JPH0925915A - ウォールアンカー - Google Patents

ウォールアンカー

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JPH0925915A
JPH0925915A JP17197595A JP17197595A JPH0925915A JP H0925915 A JPH0925915 A JP H0925915A JP 17197595 A JP17197595 A JP 17197595A JP 17197595 A JP17197595 A JP 17197595A JP H0925915 A JPH0925915 A JP H0925915A
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wall
blades
hole
blade
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JP17197595A
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Louis N Giannuzzi
エヌ.ジアンヌズィ ルイス
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 中空の壁に打ち込むことができ、締結ねじを
収容することにより壁に接して物体を保持できるアンカ
ーの引抜きに対する抵抗力を高める。 【解決手段】 アンカーは、シートメタルブランクを、
成形し、折り曲げ、硬化することにより、ねじをねじ込
み可能に収容するための穴を設けた頭部10と、穴に整
列して頭部から延在し、壁を貫通するように先端の尖っ
た三角形の部分を終端とする通常は並置された平板状の
ブレード12,13を形成してなる。ブレードにはそれ
ぞれ中間部のずらした位置に耳状片15が設けられる。
アンカーが壁に打ち込まれてその頭部が壁の外表面に押
し当てられ、締結ねじ23が穴に挿入され回転されてブ
レードの間を前進すると、ねじがブレードを押し広げ、
耳状片を離間させる。これにより、耳状片はねじにかみ
合って壁本体内にトラス構造を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中空の壁に取り付
けた状態で締結ねじを受容して、壁に接した物体を保持
することができるアンカーに関し、特に、壁に打ち込み
可能であって壁に予め穴をあける必要をなくした短剣状
のシートメタルに関する。アンカーが取り付けられ、締
結ねじがアンカー内部に受容されたとき、壁の本体内に
は、トラス構造が形成され、引抜力に抗する逆くさびと
して作用する。
【0002】
【従来の技術】石膏ボード、シートロック、ファイバー
ボード、その他の中空壁構造に使われる材料からなる壁
の外表面に接した取付器具やブラケットその他の物体を
据え付けるために、従来、合成プラスチック材料または
金属製のアンカーが用いられている。このアンカーは壁
に予めあけられた穴に打ち込み、締結ねじを収容するこ
とができる。このねじは物体に設けられた穴を通過して
壁に固定され、締結ねじが完全にアンカー内に収容され
ると、物体が壁に接して保持される。
【0003】従来のこの種のアンカーを取り付けるため
には、3種類の作業が必要である。第一のかつ最も重要
な工程は、壁に適切な直径をもつ穴をあけることであ
る。大きすぎる穴をあけた場合には、あけられた穴にア
ンカーを押し込む次の工程において、穴の内部にアンカ
ーをしっかりとくさび留めすることはできない。したが
って、アンカー内に締結ねじを回し入れるという第3の
工程を行うことはできない。これは、アンカーが穴の内
部でゆるんでいれば、ねじを回すとアンカーも回転して
しまい、ねじが前進しないからである。
【0004】自分の家で、従来のアンカーを日曜大工で
取り付けるためには、手動や電動ドリルだけでなく、正
確な直径のドリルブレードが必要である。取り付けるべ
き特定のアンカーの寸法に適合する直径をもつ穴を中空
の壁にあけなければならないので、素人の多くはこのよ
うなアンカーを取り付けることをあきらめてしまう。
【0005】取り付けるために穿孔作業を必要としない
アンカーに対する要望を考慮して、この要求を満たすべ
く自己ドリルアンカーが開発された。このような自己ド
リルアンカーの一例は、米国特許第5234299号に
記載されている。このアンカーはねじ回しにより壁に回
し入れるものであり、雄ねじが形成された軸部を備えて
