JPH09270908A - イメージ処理装置 - Google Patents

イメージ処理装置

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JPH09270908A
JPH09270908A JP8078755A JP7875596A JPH09270908A JP H09270908 A JPH09270908 A JP H09270908A JP 8078755 A JP8078755 A JP 8078755A JP 7875596 A JP7875596 A JP 7875596A JP H09270908 A JPH09270908 A JP H09270908A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、イメージ処理装置に係り、特に、
イメージデータをホストに転送する手段に関し、効率良
くイメージデータの転送を行う。 【解決手段】 スキャナにより読み取った媒体をイメー
ジデータとして、イメージ格納用メモリ内に格納するイ
メージ処理装置において、所定のエッジ検出条件により
検出された、左右上端エッジから媒体幅を推定する手段
と、該媒体幅推定手段で算出した左右上端エッジのY座
標値より、スキャナに吸入された媒体の斜度を算出する
手段と、算出した斜度,媒体幅から切り出し位置を算出
し、イメージデータの切り出し処理を行う手段と、上記
スキャナで読み込んだ媒体のエッジ折れを検出手段と、
該エッジ折れを検出したとき、正常なエッジ位置を算出
し、該算出したエッジ位置から、イメージデータの切り
出し位置を算出して、イメージデータの切り出し処理を
行う手段とを備え、検出した媒体幅がある所定の閾値t
以内の場合にのみ、イメージデータの切り出しを行い、
ホストに転送するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナにより読
み取った媒体をイメージデータとしてイメージ格納用メ
モリに格納するイメージ処理装置に係り、特に、該読み
取った媒体のイメージデータの切り出し手段に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のイメージ処理装置を説明
する図である。先ず、スキャナ 15 から読み込まれた媒
体のイメージデータは、イメージ制御部 14 により、2
値化、或いは、多値化され、イメージ格納用メモリ(以
下、VSということがある)13に格納される。
【0003】該 VS 13に格納されたイメージデータは、
ローカルメモリ 12 にロードされている切り出し処理等
を行うプログラムをプロセッサ 11 が実行することによ
り、ホスト CPU 10 に転送され、表示装置 10aに表示さ
れるか、或いは、図示されていないファイル記憶装置
に、電子ファイル等として格納される。
【0004】このとき、従来は、VS 13 にイメージデー
タが格納されると、データ転送時はメモリ内の全データ
をベタで転送するか、ホスト CPU 10 からの切り出し指
示により、該ホスト CPU 10 が指示する切り出し位置か
ら無条件にイメージデータの切り出しを行い、ホスト C
PU 10 に転送していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、全データをベ
タで転送する手段では、媒体の大きさにかかわらず全デ
ータを転送するため、時間がかかるという問題があっ
た。
【0006】又、上位(ホスト CPU) 10からの切り出し
の指定により、データ転送効率を考慮することなく無条
件に切り出しを行う手段では、媒体幅が大きい場合に
は、ホスト CPU 10 での切り出し位置の算出時間の割に
は、あまり効果が見込まれないという欠点があった。
【0007】本発明は上記従来の欠点に鑑み、効率良く
イメージデータの転送を行うことができるイメージ切り
出し手段を備えたイメージ処理装置を提供することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明する図である。上記の問題点は下記の如くに構成し
たイメージ処理装置によって解決される。
【0009】(1) スキャナ 15 により読み取った媒体を
イメージデータとして、イメージ格納用メモリ 13 内に
格納するイメージ処理装置であって、所定のエッジ検出
条件により検出された、左右上端エッジから媒体幅を推
定する手段 20,26,21 と、前記媒体幅推定手段 20,26,2
1 で算出された左右上端エッジのY座標値より、スキャ
ナ 15 に吸入された媒体の斜度を算出する手段と、前記
算出した斜度、媒体幅から、イメージデータの切り出し
位置Xを算出し、該算出された切り出し位置Xからイメ
ージデータの切り出しを行うことを通知する手段 28,27
