
成となっている。
【0032】従来の分岐箱Bに代えて設けられた湿度制
御装置14(以下、図2参照)は、その入口ポート3を
湿度制御装置14の入力ポート36とした湿度監視器1
と、この湿度監視器1の接続ポート7と、負荷56であ
る各給電線系56aに個々に接続パイプ55で接続され
た各出力ポート37を個々に接続する手動開閉バルブ1
5と、手動開閉バルブ15とは別に、接続ポート7に接
続された状態で、湿度監視器1を介することなく、負荷
56側を強制放出ポート39から直接外気中に開放する
強制開閉バルブ19と、湿度監視器1の送出ポート4と
放出ポート38との間に接続された電磁弁17と調整バ
ルブ18との直列管路と、湿度監視器1の湿度センサ1
1の検出信号に従って作動信号を出力する制御回路部2
0とから構成されている。
【0033】湿度監視器1(以下、図3参照)は、底壁
に入口ポート3を、そして筒壁に送出ポート4と装着ポ
ート5とを設けた有底円筒形状をした金属製本体筒2
と、この本体筒2の上端開放部に密に螺合組付けされ、
頂壁に接続ポート7を設けた有頂円筒形状をした金属製
キャップ筒6と、通気自在な箱体内に収納されて飛散が
防止された状態で本体筒2内に収納された乾燥剤8と、
装着ポート5に装着された湿度センサ11とから構成さ
れている。
【0034】各ポートの内部開口部には、乾燥剤8がポ
ート内に侵入するのを防止するフィルター9が設けられ
ており、本体筒2とキャップ筒6との間、および装着ポ
ート5と湿度センサ11との間には、シール達成のため
のパッキン10が設けられており、そして装着ポート5
に対する湿度センサ11の装着は、湿度センサ11を先
端部に組付け、湿度センサ11の検出信号取り出しのた
めの端子線13を導出させたアダプタ12の装着ポート
5への組付けにより達成している。
【0035】制御回路部20(以下、図4参照)は、湿
度センサ11からの検出信号が予め設定したしきい値以
上となると作動信号を出力する回路手段と、この回路手
段からの作動信号の入力により作動する第一タイマー3
0と第二タイマー31とから成るタイマー回路29を有
しており、第一タイマー30は、一定に調整設定された
自己保持時間を有し、電磁弁17の電源との接続を制御
する常開型接点である第一タイマー接点I30aと、常
閉型接点である第一タイマー接点II30bとから構成さ
れ、第二タイマー31は、一定の作動開始遅延時間を有
し、第一タイマー接点II30bと直列接続されて警報信
号を監視局に転送するための警報回路を形成する常開型
接点である第二タイマー接点31aで構成されている。
【0036】また、商用交流電源が接続される湿度制御
装置14の電源用コネクタ41に接続された電源端子3
2には、回路手段および湿度センサ11の電源を提供す
る電源用トランス21と、第一タイマー30の第一タイ
マー接点I30aを介して電磁弁17が接続される電磁
弁端子33とが並列に接続されており、電源用トランス
21の二次側には、回路手段の一定直流電源を提供する
定電圧回路22と、湿度センサ11の電源を生成するセ
ンサ電源回路23とが並列に接続されており、センサ電
源回路23の出力はセンサ端子34を介して湿度センサ
11に印加されるようになっている。
【0037】回路手段は、湿度センサ11の検出信号で
ある電圧信号をゼロ調整およびスパン調整して、湿度セ
ンサ11の出力特性を調整する増幅回路24と、この増
幅回路24からの検出信号の電圧値としきい値とを比較
し、検出信号がしきい値以上となった状態で信号を出力
するコンパレータ25と、このコンパレータ25に予め
設定したしきい値を出力する基準電圧回路26と、コン
パレータ25の出力を増幅する電力増幅回路27と、電
力増幅回路27の出力により作動して、そのリレー接点
28aを閉路することにより、定電圧回路22の一定電
圧電力を作動信号としてタイマー回路29に入力するリ
レー28とから構成されている。
【0038】湿度制御装置14の各手動開閉バルブ15
の下流側には圧力計16がそれぞれ設けられていて、手
