JPH09234113A - 競技用給水ボトル - Google Patents
競技用給水ボトルInfo
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- JPH09234113A JPH09234113A JP4311496A JP4311496A JPH09234113A JP H09234113 A JPH09234113 A JP H09234113A JP 4311496 A JP4311496 A JP 4311496A JP 4311496 A JP4311496 A JP 4311496A JP H09234113 A JPH09234113 A JP H09234113A
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- JP
- Japan
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- container body
- main body
- bottle
- bottle main
- cap
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/32—Containers adapted to be temporarily deformed by external pressure to expel contents
- B65D1/323—Containers adapted to be temporarily deformed by external pressure to expel contents the container comprising internally a dip tube through which the contents pass
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0223—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
- B65D1/0292—Foldable bottles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Portable Outdoor Equipment (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Tubes (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 繰返しの使用が可能であり、かつ、プライベ
ートの使用が可能であり、衛生的であること。 【解決手段】 掌握できる形状とし、かつ、押圧力で変
形可能に形成された容器本体1と、容器本体1に接続形
成され、容器本体1との間に掌握する掌の厚み程度の空
間3を形成した補助部4と、容器本体1と補助部4との
間に配設され、容器本体1と補助部4との間隔が変位自
在とすべく配設された伸縮部5とをブロー成形で一体に
形成し、容器本体1の開口6側の捩子7に螺合したキャ
ップ10と、容器本体1に挿入し、容器本体1のキャッ
プ10の中央に挿着された導管12とからなり、容器本
体1に加える押圧力によって導管12から内容物を噴出
させる。
ートの使用が可能であり、衛生的であること。 【解決手段】 掌握できる形状とし、かつ、押圧力で変
形可能に形成された容器本体1と、容器本体1に接続形
成され、容器本体1との間に掌握する掌の厚み程度の空
間3を形成した補助部4と、容器本体1と補助部4との
間に配設され、容器本体1と補助部4との間隔が変位自
在とすべく配設された伸縮部5とをブロー成形で一体に
形成し、容器本体1の開口6側の捩子7に螺合したキャ
ップ10と、容器本体1に挿入し、容器本体1のキャッ
プ10の中央に挿着された導管12とからなり、容器本
体1に加える押圧力によって導管12から内容物を噴出
させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は競技用給水ボトルに
関するものであり、特に、マラソン、バレーボール、バ
スケットボール、テニス等の運動競技中に選手が水分、
栄養(ドリンク剤等)を補給する際に使用する競技用給
水ボトルに関するものである。
関するものであり、特に、マラソン、バレーボール、バ
スケットボール、テニス等の運動競技中に選手が水分、
栄養(ドリンク剤等)を補給する際に使用する競技用給
水ボトルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の運動競技中に選手が水分を補給す
る方法としては、例えば、マラソンの選手は道路端に置
かれたテーブル上の紙コップに水等を入れておいたり、
スポンジに水を含ませておいたりし、選手がそのテーブ
ルを通過の際に、紙コップまたはスポンジを取り、それ