と、を有するように構成する。
【0010】(2) スキャナ 15 により読み取った媒体を
イメージデータとして、イメージ格納用メモリ 13 内に
格納するイメージ処理装置であって、所定のエッジ検出
条件により検出された、左右上端エッジから媒体幅を推
定する手段 20,26,21 と、前記媒体幅推定手段 20,26,2
1 で算出された左右の各上端エッジと、上端からnライ
ン下の左右エッジ部分におけるそれぞれのx座標の増
分、y座標の増分比が等しくない場合、またはある一定
値を超える場合、読み込んだ媒体をエッジ折れとみなす
エッジ折れ媒体検知手段 23 と、前記エッジ折れ媒体検
知手段 23 でエッジ折れ媒体と認識した場合に、左右上
端エッジのx,y座標値および、nライン下の左右エッ
ジのx,y座標値より、媒体がエッジ折れせず正常に吸
入された場合の上端エッジを算出する手段 24,25と、前
記算出したエッジ位置に基づいて切り出し位置Xを算出
する切り出し位置算出手段 28 と、前記算出した切り出
し位置Xよりイメージデータの切り出しを行うことを通
知する切り出し位置通知手段 27 を有するように構成す
る。
【0011】(3) 上記(1) 項、又は(2) 項に記載のイメ
ージ処理装置であって、前記検出した媒体幅が、ある特
定値t以内の場合にのみ、切り出し処理を行い、t以上
の場合には切り出し処理を行わない切り出し判定手段 2
2 を備えるように構成する。
【0012】(4) 上記(3) 項に記載のイメージ処理装置
であって、媒体の幅mと、媒体の斜度αに基づいて、上
記閾値tの値を可変とするように構成する。
【0013】(5) 上記(2) 項に記載のイメージ処理装置
であって、前記検出したエッジ折れの部分に白データを
付加する手段を備えるように構成する。
【0014】(6) 上記(2) 項に記載のイメージ処理装置
であって、あらかじめ複数のイメージデータテーブルを
登録する手段と、前記イメージデータ登録領域を、例え
ば、ローカルメモリ 12 内に確保する手段と、前記確保
した登録領域 120を参照して、前記媒体に該当するイメ
ージデータを検索する手段と、前記検索において検索し
たイメージデータを、前記登録領域 120から前記イメー
ジ格納用メモリ 13 の、前記エッジ折れの部分に付加す
る手段を備えるように構成する。
【0015】即ち、本発明のイメージ処理装置では、VS
13 内のデータ内から検索される上端エッジ部分より、
切り出し位置を算出する時において、左右上端のエッジ
から計算される媒体幅がある特定値t以内であり、上記
の切り出し処理を行うことによってイメージデータの転
送効率の向上が見込まれる場合にのみ、切り出し処理を
行うようにしたものである。
【0016】このとき、該媒体幅がtより大きい場合
は、時間をかけて切り出し位置を算出するほどの転送効
率が見込めないものとみなし、切り出し処理を行わず、
VS 13内の全データをベタで転送する。
【0017】また左右の上端エッジおよびnライン下の
左右エッジの座標位置における、x座標の増分,y座標
の増分比より媒体が斜行しているか、エッジ折れしてい
るかを判別し、それにより切り出し位置を算出するよう
にしている。
【0018】左右上端エッジ位置および斜行角度αよ
り、切り出し位置を算出することにより上位プログラ
ム、およびユーザが切り出し位置を指定することなく、
切り出し処理を行うことができ、効率的なイメージデー
タ転送を行うことができる。
【0019】また、媒体の斜行,エッジ折れが検出され
た場合には、左右上端エッジ位置、およびnライン下の
左右エッジ位置の計4点のサンプルポイントから、媒体
全体の最右端位置および、最左端位置を算出することに
より、切り出し位置を正確に求めることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の原理を説明する
図で、イメージ処理装置のローカルメモリ 12 に格納さ
れているプログラムでの処理ブロックを模式的に示して
おり、図2〜図5は、本発明の一実施例を示した図であ
って、図2は、媒体の切り出し位置算出手段 28 を説明
しており、図3は、エッジ折れ媒体の検出手段を説明し
ており、図4はエッジ折れ媒体の本来のエッジ位置を算
出する手段を説明しており、図5は、媒体の斜行角度α
と、媒体幅mとの値により、前述の閾値tを変化させる
手段を模式的に示している。
【0021】本発明のイメージ処理装置では、スキャナ
15 により読み取った媒体をイメージデータとして、イ
メージ格納用メモリ 13 内に格納するイメージ処理装置
であって、所定のエッジ検出条件により検出された、左
右上端エッジから媒体幅を推定する手段 20,26,21 と、
前記媒体幅推定手段 20,26,21 で算出された左右上端エ
ッジのY座標値より、スキャナ 15 に吸入された媒体の
