JPH09252235A - 遅延されかつろ波されたソースのブラインドセパレーションのための方法および装置 - Google Patents

遅延されかつろ波されたソースのブラインドセパレーションのための方法および装置

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JPH09252235A
JPH09252235A JP8352043A JP35204396A JPH09252235A JP H09252235 A JPH09252235 A JP H09252235A JP 8352043 A JP8352043 A JP 8352043A JP 35204396 A JP35204396 A JP 35204396A JP H09252235 A JPH09252235 A JP H09252235A
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signal
signals
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Kari Torkkola
カリ・トーコラ
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 互いに遅延したかつ環境でひずみを受けたソ
ースのマルチパスコピーの集合を含むソースを分離でき
るブラインドソース分離システムを実現する。 【解決手段】 チャネル1および2の混合信号x,x
はチャネル1および2の適応重みw,wで乗算さ
れチャネル1および2の積信号を生成する。チャネル2
近似信号uからチャネル1ろ波フィードバック信号
が、チャネル1近似信号uからチャネル2ろ波フィー
ドバック信号が発生される。チャネル1ろ波フィードバ
ック信号はチャネル1積信号に加えられチャネル1近似
信号uを発生し、かつチャネル2ろ波フィードバック
信号はチャネル2積信号に加えられてチャネル2近似信
号uを生成する。非線形関数35,36が近似信号u
,uに適用されて出力信号y,yを生成する。
適応重みおよびろ波フィードバック信号が調整され3
7、出力信号y,yのエントロピーを最大にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は信号ソースまたは信
号源を分離する方法に関し、かつより特定的には、複数
のソースのブラインドセパレーション(blind s
eparation)に関する。
【0002】
【従来の技術】ブラインドソースセパレーションは独立
したソースの混合物を観察することを意味しており、か
つこれらの混合された信号のみを使用しかつ他には何も
使用することなく、元のまたはソース信号を復元する。
【0003】センサのアレイからの独立したソースの分
離は信号処理において古典的ではあるが困難な問題であ
る。一般に、信号ソースならびにそれらの混合物の特性
は未知である。ソースが独立であるという一般的な仮定
以外は、信号ソースの知識はなく、前記信号処理は一般
に「信号源またはソースのブラインドセパレーション
(blind separation of sour
ces)」として技術的に知られている。このセパレー
ションまたは分離は「ブラインド」であり、それは独立
した信号源の信号について何も知られていないからであ
る。
【0004】ソース信号のブラインドセパレーションの
典型的な例はソース信号が、2つの(またはそれ以上
の)別個の話者のような、2つの独立したソースによっ
て発生される音声である場合である。等しい数のマイク
ロホン(この例では2つ)が使用されてミキシングされ
た信号を生成し、各々の信号はソース信号の重み付けさ
れた合計として構成される。各々のソース信号は話者か
らマイクロホンにわたる間に何らかの未知の量だけ遅延
されかつ減衰され、マイクロホンにおいて他方のソース
信号の遅延されかつ減衰された成分と混合される。ソー
ス信号の複数反射によって発生する、マルチパス信号が
さらに直接のソース信号と混合される。これは一般に
「カクテルパーティ」問題として知られており、それは
人は一般に、マルチパス信号を含めて、他の妨害信号を
ろ波除去する一方で単一の音声ソースを聴取することを
希望するからである。
【0005】信号処理技術に習熟したものはブラインド
ソースセパレーションの問題を解決しようと努力してお
り、それは数多くの通信分野へのその広い用途のためで
ある。例えば、セルラ電気通信技術においては、受信機
は受け入れられないレベルの妨害を避けるためにマルチ
パス信号を除去しなければならない。
【0006】ユッテン(Jutten)およびヘラウト
(Herault)(“Spaceor Time A
