JPH09319752A - 検索支援装置 - Google Patents

検索支援装置

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JPH09319752A
JPH09319752A JP8157617A JP15761796A JPH09319752A JP H09319752 A JPH09319752 A JP H09319752A JP 8157617 A JP8157617 A JP 8157617A JP 15761796 A JP15761796 A JP 15761796A JP H09319752 A JPH09319752 A JP H09319752A
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JP
Japan
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column
search
classification
result
condition
Prior art date
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JP8157617A
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Inventor
Atsuko Miyamoto
温子 宮本
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検索条件の内容や検索結果データの内容に応
じて、検索結果をどのようなカラムの値で分類すれば効
果的な絞り込みが行えるかを自動的に決定してその結果
をユーザに提示することができる検索支援装置を提供す
る。 【解決手段】 複数のカラムの値で規定される検索対象
情報を多数蓄積する情報蓄積手段1に対して検索を行う
情報検索システムにおいて、結果分類手段6は、ユーザ
から指定された検索条件で検索した際のヒット件数が多
い場合、ヒットした検索対象情報を分類する為のカラム
の候補を検索条件の内容に応じて1つ以上求め、かつ、
それらの候補のうち所定の分散状態の条件を満足するよ
うに検索対象情報を実際に分類できることが確かめられ
たカラムを選択し、この選択したカラムの値で分類した
情報を出力する。出力生成手段5は、この分類情報から
各分類毎のヒット件数を棒グラフ等で示す検索結果8を
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報検索システムに
関し、特に適切な量の検索結果の取得が容易に行えるよ
うユーザを支援する検索支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】蓄積された情報に対して所定の条件を満
足する情報を検索できる情報検索システムにおいては、
その蓄積情報量が膨大になるに従って、適切な量の検索
結果を取得することが難しくなる。例えば、各図書につ
いて、著者名,著者所属,キーワード,ジャンル等の項
目(カラム)の値を蓄積した情報検索システムを考えて
みると、例えば著者の姓と何らかのキーワードとを検索
条件として検索した場合、蓄積情報量が少ないとヒット
する件数が少量のため問題はないが、蓄積情報量が膨大
になると該当する条件を満たす図書が数多く検索される
ため、その検索結果リスト中から所望の図書を探し出す
のが困難になる。このような場合、件数がより適切な量
に抑えられるよう、更に条件を追加して検索結果を絞り
込んでいく必要がある。
【0003】そこで、取り出す情報の量を絞り込むこと
についてユーザを支援する機能として、検索結果に対し
てどの条件を追加すると効果的に絞り込めるかを概観さ
せる視覚化や、条件の追加,変更が簡単に行えるインタ
フェースが求められており、従来より幾つかの方式が提
案されている。
【0004】例えば特開平6−266778号公報で
は、検索結果を分類してベン図や棒グラフで表して、適
切な量に絞り込むために追加すべき条件の把握を容易に
し、またその分類図の一部を指定することにより条件追
加が容易に行えるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の方式で
は、検索結果を分類する軸が多数用意されているもの
の、どの軸で分類するかはユーザ自身が指定する必要が
ある。このため、場合によっては何度も分類軸を変更し
て試行を繰り返す必要があり、ユーザの負担が大きく、
また迅速な絞り込みが困難であった。
【0006】そこで本発明の目的は、検索条件の内容や
検索結果データの内容に応じて、検索結果をどの軸で分
類すれば効果的な絞り込みが行えるかを装置自身が自動
的に決定してその結果をユーザに提示することのできる
