JPH09277039A - 超音波振動半田付け装置のワーク支持装置 - Google Patents

超音波振動半田付け装置のワーク支持装置

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JPH09277039A
JPH09277039A JP9152696A JP9152696A JPH09277039A JP H09277039 A JPH09277039 A JP H09277039A JP 9152696 A JP9152696 A JP 9152696A JP 9152696 A JP9152696 A JP 9152696A JP H09277039 A JPH09277039 A JP H09277039A
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JP
Japan
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work
solder
ultrasonic vibration
chuck
chuck base
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Pending
Application number
JP9152696A
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English (en)
Inventor
Shigeru Sato
茂 佐藤
Ryoichi Ishii
亮一 石井
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Altecs Co Ltd
Original Assignee
Altecs Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09277039A publication Critical patent/JPH09277039A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering

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  • Molten Solder (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークを自由運動しやすい状態に支持して、
ワークを超音波振動と全体的に共振することで、ワーク
への半田の乗りを良くして、ワークに半田をむらなく均
一に付けることができると共に、ワークを半田に浸す時
間及び超音波振動の印加時間も短くする。 【解決手段】 チャックベース22のワーク収容空間2
1の内部でワーク40を弾性支持部材31で支持した
後、チャックベース31を下降して、ワーク40を半田
槽の内部で加熱溶融された半田に浸すと共に、この溶融
された半田に超音波振動を作用させることにより、ワー
ク40が全体的に超音波振動に共振して前後に自由運動
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、超音波振動半田
付け装置において、被半田付け部品であるワークを支持
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板の配線パターンに半田を付
けたり、抵抗体やコンデンサー又はIC等のような電子
・電気部品のリード線に半田を付けたり、電子・電気部
品のリード線を実装したプリント基板の配線パターンに
半田で接続したり、金属製の2つの部品を半田で結合す
る場合、半田槽の内部で加熱溶融された半田に、超音波
振動を作用させることにより、ワークの被半田付け部分
にフラックスを塗布しないで、ワークに半田を付ける超
音波振動半田付け装置は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような超音波振動
半田付け装置では、ワークを多軸テーブルに設けたチャ
ックに取り付けたり、ワークを作業者が治具を介して手
で持って、ワークを溶融された半田に浸すことで、半田
付け作業を行っており、ワークが超音波振動に共振しえ
ない状態であって、ワークへの半田の乗りが悪く、ワー
クを半田に浸す時間(濡れ時間)も長くなる傾向にあっ
た。
【0004】そこで、この発明は、ワークを自由運動し
やすい状態に支持して、ワークを超音波振動と全体的に
共振することで、ワークへの半田の乗りを良くして、ワ
ークに半田をむらなく均一に付けることができると共
に、ワークを半田に浸す時間及び超音波振動の印加時間
も短くすることができる超音波振動半田付け装置のワー
ク支持装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の半田槽の内部
で半田を加熱溶融すると共に、この溶融された半田に超
音波振動を作用させて、ワークに半田を付ける超音波振
