JPH09272435A - 鉄道車両 - Google Patents
鉄道車両Info
- Publication number
- JPH09272435A JPH09272435A JP8088208A JP8820896A JPH09272435A JP H09272435 A JPH09272435 A JP H09272435A JP 8088208 A JP8088208 A JP 8088208A JP 8820896 A JP8820896 A JP 8820896A JP H09272435 A JPH09272435 A JP H09272435A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- car
- rolling stock
- noise
- fairing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T30/00—Transportation of goods or passengers via railways, e.g. energy recovery or reducing air resistance
Landscapes
- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 空力抵抗を減少できる上に、フローノイズを
低減できて、高速化及び低騒音化を達成できる鉄道車両
を提供する点にある。 【解決手段】 線路上を往復するため先頭車両と最後部
車両との形状を同一にした鉄道車両において、前記先頭
車両及び前記最後部車両の少なくとも一方に最適な空力
特性を得る部材を着脱自在に装着している。
低減できて、高速化及び低騒音化を達成できる鉄道車両
を提供する点にある。 【解決手段】 線路上を往復するため先頭車両と最後部
車両との形状を同一にした鉄道車両において、前記先頭
車両及び前記最後部車両の少なくとも一方に最適な空力
特性を得る部材を着脱自在に装着している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線路上を往復する
ため先頭車両と最後部車両との形状を同一にした鉄道車
両に関するものである。
ため先頭車両と最後部車両との形状を同一にした鉄道車
両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道車両は、図4(a)(b)に
示すように線路1上を往復する都合上、最後部車両2と
先頭車両3との形状を同一にしている。
示すように線路1上を往復する都合上、最後部車両2と
先頭車両3との形状を同一にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は前記のように最
後部車両2と先頭車両3との形状を同一にしているが、
最後部車両2の形状は、空力抵抗、フローノイズの両面
から必ずしも満足のいくものではなかった。即ち、最後
部車両2では、図4(a)(b)に示すように車両周り
の空気流4に乱れや流れの剥離が生じて、最後部車両2
に作用する空力抵抗が増大するとともに、フローノイズ
が発生して騒音の原因になっていた。
後部車両2と先頭車両3との形状を同一にしているが、
最後部車両2の形状は、空力抵抗、フローノイズの両面
から必ずしも満足のいくものではなかった。即ち、最後
部車両2では、図4(a)(b)に示すように車両周り
の空気流4に乱れや流れの剥離が生じて、最後部車両2
に作用する空力抵抗が増大するとともに、フローノイズ
が発生して騒音の原因になっていた。
【0004】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、空力抵抗を減少できる上
に、フローノイズを低減できて、高速化及び低騒音化を
達成できる鉄道車両を提供しようとする点にある。
であり、その目的とする処は、空力抵抗を減少できる上
に、フローノイズを低減できて、高速化及び低騒音化を
達成できる鉄道車両を提供しようとする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、線路上を往復するため先頭車両と最後
部車両との形状を同一にした鉄道車両において、前記先
頭車両及び前記最後部車両の少なくとも一方に最適な空
力特性を得る部材を着脱自在に装着している。
めに、本発明は、線路上を往復するため先頭車両と最後
部車両との形状を同一にした鉄道車両において、前記先
頭車両及び前記最後部車両の少なくとも一方に最適な空
力特性を得る部材を着脱自在に装着している。
【0006】
(第1実施形態)本発明の鉄道車両の第1実施形態を図
1(a)(b)に示し、その作用を図2(a)(b)に
示した。図1(a)(b)の1が線路、2が最後部車
両、3が先頭車両、5がフェアリング部材で、このフェ