おり、その頭部はねじ回しによりかみ合せ可能である。
軸部には締結ねじを収容するための、長手方向に延在す
る穴が設けられている。軸部から軸方向に中心ドリル部
が延在し、アンカーをねじ回しにより回し入れたとき、
この中心ドリル部によって壁に円形の穴があけられ、回
転する軸部によってねじ山が切られる。
【0006】アンカーの保持力は、取り付けたアンカー
を壁から引き抜くのに要する力により決定される。この
力は、壁に固定される物体により生じ、物体が重いと、
アンカーの保持力が不十分となって、物体が壁から引き
抜かれるのを防ぐことができない場合がある。
【0007】壁にあけた穴に挿入する中空プラグ型の従
来のアンカーにおいて、締結ねじがプラグ本体の空洞中
を前進するにつれ、本体を押し広げ、穴の周囲の壁材を
圧縮する。これにより、アンカーは穴の内部にしっかり
とくさび止めされる。しかし、この材料は、通常、石
膏、ファイバー製、接着したチップなど、構造強度に欠
け、簡単に粉砕するものであるので、従来のアンカーの
保持力は高くない。しかしながら、壁に固定する物体が
比較的軽いものであれば、その取り付けには十分であ
る。
【0008】アンカーのドリル部により壁にあけた穴
に、雄ねじを形成した軸部によりねじ山を切っていく自
己ドリルアンカーの保持力は、くさび作用に依存するも
のではなく、穴の周囲の壁材に形成された雌ねじがアン
カー軸部の雄ねじとかみ合うことによる。しかし、雌ね
じは石膏その他のもろく、砕けやすい中空の壁材に切ら
れているので自己ドリルアンカーの保持力は高くない。
【0009】容易に取り付けられ、しかもかなりの保持
力を持つ壁アンカーとしては、Vassiliouによ
る米国特許第4500238号に開示された短剣状アン
カー(以下、Vassiliou型アンカーと呼ぶ)が
ある。このVassiliou型のアンカーは、米国特
許第4765788号、第4874277号、第494
1240号にも開示されている。これらのアンカーは、
あたかもくぎであるかのように、ハンマーで壁内に打ち
込むだけで簡単に取り付けられる。
【0010】Vassiliou型アンカーは、シート
メタルブランクから製造され、このシートメタルブラン
クを切断し、成形し、折り曲げ、熱処理することによ
り、中心穴を設けた頭部と、頭部から下垂した平板状の
ネック部を形成し、このネック部に中心穴と整列するよ
うにしてネック部の平面に形成した開口を設け、さらに
ネック部から延在する一対の並置ブレードを形成して作
られる。このアンカーが中空の壁内に打ち込まれると、
アンカーの頭部は壁の外表面に押しあてられ、ネック部
は壁本体に埋め込まれ、ブレードが壁の内表面を越えて
延在する。締結ねじが頭部内の穴に挿入され、ネック部
開口を通過し、ねじがネック部を過ぎて前進するにつれ
て、ブレードが壁の裏側で広げられて離間していく。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】壁材に埋め込まれた平
板状のネックは、引き抜きに対する抵抗をほとんどもた
ない。したがって、Vassiliou型アンカーの保
持力は、主として開離したブレードによって生じる引き
抜き抵抗に依存する。ブレードはばね金属で作られてい
るのでこの抵抗には限界があり、アンカーが強い引抜力
を受けると、開離したブレードが、内側に寄って壁材か
らの引き抜きに対する抵抗を減少させる場合がある。
【0012】また、壁に取り付けられ、締結ねじがアン
カー内部に収容されたときにトラス構造を形成するアン
カーとしては、米国特許第4828439号に開示され
たプラスチックアンカーがある。このアンカーは、中空
の壁にあけられた穴に挿入され、締結ねじがその内部に
挿入されると、壁の裏側に三角形のトラス構造が形成さ
れ、ねじがその中心支柱を構成する。しかし、このアン
カーの場合には、あらかじめ壁に穴をあける必要があ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ハンマ
ーその他の工具により中空の壁や基盤に打ち込んだあと
で締結ねじを収容し、壁に接した物体を保持することの
できるアンカーであって、取り付けられたアンカーはね
じとともに壁本体内にトラス構造を形成し、このトラス
構造がアンカーの保持力を高める逆くさびとして作用す
る短剣状アンカーが提供される。
【0014】特に、シートメタルブランクを切断し、成
形し、折り曲げ、硬化することによりアンカーの構成要
素が形成される。
【0015】本発明のさらなる目的は、壁を貫通するよ