動半田付け装置のワーク支持装置は、ワーク収容空間を
有するチャックベースと、チャックベースの相対峙する
左右側部に取り付けられワーク収容空間に収容されたワ
ークを挟むように弾性的に支持する弾性支持部材とを備
えたことを特徴としている。この請求項1の構成によれ
ば、ワーク支持装置のチャックベースのワーク収容空間
の内部でワークを弾性支持部材で支持した後、当該チャ
ックベースを下降して、ワーク40を半田槽の内部で加
熱溶融された半田に浸すと共に、この溶融された半田に
超音波振動を作用させることにより、ワークが全体的に
超音波振動に共振して前後に自由運動し、ワークへの半
田の乗りを良くして、ワークに半田をむらなく均一に付
着することができて、ワークを半田に浸す時間及び超音
波振動の印加時間も短くすることができる。また、チャ
ックベースの左右側部に縦溝を形成し、これらの縦溝の
内部に弾性支持部材で挟むように支持されたワークを未
接触に取り込むようにすれば、超音波振動に共振するワ
ークの共振器からの距離を適切に規制することができ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜5は一実施形態を示してい
る。図5において、超音波振動田付け装置は、上方に開
放された浴槽タイプの半田槽1の内部に投入された半田
2をヒーター3で溶融し、この溶融された半田2を図外
のモータで駆動されたポンプ4でポンプ槽5から作業槽
6の内部に上昇して作業槽6の上側開口縁部より半田槽
1中における半田2の液面2aにオーバーフローしてポ
ンプ4に吸引されるように還流する一方、振動子7に結
合された共振器8を半田槽1の外壁に半田2がオーバー
フローする作業槽6の作業液面2bの近傍に位置するよ
うに取り付けてある。振動子7は図外の超音波発生器か
ら供給された電力により所定周波数の縦波の超音波振動
を発生して出力する、電気エネルギーを機械エネルギー
に変換する圧電素子又は磁歪素子等からなる電気音響変
換器又は電気振動変換器である。共振器8は振動子7か
ら伝達された超音波振動に共振して最大振動振幅点と最
小振動振幅点とを提供する所定の長さを有し、振動子7
の出力端と共振器8の結合端との双方に形成された図外
のねじ孔と図外の無頭ねじとで同軸状に結合されてい
る。この共振器8は良好な音響特性を有するチタン等の
ような合金から棒状に形成されていて、半田槽1の内部
で溶融された半田2に超音波振動を作用する超音波ホー
ンそのものになっていると共に、振動子7から見て、最
大振動振幅点f1から最大振動振幅点f3までの1/2
波長の長さを有し、最小振動振幅点f2の全外周面より
外側に突出された環状の支持部8bを半田槽1の外側面
に取り付けたことで半田槽1に固定されている。この支
持部8bより前方に突出する共振器8の前半部が半田槽
1より作業槽6の内部に突出している。
【0007】また、半田槽1はワーク支持装置10を備
えている。このワーク支持装置10は半田槽1の上部に
設けられた支持ベース11を有し、支持ベース11上に
レバー12の一端を回転自在に連結してある。レバー1
2の前端部に形成された長孔13に摺接係合されたチャ
ックアーム14は、半田槽1の上部に跨設された一対の
ストッパ15,16間より支持ベース11と半田槽1の
前壁との間の空間を経由して作業槽6の内部まで達する
長さを有しており、その下部に被半田付け部品としての
プリント基板のようなワーク40を自由運動可能に両端
支持するチャック部17を設けてある。前記レバー12
の中間部には支持ベース11上に立設された支柱18に
回転自在に取り付けられたエアーシリンダー19のピス
トンロッドを回転自在に連結してあり、エアーシリンダ
ー19が縮小動作すると、レバー12が支持ベース11
との連結点20を中心として上方に回転して、チャック
アーム14が長孔内を摺動すると共にストッパ15,1
6に案内されながら上方に移動して、チャック部17に
支持されたワーク40が作業槽6の溶融された半田2よ
り引き上げられる。このワーク40が引き上げられた状
態において、エアーシリンダー19が伸長動作すると、
レバー12が連結点20を中心として下方に回転して、
チャックアーム14が長孔13内を摺動すると共にスト
ッパ15,16に案内されつつ下方に移動し、チャック
部17に支持されたワーク40が作業槽6の溶融された
半田2に浸されて共振器8の前端面と所定間隔を以て相
対峙するように配置される。
【0008】図1〜4において、前記チャック部17は
チャックアーム14の下端に下方と前後に開放されたワ
ーク収容空間21が形成されるように連接されたコ字形
のチャックベース22を備えている。チャックベース2
2の相対峙する一対の左右側部23,24には、図3に
示すワーク40の左右側部を未接触に取り込む縦溝2
5,26を形成してある。各縦溝25,26はチャック
ベース22の左右側部23,24を構成する基部に形成
された凹部27,28と、凹部27,28の前面を閉鎖
するようにチャックベース22の基部に後述する弾性支
