JPH09231384A - テクスチャマッピング方法及びそのための装置 - Google Patents
テクスチャマッピング方法及びそのための装置Info
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- JPH09231384A JPH09231384A JP8324852A JP32485296A JPH09231384A JP H09231384 A JPH09231384 A JP H09231384A JP 8324852 A JP8324852 A JP 8324852A JP 32485296 A JP32485296 A JP 32485296A JP H09231384 A JPH09231384 A JP H09231384A
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- texel
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T15/00—3D [Three Dimensional] image rendering
- G06T15/04—Texture mapping
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Graphics (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Image Generation (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Image Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 より効率的なテクスチャマッピングシステム
を提案する。 【解決手段】 テクスチャマッピングが、(i)特定の
ピクセルに最寄りの2つのテクセルの色の加重平均を計
算するステップ、(ii)ピクセルのテクスチャ座標の小
数部を求めるステップ、及び(iii)所定の相補係数の
テーブルからピクセルの座標の小数部に基づいて一対の
相補係数を読み出すステップを含む。各テクセルはテク
スチャ画像の座標空間内に整数座標を有するので、各相
補係数は、ピクセルとテクスチャ画像の座標空間内にお
けるピクセルの第1の座標の小数部によって表される2
つの各テクセルとの間の相対距離に対応する。一対の相
補係数の各々を用いて2つのテクセルの各々の色に重み
が付けられ、それらの重みを付けた色の和を求めること
によって、2つのテクセルの加重平均色が生成される。
を提案する。 【解決手段】 テクスチャマッピングが、(i)特定の
ピクセルに最寄りの2つのテクセルの色の加重平均を計
算するステップ、(ii)ピクセルのテクスチャ座標の小
数部を求めるステップ、及び(iii)所定の相補係数の
テーブルからピクセルの座標の小数部に基づいて一対の
相補係数を読み出すステップを含む。各テクセルはテク
スチャ画像の座標空間内に整数座標を有するので、各相
補係数は、ピクセルとテクスチャ画像の座標空間内にお
けるピクセルの第1の座標の小数部によって表される2
つの各テクセルとの間の相対距離に対応する。一対の相
補係数の各々を用いて2つのテクセルの各々の色に重み
が付けられ、それらの重みを付けた色の和を求めること
によって、2つのテクセルの加重平均色が生成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムにおける図形画像処理に関し、特に、効率的なテク
スチャマッピング技術に関する。
テムにおける図形画像処理に関し、特に、効率的なテク
スチャマッピング技術に関する。
【0002】
【従来の技術】テクスチャマッピングは、一種の画像処
理であり、通常、3次元または2次元オブジェクトに、
たとえば粗面を持った外観または大理石、御影石あるい
は煉瓦で形成されているような外観を与える技術であ
る。テクスチャマッピングについては周知であるが、よ
り完全な理解を図るため、ここで簡単に説明しておく。
通常テクスチャ化模様を指定する2次元テクスチャ画像
は、一般に、図形オブジェクトの表面上にマップされ
る。このようなテクスチャマッピングの後、コンピュー
タ表示装置上の図形オブジェクトをレンダリングする
と、テクスチャ化模様がそのレンダリングされた図形オ
ブジェクト上にあるような外観が得られる。たとえば、
テクスチャ画像は、御影石の色と模様に似た斑紋のある
灰色の2次元画像で、オブジェクトが3次元の椅子であ
ったりする。もう一つ例を挙げると、御影石のテクスチ
ャ画像を3次元の椅子にマッピングして、その椅子をレ
ンダリングすると、椅子が御影石でできているような3
次元の椅子がコンピュータ表示装置に表示される。この
外観は、一般に、図形オブジェクトの各ピクセルの色を
テクスチャ画像の対応するテクセルの色と結合すること
によって得られる。互いに対応するテクセルとピクセル
との色を結合するには、各種の調整、混合、置換、及び
ディーカル(デカルコマニア)法を含め、いくつかの方
法を用いることができる。
理であり、通常、3次元または2次元オブジェクトに、
たとえば粗面を持った外観または大理石、御影石あるい
は煉瓦で形成されているような外観を与える技術であ
る。テクスチャマッピングについては周知であるが、よ
り完全な理解を図るため、ここで簡単に説明しておく。
通常テクスチャ化模様を指定する2次元テクスチャ画像
は、一般に、図形オブジェクトの表面上にマップされ
る。このようなテクスチャマッピングの後、コンピュー
タ表示装置上の図形オブジェクトをレンダリングする
と、テクスチャ化模様がそのレンダリングされた図形オ
ブジェクト上にあるような外観が得られる。たとえば、
テクスチャ画像は、御影石の色と模様に似た斑紋のある
灰色の2次元画像で、オブジェクトが3次元の椅子であ
ったりする。もう一つ例を挙げると、御影石のテクスチ
ャ画像を3次元の椅子にマッピングして、その椅子をレ
ンダリングすると、椅子が御影石でできているような3
次元の椅子がコンピュータ表示装置に表示される。この
外観は、一般に、図形オブジェクトの各ピクセルの色を
テクスチャ画像の対応するテクセルの色と結合すること
によって得られる。互いに対応するテクセルとピクセル
との色を結合するには、各種の調整、混合、置換、及び
ディーカル(デカルコマニア)法を含め、いくつかの方
法を用いることができる。
【0003】テクスチャマッピングは、通常、相当なリ
ソースを必要とする。テクスチャ画像の図形オブジェク
トへのマッピングは、通常、ピクセルとテクセルの不整
列を伴う。ピクセルはピクチャ、すなわちコンピュータ
表示装置におけるレンダリングの、また図形オブジェク
トの表示要素であり、単一の色を有する。テクセルは、
テクスチャ画像の表示要素であり、同様に単一の色を持
つ。テクスチャ画像を平らでないか、あるいは2次元で
ない図形オブジェクトにマッピングすると、ほとんど全
ての場合、マッピングしたテクスチャ画像のテクセルと
図形オブジェクトのレンダリングされた画像のピクセル
との不整列を生じる。すなわち、共通の座標空間テクセ
ルとピクセルが一致しないという結果になる。さらに、
テクスチャ化図形オブジェクトを特定のサイズにスケー
リングし、それに応じてテクスチャ画像をスケーリング
したいことがしばしばある。テクスチャ画像のスケーリ
ングは、たとえば、コンピュータ表示装置中のテクスチ
ャ化図形オブジェクトの観察者からの距離を表すために
用いることができる。このようなスケーリングは、図形
オブジェクトの相対サイズに適合させるようテクスチャ
化画像を拡大または縮小することが必要である。
ソースを必要とする。テクスチャ画像の図形オブジェク
トへのマッピングは、通常、ピクセルとテクセルの不整
列を伴う。ピクセルはピクチャ、すなわちコンピュータ
表示装置におけるレンダリングの、また図形オブジェク
トの表示要素であり、単一の色を有する。テクセルは、
テクスチャ画像の表示要素であり、同様に単一の色を持
つ。テクスチャ画像を平らでないか、あるいは2次元で
ない図形オブジェクトにマッピングすると、ほとんど全
ての場合、マッピングしたテクスチャ画像のテクセルと
図形オブジェクトのレンダリングされた画像のピクセル
との不整列を生じる。すなわち、共通の座標空間テクセ
ルとピクセルが一致しないという結果になる。さらに、
テクスチャ化図形オブジェクトを特定のサイズにスケー
リングし、それに応じてテクスチャ画像をスケーリング
したいことがしばしばある。テクスチャ画像のスケーリ
ングは、たとえば、コンピュータ表示装置中のテクスチ
ャ化図形オブジェクトの観察者からの距離を表すために
用いることができる。このようなスケーリングは、図形
オブジェクトの相対サイズに適合させるようテクスチャ
化画像を拡大または縮小することが必要である。
【0004】上記のいずれかの方法でピクセルの色をテ
クセルの色と結合するには、テクスチャ画像の座標空間
におけるピクセルの座標を求め、色を結合することがで
きるように、それらの座標のテクセルの色をテクスチャ
画像から取り出す。ピクセルがどの特定テクセルとも整
列しない場合は、そのピクセルに対応するテクセルの色
は、一般に、最寄りのピクセルから引き出される。従来
の一部のテクスチャマッパでは、ピクセルに最寄りのテ
クセルの色が選択される。しかしながら、この方法でテ
クセルをピクセルにマッピングすると、テクスチャ化図
形オブジェクトのレンダリングに望ましくない影響がも
たらされることがたびたびある。通常は、ピクセルに最
寄りのテクセルの色間で色を補間することが望ましい。
補間テクセルをピクセルにマッピングし、補間テクセル
の色をピクセルの色と組み合わせれば、一般に、滑らか
で、見た目に心地よい望ましい結果が得られる。
クセルの色と結合するには、テクスチャ画像の座標空間
におけるピクセルの座標を求め、色を結合することがで
きるように、それらの座標のテクセルの色をテクスチャ
画像から取り出す。ピクセルがどの特定テクセルとも整
列しない場合は、そのピクセルに対応するテクセルの色
は、一般に、最寄りのピクセルから引き出される。従来
の一部のテクスチャマッパでは、ピクセルに最寄りのテ
クセルの色が選択される。しかしながら、この方法でテ
クセルをピクセルにマッピングすると、テクスチャ化図
形オブジェクトのレンダリングに望ましくない影響がも
たらされることがたびたびある。通常は、ピクセルに最
寄りのテクセルの色間で色を補間することが望ましい。
補間テクセルをピクセルにマッピングし、補間テクセル
の色をピクセルの色と組み合わせれば、一般に、滑らか
で、見た目に心地よい望ましい結果が得られる。
【0005】従来のテクスチャマッピングにおいては、
図形オブジェクトのピクセルテクスチャ画像の4つの最
寄りテクセルに対する近接度を求め、それら4つの最寄
りテクセルの色の加重平均を各テクセルのピクセルに対
する相対近接度に基づいて求める。各テクセルの特定ピ
クセルに対する相対近接度は、次のステップによって計
算される:(i)各テクセルとピクセルとの間の距離を
求め;(ii)このように求めた距離をスケーリングして
テクセルに対する各重みを得(iii) 各テクセルの色の
各成分にそのテクセルの各重みを乗じ、(iv)それらの
色の加重成分の和を求めて加重平均色を得る。
図形オブジェクトのピクセルテクスチャ画像の4つの最
寄りテクセルに対する近接度を求め、それら4つの最寄
りテクセルの色の加重平均を各テクセルのピクセルに対
する相対近接度に基づいて求める。各テクセルの特定ピ
クセルに対する相対近接度は、次のステップによって計
算される:(i)各テクセルとピクセルとの間の距離を
