JPH0932581A - 複数エンジン連結式動力伝達装置 - Google Patents
複数エンジン連結式動力伝達装置Info
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- JPH0932581A JPH0932581A JP17605995A JP17605995A JPH0932581A JP H0932581 A JPH0932581 A JP H0932581A JP 17605995 A JP17605995 A JP 17605995A JP 17605995 A JP17605995 A JP 17605995A JP H0932581 A JPH0932581 A JP H0932581A
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- engines
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- operating element
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高価なトルクメータを不要として、構造が複
雑化されることなく低コストで、さらに多発ヘリコプタ
においては他用途のガスタービンエンジンを容易に転用
可能とした複数エンジンの動力伝達装置を提供する。 【解決手段】 複数のターボシャフトエンジンを変速装
置を介して動力取出軸に連結してなる動力伝達装置にお
いて、各エンジンの回転数、排気温度等の運転要素を同
一仕様の運転要素検出器にて検出し、制御装置により、
この検出信号の複数エンジン間の偏差を算出し、これに
対応する燃料流量の補正量を算出して燃料制御弁に出力
し、複数のエンジンの運転要素が同一となる、つまりト
ルクバランスがなされるように構成する。
雑化されることなく低コストで、さらに多発ヘリコプタ
においては他用途のガスタービンエンジンを容易に転用
可能とした複数エンジンの動力伝達装置を提供する。 【解決手段】 複数のターボシャフトエンジンを変速装
置を介して動力取出軸に連結してなる動力伝達装置にお
いて、各エンジンの回転数、排気温度等の運転要素を同
一仕様の運転要素検出器にて検出し、制御装置により、
この検出信号の複数エンジン間の偏差を算出し、これに
対応する燃料流量の補正量を算出して燃料制御弁に出力
し、複数のエンジンの運転要素が同一となる、つまりト
ルクバランスがなされるように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多発ヘリコプタ等、
複数のターボシャフトエンジンをトランスミッション等
の変速機構に連結し、同変速機構の出力端をプロペラ軸
等の動力取出軸に連結する型式の動力伝達装置におい
て、エンジン相互間の出力を同一に制御する複数エンジ
ン連結式動力伝達装置に関する。
複数のターボシャフトエンジンをトランスミッション等
の変速機構に連結し、同変速機構の出力端をプロペラ軸
等の動力取出軸に連結する型式の動力伝達装置におい
て、エンジン相互間の出力を同一に制御する複数エンジ
ン連結式動力伝達装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】多発ヘリコプタにおい
ては、複数のターボシャフトエンジンの出力端をトラン
スミッションに連結し、同トランスミッションにて減速
して1本のプロペラ軸に連結する動力伝達型式が採用さ
れている。
ては、複数のターボシャフトエンジンの出力端をトラン
スミッションに連結し、同トランスミッションにて減速
して1本のプロペラ軸に連結する動力伝達型式が採用さ
れている。
【0003】かかるヘリコプタにおいては、各エンジン
の出力が同一になるようにする、つまりトルクバランス
を成さしめるため、各エンジンの出力軸にトルクメータ
を取付けて各エンジンのトルクを検出し、これを制御装
置に入力して、同制御装置にて双方のエンジンの出力を
同一にするような制御信号を算出し、各エンジンの燃料
制御弁に出力している。
の出力が同一になるようにする、つまりトルクバランス
を成さしめるため、各エンジンの出力軸にトルクメータ
を取付けて各エンジンのトルクを検出し、これを制御装
置に入力して、同制御装置にて双方のエンジンの出力を
同一にするような制御信号を算出し、各エンジンの燃料
制御弁に出力している。
【0004】しかしながら、上記のようなトルクメータ
を使用したトルクバランス制御方式にあっては、 各エンジン毎にトルクメータを装着する必要があるた
