JPH09233598A - フロント3チャンネル用スピーカー - Google Patents
フロント3チャンネル用スピーカーInfo
- Publication number
- JPH09233598A JPH09233598A JP8033859A JP3385996A JPH09233598A JP H09233598 A JPH09233598 A JP H09233598A JP 8033859 A JP8033859 A JP 8033859A JP 3385996 A JP3385996 A JP 3385996A JP H09233598 A JPH09233598 A JP H09233598A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speakers
- screen
- sound image
- speaker
- channel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Stereophonic System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、オーディオビジュアルまたはコ
ンピュータでのフロント3チャンネル音再生において画
像と一致した音像の定位を近接視聴から遠距離視聴まで
画面からの距離を問わず簡単な構成で提供することを目
的としたものである。 【解決手段】 画面の左右に、同一スピーカーシステム
よりなる3チャンネルのスピーカーをスタックし、中央
部のスピーカーはバッフルを傾斜させて画面の中央に音
像を結ばせたことを特徴とするフロント3チャンネル用
スピーカー。
ンピュータでのフロント3チャンネル音再生において画
像と一致した音像の定位を近接視聴から遠距離視聴まで
画面からの距離を問わず簡単な構成で提供することを目
的としたものである。 【解決手段】 画面の左右に、同一スピーカーシステム
よりなる3チャンネルのスピーカーをスタックし、中央
部のスピーカーはバッフルを傾斜させて画面の中央に音
像を結ばせたことを特徴とするフロント3チャンネル用
スピーカー。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オーディオビジ
ュアルまたはコンピュータでのフロント3チャンネル再
生において画像と一致した音像の定位を簡単な構成で提
供することを目的としたフロント3チャンネル用スピー
カーに関するものである。
ュアルまたはコンピュータでのフロント3チャンネル再
生において画像と一致した音像の定位を簡単な構成で提
供することを目的としたフロント3チャンネル用スピー
カーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来センターチャンネルスピーカー8、
8を画面9の下とともに画面9の上に備え、画面中央に
音像定位する装置が知られている(特開平6−7039
3号、A発明という、図5)。また左右用スピーカーそ
れぞれに画面9に向って内振りに傾斜させたセンター用
スピーカー10、10を備えた装置が知られている(特
開平6−105391号、B発明という、図6)。
8を画面9の下とともに画面9の上に備え、画面中央に
音像定位する装置が知られている(特開平6−7039
3号、A発明という、図5)。また左右用スピーカーそ
れぞれに画面9に向って内振りに傾斜させたセンター用
スピーカー10、10を備えた装置が知られている(特
開平6−105391号、B発明という、図6)。
【0003】
【発明により解決すべき課題】前記A発明は、左右スピ
ーカーと同一のスピーカーユニットを寸法・形状等から
揃えることが難しい制約がある。指向性、周波数レスポ
ンス等の諸特性が同一にならない問題点があった。また
前記B発明は、特殊な専用エンクロージャが必要なため
安価に出来ない。寸法が大型化するために設置上の制約
がある。スピーカーユニット付各チャンネルとも同一で
あるが、センターチャンネルのみ2倍の音響出力とな
り、音響出力エネルギーが同一とはならない。
ーカーと同一のスピーカーユニットを寸法・形状等から
揃えることが難しい制約がある。指向性、周波数レスポ
ンス等の諸特性が同一にならない問題点があった。また
前記B発明は、特殊な専用エンクロージャが必要なため
安価に出来ない。寸法が大型化するために設置上の制約
がある。スピーカーユニット付各チャンネルとも同一で
あるが、センターチャンネルのみ2倍の音響出力とな
り、音響出力エネルギーが同一とはならない。
【0004】更に同一のスピーカーシステムを3組しよ
うした場合には、センターチャンネルは画面の上もしく
は下に配置することになり、中央チャンネルの音像定位
は画面に対して上または下に定位することになり画像の
定位不一致がみられた。
うした場合には、センターチャンネルは画面の上もしく
は下に配置することになり、中央チャンネルの音像定位
は画面に対して上または下に定位することになり画像の
定位不一致がみられた。
【0005】また中央チャンネルを画面の上下に二組使
用し、音像定位を改善する試みも行われているが、3チ
ャンネルの音響出力が一致しない。更に画面の上下に設
置する制約から寸法・形状が限定される問題点があっ
た。
用し、音像定位を改善する試みも行われているが、3チ
ャンネルの音響出力が一致しない。更に画面の上下に設
置する制約から寸法・形状が限定される問題点があっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、画面の左右
に、同一スピーカーシステムよりなる3チャンネルのス
ピーカーを各チャンネルとも2組でスタックし、中央部