求め;(ii)このように求めた距離をスケーリングして
テクセルに対する各重みを得(iii) 各テクセルの色の
各成分にそのテクセルの各重みを乗じ、(iv)それらの
色の加重成分の和を求めて加重平均色を得る。
【0006】たとえば、ピクセルに近い2つのテクセル
についての相補重みの計算は、2つの距離計算(各々、
通常少なくとも減法演算を伴う)、及び各距離計算毎に
別個の乗法演算が必要である。これらの演算が必要なの
は、1つの次元の2つのテクセルについてだけ加重平均
を取るためである。通常は、2つの次元の4つのテクセ
ルの加重平均をピクセルと結合する。従来のテクスチャ
マッピングの最も効率的な機構では、上記の演算を繰り
返して残りの2つのテクセルの加重平均を得た後、再び
上記演算を繰り返して、先に計算した2つの加重平均の
加重平均である補間テクセル色を形成する。これらの演
算は、テクスチャ画像を図形オブジェクトにマップする
のにリソースの相当大きな部分が必要になるということ
を意味している。
についての相補重みの計算は、2つの距離計算(各々、
通常少なくとも減法演算を伴う)、及び各距離計算毎に
別個の乗法演算が必要である。これらの演算が必要なの
は、1つの次元の2つのテクセルについてだけ加重平均
を取るためである。通常は、2つの次元の4つのテクセ
ルの加重平均をピクセルと結合する。従来のテクスチャ
マッピングの最も効率的な機構では、上記の演算を繰り
返して残りの2つのテクセルの加重平均を得た後、再び
上記演算を繰り返して、先に計算した2つの加重平均の
加重平均である補間テクセル色を形成する。これらの演
算は、テクスチャ画像を図形オブジェクトにマップする
のにリソースの相当大きな部分が必要になるということ
を意味している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図形画像のテクスチャ
マッピングには相当のリソースが必要なので、この産業
分野においては、より効率的なテクスチャマッピングシ
ステムが絶えず求められている。
マッピングには相当のリソースが必要なので、この産業
分野においては、より効率的なテクスチャマッピングシ
ステムが絶えず求められている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、図形オブジェ
クトのピクセルをテクスチャ画像の座標空間にマップ
し、テクスチャ画像の4つの最寄りテクセルの加重平均
色を各ピクセルの色と混合することによって、図形オブ
ジェクトのレンダリングにテクスチャ画像のテクスチャ
化外観を付与する構成としたものである。特定のピクセ
ルに近い2つのテクセルの色の加重平均を計算するに
は、そのピクセルのテクセル座標、たとえば水平テクセ
ル座標の小数部を求め、一対の所定の相補係数のテーブ
ルからその画像の座標の小数部に従って一対の相補係数
を取り出す。各テクセルはテクスチャ画像の座標空間で
整数座標を持つから、それらの各相補係数は、テクスチ
ャ画像の座標空間におけるピクセルの第1の座標の小数
部によって表されるピクセルと2つの各テクセルとの間
の相対距離に対応する。一対の相補係数の各々の係数を
用いて2つのテクセルの各々の色に重みを付け、これら
の重みを付けた色の和を求めて、2つのテクセルの加重
平均色を生成する。4つの最寄りテクセルの残り2つの
テクセルについても、同様にして色の加重平均を計算す
る。
クトのピクセルをテクスチャ画像の座標空間にマップ
し、テクスチャ画像の4つの最寄りテクセルの加重平均
色を各ピクセルの色と混合することによって、図形オブ
ジェクトのレンダリングにテクスチャ画像のテクスチャ
化外観を付与する構成としたものである。特定のピクセ
ルに近い2つのテクセルの色の加重平均を計算するに
は、そのピクセルのテクセル座標、たとえば水平テクセ
ル座標の小数部を求め、一対の所定の相補係数のテーブ
ルからその画像の座標の小数部に従って一対の相補係数
を取り出す。各テクセルはテクスチャ画像の座標空間で
整数座標を持つから、それらの各相補係数は、テクスチ
ャ画像の座標空間におけるピクセルの第1の座標の小数
部によって表されるピクセルと2つの各テクセルとの間
の相対距離に対応する。一対の相補係数の各々の係数を
用いて2つのテクセルの各々の色に重みを付け、これら
の重みを付けた色の和を求めて、2つのテクセルの加重
平均色を生成する。4つの最寄りテクセルの残り2つの
テクセルについても、同様にして色の加重平均を計算す
る。
【0009】ピクセルのテクセル座標の小数部に従って
一対の相補係数をテーブルから取り出すので、テクセル
とピクセルとの間の距離計算及びその距離に重みを付け
るための乗法演算が不要になる。これらの演算を行う代
わりに、1つの値、すなわち、ピクセルのテクセル座標
の小数部を計算し、適切に重みを付けた相補係数をただ
1回の読出し動作で取り出す。従って、最寄りテクセル
の相対的重みを求めるために必要なリソースを実質的に
少なくすることができる。
一対の相補係数をテーブルから取り出すので、テクセル
とピクセルとの間の距離計算及びその距離に重みを付け
るための乗法演算が不要になる。これらの演算を行う代
わりに、1つの値、すなわち、ピクセルのテクセル座標
の小数部を計算し、適切に重みを付けた相補係数をただ
1回の読出し動作で取り出す。従って、最寄りテクセル
の相対的重みを求めるために必要なリソースを実質的に
少なくすることができる。
【0010】4つの全ての最寄りテクセルの色の加重平
均を計算するには、ピクセルの第2の座標、たとえば垂
直座標の小数部を求め、第2の一対の相補係数をその第
2の座標の小数部に従って同じテーブルから取り出す。
一対の相補係数の各係数を用いて各々の加重平均色に重
みを付け、2つの加重平均色の和を求めることにより、
ピクセル最寄りの4つのテクセルの色の加重平均である
補間テクセルを生成する。
均を計算するには、ピクセルの第2の座標、たとえば垂
直座標の小数部を求め、第2の一対の相補係数をその第
2の座標の小数部に従って同じテーブルから取り出す。
一対の相補係数の各係数を用いて各々の加重平均色に重
みを付け、2つの加重平均色の和を求めることにより、
ピクセル最寄りの4つのテクセルの色の加重平均である
補間テクセルを生成する。
【0011】上記一対の相補係数はシングルデータワー
ドの形の区分値であり、そのために、2つの異なる色に
重みを付けるのに1回だけ加重平均の計算を実行するプ
ロセッサにロードする。その結果、レンダリングされる
各ピクセル毎に、2つの異なる係数の中の第2の係数を
ロードするための1つのロード命令を省くことができ
る。
ドの形の区分値であり、そのために、2つの異なる色に
重みを付けるのに1回だけ加重平均の計算を実行するプ
ロセッサにロードする。その結果、レンダリングされる
各ピクセル毎に、2つの異なる係数の中の第2の係数を
ロードするための1つのロード命令を省くことができ
る。
【0012】本発明の一実施態様においては、上記テー
ブルの各係数の精度及びデータフォーマットはレンダリ
ングされた図形画像の各ピクセルの各成分の精度及びデ
ータフォーマットと同じである。従って、コンピュータ
プロセッサが交互にテクセル色を補間し、その補間テク
セル色をピクセルの色と結合する間、処理環境は変化し
ない。たとえば、スケールファクタがテクセルの色の補
間及び補間テクセル色とピクセルの色との結合で実行さ
れる演算のオペランドの精度及びデータフォーマットを
決めるプロセッサでは、テーブル中に記憶された係数及
びピクセルの色の成分の精度もデータフォーマットも1
つのスケールファクタによって決定される。その結果、
テクセルの色の補間及びそのテクセルの補間色のピクセ
ルの色との結合中における通常少なくともストア命令
(格納命令)を伴う演算環境の変化をなくすことがで
き、これによってテクスチャ図形画像をレンダリングす
る際の効率がさらに改善される。
ブルの各係数の精度及びデータフォーマットはレンダリ
ングされた図形画像の各ピクセルの各成分の精度及びデ
ータフォーマットと同じである。従って、コンピュータ
プロセッサが交互にテクセル色を補間し、その補間テク
セル色をピクセルの色と結合する間、処理環境は変化し
ない。たとえば、スケールファクタがテクセルの色の補
間及び補間テクセル色とピクセルの色との結合で実行さ
れる演算のオペランドの精度及びデータフォーマットを
決めるプロセッサでは、テーブル中に記憶された係数及
びピクセルの色の成分の精度もデータフォーマットも1
つのスケールファクタによって決定される。その結果、
テクセルの色の補間及びそのテクセルの補間色のピクセ
ルの色との結合中における通常少なくともストア命令
(格納命令)を伴う演算環境の変化をなくすことがで
き、これによってテクスチャ図形画像をレンダリングす
る際の効率がさらに改善される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明においては、ある特定のピ
クセルに最寄りのテクセルの相対重みをテクセルアドレ
スの小数部を表す整数に基づき所定の重みをテーブル検
索することによって求める。2つのテクセルの相対重み
を表す区分係数を重みテーブルから取り出し、これを用
いてプロセッサで乗法演算を行い、特定のテクセルの色
の4つの各成分に同時に並行して重みを付ける。この色
の4つの成分は、例えば、アルファ、ブルー、グリー
ン、及びレッドである。区分係数を用いることによっ
て、係数は連続する2つの区分乗法演算毎に1回だけプ
ロセッサにロードするので、プロセッサに区分係数を再
ロードする必要がない。
クセルに最寄りのテクセルの相対重みをテクセルアドレ
スの小数部を表す整数に基づき所定の重みをテーブル検
索することによって求める。2つのテクセルの相対重み
を表す区分係数を重みテーブルから取り出し、これを用
いてプロセッサで乗法演算を行い、特定のテクセルの色
の4つの各成分に同時に並行して重みを付ける。この色
の4つの成分は、例えば、アルファ、ブルー、グリー
ン、及びレッドである。区分係数を用いることによっ
て、係数は連続する2つの区分乗法演算毎に1回だけプ
ロセッサにロードするので、プロセッサに区分係数を再
ロードする必要がない。
【0014】さらに、区分係数のスケーリングは、別個
の独立した計算のためにプロセッサにロードされるスケ
ールファクタを最寄りテクセルの加重平均の計算中変え
ないでプロセッサに置いておくことができるようにして
行う。その結果、異なるスケールファクタをプロセッサ
にスワップイン/スワップアウトすることに伴う相当な
処理が省略される。
の独立した計算のためにプロセッサにロードされるスケ
ールファクタを最寄りテクセルの加重平均の計算中変え
ないでプロセッサに置いておくことができるようにして
行う。その結果、異なるスケールファクタをプロセッサ
にスワップイン/スワップアウトすることに伴う相当な
処理が省略される。
【0015】テクスチャマッピングシステムのハードウ
ェアコンポーネント 本発明の理解を容易にするために、ここでテクスチャマ
ッピングシステムのハードウェアコンポーネントについ
て簡単に説明する。コンピュータシステム100(図
1)は、プロセッサ102及びメモリ104を含み、メ
モリ104はバス106を介してプロセッサ102に接
続されている。プロセッサ102は、メモリ104から
コンピュータ命令をフェッチし、そのフェッチしたコン
ピュータ命令を実行する。また、プロセッサ102は、
このようにフェッチされ、実行される命令に従って、メ
モリ104からデータを読み出し、これにデータを書き
込むと共に、データ及び制御信号をバス106を介して
コンピュータ表示装置108へ送る。
