JPH09310290A - 製紙用トップロール装置 - Google Patents

製紙用トップロール装置

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JPH09310290A
JPH09310290A JP12941696A JP12941696A JPH09310290A JP H09310290 A JPH09310290 A JP H09310290A JP 12941696 A JP12941696 A JP 12941696A JP 12941696 A JP12941696 A JP 12941696A JP H09310290 A JPH09310290 A JP H09310290A
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JP
Japan
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paper
top roll
roll
gas
outer peripheral
Prior art date
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Pending
Application number
JP12941696A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Fujita
秀雄 藤田
Ryutaro Motoki
龍太郎 元木
Toru Tanaka
徹 田中
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙離れが良好でありながら靱性に優れ、比較
的安価な製紙用トップロール装置を提供する。 【解決手段】 外周面7に多数の通気孔8を備えたロー
ルRを設け、前記多数の通気孔8から外方に気体を吐出
させる気体供給機構9を設けた製紙用トップロール装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製紙用トップロー
ル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の製紙用トップロール装置
であって、中でも抄紙機におけるプレス用のトップロー
ル装置には、湿紙の紙離れがよく耐摩耗性に優れている
という点で花崗岩を素材としたトップロールが多用され
ていた。
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のト
ップロールによれば、次のような問題があった。つま
り、花崗岩で作製されたトップロールは、石材であるた
め靱性に劣り、特に大きな押圧力を付与して運転する際
には破損するおそれがあった。また、前記トップロール
は紙面を直接押圧するものであるから、その形状は精度
のよい円筒状であることが要求され、しかも、その表面
は極めて円滑に仕上げる必要がある。しかし、花崗岩を
削り出してそのようなトップロールを作製することは、
非常に手間がかかるばかりでなく、花崗岩は天然のもの
を使用するため材料そのものが不足している等の問題も
あって、全体的に高コストなものとなっていた。以上の
ごとく、天然の花崗岩を用いてトップロールを作製する
場合には種々の不都合があり、未だ改善の余地があっ
た。
【0003】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を解消し、紙離れが良好でありながら靱性に優れ、比
較的安価な製紙用トップロール装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(構成1)本発明の製紙用トップロール装置は、請求項
1に記載したごとく、外周面に多数の通気孔を備えたロ
ールを設け、前記多数の通気孔から外方に気体を吐出さ
せる気体供給機構を設けた点に特徴を有する。 (作用・効果)本構成のごとく、気体供給機構を用いて
前記多数の通気孔から外方に気体を吐出させれば、当該
吐出気体を前記トップロールと前記紙との間に積極的に
侵入させることができ、よって、前記紙を前記トップロ
ールから離れ易くすることができる。
【0005】(構成2)本発明の製紙用トップロール装
置は、請求項2に記載したごとく、前記ロールと紙との
非接触位置に対し、紙の入側近傍から出側近傍にかけて
前記ロールの外周面を被覆すると共に、この被覆された
外周面からの気体の吐出を阻止する気体吐出阻止手段を
設けて構成することができる。 (作用・効果)本構成のごとく、前記ロールの外周面の
うち、前記紙との接触位置を除く殆どの範囲からの気体
の吐出を阻止することは、つまり、前記紙との接触位置