め、制御系統の構造が複雑となり、また高コストとな
る。
を使用したトルクバランス制御方式にあっては、 各エンジン毎にトルクメータを装着する必要があるた
め、制御系統の構造が複雑となり、また高コストとな
る。
【0005】またトルクメータは複数のエンジンの個
々の制御状態量を正確に検出することが要求されること
から高精度のものが必要となり、この面からも制御装置
が高コストとなる。
々の制御状態量を正確に検出することが要求されること
から高精度のものが必要となり、この面からも制御装置
が高コストとなる。
【0006】既存のトルクメータ無しガスタービンエ
ンジンを多発ヘリコプタに転用する場合、トルクメータ
を新規に設置することを要するため、汎用性に課題があ
る。
ンジンを多発ヘリコプタに転用する場合、トルクメータ
を新規に設置することを要するため、汎用性に課題があ
る。
【0007】本発明の目的は、高価なトルクメータを不
要として、構造が複雑化されることなく低コストで、さ
らに多発ヘリコプタにおいては他用途のガスタービンエ
ンジンを容易に転用可能とした複数エンジン連結式動力
伝達装置を提供することである。
要として、構造が複雑化されることなく低コストで、さ
らに多発ヘリコプタにおいては他用途のガスタービンエ
ンジンを容易に転用可能とした複数エンジン連結式動力
伝達装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のターボ
シャフトエンジンを変速装置を介して動力取出軸に連結
してなる動力伝達装置において、各エンジンの回転数、
排気温度等の運転要素を同一仕様の運転要素検出器にて
検出し、制御装置により、この検出信号の複数エンジン
間の偏差を算出し、これに対応する燃料流量の補正量を
算出して燃料制御弁に出力し、複数のエンジンの運転要
素が同一となる、つまりトルクバランスがなされるよう
にしたことを要旨とし、その具体的手段は、複数のエン
ジンの出力またはトルクと連動して変化する運転要素を
検出する同一仕様の運転要素検出器を上記各エンジンに
装着するとともに、上記複数のエンジンの運転要素検出
器からの運転要素の検出信号が入力され、上記複数のエ
ンジン間の上記運転要素検出信号の偏差を算出する運転
要素偏差演算器と、上記偏差に基づき燃料流量の補正流
量を算出して燃料制御弁に出力する燃料流量演算器とを
有し、上記複数のエンジンの上記運転要素が同一になる
ように上記燃料流量を制御する制御装置を備えたことに
ある。
シャフトエンジンを変速装置を介して動力取出軸に連結
してなる動力伝達装置において、各エンジンの回転数、
排気温度等の運転要素を同一仕様の運転要素検出器にて
検出し、制御装置により、この検出信号の複数エンジン
間の偏差を算出し、これに対応する燃料流量の補正量を
算出して燃料制御弁に出力し、複数のエンジンの運転要
素が同一となる、つまりトルクバランスがなされるよう
にしたことを要旨とし、その具体的手段は、複数のエン
ジンの出力またはトルクと連動して変化する運転要素を
検出する同一仕様の運転要素検出器を上記各エンジンに
装着するとともに、上記複数のエンジンの運転要素検出
器からの運転要素の検出信号が入力され、上記複数のエ
ンジン間の上記運転要素検出信号の偏差を算出する運転
要素偏差演算器と、上記偏差に基づき燃料流量の補正流
量を算出して燃料制御弁に出力する燃料流量演算器とを
有し、上記複数のエンジンの上記運転要素が同一になる
ように上記燃料流量を制御する制御装置を備えたことに
ある。
【0009】上記運転要素としては、エンジン回転数、
排気温度、圧縮機出口圧力、燃料流量、燃料制御弁開度
等があり、これらの検出信号を単独または複数組合せて
制御装置に入力し、制御装置にて、上記のようにこれら
のエンジン間の偏差及びこれに基づく燃料流量の補正量
を算出する。
排気温度、圧縮機出口圧力、燃料流量、燃料制御弁開度
等があり、これらの検出信号を単独または複数組合せて
制御装置に入力し、制御装置にて、上記のようにこれら
のエンジン間の偏差及びこれに基づく燃料流量の補正量
を算出する。
【0010】尚、上記運転要素はその数が多い程制御の
精度が高まるが、少なくともエンジン回転数と排気温度
を含ませるのが好ましい。
精度が高まるが、少なくともエンジン回転数と排気温度
を含ませるのが好ましい。
【0011】即ち本発明の上記手段によれば、複数のエ
ンジン夫々の運転要素を検出して、ばらつきの補正を行
った後、一方のエンジンと他方のエンジンとの上記補正
後の運転要素の偏差を算出し、各エンジンの燃料制御弁
に接続される燃料流量演算器にて偏差分に相当する燃料