アリング部材5を最後部車両2に着脱自在に装着する。
1(a)(b)に示し、その作用を図2(a)(b)に
示した。図1(a)(b)の1が線路、2が最後部車
両、3が先頭車両、5がフェアリング部材で、このフェ
アリング部材5を最後部車両2に着脱自在に装着する。
【0007】フェアリング部材5は、例えばFRP(強
化プラスチック)等の軽量材料により構成されており、
このフェアリング部材5が最後部車両2に複数個のボル
ト(図示せず)を介して着脱自在に取付けられている。
次に前記図1(a)(b)に示す鉄道車両の作用を図2
(a)(b)により具体的に説明する。フェアリング部
材5を最後部車両2に着脱自在に装着したので、最後部
車両2の後端部の周りの空気流4は剥離することなく後
方へ流れる。
化プラスチック)等の軽量材料により構成されており、
このフェアリング部材5が最後部車両2に複数個のボル
ト(図示せず)を介して着脱自在に取付けられている。
次に前記図1(a)(b)に示す鉄道車両の作用を図2
(a)(b)により具体的に説明する。フェアリング部
材5を最後部車両2に着脱自在に装着したので、最後部
車両2の後端部の周りの空気流4は剥離することなく後
方へ流れる。
【0008】(第2実施形態)本発明の鉄道車両の第2
実施形態を図3(a)(b)に示した。この実施形態で
は、最後部車両2のみならず、先頭車両3にも、フェア
リング部材5を着脱自在に装着する。このフェアリング
部材5は、ゴム系の軽量で弾力性に富んだ材料により構
成されており、最後部車両2や先頭車両3に容易に着脱
できるようにしている。
実施形態を図3(a)(b)に示した。この実施形態で
は、最後部車両2のみならず、先頭車両3にも、フェア
リング部材5を着脱自在に装着する。このフェアリング
部材5は、ゴム系の軽量で弾力性に富んだ材料により構
成されており、最後部車両2や先頭車両3に容易に着脱
できるようにしている。
【0009】次に前記図3(a)(b)に示す鉄道車両
の作用を具体的に説明する。鉄道車両が走行中に鳥等が
先頭車両3に衝突した場合、先頭車両3の表面7は、損
傷するが、フェアリング部材5を装着している場合は、
フェアリング部材5が損傷しても、先頭車両3の表面7
は損傷しない。この場合には、損傷したフェアリング部
材5を取り外して、新しいフェアリング部材5を装着す
る。
の作用を具体的に説明する。鉄道車両が走行中に鳥等が
先頭車両3に衝突した場合、先頭車両3の表面7は、損
傷するが、フェアリング部材5を装着している場合は、
フェアリング部材5が損傷しても、先頭車両3の表面7
は損傷しない。この場合には、損傷したフェアリング部
材5を取り外して、新しいフェアリング部材5を装着す
る。
【0010】以上、本発明の鉄道車両を第1、第2実施
例により説明したが、(1)先頭車両3の先頭部の形状
を最適な形状とし、最後部車両2のみにフェアリング部
材5を装着してもよい。(2)最後部車両2の後端部の
形状を最適な形状とし、先頭車両3のみにフェアリング
部材5を装着してもよい。(3)最後部車両2及び先頭
車両3の形状をフェアリング部材5の装着に適した簡単
な形状とし、最後部車両2及び先頭車両3にフェアリン
グ部材5を装着してもよい。
例により説明したが、(1)先頭車両3の先頭部の形状
を最適な形状とし、最後部車両2のみにフェアリング部
材5を装着してもよい。(2)最後部車両2の後端部の
形状を最適な形状とし、先頭車両3のみにフェアリング
部材5を装着してもよい。(3)最後部車両2及び先頭
車両3の形状をフェアリング部材5の装着に適した簡単
な形状とし、最後部車両2及び先頭車両3にフェアリン
グ部材5を装着してもよい。
【0011】なお本発明の鉄道車両は、リニア等の軌道
変更が容易でない車両にも適用可能である。
変更が容易でない車両にも適用可能である。
【0012】
【発明の効果】本発明は前記のように線路上を往復する
ため先頭車両と最後部車両との形状を同一にした鉄道車
両において、先頭車両及び最後部車両の少なくとも一方
に最適な空力特性を得る部材を着脱自在に装着したの
で、例えばこの部材を最後部車両に装着した場合、最後
部車両の後端部の周りの流れを剥離することなく後方へ
流すことができ、空力抵抗を減少できる上に、フローノ
イズを低減できて、鉄道車両の高速化及び低騒音化を達
成できる。
ため先頭車両と最後部車両との形状を同一にした鉄道車
両において、先頭車両及び最後部車両の少なくとも一方
に最適な空力特性を得る部材を着脱自在に装着したの
で、例えばこの部材を最後部車両に装着した場合、最後
部車両の後端部の周りの流れを剥離することなく後方へ
流すことができ、空力抵抗を減少できる上に、フローノ
イズを低減できて、鉄道車両の高速化及び低騒音化を達
成できる。
【0013】また上記部材を先頭車両に装着した場合、
走行中に鳥等が衝突しても、損傷するのはこの部材で、