daptive Signal Processing
by Neural Network Module
s”,Neural Networks for Co
mputing,Snowbird,UT,J.S.D
enker,Ed.,AIP Conference
Proceedings 151,pp.207−21
1,1986)は始めて適応分離能力を備えた簡単なニ
ューラルネットワークを紹介した。ユッテン−ヘラウト
ネットワークの詳細な説明についてはピエール・コモン
(Pierre Comon)他の“Blind Se
paration of Sources,Part
II:Problem Statement”,Sig
nal Processing24(1),pp.11
−20(1991)を参照されたい。コモン他はパイプ
ライン方式の推計学的反復によってNのファンクショナ
ルの共通のゼロをサーチすることにより前記ユッテン−
ヘラウトネットワークが機能することを述べている。コ
モン他はユッテン−ヘラウトネットワークが混合された
信号の独立を仮定することに依存することを示してお
り、これは混合された信号がソース信号のリニアな組合
わせである場合にのみ独立したソース信号を仮定するこ
とから生じる。コモン他は非線形性の何らかの導入は前
記問題をいくつかの変数を有する非線形方程式に関する
重複決定(overdetermined)システムの
解を必要とするものに変えることを述べている。
【0007】一般に、従来技術は瞬時的な混合物に関係
しており遅延したかつろ波されたソースを扱うことはで
きない。例えば、プラット(Platt)およびファギ
ン(Faggin)(Netwoks For the
Separation of Sources Th
at Are Superimposed andDe
layed”,Advances in Neural
Information Processing S
ystems,Vol.4,Morgan−Kaufm
ann,San Mateo,Calif.,199
2)は、前記ユッテン−ヘラウトネットワークの混合マ
トリクスを評価する一方で、前記ユッテン−ヘラウトネ
ットワークを時間遅延のマトリクスをも評価するよう変
更するネットワークを提案した。プラットおよびファギ
ンは時間遅延と共にまたはろ波を通して混合されるソー
ス信号を分離するために新しいネットワークを提案し
た。しかしながら、プラットおよびファギンはまたはそ
れらの学習技術は複数の安定状態を有しかつ経験による
場合を除きそれらは1つの解への収束(すなわち、別個
のソース信号)を予測できないことを述べている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】現実の世界の条件の下
で作動するブラインドソースセパレーションシステムは
多数の用途を有している。例えば、ノイズの存在する状
況での音声信号の増強、遠隔地間会議の状況での話者の
分離(カクテルパーティ問題)、マルチパス反響ひずみ
の除去、シンボル間妨害の低減、その他である。現在の
アルゴリズムはすべて、広帯域オーディオ記録のよう
な、数多くの現実の世界の状況に対しそれらの首尾よい
適用をはばむという欠点を有している。
【0009】したがって、現実の世界の条件の下で動作
するブラインドソースセパレーションシステムが極めて
望まれる。
【0010】本発明の目的は、新規なかつ改善されたブ
ラインドソースセパレーションシステムを提供すること
にある。
【0011】本発明の他の目的は、現実の世界の条件の
下で動作する新規なかつ改善されたブラインドソースセ
パレーションシステムを提供することにある。
【0012】本発明のさらに他の目的は、お互いに関し
て遅延されたソースを取り扱う能力を有する新規なかつ
改善されたブラインドソースセパレーションシステムを
提供することにある。
【0013】本発明のさらに他の目的は、環境によって
ひずみを受けたソースのマルチパスコピー(複製)を合
わせたものを含むソースを分離可能な新規なかつ改善さ
れたブラインドソースセパレーションシステムを提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】ソース信号の成分を含む
等しい数の混合された信号からのソース信号を復元する
新規な方法によって上記問題および他のものは少なくと
も部分的に解決され、かつ上記目的および他のものが実
現される。該方法の最初のステップとして、チャネル1
および2の混合された信号はチャネル1および2の適応
重みによって乗算されて、それぞれ、チャネル1および
2の積信号を生成する。チャネル1のろ波されたフィー
ドバック信号がチャネル2の近似信号から発生されかつ
チャネル2のろ波されたフィードバック信号がチャネル
