JPH09237465A - 音楽情報再生装置 - Google Patents

音楽情報再生装置

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Publication number
JPH09237465A
JPH09237465A JP4456196A JP4456196A JPH09237465A JP H09237465 A JPH09237465 A JP H09237465A JP 4456196 A JP4456196 A JP 4456196A JP 4456196 A JP4456196 A JP 4456196A JP H09237465 A JPH09237465 A JP H09237465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
music information
circuit
data
frequency
level
Prior art date
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Pending
Application number
JP4456196A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsumasa Kikuchi
光正 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4456196A priority Critical patent/JPH09237465A/ja
Publication of JPH09237465A publication Critical patent/JPH09237465A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 音楽情報再生装置において、使用者における
繁雑な操作を要することなく、再生音楽情報の特性を自
動的に判定する。 【解決手段】 音楽情報再生部1が再生した音楽情報を
ラインアンプ2で増幅した後、周波数分割回路9で所定
の周波数毎に分割し、量子化回路10で各周波数毎の量
子化データを生成し、サンプリング回路11でサンプリ
ングした後、所定のアドレスを付与してメモリ12に格
納する一方、量子化データを音楽情報判定回路14にも
供給し、その量子化データとメモリに格納した量子化デ
ータとを比較し、再生される音楽情報の量子化データが
所定のアドレスまで一致している量子化データの曲目を
検索し、ラベリング回路15がその曲目に対応して格納
されている文字データをメモリ12より読み出して所定
の信号処理を施し、表示制御回路16に供給することに
よって表示部17に文字情報を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログオーディ
オ信号又はディジタルオーディオ信号等の音楽情報を再
生する音楽情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、アナログオーディオ信号又は
ディジタルオーディオ信号等の音楽情報を再生する音楽
情報再生装置としては、AM/FMラジオ、テープレコ
ーダ、CDプレーヤ、又はMDプレーヤ等があり、この
ような音楽情報再生装置においては、外部に再生される
音楽情報の周波数とその音レベルをスペアナ表示するこ
とによって外部に再生される音楽情報の周波数特性を使
用者に報知するものや、音楽情報の周波数特性を使用者
において任意に調整するグラフィックイコライザを備え
たものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来装
置では、外部に再生される音楽情報の特性判定は使用者
がスペアナ表示に基づいて行うしかなく、その判定が困
難であるといった問題点があると共に、誤った判定に基
づいて使用者がグラフィックイコライザを操作しても使
用者が希望する周波数特性、或いは再生される音楽情報
にあった周波数特性を得ることは困難であり、仮に使用
者が希望する周波数特性、或いは再生される音楽情報に
あった周波数特性を得ることができたとしても、使用者
において繁雑な操作を要するといった問題点があった。
【0004】本発明は、外部再生される音楽情報の特性
を正確且つ簡単に判定することができると共に、使用者
における繁雑な操作を要することなく、外部再生される
音楽情報の特性を使用者が希望する周波数特性、或いは