うに先端の尖った三角形の部分を終端とする一対の並置
ブレードを有する短剣状のアンカーであって、三角形の
部分の各々には三角形の傾斜面が形成され、アンカーが
壁材に打ち込まれると、この傾斜面は壁材中にのり上げ
て、ブレードに対して内向きの圧力を加え、ブレードが
合わさった状態に保持するようにした短剣状のアンカー
が提供される。
【0016】
【発明の実施の形態】簡単に言えば、本発明は、中空の
壁に打ち込んでから、締結ねじを収容し壁に接した物体
を保持することができる短剣状アンカーにより達成され
る。アンカーは、シートメタルブランクを、成形し、折
り曲げ、硬化することにより、ねじ込み可能にねじを収
容する穴を設けた頭部と、穴に整列するように、頭部か
ら延在し、壁を貫通するように先の尖った三角形の部分
を終端とする通常は並置された平板状の一対のブレード
を形成してなる。ブレードには、中間部のずらした位置
にそれぞれ耳状片が設けられ、他方のブレードに設けた
相手スロットから突出している。
【0017】アンカーが壁に打ち込まれると、その頭部
が壁の外表面に押し当てられ、つぎに締結ねじを穴に挿
入し回転させブレードの間を前進させると、ねじはブレ
ードを押し広げ耳状片を離間させる。これにより、耳状
片がねじにかみ合って、壁本体内にトラス構造を形成
し、このトラス構造の底辺弦材はねじにかみ合った突出
耳状片により基礎弦材が構成され、側辺弦材はブレード
により構成され、ねじがトラス構造の中心支柱を構成す
る。このトラス構造は、アンカーの保持力を高める逆く
さびとして作用する。
【0018】本発明によるアンカーの重要な利点は、壁
本体内に形成された逆くさびが、トラス構造にかみ合っ
た壁材に圧力を加えて圧縮することにより、引き抜きに
対する抵抗を増加させる作用を及ぼすことである。
【0019】本発明のさらに別の目的は、安価で大量生
産できるシートメタル製短剣状アンカーを提供すること
である。
【0020】
【実施例】アンカーの構造 以下、本発明の実施例について添付図面を参照して詳細
に説明する。
【0021】図1乃至図4を参照して、本発明の好まし
い実施例による短剣状アンカーは、高い強度とばね金属
特性を有する鋼鉄その他の金属からなる薄いシートメタ
ルブランクで製造されているので、アンカーのブレード
が反ったときにはブレードは元の状態にはね返って戻ろ
うとする。シートメタルの厚さは約0.010から0.
040インチの範囲内が適当である。
【0022】Vassiliouによる米国特許第45
00238号に記載されたシートメタルブランクと同様
にして、ブランクを切断し、成形し、折り曲げ、熱処理
により硬化して、中心穴11を設けた平板状の六角形の
頭部10を形成する。この中心穴11には締結ねじがね
じ込み収容され、ハンマーその他の工具でアンカーを打
ち込んだ中空の壁または基盤に接した物体を保持する。
通常は並置された一対の平板状のブレード12および1
3が、中心穴11に整列するようにかつ中心穴11と一
体に、頭部の折り込まれた下側の部分10Aおよび10
Bから直角に延在している。
【0023】ブレード12および13はそれぞれ三角形
の部分12Aおよび13Aを終端としている。アンカー
を打ち込んだ中空の壁や基盤を貫通するためには、三角
形の部分12Aは点Pに、三角形の部分13Aは点P
に達する。
【0024】ブレード13はブレード12よりわずかに
大きいため、点Pは点Pの前方にある。しかし、実
際には、ブレードは実質的に同一の寸法であってもよ
く、この場合はこれらの点は互いにずれることなく両者
は同時に壁を貫通することになる。
【0025】頭部の折り込まれた下側の部分10Aとブ
レード12との連結部には、穴11と整列した2分割円
錐形案内空間の半割部14が形成されている。頭部の折
り込まれた下側の部分10Bとブレード13との連結部
には、空間の相手方半割部14´が形成されている。こ
れらの半割部14および14´により形成される円錐形
案内空間は、頭部10の中心穴11から挿入される締結
ねじの円錐形先端部を収容し、ねじ込むことができるよ
うな寸法に形成される。ねじがねじ回しにより回転され
て前進すると、ばね金属製のブレード12および13の
間に入り込み、これらを開離させるため、ブレードは、
頭部10に対してそれぞれ反対方向に角度をもつことに
なる。
【0026】三角形の部分12Aの上端近くの中間点に
おいて、ブレード12から耳状片15が打ち出され、ブ
レード13に切り込まれた相手スロット16から突出す
る。ブレード13から耳状片17が打ち出され、耳状片