1の近似信号から発生される。チャネル1のろ波された
フィードバック信号は前記チャネル1の積信号に加えら
れてチャネル1の近似信号を生成し、かつチャネル2の
ろ波されたフィードバック信号が前記チャネル2の積信
号に加えられてチャネル2の近似信号を生成する。非線
形関数が前記近似信号に適応されて出力信号を生成す
る。前記適応重みおよびろ波されたフィードバック信号
はチャネル1およびチャネル2の出力信号のエントロピ
ーを最大にするよう調整される。
【0015】本発明の好ましい実施形態では、前記チャ
ネル1の混合信号を前記チャネル1の適応重みによって
乗算してチャネル1の積信号を生成するステップはチャ
ネル1の混合信号を一連の異なる遅延に関連する一連の
異なる重みによって乗算しかつ加算または合計を行なっ
てチャネル1の積信号を生成する段階を含み、前記チャ
ネル2の混合信号をチャネル2の適応重みによって乗算
してチャネル2の積信号を生成するステップは前記チャ
ネル2の混合信号を一連の異なる遅延に関連する一連の
異なる重みによって乗算しかつ加算または合計を行なっ
てチャネル2の積信号を生成するステップを含む。ま
た、前記チャネル1のろ波されたフィードバック信号を
発生するステップは前記チャネル2の近似信号を一連の
異なる遅延に関連する一連の異なる重みによって乗算し
かつ加算を行ないチャネル1のろ波されたフィードバッ
ク信号を生成するステップを含み、かつ前記チャネル2
のろ波されたフィードバック信号を発生するステップは
前記チャネル1の近似信号を一連の異なる遅延に関連す
る一連の異なる重みによって乗算しかつ加算を行なって
チャネル2のろ波されたフィードバック信号を生成する
ステップを含む。
【0016】
【発明の実施の形態】ブラインドソースを分離する基本
的な問題は図1の単純化した表現を参照することにより
最も明瞭に見ることができる。以後使用される特定の例
では、ソースは音声を表わす信号とされるが、ソースの
信号は、光信号、オーディオ信号、RF信号、振動測
定、あるいはクロストークまたは同様の形式の妨害を含
み得る任意のシステムのような、検知されかつ処理でき
る任意のものとすることができることを理解すべきであ
る。図1においては、ブラインドソース分離システムは
(この時点で)未知の成分を含む古典的なブラックボッ
クス10で表わされている。一対のマイクロホン11お
よび12がブラックボックス10に2つの入力を提供
し、これらの入力は2つの別個の独立したソースS
よびSから得られる。マイクロホン11は第1の混合
信号a11+a12を提供し、かつマイクロホ
ン12は第2の混合信号a21+a22を提供
する。理解されるように、これらの混合信号の“a”は
何らかの未知の固定振幅を表わす。ブラックボックス1
0は2つの入力信号へのアクセスのみを有しかつそれら
を2つの元のソース信号SおよびSへと分離しなけ
ればならない。
【0017】非常に単純化した例では、ソース信号S
およびSは、図2において、それぞれ、パルス(方形
波形)13および14で表わされ、パルス14は負であ
り、またはパルス13の反対である。ブラックボックス
10の第1の入力に加えられる第1の混合信号は波形1
5で表わされ、これはパルス13の部分(1に等しい)
およびパルス14の部分(この単純化した例では2分の
1に等しい)を含む。同様に、ブラックボックス10へ
の第2の入力は波形16で表わされ、これはパルス14
の部分(1に等しい)およびパルス13の部分(2分の
1に等しい)を含んでいる。続いて、ブラックボックス
10は上部チャネルにおいてパルス13の部分からパル
ス14の部分を減算して純粋なソース信号Sに到達し
なければならない。また、ブラックボックス10は下部
チャネルにおいてパルス14の部分からパルス13の部
分を減算して純粋なソース信号Sに到達しなければな
らない。もしパルス13およびパルス14の部分から減
算された、それぞれ、パルス14およびパルス13の部
分がぴったり正しければ、ブラックボックス10の出力
において純粋のソース信号が達成される。しかしなが
ら、問題はいつ出力が分離されるかを決定する基準を見
つけることである。
【0018】最近、ベル(Bell)およびセジノフス
キー(Sejnowski)はブラインドソース分離の
ための可能な基準は相互の情報であることを述べている
(A.J.Bell and T.J.Sejnows
ki,“Blind Separation and
Blind Deconvolution:An In
formation Theoretic Appro
ach”,Proc.ICASSP,pp.3415−
3418,Detroit Mi,May 9−12,
1995 and A.J.Bell and T.
