JPH09271663A - 油吸着材の製造方法 - Google Patents
油吸着材の製造方法Info
- Publication number
- JPH09271663A JPH09271663A JP8110240A JP11024096A JPH09271663A JP H09271663 A JPH09271663 A JP H09271663A JP 8110240 A JP8110240 A JP 8110240A JP 11024096 A JP11024096 A JP 11024096A JP H09271663 A JPH09271663 A JP H09271663A
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- JP
- Japan
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- oil
- paper
- water
- oil adsorbent
- adsorbent
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- Pending
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- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】廉価に製造でき、焼却廃棄が容易な油吸着材の
製造方法を提供する。 【解決手段】紙をシュレッダーにより裁断する。裁断し
た紙を、アジテータを備えた高速混合機により水ととも
に攪拌し解繊する。攪拌、解繊したものを乾燥する。
製造方法を提供する。 【解決手段】紙をシュレッダーにより裁断する。裁断し
た紙を、アジテータを備えた高速混合機により水ととも
に攪拌し解繊する。攪拌、解繊したものを乾燥する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工業用油、食用油
その他の油を吸着して廃棄するための油吸着材の製造方
法に関する。
その他の油を吸着して廃棄するための油吸着材の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の油吸着材としては、ポリエステル
不織布や羊毛繊維から成るものがある。
不織布や羊毛繊維から成るものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
油吸着材は、ポリエステル不織布から成るものでは製造
コストがかかり、羊毛繊維から成るものでは原料コスト
がかかることから高価になるという問題点があった。ま
た、従来の油吸着材では、油を吸着させた後、焼却する
と有害ガスや悪臭を発生することから、焼却廃棄する際
にはこれらの防止措置を講じなければならないという問
題点があった。
油吸着材は、ポリエステル不織布から成るものでは製造
コストがかかり、羊毛繊維から成るものでは原料コスト
がかかることから高価になるという問題点があった。ま
た、従来の油吸着材では、油を吸着させた後、焼却する
と有害ガスや悪臭を発生することから、焼却廃棄する際
にはこれらの防止措置を講じなければならないという問
題点があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、廉価に製造することができ、か
つ、焼却廃棄が容易な油吸着材の製造方法を提供するこ
とを目的としている。
してなされたもので、廉価に製造することができ、か
つ、焼却廃棄が容易な油吸着材の製造方法を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る油吸着材の製造方法は、アジテータを
備えた高速混合機により紙を水とともに攪拌し解繊した
後、乾燥することを特徴とする。
に、本発明に係る油吸着材の製造方法は、アジテータを
備えた高速混合機により紙を水とともに攪拌し解繊した
後、乾燥することを特徴とする。
【0006】前記紙はシュレッダーにより裁断した紙で
あることが好ましい。紙の種類は、コンピュータアウト
プット用紙、新聞紙、その他いかなる紙であってもよ
い。
あることが好ましい。紙の種類は、コンピュータアウト
プット用紙、新聞紙、その他いかなる紙であってもよ
い。
【0007】水は、紙を柔らかくして解繊しやすくする
ためのものであり、攪拌の際に高速混合機に入れられて
も、攪拌の前に紙に吸着させてあってもよい。水の量
は、紙と重量比で等量程度が好ましい。高速混合機は、
アジテータが400RPM以上の速度で回転するものが
好ましい。攪拌時間は、アジテータの回転数が3000