動開閉バルブ15を操作することにより、各給電線系5
6a別に圧力変化による乾燥空気の漏出の有無を検査で
きるようにしている。
【0039】また、手動開閉バルブ15が接続された管
路には増設用ポート40が設けられていて、新たな負荷
56として給電線系56aを接続増設することができる
ようにしている。
【0040】湿度制御装置14の制御回路部20に設け
たタイマー回路29は、電磁弁17の一定時間単位の動
作を設定制御すると共に、必要時に警報信号を出力する
ために設けたもので、電磁弁17の動作を直接制御する
第一タイマー30に一定の自己保持時間を与え、この第
一タイマー30の第一タイマー接点I30aを電磁弁1
7の電源回路に設けることにより、電磁弁17の一定時
間単位の動作制御を達成し、また第一タイマー30の第
一タイマー接点II30bと、作動遅延時間の与えられた
第二タイマー31の第二タイマー接点31aを直列に接
続することにより、電磁弁17が一定時間開放した後で
も、湿度センサ11の検出信号がしきい値以下となって
いない場合に警報信号を出力するようにしている。
【0041】なお、第二タイマー31に一定の遅延時間
を与えたのは、タイマー回路29が作動した瞬間に、一
瞬でも第一タイマー30の常閉型接点である第一タイマ
ー接点II30bと第二タイマー31の常開型接点である
第二タイマー接点31aが短絡して、不正に警報信号が
出力されるのを防止するためである。
【0042】ただし、第一タイマー30のタイムアップ
により電磁弁17が閉鎖しても、湿度センサ11の検出
信号の値がしきい値以上である場合には、タイマー回路
29に作動信号が入力したままであるので、第二タイマ
ー接点31aは“閉”状態のままであり、タイムアップ
による第一タイマー30の瞬間的なオフにより、第一タ
イマー接点II30bが瞬間的に“閉”状態に復帰するの
で、この時、警報出力端子35の両端子は短絡状態とな
り、監視局に警報信号を出力する。
【0043】
【発明の効果】本発明は、上記した構成となっているの
で、以下に示す効果を奏する。乾燥空気供給源である供
給装置と負荷との間に、負荷を含めた乾燥空気供給ライ
ン中の湿度を監視するするので、負荷内の湿度を常に一
定乾燥度以上に維持することができ、これにより無線通
信システムの電送特性の湿度による劣化の発生を確実に
阻止することができ、安定した電送動作を得ることがで
きる。
【0044】負荷内に発生した経時的な通常の湿度劣化
は、この湿度劣化した空気の放出と乾燥空気の供給とに
より自動的に回復させることができるので、この湿度劣
化の回復に人手を要することがなく、正確で安定した湿
度劣化防止動作を得ることができる。
【0045】負荷内の湿度劣化を自動的にかつ確実に回
復することができるので、周期的に現地に出向いて負荷
内の乾燥空気を入れ換え作業する必要がなく、このため
現場対応のための現地調査に多大な作業時間と費用を要
することがなく、これにより無線通信システムの管理に
要する経費を大幅に低減できると共に、優れた管理効果
を発揮する。
【0046】警報信号が出力されるのは、負荷側の乾燥
空気供給ライン内に多量の水分が溜まると云う異常状態
となった場合であるので、この異常状態を速やかに検出
することができ、かつこの異常状態に速やかに対応して
回復させることができ、これにより無線通信システムの
優れた電送特性を安定して維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、全体システム概要
図。
【図2】図1に示した実施例における湿度制御装置の一
構成例を示す、管路および配置図。
【図3】図2に示した実施例に組付けられた湿度監視器
の一実施例を示す、半縦断面正面図。
【図4】図2に示した実施例に組付けられた制御回路部
の回路構成例を示す図。
【符号の説明】
1 ; 湿度監視器 2 ; 本体筒 3 ; 入口ポート 4 ; 送出ポ
ート 5 ; 装着ポート 6 ; キャッ
プ筒 7 ; 接続ポート 8 ; 乾燥剤 9 ; フィルター 10 ; パッキ