J.Sejnowski,“An Informati
on−maximization Approach
to Blind Separation and B
lindDeconvolution”,Techni
cal Report INC−9501,USCD,
Institute for Neural Comp
utation,Feb.1995)。ベルおよびセジ
ノフスキーのブラインドソース分離システムの単純化し
たブロックおよび回路図が図3に示されている。
【0019】特に図3を参照すると、2つのセンサ19
および20が、xおよびxとして表わされる、2つ
の混合された信号を未知のソースから受ける。混合され
た信号xは重みw11によって乗算されかつ加算回路
21に供給される。混合された信号xはまた他の重み
12によって乗算されかつ加算回路22に供給され
る。同様に、混合された信号xが重みw22によって
乗算されかつ加算回路22に供給される。混合された信
号xはまた他の重みw21によって乗算されかつ加算
回路21に加えられる。バイアス重みw01およびw
02もまた、それぞれ、加算回路21および22に供給
されて合計値の平均値を調整する。加算回路21および
22からの出力信号は次に、それぞれ、出力回路23お
よび24に供給され、該出力回路23および24は次に
それらの信号を非線形関数を通しかつ分離されたソース
信号yおよびyを供給する。
【0020】ベルおよびセジノフスキーはベクトルy
(t)=g(u(t))の成分の間の相互情報を最小に
することによって種々の重み(W)を学習することを提
案し、ここでuは加算回路21および22からのベクト
ルまたは出力信号であり、かつgはソースの累積的密度
関数を近似する非線形関数である。ベルおよびセジノフ
スキーは(音声のような)正方向の尖度の高い(pos
itively kurtotic)信号に対しては、
yの成分の間の相互情報を最小にすることはyのエント
ロピーを最大にすることに等しいことを示し、これはH
(y)=−E[ln(fy (y))]と書くことがで
き、ここでfy (y)はyの確率密度関数を示す。全ネ
ット(net)のヤコビアンの行列式を|J|で表わす
と、fy (y)はfx (x)/|J|で表わすことがで
きる(ヤコビアンはδx/δyのエントリを有する
行列である。ただし、ここでδは明細書の説明文中では
偏微分の記号として使用する)。次に、前記出力信号の
エントロピーを最大にすることはE[ln|J|]を最
大にすることにつながり、これは次に期待値を使用する
代わりにx(t)およびy(t)の例を使用して以下の
推計的勾配上昇ルールへと展開できる。
【数1】 上の適応ルールを得るために、g(y)=1/(1+e
−y)が非線形関数として使用されて前記累積的密度関
数を近似する。
【0021】このおよびユッテン−ヘラウトのアルゴリ
ズムを現実の世界の状況に適用するためにいくつかの障
害がある。これらは、分離解の首尾よい学習に対するノ
イズの影響、多分未知の数のソース(特に、ノイズソー
ス)、およびソース信号が静止しているという仮定を含
む。最も顕著なものはソースの同時的なミキシングの仮
定である。いずれかの現実の世界のレコーディングにお
いては、媒体を通る信号の伝搬は(空気または水を通る
音のように)瞬時的なものではなく、前記混合物におけ
るソースの間に位相差がある。これは図4のいくつかの
単純化した波形で示されている。ソース13および14
(前に図2に関して説明した)は混合されて第1および
第2の混合された信号25および26を生成する。しか
しながら、この例では、信号13と混合された信号14
の部分はある未知の量だけ遅延している。同様に、信号
14と混合された信号13の部分はある未知の量だけ遅
延している。波形27および28から分かるように、分
離されたソースは混合物のリニアな組合わせとして達成
できない。現在のブラインドソース分離システムはこれ
らの遅延に耐えることができない。関連する問題は信号
のマルチパス到達である。一般に、各々のセンサはソー
ス信号の清浄な(clean)写しのみを観察している
のではなく、環境によって、例えば、室のインパルス応
答によって、ひずみを受けたマルチパスコピーの合計し
たものを観察している。
【0022】次に図5を参照すると、本発明に係わるブ
ラインドソース分離システム30の単純化したブロック
/回路図が示されている。システム30の動作を理解す
るために、簡略化のため2つのソースyおよびy
らびにそれらの2つの混合物xおよびxを仮定す
る。もちろん以下の説明は任意の数のソースおよびそれ
らの混合物に一般化することができることは理解される
であろう。チャネル1混合信号xはチャネル1適応重
みwによって乗算されてチャネル1積信号を生成し、
この信号は加算回路32に供給される。また、チャネル