持部材31を取り付けるボルト37とナット38とで共
締めされた駒29,30とで形成されている。このチャ
ックベース22の左右側部23,24には、図1〜3に
示すように、弾性支持部材31を前後に設けている。各
弾性支持部材31は図4にも示すように縦長な取付ベー
ス32に複数の貫通孔33,34を有すると共に、取付
ベース32の上下部より同方向に延設された支持片3
5,36を有している。各支持片35,36は取付ベー
ス32より水平に延びる横片35a,36a、当該横片
35a,36aの延設端より上方又は下方に延びる縦片
35b,36b、縦片35b,36bの先端で同方向に
曲折形成された屈曲部35c,36cとを備えている。
各弾性支持部材31は図2〜3に示すように、チャック
ベース22の左右側部23,24に当該左右側部23,
24をそれらの前面及び後面より挟むようにしてボルト
37とナット38とで締結されている。このチャックベ
ース22に取り付けられた状態において、各弾性支持部
材31は、前後に相対峙するように配置された屈曲部3
5c,36cにワーク40をワーク収容空間21の下方
より挿入することで、横片35a,36aや縦片35
b,36bが互いに外側に弾性変形し、それらの復元弾
性にて屈曲部35c,36cがワーク40の左右側部2
3,24の上下部分を挟むように支持する。
【0009】この実施形態では、共振器8以外で半田2
に触れる部分の構成部分はステンレス等のように半田2
の付着しにくい嫌半田性を有する材料で形成するか、当
該部分の半田2に触れる表面をフッ素樹脂又はテフロン
等のように半田2の付着しにくい嫌半田性を有する材料
で被膜を形成してある。
【0010】この実施形態の構造によれば、半田槽1の
内部に投入した半田2をヒーター3で溶融した後に、ポ
ンプ4を駆動して半田2を半田槽1の内部で還流させた
状態で、ワーク支持装置10の上昇限度位置に停止され
たチャック部17のワーク収容空間21の下方よりワー
ク40の左右側部を弾性支持部材31の互いに前後に相
対峙する屈曲部35c,36cとの間に横片35a,3
6aや縦片35b,36bによる弾性に抗して押し込む
ことで、ワーク40をワーク収容空間21の内部におい
て弾性支持部材31で支持させた後、当該チャック部1
7を下降して、ワーク40を図1に示すように半田2に
浸すと共に共振器8と対向配置する一方、振動子7への
電力供給で共振器8を縦波の超音波振動で共振させる
と、この超音波振動が共振器8から半田2を経由してワ
ーク40に作用する。この場合、図1〜3に示すように
チャック部17のワーク収容空間21において、ワーク
40が弾性支持部材31の屈曲部35c,36cで挟む
ように弾性的に支持されているので、ワーク40が全体
的に前記超音波振動に共振して前後に自由運動し、ワー
ク40が例えばプリント基板でもその配線パターンにむ
らなく均一に付着する。
【0011】しかも、弾性支持部材31で挟むように支
持されたワーク40の左右側部がチャックベース22の
縦溝25,26の内部に未接触に取り込まれているの
で、前記超音波振動に共振するワーク40の共振器8か
らの距離を適切に規制することができる。
【0012】そして、前記ワーク40を半田2の中に浸
してから所定時間の経過後に、ポンプ4を停止して、半
田2の還流を止めると共に、ワーク支持装置10のチャ
ック部17を上昇して、ワーク40を半田2より引き上
げて、前記ワーク40に付着した半田2が固化したら、
当該ワーク40を下方に引き抜いてチャック部17より
取り外すことにより、ワーク40に半田2を付ける作業
の1サイクルを終了する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態のワーク支持装置を示す斜視図。
【図2】 図1のA−A線断面図。
【図3】 図2のB矢視図。
【図4】 同実施形態の弾性支持部材を示す斜視図。
【図5】 同実施形態の超音波振動半田付け装置を示す
断面図。
【符号の説明】
1 半田槽、2 半田、8 共振器、10 ワーク支持
装置、17 チャック部、22 チャックベース、31
弾性支持部材、40 ワーク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半田槽の内部で半田を加熱溶融すると共
    に、この溶融された半田に超音波振動を作用させて、ワ
    ークに半田を付ける超音波振動半田付け装置のワーク支
    持装置において、ワーク収容空間を有するチャックベー
    スと、チャックベースの相対峙する左右側部に取り付け
    られワーク収容空間に収容されたワークを挟むように弾
    性的に支持する弾性支持部材とを備えたことを特徴とす
    る超音波振動半田付け装置のワーク支持装置。
JP9152696A 1996-04-12 1996-04-12 超音波振動半田付け装置のワーク支持装置 Pending JPH09277039A (ja)

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