JPH09297536A - 偽造防止品質表示ラベル - Google Patents
偽造防止品質表示ラベルInfo
- Publication number
- JPH09297536A JPH09297536A JP8110794A JP11079496A JPH09297536A JP H09297536 A JPH09297536 A JP H09297536A JP 8110794 A JP8110794 A JP 8110794A JP 11079496 A JP11079496 A JP 11079496A JP H09297536 A JPH09297536 A JP H09297536A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
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- label
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- woven fabric
- sheet
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 真正商品の判別の確実性を高めることができ
る偽造防止品質表示ラベルの提供。 【解決手段】 シート状織物の片面または両面の全面に
一定波長の光線の照射により発光する顔料を含有する表
示受容層を設けた偽造防止品質表示ラベル。好ましく
は、シート状織物の片面または両面に凹凸を設けた後
に、表示受容層を設ける。
る偽造防止品質表示ラベルの提供。 【解決手段】 シート状織物の片面または両面の全面に
一定波長の光線の照射により発光する顔料を含有する表
示受容層を設けた偽造防止品質表示ラベル。好ましく
は、シート状織物の片面または両面に凹凸を設けた後
に、表示受容層を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は偽造防止品質表示ラ
ベル、さらに詳しくは、特定顔料の発光現象を利用した
偽造防止品質表示ラベルに関する。
ベル、さらに詳しくは、特定顔料の発光現象を利用した
偽造防止品質表示ラベルに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、悪質業者により偽造されたラベル
が付着された商品が出回り、消費者が真正な商品を入手
できないという事態が起こっている。このような不正手
段による競争を防止しなければ、健全な商品流通秩序の
維持は図れない。
が付着された商品が出回り、消費者が真正な商品を入手
できないという事態が起こっている。このような不正手
段による競争を防止しなければ、健全な商品流通秩序の
維持は図れない。
【０００３】かかる偽造ラベルの防止を図る手段とし
て、顔料の発光現象を利用し、その発光の有無等により
判断する方法が知られている
て、顔料の発光現象を利用し、その発光の有無等により
判断する方法が知られている
【０００４】例えば、実用新案登録第３００１７３６号
は、特殊な蛍光顔料を含有する図柄層または蛍光層を形
成させたプリントラベルを開示しており、そこでは、通
常のプリントラベルと同様の図柄層を形成し、この図柄
層に製造者のデザインやネームなどが表示されているの
で、小売業者や一般消費者は商品の内容を目視でき、偽
造ラベルを用いた商品を容易に検出できるとされてい
る。また、実開昭２−１９０８０号は、ラベル表面に紫
外線の照射により発光する発光剤を含有するインキを塗
着し、紫外線の照射により塗着インキの色彩、光沢等に
変化や差異を生じさせて判別する構成を採用した真正商
品の判別機能付ラベルを開示している。
は、特殊な蛍光顔料を含有する図柄層または蛍光層を形
成させたプリントラベルを開示しており、そこでは、通
常のプリントラベルと同様の図柄層を形成し、この図柄
層に製造者のデザインやネームなどが表示されているの
で、小売業者や一般消費者は商品の内容を目視でき、偽
造ラベルを用いた商品を容易に検出できるとされてい
る。また、実開昭２−１９０８０号は、ラベル表面に紫
外線の照射により発光する発光剤を含有するインキを塗
着し、紫外線の照射により塗着インキの色彩、光沢等に
変化や差異を生じさせて判別する構成を採用した真正商
品の判別機能付ラベルを開示している。
【０００５】しかしながら、品質表示ラベルに蛍光顔料
の発光を利用したものは、出願人の知る限り従来見当た
らなかった。