2混合信号xはチャネル2適応重みwによって乗算
されてチャネル2積信号を生成し、この信号は加算回路
33に供給される。前に説明したように、バイアス重み
01およびw02もまた加算回路32および33にそ
れぞれ供給されるが、いくつかの特定の例ではこれらの
信号は無視されあるいは他の要素に組み込まれる。
【0023】加算回路32および33の出力信号は、そ
れぞれ、近似信号uおよびuであり、これらはろ波
されたフィードバック信号を発生するために使用され、
該ろ波されたフィードバック信号は次に、それぞれ、加
算または合計回路32および33に供給される。この特
定の実施形態では、チャネル1のろ波されたフィードバ
ック信号はチャネル2近似信号uを遅延d12だけ遅
延させかつ遅延した信号を重みw12によって乗算する
ことによって発生される。同様に、チャネル2のろ波さ
れたフィードバック信号はチャネル1の近似信号u
遅延d21だけ遅延させかつ遅延した信号を重みw21
で乗算することによって発生される。近似信号uおよ
びuはまた出力回路35および36に供給され、これ
らの出力回路は前記近似信号をシグモイドまたはS字状
(sigmoid)関数を通して受け渡し、チャネル1
およびチャネル2の出力信号yおよびyを生成す
る。該出力信号は調整回路37においてチャネル1の適
応重みw、チャネル1のろ波されたフィードバック信
号、チャネル2の適応重みw、およびチャネル1およ
び2のフィードバック重みおよび遅延をチャネル1およ
びチャネル2出力信号yおよびyのエントロピーを
最大にするために調整しかつ、それによって、前記出力
信号yとしての第1のソース信号および前記出力信号
として第2のソース信号を復元するために使用され
る。
【0024】システム30は次に以下の数式を計算し、
この場合uは非線形要素の前の出力であり、かつw
0iはバイアス重みである。
【数2】 この場合、gはロジスティック関数g(u)=1/(1
+e−u)である。gはまたS字状関数(sigmoi
d function)とも称される。
【0025】出力yおよびyの間の相互情報は前記
出力におけるエントロピーを最大にすることによって最
小にされ、これはE[ln|J|]を最大にすることに
等しい。前記ネットワークのヤコビアン行列式は次のよ
うになる。
【数3】 ネットワークの各パラメータに対する適応ルールは今や
そのパラメータに関してln|J|の勾配を計算するこ
とによって得ることができる。
【0026】wに対しては、以下の数式が得られる。
【数4】 ロジスティック関数に対しては次の数式が成立する。
【数5】 したがって、偏微分に対しては次の数式が成立する。
【数6】 に対する適応ルールは前記数式4から(wと同様
に)次のようになる。
【数7】 バイアス適応は次のようになる。
【数8】 これらの重みおよびバイアスの役割は前記S字状関数g
を通って受け渡される情報を最大にするようにデータを
スケーリングしかつシフトすることである。
【0027】w12に対しては、偏微分は次のようにな
る。
【数9】 したがって、w12に対する適応は(w21と同様に)
次のようになる。
【数10】 これらのルールは今の押しつぶされた出力yを遅延d
ijで他のソースuから相関解除またはデコリレート
し(decorrelate)、これはセパレーション
に等価である。前記数式9および数式10において、u
およびuの時間インデクスはかっこに入れて与えら
れており、一方他の変数に対しては、時間は暗にtであ
ると仮定されていることに注意を要する。前記数式3か
らスタートするすべての偏微分はまた時間インスタンス
tでとられており、これは相互偏微分(cross p
artial derivatives)を再帰的に時
間へと逆方向に展開する必要がない理由である。
【0028】遅延d12に対する偏微分または偏導関数
は次の通りである。
【数11】 これは次の関係を利用する。
【数12】 前記遅延に対する適応ルールは次のようになる(再び、
に対する時間インデクスのみが明示的に書かれてい
る)。
【数13】 それぞれの適応ルールがローカルであり、すなわち、ネ
ットワークの分岐において重みまたは遅延を適応させる
ためには、その分岐に入るまたはその分岐から出ていく
データのみが必要であることは注目に値する。N個の混
合物への一般化もしたがって単に前記数式10および数
式13における1および2を他の指数と置き換えかつそ
れらの項を加算することによって行なうことができる。
【0029】図6を参照することによって分かるよう
に、本発明に係わる他のブラインドソース分離システム
40の単純化したブロック/回路図が示されている。シ
ステム40は混合された信号xおよびxを、それぞ
れ、適応フィルタ42および43への入力において受け
入れる。これらのフィルタ内で、適応フィルタ42にお