近傍のみに気体を吐出させることを意味する。前記内部
空間に供給された気体は、前記周壁部を貫通する際に通
気抵抗の大きい部分を避けて流れるのが普通である。当
該ロールの場合、前記紙との接触位置では前記通気孔が
塞がれることになるから、通気抵抗は、この接触位置で
最大となる。しかし、紙離れを良くするためには当該接
触位置に重点的に気体を供給する必要がある。本構成の
気体吐出阻止手段を設ければ、前記通気抵抗に打ち勝っ
て紙との接触位置に気体を供給することができるから、
前記ロールの紙離れの良さを向上させることができる。
【0006】(構成3)本発明の製紙用トップロール装
置は、請求項3に記載したごとく、前記ロールと紙との
非接触位置に対し、紙の入側近傍から出側近傍にかけて
前記ロールの外周面との間に案内空間を有する状態に被
覆すると共に、この被覆された外周面から吐出された気
体を、前記紙の入側近傍および出側近傍まで案内して供
給する吐出気体案内手段を設けて構成してもよい。 (作用・効果)本構成の吐出気体案内手段を設ければ、
前記外周面のうち、前記紙と接触する位置以外の位置か
ら吐出された空気を、前記接触位置の前後から、前記ト
ップロールと前記紙との間に割り込ませるように供給す
ることができる。この場合、前記トップロールの入側に
案内供給される空気は、前記トップロールと前記紙との
間に空気層を形成するように働くから、両者が密着する
ことを防止するよう機能する。一方、前記トップロール
の出側に案内供給される空気は、前記トップロールと前
記紙との間に割って入る作用を有するから、紙離れ作用
を助長するよう機能する。以上の結果、前記ロールの紙
離れの良さを向上させることができる。
【0007】(構成4)さらに、本発明の製紙用トップ
ロール装置は、請求項4に記載したごとく、そのロール
をHIP処理成形した高速度工具鋼で構成することがで
きる。 (作用・効果)本構成のロールは、例えば、高速度工具
鋼の金属粉末をHIP処理成形して作製するとができ
る。この場合には、前記ロールを形成すると同時に、当
該ロールを形成する金属そのものを微細空間を有する多
孔質金属とすることができる。よって、前記通気孔を別
途加工する場合に比べて、前記ロールを効率的に安価に
作製することができる。また、材質が高速度工具鋼であ
るから、高強度で耐摩耗性に優れたロールを得ることが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0009】(概要)本発明の製紙用トップロール装置
は、例えば、脱水を行う抄紙機に用いる。通常、前記抄
紙機は、図1に示すごとく二つのロールR、即ち、紙1
を押圧するためのトップロール2と、このトップロール
2に対向させたボトムロール3とを有する。先の工程で
形成され、多くの水分を含んだ前記紙1は、前記トップ
ロール2と前記ボトムロール3との間に通されて加圧脱
水される。前記紙1の供給は、前記紙1の水分を吸収さ
せる等の目的でフェルト4等を重ねた状態で行う。前記
トップロール2は、上記のごとく前記紙1を大きな力で
押圧するものであるが、前記紙1が当該トップロール2
を通り抜けた後に前記トップロール2の表面に付着して
破れる等の不都合を回避するためには、次に示すような
幾つかの作用効果を有する必要がある。つまり、当該ト
ップロール2を通過したあとの紙離れがよいこと、ある
いは、大きな荷重に対して耐割れ性を有すること、正確
な円筒状表面を有していて面粗度が細かいこと、製紙工
程で生成するピッチなどが付着し難いこと、さらには、
耐摩耗性に優れ、紙の原料である木材や古紙パルプに含
まれている各種の酸に対して耐蝕性を有することなどが
必要とされる。本発明においては、前記トップロール2
を金属で形成し、かつ、紙離れを良くするために、前記
トップロール2の表面と前記紙1との間に積極的に気体
を供給する。
【0010】(トップロール)本発明に用いるトップロ
ール2は、図1に示すごとく、例えば円筒形状に形成
し、当該トップロール2の周壁部5には、当該トップロ
ール2の内部空間6から当該トップロール2の外周面7
に通じる通気孔8を多数設ける。そして、別に設けた気
体供給機構9によって、当該トップロール2の内部空間
6に空気等の気体を供給する。本構成の製紙用トップロ
ール装置によれば、その周壁部5を貫通した空気が、前
記トップロール2と前記紙1との間に侵入することとな
るから、前記紙1を前記トップロール2から引離し易く
することができる。前記通気孔8は、当該トップロール
2を構成する金属そのものを多孔質金属とすることで得
ることができる。このような多孔質の金属としては、例
えば、金属粉末をHIP処理したり、あるいは、焼結処
理することで得ることができる。前記通気孔8のサイズ
・形状等は、金属粉末の粒径やHIP処理条件あるいは