のスピーカーにより画面の中央に音像を結ばせるように
して、前記従来の問題点を解決したのである。
に、同一スピーカーシステムよりなる3チャンネルのス
ピーカーを各チャンネルとも2組でスタックし、中央部
のスピーカーにより画面の中央に音像を結ばせるように
して、前記従来の問題点を解決したのである。
【0007】即ちこの発明は、画面の左右に、同一スピ
ーカーシステムよりなる3チャンネルのスピーカーをス
タックし、中央部のスピーカーはバッフルを傾斜させて
画面の中央に音像を結ばせたことを特徴とするフロント
3チャンネル用スピーカーである。また他の発明は、画
面の左右に、同一スピーカーシステムよりなる6チャン
ネルのスピーカーをスタックし、中央部の2つのスピー
カーは、バッフルを傾斜させて画面の前面に音像を結ば
せたことを特徴とするフロント3チャンネル用トーンゾ
イル型スピーカーである。
ーカーシステムよりなる3チャンネルのスピーカーをス
タックし、中央部のスピーカーはバッフルを傾斜させて
画面の中央に音像を結ばせたことを特徴とするフロント
3チャンネル用スピーカーである。また他の発明は、画
面の左右に、同一スピーカーシステムよりなる6チャン
ネルのスピーカーをスタックし、中央部の2つのスピー
カーは、バッフルを傾斜させて画面の前面に音像を結ば
せたことを特徴とするフロント3チャンネル用トーンゾ
イル型スピーカーである。
【0008】前記において、エンクロージャに対し直角
に位置するバッフルをもつ左右チャンネル用エンクロー
ジャの直角よりも傾斜したバッフルをもつ中央チャンネ
ル用のバッフルの傾斜以外は同一の少なくとも2種類の
システムユニットをスタックすることにより、良好な音
像を得ることができる。
に位置するバッフルをもつ左右チャンネル用エンクロー
ジャの直角よりも傾斜したバッフルをもつ中央チャンネ
ル用のバッフルの傾斜以外は同一の少なくとも2種類の
システムユニットをスタックすることにより、良好な音
像を得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明は、画面の左右であっ
て、画面とほぼ同一高さに同一スピーカーシステムの3
チャンネルのスピーカーをスタックしたのであって、各
スピーカーからは同一音響出力が得られ、各ユニット間
の中央に音像定位が行われることで画像と音像の定位が
一致する。
て、画面とほぼ同一高さに同一スピーカーシステムの3
チャンネルのスピーカーをスタックしたのであって、各
スピーカーからは同一音響出力が得られ、各ユニット間
の中央に音像定位が行われることで画像と音像の定位が
一致する。
【0010】
【実施例1】この発明を図1、2、3について説明す
る。
る。
【0011】受像機1の画面2の左右に、同一スピーカ
ーシステムよりなる3チャンネルのスピーカー3a、3
b、3cを夫々スタックする。スタックの高は、画面の
2倍とほぼ同一にする。前記スピーカー3b、3bはバ
ッフルを内側へ傾斜させて、画面2の中央へ音像を結ぶ
ようにしてある。
ーシステムよりなる3チャンネルのスピーカー3a、3
b、3cを夫々スタックする。スタックの高は、画面の
2倍とほぼ同一にする。前記スピーカー3b、3bはバ
ッフルを内側へ傾斜させて、画面2の中央へ音像を結ぶ
ようにしてある。
【0012】前記スピーカー音像は、1つのスピーカー
3aについては、図3(a)のように球形4になるが、
2つのスピーカー3a、3cについては図3(b)のよ
うに立体扇形5になり、4つのスピーカー3a、3b、
3c、3eについては図3(c)のように大きな立体扇
形6になる。
3aについては、図3(a)のように球形4になるが、
2つのスピーカー3a、3cについては図3(b)のよ
うに立体扇形5になり、4つのスピーカー3a、3b、
3c、3eについては図3(c)のように大きな立体扇
形6になる。
【0013】またスピーカー3bのように音軸が傾斜し
ていると、左右のスピーカーから出た音は画面の中央に
おいて音像を形成することになる。
ていると、左右のスピーカーから出た音は画面の中央に
おいて音像を形成することになる。
【0014】
【実施例2】図4の実施例は、受像機の画面の左右に、
上下6台、上下左右12台のスピーカーをスタックした
場合を示す。
上下6台、上下左右12台のスピーカーをスタックした
場合を示す。
【0015】図4においては、スピーカー7a、7b、
7c、7e、7d、7fの各スピーカーを夫々6台宛ス
タックしたものである。
7c、7e、7d、7fの各スピーカーを夫々6台宛ス
タックしたものである。
【0016】前記においては、中央部のスピーカー7
c、、7dを夫々内側へ傾斜させたものであって、画面
の前面中央の音像の厚みを倍増したものに相当する。
c、、7dを夫々内側へ傾斜させたものであって、画面
の前面中央の音像の厚みを倍増したものに相当する。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、画面の左右へ同一ス
ピーカーシステムの3チャンネルのスピーカーを夫々ス
タックしたので、フロント3チャンネルでの画像と音像
の不一致が解消され、スピーカー設置での制約も緩和さ
れるなどの効果がある。
ピーカーシステムの3チャンネルのスピーカーを夫々ス
タックしたので、フロント3チャンネルでの画像と音像
の不一致が解消され、スピーカー設置での制約も緩和さ
れるなどの効果がある。
【0018】パーソナルコンピュータ使用時での近接視
聴においても、画像と音像の不一致がおこらない。従っ
て多人数の遠距離視聴においても整数倍にスタックする
スピーカーシステムを増加させることで、トーンゾイル
が形成され、指向性のコントロールが可能となり、サー
ビスエリアの改善を行うことができる。