いて、チャネル1の混合信号xは一連の異なる遅延に
関連する一連の異なる重みによって本質的にまたは実質
的に乗算されかつ加算が行なわれチャネル1の積信号が
生成され、該チャネル1積信号はチャネル1加算回路4
4に供給される。また、適応フィルタ43において、チ
ャネル2混合信号xが一連の異なる遅延に関連する一
連の異なる重みによって本質的にまたは実質的に乗算さ
れかつ加算が行なわれてチャネル2積信号を生成し、こ
れはチャネル2加算回路45に供給される。さらに、前
に説明したように、バイアス重みw01およびw02
またそれぞれ加算回路44および45に加えられ、もち
ろんいくつかの特定の例ではこれらの信号は無視されあ
るいは他の要素に組み込むこともできる。
【0030】加算回路44および45の出力信号は、そ
れぞれ、近似信号uおよびuであり、これらはろ波
されたフィードバック信号を生成し、これらのろ波され
たフィードバック信号は次に、それぞれ、加算回路45
および44にそれぞれ供給される。この特定の実施形態
では、チャネル1のろ波されたフィードバック信号はチ
ャネル2近似信号uを他の適応フィルタ46を通すこ
とによって発生され、この場合uは一連の異なる遅延
に関連する一連の異なる重みによって本質的にまたは実
質的に乗算されかつ適応フィルタ46において加算が行
なわれてチャネル1のろ波されたフィードバック信号が
生成され、この信号はチャネル1加算回路44に供給さ
れる。また、チャネル2のろ波されたフィードバック信
号はチャネル1の近似信号uを他の適応フィルタ47
を通すことによって発生され、この場合uは適応フィ
ルタ47において一連の異なる遅延に関連する一連の異
なる重みによって実質的にまたは本質的に乗算されかつ
加算が行なわれチャネル2のろ波されたフィードバック
信号が生成され、この信号はチャネル2の加算回路45
に供給される。近似信号uおよびuはまた出力回路
48および49に供給され、該出力回路48および49
はuおよびuを非線形を通し出力信号yおよびy
を生成する。前記出力信号は調整回路50において使
用されてチャネル1およびチャネル2の適応フィルタ4
2,43,46および47を調整し、チャネル1および
チャネル2の出力信号yおよびyのエントロピーを
最大にしかつ、それによって、出力信号yとして第1
のソース信号をおよび出力信号yとして第2のソース
信号を復元する。
【0031】適応遅延はいくつかの用途には十分である
が、大部分のオーディオ信号に対してはそれらは十分で
はない。音響的環境(例えば、室)は各ソースとマイク
ロホンの対の間で異なるインパルス応答を与える。さら
に、各マイクロホンは異なる特性を持つかもしれず、あ
るいは少なくともそれらの周波数応答は異なる方向のソ
ースに対して異なるであろう。これらの欠点を克服する
ため、図6のブラインドソース分離システム40が使用
され、その動作はそれを以下に説明すようにたたみ込み
混合物(convolved mixtures)とし
てモデル化することにより説明される。簡略化のため、
z変換領域における2つのソースが示されているが、こ
れは前と同様に任意の数のソースに一般化できることは
理解されるであろう。
【0032】
【数14】 この場合、Aijは任意の種類のフィルタのz変換であ
り、かつSおよびSはソースである。
【0033】混合信号XおよびXの項においてソー
スSに対して解くと次のようになる。
【数15】 G(z)はA12(z)A21(z)−A11(z)A
22(z)を示す。これはセパレーションに対するフィ
ードフォワードアーキテクチャを与える。しかしなが
ら、単純なフィードフォワードアーキテクチャはそれ自
身前記数式15の解に帰するものではない。セパレーシ
ョンに加え、それは出力をホワイト化する(white
ning)副作用を有する。ホワイト化効果は図6のブ
ラインドソース分離システム40を使用することにより
避けられる。
【0034】システム40においては、非線形要素の前
の出力(近似信号)は次のようになる。
【数16】 前記数式14および数式16を使用しかつ適応フィルタ
42をW11として、適応フィルタ43をW22とし
て、適応フィルタ46をW12として、かつ適応フィル
タ47をW21として示すと、完全なセパレーションお
よびデコンボリューション(deconvolutio
n)のための解は次のようになる。
【数17】 11=W22=1とすることにより、出力におけるエ
ントロピーはソースをホワイト化することなく最大にす
ることができる。この場合、W11およびW22は次の
解を有する。
【数18】
【0035】図6のブラインドソース分離システム40
のための適応方程式は以下において、単純化のため、2
つのソースのみを使用して求められる。以下の方程式に
おいては、wikiは混合物iから近似信号iまでの遅
延kに関連する重みを表わし、かつwikjは近似信号