ェアコンポーネント 本発明の理解を容易にするために、ここでテクスチャマ
ッピングシステムのハードウェアコンポーネントについ
て簡単に説明する。コンピュータシステム100(図
1)は、プロセッサ102及びメモリ104を含み、メ
モリ104はバス106を介してプロセッサ102に接
続されている。プロセッサ102は、メモリ104から
コンピュータ命令をフェッチし、そのフェッチしたコン
ピュータ命令を実行する。また、プロセッサ102は、
このようにフェッチされ、実行される命令に従って、メ
モリ104からデータを読み出し、これにデータを書き
込むと共に、データ及び制御信号をバス106を介して
コンピュータ表示装置108へ送る。
【0016】メモリ104は、いかなる形態のコンピュ
ータメモリでもよく、ランダムアクセスメモリ(RA
M)、リードオンリーメモリ(ROM)、及び磁気ディ
スクまたは光ディスクあるいは光磁気ディスクのような
記憶媒体を含む記憶装置を任意に使用することができ
る。メモリ104には、そこから読み出してプロセッサ
102で実行されるコンピュータプロセスであるテクス
チャマッパ110が記憶されている。コンピュータプロ
セスとは、コンピュータシステム100によって実行さ
れるタスクをまとめて定義するコンピュータ命令とデー
タの集合である。以下にさらに詳しく説明するように、
テクスチャマッパ110は、(i)図形オブジェクト1
12及びテクスチャ画像114(どちらもメモリ104
に記憶されている)を読み出し、(ii)図形オブジェク
ト112及びテクスチャ画像114からテクスチャ化図
形オブジェクト116を生成し、(iii )テクスチャ化
図形オブジェクト116をコンピュータ表示装置108
に表示させる。
ータメモリでもよく、ランダムアクセスメモリ(RA
M)、リードオンリーメモリ(ROM)、及び磁気ディ
スクまたは光ディスクあるいは光磁気ディスクのような
記憶媒体を含む記憶装置を任意に使用することができ
る。メモリ104には、そこから読み出してプロセッサ
102で実行されるコンピュータプロセスであるテクス
チャマッパ110が記憶されている。コンピュータプロ
セスとは、コンピュータシステム100によって実行さ
れるタスクをまとめて定義するコンピュータ命令とデー
タの集合である。以下にさらに詳しく説明するように、
テクスチャマッパ110は、(i)図形オブジェクト1
12及びテクスチャ画像114(どちらもメモリ104
に記憶されている)を読み出し、(ii)図形オブジェク
ト112及びテクスチャ画像114からテクスチャ化図
形オブジェクト116を生成し、(iii )テクスチャ化
図形オブジェクト116をコンピュータ表示装置108
に表示させる。
【0017】コンピュータ表示装置108は、どのよう
な形態のコンピュータ表示装置でもよく、ブラウン管
(CRT)、発光ダイオード(LED)、あるいは液晶
表示装置(LCD)などを任意に使用することができ
る。コンピュータ表示装置108は、プロセッサ102
から制御信号及びデータを受け取り、そのような制御信
号に応答して、受け取ったデータを制御する。コンピュ
ータ表示装置108及びプロセッサ102によるその制
御については、従来技術と同様である。
な形態のコンピュータ表示装置でもよく、ブラウン管
(CRT)、発光ダイオード(LED)、あるいは液晶
表示装置(LCD)などを任意に使用することができ
る。コンピュータ表示装置108は、プロセッサ102
から制御信号及びデータを受け取り、そのような制御信
号に応答して、受け取ったデータを制御する。コンピュ
ータ表示装置108及びプロセッサ102によるその制
御については、従来技術と同様である。
【0018】プロセッサ102は、図2により詳しく示
してあり、またティモシー・ジェイ.ヴァン・フック
(Timothy J.Van Hook)、レスリー
・ディーン・コーン(Leslie Dean Koh
n)、及びロバート・ユング(Robert Yun
g)による「統合グラフィックス機能を有する中央処理
装置(A Central Processing U
nit with Integrated Graph
ics Functions)」という名称の米国特許
出願第08/236,572号(以下‘572号出願と
する;出願日1994年4月29日;参照により本願に
編入される)にさらに詳しく記載されている。図2にお
いて、プロセッサ102はプリフェッチ及びディスパッ
チ装置(PDU)46、命令キャッシュ40、整数実行
装置(IEU)30、整数レジスタファイル36、浮動
小数点装置(FPU)26、浮動小数点レジスタファイ
ル38、及びグラフィックス実行装置(GRU)28を
有し、これらは互いに図示のように接続されている。さ
らに、プロセッサ102は、2つのメモリ管理機構(M
MU及びDMMU)44a、44b、及びロード/スト
ア装置(LSU)48を有し、これらは相互にまた上記
の各構成要素と図示のように接続されており、LSU4
8はデータキャッシュ120を有する。このような構成
要素全体で、プロセッサ102は、コンピュータ命令、
たとえばテクスチャマッパ110(図1)のコンピュー
タ命令をフェッチし、ディスパッチし、実行し、実行結
果をセーブする。
してあり、またティモシー・ジェイ.ヴァン・フック
(Timothy J.Van Hook)、レスリー
・ディーン・コーン(Leslie Dean Koh
n)、及びロバート・ユング(Robert Yun
g)による「統合グラフィックス機能を有する中央処理
装置(A Central Processing U
nit with Integrated Graph
ics Functions)」という名称の米国特許
出願第08/236,572号(以下‘572号出願と
する;出願日1994年4月29日;参照により本願に
編入される)にさらに詳しく記載されている。図2にお
いて、プロセッサ102はプリフェッチ及びディスパッ
チ装置(PDU)46、命令キャッシュ40、整数実行
装置(IEU)30、整数レジスタファイル36、浮動
小数点装置(FPU)26、浮動小数点レジスタファイ
ル38、及びグラフィックス実行装置(GRU)28を
有し、これらは互いに図示のように接続されている。さ
らに、プロセッサ102は、2つのメモリ管理機構(M
MU及びDMMU)44a、44b、及びロード/スト
ア装置(LSU)48を有し、これらは相互にまた上記
の各構成要素と図示のように接続されており、LSU4
8はデータキャッシュ120を有する。このような構成
要素全体で、プロセッサ102は、コンピュータ命令、
たとえばテクスチャマッパ110(図1)のコンピュー
タ命令をフェッチし、ディスパッチし、実行し、実行結
果をセーブする。
【0019】PDU46(図2)は、メモリ104(図
1)から命令をフェッチし、それらの命令をIEU3
0、FPU26、及びLSU48へ適宜ディスパッチす
る。プリフェッチされた命令は命令キャッシュ40に記
憶される。IEU30、FPU26、及びGRU28
は、それぞれ、整数、浮動小数点、及びグラフィックス
演算を実行する。一般に、整数のオペランド及び結果
は、整数レジスタファイル36に記憶され、他方、浮動
小数点及びグラフィックスのオペランド及び結果は、浮
動小数点レジスタファイル38に記憶される。さらに、
IEU30は、いくつかのグラフィックス演算も実行
し、またアドレス空間識別子(ASI)をLSU48の
ためのロード/ストア命令のアドレスに追加して、アク
セス中のアドレスを指示する。LSU48は、全てのロ
ード及びストア動作のためのアドレスを生成する。ま
た、LSU48は、特にグラフィックスデータ用に設計
されたいくつかのロード及びストア動作をサポートす
る。メモリ参照は仮想アドレスで行われる。MMU44
a、44bは仮想アドレスを物理アドレスにマップす
る。
1)から命令をフェッチし、それらの命令をIEU3
0、FPU26、及びLSU48へ適宜ディスパッチす
る。プリフェッチされた命令は命令キャッシュ40に記
憶される。IEU30、FPU26、及びGRU28
は、それぞれ、整数、浮動小数点、及びグラフィックス
演算を実行する。一般に、整数のオペランド及び結果
は、整数レジスタファイル36に記憶され、他方、浮動
小数点及びグラフィックスのオペランド及び結果は、浮
動小数点レジスタファイル38に記憶される。さらに、
IEU30は、いくつかのグラフィックス演算も実行
し、またアドレス空間識別子(ASI)をLSU48の
ためのロード/ストア命令のアドレスに追加して、アク
セス中のアドレスを指示する。LSU48は、全てのロ
ード及びストア動作のためのアドレスを生成する。ま
た、LSU48は、特にグラフィックスデータ用に設計
されたいくつかのロード及びストア動作をサポートす
る。メモリ参照は仮想アドレスで行われる。MMU44
a、44bは仮想アドレスを物理アドレスにマップす
る。
【0020】PDU46、IEU30、FPU26、及
び整数レジスタファイル36及び浮動小数点レジスタフ
ァイル38、MMU44a、44b、及びLSU48
は、‘572号出願により詳しく説明されているよう
に、任意の様々なコンフィギュレーションで相互に接続
することができる。‘572号出願に図8a〜8bを参
照して詳細に説明されているように、GRU28は、い
くつかの異なる区分乗法演算及び区分加法演算を実行す
る。テクスチャマッパ110(図1)によって使用され
る種々の区分演算について、以下により詳しく説明す
る。
び整数レジスタファイル36及び浮動小数点レジスタフ
ァイル38、MMU44a、44b、及びLSU48
は、‘572号出願により詳しく説明されているよう
に、任意の様々なコンフィギュレーションで相互に接続
することができる。‘572号出願に図8a〜8bを参
照して詳細に説明されているように、GRU28は、い
くつかの異なる区分乗法演算及び区分加法演算を実行す
る。テクスチャマッパ110(図1)によって使用され
る種々の区分演算について、以下により詳しく説明す
る。
【0021】上に述べたように、プロセッサ102は4
つの異なる処理装置、すなわちLSU48、IEU3
0、FPU26、及びGRU28を含む。これらの各処
理装置については、‘572号出願により詳しく記載さ
れている。これらの処理装置は、並行に動作し、また他
の処理装置が別のコンピュータ命令を実行中に、各々そ
れぞれの命令を実行することができる。GRU28は、
以下に説明する区分乗法及び区分加法演算を実行する。
‘572号出願に記載されているように、GRU28
は、2つの異なるパスを持ち、2つの命令を同時に実行
することができる。GRU28は、区分加法演算を実行
する一方で、区分乗法演算を同時に実行することができ
る。
つの異なる処理装置、すなわちLSU48、IEU3
0、FPU26、及びGRU28を含む。これらの各処
理装置については、‘572号出願により詳しく記載さ
れている。これらの処理装置は、並行に動作し、また他
の処理装置が別のコンピュータ命令を実行中に、各々そ
れぞれの命令を実行することができる。GRU28は、
以下に説明する区分乗法及び区分加法演算を実行する。
‘572号出願に記載されているように、GRU28
は、2つの異なるパスを持ち、2つの命令を同時に実行
することができる。GRU28は、区分加法演算を実行
する一方で、区分乗法演算を同時に実行することができ
る。
【0022】本発明の一実施形態においては、プロセッ
サ102は、SPARC Internationa
l,Inc.社から入手可能なUltraSPARCプ
ロセッサであり、コンピュータシステム100(図1)
は、米国カリフォルニア州マウンテンビューのサン・マ
イクロシステムズ(Sun Microsystem
