JPH09257950A - 地下水流測定方法とその装置 - Google Patents

地下水流測定方法とその装置

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JPH09257950A
JPH09257950A JP8064786A JP6478696A JPH09257950A JP H09257950 A JPH09257950 A JP H09257950A JP 8064786 A JP8064786 A JP 8064786A JP 6478696 A JP6478696 A JP 6478696A JP H09257950 A JPH09257950 A JP H09257950A
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JP
Japan
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float
flow
groundwater
measurement case
variable buoyancy
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JP8064786A
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Yuji Deguchi
裕二 出口
Hironari Furukawa
裕也 古川
Koichi Toyao
晃一 鳥屋尾
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TOHO CHISUI KK
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ法等により正確に且つ繰り返し地下水
流の流向や流速を測定し得る地下水流測定方法とその装
置を提供する。 【解決手段】地下水の流速や流向をフロート11の移動
速度や方向により測定するフロート式の地下水流測定方
法とその装置である。地下水が流通可能な流通部2を有
する測定ケース1を水中に挿入し、測定ケース1内の上
部に空気を供給して空気層を形成する。測定ケース内の
流通部2にフロート11を配置すると共に空気層との間
でフロート11を浮遊させ、電磁誘導コイル13等によ
りフロート11を測定ケース内の中央に位置させ、空気
層の上方に設置したビデオカメラ6によりフロート11
の動きを撮影して地下水流の流向と流速を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地下水の流速や流
向をフロートの移動速度や方向により測定するフロート
式の地下水流測定方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】単孔式の地下水流測定方法として、従
来、薬液や染料などのトレーサを測定ケース内に流入
し、そのトレーサの流下方向や位置を測定して水流の流
速や流向を測定するトレーサ方式、或は測定ケース内に
ビデオカメラ装着し水中に放出した浮遊粒子等のトレー
サの動きを観測するカメラ法などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このうち、ビデオカメ
ラを使用するカメラ法は、性能の優れた小形ビデオカメ
ラの開発により有望視され、特公平4−57234号公
報等で提案されている。このビデオカメラを使用してト
レーサの動きを観測し地下水流の測定を行う従来の測定
方法は、トレーサとして浮遊粒子を放出可能に収容した
トレーサ放出装置をケース内に設置し、測定開始と共
に、その下方にガスの貯留によって形成した地下水の水
面上に、トレーサを放出し、そのトレーサの動きを上方
のビデオカメラで撮影し、その画像を観察しながらトレ
ーサの動きを観測するものである。
【0004】しかし、この従来のカメラ法では、トレー
サを水面に放出して観測を開始するため、水面に放出さ
れたトレーサは、放出の際、不定方向に重力等に起因し
た移動力を受ける。このため、放出時に地下水流とは無
関係の方向にトレーサが移動しやすいという問題があっ
た。また、このトレーサは浮遊粒子であって水面に浮上
するため、振動などの影響つまり水流によらない移動力
を受けやすく、地下水流とは無関係の方向にトレーサが
移動しやすいという問題があった。
【0005】また、トレーサを放出するカメラ法では、