流量の補正量を算出し、これを燃料制御弁に送って各制
御弁の燃料流量を調達し、各エンジンの出力が均等にな
るように制御する。
ンジン夫々の運転要素を検出して、ばらつきの補正を行
った後、一方のエンジンと他方のエンジンとの上記補正
後の運転要素の偏差を算出し、各エンジンの燃料制御弁
に接続される燃料流量演算器にて偏差分に相当する燃料
流量の補正量を算出し、これを燃料制御弁に送って各制
御弁の燃料流量を調達し、各エンジンの出力が均等にな
るように制御する。
【0012】これにより、トルクメータを設置すること
なく、複数エンジンの出力バランスを高精度で行うこと
が可能となる。また、制御因子としての運転要素の数を
増加すればさらに制御の精度が向上する。
なく、複数エンジンの出力バランスを高精度で行うこと
が可能となる。また、制御因子としての運転要素の数を
増加すればさらに制御の精度が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。図1には本発明の実施形態に
係る多発ヘリコプタ用ターボシャフトエンジンの制御シ
ステムの構成図が示されている。
の形態について説明する。図1には本発明の実施形態に
係る多発ヘリコプタ用ターボシャフトエンジンの制御シ
ステムの構成図が示されている。
【0014】図1において、1は第1エンジン、2は第
2エンジンであり、両エンジン1,2は、これらの出力
軸1a,2aがトランスミッション(以下T/Mとい
う)に連結されている。10はT/M3からの動力取出
軸(プロペラ軸)である。
2エンジンであり、両エンジン1,2は、これらの出力
軸1a,2aがトランスミッション(以下T/Mとい
う)に連結されている。10はT/M3からの動力取出
軸(プロペラ軸)である。
【0015】50は第1制御装置、60は第2制御装置
であり、これらの具体的構成は後述する。11,21は
上記各エンジン1,2の回転数を検出する回転検出器、
12,22は排気の温度を検出する排気温度検出器、1
3,23は圧縮機の出口圧力(空気圧力)を検出する圧
縮機圧力検出器である。尚、上記第1,第2エンジン
1,2用の対をなす各検出器は同一仕様のものを使用す
る。
であり、これらの具体的構成は後述する。11,21は
上記各エンジン1,2の回転数を検出する回転検出器、
12,22は排気の温度を検出する排気温度検出器、1
3,23は圧縮機の出口圧力(空気圧力)を検出する圧
縮機圧力検出器である。尚、上記第1,第2エンジン
1,2用の対をなす各検出器は同一仕様のものを使用す
る。
【0016】5,6は第1,第2エンジン1,2への燃
料流量を調整する燃料制御弁であり、同燃料制御弁5,
6の開度は夫々上記第1制御装置50及び第2制御装置
60からの操作信号により調整される。14,24は上
記燃料制御弁5,6により調整される第1,第2エンジ
ン1,2への燃料の流量を検出する燃料流量検出器、1
5,25は上記燃料制御弁5,6の開度を検出する燃料
制御弁開度検出器である。
料流量を調整する燃料制御弁であり、同燃料制御弁5,
6の開度は夫々上記第1制御装置50及び第2制御装置
60からの操作信号により調整される。14,24は上
記燃料制御弁5,6により調整される第1,第2エンジ
ン1,2への燃料の流量を検出する燃料流量検出器、1
5,25は上記燃料制御弁5,6の開度を検出する燃料
制御弁開度検出器である。
【0017】次に図2〜図6に示される制御ブロック図
を参照して、上記のように構成された多発ヘリコプタ用
エンジンのトルクバランスのための制御システムの動作
を説明する。
を参照して、上記のように構成された多発ヘリコプタ用
エンジンのトルクバランスのための制御システムの動作
を説明する。
【0018】図2には運転要素としてのエンジン回転数
N1 ,N2 制御系のブロック図が示され、図2におい
て、第1エンジン1及び第2エンジン2の回転数は、回
転検出器11及び21にて検出されて第1,第2制御装
置50,60の補正器51,61に入力され、ここで検
出値のばらつきが補正される。
N1 ,N2 制御系のブロック図が示され、図2におい
て、第1エンジン1及び第2エンジン2の回転数は、回
転検出器11及び21にて検出されて第1,第2制御装
置50,60の補正器51,61に入力され、ここで検
出値のばらつきが補正される。
【0019】各補正器51,61にて補正後の検出回転
数Na1及びNa2は回転数偏差演算器52,62に夫々入
力されるとともに、第1エンジン1の検出回転数N
a1は、第2制御装置60の回転数偏差演算器62に入力
され、また第2エンジン2の検出回転数Na2は第1制御