焼結処理条件を選択するとで種々変更可能である。前記
金属粉末も各種の金属から任意に選択することができる
が、例えば、高速度工具鋼を用いた場合には、高強度で
耐摩耗性に優れたトップロール2を得ることができる。
また、多数の通気孔8を有するトップロール2を得るに
は、こららの通気孔8を各種の加工によって形成しても
よい。例えば、円筒形状のトップロール2を形成した
後、その周壁部5にドリルを用いて機械的に通気孔8を
加工してもよいし、レーザービームなどを用いて溶融加
工してもよい。以上のごとく、前記トップロール2を金
属製とすることで、従来の花崗岩製のトップロール2に
比べて、靱性などに優れたトップロール2を得ることが
でき、また、当該トップロール2に対して種々の加工を
容易に行えるばかりでなく、材料が不足することもな
い。
【0011】(気体供給機構)前記トップロール2の内
部空間6への空気供給は、例えば前記トップロール2の
軸方向端部から行う。詳細図は省略するが、気体供給路
10と前記トップロール2の軸端部との接続部等は密封
状態にする必要がある。これにより、前記トップロール
2の内部空間6に供給された空気が、前記通気孔8から
ではなく、前記接続部等から外部に漏洩するのを防止す
ることができる。本構成であれば、前記トップロール2
の内部空間6に供給した空気の殆ど全てを、確実に前記
トップロール2の外周面7から吐出させることができ
る。よって、前記紙1が前記トップロール2を通過する
際に、前記トップロール2と前記紙1との間に吐出空気
が侵入することとなり、紙離れを良くすることができ
る。このような気体供給機構9を設ければ紙離れを向上
させることができると考えられるが、さらに、以下の手
段を設けることで、紙離れの良さをより向上させること
ができる。
【0012】図2には、前記トップロール2の周囲に気
体吐出阻止手段11を設けた例を示す。ここでは、前記
トップロール2と紙1との非接触位置に対し、前記紙1
の入側近傍から出側近傍にかけて前記トップロール2の
外周面7を被覆するようなカバー体C1を設け、このカ
バー体C1によって被覆された前記外周面7からの気体
の吐出を阻止する構成とする。前記内部空間6に供給さ
れた空気は、前記周壁部5を貫通する際に通気抵抗の小
さい経路を流れるのが普通である。図1のように、前記
トップロール2の外周面7が全て開放されている場合、
通気抵抗の小さい部分は、前記トップロール2と前記紙
1との接触位置を除いた部分である。よって、前記トッ
プロール2と前記紙1との接触位置近傍に重点的に空気
を吐出させるためには、その他の外周面7からの吐出を
できるだけ阻止することが有効である。そのためには、
例えば、前記カバー体C1を前記トップロール2の外周
面7に略摺接させて設ける。この場合、前記トップロー
ル2の回転に過剰な抵抗を与えるのは好ましくないか
ら、前記カバー体C1の内面と前記外周面7との間に
は、幾らかの隙間を設ける必要があると考えられる。た
だし、このような隙間を設けたとしても、前記トップロ
ール2の外周面7には前記紙1からの水分による水膜が
形成されており、当該水膜が前記隙間を充填して気体の
吐出を有効に阻止すると考えられる。また、この他の構
成として、図3に示したごとく、前記カバー体C1の周
縁部のみが前記トップロール2の外周面7と摺接してい
るだけでもよい。つまり、前記カバー体C1と前記外周
面7との間に多少の空間が存在しても、当該空間が外気
と通気していなければ、前記トップロール2の内部空間
6に供給した空気は、紙1との接触位置に対して有効に
供給される。以上のごとく、本構成の気体吐出阻止手段
11を設ければ、前記トップロール2と前記紙1との接
触位置近傍に対して重点的に空気を吐出させることとな
って、紙離れの良さを向上させることができる。
【0013】一方、前記気体供給機構9は、図4に示す
ごとく、前記トップロール2の周囲に吐出気体案内手段
12を設けて構成することもできる。当該吐出気体案内
手段12は、上記の気体吐出阻止手段11とは異なり、
前記外周面7に係る全ての位置から気体が吐出すること
を許容するものである。ただし、前記紙1との接触位置
近傍以外の位置から吐出された空気は、全て前記接触位
置近傍に案内される。当該吐出気体案内手段12は、例
えば、前記トップロール2と前記紙1との非接触位置に
対し、前記紙1の入側近傍から出側近傍にかけて前記ト
ップロール2の外周面7との間に案内空間13を有する
状態にカバー体C2を用いて被覆すると共に、この被覆
された外周面7から吐出された気体を、前記カバー体C
2が前記紙1の入側近傍および出側近傍まで案内して供
給するよう構成する。本構成であれば、前記紙1と接触
する位置以外の位置に吐出された空気を、前記接触位置