一度トレーサを放出して測定を行った後、再度測定を行
いたい場合には、測定ケースをボーリング孔から引き上
げてトレーサを充填しなおす必要があり、連続的にトレ
ーサを放出することができるとしても、放出したトレー
サの回収ができないため、既に放出したトレーサが障害
となり、連続した測定ができない課題があった。また、
カメラとトレーサの間にトレーサ放出管が位置するた
め、これがカメラの視野を遮り、トレーサの移動観測に
支障が生じる恐れがあった。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、カメラ法等により正確に且つ繰り返し地下水流の流
向や流速を測定し得る地下水流測定方法とその装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の地下水流測定方法は、地下水が流通可能
な流通部を有する測定ケースを水中に挿入し、測定ケー
ス内の上部に地下水より比重の小さい軽流体を供給して
軽流体層を形成し、測定ケース内の流通部にフロートを
配置すると共に軽流体層との間でフロートを浮遊させ、
センタリング手段によりフロートを測定ケース内の中央
に位置させ、ビデオカメラによりフロートの動きを撮影
して地下水流の流向と流速を測定することを特徴とす
る。
【0008】また、請求項3の地下水流測定方法は、地
下水が流通可能な流通部を有する測定ケース内に浮力調
整可能な可変浮力フロートを配置し、測定ケースを水中
に挿入し、その可変浮力フロート内の軽流体量を調整す
ることにより、可変浮力フロートを測定ケース内の中間
位置に浮遊させ、センタリング手段により可変浮力フロ
ートを測定ケース内の中央に位置させ、ビデオカメラに
より可変浮力フロートの動きを撮影して地下水流の流向
と流速を測定することを特徴とする。
【0009】ここで、軽流体としては、窒素、空気等の
気体、ナフサ(石油中間精製物)等の水より比重の小さ
い液体を例示することができる。
【0010】
【作用・効果】請求項1の地下水流測定方法では、地下
水が流通可能な流通部を有する測定ケースを、ボーリン
グ孔内の水中に挿入する。そして、軽流体供給手段によ
り測定ケース内の上部に軽流体を供給して軽流体層を形
成し、これによって、測定ケース内の流通部の軽流体層
と水中との間にフロートを浮遊させる。次に、センタリ
ング手段によりフロートを測定ケース内の中央に位置さ
せ、フロートをフリーにした状態でビデオカメラにより
フロートの動きを撮影する。画像データには時刻と正確
な方位情報を表示し、その画像をモニタで観察する。こ
のときのフロートの移動する方向と速度から地下水流の
流向と流速を測定する。
【0011】このような測定方法によれば、従来のトレ
ーサを水面に放出して測定する方法に比べ、フロートを
正確に中央に位置させ、静止状態(地下水の乱れのない
条件下)から測定を開始することができるために、高い
精度で正確に地下水流の流向と流速を測定することがで
きる。また、センタリング手段によりフロートを繰り返
し中央に戻すことができるため、測定装置をボーリング
孔から引き上げることなく同じ条件下で、連続して繰り
返し測定を行うことができる。
【0012】請求項3の地下水流測定方法では、地下水
が流通可能な流通部を有する測定ケースを、ボーリング
孔内の水中に挿入する。そして、可変浮力フロート内の
軽流体量を調整することにより、可変浮力フロートを測
定ケース内流通部の中間位置に浮遊させる。次に、セン
タリング手段により可変浮力フロートを流通部の中央に
位置させ、フロートをフリーにした状態でビデオカメラ
により可変浮力フロートの動きを撮影する。画像データ
には時刻と正確な方位情報を表示し、その画像をモニタ
で観察する。
【0013】このような測定方法では、上記と同様、従
来のトレーサを水面に放出して測定する方法に比べ、可
変浮力フロートを正確に中央に位置させ、静止状態から
測定を開始することができるために、高い精度で正確に
地下水流の流向と流速を測定することができる。また、
センタリング手段により可変浮力フロートを繰り返し中
央に戻すことができるため、測定装置をボーリング孔か
ら引き上げなくても、連続して繰り返し測定を行うこと
ができる。
【0014】さらに、この測定方法では、測定ケース内
で浮力調整可能な可変浮力フロートが使用されるため、
海水のように通常の水とは比重の異なる地下水を測定す
る場合でも、測定ケース内流通部の所定位置にフロート