斜度を検出する手段と、前記検出した斜度、媒体幅か
ら、イメージデータの切り出し位置を算出し、該算出さ
れた切り出し位置からイメージデータの切り出しを行う
ことを通知する手段 28,27と、前記算出された左右の各
上端エッジと、上端からnライン下の左右エッジ部分に
おけるそれぞれのx座標の増分、y座標の増分比が等し
くない場合、またはある一定値を超える場合、読み込ん
だ媒体をエッジ折れとみなすエッジ折れ媒体検知手段 2
3 と、前記エッジ折れ媒体検知手段 23 でエッジ折れ媒
体と認識した場合に、左右上端エッジのx,y座標値お
よび、nライン下の左右エッジのx,y座標値より、媒
体がエッジ折れせず正常に吸入された場合の上端エッジ
を算出する手段 24,25と、前記算出した上端エッジ位置
に基づいて切り出し位置Xを算出する切り出し位置算出
手段 28 等が、本発明の一実施形態を実施するのに必要
な手段である。尚、全図を通して同じ符号は同じ対象物
を示している。
【0022】以下、図6で説明したイメージ処理システ
ムの全体構成を参照しながら、図1〜図5によって、本
発明のイメージ処理装置の構成と動作を説明する。先
ず、前述の図6は、イメージ処理システムの全体を示し
た構成図である。前述のように、スキャナー 15 から読
み込まれた媒体のイメージデータは、イメージ制御部 1
4 により、例えば、2値化され、VS 13 に格納される。
【0023】媒体の切り出し処理等を行うプログラム部
は、ローカルメモリ 12 内にロードされ、該プログラム
をプロセッサ 11 が実行することにより、本発明のイメ
ージデータの切り出し処理が実行される。
【0024】図1は、本発明の原理を説明する図であっ
て、上記媒体の切り出し処理等を行うプログラム部のブ
ロック構成を示している。先ず、VS 13 内に格納された
イメージデータ内において、媒体先頭検出手段 20 によ
り、公知の4×4のウィンドウで走査するとか、隣接す
る4ヶ所のブロックのワードデータを読み取る等して、
媒体の左右上端を検出後、一旦、左右上端検出位置セー
ブ領域 (上端検出位置セーブ領域) 26に退避しておき、
該セーブされている左右上端位置を媒体幅算出手段 21
によって読み出し、上記算出された値がある特定値媒体
幅t以上の場合は、切り出し処理を行っても、データ転
送効率の向上はあまり見込まれないと判断し、切り出し
処理は行わず、メモリ内全データをベタで転送すること
を、切り出し位置通知手段 27 により、上位のホストCP
U 10に通知する。
【0025】また、媒体幅がt以内の場合には、まずエ
ッジ折れ媒体検知手段 23 によって、媒体がエッジ折れ
していないかどうかを検知する。媒体が正常に吸入、ま
たはエラーにならない程の斜行の場合には、切り出し位
置算出手段 28 によって、切り出し位置Xを算出し、上
位のホストCPU 10に通知する。{請求項1,3に対応す
る実施例} 上記エッジ折れ媒体検知手段 23 でエッジ折れ媒体と判
別された場合は、左右エッジ検出手段 24 によって、媒
体上端よりnライン下での左右エッジを検出し、上端の
左右エッジと、今回検出した左右エッジとの計4点のサ
ンプルポイントから、エッジ折れ媒体の本来の上端エッ
ジ位置を算出し、先と同様に切り出し位置算出手段 28
で切り出し位置Xを算出後、上位のホスト CPU 10 に通
知する。
【0026】図2は、上記媒体の切り出し位置算出手段
28 における切り出し手段を説明している。先ず、媒体
長を“1”とし、媒体の左右上端の位置を、それぞれ
(x0,y0),(x1,y1)とすると、、例えば、(y1-y0) > 0 つ
まり右上がりに斜行していた場合、
【0027】
【数1】 又、
【0028】
【数2】 上記,式より、
【0029】
【数3】 となり、最右端のx ドット値 X が得られる。図3は、
エッジ折れ媒体検知手段 23 での処理を説明している。
媒体の上端からnライン下の左右エッジ(x2, y2 ),(x3,
y3 ) のX座標の増分,Y座標の増分比が等しくない場
合、(またはある一定値を超える場合) 、つまり、 (x2 -x0 ):(x3 -x1 ) ≠ (y0 -y2 ):(y1 -y3 ) のときエッジ折れとみなす。
【0030】図4(a) は、図3の様なエッジ折れ媒体の
本来のエッジ位置の算出手段、具体的には、図1の左右
エッジ検出手段 24 と、エッジ折れ媒体の左右上端算出
処理手段 25 での処理を説明している。例えば、図4
(a) の様に右上端がエッジ折れしている場合、上端エッ
ジ検出手段 (媒体先頭検出手段) 20で検出される位置
は、左右それぞれ ( x0 ,y0 ),(x1 ,y1 ) となる。
【0031】また、左右エッジ検出手段 24 で、nライ
ン下の左右のエッジを検出するが、該nラインのnの値
は、x,y座標の増分が等しくなるまで、ラインを下げ