検索支援装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のカラム
の値で規定される検索対象情報を多数蓄積する情報蓄積
手段に対して検索を行う情報検索システムにおいて、ユ
ーザから指定された検索条件で検索した結果のヒット件
数が予め定められた件数より多いときに、そのヒットし
た検索対象情報を分類するためのカラムの候補を前記指
定された検索条件の内容に応じて1つ以上求め、かつ、
それらの候補のうち予め定められた分散状態の条件を満
足するように前記ヒットした検索対象情報を実際に分類
できることが確かめられたカラムを選択し、この選択し
たカラムの値で前記ヒットした検索対象情報を分類した
分類情報を出力する結果分類手段と、この結果分類手段
から出力された分類情報を入力し、各分類毎のヒット件
数を示す検索結果を出力する出力生成手段とを備えるこ
とを特徴とする。これにより、ユーザは特に指定しなく
ても、効果的な絞り込みが行える条件を直ちに認識する
ことができ、より効率良く所望の情報の取得が可能とな
る。
【0008】また本発明は、カラム同士の関連性に関す
る知識を保持するカラム関連性知識保持手段を備え、前
記結果分類手段は、ユーザから指定された検索条件に含
まれるカラムと関連性のあるカラムを前記カラム関連性
知識保持手段を参照して求め、この求めたカラムを前記
候補の1つとする構成を有することを特徴とする。この
ような候補を加えるのは、検索条件に含まれるカラムと
関連性のあるカラム(例えば前述した図書の情報におけ
る著者名のカラムに対する著者所属のカラム等)の情報
(例えばその著者が所属する大学等)についてユーザは
知っている可能性が高く、それを追加の条件として設定
できると推測されるからである。
【0009】また本発明は、ユーザから指定された検索
条件の履歴を保持する操作履歴知識保持手段を備え、前
記結果分類手段は、ユーザから指定された検索条件に含
まれるカラムと論理積の対の条件として良く利用されて
いるカラムを前記操作履歴知識保持手段を参照して求
め、この求めたカラムを前記候補の1つとする構成を有
することを特徴とする。このような候補を加えるのは、
そのユーザがそのカラムを追加の条件として設定する傾
向を持っているからである。
【0010】また本発明の前記結果分類手段は、ユーザ
から指定された検索条件中に部分一致条件が含まれてい
る場合に、その部分一致条件に対応するカラムを前記候
補の1つとする構成を有することを特徴とする。ここ
で、部分一致条件とは、例えば著者名のカラムを検索条
件とする場合に例えば姓だけを指定するような場合を言
う。このような候補を加えるのは、ユーザがその値を曖
昧にしか覚えていない場合でも装置から提示すれば正確
な値を選択できると推測されるからである。
【0011】さらに本発明の前記出力生成手段は、各分
類ごとのヒット件数をグラフ化した検索結果を出力する
構成を有することを特徴とする。これにより、各分類毎
のヒット件数の量を視覚的に容易に把握することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例の検索支援装置の
ブロック図である。同図において、情報蓄積手段1は図
書のデータベース等であり、複数のカラムの値で規定さ
れる検索対象情報を多数蓄積している。また、カラム関
連性知識保持手段2は、情報蓄積手段1のデータベース
のどのカラムとどのカラムが関連する内容かというカラ
ムの関連性に関する知識を保持する。更に、操作履歴知
識保持手段3は、ユーザから指定された検索条件の履歴
のうち、論理積で指定された条件の組み合わせとその頻
度情報とを蓄積している。
【0014】要求解釈・検索実行手段4は、図示しない
キーボード等の入力装置を通じてユーザから検索要求7
を受け取ると、その要求を解釈して検索条件を含む検索
式を生成し、情報蓄積手段1に対してその検索を実行す
る。そして、ヒットした件数および検索結果リストなら
びに今回使用した検索条件を出力生成手段5に出力す
る。また、ユーザが複数条件を論理積で指定した検索を
要求した際には、それらの条件を操作履歴知識保持手段
3に出力し、今回の条件の組み合わせの頻度情報を更新
させる。
【0015】出力生成手段5は、要求解釈・検索実行手
段4から出力された検索結果のヒット件数が予め定めら
れた件数を超えていないときは、要求解釈・検索実行手
段4から出力された検索結果リストを検索結果8として
図示しない表示装置の画面等に出力する。他方、検索結
果のヒット件数が予め定められた件数を超えているとき
は、要求解釈・検索実行手段4から出力された検索条件
を結果分類手段6に出力して結果の分類を要求する。な
お、ヒット件数が多いか否かを判断する閾値は固定でも
良く、またユーザから変更可能であっても良い。
【0016】結果分類手段6は、先ず、出力生成手段5