を浮遊させるようにセットし、測定を良好に行うことが
できる。、
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0016】図1は請求項1、2に対応した実施例の地
下水流測定装置を示す。1は円筒状の測定ケースであ
り、測定用のボーリング孔に挿入するための挿入用管4
の下端に取付けられる。挿入用管をワイヤとし、ワイヤ
で測定ケース1を吊下げる構造とすることもできる。
【0017】測定ケース1は上部と下部を閉鎖した円筒
状に形成され、測定ケース1の中間部には、周囲に格子
枠3を設け地下水を流通可能とした流通部2が形成され
る。流通部2の上に空気層形成部5が上部と周囲を壁部
で包囲して形成され、空気層形成部5の上側の測定ケー
ス1内に、ビデオカメラ6が下向きに設置される。ビデ
オカメラ6は、CCD等の撮像素子、像を撮像素子に結
像させる光学系等を有した小形ビデオカメラである。ビ
デオカメラ6の下側に板ガラス等の透視窓7が設けら
れ、ビデオカメラ6により透視窓7を通して流通部2を
撮影することができる。
【0018】空気層形成部5には空気供給チューブ8が
接続され、空気供給チューブ8の先端(ボーリング孔の
外に出る部分)には給気用の空気ポンプ9と排気用のバ
ルブ10が接続される。空気供給チューブ8から空気層
形成部5内に空気が給気されることにより、空気層形成
部5内に所定の高さの空気層が形成される。空気層の形
成により流通部2の上部の水面が形成されるが、その水
面の水位レベルを検出するために、水位センサ14が壁
部に設けられる。水位センサ14は、空気層の形成によ
り所定の水位が得られた場合、所定水位検出信号を出力
する。
【0019】さらに、測定ケース1内の流通部2内にフ
ロート11がフリーな状態で配置される。フロート11
は、例えばポリプロピレン樹脂等により円柱状に形成さ
れ、空気層形成部5に空気層を形成することにより、流
通部2内の水中で、空気層に上端部を出し立った状態で
浮遊することができる。また、フロート11の下部に
は、フロートセンタリング用の導体12が固定される。
導体12としては、短いパイプ状或は円板状の銅やアル
ミニウム等、非磁性体の良導電体が良好である。
【0020】さらに、導体12の周囲位置の測定ケース
1の内側には、導体12に誘導電流を生じさせるための
電磁誘導コイル13が巻装される。このコイル13の巻
き径は例えば約30〜40mmとされ、約5〜50ミリア
ンペアの電流が得られるように巻装される。電磁誘導コ
イル13は、交流電力を供給する電源回路に接続され
る。
【0021】上記ビデオカメラ6は、ケーブルを介して
ボーリング孔の外に設置されるモニタ装置15に接続さ
れ、また、その画像信号を記録する記録装置16がそこ
に接続される。
【0022】なお、フロート11を照明するための光源
は、ビデオカメラ6の前部或は測定ケース内の適当な箇
所に取付けることができる。高感度の撮像素子を使用す
れば、小形・低輝度の光源でよく、熱線カットフィルタ
を設ければ、照明による地下水の熱影響を防止すること
ができる。また、フロート11自体に発光素子を取付け
たり、蛍光物質を取付けて発光させれば、光源を省略す
ることもできる。
【0023】モニタ装置15には、計時回路が内蔵さ
れ、また、ジャイロコンパス等からの方位信号が入力さ
れ、その方位と時間を示す情報が、ビデオカメラによる
撮影画像中に表示される。
【0024】上記構成の測定装置を使用して地下水流を
測定する場合、先ず、測定ケース1を予め穿設したボー
リング孔に挿入し、測定ケース1を地下水中に入れる。
【0025】地下水中における測定ケース1内の流通部
2には格子枠3の周囲から地下水が流入し充満する。測
定ケース1を上方から下す際、空気層形成部5に空気が
残留しても問題にはならない。
【0026】次に、空気供給チューブ8を通して空気ポ
ンプ9から空気層形成部5に空気を供給する。この空気
の供給により、空気層形成部5に空気層が形成され、そ
れに伴ない流通部2内の水面が下降していく。そして、
その水位レベルが所定位置に達したとき、水位センサ1
4から検出信号が出力され、空気の供給を停止する。な
お、給気を過剰に行った場合には、バルブ10を開き空
気層内の空気を排気する。これで、流通部2内の水位は
図1に示すような状態となり、流通部2内のフロート1
1はその上部を空気層に出して浮遊する状態となる。
【0027】次に、センタリング手段としての電磁誘導