装置50の回転数偏差演算器52に入力される。そし
て、各回転数偏差演算器52,62において、第1エン
ジン1の回転数Na1と第2エンジン2の回転数Na2との
比較演算が次式によりなされる。
数Na1及びNa2は回転数偏差演算器52,62に夫々入
力されるとともに、第1エンジン1の検出回転数N
a1は、第2制御装置60の回転数偏差演算器62に入力
され、また第2エンジン2の検出回転数Na2は第1制御
装置50の回転数偏差演算器52に入力される。そし
て、各回転数偏差演算器52,62において、第1エン
ジン1の回転数Na1と第2エンジン2の回転数Na2との
比較演算が次式によりなされる。
【0020】 ΔN1 =Na2−Na1………………………………………………(1) ΔN2 =Na1−Na2………………………………………………(2) 上記(1),(2)式で算出された各エンジン1,2の
回転数偏差ΔN1 ,ΔN2 (=−ΔN1 )は制御弁開度
演算器53,63に入力され、ここで次式により燃料制
御弁開度の補正値ΔF1 ,ΔF2 が算出される。
回転数偏差ΔN1 ,ΔN2 (=−ΔN1 )は制御弁開度
演算器53,63に入力され、ここで次式により燃料制
御弁開度の補正値ΔF1 ,ΔF2 が算出される。
【0021】 ΔF1 =K1 ΔN1 ………………………………………………(3) ΔF2 =K2 ΔN2 ………………………………………………(4) ここでK1 ,K2 は燃料制御弁5,6の仕様等により定
まる換算係数である。上記(3),(4)式により算出
された制御弁開度演算器53,63からの燃料制御弁
5,6の開度の補正信号ΔF1 ,ΔF2 は同燃料制御弁
5,6に伝送され、燃料制御弁5,6の開度が同補正信
号ΔF1 ,ΔF2 によって補正されて設定される。
まる換算係数である。上記(3),(4)式により算出
された制御弁開度演算器53,63からの燃料制御弁
5,6の開度の補正信号ΔF1 ,ΔF2 は同燃料制御弁
5,6に伝送され、燃料制御弁5,6の開度が同補正信
号ΔF1 ,ΔF2 によって補正されて設定される。
【0022】即ち、例えばN1 >N2 であるときは、Δ
N1 <0,ΔN2 >0であり、従ってΔF1 <0,ΔF
2 >0となることから、第1制御装置50の制御弁開度
演算器53はΔF1 <0の出力信号、つまり燃料制御弁
50の開度を小さくする出力信号を第1エンジン側の燃
料制御弁5に与え、一方第2制御装置60の制御弁開度
演算器63はΔF2 >0の出力信号、つまり燃料制御弁
60の開度を大きくする出力信号を第2エンジン側の燃
料制御弁60に与える。
N1 <0,ΔN2 >0であり、従ってΔF1 <0,ΔF
2 >0となることから、第1制御装置50の制御弁開度
演算器53はΔF1 <0の出力信号、つまり燃料制御弁
50の開度を小さくする出力信号を第1エンジン側の燃
料制御弁5に与え、一方第2制御装置60の制御弁開度
演算器63はΔF2 >0の出力信号、つまり燃料制御弁
60の開度を大きくする出力信号を第2エンジン側の燃
料制御弁60に与える。
【0023】これにより、第1エンジン1は燃料流量が
減少され出力が低下する一方、第2エンジン2は燃料流
量が増加して出力が増加し、最終的にN1 =N2 となる
ように双方のエンジン1,2の出力がバランスすること
となる。
減少され出力が低下する一方、第2エンジン2は燃料流
量が増加して出力が増加し、最終的にN1 =N2 となる
ように双方のエンジン1,2の出力がバランスすること
となる。
【0024】図3には、運転要素としての排気温度
T1 ,T2 制御系のブロック図が示されている。この実
施形態の場合は、図2の実施形態におけるエンジン回転
数N1 ,N2 に代えて排気温度の検出信号T1 ,T2 に
より、燃料制御弁5,6の開度を調整するもので、制御
方式は図2の場合と同様である。
T1 ,T2 制御系のブロック図が示されている。この実
施形態の場合は、図2の実施形態におけるエンジン回転
数N1 ,N2 に代えて排気温度の検出信号T1 ,T2 に
より、燃料制御弁5,6の開度を調整するもので、制御
方式は図2の場合と同様である。
【0025】即ち、第1,第2エンジンの検出排気温度
T1 ,T2 は補正器54,64にて検出値のばらつきが
補正され(補正値=Ta1,Ta2)、排温偏差演算器5
5,65においては、前記検出排気温度の補正値Ta1,
Ta2の当該エンジン(例えば第1エンジン1)と他のエ
ンジン(例えば第2エンジン2)との排気温度の偏差Δ
T1 ,ΔT2 を次式により算出する。
T1 ,T2 は補正器54,64にて検出値のばらつきが