の発光を利用したものは、出願人の知る限り従来見当た
らなかった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、真正
商品の判別の確実性を高め、偽造商品の摘発等を簡易に
できる偽造防止品質表示ラベルを提供することにある。
商品の判別の確実性を高め、偽造商品の摘発等を簡易に
できる偽造防止品質表示ラベルを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】かかる事情に鑑み、本発
明者らは、品質表示ラベルの片面または両面の全面に発
光性顔料を含有させた層を設けることにより、上記課題
を解決できることを見い出し、本発明を完成するに至っ
た。
明者らは、品質表示ラベルの片面または両面の全面に発
光性顔料を含有させた層を設けることにより、上記課題
を解決できることを見い出し、本発明を完成するに至っ
た。
【０００８】すなわち、本発明は、シート状織物の片面
または両面の全面に一定波長の光線の照射により発光す
る顔料を含有する表示受容層を設けた偽造防止品質表示
ラベル、および凹凸を施したシート状織物の片面または
両面の全面に一定波長の光線の照射により発光する顔料
を含有する表示受容層を設けた偽造防止品質表示ラベル
を提供する。
または両面の全面に一定波長の光線の照射により発光す
る顔料を含有する表示受容層を設けた偽造防止品質表示
ラベル、および凹凸を施したシート状織物の片面または
両面の全面に一定波長の光線の照射により発光する顔料
を含有する表示受容層を設けた偽造防止品質表示ラベル
を提供する。
【０００９】また、本発明は、これらのラベルにおい
て、該表示受容層が印刷適性層または熱転写受容層であ
る偽造防止品質表示ラベルを提供する。
て、該表示受容層が印刷適性層または熱転写受容層であ
る偽造防止品質表示ラベルを提供する。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
偽造防止品質表示ラベル（１）を説明する。
偽造防止品質表示ラベル（１）を説明する。
【００１１】図１を参照し、シート状織物（２）の片面
に表示受容層（３）を設けた本発明の偽造防止品質表示
ラベルを模式的に表す断面図が示される。また、図２を
参照し、シート状織物（２）の両面に表示受容層（３）
を設けた本発明の偽造防止品質表示ラベルを模式的に表
す断面図が示される。
に表示受容層（３）を設けた本発明の偽造防止品質表示
ラベルを模式的に表す断面図が示される。また、図２を
参照し、シート状織物（２）の両面に表示受容層（３）
を設けた本発明の偽造防止品質表示ラベルを模式的に表
す断面図が示される。
【００１２】このように、本発明の偽造防止品質表示ラ
ベル（１）は、シート状織物（２）と、その片面または
両面に設けた表示受容層（３）とよりなる。
ベル（１）は、シート状織物（２）と、その片面または
両面に設けた表示受容層（３）とよりなる。
【００１３】まず、シート状織物（２）で用いられる織
物は、特に限定されるものではなく、ナイロン、ポリエ
ステル等の合成繊維および綿、麻等の天然繊維およびそ
れらの混紡、混織した織物等が好適に用いられる。
物は、特に限定されるものではなく、ナイロン、ポリエ
ステル等の合成繊維および綿、麻等の天然繊維およびそ
れらの混紡、混織した織物等が好適に用いられる。
【００１４】次に、表示受容層（３）は、衣料用ラベル
に印刷や熱転写によって表示を付与する場合に、その表
示を受容するための層である。
に印刷や熱転写によって表示を付与する場合に、その表
示を受容するための層である。
【００１５】表示受容層の第１の例としては、印刷適性
層が挙げられる。この印刷適性層は、オフセット印刷、
シーリング印刷、スクリーン印刷等による印刷に際し、
インクによる表示を適性に受容するためのものである。
かかる印刷適性層は、織物の表面にインク吸収性を付与
したり、インク表示の受容性を付与したり、あるいは付
随的に必要となる平滑性を付与するためのものである。
層が挙げられる。この印刷適性層は、オフセット印刷、
シーリング印刷、スクリーン印刷等による印刷に際し、
インクによる表示を適性に受容するためのものである。
かかる印刷適性層は、織物の表面にインク吸収性を付与
したり、インク表示の受容性を付与したり、あるいは付
随的に必要となる平滑性を付与するためのものである。
【００１６】かかる印刷適性層の例としては、例えば、
主としてインク吸収性を付与するためには、ポリアクリ
ル酸エステル樹脂、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエ
ステルなどの単独またはこれらの混合物に炭酸カルシウ
ム、シリカ、クレー等のインク吸収性特性を有する充填
剤を含有させた層が挙げられる。インク吸収性充填剤を
含有する層の厚みは、一般に、３〜１００μの範囲とす
る。
主としてインク吸収性を付与するためには、ポリアクリ
ル酸エステル樹脂、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエ
ステルなどの単独またはこれらの混合物に炭酸カルシウ
ム、シリカ、クレー等のインク吸収性特性を有する充填
剤を含有させた層が挙げられる。インク吸収性充填剤を
含有する層の厚みは、一般に、３〜１００μの範囲とす
る。
【００１７】また、主としてインク表示受容性を付与す
るための印刷適性層の例としては、ポリアクリル酸エス
テル樹脂、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエステルな
どの単独またはこれらの混合物に炭酸カルシウム、シリ
カ等の充填剤を含有させた塗料等の組成よりなる層が挙
げられる。かかる層は、一般に、３〜１００μの厚みと
する。前記したいずれの印刷適性層も、同時に、平滑性
を付与するものでもある。
るための印刷適性層の例としては、ポリアクリル酸エス
テル樹脂、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエステルな
どの単独またはこれらの混合物に炭酸カルシウム、シリ
カ等の充填剤を含有させた塗料等の組成よりなる層が挙
げられる。かかる層は、一般に、３〜１００μの厚みと
する。前記したいずれの印刷適性層も、同時に、平滑性
を付与するものでもある。
【００１８】表示受容層の第２の例は熱転写受容層であ
る。該熱転写受容層は溶融熱転写により印字する場合の
表示を受容するためのものであり、そのような受容性や
平滑性を織物表面に付与する。かかる熱転写受容層の例
としては、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアクリル
酸エステル、ポリ塩化ビニル・ポリ酢酸ビニル共重合
体、ポリ塩化ビニル・エチレン共重合体を生地上にコー
ティングし、平滑に仕上げたものが挙げられる。
る。該熱転写受容層は溶融熱転写により印字する場合の
表示を受容するためのものであり、そのような受容性や
平滑性を織物表面に付与する。かかる熱転写受容層の例
としては、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアクリル
酸エステル、ポリ塩化ビニル・ポリ酢酸ビニル共重合
体、ポリ塩化ビニル・エチレン共重合体を生地上にコー
ティングし、平滑に仕上げたものが挙げられる。
【００１９】本発明の偽造防止品質表示ラベルでは、シ
ート状織物の片面または両面の全面に設けられた表示受
容層に、一定波長の光線の照射により発光する顔料を含
有させる。
ート状織物の片面または両面の全面に設けられた表示受
容層に、一定波長の光線の照射により発光する顔料を含
有させる。
【００２０】かかる顔料は、紫外線の照射により励起さ
れ、発光するものであり、このような発光体としては、
ＺｎＳｉＯ4：Ｍｎ、Ｙ2Ｏ2Ｓ：Ｅｕ、（Ｂａ，Ｍｇ）
Ｏ・８Ａｌ2Ｏ3：Ｅｕ，Ｍｎ、ＹＶＯ4：Ｅｕ等があ
る。
れ、発光するものであり、このような発光体としては、
ＺｎＳｉＯ4：Ｍｎ、Ｙ2Ｏ2Ｓ：Ｅｕ、（Ｂａ，Ｍｇ）
Ｏ・８Ａｌ2Ｏ3：Ｅｕ，Ｍｎ、ＹＶＯ4：Ｅｕ等があ
る。
【００２１】かかる本発明の偽造防止品質表示ラベル
は、一般に、以下に記載するごとくに製造される。ま
ず、印刷適性層は、例えば、インク吸収性の充填剤を含
有する組成がポリアクリル酸エステル、ポリウレタン、
ポリアミド、ポリエステル樹脂などの単独またはこれら
の混合物などの塗料（蛍光性顔料を含む）をドクターナ
イフコーティング等を用いて織物に塗布し、乾燥し、さ
らにカレンダー掛けすることによって作製される。
は、一般に、以下に記載するごとくに製造される。ま
ず、印刷適性層は、例えば、インク吸収性の充填剤を含
有する組成がポリアクリル酸エステル、ポリウレタン、
ポリアミド、ポリエステル樹脂などの単独またはこれら
の混合物などの塗料（蛍光性顔料を含む）をドクターナ
イフコーティング等を用いて織物に塗布し、乾燥し、さ
らにカレンダー掛けすることによって作製される。