によって水分の補給等を行っていた。
る方法としては、例えば、マラソンの選手は道路端に置
かれたテーブル上の紙コップに水等を入れておいたり、
スポンジに水を含ませておいたりし、選手がそのテーブ
ルを通過の際に、紙コップまたはスポンジを取り、それ
によって水分の補給等を行っていた。
【0003】また、バレーボール、バスケットボール等
の選手は、魔法瓶等の水筒から、紙コップに所定の水等
を汲み、そこから飲んでいた。
の選手は、魔法瓶等の水筒から、紙コップに所定の水等
を汲み、そこから飲んでいた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は道路端に置かれ
たテーブル上の紙コップに水を入れておいたり、スポン
ジに水を含ませておいたりし、選手がそのテーブルを通
過の際に、紙コップまたはスポンジを取り、それによっ
て水分の補給等を行うものであったから、自分が取ろう
とした紙コップが他の選手の接触により倒れてしまった
り、取り損なったりして水分の補給等ができない場合が
あった。また、テーブル上にそれらのものを用意してか
ら選手が飲用するまでに、ごみ、埃等が入る可能性が高
く不衛生であった。さらに、競技後半、選手は疲労から
握力が低下しボトルの保持すらままならず,平滑な表面
形状の紙コップやボトルでは、それを保持しながら走る
ことがしにくいという問題があった。
たテーブル上の紙コップに水を入れておいたり、スポン
ジに水を含ませておいたりし、選手がそのテーブルを通
過の際に、紙コップまたはスポンジを取り、それによっ
て水分の補給等を行うものであったから、自分が取ろう
とした紙コップが他の選手の接触により倒れてしまった
り、取り損なったりして水分の補給等ができない場合が
あった。また、テーブル上にそれらのものを用意してか
ら選手が飲用するまでに、ごみ、埃等が入る可能性が高
く不衛生であった。さらに、競技後半、選手は疲労から
握力が低下しボトルの保持すらままならず,平滑な表面
形状の紙コップやボトルでは、それを保持しながら走る
ことがしにくいという問題があった。
【0005】また、バレーボール、バスケットボール等
の選手は、魔法瓶等の水筒から紙コップに所定の水等を
汲み、それを飲用していたが、休憩タイムが限られてい
ることから、必要以上の水を同時に配布され、選手の飲
み残しの水は紙コップと同時に捨てられており、資源の
無駄があり、その処理にバケツ等の容器を用意する必要
があった。
の選手は、魔法瓶等の水筒から紙コップに所定の水等を
汲み、それを飲用していたが、休憩タイムが限られてい
ることから、必要以上の水を同時に配布され、選手の飲
み残しの水は紙コップと同時に捨てられており、資源の
無駄があり、その処理にバケツ等の容器を用意する必要
があった。
【0006】そこで、本発明は、保持しやすい形状によ
り、競技中の水分補給が行え、また、繰返しの使用が可
能であり、かつ、プライベートの使用が可能であり、衛
生的な競技用給水ボトルの提供を課題とするものであ
る。
り、競技中の水分補給が行え、また、繰返しの使用が可
能であり、かつ、プライベートの使用が可能であり、衛
生的な競技用給水ボトルの提供を課題とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる競技用給
水ボトルは、掌握できる形状とし、かつ、押圧力で変形
可能に形成された容器本体と、前記容器本体に接続形成
され、前記容器本体との間に掌握する掌の厚み程度の空
間を形成した補助部と、前記容器本体と前記補助部との
間に配設され、前記容器本体と前記補助部との間隔が変
位自在とすべく配設された伸縮部と、前記容器本体の開
口側に螺合したキャップと、前記容器本体に挿入し、前
記容器本体の前記キャップの中央に挿着された導管とを
具備するものである。
水ボトルは、掌握できる形状とし、かつ、押圧力で変形
可能に形成された容器本体と、前記容器本体に接続形成
され、前記容器本体との間に掌握する掌の厚み程度の空
間を形成した補助部と、前記容器本体と前記補助部との
間に配設され、前記容器本体と前記補助部との間隔が変
位自在とすべく配設された伸縮部と、前記容器本体の開
口側に螺合したキャップと、前記容器本体に挿入し、前
記容器本体の前記キャップの中央に挿着された導管とを
具備するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
する。
【0009】図1は本発明の一実施形態の競技用給水ボ
トルの全体の正面図、図2は図1の正面からみた断面
図、図3は図1の右側面図、図4は本発明の一実施形態
の競技用給水ボトルの使用状態を示す斜視図である。ま
た、図5は本発明の一実施形態の競技用給水ボトルの別
の使用状態を示す斜視図である。
トルの全体の正面図、図2は図1の正面からみた断面
図、図3は図1の右側面図、図4は本発明の一実施形態
の競技用給水ボトルの使用状態を示す斜視図である。ま