15とはずらした位置に差し込まれている。耳状片17
はブレード12に切り込まれた相手スロット18から突
出している。したがって、突出した耳状片が並置状態の
ブレードを引き離すことはない。
【0027】ブレード12の三角形の部分12Aから三
角形の傾斜面19が打ち出されており、その形状は三角
形の部分と同様であるが、大きさは小さくしてある。し
たがって、先端から幅広の後端にかけて高さが増加する
この傾斜面は、三角形の部分の内部におさまる。ブレー
ド13の三角形の部分13Aからは相手傾斜面20が打
ち出されている。短剣状アンカーが壁に打ち込まれ、ア
ンカーの先端が壁を貫通し、並置ブレードが壁材内を進
んでいくとき、ブレード上の傾斜面19および20は壁
材にかみ合って押圧され、ブレードに対して内向きの圧
力を印加してブレードが合わさった状態を保ち、その分
離を防ぐ。
【0028】アンカーの取付 アンカーの寸法は、アンカーを取り付ける中空の壁の厚
さにより決定される。したがって、図5に示されるよう
な中空の壁21が3/4インチの厚さであれば、ブレー
ド12および13の長さは、アンカーが壁に打ち込まれ
た時に、耳状片15および17が壁の内表面21に近接
して壁材の中に埋め込まれるような長さとする。傾斜面
19および20を含むブレードの残りの部分は壁の内表
面を越えて延在する。
【0029】上述のように、アンカーが壁に打ち込まれ
ると、傾斜面19および20は壁材によって内向きの圧
力を受け、ブレードが合わさった状態に保持される。し
かしアンカーが完全に打ち込まれてその頭部10が壁2
1の外表面に押し当てられたときには、傾斜面19およ
び20は壁の内表面の裏側に出て、ブレードは内表面の
裏側で自由に離れることができる。
【0030】締結ねじの取付 図6に示されるように、据え付け用の穴を有する取付器
具22を、アンカーを取り付ける中空の壁の外表面に接
して支持する場合には、締結ねじ23を取付器具の据え
付け用の穴から挿入して、壁の外表面に押し当てられて
いるアンカーの頭部10の中心穴11に入れる。
【0031】ねじ23には、ねじ回しのブレードを受け
るための溝のついた頭部24が設けられている。頭部1
0の中心穴にねじ込み可能に収容されたねじ23を回転
すると、ねじ23は並置ブレード12および13の間を
前進し、これらを離間させる。このとき、頭部の下側部
分10Aおよび10Bにヒンジ付けされたばね金属製の
ブレードは、壁材内で、頭部に対して角度をもつことに
なる。
【0032】そこで、ブレード12および13上ので突
出耳状片15および17はねじ23にかみ合う。耳状片
は充分薄いため、隣り合うねじ山の間でねじの谷底に入
り込む。これらの耳状片は、壁材と、並置状態にブレー
ドを戻そうとするブレードのバネ作用とによりブレード
に加えられる圧力によってねじに圧入される。
【0033】その結果、ブレードはねじ23との組み合
せにより機械的トラス構造を形成し、図7に示すよう
に、その底辺弦材は、ねじ23に圧入される突出耳状片
15および17により構成され、その側辺弦材は、角度
をなしたブレード12および13により形成される。ト
ラス構造の頂点は頭部10にある。トラスの頂点からそ
の底辺弦材まで延在するアンカーねじ23によりトラス
構造の中心支柱が形成される。
【0034】トラス構造弦材および中心支柱は壁本体内
に埋め込まれるので、トラス構造は逆くさびとして作用
し、壁からアンカーを引き抜こうとする矢印25で示さ
れる引抜力に対して高い抵抗力を提供する。
【0035】したがって、本発明によるアンカーは並み
はずれた保持力を備えており、壁に接した比較的重い物
体を支持するのに用いることができる。すなわち、図6
に示すように、この物体がフック型取付器具22に吊り
下げられた場合、この物体が壁からアンカーを引き抜く
ことはない。なぜならば、引抜力が逆くさびにより壁材
中に分散され、短剣状アンカーにより貫通された領域に
集中することがないからである。
【0036】以上、好ましい実施例を用いて本発明を説
明したが、本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく
種々の変形が可能であることは言うまでもない。たとえ
ば、耳状片と相手スロットの代わりに、各ブレードに、
他方のブレードに形成した相手中空ソケットに嵌合する
ボス状突部を設けてもよい。また、アンカーは弾性をも
つ合成プラスチック材から成形その他の方法により製造
してもよい。
【0037】
【発明の効果】以上述べたとおり、本発明のアンカー