コイル13に交流電流を供給する。すると、電磁誘導コ
イル13の周囲に磁界が発生し、このとき、電磁誘導コ
イルの内側に位置するフロート下部の導体12には、そ
の磁界によって生じる磁束の変化を打ち消す方向に誘導
電流(うず電流)が発生する。また、この誘導電流と磁
界の関係から、この導体には、フレミング左手の法則に
より、電磁誘導コイルの中央に向う力が発生する。
【0028】このため、フロート11つまり導体12が
測定ケース1つまり電磁誘導コイル13の中央に位置す
る場合、全ての方向から中央に向う均等な力を受け、フ
ロート11は測定ケース1内の流通部2の中央位置に保
持される。
【0029】一方、フロート11が流通部2内の何れか
の側に偏位して位置する場合、導体12が電磁誘導コイ
ル13の一部に近づくことになる。この場合、導体12
がその部分から受ける磁束密度は大きくなり、導体に生
じる誘導電流が増加し、導体に生じる力(中央方向の
力)もその部分で増大する。このため、その増大した力
により、導体12つまりフロート11は、偏位位置から
中央に向う力を受け、測定ケースの中央に戻され、セン
タリングされる。この状態で地下水流が安定するまで充
分時間をとる。
【0030】そして、電磁誘導コイル13の電源をオフ
する。つまり、フロート11を中央で静止させフリー状
態として測定を開始し、ビデオカメラ6によりフロート
11を含む流通部2内を撮影し、その画像をモニタ15
に表示すると共に、記録装置16にその画像信号を記録
していく。地下水流と共にフロート11が移動するた
め、撮影画像中のフロートの位置と時間とその方位を観
察することにより、地下水流の流向と流速を測定するこ
とができる。
【0031】再び繰り返して測定する場合、電磁誘導コ
イル13に交流電流を供給し、フロート11を流通部2
の中央に戻せば、再度、上記と同じ条件下で同様の測定
を繰り返し行うことができる。このように、測定装置を
ボーリング孔に挿入した状態で、測定を繰り返し簡単に
行うことができる。また、フロート11を地下水の流通
部2の中央で完全に静止させた状態で、交流電流をオフ
し、フロートをフリー状態とした後、測定を開始できる
ため、地下水流の流向や流速を正確に測定することがで
きる。
【0032】図2は請求項3、4に対応した実施例の地
下水流測定装置を示す。21は円筒状の測定ケースであ
り、測定用のボーリング孔に挿入するための挿入用管2
4又はワイヤの下端に取付けられる。
【0033】測定ケース21は上下を閉鎖した円筒状に
形成され、測定ケース21の中間部には、周囲に格子枠
23を設け地下水を流通可能とした流通部22が形成さ
れる。流通部22の上の測定ケース21内には、上記と
同様なビデオカメラ26が下向きに設置される。ビデオ
カメラ26の下側に板ガラス等の透視窓27が設けら
れ、ビデオカメラ26により透視窓27を通して流通部
22を撮影することができる。
【0034】測定ケース21内下部には空気管25が流
通部22の中央位置(軸中心位置)に配置される。この
空気管25はケースの底部から上向きに垂直に立設さ
れ、その先端は流通部内に開口する。この空気管25の
末端には空気供給チューブ28が接続され、空気供給チ
ューブ28の先端(ボーリング孔の外に出る部分)には
給気用の空気ポンプ29と排気用のバルブ30が接続さ
れる。
【0035】空気管25に対し上から被せるように、可
変浮力フロート31が流通部22内に配設される。可変
浮力フロート31自体は水より比重の重いプラスチック
等により、上部を閉じた円筒状に形成される。測定時に
は、空気供給チューブ28からの空気が空気管25を通
して可変浮力フロート31内に給気され、フロート31
内に空気層を形成する。このフロート内の空気層により
フロート31に浮力が生じ、その浮力は空気管25を通
しての給気・排気により調整される。
【0036】可変浮力フロート31は、測定時、流通部
22の中間位置に浮遊させる必要がある。このために、
流通部22内の所定位置に、可変浮力フロート31の上
端部を検出する位置センサ34が設けられる。この位置
センサ34は上下2段に配置された2対の光電センサか
ら構成され、可変浮力フロート31の上端位置が所定位
置になったとき、その検出信号を出力する。また、可変
浮力フロート31の下部には、上記と同様に、フロート
センタリング用の導体32が固定される。
【0037】さらに、測定ケース21の底部つまり導体
32の周囲位置のケース底部の内側には、上記実施例と