た、図5は本発明の一実施形態の競技用給水ボトルの別
の使用状態を示す斜視図である。
【0010】図において、水、栄養剤(ドリンク等)等
の内容物を収容する容器本体1は、掌20で掌握できる
体積を有する形状とし、かつ、掌20の押圧力、即ち、
握力等で変形可能に形成されている。特に、掌20の押
圧力により効率良く変形できるように、中央に膨らみを
持たせている。なお、本発明を実施する場合の掌20で
掌握できる体積とは、必ずしも、親指と人差指が環状に
接することを意味するのではなく、親指と人差指との間
が数cm離れていても、掌20で掌握できた感覚が維持
できればよい。本実施形態の容器本体1は、その下端が
自立できる程度に偏平な平坦部2を有している。したが
って、本実施形態の競技用給水ボトルは平坦な面に対し
て立てて置くことができる。
の内容物を収容する容器本体1は、掌20で掌握できる
体積を有する形状とし、かつ、掌20の押圧力、即ち、
握力等で変形可能に形成されている。特に、掌20の押
圧力により効率良く変形できるように、中央に膨らみを
持たせている。なお、本発明を実施する場合の掌20で
掌握できる体積とは、必ずしも、親指と人差指が環状に
接することを意味するのではなく、親指と人差指との間
が数cm離れていても、掌20で掌握できた感覚が維持
できればよい。本実施形態の容器本体1は、その下端が
自立できる程度に偏平な平坦部2を有している。したが
って、本実施形態の競技用給水ボトルは平坦な面に対し
て立てて置くことができる。
【0011】容器本体1に接続形成された補助部4は、
容器本体1との間に掌握する掌20の厚み程度の空間3
を形成したものである。補助部4は容器本体1の上部で
連結されていて、容器本体1と同様に、内容物を収容す
る容積空間となっている。
容器本体1との間に掌握する掌20の厚み程度の空間3
を形成したものである。補助部4は容器本体1の上部で
連結されていて、容器本体1と同様に、内容物を収容す
る容積空間となっている。
【0012】また、容器本体1と補助部4との間にジグ
ザグ形状で配設された伸縮部5は、容器本体1と補助部
4との間隔が変位自在とすべく配設されたもので、容器
本体1と補助部4との間隔を広げるとき、ジグザグ形状
で配設された伸縮部5が折曲深さが浅くなって伸張し、
逆に、容器本体1と補助部4との間隔を狭めるとき、ジ
グザグ形状で配設された伸縮部5の折曲深さが深くな
る。この伸縮部5は、通常人が容器本体1と補助部4と
の間に形成された空間3に掌20を差込んだとき、伸縮
部5及び補助部4が若干変形する程度に設定されてい
る。好ましくは、このときの伸縮部5及び補助部4の弾
性力で、掌20を差込んだ状態で、内容物が収容された
本実施形態の競技用給水ボトルが落下することなく維持
できるのがよい。なお、この伸縮部5は、中空になって
いて、容器本体1と補助部4との容積空間を接続してい
る。
ザグ形状で配設された伸縮部5は、容器本体1と補助部
4との間隔が変位自在とすべく配設されたもので、容器
本体1と補助部4との間隔を広げるとき、ジグザグ形状
で配設された伸縮部5が折曲深さが浅くなって伸張し、
逆に、容器本体1と補助部4との間隔を狭めるとき、ジ
グザグ形状で配設された伸縮部5の折曲深さが深くな
る。この伸縮部5は、通常人が容器本体1と補助部4と
の間に形成された空間3に掌20を差込んだとき、伸縮
部5及び補助部4が若干変形する程度に設定されてい
る。好ましくは、このときの伸縮部5及び補助部4の弾
性力で、掌20を差込んだ状態で、内容物が収容された
本実施形態の競技用給水ボトルが落下することなく維持
できるのがよい。なお、この伸縮部5は、中空になって
いて、容器本体1と補助部4との容積空間を接続してい
る。
【0013】容器本体1及び補助部4及び伸縮部5は、
ブロー成形により一体に成形されており、容器本体1の
開口6、即ち、容器本体1及び補助部4の接続段部の先
端には開口6が形成されており、その開口6の周囲には
段差と共に捩子7が形成されている。
ブロー成形により一体に成形されており、容器本体1の
開口6、即ち、容器本体1及び補助部4の接続段部の先
端には開口6が形成されており、その開口6の周囲には
段差と共に捩子7が形成されている。
【0014】容器本体1の開口6の外側面に形成された
捩子7には、外周に手との引掛かりを得る複数の凸条1
0aを形成した略円錐状のキャップ10が螺合されてい
る。キャップ10は略円錐状になっている頂部中央に貫
通孔11が設けられていて、そこには合成樹脂製の導管
12が挿通されている。キャップ10の頂部中央の貫通
孔11とそこに挿通された導管12は、密に接触してお
り、空気の出入ができない程度に密着している。即ち、
導管12はキャップ10の貫通孔11に挿着されてお
り、かつ、導管12は容器本体1に収容され、その下端
14は斜めに切断されていて、平坦部2の内側に位置し
ている。また、導管12の上端13は、略円錐状のキャ