RPM、パンの回転数30RPM、容量8リットルの高
速混合機で150gの紙を解繊する場合、2.5分〜1
0分程度が好ましく、3.5分〜5分程度が特に好まし
い。攪拌時間が長いほど、製造された油吸着材の油の吸
着量が増える傾向がある。しかしながら、攪拌時間が長
いと、製造された油吸着材は細い短繊維が多くなり、包
装容器の選択が難しくなる。紙は、半綿状になるまで解
繊することが好ましい。解繊後の乾燥は処理物が炭化し
ないように乾燥することが必要であり、紙150gを水
150gとともに攪拌し解繊したものでは、110℃の
温度で8時間の乾燥により油吸着材を製造することがで
きる。
ためのものであり、攪拌の際に高速混合機に入れられて
も、攪拌の前に紙に吸着させてあってもよい。水の量
は、紙と重量比で等量程度が好ましい。高速混合機は、
アジテータが400RPM以上の速度で回転するものが
好ましい。攪拌時間は、アジテータの回転数が3000
RPM、パンの回転数30RPM、容量8リットルの高
速混合機で150gの紙を解繊する場合、2.5分〜1
0分程度が好ましく、3.5分〜5分程度が特に好まし
い。攪拌時間が長いほど、製造された油吸着材の油の吸
着量が増える傾向がある。しかしながら、攪拌時間が長
いと、製造された油吸着材は細い短繊維が多くなり、包
装容器の選択が難しくなる。紙は、半綿状になるまで解
繊することが好ましい。解繊後の乾燥は処理物が炭化し
ないように乾燥することが必要であり、紙150gを水
150gとともに攪拌し解繊したものでは、110℃の
温度で8時間の乾燥により油吸着材を製造することがで
きる。
【0008】本発明に係る油吸着材の製造方法では、紙
から攪拌および乾燥の簡単な処理により油吸着材を製造
することができる。紙を攪拌処理の前に裁断することに
より、紙を攪拌したとき解繊しやすくなり、油吸着材の
製造時間を短縮することができる。製造された油吸着材
は、油は吸着するが、水を殆ど吸着せず、水に浮く性質
を有する。油吸着材は、油の上に撒くだけで簡単に油を
吸着する。油が水の上に浮かんでいるときにも、水面上
に油吸着材を撒き散らせば、油吸着材は水の上に浮かん
だ状態で油のみを吸着する。水面上に撒いた油吸着材
は、水に浮いているので回収が容易である。
から攪拌および乾燥の簡単な処理により油吸着材を製造
することができる。紙を攪拌処理の前に裁断することに
より、紙を攪拌したとき解繊しやすくなり、油吸着材の
製造時間を短縮することができる。製造された油吸着材
は、油は吸着するが、水を殆ど吸着せず、水に浮く性質
を有する。油吸着材は、油の上に撒くだけで簡単に油を
吸着する。油が水の上に浮かんでいるときにも、水面上
に油吸着材を撒き散らせば、油吸着材は水の上に浮かん
だ状態で油のみを吸着する。水面上に撒いた油吸着材
は、水に浮いているので回収が容易である。
【0009】油吸着材は、紙から成るため、油を吸着さ
せた後、焼却しても、ポリエステル不織布のように有害
成分を出したり、羊毛繊維のように悪臭を出したりしな
い。製造された油吸着材を油浸透性の袋に入れれば、床
の上などにこぼれた油を拭きやすくなるとともに、廃棄
処理しやすくなる。製造した油吸着材は、海や川などに
漏出した油を吸着したり、機械表面や床にこぼれた油を
拭き取ったりするのに用いることができる。
せた後、焼却しても、ポリエステル不織布のように有害
成分を出したり、羊毛繊維のように悪臭を出したりしな
い。製造された油吸着材を油浸透性の袋に入れれば、床
の上などにこぼれた油を拭きやすくなるとともに、廃棄
処理しやすくなる。製造した油吸着材は、海や川などに
漏出した油を吸着したり、機械表面や床にこぼれた油を
拭き取ったりするのに用いることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。新
聞紙および使用済みコンピュータアウトプット用紙(C
P紙)を準備し、それぞれをシュレッダー(日本ビジネ
スサプライ株式会社製、商品名「RiCAT」)によ
り、1片の大きさが巾3mm、長さ30mm程度の細片
状に裁断した。裁断したもの150gを、アジテータを
備えた高速混合機(アジテータの回転数3,000RP
M、パンの回転数60RPM、容量8リットル、アイリ
ッヒ社製)に水とともに入れて攪拌した。水は、新聞紙
では150gを添加し、CP紙では150g、200
g、250g、350gの各量を添加し、それぞれにつ
いて攪拌を行った。攪拌は、紙の種類および水の量ごと
に、2分、2.5分、3分、3.5分、5分、10分の
各時間、行った。攪拌し解繊したものを110℃で8時
間、乾燥し、油吸着材を製造した。
聞紙および使用済みコンピュータアウトプット用紙(C