s,Inc.)社から入手可能なUltraSPARC
ステーションである。Sun、Sun Microsy
stems、及びSun Logoは、米国及びその他
の国におけるサン・マイクロシステムズ社の商標並びに
登録商標である。SPARC商標は全て、米国及びその
他の国においてSPARC Internationa
l,Inc.社の実施許諾の下に使用される同社の商標
である。SPARCの商標の付いた製品は、サン・マイ
クロシステムズ社により開発されたアーキテクチャに基
づき製造されたものである。
サ102は、SPARC Internationa
l,Inc.社から入手可能なUltraSPARCプ
ロセッサであり、コンピュータシステム100(図1)
は、米国カリフォルニア州マウンテンビューのサン・マ
イクロシステムズ(Sun Microsystem
s,Inc.)社から入手可能なUltraSPARC
ステーションである。Sun、Sun Microsy
stems、及びSun Logoは、米国及びその他
の国におけるサン・マイクロシステムズ社の商標並びに
登録商標である。SPARC商標は全て、米国及びその
他の国においてSPARC Internationa
l,Inc.社の実施許諾の下に使用される同社の商標
である。SPARCの商標の付いた製品は、サン・マイ
クロシステムズ社により開発されたアーキテクチャに基
づき製造されたものである。
【0023】テクスチャマッピング テクスチャ化図形オブジェクト116を生成するに際し
ては、テクスチャマッパ110が(i)図形オブジェク
ト112のピクセルをテクスチャ画像114の座標空間
にマップして、各ピクセルに対応するテクセルの色を決
定し、(ii)いくつかの技法の中の1つを用いてテクセ
ル色を図形オブジェクト112の各ピクセルの色と結合
させて、テクスチャ化図形オブジェクトの対応ピクセル
を形成する。テクスチャ画像114のテクセルからの色
を図形オブジェクト112の対応ピクセルの色と結合す
ると、テクスチャ化図形オブジェクト116が得られ
る。そのテクスチャ化図形オブジェクトは、たとえば、
図形オブジェクト112の全体的な色と3次元シェーデ
ィングを持つと共に、テクスチャ画像114によって定
義されるテクスチャ化外観を有する。たとえば、図形オ
ブジェクト112がグリーンの三角形で、テクスチャ画
像113が煉瓦模様の場合、テクスチャ化図形オブジェ
クト116は、緑色煉瓦でできているような外観にな
る。
ては、テクスチャマッパ110が(i)図形オブジェク
ト112のピクセルをテクスチャ画像114の座標空間
にマップして、各ピクセルに対応するテクセルの色を決
定し、(ii)いくつかの技法の中の1つを用いてテクセ
ル色を図形オブジェクト112の各ピクセルの色と結合
させて、テクスチャ化図形オブジェクトの対応ピクセル
を形成する。テクスチャ画像114のテクセルからの色
を図形オブジェクト112の対応ピクセルの色と結合す
ると、テクスチャ化図形オブジェクト116が得られ
る。そのテクスチャ化図形オブジェクトは、たとえば、
図形オブジェクト112の全体的な色と3次元シェーデ
ィングを持つと共に、テクスチャ画像114によって定
義されるテクスチャ化外観を有する。たとえば、図形オ
ブジェクト112がグリーンの三角形で、テクスチャ画
像113が煉瓦模様の場合、テクスチャ化図形オブジェ
クト116は、緑色煉瓦でできているような外観にな
る。
【0024】図3は、図形オブジェクト112(図1)
のピクセルp1を示し、このピクセルは、テクスチャ画
像114(図1)が定義される座標空間114CS(図
3)にテクスチャマッパ110によってマップされる。
図3に示すように、ピクセルp1は、テクスチャ画像1
14(図1)のテクセルt1、t2、t3、及びt4の最寄
りピクセルである。従って、テクスチャマッパ110
は、ピクセルp1(図3)の色をテクセルt1、t2、
t3、及びt4から補間されたテクセル色と混合する。そ
の補間テクセル色は、たとえば、t1、t2、t3、及び
t4の各テクセルに付けられる重みがt1、t2、t3、及
びt4の各テクセルとピクセルp1との間の距離に対応す
る加重平均であってもよい。
のピクセルp1を示し、このピクセルは、テクスチャ画
像114(図1)が定義される座標空間114CS(図
3)にテクスチャマッパ110によってマップされる。
図3に示すように、ピクセルp1は、テクスチャ画像1
14(図1)のテクセルt1、t2、t3、及びt4の最寄
りピクセルである。従って、テクスチャマッパ110
は、ピクセルp1(図3)の色をテクセルt1、t2、
t3、及びt4から補間されたテクセル色と混合する。そ
の補間テクセル色は、たとえば、t1、t2、t3、及び
t4の各テクセルに付けられる重みがt1、t2、t3、及
びt4の各テクセルとピクセルp1との間の距離に対応す
る加重平均であってもよい。
【0025】従来のテクスチャマッパにおいては、処理
リソース及び時間の面でかなりのコストを要する浮動小
数点演算を用いて加重平均色を計算する。しかしなが
ら、本発明によれば、一対の所定の相補係数によって表
され、テクスチャマッパ110中にある重みテーブル4
02(図4)から取り出されるスケーリングされた重み
を用いて加重平均色を求める。
リソース及び時間の面でかなりのコストを要する浮動小
数点演算を用いて加重平均色を計算する。しかしなが
ら、本発明によれば、一対の所定の相補係数によって表
され、テクスチャマッパ110中にある重みテーブル4
02(図4)から取り出されるスケーリングされた重み
を用いて加重平均色を求める。
【0026】一般に、図形オブジェクト112(図1)
は、各々座標空間で定義され、対応する色を持ついくつ
かの点によって定められる。また、一般に、図形オブジ
ェクト112の点の座標空間は座標x,y,z,u及び
vを含み、その中で(x,y,z)は3次元空間内の位
置を指定し、(u,v)はテクスチャ画像114の座標
空間内の位置を指定する。コンピュータ表示装置108
で図形オブジェクト112をレンダリングしてテクスチ
ャ化図形オブジェクト116を形成する際に、テクスチ
ャマッパ110は、全体的に図形オブジェクト112を
定める点から個々のピクセル及び対応する色を補間す
る。図形オブジェクト116のいくつかの点から特定の
ピクセルを補間する際に、テクスチャマッパ110は、
テクスチャ画像114の座標空間114CS内のピクセ
ルp1のテクスチャ座標、すなわち(up,vp)の形で
補間する。テクスチャマッパ110は、32ビットの符
号付き数を各々格納するレコードipxu及びipxv
にピクセルp1のテクスチャ座標を格納する。レコード
ipxuはピクセルp1のu座標を格納し、レコードi
pxvはピクセルp1のv座標を格納する。レコードi
pxuとipxvは互いに全く同様であり、レコードi
pxuについての以下の説明は、レコードipxvにも
等しく当てはまる。
は、各々座標空間で定義され、対応する色を持ついくつ
かの点によって定められる。また、一般に、図形オブジ
ェクト112の点の座標空間は座標x,y,z,u及び
vを含み、その中で(x,y,z)は3次元空間内の位
置を指定し、(u,v)はテクスチャ画像114の座標
空間内の位置を指定する。コンピュータ表示装置108
で図形オブジェクト112をレンダリングしてテクスチ
ャ化図形オブジェクト116を形成する際に、テクスチ
ャマッパ110は、全体的に図形オブジェクト112を
定める点から個々のピクセル及び対応する色を補間す
る。図形オブジェクト116のいくつかの点から特定の
ピクセルを補間する際に、テクスチャマッパ110は、
テクスチャ画像114の座標空間114CS内のピクセ
ルp1のテクスチャ座標、すなわち(up,vp)の形で
補間する。テクスチャマッパ110は、32ビットの符
号付き数を各々格納するレコードipxu及びipxv
にピクセルp1のテクスチャ座標を格納する。レコード
ipxuはピクセルp1のu座標を格納し、レコードi
pxvはピクセルp1のv座標を格納する。レコードi
pxuとipxvは互いに全く同様であり、レコードi
pxuについての以下の説明は、レコードipxvにも
等しく当てはまる。
【0027】図5にレコードipxuの構造を詳細に示
す。レコードipxuは整数値を格納する。その整数値
では、間接的な(implicit)小数点が整数部506、小
数部508を分離する。従って、プロセッサ102は、
整数演算を用いて小数成分を持つ数を表すデータを処理
することができる。レコードipxuに格納された値
は、(i)ピクセルp1が座標空間114CS内のテク
スチャ画像114に対して定義されたuの最大値に等し
い座標を持つ場合、n−1(nはテクスチャ画像114
のu座標の次元のテクセル数)という値がレコードip
xuに格納され、かつ(ii)ピクセルp1が座標空間1
14CS内のテクスチャ画像114に対して定義された
uの最小値に等しい場合、値0がレコードipxuに格
納されるようにして、スケーリングされる。レコードi
pxuは、テクスチャマッパ110のレコード502
(図4)及び504によって定義される整数部506及
び小数部508を含む。詳しく言うと、レコード502
は、整数部506の最下位ビットのレコードipxu内
の位置を表す整数値を有するデータを格納し、レコード
504は、小数部508の最下位ビットのレコードip
xu内の位置を表す整数値を有するデータを格納する。
本発明の一実施形態においては、小数部508は、レコ
ードipxuの4ビットを含み、従って16分の1単位
で小数を表し、整数部506は、レコードipxuの最
大28ビットを含む。
す。レコードipxuは整数値を格納する。その整数値
では、間接的な(implicit)小数点が整数部506、小
数部508を分離する。従って、プロセッサ102は、
整数演算を用いて小数成分を持つ数を表すデータを処理
することができる。レコードipxuに格納された値
は、(i)ピクセルp1が座標空間114CS内のテク
スチャ画像114に対して定義されたuの最大値に等し
い座標を持つ場合、n−1(nはテクスチャ画像114
のu座標の次元のテクセル数)という値がレコードip
xuに格納され、かつ(ii)ピクセルp1が座標空間1
14CS内のテクスチャ画像114に対して定義された
uの最小値に等しい場合、値0がレコードipxuに格
納されるようにして、スケーリングされる。レコードi
pxuは、テクスチャマッパ110のレコード502
(図4)及び504によって定義される整数部506及
び小数部508を含む。詳しく言うと、レコード502
は、整数部506の最下位ビットのレコードipxu内
の位置を表す整数値を有するデータを格納し、レコード
504は、小数部508の最下位ビットのレコードip
xu内の位置を表す整数値を有するデータを格納する。
本発明の一実施形態においては、小数部508は、レコ
ードipxuの4ビットを含み、従って16分の1単位
で小数を表し、整数部506は、レコードipxuの最
大28ビットを含む。
【0028】テクスチャマッパ110は、たとえば1ビ
ットずつの桁移動及びマスキング操作を用いて整数部5
06及び小数部508を解析する。整数部506は、テ
クセルt1及びt3のu座標を指定する。テクセルt2及
びt4のu座標は、テクセルt1及びt3のu座標をイン
クリメントすることによってそれぞれ求められる。整数
部506は、テクスチャ画像114によって表されるu
座標の範囲外にあるu座標、たとえば0からn−1まで
の範囲の外にあるu座標を指定することができる。この
ようなu座標には、いくつかの任意の方法ででテクセル
をマップすることができる。たとえば、(i)u座標が