補正され(補正値=Ta1,Ta2)、排温偏差演算器5
5,65においては、前記検出排気温度の補正値Ta1,
Ta2の当該エンジン(例えば第1エンジン1)と他のエ
ンジン(例えば第2エンジン2)との排気温度の偏差Δ
T1 ,ΔT2 を次式により算出する。
【0026】 ΔT1 =Ta2−Ta1………………………………………………(5) ΔT2 =Ta1−Ta2………………………………………………(6) そして、各制御弁開度演算器53,63においては各燃
料制御弁5,6の開度の補正量ΔF1 ,ΔF2 を次式に
より算出する。
料制御弁5,6の開度の補正量ΔF1 ,ΔF2 を次式に
より算出する。
【0027】 ΔF1 =K11ΔT1 ………………………………………………(7) ΔF2 =K12ΔT2 ………………………………………………(8) 各燃料制御弁5,6は、上記開度補正量ΔF1 ,ΔF2
だけ、その開度が補正されて設定され、各エンジン1,
2の燃料流量がこれに応じて調整され、上記T 1 =T2
となるように各エンジン1,2の出力がバランスせしめ
られる。
だけ、その開度が補正されて設定され、各エンジン1,
2の燃料流量がこれに応じて調整され、上記T 1 =T2
となるように各エンジン1,2の出力がバランスせしめ
られる。
【0028】図4には運転要素としての圧縮機出口圧力
P1 ,P2 制御系のブロック図が示されている。この制
御系も上記と同様、図2の制御系の回転数N1 ,N2 を
圧縮機出口圧力P1 ,P2 に置き換えたものである。
P1 ,P2 制御系のブロック図が示されている。この制
御系も上記と同様、図2の制御系の回転数N1 ,N2 を
圧縮機出口圧力P1 ,P2 に置き換えたものである。
【0029】即ち、第1,第2エンジンより検出された
圧縮機出口の圧力P1 ,P2 は補正器56,66にて検
出値のばらつきが補正され(補正値=Pa1,Pa2)、圧
力偏差演算器57,67においては、前記検出圧縮機圧
力の補正値Pa1,Pa2の当該エンジン(例えば第1エン
ジン1)と他のエンジン(例えば第2エンジン2)との
圧縮機出口圧力の偏差ΔP1 ,ΔP2 を次式により算出
する。
圧縮機出口の圧力P1 ,P2 は補正器56,66にて検
出値のばらつきが補正され(補正値=Pa1,Pa2)、圧
力偏差演算器57,67においては、前記検出圧縮機圧
力の補正値Pa1,Pa2の当該エンジン(例えば第1エン
ジン1)と他のエンジン(例えば第2エンジン2)との
圧縮機出口圧力の偏差ΔP1 ,ΔP2 を次式により算出
する。
【0030】 ΔP1 =Pa2−Pa1………………………………………………(9) ΔP2 =Pa1−Pa2……………………………………………(10) そして、各制御弁開度演算器53,63においては各燃
料制御弁5,6の開度の補正量ΔF1 ,ΔF2 を次式に
より算出する。
料制御弁5,6の開度の補正量ΔF1 ,ΔF2 を次式に
より算出する。
【0031】 ΔF1 =K21ΔP1 ……………………………………………(11) ΔF2 =K22ΔP2 ……………………………………………(12) 各燃料制御弁5,6は、上記開度補正量ΔF1 ,ΔF2
だけ、その開度が補正されて設定され、各エンジン1,
2の燃料流量がこれに応じて調整され、上記P 1 =P2
となるように各エンジン1,2の出力がバランスせしめ
られる。
だけ、その開度が補正されて設定され、各エンジン1,
2の燃料流量がこれに応じて調整され、上記P 1 =P2
となるように各エンジン1,2の出力がバランスせしめ
られる。
【0032】図5には運転要素としての燃料流量Q1 ,
Q2 制御系のブロック図が示されている。この制御系も
図2の制御系の回転数N1 ,N2 を燃料流量に置き換え
たものである。
Q2 制御系のブロック図が示されている。この制御系も
図2の制御系の回転数N1 ,N2 を燃料流量に置き換え
たものである。
【0033】即ち、第1,第2エンジンの検出燃料流量
Q1 ,Q2 は補正器58,68にて検出値のばらつきが
補正され(補正値=Qa1,Qa2)、燃料偏差演算器5
9,69においては、上記検出燃料流量の補正値Qa1,
Qa2の当該エンジン(例えば第1エンジン1)と他のエ
ンジン(例えば第2エンジン2)との燃料流量の偏差Δ
Q1 ,ΔQ2 を次式により算出する。
Q1 ,Q2 は補正器58,68にて検出値のばらつきが
補正され(補正値=Qa1,Qa2)、燃料偏差演算器5
9,69においては、上記検出燃料流量の補正値Qa1,
Qa2の当該エンジン(例えば第1エンジン1)と他のエ
ンジン(例えば第2エンジン2)との燃料流量の偏差Δ