の前後から、前記トップロール2と前記紙1との間に割
り込ませるように供給することができる。この場合、前
記トップロール2の入側に供給される空気は、前記トッ
プロール2と前記紙1との間に空気層を形成するように
働くから、両者が密着することを防止するよう機能す
る。一方、前記トップロール2の出側に排出される空気
は、前記トップロール2と前記紙1との間に割って入る
作用を有するから、紙離れ作用を助長するよう機能す
る。
【0014】また、当該吐出気体案内手段12は、図5
に示すごとく、前記案内空間13に吐出された空気を前
記紙1の出側のみに案内するよう構成することもでき
る。紙離れを良くするということは、即ち、前記トップ
ロール2を通過した後、前記紙1が前記トップロール2
の外周面7から離間し易くすることに他ならない。よっ
て、前記外周面7と前記紙1との間に空気を供給する場
合にも、主に紙1の出側に対して供給するのが効果的で
あると考えられる。しかも、前記トップロール2は高速
回転しているから、前記カバー体C2を図4のごとく装
着した場合には、前記案内空間13に吐出された空気は
当該トップロール2の回転に伴われて紙1の入り側のみ
に案内される事態も想定される。そこで、図5に示すご
とく、吐出空気を案内する開口を前記紙1の出側のみに
設ければ、案内空気を前記トップロール2と紙1との接
触部分に対してより効果的に割り込ませることができ、
紙離れの良さを向上できると考えられる。
【0015】尚、特許請求の範囲において図面を参照
し、図面との対照を便利にするために符号を記すが、当
該記入により本発明が添付図面の構成に限定されるもの
ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製紙用トップロール装置を示す説明図
【図2】本発明に係る気体吐出阻止手段の一例を示す説
明図
【図3】本発明に係る気体吐出阻止手段の一例を示す説
明図
【図4】本発明に係る吐出気体案内手段の一例を示す説
明図
【図5】本発明に係る吐出気体案内手段の一例を示す説
明図
【符号の説明】
1 紙 7 外周面 8 通気孔 9 気体供給機構 11 気体吐出阻止手段 12 吐出気体案内手段 13 案内空間 R ロール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面(7)に多数の通気孔(8)を備
    えたロール(R)を設け、前記多数の通気孔(8)から
    外方に気体を吐出させる気体供給機構(9)を設けた製
    紙用トップロール装置。
  2. 【請求項2】 前記ロール(R)と紙(1)との非接触
    位置に対し、紙(1)の入側近傍から出側近傍にかけて
    前記ロール(R)の外周面(7)を被覆すると共に、こ
    の被覆された外周面(7)からの気体の吐出を阻止する
    気体吐出阻止手段(11)を設けた請求項1に記載の製
    紙用トップロール装置。
  3. 【請求項3】 前記ロール(R)と紙(1)との非接触
    位置に対し、紙(1)の入側近傍から出側近傍にかけて
    前記ロール(R)の外周面(7)との間に案内空間(1
    3)を有する状態に被覆すると共に、この被覆された外
    周面(7)から吐出された気体を、前記紙(1)の入側
    近傍および出側近傍まで案内して供給する吐出気体案内
    手段(12)を設けた請求項1に記載の製紙用トップロ
    ール装置。
  4. 【請求項4】 前記ロール(R)が、HIP処理成形さ
    れた高速度工具鋼からなる請求項1から3の何れかに記
    載の製紙用トップロール装置。
JP12941696A 1996-05-24 1996-05-24 製紙用トップロール装置 Pending JPH09310290A (ja)

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JP12941696A Pending JPH09310290A (ja) 1996-05-24 1996-05-24 製紙用トップロール装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007524005A (ja) * 2003-02-14 2007-08-23 エービービー・リミテッド 蒸気シャワーのための蒸気ディストリビュータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007524005A (ja) * 2003-02-14 2007-08-23 エービービー・リミテッド 蒸気シャワーのための蒸気ディストリビュータ

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