0より小さいか、あるいはn−1より大きいテクセルに
特定の背景色を割り当てることができる;(ii)最寄り
のテクセルの色は、u座標が0であるテクセルの色をu
座標が0より小さい全てのピクセルに使用し、u座標が
n−1であるテクセルの色をu座標が0以上の全てのピ
クセルに使用するように選択することができる;あるい
は(iii)u座標がピクセルp1のu座標であるテクセル
の色は、テクスチャ画像114によって指定されるテク
スチャ模様が、実際上、図形オブジェクト112の全面
に及ぶよう繰り返されるようにして、モジュロn処理す
る。
ットずつの桁移動及びマスキング操作を用いて整数部5
06及び小数部508を解析する。整数部506は、テ
クセルt1及びt3のu座標を指定する。テクセルt2及
びt4のu座標は、テクセルt1及びt3のu座標をイン
クリメントすることによってそれぞれ求められる。整数
部506は、テクスチャ画像114によって表されるu
座標の範囲外にあるu座標、たとえば0からn−1まで
の範囲の外にあるu座標を指定することができる。この
ようなu座標には、いくつかの任意の方法ででテクセル
をマップすることができる。たとえば、(i)u座標が
0より小さいか、あるいはn−1より大きいテクセルに
特定の背景色を割り当てることができる;(ii)最寄り
のテクセルの色は、u座標が0であるテクセルの色をu
座標が0より小さい全てのピクセルに使用し、u座標が
n−1であるテクセルの色をu座標が0以上の全てのピ
クセルに使用するように選択することができる;あるい
は(iii)u座標がピクセルp1のu座標であるテクセル
の色は、テクスチャ画像114によって指定されるテク
スチャ模様が、実際上、図形オブジェクト112の全面
に及ぶよう繰り返されるようにして、モジュロn処理す
る。
【0029】小数部508は、ピクセルp1のu座標の
小数部を表し、従って、テクセルt1とt2の相対重み及
びテクセルt3とt4の相対重みを指定する。浮動小数点
算術演算を用いてt1〜t4の相対重みを計算する代わり
に、テクスチャマッパ110は、小数部508を用いて
重みテーブルから区分係数を取り出す。テーブル402
の各アイテムは、特定ピクセルの相対重みを表す2つの
16ビット固定小数点数に区分される。本発明の一実施
形態においては、重みテーブル402は16アイテムを
有し、小数部508は、全体として重みテーブル402
の16アイテムの1つを指定する4ビットを有する。下
表Aに、重みテーブルのアイテムを例示してある。
小数部を表し、従って、テクセルt1とt2の相対重み及
びテクセルt3とt4の相対重みを指定する。浮動小数点
算術演算を用いてt1〜t4の相対重みを計算する代わり
に、テクスチャマッパ110は、小数部508を用いて
重みテーブルから区分係数を取り出す。テーブル402
の各アイテムは、特定ピクセルの相対重みを表す2つの
16ビット固定小数点数に区分される。本発明の一実施
形態においては、重みテーブル402は16アイテムを
有し、小数部508は、全体として重みテーブル402
の16アイテムの1つを指定する4ビットを有する。下
表Aに、重みテーブルのアイテムを例示してある。
【0030】
【表1】
【0031】重みテーブル402の区分係数は、それら
の区分係数が小数部508の値の範囲の全体にわたって
実質的に均等に分布するよう、かつ重みテーブル402
の各アイテムの区分係数の和がある色成分の最大重みに
実質的に等しくなるよう選択される。本発明の一実施形
態においては、色の成分は値が0から255までの範囲
で変化する8ビットの無符号整数によって表される。こ
の実施形態においては、各一対の区分係数の和は、従っ
て、256.0に等しい。
の区分係数が小数部508の値の範囲の全体にわたって
実質的に均等に分布するよう、かつ重みテーブル402
の各アイテムの区分係数の和がある色成分の最大重みに
実質的に等しくなるよう選択される。本発明の一実施形
態においては、色の成分は値が0から255までの範囲
で変化する8ビットの無符号整数によって表される。こ
の実施形態においては、各一対の区分係数の和は、従っ
て、256.0に等しい。
【0032】上の表Aに示す各係数は16進数で表して
ある。表Aに示す各係数は、整数部、小数部を分離する
間接的な小数点を有する。各整数部及び小数部の各特定
のビット数は、テクスチャマッパ110によって図形オ
ブジェクト112の点から補間されるピクセルの色の特
定のデータフォーマットに適合するよう選択される。以
下にさらに詳しく説明するように、一実施形態において
は、上位側の10ビットがある特定係数の整数部を定義
し、下位側の6ビットがその係数の小数部を定義する特
定のフォーマットが選択された。表Aに示すこの実施形
態においては、各アイテムの区分係数の和は、16進法
で約4000であり、これは値256を表す。
ある。表Aに示す各係数は、整数部、小数部を分離する
間接的な小数点を有する。各整数部及び小数部の各特定
のビット数は、テクスチャマッパ110によって図形オ
ブジェクト112の点から補間されるピクセルの色の特
定のデータフォーマットに適合するよう選択される。以
下にさらに詳しく説明するように、一実施形態において
は、上位側の10ビットがある特定係数の整数部を定義
し、下位側の6ビットがその係数の小数部を定義する特
定のフォーマットが選択された。表Aに示すこの実施形
態においては、各アイテムの区分係数の和は、16進法
で約4000であり、これは値256を表す。
【0033】テクスチャマッパ110(図4)は、重み
テーブル402から小数部508に対応するアイテム4
02Fを取り出し、アイテム402Fの区分係数を用い
て、テクセルt1、t2、t3、及びt4(図3)からピク
セルp1に対応するテクセルの複合加重平均色を補間す
る。
テーブル402から小数部508に対応するアイテム4
02Fを取り出し、アイテム402Fの区分係数を用い
て、テクセルt1、t2、t3、及びt4(図3)からピク
セルp1に対応するテクセルの複合加重平均色を補間す
る。
【0034】プロセッサ102(図1)は、MUL8×
16、MUL8×16AL、MUL8×16AU、FP
ADD16、及びFPACK16演算を含め、いくつか
の区分演算を行うことができる。テクスチャマッパ11
0は、MUL8×16AU演算を実行することによっ
て、テクセルt1に対応する色602(図6)の各成分
にアイテム402Fの上位区分係数402FUを乗じ
る。MUL8×16AU動作の実行に先立って、テクス
チャマッパ110は、アイテム402F及び色602を
プロセッサ102の小数点レジスタファイル38(図
2)中のレジスタにロードする。色602は、ある色の
アルファ、ブルー、グリーン、及びレッド成分にそれぞ
れ対応する4つの成分602A、602B、602G、
及び602Rを有する。602A、602B、602
G、及び602Rの各成分は、8ビットの無符号整数で
ある。テクスチャマッパ110は、プロセッサ102に
MUL8×16AU演算を実行させることによって、6
02A、602B、602G、及び602Rの各成分に
上位係数402FUを同時にかつ並行して乗じ、成分6
04A、604B、604G、及び604Rを有する加
重色604を生成する。加重色604は64ビットワー
ドであり、604A、604B、604G、及び604
Rの各成分は、16ビットの固定小数点数である。
16、MUL8×16AL、MUL8×16AU、FP
ADD16、及びFPACK16演算を含め、いくつか
の区分演算を行うことができる。テクスチャマッパ11
0は、MUL8×16AU演算を実行することによっ
て、テクセルt1に対応する色602(図6)の各成分
にアイテム402Fの上位区分係数402FUを乗じ
る。MUL8×16AU動作の実行に先立って、テクス
チャマッパ110は、アイテム402F及び色602を
プロセッサ102の小数点レジスタファイル38(図
2)中のレジスタにロードする。色602は、ある色の
アルファ、ブルー、グリーン、及びレッド成分にそれぞ
れ対応する4つの成分602A、602B、602G、
及び602Rを有する。602A、602B、602
G、及び602Rの各成分は、8ビットの無符号整数で
ある。テクスチャマッパ110は、プロセッサ102に
MUL8×16AU演算を実行させることによって、6
02A、602B、602G、及び602Rの各成分に
上位係数402FUを同時にかつ並行して乗じ、成分6
04A、604B、604G、及び604Rを有する加
重色604を生成する。加重色604は64ビットワー
ドであり、604A、604B、604G、及び604
Rの各成分は、16ビットの固定小数点数である。
【0035】テクスチャマッパ110は、プロセッサ1
02にMUS8×16AL演算を実行させることによっ
て、テクセルt2に対応する色702(図7)の各成分
にアイテム402Fの下位計数402FLを乗じる。M
UL8×16AL演算の実行に先立って、テクスチャマ
ッパ110は色702を固定小数点レジスタファイル3
8(図2)中のレジスタにロードする。アイテム402
Fは、上に述べたように、MUL8×16演算の実行の
ために既に固定小数点レジスタファイル38にロードさ
れているので、テクスチャマッパ110はアイテム40
2Fを再ロードせず、これによって、テクセルを特定の
ピクセルにマップする効率がさらに改善される。色70
2は、ある色のアルファ、ブルー、グリーン、及びレッ
ドにそれぞれ対応する4つの成分702A、702B、
702G、及び702Rを有する。これらの702A、
702B、702G、及び702Rの各成分は、8ビッ
トの無符号整数である。テクスチャマッパ110は、M
UL8×16AL演算を用いて、プロセッサ102に下
位側16ビットの固定小数点数402FLを702A、
702B、702G、及び702Rの各成分に同時にか
つ並行して乗じさせることにより加重色704を生成す
る。加重色704は16ビットワードであり、702
A、702B、702G、及び702Rの各成分は16
ビットの区分固定小数点数である。
02にMUS8×16AL演算を実行させることによっ
て、テクセルt2に対応する色702(図7)の各成分
にアイテム402Fの下位計数402FLを乗じる。M
UL8×16AL演算の実行に先立って、テクスチャマ
ッパ110は色702を固定小数点レジスタファイル3
8(図2)中のレジスタにロードする。アイテム402
Fは、上に述べたように、MUL8×16演算の実行の
ために既に固定小数点レジスタファイル38にロードさ
れているので、テクスチャマッパ110はアイテム40
2Fを再ロードせず、これによって、テクセルを特定の
ピクセルにマップする効率がさらに改善される。色70
2は、ある色のアルファ、ブルー、グリーン、及びレッ
ドにそれぞれ対応する4つの成分702A、702B、
702G、及び702Rを有する。これらの702A、
702B、702G、及び702Rの各成分は、8ビッ
トの無符号整数である。テクスチャマッパ110は、M
UL8×16AL演算を用いて、プロセッサ102に下
位側16ビットの固定小数点数402FLを702A、
702B、702G、及び702Rの各成分に同時にか
つ並行して乗じさせることにより加重色704を生成す
る。加重色704は16ビットワードであり、702
A、702B、702G、及び702Rの各成分は16
ビットの区分固定小数点数である。
【0036】テクスチャマッパ110は、FPADD1
6演算を用いて色604と704のそれぞれの区分成分
を加算することにより、加重平均色802を生成する。
特に、プロセッサ102(図1)によるテクスチャマッ