同様に、導体32に誘導電流を生じさせるための電磁誘
導コイル33が巻装される。電磁誘導コイル33は、交
流電力を供給する電源回路に接続される。ビデオカメラ
26は、ケーブルを介してボーリング孔の外に設置され
るモニタ装置35に接続され、また、その画像信号を記
録する記録装置36がそこに接続される。
【0038】モニタ装置35には、計時回路が内蔵さ
れ、また、ジャイロコンパスからの方位信号が入力さ
れ、その方位と時間の画像が、ビデオカメラ26による
撮影画像中に表示される。
【0039】上記構成の測定装置を使用して地下水流を
測定する場合、先ず、測定ケース21を予め穿設したボ
ーリング孔に挿入し、測定ケース21を地下水中に入れ
る。地下水中における測定ケース21内の流通部22に
は格子枠3の周囲から地下水が流入して充満し、測定ケ
ース21を上方から下す際、通常は、可変浮力フロート
31内に空気が多く残留するため、可変浮力フロート3
1は透視窓27に着いた状態となる。
【0040】次に、バルブ30を開くことにより、空気
供給チューブ28、空気管25を通して可変浮力フロー
ト31内から空気を排気する。このフロート内空気の排
気により、フロート31内に水が侵入し、フロート31
の浮力が低下し、それに伴ない可変浮力フロート31の
位置が流通部22内を下降していく。そして、可変浮力
フロート31の上端位置が所定の位置センサ34の位置
に達したとき、位置センサ34から検出信号が出力さ
れ、可変浮力フロート31の位置が所定位置になったこ
とが確認される。
【0041】可変浮力フロート31の位置が所定位置よ
り下にさがった場合、空気ポンプ29を駆動し、空気供
給チューブ28、空気管25を通して可変浮力フロート
31内に給気を行い、可変浮力フロート31の位置を上
げるように操作し、図2に示すように、可変浮力フロー
ト31を所定位置で浮遊する状態とする。
【0042】次に、センタリング手段としての電磁誘導
コイル33に交流電流を供給する。すると、電磁誘導コ
イル33の周囲に磁界が発生し、このとき、電磁誘導コ
イルの内側に位置するフロート下部の導体32には、そ
の磁界によって生じる磁束の変化を打ち消す方向に誘導
電流が発生し、この誘導電流と磁界の関係から、導体3
2に、電磁誘導コイルの中央に向う力が発生する。
【0043】このため、可変浮力フロート31が流通部
22内の何れかの側に偏位して位置する場合、全ての方
向から中央に向う均等な力を受け、導体32つまりフロ
ート31は、偏位位置から中央に向う力を受けて、測定
ケース21の中央に戻され、センタリングされる。この
状態で、地下水流が安定するまで充分な時間をとる。
【0044】次に、電磁誘導コイル33の電源をオフ
し、可変浮力フロート31を中央で静止させフリーにし
た状態で、測定を開始し、ビデオカメラ26によりフロ
ート31を含む流通部22内を撮影し、その画像をモニ
タ装置35に表示すると共に、記録装置36にその画像
信号を記録していく。流通部22内の可変浮力フロート
31は地下水流と共に移動するため、撮影画像中の可変
浮力フロート31の位置と時間とその方位を観察するこ
とにより、地下水流の流向と流速を測定することができ
る。
【0045】再び繰り返して測定する場合、電磁誘導コ
イル33に交流電流を供給し、可変浮力フロート31を
流通部22の中央に戻せば、再度、上記と同じ条件下で
同様の測定を繰り返し行うことができ、測定装置をボー
リング孔から出入れせずに、測定を繰り返し簡単に行う
ことができる。
【0046】さらに、この実施例の可変浮力フロート3
1は、測定しようとする地下水中に挿入した状態で、そ
の浮力を調整できるため、地下水が海水のように通常の
水と相違した比重の液体であっても、フロートを正確な
位置で浮遊させ、その動きを観測することができる。ま
た、この可変浮力フロート31はその全体が完全に地下
水中に位置するため、地下水流の動きを全体で大きく捉
えることができ、地下水流の正確な測定が可能となる。
【0047】図3は請求項5に対応した実施例の測定装
置を示している。この測定装置は、測定ケース40の外
周部に90°の間隔で4個の電極X1、X2、Y1、Y
2を配置し、測定ケース内流通部42の可変浮力フロー
ト41の位置に応じて変化する隣接電極間の電気抵抗の
変化に基づき、可変浮力フロート41の位置を計時的に
測定し、地下水流の流向と流速を測定するように構成さ
れる。
【0048】即ち、挿入用管44の下端に固定された測