音楽情報にあった周波数特性に自動的に合わせることが
できる音楽情報再生装置を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、音楽情報を任意の周波数単
位に分割する分割手段と、該分割手段によって分割され
た複数の情報を個々に量子化すると共に、時間軸上でサ
ンプリングするデータ処理手段と、該データ処理手段に
おけるサンプリングポイント毎にアドレスを付与し、そ
の各アドレスの領域に、当該サンプリングポイントでの
量子化レベルを各周波数単位で格納する記憶手段と、上
記記憶手段におけるアドレス、周波数、及びレベルによ
るデータ構造を上記音楽情報の構造として特性判定を行
う判定手段とを設けたものである。
【0006】請求項2記載の発明は、上記判定手段は、
上記記憶手段における各周波数毎に各アドレスのレベル
を演算し、その値に基づいて特性判定を行うものであ
る。
【0007】請求項3記載の発明は、音楽情報に対応し
て文字データを記憶する文字データ記憶手段と、該文字
データ記憶手段より上記判定手段によって判定された音
楽情報に対応する文字データを読み出す文字データ読出
手段と、該文字データ読出手段よって読み出された文字
データに基づいて文字表示を行う表示手段とを設けたも
のである。
【0008】請求項4記載の発明は、外部再生される音
楽情報の周波数特性を調整する周波数特性調整手段を設
ける一方、上記周波数特性調整手段は、上記判定手段に
よって判定された音楽情報に基づいて外部再生される音
楽情報の周波数特性を調整するものである。
【0009】従って、請求項1記載の発明によれば、音
楽情報が再生されると、その音楽情報は分割手段によっ
て任意の周波数単位に分割された後、データ処理手段が
その各周波数毎の信号を個々に量子化し、且つ時間軸上
でサンプリングする。そして、記憶手段がそのサンプリ
ングポイント毎にアドレスを付与すると共に、そのアド
レスの領域に、当該サンプリングポイントでの量子化レ
ベルを各周波数単位で格納し、特性判定手段がその記憶
手段におけるアドレス、周波数、及びレベルによるデー
タ構造に基づいて再生される音楽情報の判定を行うこと
により、再生される音楽情報の特性を正確に判定するこ
とができる。
【0010】請求項2記載の発明によれば、音楽情報が
再生されると、その音楽情報は分割手段によって任意の
周波数単位に分割された後、データ処理手段がその各周
波数毎の信号を個々に量子化し、且つ時間軸上でサンプ
リングする。そして、記憶手段がそのサンプリングポイ
ント毎にアドレスを付与すると共に、そのアドレスの領
域に、当該サンプリングポイントでの量子化レベルを各
周波数単位で格納し、特性判定手段が各周波数毎に各ア
ドレスのレベルを演算し、その値に基づいて特性判定を
行うことにより、再生される音楽情報の特性を正確に判
定することができる。
【0011】請求項3記載の発明によれば、音楽情報が
再生されると、その音楽情報は分割手段によって任意の
周波数単位に分割された後、データ処理手段がその各周
波数毎の信号を個々に量子化し、且つ時間軸上でサンプ
リングする。そして、記憶手段がそのサンプリングポイ
ント毎にアドレスを付与すると共に、そのアドレスの領
域に、当該サンプリングポイントでの量子化レベルを各
周波数単位で格納し、特性判定手段がその記憶手段にお
けるアドレス、周波数、及びレベルによるデータ構造に
基づいて再生される音楽情報の特性判定を行い、文字デ
ータ読出手段がその判定された音楽情報に対応する文字
データを文字データ記憶手段より読み出し、表示手段に
表示させることにより、使用者は表示された文字データ
に基づいて再生される音楽情報の特性を正確且つ容易に
判定することができる。
【0012】請求項4記載の発明によれば、音楽情報が
再生されると、その音楽情報は分割手段によって任意の
周波数単位に分割された後、データ処理手段がその各周
波数毎の信号を個々に量子化し、且つ時間軸上でサンプ
リングする。そして、記憶手段がそのサンプリングポイ
ント毎にアドレスを付与すると共に、そのアドレスの領
域に、当該サンプリングポイントでの量子化レベルを各
周波数単位で格納し、特性判定手段がその記憶手段にお
けるアドレス、周波数、及びレベルによるデータ構造に
基づいて再生音楽情報の特性判定を行い、周波数特性調
整手段がその判定された音楽情報が所定の周波数特性と
なるよう再生音楽情報の周波数特性を調整することによ
り、再生音楽情報を使用者が希望する特性、或いは音楽