は、壁に打ち込むだけで簡単に取り付けることができ、
締結ねじと組合さって壁の本体中に逆くさび状のトラス
構造を構成するため、アンカーを引抜こうとする力に対
して非常に高い抵抗力をもつ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例による短剣状シートメ
タル製アンカーの斜視図である。
【図2】アンカーのブレードに対して直角な平面におけ
るアンカーの側面図である。
【図3】ブレードに対して平行な平面におけるアンカー
の側面図である。
【図4】アンカーの上面図である。
【図5】中空の壁に取り付けられたアンカーの断面図で
ある。
【図6】締結ねじを内部に挿入し、壁に接した取付器具
を支持した状態における、取り付け済みのアンカーを示
す図である。
【図7】取り付け済みのアンカーと締結ねじとの組合せ
により形成されたトラスの概略図である。
【符号の説明】
10 頭部 10A、10B 頭部の下側の部分 11 中心穴 12、13 ブレード 12A、13A 三角形の部分 14、14´ 半割部 15、17 耳状片 16、18 スロット 19、20 傾斜面 21 壁 22 取付器具 23 締結ねじ 24 溝付頭部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通可能な材料からなる中空の壁その他
    の基盤内に打ち込み可能で、上記壁に取り付けた後で締
    結具を受容可能であり、これにより壁に接した物体を保
    持することができるようにしたアンカーにおいて、 A.上記締結具を受容するための中心穴を設けた頭部
    と、 B.上記穴にほぼ整列して上記頭部から延在する、並置
    関係にある一対のブレードであって、上記アンカーが上
    記壁に打ち込まれたとき、上記アンカーの上記頭部を上
    記壁の外表面に接した状態に置くように上記壁を貫通す
    るブレードと、 C.上記ブレードの各々の中間位置に設けた突起とを備
    え、 上記アンカーが上記壁に打ち込まれ上記外表面に上記頭
    部が接したとき、上記並置ブレードの一部が上記壁に埋
    め込まれ、その後、上記締結具が上記中心穴に挿入され
    て上記ブレードの間を前進すると、上記締結具が上記ブ
    レードを押し広げ上記突起を離間させ、これにより、上
    記突起が上記締結具にかみ合って、上記壁からの上記ア
    ンカーの引き抜きに抗する逆くさびとして作用するトラ
    ス構造を形成し、上記トラス構造は上記突起により構成
    される底辺弦材と、上記ブレードにより構成される側辺
    弦材と、上記締結具により構成される中心支柱とを有す
    ることを特徴とするアンカー。
  2. 【請求項2】 上記ブレードに、上記壁の本体を貫通す
    るように先の尖った三角形の部分を設けたことを特徴と
    する請求項1に記載のアンカー。
  3. 【請求項3】 上記ブレードは、上記ブレードと上記頭
    部との連結部に、上記穴に整列した円錐形案内空間が生
    じるように成形され、上記空間に上記締結具の先端を受
    け入れることができるようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載のアンカー。
  4. 【請求項4】 上記ブレードの各々の上記三角形の部分
    上に傾斜面が形成され、上記並置ブレードが上記壁に打
    ち込まれると、上記ブレードは、上記傾斜面を押圧して
    上記ブレードを合わせようとする上記壁材による内向の
    圧力を受けることを特徴とする請求項2に記載のアンカ
    ー。
  5. 【請求項5】 上記傾斜面は三角形であり、その高さは
    上記傾斜面の先端から後端に向かうにつれて増加するこ
    とを特徴とする請求項4に記載のアンカー。
  6. 【請求項6】 上記突起の各々は耳状片により形成さ
    れ、相手差し込み部が上記耳状片を収容するスロットに
    より形成されることを特徴とする請求項1に記載のアン
    カー。
  7. 【請求項7】 貫通可能な材料からなる壁に打ち込み可
    能で、上記壁に取り付けた後で、締結ねじを受容可能で
    あり、これによリ、壁に接した物体を保持することがで
    きるようにしたアンカーであって、、シートメタルブラ
    ンクを、切断し、成形し、折り曲げ、硬化することによ
    り製造され、 A.上記ねじをねじ込み収容するための中心穴が設けら