Q1 ,ΔQ2 を次式により算出する。
【0034】 ΔQ1 =Qa2−Qa1……………………………………………(13) ΔQ2 =Qa1−Qa2……………………………………………(14) そして、各制御弁開度演算器53,63においては各燃
料制御弁5,6の開度の補正量ΔF1 ,ΔF2 を次式に
より算出する。
料制御弁5,6の開度の補正量ΔF1 ,ΔF2 を次式に
より算出する。
【0035】 ΔF1 =K31ΔQ1 ……………………………………………(15) ΔF2 =K32ΔQ2 ……………………………………………(16) 各燃料制御弁5,6は、上記開度補正量ΔF1 ,ΔF2
だけ、その開度が補正されて設定され、各エンジン1,
2の燃料流量がこれに応じて調整され、上記Q 1 =Q2
となるように各エンジン1,2の出力がバランスせしめ
られる。
だけ、その開度が補正されて設定され、各エンジン1,
2の燃料流量がこれに応じて調整され、上記Q 1 =Q2
となるように各エンジン1,2の出力がバランスせしめ
られる。
【0036】図6には、運転要素としての燃料制御弁の
開度制御系のブロック図が示されている。この制御系も
図2の制御系の回転数N1 ,N2 を燃料制御弁5,6の
開度に置き換えたものである。
開度制御系のブロック図が示されている。この制御系も
図2の制御系の回転数N1 ,N2 を燃料制御弁5,6の
開度に置き換えたものである。
【0037】即ち、第1,第2エンジンの燃料制御弁開
度の検出信号F1 ,F2 は補正器71,81にて検出値
のばらつきが補正され(補正値=Fa1,Fa2)、開度偏
差演算器72,82においては、前記検出開度の補正値
Fa1,Fa2の当該エンジン(例えば第1エンジン1)と
他のエンジン(例えば第2エンジン2)との、燃料制御
弁開度の偏差ΔF1 ,ΔF2 を次式により算出する。
度の検出信号F1 ,F2 は補正器71,81にて検出値
のばらつきが補正され(補正値=Fa1,Fa2)、開度偏
差演算器72,82においては、前記検出開度の補正値
Fa1,Fa2の当該エンジン(例えば第1エンジン1)と
他のエンジン(例えば第2エンジン2)との、燃料制御
弁開度の偏差ΔF1 ,ΔF2 を次式により算出する。
【0038】 ΔF1 =Fa2−Fa1……………………………………………(17) ΔF2 =Fa1−Fa2……………………………………………(18) 各燃料制御弁5,6は、上記開度補正量ΔF1 ,ΔF2
だけ、その開度が補正されて設定され、各エンジン1,
2燃料流量がこれに応じて調整され、上記F1=F2 と
なるように各エンジン1,2の出力がバランスせしめら
れる。
だけ、その開度が補正されて設定され、各エンジン1,
2燃料流量がこれに応じて調整され、上記F1=F2 と
なるように各エンジン1,2の出力がバランスせしめら
れる。
【0039】尚、上記実施形態においては、運転要素と
してのエンジン回転数N1 ,排気温度T1 ,圧縮機出口
圧力P1 ,燃料流量Q1 ,燃料制御弁開度Fを個別に出
力バランスの制御因子として検出、制御しているが、こ
れらの運転要素を複数任意に選出して組合せた制御系と
しても、全部を組合せた制御系としてもよいのは勿論で
ある。
してのエンジン回転数N1 ,排気温度T1 ,圧縮機出口
圧力P1 ,燃料流量Q1 ,燃料制御弁開度Fを個別に出
力バランスの制御因子として検出、制御しているが、こ
れらの運転要素を複数任意に選出して組合せた制御系と
しても、全部を組合せた制御系としてもよいのは勿論で
ある。
【0040】この場合、制御因子である運転要素はエン
ジン回転数N及び排気温度Tを組合せれば、双方がエン
ジン出力バランス上、最も重要な因子であることから、
これで充分な制御性能が得られるが、運転要素数を増加
すれば制御の精度が向上する。
ジン回転数N及び排気温度Tを組合せれば、双方がエン
ジン出力バランス上、最も重要な因子であることから、
これで充分な制御性能が得られるが、運転要素数を増加
すれば制御の精度が向上する。
【0041】さらに上記実施形態では、第1,第2エン
ジンの2台のエンジン1本の動力取出軸を連結したもの
が示されているが、3台以上のエンジンを1本の動力取
出軸に連結したものにも本発明が適用できる。
ジンの2台のエンジン1本の動力取出軸を連結したもの
が示されているが、3台以上のエンジンを1本の動力取
出軸に連結したものにも本発明が適用できる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、複数のエンジン夫々の
運転要素を検出して一方のエンジンと他方のエンジンと