情報にあった特性に自動設定することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例である音楽情報再
生装置の電気的構成を示す機能ブロック図、図2は同音
楽情報再生装置における要部の電気的構成を示す機能ブ
ロック図、図3は同音楽情報再生装置におけるメモリの
データ構成例を示す説明図、図4及び図5は同音楽情報
再生装置におけるデータ演算後のデータ構造を示す説明
図である。
【0015】図1及び図2において、1はAM/FMラ
ジオ、テープレコーダ、CDプレーヤ、又はMDプレー
ヤ等の音楽情報再生部、2は音楽情報再生部1において
再生されたアナログオーディオ信号を増幅するラインア
ンプである。
【0016】3はラインアンプ2によって増幅されたア
ナログオーディオ信号を各周波数毎にそのレベルを可変
するグラフィックイコライザ等によって構成された再生
信号処理回路であり、そのアナログオーディオ信号を可
変する回路は、シリアルデータにより制御データを受け
可変する電子的回路によって構成されている。4は再生
信号処理回路3によって所定の信号処理が施されたアナ
ログオーディオ信号の音量を任意調整可能なボリュー
ム、5はボリューム4によって音量調整されたアナログ
オーディオ信号を外部出力可能な値にまで増幅するパワ
ーアンプ、6はパワーアンプ5によって増幅されたアナ
ログオーディオ信号を外部に放音するスピーカである。
【0017】7はラインアンプ2によって増幅されたア
ナログオーディオ信号を録音可能なレベルに増幅、又は
周波数特性を任意に可変する録音信号処理回路であり、
録音レベル及び周波数特性を可変する回路は、シリアル
データにより制御データを受け可変する電子的回路によ
って構成されている。8は録音信号処理回路によって所
定の信号処理が施された録音信号を磁気テープ又はMD
等の記録媒体に記録するテープレコーダ又は録再用MD
プレーヤ等の音楽情報録音部であり、この音楽情報録音
部8は音楽情報再生部1において再生された音楽情報を
録音するとき、その録音する音楽情報において所定の無
音検出レベルより小さい期間を音楽情報の曲間であると
認識する機能を備えている。
【0018】又、上記録音信号処理回路7及び音楽情報
録音部8は音楽情報再生装置と別体に設けられるように
しても良く、このとき音楽情報再生装置においては、ラ
インアンプ2によって増幅されたアナログオーディオ信
号を外部出力する端子と、後述する録音制御回路22か
らの録音コントロール信号及び無音検出レベルコントロ
ール信号を外部出力する端子と、音楽情報録音部8から
供給される無音検出レベルコントロール信号を外部入力
する端子とを設けるようにすると良く、又音楽情報録音
部8において記録する信号としては、アナログオーディ
オ信号に限るものではなく、ディジタルオーディオ信号
としても良く、このとき音楽情報再生装置においては、
音楽情報再生部1より再生される信号をディジタルオー
ディオ信号とし、このディジタルオーディオ信号に所定
の信号処理を施した後、音楽情報録音部8に記録させる
一方、音楽情報再生部1において再生されたディジタル
オーディオ信号に所定の信号処理を施した後、アナログ
オーディオ信号に変換し、このアナログオーディオ信号
に基づいて上記ディジタルオーディオ信号の信号処理を
制御するための信号を生成するようにすれば良く、又デ
ィジタルオーディオ信号に基づいて上記ディジタルオー
ディオ信号の信号処理を制御するための信号を生成する
ようにしても良い。
【0019】9はラインアンプ2によって増幅されたア
ナログオーディオ信号を各周波数毎に振り分ける周波数
分割回路であり、それぞれ通過帯域の異なる複数のバン
ドパスフィルタBPF1〜BPFnによって構成されて
いる。10は周波数分割回路9によって分割された各周
波数毎の信号を量子化する量子化回路であり、アナログ
信号をデジタル信号に変換する複数のA/D変換器によ
って構成されている。
【0020】11は量子化回路10によって量子化され
たデータを時間軸上でサンプリングするサンプリング回
路、12はサンプリング回路11によるサンプリングポ
イント毎にアドレスを付与し、そのアドレスの領域に当
該サンプリングポイントにおいてサンプリングされた量
子化データを各周波数毎に対応させて格納する一方、そ
の格納した量子化データを曲目単位でまとめ、その曲目
に図示しない操作入力部によって入力された文字データ
を対応させて格納するメモリであり、当該メモリ12は