jから近似信号iまでの遅延kに関連する重みを示す。
ijに対するFIRフィルタを仮定すると、時間領域
においてはネットワークは以下の数式を実行する。
【数19】
【0036】ヤコビアンに対しては次のようになる。
【数20】 今や3つの異なるケースがあり、すなわち、ダイレクト
フィルタにおけるゼロ遅延重み、ダイレクトフィルタに
おける他の重み、およびフィードバック交差フィルタ
(cross−filters)における重みである。
前の導出におけるステップに従うとすべてのこれらの場
合に対し次のようになる。
【数21】
【0037】前記ゼロ遅延重みはまた前記データをスケ
ーリングして前記シグモイドまたはS字状関数を通る情
報を最大にし、ネットワークのダイレクト分岐における
他の重みは対応する入力混合物からの各出力をデコリレ
ートし(ホワイト化)、かつ前記フィードバック分岐の
重みはすべての他のソースからの各々の出力y(近似
信号u)をフィルタの範囲内のそれぞれの時間t−k
(セパレーション)でデコリレートする。
【0038】この実施形態はFIRフィルタを使用して
開示されたが、当業者には(一般にIIRフィルタとし
て知られた)再帰フィルタを代わりに使用することがで
きかつ前記適応ルールは同様に(上に説明したように)
導出することができることは理解されるであろう。
【0039】
【発明の効果】したがって、本発明により、現実の世界
の条件の下で動作する新しくかつ新規なブラインドソー
ス分離システムが開示された。この新しいかつ改善され
たブラインドソース分離システムはお互いに関し遅延さ
れたソースを取り扱う能力を有しかつ、従来技術のシス
テムでは不可能であった、環境によってひずみを受けた
ソースのマルチパスコピーの集合を含むソースを分離す
ることができる。
【0040】本発明の特定の実施形態が示されかつ説明
されたが、当業者にはさらに他の修正および改善を成す
ことができるであろう。したがって、この発明は示され
た特定の形式に限定されるものではなくかつ添付の特許
請求の範囲によってこの発明の精神および範囲から離れ
ることのないすべての変更をカバーするものと考えてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブラインドソース分離の問題を説明するための
半回路図的表現を示す説明図である。
【図2】図1の構造において存在するいくつかの単純化
した波形を示す説明図である。
【図3】従来技術のブラインドソース分離システムの単
純化したブロック回路図である。
【図4】図3の構造において存在するいくつかの単純化
した波形を示す説明図である。
【図5】本発明に係わるブラインドソース分離システム
の単純化したブロック回路図である。
【図6】本発明に係わるブラインドソース分離システム
の他の単純化したブロック回路図である。
【符号の説明】
30 ブラインドソース分離システム 32,33 加算回路 35,36 出力回路 37 調整回路 40 ブラインドソース分離システム 42,43 適応フィルタ 44,45 加算回路 46,47 適応フィルタ 48,49 出力回路 50 調整回路 x チャネル1混合信号 x チャネル2混合信号 u,u 近似信号 y チャネル1出力信号 y チャネル2出力信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のソース信号を等しい数の複数の混
    合された信号から復元する方法であって、各々の混合さ
    れた信号は前記ソース信号の成分を含み、前記方法は、 チャネル1の混合された信号をチャネル1の適応重みに
    よって乗算してチャネル1の積信号を生成する段階、 チャネル2の混合された信号をチャネル2の適応重みに
    よって乗算してチャネル2の積信号を生成する段階、 チャネル2の近似信号からチャネル1のろ波されたフィ
    ードバック信号を発生する段階、 チャネル1の近似信号からチャネル2のろ波されたフィ
    ードバック信号を発生する段階、 前記チャネル1のろ波されたフィードバック信号を前記
    チャネル1の積信号に加算してチャネル1の近似信号を
    生成する段階、 前記チャネル2のろ波されたフィードバック信号を前記
    チャネル2の積信号に加算してチャネル2の近似信号を
    生成する段階、 前記チャネル1およびチャネル2の近似信号に非線形関
    数を適用してチャネル1およびチャネル2の出力信号を
    生成する段階、そして前記チャネル1の適応重み、前記
    チャネル1のろ波されたフィードバック信号、前記チャ
    ネル2の適応重み、および前記チャネル2のろ波された
    フィードバック信号を調整して前記チャネル1およびチ
    ャネル2の出力信号のエントロピーを最大にし、それに