定ケース40は、周囲を格子枠43により包囲し、内部
に地下水の流通部42を有するように形成される。測定
ケース40内中央には、上記実施例と同様に、空気管4
5がケースの底部から上向きに垂直に立設され、その先
端は流通部内に開口する。この空気管45の末端には空
気供給チューブ48が接続され、空気供給チューブ48
の先端には、上記と同様、給気用の空気ポンプ29と排
気用のバルブ30が接続される。
【0049】また、上記実施例と同様に、空気管45に
対し上から被せるように、可変浮力フロート41が流通
部42内に配設される。可変浮力フロート41自体は水
より比重の重いプラスチック等の絶縁体により、上部を
閉じた円筒状に形成される。測定時には、空気供給チュ
ーブ48からの空気が空気管45を通して可変浮力フロ
ート41内に給気され、フロート41内に空気層を形成
する。このフロート内の空気層によりフロート41に浮
力が生じ、その浮力は空気管45を通しての給気・排気
により調整される。
【0050】流通部42内の所定位置に、可変浮力フロ
ート41の上端部を検出する位置センサ49が設けられ
る。この位置センサ49は上下2段に配置された2対の
光電センサから構成され、可変浮力フロート41の上端
位置が所定位置になったとき、その検出信号を出力す
る。また、可変浮力フロート41の下部には、上記と同
様に、フロートセンタリング用の導体47が固定され
る。測定ケース40の底部つまり導体47の周囲位置の
ケース底部の内側に、上記実施例と同様、導体47に誘
導電流を生じさせるための電磁誘導コイル46が巻装さ
れる。電磁誘導コイル46は、交流電力を供給する電源
回路に接続される。
【0051】さらに、測定ケース40の格子枠43の一
部には、90°の間隔で4個の電極X1、X2、Y1、
Y2が取付けられ、各電極はケースの横断面を平面とす
るXY平面上のX軸とY軸上に位置する。図4に示すよ
うに、各電極X1、X2、Y1、Y2はX・Y切換回路
50に接続され、定電流回路51がこのX・Y切換回路
50を介してX軸上に位置する一対の電極X1、X2と
Y軸上に位置する一対の電極Y1、Y2との間に、交互
に一定の電流を供給するように接続される。
【0052】このX・Y切換回路50の各出力側には、
電流電圧変換回路52a〜52dが接続され、電流電圧
変換回路52a〜52dの出力側には、各々整流回路5
3a〜53dが接続される。
【0053】さらに、整流回路53aと53bの出力側
は、平滑回路を介して比較器54aの入力側に接続さ
れ、整流回路53cと53dの出力側は、平滑回路を介
して比較器54bの入力側に接続される。比較器54a
は、電極Y1の電流と電極Y2の電流の差に対応した電
圧を出力し、比較器54bは、電極X1の電流と電極X
2の電流の差に対応した電圧を出力する。
【0054】比較器54aと54bの出力側に、マイク
ロコンピュータ55が接続される。マイクロコンピュー
タ55は、比較器54a,54bからの差電流Iy1、
Iy2、Ix1,Ix2の各データを取り込み、所定の
補正処理を行なった後、X・Yレコーダ56にX座標信
号とY座標信号を出力して、地下水流の方向をX・Y座
標上に記録させ、水流の方向(角度)と流速を演算し、
その演算結果を表示器57に数値表示させる。
【0055】次に、上記測定装置を用いて行う地下水流
測定方法を説明すると、先ず、測定ケース40をボーリ
ング孔に挿入し、地下水中に入れる。地下水中における
測定ケース40内の流通部42には格子枠43の周囲か
ら地下水が流入して、測定ケース40を上方から下す
際、通常は、可変浮力フロート41内に空気が多く残留
するため、可変浮力フロート41はケース上部に着いた
状態となる。
【0056】次に、バルブ30を開くことにより、空気
供給チューブ48、空気管45を通して可変浮力フロー
ト41内から空気を排気する。このフロート内空気の排
気により、フロート41内に水が侵入し、フロート41
の浮力が低下し、それに伴ない可変浮力フロート41の
位置が流通部42内を下降していく。
【0057】そして、可変浮力フロート41の上端位置
が所定の位置センサ49の位置に達したとき、位置セン
サ49から検出信号が出力され、可変浮力フロート41
の位置が所定位置になったことが確認される。可変浮力
フロート41の位置が下がり過ぎた場合、空気ポンプ2
9を駆動し、可変浮力フロート41内に給気を行って、
浮力を増加させ、その位置を上昇させて浮遊状態とす
る。