の運転要素の偏差を算出し、これを燃料制御弁開度の偏
差に変換して燃料制御弁の開度を補正することにより、
複数のエンジン間の出力バランスを成すようにしたの
で、従来のもののような高価なトルクメータは不要とな
り、また制御機器のみを設置することにより上記出力バ
ランスが可能となることから、従来のものに較べ構造が
簡単化されるとともに低コスト化される。
運転要素を検出して一方のエンジンと他方のエンジンと
の運転要素の偏差を算出し、これを燃料制御弁開度の偏
差に変換して燃料制御弁の開度を補正することにより、
複数のエンジン間の出力バランスを成すようにしたの
で、従来のもののような高価なトルクメータは不要とな
り、また制御機器のみを設置することにより上記出力バ
ランスが可能となることから、従来のものに較べ構造が
簡単化されるとともに低コスト化される。
【0043】また、多発ヘリコプタの場合、制御装置と
検出器とを装備すれば足りるので、他用途のガスタービ
ンを容易に転用することができ、汎用性が向上し、この
面からも低コストとなる。
検出器とを装備すれば足りるので、他用途のガスタービ
ンを容易に転用することができ、汎用性が向上し、この
面からも低コストとなる。
【0044】さらに、制御因子として使用する運転要素
の数を増加すれば、より細かく高精度の出力バランス制
御を行うことができる。
の数を増加すれば、より細かく高精度の出力バランス制
御を行うことができる。
【図1】本発明の実施形態に係る多発ヘリコプタ用エン
ジンの動力伝達装置の制御構成図。
ジンの動力伝達装置の制御構成図。
【図2】上記実施形態における「回転数」制御のブロッ
ク図。
ク図。
【図3】上記実施形態における「排気温度」制御のブロ
ック図。
ック図。
【図4】上記実施形態における「圧縮機出口圧力」制御
のブロック図。
のブロック図。
【図5】上記実施形態における「燃料流量」制御のブロ
ック図。
ック図。
【図6】上記実施形態における「燃料制御弁開度」制御
のブロック図。
のブロック図。
1 第1エンジン 2 第2エンジン 3 トランスミッション 5,6 燃料制御弁 10 動力取出軸(プロペラ軸) 11,21 回転検出器 12,21 排気温度検出器 13,23 圧縮機圧力検出器 14,24 燃料流量検出器 15,25 燃料制御弁開度検出器 50 第1制御装置 60 第2制御装置 52,62 回転数偏差演算器 55,65 排温偏差演算器 57,67 圧力偏差演算器 59,69 燃料偏差演算器 72,82 開度偏差演算器 53,63 制御弁開度演算器
Claims (7)
- 【請求項1】 複数台のターボシャフトエンジンをトラ
ンスミッション等の変速機構に連結し、同変速機構の出
力端をプロペラ軸等の動力取出軸に連結してなる動力伝
達装置において、上記各エンジンの出力またはトルクと
連動して変化する運転要素を検出する同一仕様の運転要
素検出器を上記各エンジンに装着するとともに、上記複
数のエンジンの運転要素検出器からの運転要素の検出信
号が入力され、上記複数のエンジン間の上記運転要素検
出信号の偏差を算出する運転要素偏差演算器と、上記偏
差に基づき燃料流量の補正流量を算出して燃料制御弁に
出力する燃料流量演算器とを有し、上記複数のエンジン
の上記運転要素が同一になるように上記燃料流量を制御
する制御装置を備えたことを特徴とする複数エンジン連
結式動力伝達装置。 - 【請求項2】 上記運転要素がエンジン回転数である請
求項1記載の複数エンジン連結式動力伝達装置。 - 【請求項3】 上記運転要素がエンジンの排気温度であ
る請求項1記載の複数エンジン連結式動力伝達装置。 - 【請求項4】 上記運転要素が圧縮機出口圧力である請
求項1記載の複数エンジン連結式動力伝達装置。 - 【請求項5】 上記運転要素が燃料流量である請求項1
記載の複数エンジン連結式動力伝達装置。 - 【請求項6】 上記運転要素が燃料制御弁開度である請
求項1記載の複数エンジン連結式動力伝達装置。 - 【請求項7】 上記運転要素が、エンジン回転数、排気
温度、圧縮機出口圧力、燃料流量、燃料制御弁開度のう
ち、少なくとも上記エンジン回転数及び排気温度を含む
複数である請求項1記載の複数エンジン連結式動力伝達