更にジャズ/ロック/クラシック/ボーカル/フラット
等の音楽ジャンルの名称を文字データとしたものと、各
音楽ジャンルが有する周波数特性を量子化したデータと
をそれぞれ対応させて格納している。
【0021】13はメモリ12の各アドレス領域に格納
された量子化データを各周波数毎に演算して図4に示す
ようなデータ構造とする周波数特性抽出回路、14はサ
ンプリング回路11によってサンプリングされた量子化
データとメモリ12の各アドレス領域に格納された量子
化データとを比較し、再生される音楽情報の量子化デー
タが所定のアドレスまで一致してる量子化データの曲目
を検索すると共に、メモリ12に格納された音楽ジャン
ルの周波数特性を量子化したデータと周波数特性抽出回
路13によって抽出されたデータとを比較し、周波数特
性抽出回路13によって抽出されたデータと一致若しく
は近似している音楽ジャンルを検索する音楽情報判定回
路である。
【0022】15は音楽情報判定回路14による比較結
果に基づいて検索された曲目に対応する文字データ、又
は音楽ジャンルの名称を表す文字データをメモリ12よ
り読み出して所定の信号処理を施すラベリング回路、1
6はラベリング回路15によって所定の信号処理が施さ
れた文字データに対応する文字が表示されるよう表示部
17に対して所定の電圧を印加する表示制御回路、17
は表示制御回路16による表示制御に基づいて所定の文
字を表示する表示部である。
【0023】18は音楽情報判定回路14による比較結
果に基づいて検索された音楽ジャンル、又は図示しない
操作入力部によって選択された音楽ジャンルに対応する
量子化データをメモリ12より読み出して所望の周波数
特性を得る周波数特性設定回路、19は周波数特性抽出
回路13によって抽出されたデータと周波数特性設定回
路18によって設定された周波数特性とを比較し、周波
数特性抽出回路13によって抽出された各周波数毎の値
が周波数特性設定回路18によって設定された周波数特
性の各周波数毎の値と同一になるような補正値を各周波
数毎に得る再生制御回路であり、この再生制御回路19
は抽出された各周波数毎の補正値をサウンドコントロー
ル信号として出力し、再生信号処理回路3におけるイコ
ライジングの制御を行う。
【0024】20はメモリ12の各アドレス領域に格納
された量子化データを各アドレス毎に演算して図5に示
すようなデータ構造とするレベル抽出回路、21は録音
時において使用者が聴取可能な値の最低レベルを第1設
定値として設定すると共に、録音時において無音部とし
て検出する値の最大レベルを第2設定値として設定する
レベル設定回路、22はレベル抽出回路20によって抽
出された各アドレス毎の値とレベル設定回路21によっ
て設定された第1設定値とを比較し、レベル抽出回路2
0によって抽出された値がレベル設定回路21によって
設定された第1設定値以上となるような補正値を各アド
レス毎に得る録音制御回路であり、この録音制御回路2
2は各アドレス毎の補正値を録音コントロール信号とし
て各アドレスが得られる時間毎に出力し、録音用信号処
理回路7における録音レベルの制御を行う。
【0025】又、録音制御回路22はレベル抽出回路2
0によって抽出された各アドレス毎の値とレベル設定回
路21によって設定された第2設定値及び第1設定値と
を比較し、レベル抽出回路20によって抽出されたアド
レスの値がレベル設定回路21によって設定された第2
設定値以下となったとき、録音用信号処理回路7におい
て録音信号の各周波数帯域のレベルを調整させるための
信号を録音コントロール信号として出力し、録音用信号
処理回路7における周波数特性の制御を行い、その後の
録音コントロール信号の出力を禁止する一方、レベル抽
出回路20によって抽出されたアドレスの値がレベル設
定回路21によって設定された第2設定値以下となった
後においてレベル抽出回路20より抽出されたアドレス
の値が第1設定値以上となったとき、録音コントロール
信号の出力の禁止を解除する。
【0026】更に録音制御回路22は音楽情報録音部8
より供給される無音検出レベルコントロール信号に基づ
いて音楽情報録音部8における無音検出レベルを認識
し、そのレベルを第2設定値としてレベル設定回路21
に設定させる。
【0027】上記のように構成された音楽情報再生装置
について、まず音楽情報再生時又は音楽情報録音時にお
ける表示制御動作について説明する。
【0028】音楽情報再生部1において再生されたアナ
ログオーディオ信号はラインアンプ2によって増幅され