ていき、一つ前のラインの左右上端の座標(x0, y0 ),(x
1, y1 ) と、次のラインの左右上端の座標(x2, y2 ),(x
3, y3 ) での該増分が等しくなった時、上記左右上端ラ
インの右端座標(x1, y1 ) を、該エッジ折れの終点位置
とする。
【0032】即ち、左端エッジと右端エッジの増分比が
等しくなった時、エッジ折れ終点とみなすことができる
ので、求める右上端エッジは、図4に示されている2点
(x0,y0 ),(x1 ,y1 ) と、エッジ折れの終点位置以降で
の2点(xn ,yn ),(xn+1 ,yn+ 1 ) とをそれぞれ結ぶ直線
の交点Xとなる。つまり、
【0033】
【数4】 従って、
【0034】
【数5】 が得られる。このようにして算出したエッジ折れ媒体の
上端エッジ位置を用いて、後は図2で説明したのと同じ
処理で、切り出し位置Xを算出し、上位に通知する。
{請求項2,3に対応する実施例} 上記の実施例では、前述の切り出し判定手段 22 で、媒
体幅mが、固定値である閾値t以下であるとき、切り出
し位置算出手段 28 で、図2で説明した処理により、切
り出し位置Xを算出して、その位置から左側方向に媒体
を切り出して上位のホスト CPU 10 に転送する例である
が、図5に示されているように、媒体幅mと、該媒体の
傾きαによって、媒体の存在する位置が大きく変わるの
で、上記閾値tを変化させることにより、より効率のよ
いイメージ切り出しを行うことができる。
【0035】即ち、図5に示されているように、該媒体
の傾きαが小さい場合には、媒体幅mと、例えば、m c
osαの値は余り変わらないので、前述の媒体幅mの値だ
けで上記閾値tを変更して、ベタで転送するか、切り出
し位置Xを求めて転送する判断点を変えるようにし、媒
体の傾きαが大きい場合には、媒体幅mに比較して、例
えば、m cosαの値が大きく変わる(小さくなる)の
で、該傾きαが大きいときには、上記閾値tを大きい方
に変更して、ベタによりイメージデータを転送するか、
切り出し位置Xを求めて転送するかの判断点を変えるよ
うにすることで、固定した閾値tで切り出しを行うか否
かを決定するよりは、きめ細かい転送制御を行うことが
できる。尚、上記媒体の真の幅mは、
【0036】
【数6】 で算出することができる。{請求項4に対応する実施
例} また、請求項5の様に、媒体のエッジ折れしていた部分
が端の方で、文字認識等に影響がない箇所の場合には、
エッジ折れのためにイメージデータが欠けている部分に
白データ等のイメージデータを付加することにより、デ
ータ転送後画面に表示する際には、エッジ折れによって
イメージデータが欠けてしまうのを防ぐことができる。
【0037】また、請求項6の様に、エッジ折れの部分
にイメージデータを付加する際において、図4(b) に示
されているように、図1のローカルメモリ 12 の所定の
領域120に、あらかじめ複数のイメージデータテーブル
を登録する手段と、該イメージデータ登録領域 120を持
ち、上端エッジ位置から求まる媒体幅内のイメージデー
タから、登録されたテーブル内に該当するイメージデー
タを検索して、上記請求項5と同様に付加する処理を行
うことにより、複数の種類の媒体にも対応することがで
きる。
【0038】このように、本発明のイメージ処理装置
は、スキャナにより読み取った媒体をイメージデータと
して、イメージ格納用メモリ内に格納するイメージ処理
装置において、所定のエッジ検出条件により検出され
た、左右上端エッジから媒体幅を推定する手段と、該媒
体幅推定手段で算出した左右上端エッジのY座標値よ
り、スキャナに吸入された媒体の斜度を検出する手段
と、検出した斜度,媒体幅から切り出し位置を算出し、
イメージデータの切り出し処理を行う手段と、上記スキ
ャナで読み込んだ媒体のエッジ折れを検出手段と、該エ
ッジ折れを検出したとき、正常なエッジ位置を算出し、
該算出したエッジ位置から、イメージデータの切り出し
位置を算出して、イメージデータの切り出し処理を行う
手段とを備え、検出した媒体幅がある所定の閾値t以内
の場合にのみ、イメージデータの切り出しを行い、ホス
トに転送するように構成したところに特徴がある。
【0039】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
イメージ処理装置によれば、媒体の上端エッジ検出時
に、メモリ内に格納されたイメージデータの最右端位置
と、最左端位置を算出し、さらに媒体幅がある一定値t
以下の場合にのみ切り出すことにより、上位インターフ
ェースからの切り出し位置を通知されることなく効率的
な切り出し処理およびイメージデータ転送を行うことが
できる。
【0040】また、この切り出し処理を行う際に、エッ
ジ折れの検出を行うことにより、媒体が正常吸入,斜