ン 11 ; 湿度センサ 12 ; アダプ
タ 13 ; 端子線 14 ; 湿度制
御装置 15 ; 手動開閉バルブ 16 ; 圧力計 17 ; 電磁弁 18 ; 調整バ
ルブ 19 ; 強制開閉バルブ 20 ; 制御回
路部 21 ; 電源用トランス 22 ; 定電圧
回路 23 ; センサ電源回路 24 ; 増幅回
路 25 ; コンパレータ 26 ; 基準電
圧回路 27 ; 電力増幅回路 28 ; リレー 28a; リレー
接点 29 ; タイマー回路 30 ; 第一タイマー 30a; 第一タ
イマー接点I 30b; 第一タイマー接点II 31 ; 第二タイマー 31a; 第二タ
イマー接点 32 ; 電源端子 33 ; 電磁弁
端子 34 ; センサ端子 35 ; 警報出
力端子 36 ; 入力ポート 37 ; 出力ポ
ート 38 ; 放出ポート 39 ; 強制放
出ポート 40 ; 増設用ポート 41 ; 電源用
コネクタ 42 ; 警報用コネクタ 43 ; 無線室 44 ; 供給装置 45 ; 圧縮機 46 ; 収着槽 47 ; 遮断電
磁弁 48 ; 逆止弁 49 ; 圧力開
放器 50 ; 圧力計 51 ; 警報器 52 ; 送気ポート 53 ; 警報出
力端子 54 ; 送気パイプ 55 ; 接続パ
イプ 56 ; 負荷 56a; 給電線
系 K ; 検出器 B ; 分岐箱

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信システムにおける導波管等のア
    ンテナへの給電線系(56a) である負荷(56)に乾燥空気を
    一定圧力範囲内で封入し、電送特性の劣化を防止すべく
    前記負荷(56)内の湿度を一定値以下に抑える湿度制御に
    おいて、乾燥空気供給源である供給装置(44)と前記負荷
    (56)との間の乾燥空気供給ラインの途中に、前記負荷(5
    6)を含めた乾燥空気供給ライン中の湿度を検出する湿度
    センサ(11)と僅かな乾燥剤(8) とを一緒に位置させ、前
    記湿度センサ(11)の検出信号が予め設定したしきい値以
    上となると、前記負荷(56)を含めた乾燥空気供給ライン
    中の空気が湿度劣化したと判断し、前記乾燥剤(8) の除
    湿能力を、前記供給装置(44)側の乾燥空気供給ライン中
    の透湿水分は前記湿度センサ(11)の検出信号が前記しき
    い値に達しないように除湿できるが、前記負荷(56)側の
    乾燥空気供給ライン中の透湿水分は前記湿度センサ(11)
    の検出信号が前記しきい値に達しない程には除湿できな
    いように設定したアンテナの湿度監視方法。
  2. 【請求項2】 乾燥空気供給源である供給装置(44)から
    の乾燥空気供給ラインを形成する送気パイプ(54)が接続
    される入口ポート(3) と、導波管等のアンテナへの給電
    線系(56a) である負荷(56)への乾燥空気供給ラインを形
    成する接続パイプ(55)が接続される接続ポート(7) と、
    乾燥空気排出用の送出ポート(4) と、そして湿度センサ
    (11)を装着した装着ポート(5) とを設けた密閉中空体内
    に、前記送気パイプ(54)中の透湿水分は前記湿度センサ
    (11)の検出信号が予め設定したしきい値に達しないよう
    に除湿できるが、前記負荷(56)を含めた接続パイプ(55)
    側中の透湿水分は前記湿度センサ(11)の検出信号が前記
    しきい値に達しない程には除湿できない除湿能力に設定
    された乾燥剤(8) を、前記各ポートへの飛散を防止した
    状態で収納したアンテナの湿度監視器。
  3. 【請求項3】 密閉中空体を、有底筒形状の本体筒(2)
    と、該本体筒(2) の上端開口部に密に組付く有頂筒形状
    のキャップ筒(6) とから構成し、入口ポート(3) を前記
    本体筒(2) の底壁に設けると共に、送出ポート(4) と装