P紙)を準備し、それぞれをシュレッダー(日本ビジネ
スサプライ株式会社製、商品名「RiCAT」)によ
り、1片の大きさが巾3mm、長さ30mm程度の細片
状に裁断した。裁断したもの150gを、アジテータを
備えた高速混合機(アジテータの回転数3,000RP
M、パンの回転数60RPM、容量8リットル、アイリ
ッヒ社製)に水とともに入れて攪拌した。水は、新聞紙
では150gを添加し、CP紙では150g、200
g、250g、350gの各量を添加し、それぞれにつ
いて攪拌を行った。攪拌は、紙の種類および水の量ごと
に、2分、2.5分、3分、3.5分、5分、10分の
各時間、行った。攪拌し解繊したものを110℃で8時
間、乾燥し、油吸着材を製造した。
【0011】製造した各油吸着材について、浮遊試験お
よび吸油試験を行った。また、比較のため、高速混合機
で攪拌する前のシュレッダーで裁断しただけの新聞紙お
よびコンピュータアウトプット用紙について、同様に浮
遊試験および吸油試験を行った。
よび吸油試験を行った。また、比較のため、高速混合機
で攪拌する前のシュレッダーで裁断しただけの新聞紙お
よびコンピュータアウトプット用紙について、同様に浮
遊試験および吸油試験を行った。
【0012】浮遊試験は、バットに水を入れ、その上に
各油吸着材を散布して何日間、浮いているかを見て行っ
た。その結果、静止水面上で、すべての油吸着材が1ヵ
月以上、浮いていた。比較例の裁断しただけの新聞紙で
は、静止水面上で3日後に沈んだ。裁断しただけのCP
紙では、静止水面上で10日後に沈んだ。なお、吸油後
の各油吸着材についても同様の浮遊試験を行ったとこ
ろ、給油前のものと同様にすべて1ヵ月以上、浮いてい
た。また、水吸着量を調べるため、シュレッダーで裁断
したCP紙150gを水150gとともに前記高速混合
機で3.5分攪拌後、110℃で8時間、乾燥して製造
した油吸着材について、水中で掻き回した後、水吸着量
を測定した。その結果、水吸着量は、油吸着材1g当り
0.03gであった。
各油吸着材を散布して何日間、浮いているかを見て行っ
た。その結果、静止水面上で、すべての油吸着材が1ヵ
月以上、浮いていた。比較例の裁断しただけの新聞紙で
は、静止水面上で3日後に沈んだ。裁断しただけのCP
紙では、静止水面上で10日後に沈んだ。なお、吸油後
の各油吸着材についても同様の浮遊試験を行ったとこ
ろ、給油前のものと同様にすべて1ヵ月以上、浮いてい
た。また、水吸着量を調べるため、シュレッダーで裁断
したCP紙150gを水150gとともに前記高速混合
機で3.5分攪拌後、110℃で8時間、乾燥して製造
した油吸着材について、水中で掻き回した後、水吸着量
を測定した。その結果、水吸着量は、油吸着材1g当り
0.03gであった。
【0013】吸油試験は、現行の運輸省型式承認油吸着
材性能試験基準に準拠して行った。すなわち、各油吸着
材をB重油に5分間、浸漬させた。その後、各油吸着材
を3分間、金網の上に放置してから、油吸着量を測定し
た。測定した油吸着量は、油吸着材1g当りのg数に換
算した。その結果を表1に示す。また、吸着させる油を
B重油の代わりにA重油にして同様の吸油試験を行っ
た。その結果を表2に示す。
材性能試験基準に準拠して行った。すなわち、各油吸着
材をB重油に5分間、浸漬させた。その後、各油吸着材
を3分間、金網の上に放置してから、油吸着量を測定し
た。測定した油吸着量は、油吸着材1g当りのg数に換
算した。その結果を表1に示す。また、吸着させる油を
B重油の代わりにA重油にして同様の吸油試験を行っ
た。その結果を表2に示す。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】表1を見ると、水量が250gで攪拌時間
が2.5分のものを除いて、すべての油吸着材が、現行
の運輸省による油吸着基準(6.3g/g以上)を満た
していることがわかる。また、水量は、等量の場合に最
も油吸着量が多くなることがわかる。攪拌時間は、長い
ほど油吸着量が多くなる傾向にあることがわかる。新聞
紙から製造したものでは、CP紙から製造したものに比
べて油吸着量が顕著に多いことがわかる。表2からも、
表1の結果と同様の結果が見られる。また、表2から、
油吸着材では、単に裁断しただけの比較例の紙より、油
吸着量が多いことがわかる。
が2.5分のものを除いて、すべての油吸着材が、現行
の運輸省による油吸着基準(6.3g/g以上)を満た
していることがわかる。また、水量は、等量の場合に最
も油吸着量が多くなることがわかる。攪拌時間は、長い
ほど油吸着量が多くなる傾向にあることがわかる。新聞
紙から製造したものでは、CP紙から製造したものに比