から出力された検索条件で検索される検索対象情報を分
類するためのカラムの候補をその検索条件の内容に応じ
て1つ以上求める。具体的には、以下のような候補を求
める。
【0017】1)検索条件の内の部分一致条件のカラム 2)カラム関連性知識保持手段2に蓄積された、検索条
件に含まれるカラムと関連性のあるカラム 3)操作履歴知識保持手段3に蓄積された、検索条件に
含まれるカラムと論理積の対の条件として良く利用され
ているカラム
【0018】それぞれのカラムを候補とする理由は、
1)はユーザがその値を曖昧にしか覚えていない場合で
も装置から提示すれば正確な値を選択できると推測され
ること、2)はユーザが指定した条件のカラムと関連す
るカラムの情報についてはそのユーザが知っている可能
性が高く、条件を設定できると推測されること、3)は
履歴の統計上でユーザが条件を指定する可能性が高いこ
と、である。
【0019】結果分類手段6は1つ以上のカラムの候補
を求めると、それらの候補のうち予め定められた分散状
態の条件を満足するように検索対象情報を分類できるカ
ラムを選択する。これは、本実施例の場合、出力生成手
段5から出力された検索条件で情報蓄積手段1を再度検
索し、得られた検索対象情報を候補のカラムの内容で分
類してみて、所定の分散状態の条件が満足されるか否か
を確かめることで行う。ここで、所定の分散状態の条件
とは、「最低でも3つ以上に分類される」といったよう
に結果件数が適度に分散する条件である。なお、上記
1)〜3)の候補のうち所定の分散状態を満足するカラ
ムが存在しない場合には、予めシステム管理者によって
指定されたデフォルトのカラムを分類軸として選択す
る。
【0020】結果分類手段6は、分類軸とするカラムを
選択すると、検索対象情報を上記選択したカラムの値で
分類した際の各分類毎に含まれるヒット件数を含む分類
情報を出力生成手段5に出力する。
【0021】出力生成手段5は、結果分類手段6から出
力された分類情報から、各分類毎のヒット件数の量が視
覚的に容易に認識できる形式のグラフ、例えば棒グラフ
を生成し、検索結果8として図1に図示しない表示装置
の画面等に出力する。
【0022】また、ユーザから他のカラムを軸とした検
索結果の分類表示への表示変更要求9がキーボード等の
入力装置を通じて入力されると、出力生成手段5は、先
ほどの検索条件と今回ユーザから指定された分類軸とな
るカラムとを結果分類手段6に出力し、分類を要求す
る。結果分類手段6は、その検索結果で情報蓄積手段1
を検索して得た検索対象情報を上記カラムの値で分類
し、その分類情報を出力生成手段5に出力する。出力生
成手段5は、この分類情報から前述と同様なグラフを生
成して検索結果8として図1に図示しない表示装置の画
面等に出力する。
【0023】次に、具体例を挙げて本実施例をより詳細
に説明する。
【0024】例えば、情報蓄積手段1には、図書に関し
て、図3に示すように、図書ID番号,タイトル,出版
社名,発行年月日,ジャンル,ページ数,著者名,著者
所属,キーワード等の各カラムの値で規定される二次情
報が蓄積されている。なお、この例では表形式でデータ
を蓄積する例を示しているが、蓄積形式が他の形式であ
っても勿論構わない。
【0025】また、カラム関連性知識保持手段2には、
図4に示すようなカラム関連性知識が蓄積されている。
このカラム関連性知識は予めシステム管理者等が作成し
蓄積したものである。例えば同図の符号401の知識
は、著者名カラムと関連するカラムに著者所属カラムが
あることを意味する。これは、ユーザが著者名に関する
情報を知っている場合は著者所属に関する知識も知って
いる可能性が高く、ユーザが著者名の条件を指定した場
合に著者所属の値を表示すればユーザはその中で自身の
望む値を選択できると推測されるからである。
【0026】さらに、操作履歴知識保持手段3には、ユ
ーザから指定された検索条件の履歴のうち論理積で指定
された条件の組み合わせとその頻度情報とが、例えば図
5に示すような形式で蓄積されている。図5において、
各行および各列の見出し語は論理積として指定される検
索条件の一方および他方に現れるカラムを示し、行と列
との交点に記された数値はその組み合わせの頻度情報を
示す。従って、例えば(著者名=’前嶋’)AND(キ
ーワード=’半導体’)で検索が行われた場合、図の符
号501の頻度情報に1が加算される。
【0027】このような状況の下で、例えば「佐藤が書
いたコミュニケーションに関する本は」という検索要求
7がユーザから与えられた場合、要求解釈・検索実行手
段4は、その検索要求から検索条件;{(著者名=’佐
藤*’)AND(キーワード=’コミュニケーショ
ン’)}を持つ検索式を生成し、情報蓄積手段1に対し
て予め定められているデータ(一例としてタイトルと著
者名とする)の検索を実行する。なお、検索条件中の*