【0058】次に、センタリング手段としての電磁誘導
コイル46に交流電流を供給する。すると、電磁誘導コ
イル46の周囲に磁界が発生し、このとき、電磁誘導コ
イルの内側に位置するフロート下部の導体47には、そ
の磁界によって生じる磁束の変化を打ち消す方向に誘導
電流が発生し、この誘導電流と磁界の関係から、導体4
7に、電磁誘導コイルの中央に向う力が発生する。
【0059】このため、可変浮力フロート41が流通部
42内の何れかの側に偏位して位置する場合、全ての方
向から中央に向う均等な力を受け、導体47つまりフロ
ート41は、偏位位置から中央に向う力を受けて、測定
ケース40の中央に戻され、センタリングされる。この
状態で、地下水流が安定するまで充分時間をとる。
【0060】次に、電磁誘導コイル46の電源をオフ
し、可変浮力フロート41を中央で静止させフリーにし
た状態で、測定を開始する。
【0061】測定開始と共に、定電流回路51から各電
極X1、X2、Y1、Y2に交流の矩形電流が供給され
る。定電流回路51からの電流は、電極X1、X2と電
極Y1、Y2に交互に供給され、そのときの電極Y1、
Y2と電極X1、X2から得られる電流が各々の回路に
接続された電流電圧変換回路12a〜12dに送られ
る。
【0062】電流電圧変換回路12a〜12dにより電
流信号は電圧信号に変換され、それらの電圧信号が整流
回路13a〜13dで直流電圧に変換される。そして、
電極Y1の電流Iy1に対応した電圧信号は比較器54
aの反転入力に、電極Y2の電流Iy2に対応した電圧
信号は比較器54aの非反転入力に入力される。また、
電極X1の電流Ix1に対応した電圧信号は比較器54
bの反転入力に、電極X2の電流Ix2に対応した電圧
信号は比較器54bの非反転入力に入力される。そし
て、比較器54aからは電流Iy1,Iy2の差に対応
した差電圧が出力され、比較器54bからは電流Ix
1,Ix2の差に対応した差電圧が出力される。
【0063】例えば、可変浮力フロート41が電極Y1
方向に移動した場合、電極X1、X2よりみた電極Y1
の電気抵抗R1は、フロート41により電流が遮られる
ため、増大し、逆に、電極X1、X2よりみた電極Y2
の電気抵抗R2は、フロート2の影響が減少するため、
減少する。同様に、フロート41が電極X1方向に移動
した場合、電極Y1、Y2よりみた電極X1の電気抵抗
R3は、フロート41により電流が遮られるため、増大
し、逆に、電極Y1、Y2よりみた電極X2の電気抵抗
R4は、フロート41の影響が減少するため、減少す
る。
【0064】ここで、抵抗R1等は、合成抵抗であるか
ら、1/R1=1/{R(X1、Y1)}+1/{R
(X2、Y1)}となり、抵抗R2は、1/R2=1/
{R(X2、Y2)}+1/{R(X1、Y2)}とな
る。また、抵抗R3は、1/R3=1/{R(X1、Y
1)}+1/{R(X1、Y2)}となり、抵抗R4
は、1/R4=1/{R(X2、Y2)}+1/{R
(X2、Y1)}となる。
【0065】したがって、電源を電極X1、X2と電極
Y1、Y2との間に接続して電流を供給し、電極Y1に
流れる電流Iy1と電極Y2に流れる電流Iy2を測定
し、電流Iy1とIy2の差を求めれば、フロート41
のY軸方向の移動を測定することができる。同様に、電
源を電極X1、X2と電極Y1、Y2との間に接続して
電流を供給し、電極X1に流れる電流Ix1と電極X2
に流れる電流Ix2を測定し、電流Ix1とIx2に対
応した電圧の差を求めれば、フロート41のX軸方向の
移動を測定することができる。
【0066】マイクロコンピュータ55は、比較器54
a,54bからの差電流(Iy2−Iy1)と、差電流
(Ix2−Ix1)に対応した各データを取り込み、所
定の補正処理を行なった後、X・Yレコーダ56にX座
標信号とY座標信号を出力して、地下水流の方向をX・
Y座標上に記録させる。さらに、マイクロコンピュータ
55は、計時的なX座標信号とY座標信号の変化から、
水流の方向(角度)と流速を演算し、その演算結果を表
示器57に数値表示させる。
【0067】再び繰り返して測定する場合、交流電流を
電磁誘導コイル46に供給し、導体47にケースの中央
方向への力を生じさせ、可変浮力フロート41を測定ケ
ース40の中央位置に戻し、上記と同様に、電極Y1、
Y2と電極X1、X2に交互に定電流を供給し、直交す
る側の電極X1、X2と電極Y1、Y2側から電流を測
定し、その差電流を差電圧として取り出す。
