JPH09275350A - 固体化送信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力増幅部を小形化し、筐体を小形にして設
置面積，輸送費の低減を図る。 【解決手段】 電力増幅部２の構成品である電力増幅器
３及び合成器４を筐体１の正面側及び背面側の両方から
装着することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、電力増幅部の構成
品を筐体に装着する点に特徴がある固体化送信機に関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】図４（Ａ），（Ｂ）はそれぞれ従来送信
機の１例を正面左，中扉開放で示す正面図及び左側面扉
開放で示す左側面図、図５は図４（Ａ）のＡ−Ａ線断面
図、図６は図４の平面図である。図４〜図６において１
は筐体、２は固体化送信機における電力増幅部、３はこ
の電力増幅部２を構成する電力増幅器、４は同じく合成
器である。なお、５は制御部、６は整合部、７は電源部
である。８は正面左扉、９は正面中扉、１０は左側面
扉、１１はエアフィルタでａはエアの流れを示す。１２
は正面右扉、１３は右側面扉、１４は背面左扉、１５は
背面中扉、１６は背面右扉を示す。この従来例は、電力
増幅部２を構成する電力増幅器３及び合成器４を正面か
ら装着する構成となっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記従来例にあって
は、固体化送信機の出力が大になるに従い、電力増幅器
３及び合成器４の数量が増加し、筐体１の外形寸法が増
大するために設置する局舎の占有床面積及び局舎の建面
積が大きくなり、不経済である。また、筐体１の外形寸
法が増大すると、扉及び扉周辺の部品点数が増え、材料
費が高騰する。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明送信機は、上記従
来技術の課題である電力増幅部の構成品を装着する部位
が正面のみであったために筐体が大形化してしまった点
を解決し、固体化送信機筐体を小形化できる固体化送信
機を提供するため、図１に示すように電力増幅部２の構
成品３，４を筐体１の正面側及び背面側の両方から装着
することを特徴とする。

【０００５】

【発明の実施の形態】図１（Ａ），（Ｂ）はそれぞれ本
発明送信機の実施形態の１例を正面左扉開放で示す正面
図及び左側面扉開放で示す左側面図、図２は図１（Ａ）
のＡ−Ａ線断面図、図３（Ａ），（Ｂ）はそれぞれ図１
の平面図及び背面左扉開放で示す背面図である。本形態
では、電力増幅部２の構成品である電力増幅器３及び合
成器４を筐体１の正面側及び背面側の両面から装着する
構成とする。このような構成とすることにより電力増幅
部２の容積を約１／２に縮小することができ、固体化送
信機全体（電力増幅部２，制御部５，整合部６，電源部
７等）の容積を従来の約３／４に縮小することができ
た。

【０００６】

【発明の効果】上述のように本発明によれば、固体化送
信機を小形化することができ、材料費，部品点数等を低
減できると共に梱包輸送費の低減と設置面積が小となる
ことによる局舎建設費の低減を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】（Ａ），（Ｂ）はそれぞれ本発明送信機の実施
形態の１例を正面左扉開放で示す正面図及び左側面扉開
放で示す左側面図である。

【図２】図１（Ａ）のＡ−Ａ線断面図である。

【図３】（Ａ），（Ｂ）はそれぞれ図１の平面図及び背
面左扉開放で示す背面図である。

【図４】（Ａ），（Ｂ）はそれぞれ従来送信機の１例を
正面左，中扉開放で示す正面図及び左側面扉開放で示す
左側面図である。

【図５】図４（Ａ）のＡ−Ａ線断面図である。

【図６】図４の平面図である。

【符号の説明】

１ 筐体 ２ 電力増幅部 ３ 電力増幅器 ４ 合成器 ８ 正面左扉 １２ 正面右扉 １４ 背面左扉 １６ 背面右扉

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 電力増幅部の構成品を筐体の正面側及び
   背面側の両方から装着することを特徴とする固体化送信
   機。