ップ10の頂部中央から突出している。この突出距離は
唇を付けて内容物を飲用するに適した長さとなってい
る。導管12の上端13には、栓15が挿入されてい
て、栓15を除去しない限り導管12の上端13には異
物が入り込まないようになっている。本実施形態の栓1
5は指で摘む部位の頭部が球状で、導管12の上端13
への挿入部が柱状となっている。
捩子7には、外周に手との引掛かりを得る複数の凸条1
0aを形成した略円錐状のキャップ10が螺合されてい
る。キャップ10は略円錐状になっている頂部中央に貫
通孔11が設けられていて、そこには合成樹脂製の導管
12が挿通されている。キャップ10の頂部中央の貫通
孔11とそこに挿通された導管12は、密に接触してお
り、空気の出入ができない程度に密着している。即ち、
導管12はキャップ10の貫通孔11に挿着されてお
り、かつ、導管12は容器本体1に収容され、その下端
14は斜めに切断されていて、平坦部2の内側に位置し
ている。また、導管12の上端13は、略円錐状のキャ
ップ10の頂部中央から突出している。この突出距離は
唇を付けて内容物を飲用するに適した長さとなってい
る。導管12の上端13には、栓15が挿入されてい
て、栓15を除去しない限り導管12の上端13には異
物が入り込まないようになっている。本実施形態の栓1
5は指で摘む部位の頭部が球状で、導管12の上端13
への挿入部が柱状となっている。
【0015】このように、本実施形態の競技用給水ボト
ルは、掌握できる形状とし、かつ、押圧力で変形可能に
形成された容器本体1と、容器本体1に接続形成され、
容器本体1との間に掌握する掌の厚み程度の空間3を形
成した補助部4と、容器本体1と補助部4との間に配設
され、容器本体1と補助部4との間隔が変位自在とすべ
く配設された伸縮部5とをブロー成形で一体に形成し、
容器本体1の開口6側の捩子7に螺合したキャップ10
と、容器本体1に挿入し、容器本体1のキャップ10の
中央に挿着された導管12とを具備するものである。
ルは、掌握できる形状とし、かつ、押圧力で変形可能に
形成された容器本体1と、容器本体1に接続形成され、
容器本体1との間に掌握する掌の厚み程度の空間3を形
成した補助部4と、容器本体1と補助部4との間に配設
され、容器本体1と補助部4との間隔が変位自在とすべ
く配設された伸縮部5とをブロー成形で一体に形成し、
容器本体1の開口6側の捩子7に螺合したキャップ10
と、容器本体1に挿入し、容器本体1のキャップ10の
中央に挿着された導管12とを具備するものである。
【0016】使用に際して、容器本体1の開口6側の捩
子7に螺合したキャップ10を、その回動により分離
し、容器本体1に水、栄養剤等の内容物を収容する。こ
のとき、容器本体1と補助部4は、上部の開口6側及び
伸縮部5で連通しており、容器本体1に収容した水、栄
養剤等の内容物は、容器本体1及び補助部4の液面の上
昇となる。所定の位置まで内容物を収容した後、容器本
体1の開口6側の捩子7にキャップ10を螺合し、両者
を堅固に一体化する。このとき、導管12の上端13に
は異物が入り込まないように、栓15を挿着している。
子7に螺合したキャップ10を、その回動により分離
し、容器本体1に水、栄養剤等の内容物を収容する。こ
のとき、容器本体1と補助部4は、上部の開口6側及び
伸縮部5で連通しており、容器本体1に収容した水、栄
養剤等の内容物は、容器本体1及び補助部4の液面の上
昇となる。所定の位置まで内容物を収容した後、容器本
体1の開口6側の捩子7にキャップ10を螺合し、両者
を堅固に一体化する。このとき、導管12の上端13に
は異物が入り込まないように、栓15を挿着している。
【0017】飲用に供するとき、図4に示すように、容
器本体1と補助部4との間に形成された空間3に掌20
を差込み、掌20で容器本体1を握る。そして、導管1
2の上端13の栓15を除去する。そして、掌20の握
力を強めて容器本体1の内容積を小さくすると、その圧
力で導管12の下端14から内容物が導入され、導管1
2の上端13から噴出される。このとき、導管12の上
端13を口にくわえたり、口を拡げて直接口中に噴出さ
せることにより、内容物を飲用するができる。内容物の
飲用を終えたとき、容器本体1に対する掌20の握力を
解除し、導管12の上端13に栓15を挿入する。また
は、容器本体1に対する掌20の握力を解除した状態と
する。このとき、容器本体1と補助部4との間に形成さ
れた空間3から掌20を抜取ることにより、それを捨る
ことができる。また、容器本体1と補助部4との間に形
成された空間3から掌20を抜取らなくても、容器本体
1を握る力を解放しても自己の弾性力により掌20に弾
接しているから、例えば、マラソン選手が水分の補給を
した後、本実施形態の競技用給水ボトルを捨ることなく
持参した状態で走行し、その随所で水分の補給を行うこ
とができる。
器本体1と補助部4との間に形成された空間3に掌20