た後、周波数分割回路9に供給され、ここでそれぞれ通
過帯域の異なる複数のバンドパスフィルタBPF1〜B
PFnによって各周波数毎の信号が生成されると共に、
この周波数分割回路9によって分割生成された各周波数
毎の信号を量子化回路10が個々にデジタル信号に変換
することにより、各周波数毎の量子化データが生成さ
れ、その量子化回路10によって量子化されたデータは
サンプリング回路11によって所定のタイミングでサン
プリングされた後、メモリ12において所定のアドレス
が付与され格納される。
【0029】このとき、メモリ12は、1回目のサンプ
リングでバンドパスフィルタBPF1からバンドパスフ
ィルタBPFnの量子化データを順次アドレスを付与し
て(start〜a)格納すると共に、この1回目のサ
ンプリングで格納した量子化データのアドレスstar
t〜アドレスaをアドレスAとし、以下サンプリング毎
にバンドパスフィルタBPF1からバンドパスフィルタ
BPFnの量子化データを格納してアドレスB〜Mを付
与し、このようなデータ群を曲目単位で管理する。
【0030】そして、このようなメモリ12へのデータ
格納状態において、使用者が図示しない操作入力部を操
作することによって当該格納データに対応させたい文字
を入力指定すると、その入力指定された文字に対応する
文字データが生成され、この文字データが上記格納デー
タに対応されてメモリ12に格納される。
【0031】一方、サンプリング回路11によって所定
のタイミングでサンプリングされた量子化データは音楽
情報判定回路14にも供給され、音楽情報判定回路14
はそのサンプリング回路11によってサンプリングされ
た量子化データとメモリ12の各アドレス領域に格納さ
れた量子化データとを比較し、再生される音楽情報の量
子化データが所定のアドレスまで一致してる量子化デー
タの曲目を検索する。
【0032】そして、音楽情報判定回路14によって再
生音楽情報の量子化データが所定のアドレスまで一致し
てる曲目が検索されると、ラベリング回路15がその曲
目に対応して格納されている文字データをメモリ12よ
り読み出して所定の信号処理を施し、表示制御回路16
に供給することによって表示部17に文字情報(曲名
等)を表示する。
【0033】又、サンプリング回路11よりの量子化デ
ータはメモリ12を介して周波数特性抽出回路13にも
供給され、周波数特性抽出回路13はそのメモリ12よ
り読み出される所定アドレス分の量子化データを各周波
数毎に演算して図4に示すようなデータ構造とした後、
音楽情報判定回路14に供給され、音楽情報判定回路1
4はその周波数特性抽出回路13によって生成されたデ
ータ構造とメモリ12に格納された各音楽ジャンルのデ
ータ構造とを比較し、一致又は近似している音楽ジャン
ルを検索する。
【0034】そして、音楽情報判定回路14によって再
生音楽情報のデータ構造と一致又は近似している音楽ジ
ャンルが検索されると、ラベリング回路15がその音楽
ジャンルのデータ構造に対応して格納されている文字デ
ータをメモリ12より読み出して所定の信号処理を施
し、表示制御回路16に供給することによって表示部1
7に文字情報(音楽ジャンル名)を表示する。
【0035】従って、上記動作制御によれば、予め音楽
情報とそれに対応する文字情報を記憶させておくことに
よって、次にその音楽情報を再生するとき、その音楽情
報に対応する文字情報を外部表示させることができ、又
予め音楽情報とそれに対応する文字情報とを記憶させな
くても、再生音楽情報に対応する音楽ジャンルを文字情
報によって外部表示させることができる。
【0036】尚、音楽情報再生部1において再生された
アナログオーディオ信号はラインアンプ2によって増幅
され、再生信号処理回路3によって所定の信号処理され
た後、ボリューム回路4によって音量が調整されると共
に、パワーアンプ5によって増幅され、スピーカ6より
外部に放音される。
【0037】次に、音楽情報再生時における周波数特性
調整動作について説明する。
【0038】音楽情報再生部1において音楽情報が再生
されると、上述の表示制御動作時と同様の動作制御によ
って当該再生音楽情報の音楽ジャンルが音楽情報判定回
路14において判定され、その判定結果若しくは使用者
による図示しない操作入力部の操作に基づいて周波数特
性設定回路18がその音楽ジャンルに対応する周波数特
性のデータ構造をメモリ12より読み出して設定する。
【0039】一方、上述の表示制御動作時と同様の動作
制御によってメモリ12に再生音楽情報の各周波数毎の