【0068】このような測定方法においても、可変浮力
フロートを使用し、測定ケースを地下水中に挿入した状
態でフロートの浮力調整ができるため、地下水の比重が
水とは相違した海水のような場合であっても、ケース内
流通部の所定位置にフロートを浮遊させて、良好に地下
水の流向や流速を測定することができる。
【0069】なお、フロート(可変浮力フロート)を浮
遊させるために供給した空気に代えて、窒素等の他の気
体を使用することもでき、又は地下水より比重の小さい
液体、例えば比重約0.8以下のナフサ(石油中間精製
物)等を使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1、2の発明に対応した実施例の地下水
流測定装置の断面図である。
【図2】請求項3、4の発明に対応した実施例の地下水
流測定装置の断面図である。
【図3】請求項5の発明に対応した実施例の地下水流測
定装置の断面図である。
【図4】同地下水流測定装置の電気回路のブロック図で
ある。
【符号の説明】
1−測定ケース 2−流通部 3−格子枠 5−空気層 6−ビデオカメラ 8−空気供給チューブ 11−フロート 12−導体 13−電磁誘導コイル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下水が流通可能な流通部を有する測定
    ケースを水中に挿入し、該測定ケース内の上部に地下水
    より比重の小さい軽流体を供給して軽流体層を形成し、
    該測定ケース内の流通部にフロートを配置すると共に該
    軽流体層との間で該フロートを浮遊させ、センタリング
    手段により該フロートを該測定ケース内の中央に位置さ
    せ、ビデオカメラにより該フロートの動きを撮影して地
    下水流の流向と流速を測定することを特徴とする地下水
    流測定方法。
  2. 【請求項2】 地下水が流通可能な流通部を有する測定
    ケースと、 該測定ケース内に浮遊可能に配置されたフロートと、 該フロートを撮影するビデオカメラと、 該測定ケース内上部に地下水より比重の小さい軽流体を
    供給し軽流体層を形成する軽流体供給手段と、 該流通部と該軽流体層間で浮遊するフロートを該測定ケ
    ースの中央に位置させるセンタリング手段と、 を備えたことを特徴とする地下水流測定装置。
  3. 【請求項3】 地下水が流通可能な流通部を有する測定
    ケース内に浮力調整可能な可変浮力フロートを配置し、
    該測定ケースを水中に挿入し、該可変浮力フロート内の
    軽流体量を調整することにより、該可変浮力フロートを
    該測定ケース内の中間位置に浮遊させ、センタリング手
    段により該可変浮力フロートを該測定ケース内の中央に
    位置させ、ビデオカメラにより該可変浮力フロートの動
    きを撮影して地下水流の流向と流速を測定することを特
    徴とする地下水流測定方法。
  4. 【請求項4】 地下水が流通可能な流通部を有する測定
    ケースと、 該測定ケース内に浮力調整可能に配置された可変浮力フ
    ロートと、 該可変浮力フロートを撮影するビデオカメラと、 該可変浮力フロート内に軽流体を供給し又は排出して該
    可変浮力フロートを該測定ケース内の流通部の中間位置
    で浮遊させるようにその浮力を調整するフロート浮力調
    整手段と、 該流通部で浮遊するフロートを該測定ケースの中央に位
    置させるセンタリング手段と、 を備えたことを特徴とする地下水流測定装置。
  5. 【請求項5】 地下水が流通可能な流通部を有する測定
    ケース内に浮力調整可能な絶縁体の可変浮力フロートを
    配置し、該測定ケースを水中に挿入し、該測定ケース内
    の可変浮力フロート内の軽流体量を調整することによ
    り、該可変浮力フロートを該測定ケース内の中間位置に
    浮遊させ、センタリング手段により該可変浮力フロート
    を該測定ケース内の中央に位置させ、該測定ケースの内
    周壁に90°の間隔で4個の電極が配設され、該測定ケ
    ース内の該可変浮力フロートの位置に応じて変化する隣
    接電極間の電気抵抗の変化に基づき、該可変浮力フロー
    トの位置を計時的に測定し、地下水流の流向と流速を測
    定することを特徴とする地下水流測定方法。
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