    れ、下側の部分が内側に折り曲げられた頭部と、 B.上記穴に整列して上記下側の部分と一体に設けら
    れ、上記壁材を貫通するように先の尖った三角形の部分
    に終端し、通常は並置状態にある一対のブレードと、 C.頭部の下方の上記ブレード上のずらした位置に設け
    られ、上記一対のブレードの互いに他方に設けられた相
    手スロットを通ってそれぞれ突出した耳状片とを備え、 上記ねじが上記中心穴にねじ込み収容されて、上記ブレ
    ードの間を前進すると、上記ねじにより上記ブレードと
    上記耳状片が押し広げられて離間し、これにより、上記
    耳状片が上記ねじにかみ合って上記壁材の内部にトラス
    構造を形成し、上記トラス構造において上記耳状片が底
    辺弦材を構成し、上記ブレードが側辺弦材を構成し、上
    記ねじが中心支柱を構成し、上記トラス構造は上記アン
    カーの引抜きに抗する逆くさびとして作用することを特
    徴とするアンカー。
  8. 【請求項8】 上記穴に整列して設けられ、上記ねじの
    先端を受入れるための二分割円錐形空間をさらに含み、
    上記空間は、上記円錐形空間を構成する半円錐部を組合
    わせることにより上記頭部の下側部分と上記ブレードと
    の連結部において上記ブレードの内側に形成されること
    を特徴とする請求項7に記載のアンカー。
  9. 【請求項9】 上記ブレードの各々の上記三角形の部分
    に傾斜面が形成され、上記傾斜面は、上記アンカーが上
    記壁に打ち込まれると、上記壁材により、上記ブレード
    を合わせようとする内向の圧力を受けることを特徴とす
    る請求項求項8に記載のアンカー。
  10. 【請求項10】 ばね金属から製造されることを特徴と
    する請求項7に記載のアンカー。
  11. 【請求項11】 上記金属は鋼鉄であることを特徴とす
    る請求項10に記載のアンカー。
  12. 【請求項12】 上記締結具にはねじ山が設けられ、上
    記穴にねじ込み挿入されることを特徴とする請求項1に
    記載のアンカー。
  13. 【請求項13】 壁に取り付けることのできるウォール
    アンカーであって、取り付け後に、上記アンカーに物体
    を固定するための固定手段を収容することがてきるウォ
    ールアンカーにおいて、少なくとも一つの内部構造を備
    え、上記固定手段を挿入すると、上記少なくとも一つの
    構造が押圧され、上記アンカーを押し広げることを特徴
    とするウォールアンカー。
  14. 【請求項14】 固定手段を収容する内部穴を有する延
    長部材と、上記穴の内部に設けられた少なくとも一つの
    構造とを備え、上記固定手段が内部に導入されると、上
    記延長部材が上記少なくとも一つの構造と上記固定手段
    の間の反作用力により押し広げられることを特徴とする
    ウォールアンカー。
  15. 【請求項15】 互いに並んで延在する2つ以上の部分
    からなる延長部材を有し、上記延長部材には固定手段を
    収容する穴が設けられ、上記2つ以上の部分のうちの少
    なくとも1つは上記穴の内側に向いた構造を有し、上記
    構造は、上記固定手段が挿入されたときに、上記固定手
    段に対して反作用し、上記延長部材を広げることを特徴
    とするウォールアンカー。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10103318A (ja) * 1996-08-24 1998-04-21 Artur Fischer Gmbh スリーブタイプ・拡張栓
US7164843B2 (en) 2000-05-02 2007-01-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Data recording system and recording objective determination device
US7360746B2 (en) * 2003-09-17 2008-04-22 Raymond Routhier Asymmetric drive pin
JP2015194202A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 ジェフコム株式会社 ボード用アンカー

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