    よって第1のソース信号を前記チャネル1の出力信号と
    しておよび第2のソース信号を前記チャネル2の出力信
    号として復元する段階、 を具備することを特徴とする複数のソース信号を等しい
    数の複数の混合された信号から復元する方法。
  2. 【請求項2】 複数のソース信号を等しい数の複数の混
    合された信号から復元する方法であって、各々の混合さ
    れた信号は前記ソース信号の成分を含み、前記方法は、 チャネル1の混合された信号を一連の異なる遅延に関連
    するチャネル1の一連の異なる重みによって乗算しかつ
    加算を行ってチャネル1の積信号を生成する段階、 チャネル2の混合された信号を一連の異なる遅延に関連
    するチャネル2の一連の異なる重みによって乗算しかつ
    加算を行ってチャネル2の積信号を生成する段階、 チャネル2の近似信号からチャネル1のろ波されたフィ
    ードバック信号を発生する段階であって、前記チャネル
    2の近似信号を遅延させる段階と、前記チャネル2の近
    似信号を一連の異なる遅延に関連する一連の異なる重み
    によって乗算しかつ加算を行ってチャネル1のろ波され
    たフィードバック信号を生成する段階とを含むもの、 チャネル1の近似信号からチャネル2のろ波されたフィ
    ードバック信号を発生する段階であって、前記チャネル
    1の近似信号を遅延させる段階と、前記チャネル1の近
    似信号を一連の異なる遅延に関連する一連の異なる重み
    によって乗算しかつ加算を行ってチャネル2のろ波され
    たフィードバック信号を生成する段階とを含むもの、 前記チャネル1のろ波されたフィードバック信号を前記
    チャネル1の積信号に加算して前記チャネル1の近似信
    号を生成する段階、 前記チャネル2のろ波されたフィードバック信号を前記
    チャネル2の積信号に加算して前記チャネル2の近似信
    号を生成する段階、 前記チャネル1およびチャネル2の近似信号に非線形関
    数を適用して前記チャネル1およびチャネル2の出力信
    号を生成する段階、そして前記一連の異なる遅延に関連
    するチャネル1の一連の異なる重み、前記チャネル1の
    ろ波されたフィードバック信号、一連の異なる遅延に関
    連する前記チャネ2の一連の異なる重み、およびチャネ
    ル2のろ波されたフィードバック信号を調整して前記チ
    ャネル1およびチャネル2の出力信号のエントロピーを
    最大にし、それによって前記チャネル1の出力信号とし
    てチャネル1のソース信号をかつ前記チャネル2の出力
    信号としてチャネル2のソース信号を復元する段階、 を具備することを特徴とする複数のソース信号を等しい
    数の複数の混合された信号から復元する方法。
  3. 【請求項3】 複数のソース信号(y1,y2)を等し
    い数の複数の混合された信号(x1,x2)から復元す
    る方法であって、各々の混合された信号は前記ソース信
    号の成分を含み、前記方法は、 次の数式に従ってチャネル1の近似信号(u1)を発生
    する段階、 【数22】 次の数式に従ってチャネル2の近似信号(u2)を発生
    する段階、 【数23】 を具備し、この場合、 w1k1およびw2k2はチャネル1およびチャネル2
    の遅延kに関連する重みであり、 w1k2およびw2k1はチャネル1およびチャネル2
    の遅延kに関連する重みであり、 uおよびuはチャネル1およびチャネル2の近似信
    号であり、かつxおよびxはチャネル1およびチャ
    ネル2の混合された信号であり、 前記方法は、さらに、 非線形関数を前記チャネル1およびチャネル2の近似信
    号に適用してチャネル1およびチャネル2の出力信号を
    生成する段階、そして前記チャネル1およびチャネル2
    の出力信号のエントロピーを最大にするために、それぞ
    れ、w1k1,w2k2,w1k2およびw2k1を調
    整し、それによってチャネル1の出力信号としてチャネ
    ル1のソース信号をかつチャネル2の出力信号としてチ
    ャネル2のソース信号を復元する段階、 を具備することを特徴とする複数のソース信号(y1,
    y2)を等しい数の複数の混合された信号(x1,x
    2)から復元する方法。
  4. 【請求項4】 前記w1k1,x2k2,w1k2およ
    びりw2k1を調整する段階は次の数式、 【数24】 に従って前記重みを調整する段階を含むことを特徴とす
    る請求項3に記載の複数のソース信号を等しい数の複数
    の混合された信号から復元する方法。
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