量子化データが格納され、周波数特性抽出回路13にお
いてそのメモリ12より所定アドレス分の量子化データ
を読み出し、各周波数毎に演算して図4に示すようなデ
ータ構造とした後、再生制御回路19に供給する。
【0040】そして、再生制御回路19では周波数特性
抽出回路13より供給されたデータ構造と、周波数特性
設定回路18において設定された周波数特性のデータ構
造とを比較し、周波数抽出回路13より供給されたデー
タ構造が周波数特性設定回路18において設定された周
波数特性のデータ構造と同一になるために必要なレベル
の減衰値又は増幅値を各周波数毎に求め、この補正値を
サウンドコントロール信号として再生信号処理回路3に
供給し、再生信号処理回路3では再生制御回路13より
供給されるサウンドコントロール信号に基づいて各周波
数毎の増幅レベルを可変する。
【0041】そして、周波数特性抽出回路13によって
新たなデータ構造を生成したとき、或いは周波数特性設
定回路18において新たなデータ構造が設定されたとき
において再生制御回路19において上記サウンドコント
ロール信号を生成する。
【0042】従って、上記動作制御によれば、再生音楽
情報を外部放音する際、その再生音楽情報の音楽ジャン
ル、又は使用者が希望する音楽ジャンルに合うよう各周
波数毎のレベルを自動的に調整することができる。
【0043】尚、上述の実施例では、周波数特性抽出回
路13がメモリ12に格納された所定アドレス分の量子
化データに基づいて図4に示すようなデータ構造を生成
し、周波数特性抽出回路13によって新たなデータ構造
を生成したとき、或いは周波数特性設定回路18におい
て新たなデータ構造が設定されたとき、再生制御回路1
9がサウンドコントロール信号を生成することによって
曲目単位で対応した周波数調整を行うようにしたが、こ
れに限定されるものではなく、例えば、サンプリングポ
イント毎(アドレスA〜M)に、周波数特性抽出回路1
3が図4に示すようなデータ構造を生成する、即ちサン
プリング回路11によってサンプリングされた量子化デ
ータをメモリ12及び周波数特性抽出回路13を介して
再生制御回路19に供給し、そのデータと周波数特性設
定回路18からのデータとに基づいて再生制御回路19
がサウンドコントロール信号を生成することによって、
より繊細に再生音楽情報の各周波数毎のレベル調整を行
うことができ、このとき、サウンドコントロール信号に
よるレベルの可変制御と、再生音楽情報の各周波数毎の
レベル調整との差を吸収するために、ラインアンプ2と
再生信号処理回路3との間に遅延回路を設けるようにす
ると良い。
【0044】次に、音楽情報録音時における録音制御動
作について説明する。
【0045】使用者が図示しない操作入力部を操作して
音楽情報再生部1において再生されるアナログオーディ
オ信号の音楽情報録音部8への録音が指示されると、上
述の表示動作時及び周波数特性調整動作時と同様の動作
制御によってメモリ12に再生音楽情報の各周波数毎の
量子化データが格納されると共に、音楽情報録音部8に
おいて無音区間の検出に用いる無音検出レベルを無音検
出レベルコントロール信号として録音制御回路22を介
してレベル設定回路21に供給することにより、レベル
設定回路21に音楽情報録音部8において無音区間の検
出に用いる無音検出レベルが第2設定値として設定され
る。
【0046】そして、音楽情報録音部8に録音したいア
ナログオーディオ信号の全てが音楽情報再生部1におい
て再生され、その再生された音楽情報の各周波数毎の量
子化データが格納された後、再び音楽情報再生部1にお
いて音楽情報録音部8に録音したいアナログオーディオ
信号が再生されると、レベル抽出回路20がメモリ12
より量子化データを読み出し、各アドレス毎(アドレス
A、アドレスB、…アドレスM)にそのアドレス領域に
格納された各周波数毎の量子化データを演算して図5に
示すようなデータ構造とした後、録音制御回路22に供
給する。
【0047】そして、録音制御回路22ではレベル抽出
回路20より供給されたデータ構造に基づくレベルと、
レベル設定回路21によって設定された第1設定値及び
第2設定値とを比較し、レベル抽出回路20によって得
られたレベルがレベル設定回路21において設定された
第2設定値以上であって且つ第1設定値未満であると
き、レベル抽出回路20によって得られたレベルがレベ
ル設定回路21において設定された第1設定値以上とな
るようなレベル増幅値を求め、この補正値を録音コント