は佐藤という姓であればどのような名でも良いことを意
味する記号である。そして、その検索の結果、100件
の図書がヒットしたとすると、検索結果件数とタイトル
及び著者名のリスト{100件;(通信ネットワーク;
佐藤学)(親子のコミュニケーション;佐藤太郎)…
…}と、上記の検索条件とを出力生成手段5に出力す
る。
【0028】出力生成手段5は、検索結果件数が所定値
以下の場合、上記のタイトルと著者名のリストを検索結
果8として出力する。しかし、検索結果件数が所定値を
超えている場合は、結果分類手段6に上記の検索条件、
つまり{(著者名=’佐藤*’)AND(キーワード
=’コミュニケーション’)}を出力し、分類を要求す
る。今、閾値となる所定値が100より小さいものとす
ると、結果分類手段6に分類要求が出されることにな
る。
【0029】結果分類手段6は、図2に示すフローに従
って分類軸とするカラムを決める。先ず、検索条件の中
で部分一致条件の対象カラムがあれば、それを分類軸候
補とする(ステップ101)。今の場合、検索条件中の
(著者名=’佐藤*’)は部分一致条件なので、著者名
カラムを分類軸候補とする。
【0030】次に、カラム関連性知識保持手段2の知識
に基づき、検索条件に含まれるカラムと関連するカラム
を分類軸候補とする(ステップ102)。今の場合、検
索条件には著者名カラムとキーワードカラムとの2つが
あり、図4を参照すると、著者名カラムに関連するカラ
ムは著者所属カラムであるため、著者名所属カラムを分
類軸候補に加える。
【0031】次に、検索条件に含まれるカラムと論理積
の対として履歴上良く指定されるカラムを分類軸候補と
する(ステップ103)。今の場合、検索条件には著者
名カラムとキーワードカラムとの2つがあり、図5を参
照すると、一方の著者名カラムと最もよく対で使われる
カラムはキーワードカラムであり、他方のキーワードカ
ラムと最もよく対で使われるカラムはジャンルカラムで
あるため、これら2つのカラム(キーワードカラムとジ
ャンルカラム)を分類軸候補に加える。
【0032】次に、以上のステップ101〜103にお
いて少なくとも1つ以上の分類軸候補が求まったか否か
を判定し(ステップ104)、求まっていればステップ
105へ進み、求まっていなければステップ106へ進
む。
【0033】ステップ105では、求まった分類軸候補
のうち、検索結果を分類した場合に予め定められた分散
状態の条件を満たすものを分類軸に選定する。所定の分
散状態の条件を満たす分類軸候補が複数存在する可能性
もあるが、その場合でも何れか1つの分類軸候補を選定
する。この具体的な方法としては、例えばステップ10
1,102,103の段階で得られた候補の順に検索結
果の該当カラムの値毎の統計を調べていき、所定の分散
状態の条件を満たす分類軸候補が見つかった時点で直ち
にその分類軸候補を採用する方法が使用できる。勿論、
一旦全ての候補について検索結果の該当カラムの値毎の
統計を調べ、所定の分散状態の条件を満たし且つ最も分
散度の高い候補を選択するといった他の方法も採用でき
る。このステップ105で所定の分散状態を満たす分類
軸候補を選定したときは、分類軸カラムとその値毎の件
数とを含む分類情報を出力生成手段5に返却する。ま
た、所定の分散状態を満たす分類軸候補が1つもなかっ
た場合には、ステップ106へ進む。
【0034】ステップ106では、システム管理者等に
よって予め設定されたデフォルトのカラムを分類軸に選
定し、その分類軸のカラムで検索結果を分類したときの
分類毎の件数を含む分類情報を出力生成手段5に返却す
る。
【0035】出力生成手段5は、結果分類手段6から返
却される分類情報からグラフ表示を生成して検索結果8
として出力する。例えば、結果分類手段6が分類軸カラ
ムとしてジャンルカラムを選定し、分類軸カラムとその
値毎の件数を含む分類情報{ジャンル;(心理学;3
5)(哲学;24)……}が渡されたとすると、出力生
成手段5はその分類情報から例えば図6に示すような棒
グラフを生成し、検索結果8として出力する。
【0036】また、本実施例では、上述のようにして表
示された分類とは別の分類の表示をユーザが望む場合、
分類軸とするカラムを指定した表示変更要求9をキーボ
ード等の入力装置から入力することで表示の変更が行え
る。例えば、著者所属で結果を分類してみたい為に、表
示変更要求9として表示変更{グラフ;著者所属}をユ
ーザが入力すると、それが出力生成手段5に入力され
る。出力生成手段5は、結果分類手段6に対しグラフの
分類軸カラム(=著者所属)と先の検索条件{(著者名
=’佐藤*’)AND(キーワード=’コミュニケーシ
ョン’)}とを出力する。結果分類手段6は著者所属カ
ラムによる分類情報を生成して出力生成手段5に出力
し、出力生成手段5はその分類情報からグラフ表示を生
成して検索結果8として出力する。