を差込み、掌20で容器本体1を握る。そして、導管1
2の上端13の栓15を除去する。そして、掌20の握
力を強めて容器本体1の内容積を小さくすると、その圧
力で導管12の下端14から内容物が導入され、導管1
2の上端13から噴出される。このとき、導管12の上
端13を口にくわえたり、口を拡げて直接口中に噴出さ
せることにより、内容物を飲用するができる。内容物の
飲用を終えたとき、容器本体1に対する掌20の握力を
解除し、導管12の上端13に栓15を挿入する。また
は、容器本体1に対する掌20の握力を解除した状態と
する。このとき、容器本体1と補助部4との間に形成さ
れた空間3から掌20を抜取ることにより、それを捨る
ことができる。また、容器本体1と補助部4との間に形
成された空間3から掌20を抜取らなくても、容器本体
1を握る力を解放しても自己の弾性力により掌20に弾
接しているから、例えば、マラソン選手が水分の補給を
した後、本実施形態の競技用給水ボトルを捨ることなく
持参した状態で走行し、その随所で水分の補給を行うこ
とができる。
【0018】なお、本実施形態では、競技用給水ボトル
を容器本体1と補助部4との間に形成された空間3から
掌20を抜取らなくて持参する事例について説明した
が、本発明を実施する場合には、紐状の取手30を付け
ることができる。紐状の取手30は、図5に示すよう
に、合成樹脂製の紐部31に対して、その端部に小係合
部32及びその他端部に大係合部33を形成している。
合成樹脂製の紐部31は、簡単に、軽量に製造でき、金
型、材料費及びコスト的にも廉価に製造できるものであ
ればよい。
を容器本体1と補助部4との間に形成された空間3から
掌20を抜取らなくて持参する事例について説明した
が、本発明を実施する場合には、紐状の取手30を付け
ることができる。紐状の取手30は、図5に示すよう
に、合成樹脂製の紐部31に対して、その端部に小係合
部32及びその他端部に大係合部33を形成している。
合成樹脂製の紐部31は、簡単に、軽量に製造でき、金
型、材料費及びコスト的にも廉価に製造できるものであ
ればよい。
【0019】また、小係合部32は、略C字状に形成さ
れ、その中央部で紐部31と一体に成形されている。そ
の開口部32aは人が外力を加えない限り、開口するこ
とがない。小係合部32の開口部32aは、人の外力に
よって開口させ、その開口によって伸縮部5を跨いたと
き、外力を解き、自己の弾性力で開口部32aを狭め
る。これによって小係合部32は、伸縮部5を抱き込む
ことになり、伸縮部5が容易に離脱できなくなる。同様
に、大係合部33も、略C字状に形成され、その中央部
で紐部31と一体に成形されている。その開口部33a
は人が外力を加えない限り、開口することがない。大係
合部33の開口部33aは、人の外力によって開口さ
せ、その開口によってキャップ10の付根、即ち、容器
本体1とその開口6側の捩子7に螺合したキャップ10
との間を跨いたとき、外力を解き、自己の弾性力で開口
部33aを狭める。これによって大係合部33は、キャ
ップ10の付根を抱き込むことになり、伸縮部5が容易
に離脱できなくなる。
れ、その中央部で紐部31と一体に成形されている。そ
の開口部32aは人が外力を加えない限り、開口するこ
とがない。小係合部32の開口部32aは、人の外力に
よって開口させ、その開口によって伸縮部5を跨いたと
き、外力を解き、自己の弾性力で開口部32aを狭め
る。これによって小係合部32は、伸縮部5を抱き込む
ことになり、伸縮部5が容易に離脱できなくなる。同様
に、大係合部33も、略C字状に形成され、その中央部
で紐部31と一体に成形されている。その開口部33a
は人が外力を加えない限り、開口することがない。大係
合部33の開口部33aは、人の外力によって開口さ
せ、その開口によってキャップ10の付根、即ち、容器
本体1とその開口6側の捩子7に螺合したキャップ10
との間を跨いたとき、外力を解き、自己の弾性力で開口
部33aを狭める。これによって大係合部33は、キャ
ップ10の付根を抱き込むことになり、伸縮部5が容易
に離脱できなくなる。
【0020】したがって、マラソン選手等が走行中に本
実施形態の競技用給水ボトルをテーブル上から取る場
合、或いは走行中に持参する場合、紐部31を手に巻き
付けたり、持ったり、或いは、肩、首に掛けたりするこ
とができる。また、ゴルフ等の際にはカート等の構成部
品に引掛けることができる。
実施形態の競技用給水ボトルをテーブル上から取る場
合、或いは走行中に持参する場合、紐部31を手に巻き
付けたり、持ったり、或いは、肩、首に掛けたりするこ
とができる。また、ゴルフ等の際にはカート等の構成部
品に引掛けることができる。
【0021】ところで、上記本実施形態の競技用給水ボ
トルは、掌握できる形状とし、かつ、押圧力で変形可能
に形成された容器本体1と、容器本体1に接続形成さ
れ、容器本体1との間に掌握する掌の厚み程度の空間3