ロール信号として録音信号処理回路7に供給し、録音信
号処理回路7では録音制御回路22より供給される録音
コントロール信号に基づいて録音レベルを可変して録音
レベルを大きくする。
【0048】そして、サンプリングポイントを音楽情報
再生部1よりアナログオーディオ信号を一旦再生したと
きと、再び音楽情報再生部1よりアナログオーディオ信
号を再生したときとで一致させると共に、このサンプリ
ングポイント毎にレベル抽出回路20において新たなデ
ータ構造を生成し、このレベル抽出回路20によって新
たなデータ構造を生成したとき、録音制御回路22にお
いて録音コントロール信号を生成する。
【0049】従って、上記動作制御によれば、音楽情報
録音部8における録音後の音楽情報が使用者が聴取可能
な値の最低レベル以下となる場合において、録音レベル
を大きくして音楽情報録音部8における録音を行うこと
により、音楽情報録音部8における録音後の音楽情報を
使用者において確実に聴取することができる。
【0050】又、録音制御回路22ではレベル抽出回路
20より供給されたデータ構造に基づくレベルと、レベ
ル設定回路21によって設定された第1設定値及び第2
設定値との比較に基づいてレベル抽出回路20によって
得られたレベルがレベル設定回路21において設定され
た第2設定値未満であるとき、低周波部分と高周波部分
のレベルを小さくさせるための制御信号を録音コントロ
ール信号として録音信号処理回路7に供給し、録音信号
処理回路7では録音制御回路22より供給される録音コ
ントロール信号に基づいて低周波部分のレベルと高周波
部分のレベルを小さくさせると共に、録音制御回路22
ではレベル抽出回路20より供給されたデータ構造に基
づくレベルと、レベル設定回路21によって設定された
第1設定値及び第2設定値との比較に基づいてレベル抽
出回路20によって得られたレベルが第2設定値以上で
あって且つ第1設定値未満であったときにおける録音コ
ントロール信号の生成供給を禁止する。
【0051】その後、録音制御回路22ではレベル抽出
回路20より供給されたデータ構造に基づくレベルと、
レベル設定回路21によって設定された第1設定値及び
第2設定値との比較に基づいてレベル抽出回路20によ
って得られたレベルが第2設定値以上であって且つ第1
設定値未満であったとしても、録音コントロール信号の
生成供給を行うことはなく、レベル設定回路21によっ
て設定された第1設定値及び第2設定値との比較に基づ
いてレベル抽出回路20によって得られたレベルが第1
設定値以上となったとき、音楽情報録音部8において無
音期間の判断に用いるレベルを第2設定値とするための
制御信号を無音検出レベルコントロール信号として音楽
情報録音部8に供給し、音楽情報録音部8では録音制御
回路22から供給される無音検出レベルコントロール信
号に基づいて無音期間の判断に用いるレベルを第2設定
値とし、且つ録音制御回路22では上記録音コントロー
ル信号の生成供給の禁止を解除する。
【0052】従って、上記動作制御によれば、音楽情報
録音部8における録音後の音楽情報の無音検出を確実に
行うことができるため、曲目の頭だし及び曲分割の判断
を正確且つ容易に行うことができる。
【0053】尚、上述の実施例においては、音楽情報再
生部1において再生されるアナログオーディオ信号を音
楽情報録音部8に録音する際、一旦音楽情報録音部8に
録音するアナログオーディオ信号を音楽情報再生部1に
おいて再生することによってメモリ12に再生音楽情報
のデータ構造を格納し、この格納したデータ構造に基づ
いて再度音楽情報再生部1において再生されるアナログ
オーディオ信号の録音レベル及び周波数特性の可変調整
を行うようにしたが、これに限定されるものではなく、
例えば、ラインアンプ2と録音信号処理回路7との間に
遅延回路を設け、録音コントロール信号に基づく録音信
号処理回路7の録音レベル及び周波数特性の可変調整
と、再生音楽情報の録音レベル及び周波数特性の可変と
の差を吸収することによって、再生音楽情報のレベルに
基づく録音制御と、その録音制御に基づく音楽情報の録
音とを同時に行うことができ、それに伴って音楽情報録
音部8に録音するアナログオーディオ信号を音楽情報再
生部1において一旦再生した後再び再生するといった煩
わしさをなくすことができる。
【0054】又、上述の実施例においては、音楽情報録
音部8において無音期間の判断に用いるレベルを無音検
出レベルコントロール信号として得て、そのレベルをレ
ベル設定回路21による第2設定値としたが、これに限