パ110からフェッチされたコンピュータ命令に基づく
PADD16演算の実行によって、成分602A、60
2B、602G、及び602Rがそれぞれ成分702
A、702B、702G、及び702Rに同時にかつ並
行して加算されて、加重平均色802の各成分802
A、802B、802G、及び802Rが生成される。
加重平均色802は64ビットワードであり、802
A、802B、802G、及び802Rの各成分は16
ビットの区分固定小数点数である。
6演算を用いて色604と704のそれぞれの区分成分
を加算することにより、加重平均色802を生成する。
特に、プロセッサ102(図1)によるテクスチャマッ
パ110からフェッチされたコンピュータ命令に基づく
PADD16演算の実行によって、成分602A、60
2B、602G、及び602Rがそれぞれ成分702
A、702B、702G、及び702Rに同時にかつ並
行して加算されて、加重平均色802の各成分802
A、802B、802G、及び802Rが生成される。
加重平均色802は64ビットワードであり、802
A、802B、802G、及び802Rの各成分は16
ビットの区分固定小数点数である。
【0037】上に述べたように、色602(図6)及び
702(図7)は、各々8ビットの区分無符号整数であ
る4つの成分を含み、加重平均色802は、各々16ビ
ットの区分固定小数点数である4つの成分を含む。テク
スチャマッパ110(図1)は、FPACK16演算を
用いて、加重平均色802をTMP110が使用する色
のフォーマット、すなわち8ビットの4つの区分無符号
整数を含む32ビットワードに変換する。このFPAC
K16演算は、16ビットの4つの各区分固定小数点数
をスケーリング、クリッピング及びパックしてそれぞれ
8ビットの区分無符号整数にするが、この演算を図9A
及び9Bに図式化して示す。
702(図7)は、各々8ビットの区分無符号整数であ
る4つの成分を含み、加重平均色802は、各々16ビ
ットの区分固定小数点数である4つの成分を含む。テク
スチャマッパ110(図1)は、FPACK16演算を
用いて、加重平均色802をTMP110が使用する色
のフォーマット、すなわち8ビットの4つの区分無符号
整数を含む32ビットワードに変換する。このFPAC
K16演算は、16ビットの4つの各区分固定小数点数
をスケーリング、クリッピング及びパックしてそれぞれ
8ビットの区分無符号整数にするが、この演算を図9A
及び9Bに図式化して示す。
【0038】浮動小数点レジスタファイル38(図2)
は、グラフィックス状態レジスタ(GSR)902(図
9)を含み、このレジスタはスケールファクタ902S
が書き込まれている。論理ブロック904によって表し
てあるように、802A、802B、802G、及び8
02Rの各成分は、GSR902のスケールファクタ9
02Sによって指定されるビット数だけ左方にビットシ
フトされる。例えば、成分802Aをビットシフトする
と(図10)、中間ワード952が得られる。中間ワー
ド952の下位側7ビットは、中間ワード952の小数
部を表し、中間ワード952の上位側の残りのビットは
中間ワードの整数部を表す。スケールファクタ902S
に具体的な値を与えることによって、成分802Aの間
接的な小数点は、実際上、スケールファクタ902Sに
よって指定される距離だけデフォルト位置から左方へ移
動する。たとえば、図9に示すデフォルト位置は、下位
側6ビットのすぐ前にある。本発明の一実施形態におい
ては、スケールファクタ902Sは、値1を有するデー
タを格納し、従って、成分802Aは、下位側5ビット
のすぐ前に間接的な小数点を有する。
は、グラフィックス状態レジスタ(GSR)902(図
9)を含み、このレジスタはスケールファクタ902S
が書き込まれている。論理ブロック904によって表し
てあるように、802A、802B、802G、及び8
02Rの各成分は、GSR902のスケールファクタ9
02Sによって指定されるビット数だけ左方にビットシ
フトされる。例えば、成分802Aをビットシフトする
と(図10)、中間ワード952が得られる。中間ワー
ド952の下位側7ビットは、中間ワード952の小数
部を表し、中間ワード952の上位側の残りのビットは
中間ワードの整数部を表す。スケールファクタ902S
に具体的な値を与えることによって、成分802Aの間
接的な小数点は、実際上、スケールファクタ902Sに
よって指定される距離だけデフォルト位置から左方へ移
動する。たとえば、図9に示すデフォルト位置は、下位
側6ビットのすぐ前にある。本発明の一実施形態におい
ては、スケールファクタ902Sは、値1を有するデー
タを格納し、従って、成分802Aは、下位側5ビット
のすぐ前に間接的な小数点を有する。
【0039】論理ブロック906によって表してあるよ
うに、ビットシフトされた802A、802B、802
G、及び802Rの各成分は、クリッピングされて、最
大値、たとえば255と最小値、たとえば0との間のあ
る値を生成する。例えば、成分802Aの処理に関して
言うと、論理ブロック906のクリップモジュール90
6Aが中間ワード952(図10)の値を、最大レコー
ド956に格納された最大値及び最小レコード958に
格納された最小値と比較する。クリップモジュール90
6Aは、パックモジュール908Aに下記を与える:
(i)中間レコード952の値が最大レコード956に
格納された最大値よりも大きい場合は、最大値;(ii)
中間レコード952の値が最小レコード958に格納さ
れた最小値より小さい場合は、最小値;あるいは(ii
i)中間レコード952の値が最大値と最小値の間の値
である場合は、中間レコード952の整数部の下位側8
ビット。
うに、ビットシフトされた802A、802B、802
G、及び802Rの各成分は、クリッピングされて、最
大値、たとえば255と最小値、たとえば0との間のあ
る値を生成する。例えば、成分802Aの処理に関して
言うと、論理ブロック906のクリップモジュール90
6Aが中間ワード952(図10)の値を、最大レコー
ド956に格納された最大値及び最小レコード958に
格納された最小値と比較する。クリップモジュール90
6Aは、パックモジュール908Aに下記を与える:
(i)中間レコード952の値が最大レコード956に
格納された最大値よりも大きい場合は、最大値;(ii)
中間レコード952の値が最小レコード958に格納さ
れた最小値より小さい場合は、最小値;あるいは(ii
i)中間レコード952の値が最大値と最小値の間の値
である場合は、中間レコード952の整数部の下位側8
ビット。
【0040】論理ブロック908によって表してあるよ
うに、ビットシフトされ、クリッピングされた802
A、802B、802G、及び802Rの各成分は、加
重平均色910のそれぞれ8ビットの区分成分にパック
される。加重平均色910は、成分910A、910
B、910G、及び910Rを含み、これらの各成分
は、上に述べたように、テクスチャマッパ110によっ
て使用される色のフォーマットとして好適な8ビットの
区分無符号整数である。加重平均色910は、それぞれ
テクセルt1及びt2の色602及び702の加重平均で
ある。
うに、ビットシフトされ、クリッピングされた802
A、802B、802G、及び802Rの各成分は、加
重平均色910のそれぞれ8ビットの区分成分にパック
される。加重平均色910は、成分910A、910
B、910G、及び910Rを含み、これらの各成分
は、上に述べたように、テクスチャマッパ110によっ
て使用される色のフォーマットとして好適な8ビットの
区分無符号整数である。加重平均色910は、それぞれ
テクセルt1及びt2の色602及び702の加重平均で
ある。
【0041】テクスチャマッパ110は、上に図6、
7、8、9A、及び9Bを参照して説明したプロセスを
繰り返して、テクセルt3及びt4に対応する色から加重
平均色を生成する。テクセルt3及びt4は、垂直方向に
おいて、ピクセルp1のu座標の小数部508に対応す
るアイテム402Fのそれぞれの区分係数により指定さ
れる相対重みを持つテクセルt1及びt2とそれぞれ整列
される。これに従って、テクスチャマッパ110はアイ
テム402Fの区分係数を用いてテクセルt3及びt4に
対応する加重平均色を生成する。
7、8、9A、及び9Bを参照して説明したプロセスを
繰り返して、テクセルt3及びt4に対応する色から加重
平均色を生成する。テクセルt3及びt4は、垂直方向に
おいて、ピクセルp1のu座標の小数部508に対応す
るアイテム402Fのそれぞれの区分係数により指定さ
れる相対重みを持つテクセルt1及びt2とそれぞれ整列
される。これに従って、テクスチャマッパ110はアイ
テム402Fの区分係数を用いてテクセルt3及びt4に
対応する加重平均色を生成する。
【0042】上に述べたようなテクセルt1とt2及びテ
クセルt3とt4の加重平均計算と全く同様にして、テク
スチャマッパ110は、加重平均色910(図9)とテ
クセルt3及びt4に対応する加重平均色との加重平均で
ある補間テクセル色を生成する。具体的に言うと、テク
スチャマッパ110(図4)は、テクスチャ画像114
の座標空間114CS(図3)内のピクセルp1のv座
標を表すデータをレコードipxvに格納する。テクス
チャマッパ110(図4)は、上に述べた方法でレコー
ドipxvに格納されたデータを解析して、レコードi
pxvの整数部、小数部を生成する。レコードipxv
の整数部は、テクセルt1及びt2のv座標を指定する。
テクセルt3及びt4は、テクセルt1及びt2のv座標よ
り1インクリメント分大きいv座標を有する。もちろ
ん、テクスチャマッパ110は、テクセルt1、t2、t
3、及びt4を全体的に決定しなければならず、従って、
加重平均色910(図9)とテクセルt3及びt4に対応
する加重平均色との加重平均の計算に先立って、レコー
ドipxu及びipxvの整数部を決定しなければなら
ない。
クセルt3とt4の加重平均計算と全く同様にして、テク
スチャマッパ110は、加重平均色910(図9)とテ
クセルt3及びt4に対応する加重平均色との加重平均で
ある補間テクセル色を生成する。具体的に言うと、テク
スチャマッパ110(図4)は、テクスチャ画像114
の座標空間114CS(図3)内のピクセルp1のv座
標を表すデータをレコードipxvに格納する。テクス
チャマッパ110(図4)は、上に述べた方法でレコー
ドipxvに格納されたデータを解析して、レコードi
pxvの整数部、小数部を生成する。レコードipxv
の整数部は、テクセルt1及びt2のv座標を指定する。
テクセルt3及びt4は、テクセルt1及びt2のv座標よ
り1インクリメント分大きいv座標を有する。もちろ
ん、テクスチャマッパ110は、テクセルt1、t2、t
3、及びt4を全体的に決定しなければならず、従って、
加重平均色910(図9)とテクセルt3及びt4に対応
する加重平均色との加重平均の計算に先立って、レコー
ドipxu及びipxvの整数部を決定しなければなら
ない。
【0043】テクスチャマッパ110(図4)は、重み
テーブル402からレコードipxvの小数部に対応す
る重みテーブル402のアイテムを取り出す。テクスチ
ャマッパ110は、上に図6を参照して説明したように
してMUL8×16AU演算を使用し、区分重みの上位
側16ビットの固定小数点数を用いて、テクセルt1と
t2の色の加重平均である加重平均色910(図9A)
に重みを付ける。同様に、テクスチャマッパ110(図
4)は、上に図7を参照して説明したようにしてMUL
8×16AL演算を使用し、区分重みの下位側16ビッ
トの固定小数点数を用いて、テクセルt3とt4の色の加