行,エッジ折れかを判定し、正確な切り出し位置を算出
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する図
【図2】本発明の一実施例を示した図(その1)
【図3】本発明の一実施例を示した図(その2)
【図4】本発明の一実施例を示した図(その3)
【図5】本発明の一実施例を示した図(その4)
【図6】従来のイメージ処理装置を説明する図
【符号の説明】
10 ホスト CPU 11 プロセッサ 12 ローカルメモリ 13 イメージ格
納用メモリ(VS) 14 イメージ制御部 15 スキャナ 20 媒体先頭検出手段 21 媒体幅算出
手段 22 切り出し判定手段 23 エッジ折れ
媒体検知手段 24 左右エッジ検出手段 25 エッジ折れ媒体の左右上端算出処理手段 26 上端検出位置セーブ領域 27 切り出し位
置通知手段 28 切り出し位置算出手段 m 媒体幅 α 斜行角度、斜度、傾き

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スキャナにより読み取った媒体をイメージ
    データとして、イメージ格納用メモリ内に格納するイメ
    ージ処理装置であって、 所定のエッジ検出条件により検出された、左右上端エッ
    ジから媒体幅を推定する手段と、 前記媒体幅推定手段で算出された左右上端エッジのY座
    標値より、スキャナに吸入された媒体の斜度を算出する
    手段と、 前記算出した斜度、媒体幅から、イメージデータの切り
    出し位置Xを算出し、該算出された切り出し位置Xから
    イメージデータの切り出しを行うことを通知する手段
    と、 を有することを特徴とするイメージ処理装置。
  2. 【請求項2】スキャナにより読み取った媒体をイメージ
    データとして、イメージ格納用メモリ内に格納するイメ
    ージ処理装置であって、 所定のエッジ検出条件により検出された、左右上端エッ
    ジから媒体幅を推定する手段と、 前記媒体幅推定手段で算出された左右の各上端エッジ
    と、上端からnライン下の左右エッジ部分におけるそれ
    ぞれのx座標の増分、y座標の増分比が等しくない場
    合、またはある一定値を超える場合、読み込んだ媒体を
    エッジ折れとみなすエッジ折れ媒体検知手段と、 前記エッジ折れ媒体検出手段でエッジ折れ媒体と認識し
    た場合に、左右上端エッジのx,y座標値および、nラ
    イン下の左右エッジのx,y座標値より、媒体がエッジ
    折れせず正常に吸入された場合の上端エッジを算出する
    手段と、 前記算出した上端エッジ位置に基づいて切り出し位置X
    を算出する切り出し位置算出手段と、 前記算出した切り出し位置Xよりイメージデータの切り
    出しを行うことを通知する切り出し位置通知手段を有す
    ることを特徴とするイメージ処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1、又は2に記載のイメージ処理装
    置であって、前記検出した媒体幅が、ある特定の閾値t
    以内の場合にのみ、切り出し処理を行い、t以上の場合
    には切り出し処理を行わない切り出し判定手段を備える
    ことを特徴とするイメージ処理装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のイメージ処理装置であっ
    て、媒体の幅m、又は、媒体の斜度αに基づいて、上記
    閾値tの値を可変とすることを特徴とするイメージ処理
    装置。
  5. 【請求項5】請求項2に記載のイメージ処理装置であっ
    て、 前記検出したエッジ折れの部分に白データを付加する手
    段を有することを特徴とするイメージ処理装置。
  6. 【請求項6】請求項2に記載のイメージ処理装置であっ
    て、あらかじめ複数のイメージデータテーブルを登録す
    る手段と、 前記イメージデータ登録領域を所定のメモリ内に確保す
    る手段と、前記確保された登録領域を参照して、前記媒
    体に該当するイメージデータを検索する手段と、 前記検索において検索したイメージデータを、前記登録
    領域から前記イメージ格納用メモリの、前記エッジ折れ
    の部分に付加する手段を有することを特徴とするイメー
    ジ処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010204906A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Oki Electric Ind Co Ltd 帳票読取装置および帳票読取方法
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