定されるものではなく、例えば、音楽情報録音部8にお
いて無音期間の判断に用いるレベルを可変するための制
御信号を無音検出レベルコントロール信号として音楽情
報録音部8に供給し、音楽情報録音部8では録音制御回
路22から供給される無音検出レベルコントロール信号
に基づいて無音期間の判断に用いるレベルをレベル設定
回路21において設定された第1設定値又は第2設定値
となるよう調整するようにしても良い。
【0055】
【発明の効果】以上のように、請求項1又は請求項2記
載の発明によれば、再生される音楽情報の特性を正確に
判定することができるため、使用者に対する音楽情報の
特性判定の要求、及び使用者における誤った判定を防止
することができる。
【0056】請求項3記載の発明によれば、再生される
音楽情報の特性を正確に判定し、その音楽情報の特性に
対応する文字データを表示することにより、使用者にお
いて再生される音楽情報の特性を正確且つ容易に認識す
ることができるため、使用者における誤った判定を防止
することができる。
【0057】請求項4記載の発明によれば、再生される
音楽情報の特性を正確に判定し、その音楽情報の特性が
所定の特性となるように各周波数毎のレベルを調整する
ため、使用者における繁雑な操作を要することなく、再
生される音楽情報を使用者が希望する周波数特性、或い
は再生音楽情報にあった周波数特性に自動的に合わせる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である音楽情報再生装置の電
気的構成を示す機能ブロック図。
【図2】同音楽情報再生装置における要部の電気的構成
を示す機能ブロック図。
【図3】同音楽情報再生装置におけるメモリのデータ構
成例を示す説明図。
【図4】同音楽情報再生装置におけるデータ演算後のデ
ータ構造を示す説明図。
【図5】同音楽情報再生装置におけるデータ演算後のデ
ータ構造を示す説明図。
【符号の説明】
1 音楽情報再生部 2 ラインアンプ 3 再生信号処理回路 4 ボリューム回路 5 パワーアンプ 6 スピーカ 7 録音信号処理回路 8 音楽情報録音部 9 周波数分割回路 10 量子化回路 11 サンプリング回路 12 メモリ 13 周波数特性抽出回路 14 音楽情報判定回路 15 ラベリング回路 16 表示制御回路 17 表示部 18 周波数特性設定回路 19 再生制御回路 20 レベル抽出回路 21 レベル設定回路 22 録音制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音楽情報を任意の周波数単位に分割する
    分割手段と、 該分割手段によって分割された複数の情報を個々に量子
    化すると共に、時間軸上でサンプリングするデータ処理
    手段と、 該データ処理手段におけるサンプリングポイント毎にア
    ドレスを付与し、その各アドレスの領域に、当該サンプ
    リングポイントでの量子化レベルを各周波数単位で格納
    する記憶手段と、 上記記憶手段におけるアドレス、周波数、及びレベルに
    よるデータ構造を上記音楽情報の構造として特性判定を
    行う判定手段とを設けたことを特徴とする音楽情報再生
    装置。
  2. 【請求項2】 上記判定手段は、上記記憶手段における
    各周波数毎に各アドレスのレベルを演算し、その値に基
    づいて特性判定を行うことを特徴とする請求項1記載の
    音楽情報再生装置。
  3. 【請求項3】 音楽情報に対応して文字データを記憶す
    る文字データ記憶手段と、 該文字データ記憶手段より上記判定手段によって判定さ
    れた音楽情報に対応する文字データを読み出す文字デー
    タ読出手段と、 該文字データ読出手段よって読み出された文字データに
    基づいて文字表示を行う表示手段とを設けたことを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の音楽情報再生装置。
  4. 【請求項4】 外部再生される音楽情報の周波数特性を
    調整する周波数特性調整手段を設ける一方、 上記周波数特性調整手段は、上記判定手段によって判定
    された音楽情報に基づいて外部再生される音楽情報の周
    波数特性を調整することを特徴とする請求項1乃至請求
    項3の何れかに記載の音楽情報再生装置。
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