を形成した補助部4とで、内容積、即ち、内容物収容空
間を形成するものであるが、本発明を実施する場合に
は、必ずしも、補助部4を内容積に利用できなくてもよ
い。即ち、容器本体1のみで所定の容積が得られる場合
には、補助部4を発泡性の樹脂等で形成することもでき
る。このとき、伸縮部5についても、両者間を連通させ
る必要がないので、発泡性の樹脂等で形成することにな
る。勿論、容器本体1と補助部4と伸縮部5とをブロー
成形で一体に形成し、かつ、それらを内容物収容空間と
したものでは、廉価に、しかも同一外容積に比較して内
容物の収容容積を大きくすることができる。
トルは、掌握できる形状とし、かつ、押圧力で変形可能
に形成された容器本体1と、容器本体1に接続形成さ
れ、容器本体1との間に掌握する掌の厚み程度の空間3
を形成した補助部4とで、内容積、即ち、内容物収容空
間を形成するものであるが、本発明を実施する場合に
は、必ずしも、補助部4を内容積に利用できなくてもよ
い。即ち、容器本体1のみで所定の容積が得られる場合
には、補助部4を発泡性の樹脂等で形成することもでき
る。このとき、伸縮部5についても、両者間を連通させ
る必要がないので、発泡性の樹脂等で形成することにな
る。勿論、容器本体1と補助部4と伸縮部5とをブロー
成形で一体に形成し、かつ、それらを内容物収容空間と
したものでは、廉価に、しかも同一外容積に比較して内
容物の収容容積を大きくすることができる。
【0022】また、容器本体1に挿入し、容器本体1の
キャップ10の中央に挿着された導管12は、容器本体
1のキャップ10の中央の貫通孔11に導管12が挿入
されたものであるが、本発明を実施する場合、キャップ
10の外部に突出する部分と、キャップ10の内部に挿
着される導管12として実施することもできる。即ち、
導管12は容器本体1の内圧によって内容物を外部に噴
出させ、内容物が少なくなってもそれを導き出すことが
できればよいから、本発明を実施する場合には、必ずし
もキャップ10の内外を一体に形成する必要がない。し
かし、本実施形態のようにキャップ10の内外を一本で
形成したものでは接続の必要がなくなり、その流体抵抗
を小さくすることができる。
キャップ10の中央に挿着された導管12は、容器本体
1のキャップ10の中央の貫通孔11に導管12が挿入
されたものであるが、本発明を実施する場合、キャップ
10の外部に突出する部分と、キャップ10の内部に挿
着される導管12として実施することもできる。即ち、
導管12は容器本体1の内圧によって内容物を外部に噴
出させ、内容物が少なくなってもそれを導き出すことが
できればよいから、本発明を実施する場合には、必ずし
もキャップ10の内外を一体に形成する必要がない。し
かし、本実施形態のようにキャップ10の内外を一本で
形成したものでは接続の必要がなくなり、その流体抵抗
を小さくすることができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明の競技用給水ボト
ルは、掌握できる形状とし、かつ、押圧力で変形可能に
形成された容器本体と、前記容器本体に接続形成され、
前記容器本体との間に掌握する掌の厚み程度の空間を形
成した補助部と、前記容器本体と前記補助部との間隔が
変位自在とすべく配設された伸縮部とを具備し、その前
記容器本体の開口側にキャップを螺合し、そのキャップ
には前記容器本体に挿入した導管を具備しているから、
前記容器本体に加える押圧力によって導管から内容物を
噴出させることができ、しかも、前記容器本体が掌握で
きる形状となっているから、スポーツ選手が運動しなが
ら、しかも、労力を最小限として水分補給を行うことが
できる。また、マラソン選手の場合には、競技後半は疲
労により握力が低下し従来の紙コップやボトルではその
保持すらままならなくなるが、前記容器本体と補助部の
弾性力によって労力を最小限として持参して走ることが
でき、必要に応じて水分の補給ができる。このように、
競技者の繰返しの使用が可能となり、競技用給水ボトル
単位のプライベートの使用が可能であり、使用中にごみ
や埃の侵入が発生しないから、衛生的な競技用給水ボト
ルとして使用できる。
ルは、掌握できる形状とし、かつ、押圧力で変形可能に
形成された容器本体と、前記容器本体に接続形成され、
前記容器本体との間に掌握する掌の厚み程度の空間を形
成した補助部と、前記容器本体と前記補助部との間隔が
変位自在とすべく配設された伸縮部とを具備し、その前
記容器本体の開口側にキャップを螺合し、そのキャップ
には前記容器本体に挿入した導管を具備しているから、
前記容器本体に加える押圧力によって導管から内容物を
噴出させることができ、しかも、前記容器本体が掌握で
きる形状となっているから、スポーツ選手が運動しなが
ら、しかも、労力を最小限として水分補給を行うことが
できる。また、マラソン選手の場合には、競技後半は疲