【0037】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は以上の実施例にのみ限定されずその他各種の付
加変更が可能である。例えば、検索結果件数が多い場合
に棒グラフ等のグラフ表示で各分類毎のヒット件数をユ
ーザに提示したが、各分類毎のヒット件数を単にその数
値でユーザに提示するようにしても良い。また、結果分
類手段6は、分類軸カラムの値毎の統計を調べる為に情
報蓄積手段1を検索するようにしたが、要求解釈・検索
実行手段4がヒットした図書に関する全データを情報蓄
積手段1から取得し、それを出力生成手段5,結果分類
手段6に伝達する構成となっている場合、結果分類手段
6は伝達されたデータを利用して分類情報を生成するこ
とが可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ユ
ーザが指定した条件だけでは検索結果件数が多すぎて絞
り込みが必要な場合に、特にユーザが指示しなくても、
検索条件の内容や検索結果データの内容に応じた適切な
分類軸が選ばれて各分類毎に属するヒット件数が提示さ
れるため、ユーザはより効率良く絞り込みを行って所望
の情報を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の検索支援装置のブロック図
である。
【図2】結果分類手段の処理の一例を示すフローチャー
トである。
【図3】情報蓄積手段に蓄積されている図書に関するデ
ータの例を示す図である。
【図4】カラム関連性知識保持手段に保持されているカ
ラム関連性知識の例を示す図である。
【図5】操作履歴知識保持手段3に保持されているユー
ザの操作履歴の例を示す図である。
【図6】検索結果件数が多い場合に装置が自動的に選定
した分類軸カラムで各分類毎のヒット件数を棒グラフ化
した検索結果の例を示す図である。
【符号の説明】
1…情報蓄積手段 2…カラム関連性知識保持手段 3…操作履歴知識保持手段 4…要求解釈・検索実行手段 5…出力生成手段 6…結果分類手段 7…検索要求 8…検索結果 9…表示変更要求

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカラムの値で規定される検索対象
    情報を多数蓄積する情報蓄積手段に対して検索を行う情
    報検索システムにおいて、 ユーザから指定された検索条件で検索した結果のヒット
    件数が予め定められた件数より多いときに、そのヒット
    した検索対象情報を分類するためのカラムの候補を前記
    指定された検索条件の内容に応じて1つ以上求め、か
    つ、それらの候補のうち予め定められた分散状態の条件
    を満足するように前記ヒットした検索対象情報を実際に
    分類できることが確かめられたカラムを選択し、この選
    択したカラムの値で前記ヒットした検索対象情報を分類
    した分類情報を出力する結果分類手段と、 該結果分類手段から出力された分類情報を入力し、各分
    類毎のヒット件数を示す検索結果を出力する出力生成手
    段とを備えることを特徴とする検索支援装置。
  2. 【請求項2】 カラム同士の関連性に関する知識を保持
    するカラム関連性知識保持手段を備え、 前記結果分類手段は、ユーザから指定された検索条件に
    含まれるカラムと関連性のあるカラムを前記カラム関連
    性知識保持手段を参照して求め、この求めたカラムを前
    記候補の1つとする構成を有することを特徴とする請求
    項1記載の検索支援装置。
  3. 【請求項3】 ユーザから指定された検索条件の履歴を
    保持する操作履歴知識保持手段を備え、 前記結果分類手段は、ユーザから指定された検索条件に
    含まれるカラムと論理積の対の条件として良く利用され
    ているカラムを前記操作履歴知識保持手段を参照して求
    め、この求めたカラムを前記候補の1つとする構成を有
    することを特徴とする請求項1記載の検索支援装置。
  4. 【請求項4】 前記結果分類手段は、ユーザから指定さ
    れた検索条件中に部分一致条件が含まれている場合に、
    その部分一致条件に対応するカラムを前記候補の1つと
    する構成を有することを特徴とする請求項2または3記
    載の検索支援装置。
  5. 【請求項5】 前記出力生成手段は、各分類毎のヒット
    件数をグラフ化して検索結果を出力する構成を有するこ
    とを特徴とする請求項1,2,3または4記載の検索支
    援装置。
JP8157617A 1996-05-29 1996-05-29 検索支援装置 Pending JPH09319752A (ja)

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