重平均であるもう一つの加重平均色に重みを付ける。テ
クスチャマッパ110は、上に図8を参照して説明した
ようにして、FPADD16演算を用いることにより、
これらのMUL8×16AU及びMUL8×16AL演
算の結果の和を求める。その結果得られた区分和を、上
に図9及び10を参照して説明したように、FPACK
16演算を用いて4つの8ビットの区分無符号整数にパ
ックすることによって、補間テクセル色が生成される。
テーブル402からレコードipxvの小数部に対応す
る重みテーブル402のアイテムを取り出す。テクスチ
ャマッパ110は、上に図6を参照して説明したように
してMUL8×16AU演算を使用し、区分重みの上位
側16ビットの固定小数点数を用いて、テクセルt1と
t2の色の加重平均である加重平均色910(図9A)
に重みを付ける。同様に、テクスチャマッパ110(図
4)は、上に図7を参照して説明したようにしてMUL
8×16AL演算を使用し、区分重みの下位側16ビッ
トの固定小数点数を用いて、テクセルt3とt4の色の加
重平均であるもう一つの加重平均色に重みを付ける。テ
クスチャマッパ110は、上に図8を参照して説明した
ようにして、FPADD16演算を用いることにより、
これらのMUL8×16AU及びMUL8×16AL演
算の結果の和を求める。その結果得られた区分和を、上
に図9及び10を参照して説明したように、FPACK
16演算を用いて4つの8ビットの区分無符号整数にパ
ックすることによって、補間テクセル色が生成される。
【0044】テクスチャマッパ110は、上記補間テク
セル色とピクセルp1の色から対応する表示色を有する
表示ピクセルを生成する。上に簡単に述べたように、補
間テクセル色とピクセルp1の色は、たとえば、置換、
調整、混合、あるいはディーカル法によって結合され
る。本発明の一実施形態においては、テクスチャマッパ
110は、上記の区分算術演算を用いて補間テクセル色
とピクセルの色を結合することにより、これらの色の4
つの全ての成分をプロセッサ102内部で同時にかつ並
行して結合する。テクスチャマッパ110は、生成され
た表示ピクセルをテクスチャ化図形オブジェクト116
の部分としてコンピュータ表示装置108に表示する。
一実施形態においては、テクスチャマッパ110は、Z
バッファ隠れ面消去機構を使用し、そのために、Zバッ
ファの内容がピクセルp1が可視であることを示してい
る場合、生成された表示ピクセル色及びピクセルp1の
対応するz座標を表示バッファ及びZバッファにそれぞ
れ格納する。
セル色とピクセルp1の色から対応する表示色を有する
表示ピクセルを生成する。上に簡単に述べたように、補
間テクセル色とピクセルp1の色は、たとえば、置換、
調整、混合、あるいはディーカル法によって結合され
る。本発明の一実施形態においては、テクスチャマッパ
110は、上記の区分算術演算を用いて補間テクセル色
とピクセルの色を結合することにより、これらの色の4
つの全ての成分をプロセッサ102内部で同時にかつ並
行して結合する。テクスチャマッパ110は、生成され
た表示ピクセルをテクスチャ化図形オブジェクト116
の部分としてコンピュータ表示装置108に表示する。
一実施形態においては、テクスチャマッパ110は、Z
バッファ隠れ面消去機構を使用し、そのために、Zバッ
ファの内容がピクセルp1が可視であることを示してい
る場合、生成された表示ピクセル色及びピクセルp1の
対応するz座標を表示バッファ及びZバッファにそれぞ
れ格納する。
【0045】テクスチャマッパ110は、図形オブジェ
クト112(図1)のレンダリングされた各ピクセルに
ついて上記のテクスチャマッピング処理を実行すること
により、テクスチャ化図形オブジェクト116を生成
し、コンピュータ表示装置108に表示する。テクスチ
ャマッパ110は、従来技術の方法を用いて図形オブジ
ェクト112をレンダリングして、図形オブジェクト1
12の図形表現の各ピクセルの位置と色を決定する。し
かしながら、図形オブジェクト112の各ピクセルを表
示させる前に、テクスチャマッパ110は、上に述べた
ようにして、各ピクセルをテクスチャ画像114にマッ
プし、4つの最寄りテクセルの色を混合することによっ
て、テクスチャ化図形オブジェクト116を生成すると
共に、そのテクスチャ化図形オブジェクト116にテク
スチャ画像114によって定義されるテクスチャ化外観
を与える。
クト112(図1)のレンダリングされた各ピクセルに
ついて上記のテクスチャマッピング処理を実行すること
により、テクスチャ化図形オブジェクト116を生成
し、コンピュータ表示装置108に表示する。テクスチ
ャマッパ110は、従来技術の方法を用いて図形オブジ
ェクト112をレンダリングして、図形オブジェクト1
12の図形表現の各ピクセルの位置と色を決定する。し
かしながら、図形オブジェクト112の各ピクセルを表
示させる前に、テクスチャマッパ110は、上に述べた
ようにして、各ピクセルをテクスチャ画像114にマッ
プし、4つの最寄りテクセルの色を混合することによっ
て、テクスチャ化図形オブジェクト116を生成すると
共に、そのテクスチャ化図形オブジェクト116にテク
スチャ画像114によって定義されるテクスチャ化外観
を与える。
【0046】区分重みのスケーリング 指示を出すテクスチャマッパ110のコンピュータ命令
に応答してプロセッサ102が上記のFPACK16演
算を実行すると、4つの16ビットの区分固定小数点数
は同時にかつ並行してスケーリングされ、クリッピング
され、4つの8ビットの区分整数にパックされる。さら
に上に述べたように、FPACK16演算が実行される
と、浮動小数点レジスタファイル38(図2)に記憶さ
れたGSR902のスケールファクタ902S(図9
A)で指定されたビット数だけ16ビットの各区分固定
小数点数を左方に桁送りすることによってスケーリング
が行われる。上に述べたように、FPACK16演算
は、加重平均色を図9及び10を参照して上に説明した
ようにしてスケーリングし、パックするため、及び補間
テクセル色及びピクセル色から表示ピクセル色を生成す
るために使用される。また、上により詳しく説明したよ
うに、GSR902のスケールファクタ902S(図
9)は、16ビットワードの整数部を16ビットワード
の小数部から分離する間接的な小数点の16ビットワー
ドの範囲内の位置を指定する。
に応答してプロセッサ102が上記のFPACK16演
算を実行すると、4つの16ビットの区分固定小数点数
は同時にかつ並行してスケーリングされ、クリッピング
され、4つの8ビットの区分整数にパックされる。さら
に上に述べたように、FPACK16演算が実行される
と、浮動小数点レジスタファイル38(図2)に記憶さ
れたGSR902のスケールファクタ902S(図9
A)で指定されたビット数だけ16ビットの各区分固定
小数点数を左方に桁送りすることによってスケーリング
が行われる。上に述べたように、FPACK16演算
は、加重平均色を図9及び10を参照して上に説明した
ようにしてスケーリングし、パックするため、及び補間
テクセル色及びピクセル色から表示ピクセル色を生成す
るために使用される。また、上により詳しく説明したよ
うに、GSR902のスケールファクタ902S(図
9)は、16ビットワードの整数部を16ビットワード
の小数部から分離する間接的な小数点の16ビットワー
ドの範囲内の位置を指定する。
【0047】本発明の一実施形態においては、スケール
ファクタ902は、上記のような16ビットワードが整
数部を指定する上位側10ビットと、小数部を指定する
下位側6ビットを含むことを指定するように選択され
る。この実施形態においては、最上位ビットはオーバー
フロービットであり、その次のビットは符号ビットであ
り、その次の8ビットは、符号ビットと共に、−25
6.0と256.0との間の数の整数部を指定する。そ
の結果、上記のような16ビットワードは、ある色につ
いて可能な全ての値を表すことができ、しかも色の小数
成分を表す場合に最大の精度を確保することができる。
ファクタ902は、上記のような16ビットワードが整
数部を指定する上位側10ビットと、小数部を指定する
下位側6ビットを含むことを指定するように選択され
る。この実施形態においては、最上位ビットはオーバー
フロービットであり、その次のビットは符号ビットであ
り、その次の8ビットは、符号ビットと共に、−25
6.0と256.0との間の数の整数部を指定する。そ
の結果、上記のような16ビットワードは、ある色につ
いて可能な全ての値を表すことができ、しかも色の小数
成分を表す場合に最大の精度を確保することができる。
【0048】重みテーブル402のアイテムの区分係数
は、重みテーブル402の区分係数は、補間テクセル色
をピクセル色と結合するのに使用したオペランドと同じ
フォーマットでテクスチャマッパ110内に格納され
る。その結果、16ビットワード中の間接的な小数点が
10ビットの整数部と6ビットの小数部を分離すること
を指定するデータは、図形オブジェクト112の多数の
ピクセルのレンダリング中GSR902に1回しかロー
ドされない。このような構成でない場合は、SF902
Sに格納されたデータを補間テクセル色の計算前、また
補間テクセル色及びピクセルp1からの対応表示ピクセ
ル色の生成前にも変えなければならない。各ピクセルが
レンダリングされる毎にデータを2回スケールファクタ
に格納するのを避けることによって、テクスチャマッパ
110は、図形オブジェクト112及びテクスチャ画像
114からテクスチャ化図形オブジェクト116をレン
ダリングする効率が著しく改善される。
は、重みテーブル402の区分係数は、補間テクセル色
をピクセル色と結合するのに使用したオペランドと同じ
フォーマットでテクスチャマッパ110内に格納され
る。その結果、16ビットワード中の間接的な小数点が
10ビットの整数部と6ビットの小数部を分離すること
を指定するデータは、図形オブジェクト112の多数の
ピクセルのレンダリング中GSR902に1回しかロー
ドされない。このような構成でない場合は、SF902
Sに格納されたデータを補間テクセル色の計算前、また
補間テクセル色及びピクセルp1からの対応表示ピクセ
ル色の生成前にも変えなければならない。各ピクセルが
レンダリングされる毎にデータを2回スケールファクタ
に格納するのを避けることによって、テクスチャマッパ
110は、図形オブジェクト112及びテクスチャ画像
114からテクスチャ化図形オブジェクト116をレン
ダリングする効率が著しく改善される。
【0049】テクセル色のトライリニア補間;ミップマ
ッピング テクスチャマッピングでは、図形オブジェクト112の
縮小または拡大に従ってテクスチャ画像のテクスチャパ
ターンをそれぞれ縮小または拡大するために、テクスチ
ャ画像、例えばテクスチャ画像114(図1)を縮小ま
たは拡大することが必要な場合がしばしばある。たとえ
ば、図形オブジェクト112が観察者から遠い側の位置
に来るよう定義された場合、図形オブジェクト112は
比較的小さなサイズのテクスチャ化図形オブジェクト1
16としてレンダリングされる。テクスチャ化図形オブ
ジェクト116を比較的現実的なテクスチャ化状態に保
つには、テクスチャ画像114のテクスチャパターンを
縮小しなければならない。
ッピング テクスチャマッピングでは、図形オブジェクト112の
縮小または拡大に従ってテクスチャ画像のテクスチャパ
ターンをそれぞれ縮小または拡大するために、テクスチ
ャ画像、例えばテクスチャ画像114(図1)を縮小ま
たは拡大することが必要な場合がしばしばある。たとえ