聴においても、画像と音像の不一致がおこらない。従っ
て多人数の遠距離視聴においても整数倍にスタックする
スピーカーシステムを増加させることで、トーンゾイル
が形成され、指向性のコントロールが可能となり、サー
ビスエリアの改善を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の正面図。
【図2】同じく各機器の配置を示す平面図。
【図3】スピーカー数による音像エリアの変化を示す
図。
図。
【図4】この発明の他の実施例のスピーカースタックの
図。
図。
【図5】従来のスピーカー配置の例示図。
【図6】従来のスピーカー配置の他の例示図。
1 受像機 2 画面 3a、3b、3c スピーカー 4 音像の球形 5、6 音像の立体扇形 7a、7b、7c、7e、7d、7f スピーカー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】受像機1の画面2の左右に、同一スピーカ
ーシステムよりなる3チャンネルのスピーカー3a、3
b、3cを夫々スタックする。スタックの高さは、画面
の2倍とほぼ同一にする。前記スピーカー3b、3bは
バッフルを内側へ傾斜させて、画面2の中央へ音像を結
ぶようにしてある。
ーシステムよりなる3チャンネルのスピーカー3a、3
b、3cを夫々スタックする。スタックの高さは、画面
の2倍とほぼ同一にする。前記スピーカー3b、3bは
バッフルを内側へ傾斜させて、画面2の中央へ音像を結
ぶようにしてある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】前記スピーカー音像は、1つのスピーカー
3aについては、図3(a)のように球形4になるが、
2つのスピーカー3a、3cについては図3(b)のよ
うに立体扇形5になり、4つのスピーカー3a、3c、
3d、3eについては図3(c)のように大きな立体扇
形6になる。
3aについては、図3(a)のように球形4になるが、
2つのスピーカー3a、3cについては図3(b)のよ
うに立体扇形5になり、4つのスピーカー3a、3c、
3d、3eについては図3(c)のように大きな立体扇
形6になる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】図4においては、スピーカー7a、7b、
7c、7d、7e、7fの各スピーカーを夫々6台宛ス
タックしたものである。
7c、7d、7e、7fの各スピーカーを夫々6台宛ス
タックしたものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】前記においては、中央部のスピーカー7
c、7dを夫々内側へ傾斜させたものであって、画面の
前面中央の音像の厚みを倍増したものに相当する。
c、7dを夫々内側へ傾斜させたものであって、画面の
前面中央の音像の厚みを倍増したものに相当する。
Claims (2)
- 【請求項1】 画面の左右に、同一スピーカーシステム
よりなる3チャンネルのスピーカーをスタックし、左右
各中央部のスピーカーはバッフルを傾斜させて画面の中
央に音像を結ばせたことを特徴とするフロント3チャン
ネル用スピーカー。 - 【請求項2】 画面の左右に、同一スピーカーシステム
よりなる6チャンネルのスピーカーをスタックし、中央
部の2つのスピーカーは、バッフルを傾斜させて画面の
中央に音像を結ばせたことを特徴とするフロント3チャ
ンネル用スピーカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8033859A JPH09233598A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | フロント3チャンネル用スピーカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8033859A JPH09233598A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | フロント3チャンネル用スピーカー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09233598A true JPH09233598A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12398238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8033859A Pending JPH09233598A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | フロント3チャンネル用スピーカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09233598A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009512275A (ja) * | 2005-10-06 | 2009-03-19 | ボーズ・コーポレーション | ラインアレイ電気音響変換 |
-
1996
- 1996-02-21 JP JP8033859A patent/JPH09233598A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009512275A (ja) * | 2005-10-06 | 2009-03-19 | ボーズ・コーポレーション | ラインアレイ電気音響変換 |
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