先頭車両は損傷せず、損傷した部材を取り外して、新し
い部材を装着すればよくて、容易に修復できる。
走行中に鳥等が衝突しても、損傷するのはこの部材で、
先頭車両は損傷せず、損傷した部材を取り外して、新し
い部材を装着すればよくて、容易に修復できる。
【図1】(a)は本発明の鉄道車両の第1実施形態を示
す平面図、(b)はその側面図である。
す平面図、(b)はその側面図である。
【図2】(a)は上記鉄道車両の作用を示す平面図、
(b)は同鉄道車両の作用を示す側面図である。
(b)は同鉄道車両の作用を示す側面図である。
【図3】(a)は本発明の鉄道車両の第2実施形態を示
す平面図、(b)はその側面図である。
す平面図、(b)はその側面図である。
【図4】(a)は従来の鉄道車両の平面図、(b)はそ
の側面図である。
の側面図である。
【符号の説明】 1 線路 2 最後部車両 3 先頭車両 4 空気流 5 最適な空力特性を得る部材(フェアリング部
材)
材)
Claims (1)
- 【請求項1】 線路上を往復するため先頭車両と最後部
車両との形状を同一にした鉄道車両において、前記先頭
車両及び前記最後部車両の少なくとも一方に最適な空力
特性を得る部材を着脱自在に装着したことを特徴とする
鉄道車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8088208A JPH09272435A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 鉄道車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8088208A JPH09272435A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 鉄道車両 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09272435A true JPH09272435A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=13936493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8088208A Withdrawn JPH09272435A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 鉄道車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09272435A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008525741A (ja) * | 2004-12-23 | 2008-07-17 | ビルケンシュトック,デイビッド | 抗力減少のための装置、システム、および方法 |
CN102935850A (zh) * | 2012-11-21 | 2013-02-20 | 唐山轨道客车有限责任公司 | 动车组车头和动车组 |
CN103121454A (zh) * | 2013-03-05 | 2013-05-29 | 唐山轨道客车有限责任公司 | 轨道车辆伸缩车头及轨道车辆 |
CN114906239A (zh) * | 2022-04-27 | 2022-08-16 | 苏州立方元智能科技有限公司 | 智能无轨列车、超长货物运输车、前进及倒车控制方法 |
-
1996
- 1996-04-10 JP JP8088208A patent/JPH09272435A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008525741A (ja) * | 2004-12-23 | 2008-07-17 | ビルケンシュトック,デイビッド | 抗力減少のための装置、システム、および方法 |
CN102935850A (zh) * | 2012-11-21 | 2013-02-20 | 唐山轨道客车有限责任公司 | 动车组车头和动车组 |
CN103121454A (zh) * | 2013-03-05 | 2013-05-29 | 唐山轨道客车有限责任公司 | 轨道车辆伸缩车头及轨道车辆 |
CN114906239A (zh) * | 2022-04-27 | 2022-08-16 | 苏州立方元智能科技有限公司 | 智能无轨列车、超长货物运输车、前进及倒车控制方法 |
CN114906239B (zh) * | 2022-04-27 | 2024-03-29 | 苏州码卓智能科技有限公司 | 智能无轨列车、超长货物运输车、前进及倒车控制方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030701 |