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17605995A JPH0932581A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 複数エンジン連結式動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17605995A JPH0932581A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 複数エンジン連結式動力伝達装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0932581A true JPH0932581A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16007003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17605995A Withdrawn JPH0932581A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 複数エンジン連結式動力伝達装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0932581A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2824804A1 (fr) * | 2001-05-16 | 2002-11-22 | Eurocopter France | Dispositif et procede de regulation de la puissance des moteurs d'un aeronef multimoteur a voilure tournante |
JP2011043071A (ja) * | 2009-08-19 | 2011-03-03 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corp | 機械ユニットの配置システム |
CN109854389A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-06-07 | 南京航空航天大学 | 涡轴发动机双发扭矩匹配控制方法及装置 |
JP2020510569A (ja) * | 2017-02-07 | 2020-04-09 | サフラン・エアクラフト・エンジンズ | タービンエンジンのプロペラの速度およびパワーを制御するための方法 |
-
1995
- 1995-07-12 JP JP17605995A patent/JPH0932581A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2824804A1 (fr) * | 2001-05-16 | 2002-11-22 | Eurocopter France | Dispositif et procede de regulation de la puissance des moteurs d'un aeronef multimoteur a voilure tournante |
US6742742B2 (en) | 2001-05-16 | 2004-06-01 | Eurocopter | Device and process for regulating the power of the engines of a rotary wing multi-engine aircraft |
JP2011043071A (ja) * | 2009-08-19 | 2011-03-03 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corp | 機械ユニットの配置システム |
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US11549448B2 (en) | 2017-02-07 | 2023-01-10 | Safran Aircraft Engines | Method for controlling the speed and the power of a turbine engine propeller |
CN109854389A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-06-07 | 南京航空航天大学 | 涡轴发动机双发扭矩匹配控制方法及装置 |
CN109854389B (zh) * | 2019-03-21 | 2020-07-31 | 南京航空航天大学 | 涡轴发动机双发扭矩匹配控制方法及装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |