JPH09292327A - 光音響セル - Google Patents
光音響セルInfo
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- JPH09292327A JPH09292327A JP8131095A JP13109596A JPH09292327A JP H09292327 A JPH09292327 A JP H09292327A JP 8131095 A JP8131095 A JP 8131095A JP 13109596 A JP13109596 A JP 13109596A JP H09292327 A JPH09292327 A JP H09292327A
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- microphone
- storage chamber
- chamber
- photoacoustic
- opening
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
るにあたり、感度やS/N比を大きく向上させ、生体の
皮膚やその類似物を被測定物とすることを可能とする。 【解決手段】 ハウジング1内に照射室2とマイクロホ
ン収納室3とを有し、該照射室2はハウジング1の底面
1b側の一端に被測定物が面する開口部4を有し、他端
には開口部4に向けて光を照射するライトガイド6を有
し、マイクロホン収納室3には、該マイクロホン収納室
3にマイク面8aが面するようマイクロホン8が取り付
けられ、照射室2とマイクロホン収納室3とが連通孔9
で連通している開放型光音響セル101において、ハウ
ジングの底面1bに、開口部4の周縁部に沿った凸部1
1を形成する。また、マイクロホン収納室3のマイク面
8aと平行な断面の内径をマイク面8a側から連通孔9
側に向かって小さくする。
Description
する開放型の光音響セルに関する。
周波数で断続的に照射すると、被測定物がその照射光を
吸収して発熱し、熱による圧力波(音波)を発生すると
いう現象を利用する分析方法であり、所定波長であるい
は波長を走引して光を被測定物に照射し、被測定物が発
生する音をマイクロホンで検出して光音響信号を得、そ
れに基づいて被測定物の分析を行うものである。
透明、散乱性の大小にかかわらず行うことができるの
で、従来の吸光度分析では分析できない試料も測定対象
とすることができるという利点を有している。
に被測定物を入れて光照射する密閉型光音響セルを用い
る方法と、一端が被測定物に押し当てられる開口部とな
っている開放型光音響セルを用いる方法とが知られてい
る。このうち、密閉型光音響セルを用いる方法は、被測
定物を切片状に切り取るなどして密閉型光音響セル内に
載置しなくてはならないので、被測定物の非破壊分析に
適用することはできないが、開放型光音響セルを用いる
方法ではセルの開口部を被測定物に押し当てれば測定で
きるので非破壊分析が可能となる。そこで、開放型光音
響セルを用いる光音響測定法は、例えば、生体の皮膚の
水分測定、生体の皮膚における薬剤の浸透性や残留性等
の新たな分析手法として期待されている。
ル100の断面図(同図(a))、側面図(同図
(b))及び底面図(同図(c))である。同図の開放
型光音響セル100は、ハウジング1内に照射室2とマ
イクロホン収納室3とを有する。この照射室2は、一端
が被測定物に光を照射するための開口部4となってい
る。一方、開口部4に対向する他端は石英板等の光透過
板5で塞がれている。光透過板5上には、光源からの光
を導光するライトガイド6が取り付けられ、ライトガイ
ド6とハウジング1との間にはスペーサー7が挿入され
ている。そして、ライトガイド6が開口部4を通して被
測定物に光を照射するようになっている。また、マイク
ロホン収納室3には、被測定物からの音波を検出するマ
イクロホン8が面しており、マイクロホン収納室3と照
射室2とは連通孔9で連通している。
響測定においては、まずハウジング1の底面1bを被測
定物に押しつけて、開口部4を被測定物の測定面で塞
ぎ、それにより照射室2とマイクロホン収納室3とで密
閉空間を形成する。そして、開口部4に面している被測
定物にライトガイド6から所定の周波数の光を断続的に
照射し、その光照射により被測定物が発した音波をマイ
クロホン8で検出し、光音響信号得る。
音響測定においては、密閉型セルを用いた測定に比して
周囲からのノイズが入り易く、光音響信号の検出に際し
ていかにS/N比を向上させるかということが大きな課
題となっている。
に照射した場合の音波を検出するセルと、被測定物に光
を照射することなく、ノイズのみが検出されるようにし
たセルとを用いて、双方の検出信号の差を取ることによ
り光音響信号成分を抽出しようとする試みや、密閉型セ
ルの容積や音波をマイクロホンに導くパイプの容積を調
整することにより、密閉型光音響セルの共鳴周波数を調
節し、感度の最適化を図る試み(特開平4−35744
0号公報)等がなされている。
開放型光音響セルでは、いずれも感度が低く、S/N比
の改善が不十分である。そのため、ノイズが混入しやす
い生体等の非破壊分析には満足に適用することができな
いという問題がある。したがって、開放型光音響セルを
用いた光音響法は、人や動物の皮膚、その他類似物にお
ける水分分布の分析や、薬剤の浸透性や残留性等の分析
への利用が期待されつつも実用的には使用されるに至っ
ていない。
決しようとするものであり、開放型セルを用いて光音響
法で被測定物の測定を行うにあたり、感度やS/N比を
大きく向上させ、人や動物の皮膚、その他類似物を被測
定物とした場合でも良好に検出信号を得られるようにす
ることを目的とする。
を用いた光音響測定において、S/N比の向上させ、検
出信号の感度を向上させるためには、測定時に被測定物
に押し当てるハウジングの底面に対して、開口部の周囲
に凸部を形成することにより、開口部からのノイズの侵
入を大きく抑制できること、また、マイクロホンのマイ
ク面が面するマイクロホン収納室の形状を、マイクロホ
ン側に比して連通孔側を小径とすることにより、マイク
ロホン収納室におけるデッドスペースを大きく抑制でき
るので感度を向上させることができ、さらに、マイクロ
ホンの周縁とマイクロホン収納室の内壁との密着性を向
上させ、マイクロホンの周縁とマイクロホン収納室の内
壁との境界からノイズが侵入することも防止できること
を見出し、本発明を完成させるに至った。
照射室とマイクロホン収納室とを有し、該照射室はハウ
ジングの底面側の一端に被測定物が面する開口部を有
し、他端には開口部に向けて光を照射するライトガイド
を有し、マイクロホン収納室には、該マイクロホン収納
室にマイク面が面するようマイクロホンが取り付けら
れ、照射室とマイクロホン収納室とが連通孔で連通して
いる開放型光音響セルにおいて、ハウジングの底面に、
開口部の周縁部に沿った凸部が形成されていることを特
徴とする光音響セルを提供する。
照射室とマイクロホン収納室とを有し、該照射室はハウ
ジングの底面側の一端に被測定物が面する開口部を有
し、他端には開口部に向けて光を照射するライトガイド
を有し、マイクロホン収納室には、該マイクロホン収納
室にマイク面が面するようマイクロホンが取り付けら
れ、照射室とマイクロホン収納室とが連通孔で連通して
いる開放型光音響セルにおいて、マイクロホン収納室の
マイク面と平行な断面の内径が、マイク面側から連通孔
側に向かって小さくなっていることを特徴とする光音響
セルを提供する。
組み合わせ、ハウジング内に照射室とマイクロホン収納
室とを有し、該照射室はハウジングの底面側の一端に被
測定物がする開口部を有し、他端には開口部に向けて光
を照射するライトガイドを有し、マイクロホン収納室に
は、該マイクロホン収納室にマイク面が面するようマイ
クロホンが取り付けられ、照射室とマイクロホン収納室
とが連通孔で連通している開放型光音響セルにおいて、
ハウジングの底面に、開口部の周縁部に沿った凸部が形
成されていると共に、マイクロホン収納室のマイク面と
平行な断面の内径が、マイク面側から連通孔側に向かっ
て小さくなっていることを特徴とする光音響セルを提供
する。
細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同等
の構成要素を表している。
組み合わせた、本発明の実施例の光音響セル101の断
面図(同図(a))、側面図(同図(b))及び底面図
(同図(c))である。同図の開放型セル101は、図
13に示した従来の光音響セルと同様に、ハウジング1
内に照射室2とマイクロホン収納室3とを有している。
そして、照射室2の一端には、ハウジング1の底面1b
側端部に被測定物に光を照射するための開口部4を有
し、他端には開口部4に向けて光を照射するライトガイ
ド6を有している。なお、開口部4に対向する他端は石
英板等の光透過板5で塞がれ、その上にスペーサー7が
挿入されているが、この部分の密閉性を高めるために、
光透過板5はOリング10で照射室2に固定されてい
る。そして光透過板5の外側にライトガイド6が取り付
けられている。
イクロホン収納室3にマイク面8aが面するようにマイ
クロホン8が取り付けられ、照射室2とマイクロホン収
納室3とが連通孔9で連通している。
に示した従来の光音響セル100に対して、ハウジング
1の底面1bに、開口部4の周縁部に沿った凸部11が
形成されている点が第1の特徴となっている。これによ
り、ハウジング1の底面1bを被測定物に押し付け、開
口部4を通して被測定物の測定部位に光を照射する際
に、被測定物と開口部4の周縁部との密着性が高まり、
照射室2の機密性が高まる。したがって、開口部4から
侵入するノイズを大幅に抑制することができ、光音響信
号の検出に際してS/N比を大きく向上させることが可
能となる。
底面1bからの高さh1 は、開口部4の開口径d1 、ラ
イトガイド6の径、測定対象物の大きさや硬さ等に応じ
て適宜定めることができるが、通常は、幅w1〜30m
m、高さh1 0.1〜2mmの凸部11を形成すればよ
い。
のように、開口部4を中心として2重、3重などの多重
に形成してもよい。
なく、図3(a)に示したように矩形にしてもよく、図
3(b)に示したように、円形または楕円形としてもよ
く、同図(c)に示したように半円状あるいは半楕円状
としてもよく、同図(d)に示したように三角形状とし
てもよい。
1の底面1bの表面加工により形成してもよく、また、
ハウジング1と別個の凸部形成部材を開口部4の周縁部
に接着してもよい。この場合、凸部形成部材としては、
例えば、樹脂製Oリング、リング状の樹脂パッキング等
をあげることができる。
00では、マイクロホン収納室3が、連通孔9側からマ
イクロホン8のマイク面8aにかけての内径がマイク面
8aと同径の筒状体をなしているのに対し、図1の光音
響セル101では、マイクロホン収納室3のマイク面8
aと平行な断面の内径が、マイク面8a側から連通孔9
側に向かって小さくなっていることを第2の特徴として
いる。これにより、図1の光音響セル101では、連通
孔9側のマイクロホン収納室3の容積を大幅に低減でき
るので光音響信号の検出感度を向上させることできる。
なお、光音響信号の検出感度を向上させるために、マイ
クロホン収納室3の容積を低減させる手法としては、図
14に示したように、マイクロホン収納室3の内径を単
に狭め、連通孔9側からマイクロホン8のマイク面8a
にかけての内径を、連通孔9との接続部位の孔径と同径
とすることも考えられるが、このようにするとマイク面
8aの有効面積が狭められるので、検出感度を向上させ
ることはできない。したがって、マイク面8aの有効面
積を最大限確保しつつ、マイクロホン収納室3の容積を
低減させるには、上述のようにマイクロホン収納室3の
内径をマイク面8a側から連通孔9側に向かって小さく
することが好ましい。
イク面8a側から連通孔9側に向かって小さくすること
により、マイクロホン収納室3の内壁3aがマイクロホ
ン8の側壁8bに対して傾き、マイクロホン8の周縁8
cがマイクロホン収納室3の内壁に当接するようになる
ので、マイクロホン8の周縁8cとマイクロホン収納室
3の内壁との密着性が向上する。したがって、マイクロ
ホン8の周縁8cとマイクロホン収納室3の内壁との境
界からノイズが侵入することを防止でき、S/N比を大
きく向上させることが可能となる。また、マイクロホン
収納室3の密閉性が高まることにより、光音響信号の伝
搬性が向上するので、検出感度を向上させることが可能
となる。
の密閉性をさらに向上させる場合には、図4に示した光
音響セル103のように、例えば、Oリング12を用い
てマイクロホン8をマイクロホン収納室3に固定しても
よい。
収納室3の形状や大きさを制御するにあたり、マイクロ
ホン収納室3をマイク面8aに垂直な面で切断した場合
のマイクロホン収納室3の断面形状は、その内壁3aが
図5(a)に示すように直線となるようにしてもよく、
図5(b)、(c)に示すように曲線となるようにして
もよい。マイクロホン収納室3の断面形状が曲線となる
ようにする場合、指向性の高いマイクロホン8を使用す
るため、図5(b)に示すように、連通孔9側端部から
マイク面8aに至る直線よりも外側に膨らんだ曲線とな
るようにすることが、図5(c)に示すように連通孔端
部からマイク面8aに至る直線よりも内側に膨らんだ曲
線とすることより好ましい。
aに垂直な面で切断した場合のマイクロホン収納室3の
内壁3aと、マイク面8aに平行であってマイクロホン
収納室3の連通孔9側端部を通る面Sとの角度θは5〜
60°とすることが好ましく、10〜45°とすること
がより好ましい。
ン収納室3を有するハウジング1の形成材料としては、
鏡面を作ることのできる材料(例えば、ステンレス、真
鍮、アルミニウム等)が好ましい。
と同様に光音響測定装置で使用することができる。例え
ば、図6に示したブロック図を有する光音響測定装置2
0に用いて光音響測定を行うことができる。
21としてXeランプを有する。なお、光源21として
は、連続光を発するレーザーを用いてもよい。光源21
で発せられた光は、レンズ22、水フィルター23、フ
ィルター/分光器24を通して所定の波長域とされる。
そして、パルスジェネレーター25から発振されるパル
スにしたがって駆動されるチョッパー26で変調し、紫
外/可視用光ファイバーからなるライトガイド6で光音
響セル101の照射室に導光する。光音響セル101
は、前述のようにその開口部が被測定物Sの測定部位に
押し当てられる。そして、光音響セル101の開口部を
通して光を被測定物に照射し、そこからの音波をマイク
ロホンで検出し、その音波信号をプリアンプ27で増幅
し、バンドパスフィルター28で所定の波長域の信号を
抽出することにより光音響信号を得る。こうして得られ
た光音響信号はデジタルオシロスコープ29に表示され
る。また、その信号はパーソナルコンピュータ30でデ
ータとして保存され加工される。そして、例えば、分光
器と連動して取り込まれた光音響信号のデータによりP
AS(光音響)スペクトルを表示することが可能とな
る。
明する。
音響セル100を作製した。この光音響セル100の開
口部4の径d1 は5mm、照射室2の高さh2は5m
m、連通孔9の孔径は1mm、マイクロホン収納室3の
小径部分の孔径d2 は5mm、大径部分の孔径d3 は1
4mm、大径部分の高さh3 は2mmであった。
例1の光音響セルと同様のものを作製し、さらにその開
口部4の周縁部に樹脂製Oリング13をエポキシ系接着
剤で固定して図7の光音響セル104を得た(同図
(a)断面図、同図(b)側面図、同図(c)底面
図)。この光音響セル104において、樹脂製Oリング
13のハウジング1の底面1bからの高さh1は1m
m、幅wは1mmであった。
101を作製した。この光音響セル101の凸部11の
高さh1 は1mm、幅wは1mmであった。また、照射
室2のハウジング底面1bからの高さh2 は5mm、開
口部4の径d1は5mm、連通孔9の孔径は1mm、マ
イクロホン収納室3の小径部分の孔径d2 は1mm、大
径部分の孔径d3 は14mm、小径部分から大径部分に
至る高さh4 は5mmであった。
yphenyl)−4,4−dimethylpent
ane−1,3−dione
cm2 )、実施例1,2及び比較例1の光音響セルを用
いて、塗布直後及び3時間後の光音響信号の強度変化を
調べた。なお、この場合の光音響測定装置としては図6
に示したものを用いた。また、光音響信号は、同一測定
部位においてオシロスコープで32回平均処理すること
により求めた。また、この測定に際しては、照射波長3
20nm、バンド幅20nm、変調周波数70Hzとし
た。
図10から、開口部の周縁部にOリングを接着した実施
例1の光音響セルは、比較例1の光音響セルに対して、
感度が10倍以上向上していることがわかる。また、図
9及び図10から、実施例2の光音響セルは、比較例1
の光音響セルに対して、感度が50倍以上向上している
ことがわかる。
分を皮膚に浸透させた場合の光音響測定を次のように行
った。
ラウンドの影響の少ない400〜450nmに吸収を持
つ成分として、β−カロチン及び黄色403(1)号を
選択し、0.04重量%β−カロチンのアセトン溶液
(吸収極大450nm)及び0.30重量%黄色403
(1)号の水溶液(吸収極大429nm)を調製した。
布し(4μリットル/cm2 )、塗布直後から1時間までの
光音響信号の変化を観測した(変調周波数420Hz、
励起波長450nm/半値幅50nm)。この場合、各
溶液について人前腕部の3か所を測定し、平均値を算出
した。この結果を図11に示す。
音響セルを用いることにより、成分の違いによる浸透挙
動の差をin vivoにおいて良好に観測できること
がわかる。なお、この測定において、変調周波数は42
0Hzとしたので、観測部位は、角層の上層と考えられ
る。
数を2通りに変えた場合の光音響信号強度の差を測定し
た。この場合、変調周波数は420Hz、110Hzの
2種とした。また、光音響信号の測定は、0.04重量
%β−カロチンのアセトン溶液(吸収極大450nm)
を人前腕部に塗布し(4μリットル/cm2)、塗布直後か
ら1時間までの光音響信号の変化を観測することにより
行った(励起波長450nm/半値幅50nm)。
n vivoにおいて変調周波数変化による光音響信号
強度の変化が観測できることが確認できた。
響信号の強度変化は、高周波で変調して測定するほど、
表面濃度変化の影響が大きく現れ、したがって、塗布成
分が浸透した場合には、高周波で観測するほど信号強度
が経時的に減少する割合が大きくなるが、図12の結果
はこの理論と良好に整合している。
音響測定法で被測定物の測定を行うにあたり、感度やS
/N比を大きく向上させることが可能となる。したがっ
て、人の皮膚を被測定物とした場合でも良好に検出信号
を得ることが可能となる。
側面図(同図(b))、底面図(同図(c))である。
(a))、側面図(同図(b))、底面図(同図
(c))である。
状の変形例である。
(a))、側面図(同図(b))、底面図(同図
(c))である。
面形状の説明図である。
(a))、側面図(同図(b))、底面図(同図
(c))である。
である。
である。
図である。
浸透成分の塗布後経過時間との関係図である。
浸透成分の塗布後経過時間との関係図である。
側面図(同図(b))、底面図(同図(c))である。
Claims (8)
- 【請求項1】 ハウジング内に照射室とマイクロホン収
納室とを有し、該照射室はハウジングの底面側の一端に
被測定物が面する開口部を有し、他端には開口部に向け
て光を照射するライトガイドを有し、マイクロホン収納
室には、該マイクロホン収納室にマイク面が面するよう
マイクロホンが取り付けられ、照射室とマイクロホン収
納室とが連通孔で連通している開放型光音響セルにおい
て、ハウジングの底面に、開口部の周縁部に沿った凸部
が形成されていることを特徴とする光音響セル。 - 【請求項2】 凸部が、開口部を中心として一重又は多
重に形成されている請求項1記載の光音響セル。 - 【請求項3】 ハウジング内に照射室とマイクロホン収
納室とを有し、該照射室はハウジングの底面側の一端に
被測定物が面する開口部を有し、他端には開口部に向け
て光を照射するライトガイドを有し、マイクロホン収納
室には、該マイクロホン収納室にマイク面が面するよう
マイクロホンが取り付けられ、照射室とマイクロホン収
納室とが連通孔で連通している開放型光音響セルにおい
て、マイクロホン収納室のマイク面と平行な断面の内径
が、マイク面側から連通孔側に向かって小さくなってい
ることを特徴とする光音響セル。 - 【請求項4】 マイクロホン収納室をマイク面に垂直な
面で切断した場合のマイクロホン収納室の内壁の断面形
状が、マイク面に対して傾いた直線である請求項3記載
の光音響セル。 - 【請求項5】 マイクロホン収納室をマイク面に垂直な
面で切断した場合のマイクロホン収納室の内壁の断面形
状が、連通孔端部からマイク面に至る直線よりも外側に
膨らんだ曲線となる請求項3記載の光音響セル。 - 【請求項6】 マイクロホン収納室をマイク面に垂直な
面で切断した場合のマイクロホン収納室の内壁の断面形
状と、マイク面に平行であってマイクロホン収納室の連
通孔側端部を通る面との角度が、5〜60°である請求
項4又は5記載の光音響セル。 - 【請求項7】 ハウジングの底面に、開口部の周縁部に
沿った凸部が形成されている請求項3〜6のいずれかに
記載の光音響セル。 - 【請求項8】 凸部が、開口部を中心として一重又は多
重に形成されている請求項7記載の光音響セル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8131095A JPH09292327A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 光音響セル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8131095A JPH09292327A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 光音響セル |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001391003A Division JP2002228577A (ja) | 2001-12-25 | 2001-12-25 | 光音響セル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09292327A true JPH09292327A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=15049867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8131095A Pending JPH09292327A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 光音響セル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09292327A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013244285A (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-09 | Bifristec Kk | 検体情報処理装置 |
EP3646775A1 (en) * | 2018-10-29 | 2020-05-06 | iThera Medical GmbH | Probe and system for optoacoustic imaging and method for controlling such a probe |
-
1996
- 1996-04-25 JP JP8131095A patent/JPH09292327A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013244285A (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-09 | Bifristec Kk | 検体情報処理装置 |
EP3646775A1 (en) * | 2018-10-29 | 2020-05-06 | iThera Medical GmbH | Probe and system for optoacoustic imaging and method for controlling such a probe |
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