【００２２】また、熱転写受容層の他の例としては、組
成：ポリアクリル酸エステル、ポリウレタン、ポリエス
テル樹脂よりなる塗料（蛍光性顔料を含む）、あるいは
組成：ポリウレタン樹脂に炭酸カルシウムやシリカ等の
充填剤などよりなる塗料（蛍光性顔料を含む）をドクタ
ーナイフコーティング等を用いて塗布し、乾燥し、カレ
ンダー掛けすることによって形成される。かかる熱転写
受容層の厚みは、一般に、３〜１００μの範囲とする。
成：ポリアクリル酸エステル、ポリウレタン、ポリエス
テル樹脂よりなる塗料（蛍光性顔料を含む）、あるいは
組成：ポリウレタン樹脂に炭酸カルシウムやシリカ等の
充填剤などよりなる塗料（蛍光性顔料を含む）をドクタ
ーナイフコーティング等を用いて塗布し、乾燥し、カレ
ンダー掛けすることによって形成される。かかる熱転写
受容層の厚みは、一般に、３〜１００μの範囲とする。
【００２３】本発明の好ましい態様においては、表示受
容層を設けるべきシート状織物の面に、例えば、エンボ
ス加工、プレス加工等の型出しによって凹凸を設けた後
に塗料を塗布する。
容層を設けるべきシート状織物の面に、例えば、エンボ
ス加工、プレス加工等の型出しによって凹凸を設けた後
に塗料を塗布する。
【００２４】かくして得られる本発明の偽造防止品質表
示ラベルは、例えば、紫外線の照射によるラベル全面に
おける発光の有無により、偽造か否かの判断ができ、ワ
イシャツ、肌着、外着等の外、スポーツウェアー、シー
ツ、カーテン、毛布、ふとん等の衣料に好適に用いられ
る。
示ラベルは、例えば、紫外線の照射によるラベル全面に
おける発光の有無により、偽造か否かの判断ができ、ワ
イシャツ、肌着、外着等の外、スポーツウェアー、シー
ツ、カーテン、毛布、ふとん等の衣料に好適に用いられ
る。
【００２５】なお、凹凸を設けた態様においては、凹部
と凸部の間での塗料の付着量の違いにより、発光時に型
の柄で浮き出してくるので、その柄も判断材料となり、
さらに偽造防止の効果を高めることができる。
と凸部の間での塗料の付着量の違いにより、発光時に型
の柄で浮き出してくるので、その柄も判断材料となり、
さらに偽造防止の効果を高めることができる。
【００２６】以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳し
く説明する。
く説明する。
【実施例】実施例１ ポリエステルフィラメント織物（７５ｄ、密度１１０本
×９０本／インチ）に、蛍光顔料ケミカラーＢＬレッド
（Ｙ2Ｏ2Ｓ：Ｅｕ系）を１重量％含むポリウレタン組成
物を含浸させ、乾燥した。次いで、該織物の一方の面
に、ドクターナイフ塗布機を用い、下記組成よりなる蛍
光顔料およびインク吸収性充填剤を含む塗料を塗布し、
乾燥し、カレンダー掛けして、厚み２０μの印刷適性層
を設けた本発明の偽造防止品質表示ラベルを得た。 成 分 割 合（重量部） 蛍光顔料ケミカラーＢＬレッド（Ｎ化学製） １０ ポリウレタン樹脂（大日本インキ化学製、 １００ クリスボンＮＢ１３０） ＭＥＫ ３０ ＤＭＦ １０ 炭酸カルシウム（大日本インキ化学製、 ２０ ダイラックＴＶカラー）
×９０本／インチ）に、蛍光顔料ケミカラーＢＬレッド
（Ｙ2Ｏ2Ｓ：Ｅｕ系）を１重量％含むポリウレタン組成
物を含浸させ、乾燥した。次いで、該織物の一方の面
に、ドクターナイフ塗布機を用い、下記組成よりなる蛍
光顔料およびインク吸収性充填剤を含む塗料を塗布し、
乾燥し、カレンダー掛けして、厚み２０μの印刷適性層
を設けた本発明の偽造防止品質表示ラベルを得た。 成 分 割 合（重量部） 蛍光顔料ケミカラーＢＬレッド（Ｎ化学製） １０ ポリウレタン樹脂（大日本インキ化学製、 １００ クリスボンＮＢ１３０） ＭＥＫ ３０ ＤＭＦ １０ 炭酸カルシウム（大日本インキ化学製、 ２０ ダイラックＴＶカラー）
【００２７】得られたラベルの表示受容層面に、光源ラ
ンプとして紫外線を照射したところ、全面が赤色に発光
した。
ンプとして紫外線を照射したところ、全面が赤色に発光
した。
【００２８】実施例２ 織物の両面に印刷適性層を設ける以外は実施例１と同様
の手法により本発明の偽造防止品質表示ラベルを得た。
の手法により本発明の偽造防止品質表示ラベルを得た。
【００２９】実施例３ ポリエステルフィラメント織物（７５ｄ、密度１３０本
×１００本／インキ）に、蛍光顔料ケミカラーＢＬグリ
ン（（Ｂａ，Ｍｇ）Ｏ・８Ａｌ2Ｏ3：Ｅｕ，Ｍｎ系）を
１重量％含むポリエステル樹脂組成物を含浸させ、乾燥
した。次いで、該織物の一方の面に、下記組成よりなる
塗料を塗布し、乾燥し、カレンダー掛けして、厚み１５
μの熱転写用受容層を設けた本発明の偽造防止品質表示
ラベルを得た。 成 分 割 合（重量部） 蛍光顔料ケミカラーＢＬグリン（Ｎ化学製） １２ ポリウレタン樹脂（大日本インキ化学製、 １００ クリスボン５５１６Ｓ） ＭＥＫ ２０ ＤＭＦ １０
×１００本／インキ）に、蛍光顔料ケミカラーＢＬグリ
ン（（Ｂａ，Ｍｇ）Ｏ・８Ａｌ2Ｏ3：Ｅｕ，Ｍｎ系）を
１重量％含むポリエステル樹脂組成物を含浸させ、乾燥
した。次いで、該織物の一方の面に、下記組成よりなる
塗料を塗布し、乾燥し、カレンダー掛けして、厚み１５
μの熱転写用受容層を設けた本発明の偽造防止品質表示
ラベルを得た。 成 分 割 合（重量部） 蛍光顔料ケミカラーＢＬグリン（Ｎ化学製） １２ ポリウレタン樹脂（大日本インキ化学製、 １００ クリスボン５５１６Ｓ） ＭＥＫ ２０ ＤＭＦ １０
【００３０】実施例４ 織物の両面に熱転写受容層を形成させた以外は実施例１
１と同様の手法により本発明の偽造防止品質表示ラベル
を得た。
１と同様の手法により本発明の偽造防止品質表示ラベル
を得た。
【００３１】実施例５〜８ 表示受容層を設けるべき織物の面に、予めエンボス加工
を部分的に施した後に塗料を塗布する以外は実施例１〜
４と同様の方法により、本発明の偽造防止品質表示ラベ
ルを得た。
を部分的に施した後に塗料を塗布する以外は実施例１〜
４と同様の方法により、本発明の偽造防止品質表示ラベ
ルを得た。
【００３２】実施例５で得られたラベルの表示受容層面
に、光源ランプとして紫外線を照射したところ、全面が
グリン色に発光し、さらに、エンボス加工を施した型の
柄が浮き出して観察された。
に、光源ランプとして紫外線を照射したところ、全面が
グリン色に発光し、さらに、エンボス加工を施した型の
柄が浮き出して観察された。
【００３３】
【発明の効果】本発明により、真正商品の判別の確実性
を高めることができる偽造防止品質表示ラベルが提供さ
れる。
を高めることができる偽造防止品質表示ラベルが提供さ
れる。
【図１】 シート状織物の片面に表示受容層を設けた態
様の本発明の偽造防止品質表示ラベルを模式的に示す断
面図である。
様の本発明の偽造防止品質表示ラベルを模式的に示す断
面図である。
【図２】 シート状織物の両面に表示受容層を設けた態
様の本発明の偽造防止品質表示ラベルを模式的に示す断
面図である。
様の本発明の偽造防止品質表示ラベルを模式的に示す断
面図である。
１：偽造防止品質表示ラベル、２：シート状織物、３：
表示受容層
表示受容層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 徹 大阪府大阪市中央区高麗橋２丁目６番10号 新高麗橋ビル ダイニック株式会社大阪支 社営業所内 (72)発明者 矢納 潤 大阪府大阪市中央区高麗橋２丁目６番10号 新高麗橋ビル ダイニック株式会社大阪支 社営業所内 (72)発明者 澤田 拓 滋賀県犬上郡多賀町大字多賀270 ダイニ ック株式会社滋賀工場内
Claims (6)
- 【請求項１】 シート状織物の片面または両面の全面に
一定波長の光線の照射により発光する顔料を含有する表
示受容層を設けた偽造防止品質表示ラベル。 - 【請求項２】 該表示受容層が印刷適性層である請求項
１記載の偽造防止品質表示ラベル。 - 【請求項３】 該表示受容層が熱転写受容層である請求
項１記載の偽造防止品質表示ラベル。 - 【請求項４】 凹凸を施したシート状織物の片面または
両面の全面に一定波長の光線の照射により発光する顔料
を含有する表示受容層を設けた偽造防止品質表示ラベ
ル。 - 【請求項５】 該表示受容層が印刷適性層である請求項
１記載の偽造防止品質表示ラベル。 - 【請求項６】 該表示受容層が熱転写受容層である請求
項１記載の偽造防止品質表示ラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8110794A JPH09297536A (ja) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | 偽造防止品質表示ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8110794A JPH09297536A (ja) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | 偽造防止品質表示ラベル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09297536A true JPH09297536A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=14544814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8110794A Pending JPH09297536A (ja) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | 偽造防止品質表示ラベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09297536A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6361079B1 (en) | 1999-10-25 | 2002-03-26 | Wayne Trademark Manufacturing Company | Labels for detecting counterfeit products |
| US7906189B2 (en) | 2002-12-02 | 2011-03-15 | Avery Dennison Corporation | Heat transfer label for fabric with thermochromic ink and adhesive surface roughness |
| WO2013148949A1 (en) * | 2012-03-30 | 2013-10-03 | Deckers Outdoor Corporation | Wool pile fabric including security fibers and methods of manufacturing same |
-
1996
- 1996-05-01 JP JP8110794A patent/JPH09297536A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6361079B1 (en) | 1999-10-25 | 2002-03-26 | Wayne Trademark Manufacturing Company | Labels for detecting counterfeit products |
| US7906189B2 (en) | 2002-12-02 | 2011-03-15 | Avery Dennison Corporation | Heat transfer label for fabric with thermochromic ink and adhesive surface roughness |
| US8647740B2 (en) | 2002-12-02 | 2014-02-11 | Avery Dennison Corporation | Heat-transfer label well-suited for labeling fabrics and methods of making and using the same |
| US9499937B2 (en) | 2002-12-02 | 2016-11-22 | Avery Dennison Corporation | Heat-transfer label well-suited for labeling fabrics and methods of making and using the same |
| US10596789B2 (en) | 2002-12-02 | 2020-03-24 | Avery Dennison Corporation | Method for labeling fabrics and heat-transfer label well-suited for use in said method |
| WO2013148949A1 (en) * | 2012-03-30 | 2013-10-03 | Deckers Outdoor Corporation | Wool pile fabric including security fibers and methods of manufacturing same |
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