労により握力が低下し従来の紙コップやボトルではその
保持すらままならなくなるが、前記容器本体と補助部の
弾性力によって労力を最小限として持参して走ることが
でき、必要に応じて水分の補給ができる。このように、
競技者の繰返しの使用が可能となり、競技用給水ボトル
単位のプライベートの使用が可能であり、使用中にごみ
や埃の侵入が発生しないから、衛生的な競技用給水ボト
ルとして使用できる。
【図1】 図1は本発明の一実施形態の競技用給水ボト
ルの全体の正面図である。
ルの全体の正面図である。
【図2】 図2は図1の正面からみた断面図である。
【図3】 図3は図1の右側面図である。
【図4】 図4は本発明の一実施形態の競技用給水ボト
ルの使用状態を示す斜視図である。
ルの使用状態を示す斜視図である。
【図5】 図5は本発明の一実施形態の競技用給水ボト
ルの別の使用状態を示す斜視図である。
ルの別の使用状態を示す斜視図である。
1 容器本体 3 空間 4 補助部 5 伸縮部 6 容器本体開口 7 捩子 10 キャップ 12 導管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 85/72 B65D 85/72 F
Claims (1)
- 【請求項1】 掌握できる形状とし、かつ、押圧力で変
形可能に形成された容器本体と、 前記容器本体に接続形成され、前記容器本体との間に掌
握する掌の厚み程度の空間を形成した補助部と、 前記容器本体と前記補助部との間に配設され、前記容器
本体と前記補助部との間隔が変位自在とすべく配設され
た伸縮部と、 前記容器本体の開口側に螺合したキャップと、 前記容器本体に挿入し、前記容器本体の前記キャップの
中央に挿着された導管とを具備することを特徴とする競
技用給水ボトル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4311496A JPH09234113A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 競技用給水ボトル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4311496A JPH09234113A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 競技用給水ボトル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09234113A true JPH09234113A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=12654814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4311496A Pending JPH09234113A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 競技用給水ボトル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09234113A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000050185A (ko) * | 2000-05-23 | 2000-08-05 | 김간오 | 물통 |
AT509897B1 (de) * | 2010-06-14 | 2012-07-15 | Wieder Manuel | Handschraubverschluss |
EP2996952A1 (en) * | 2013-05-17 | 2016-03-23 | Nestec S.A. | Packages for consumable products and methods for using same |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP4311496A patent/JPH09234113A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000050185A (ko) * | 2000-05-23 | 2000-08-05 | 김간오 | 물통 |
AT509897B1 (de) * | 2010-06-14 | 2012-07-15 | Wieder Manuel | Handschraubverschluss |
EP2996952A1 (en) * | 2013-05-17 | 2016-03-23 | Nestec S.A. | Packages for consumable products and methods for using same |
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