べて油吸着量が顕著に多いことがわかる。表2からも、
表1の結果と同様の結果が見られる。また、表2から、
油吸着材では、単に裁断しただけの比較例の紙より、油
吸着量が多いことがわかる。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る油吸着材の製造方法では、
製造された油吸着材が以下の(1)〜(5)の効果を有
する。(1)水を殆ど吸着せず、油のみを吸着すること
ができる。(2)吸油の前後にかかわらず水面上に浮い
ていて沈まない。(3)単なる紙に比べて吸油率が高
い。(4)ポリエステル不織布や羊毛繊維のように焼却
したとき有害ガスや悪臭を発生せず、焼却廃棄が容易で
ある。(5)使用済みの紙を用いて廉価に製造すること
ができる。
製造された油吸着材が以下の(1)〜(5)の効果を有
する。(1)水を殆ど吸着せず、油のみを吸着すること
ができる。(2)吸油の前後にかかわらず水面上に浮い
ていて沈まない。(3)単なる紙に比べて吸油率が高
い。(4)ポリエステル不織布や羊毛繊維のように焼却
したとき有害ガスや悪臭を発生せず、焼却廃棄が容易で
ある。(5)使用済みの紙を用いて廉価に製造すること
ができる。
Claims (2)
- 【請求項1】アジテータを備えた高速混合機により紙を
水とともに攪拌し解繊した後、乾燥することを特徴とす
る油吸着材の製造方法。 - 【請求項2】前記紙はシュレッダーにより裁断した紙で
あることを特徴とする請求項1記載の油吸着材の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8110240A JPH09271663A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 油吸着材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8110240A JPH09271663A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 油吸着材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09271663A true JPH09271663A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=14530669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8110240A Pending JPH09271663A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 油吸着材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09271663A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10314582A (ja) * | 1997-05-20 | 1998-12-02 | Matsuoka Shigyo Kk | 吸着体、有機溶剤用吸着体及び有機溶剤用吸着体の製造方法 |
| JP2005527341A (ja) * | 2001-09-13 | 2005-09-15 | アブテック インダストリーズ,インコーポレイテッド | 2重作用の汚染除去システム |
| JP2008126182A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Murakami Shoji Kk | 油吸着材及びその製造方法 |
-
1996
- 1996-04-05 JP JP8110240A patent/JPH09271663A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10314582A (ja) * | 1997-05-20 | 1998-12-02 | Matsuoka Shigyo Kk | 吸着体、有機溶剤用吸着体及び有機溶剤用吸着体の製造方法 |
| JP2005527341A (ja) * | 2001-09-13 | 2005-09-15 | アブテック インダストリーズ,インコーポレイテッド | 2重作用の汚染除去システム |
| JP2008126182A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Murakami Shoji Kk | 油吸着材及びその製造方法 |
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