    着ポート(5)を前記本体筒(2) の筒壁に設け、接続ポー
    ト(7) を前記キャップ筒(6) の頂壁に設けた請求項2記
    載のアンテナの湿度監視器。
  4. 【請求項4】 湿度センサ(11)と、乾燥空気供給源であ
    る供給装置(44)からの乾燥空気供給ラインを形成する送
    気パイプ(54)中の透湿水分は前記湿度センサ(11)の検出
    信号が予め設定したしきい値に達しないように除湿でき
    るが、導波管等のアンテナへの給電線系(56a) である負
    荷(56)への乾燥空気供給ラインを形成する接続パイプ(5
    5)側中の透湿水分は前記湿度センサ(11)の検出信号が前
    記しきい値に達しない程には除湿できない除湿能力に設
    定した乾燥剤(8) とを一緒に収納した湿度監視器(1) の
    入口ポート(3) を、前記送気パイプ(54)が接続される入
    力ポート(36)とし、前記複数の給電線系(56a) 毎に設け
    た接続パイプ(55)が個々に接続される出力ポート(37)
    を、個々に手動開閉バルブ(15)を介して前記湿度監視器
    (1) の接続ポート(7) に接続し、外気中に開放した強制
    放出ポート(39)を、強制開閉バルブ(19)を介して前記湿
    度監視器(1) の接続ポート(7) に接続し、同じく外気中
    に開放している放出ポート(38)を、電磁弁(17)と調整バ
    ルブ(18)との直列管路を介して前記湿度監視器(1) の送
    出ポート(4) に接続し、前記湿度監視器(1) の湿度セン
    サ(11)の検出信号を入力し、該検出信号の大きさが前記
    しきい値以上となったならば、前記電磁弁(17)を設定し
    た一定時間作動させる作動信号を出力し、前記電磁弁(1
    7)の一定時間の作動後であっても前記湿度センサ(11)の
    検出信号が、前記しきい値以上である場合には、警報信
    号を出力する制御回路部(20)を設けたアンテナの湿度制
    御装置。
  5. 【請求項5】 出口ポート(37)と並列に、負荷(56)とし
    ての新たな給電線系(56a) を接続するための増設用ポー
    ト(40)を設けた請求項4記載のアンテナの湿度制御装
    置。
  6. 【請求項6】 制御回路部(20)を、湿度監視器(1) の湿
    度センサ(11)からの検出信号が予め設定したしきい値以
    上となると作動信号を出力する回路手段と、前記作動信
    号の入力により作動する第一タイマー(30)と第二タイマ
    ー(31)とから成るタイマー回路(29)とから構成し、前記
    第一タイマー(30)を、一定の自己保持時間を有し、電磁
    弁(17)の電源との接続を制御する常開型接点である第一
    タイマー接点I(30a) と、常閉型接点である第一タイマ
    ー接点II(30b) とで構成し、前記第二タイマー(31)を、
    一定の作動開始遅延時間を有し、前記第一タイマー接点
    II(30b) と直列接続されて警報出力回路を形成する常開
    型接点である第二タイマー接点(31a) で構成した請求項
    4記載のアンテナの湿度制御装置。
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WO2007065882A1 (en) * 2005-11-25 2007-06-14 Ericsson Ab Waveguide test and maintenance device
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KR102409407B1 (ko) * 2021-12-10 2022-06-15 한화시스템 주식회사 레이더용 도파관의 결로 예측 장치, 방법 및 레이더 장치

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