ば、図形オブジェクト112が観察者から遠い側の位置
に来るよう定義された場合、図形オブジェクト112は
比較的小さなサイズのテクスチャ化図形オブジェクト1
16としてレンダリングされる。テクスチャ化図形オブ
ジェクト116を比較的現実的なテクスチャ化状態に保
つには、テクスチャ画像114のテクスチャパターンを
縮小しなければならない。
【0050】上記のような縮小は、ミップマッピングと
呼ばれる従来の技術によって行われる。ミップマッピン
グにおいては、テクスチャ画像114(図11)は、い
くつかのテクスチャサブ画像114A〜Gを含み、これ
らのサブ画像は、各々、テクスチャ化図形オブジェクト
116(図1)の各縮小度に対応する図形テクスチャパ
ターンを含む。たとえば、テクスチャサブ画像114A
(図11)は、元のサイズ、すなわち縮小、拡大なしの
図形オブジェクト112(図1)に対応する図形テクス
チャパターンである。テクスチャサーバ画像114B
は、テクスチャサブ画像114Aの幅の2分の1の幅を
有し、テクスチャサーバ画像114Aの高さの2分の1
の高さを有し、図形オブジェクト112(図1)を元の
サイズの2分の1のサイズにレンダリングした場合にお
ける図形オブジェクト112に対応する図形テクスチャ
パターンである。相続く各テクスチャサブ画像114B
〜G(図11)は、それぞれ一つ前の各テクスチャシス
テムバス画像114A〜Gの2分の1の幅と2分の1の
高さを有する。いくつかの縮小度に合わせて図形テクス
チャパターンを指定することにより、テクスチャ画像1
14の図形テクスチャパターンを縮小する操作が相当大
きく低減される。
呼ばれる従来の技術によって行われる。ミップマッピン
グにおいては、テクスチャ画像114(図11)は、い
くつかのテクスチャサブ画像114A〜Gを含み、これ
らのサブ画像は、各々、テクスチャ化図形オブジェクト
116(図1)の各縮小度に対応する図形テクスチャパ
ターンを含む。たとえば、テクスチャサブ画像114A
(図11)は、元のサイズ、すなわち縮小、拡大なしの
図形オブジェクト112(図1)に対応する図形テクス
チャパターンである。テクスチャサーバ画像114B
は、テクスチャサブ画像114Aの幅の2分の1の幅を
有し、テクスチャサーバ画像114Aの高さの2分の1
の高さを有し、図形オブジェクト112(図1)を元の
サイズの2分の1のサイズにレンダリングした場合にお
ける図形オブジェクト112に対応する図形テクスチャ
パターンである。相続く各テクスチャサブ画像114B
〜G(図11)は、それぞれ一つ前の各テクスチャシス
テムバス画像114A〜Gの2分の1の幅と2分の1の
高さを有する。いくつかの縮小度に合わせて図形テクス
チャパターンを指定することにより、テクスチャ画像1
14の図形テクスチャパターンを縮小する操作が相当大
きく低減される。
【0051】図形オブジェクト112(図1)のような
図形オブジェクトは、テクスチャサブ画像114A〜G
(図10)に対応する個々の縮小度間にある縮小度のサ
イズでレンダリングされることがしばしばある。その結
果、図形オブジェクト112(図1)のピクセルをレン
ダリングする場合は、特定のテクスチャサーバ画像中の
最寄りテクセル間だけでなく、テクスチャサーバ画像1
14A〜G(図11)の中の最寄り2つのサブ画像間で
も補間することが望ましいことが度々ある。
図形オブジェクトは、テクスチャサブ画像114A〜G
(図10)に対応する個々の縮小度間にある縮小度のサ
イズでレンダリングされることがしばしばある。その結
果、図形オブジェクト112(図1)のピクセルをレン
ダリングする場合は、特定のテクスチャサーバ画像中の
最寄りテクセル間だけでなく、テクスチャサーバ画像1
14A〜G(図11)の中の最寄り2つのサブ画像間で
も補間することが望ましいことが度々ある。
【0052】本発明によれば、テクスチャマッパ110
(図1)は、区分重みを用いてテクスチャサブ画像11
4A〜G(図11)の中のピクセル最寄りの2つのサー
バ画像間で補間を行う。図12には、最寄りのテクスチ
ャサブ画像114Bと114Cとの間でマップされたピ
クセルp1が示されている。平行視野を用いて図形オブ
ジェクト112をレンダリングする場合、ピクセルp1
のデプス、すなわちピクセルp1の縮小度は、テクスチ
ャサブ画像114A〜Gの中の特定の1つのテクスチャ
サブ画像の座標空間におけるピクセルp1のu及びv座
標よりピクセルp1のレンダリングにおける有意度が低
い。そのために、本発明の一実施形態においては、縮小
度は平行視点による図形オブジェクト112(図1)の
レンダリング中1回だけ計算し、その計算した縮小度を
図形オブジェクト112の全てのピクセルのレンダリン
グに使用する。従って、重みテーブル402のアイテム
の区分係数は、平行視点により図形オブジェクト112
をレンダリングする場合は使用されない。しかしなが
ら、図形オブジェクト112を透視視点でレンダリング
する場合は、縮小度の計算回数はこれより多くなり、重
みテーブル402(図4)の区分係数を用いてテクスチ
ャ画像114の隣接テクスチャサブ画像にそれぞれの相
対重みを関連付ける。
(図1)は、区分重みを用いてテクスチャサブ画像11
4A〜G(図11)の中のピクセル最寄りの2つのサー
バ画像間で補間を行う。図12には、最寄りのテクスチ
ャサブ画像114Bと114Cとの間でマップされたピ
クセルp1が示されている。平行視野を用いて図形オブ
ジェクト112をレンダリングする場合、ピクセルp1
のデプス、すなわちピクセルp1の縮小度は、テクスチ
ャサブ画像114A〜Gの中の特定の1つのテクスチャ
サブ画像の座標空間におけるピクセルp1のu及びv座
標よりピクセルp1のレンダリングにおける有意度が低
い。そのために、本発明の一実施形態においては、縮小
度は平行視点による図形オブジェクト112(図1)の
レンダリング中1回だけ計算し、その計算した縮小度を
図形オブジェクト112の全てのピクセルのレンダリン
グに使用する。従って、重みテーブル402のアイテム
の区分係数は、平行視点により図形オブジェクト112
をレンダリングする場合は使用されない。しかしなが
ら、図形オブジェクト112を透視視点でレンダリング
する場合は、縮小度の計算回数はこれより多くなり、重
みテーブル402(図4)の区分係数を用いてテクスチ
ャ画像114の隣接テクスチャサブ画像にそれぞれの相
対重みを関連付ける。
【0053】テクスチャマッパ110は、コンピュータ
表示装置108(図1)のテクスチャ座標と装置座標と
の間の周知の関係を用いて縮小度を計算する。その計算
した縮小度は、整数部及び小数部を有する浮動小数点の
数としてテクスチャマッパ110内に格納される。整数
部の値は、テクスチャサブ画像114A〜G(図10)
の中の最寄りの2つのうちの第1のテクスチャサブ画像
を指定する。テクスチャサブ画像114A〜Gの中の最
寄りの2つのうちの第2のテクスチャサブ画像は、11
4A〜Gの中の第1のテクスチャサブ画像に対応する縮
小度より縮小度の1インクリメント分大きい縮小度に対
応するテクスチャサブ画像である。たとえば、ピクセル
p1(図12)の縮小度の整数部は、2つの最寄りテク
スチャサブ画像の中の第1のテクスチャサブ画像として
114Bを指定し、テクスチャサブ画像114Cは、テ
クスチャサブ画像114Bの縮小度より1インクリメン
ト分大きい縮小度に対応し、従って、2つの最寄りテク
スチャサブ画像の中の2番目のテクスチャサブ画像であ
る。
表示装置108(図1)のテクスチャ座標と装置座標と
の間の周知の関係を用いて縮小度を計算する。その計算
した縮小度は、整数部及び小数部を有する浮動小数点の
数としてテクスチャマッパ110内に格納される。整数
部の値は、テクスチャサブ画像114A〜G(図10)
の中の最寄りの2つのうちの第1のテクスチャサブ画像
を指定する。テクスチャサブ画像114A〜Gの中の最
寄りの2つのうちの第2のテクスチャサブ画像は、11
4A〜Gの中の第1のテクスチャサブ画像に対応する縮
小度より縮小度の1インクリメント分大きい縮小度に対
応するテクスチャサブ画像である。たとえば、ピクセル
p1(図12)の縮小度の整数部は、2つの最寄りテク
スチャサブ画像の中の第1のテクスチャサブ画像として
114Bを指定し、テクスチャサブ画像114Cは、テ
クスチャサブ画像114Bの縮小度より1インクリメン
ト分大きい縮小度に対応し、従って、2つの最寄りテク
スチャサブ画像の中の2番目のテクスチャサブ画像であ
る。
【0054】ピクセルp1の計算縮小度の小数部は、上
記の16ビットの固定小数点の数のフォーマットで0.
0〜1.0の範囲から0.0〜256.0の範囲にスケ
ーリングされる。そのスケーリング後小数部は、テクス
チャマッパ110(図4)内で加重レベルレコード12
02の下位側区分係数120Lに格納される。加重レベ
ルレコード1202(図12)は、2つの16ビットの
区分固定小数点係数を含む32ビットワードである。テ
クスチャマッパ110(図4)は、相補形のスケーリン
グ後小数部、すなわち、256.0−上記最初のスケー
リング後整数部を計算し、その相補形のスケーリング後
整数部を加重レベルレコード1202の上位側区分係数
1202Uに格納する。従って、上位側区分係数120
2と下位側区分係数1202Lの和は、前に重みテーブ
ル402のアイテムの区分係数に関連して説明した理由
で選択された256.0である。
記の16ビットの固定小数点の数のフォーマットで0.
0〜1.0の範囲から0.0〜256.0の範囲にスケ
ーリングされる。そのスケーリング後小数部は、テクス
チャマッパ110(図4)内で加重レベルレコード12
02の下位側区分係数120Lに格納される。加重レベ
ルレコード1202(図12)は、2つの16ビットの
区分固定小数点係数を含む32ビットワードである。テ
クスチャマッパ110(図4)は、相補形のスケーリン
グ後小数部、すなわち、256.0−上記最初のスケー
リング後整数部を計算し、その相補形のスケーリング後
整数部を加重レベルレコード1202の上位側区分係数
1202Uに格納する。従って、上位側区分係数120
2と下位側区分係数1202Lの和は、前に重みテーブ
ル402のアイテムの区分係数に関連して説明した理由
で選択された256.0である。
【0055】ピクセルp1(図12)をレンダリングす
るに際しては、テクスチャマッパ110(図4)は、テ
クセルt1(図12)、t2、t3、及びt4の色に対応す
る第1の合成加重平均色を、テクスチャサブ画像114
Bの平面にピクセルp1を投影したピクセルp1Bからテ
クセルt1、t2、t3、及びt4までの相対距離に基づい
て計算する。また、テクスチャマッパ110(図4)
は、テクセルt5(図12)、t6、t7、及びt8の色に
対応する第2の複合加重平均色を、ピクセルp1をテク
スチャサブ画像114Cの平面に投影したピクセルp1C
からテクセルt5、t6、t7、及びt8までの相対距離に
基づいて計算する。テクスチャマッパ110(図4)
は、上に説明した方法で2次元テクスチャマッピングに
ついての第1及び第2の合成加重平均色を計算する。テ
クスチャマッパ110は、図6乃至10を参照して上に
説明したようにして加重レベルレコード1202及びM
UL8×16AU、MUL8×16AL、FPADD1
6、及びFPACK16演算を用いることにより、上記
第1と第2の合成加重平均色の加重平均である3次元の
合成加重平均色を生成する。上位側区分数1202(図
13)及び下位側区分数120Lは、その和が256.
0になるようにスケーリングされるので、GSR902
のスケールファクタ902F(図9)を変えることな
く、3次元の合成加重平均色の生成、スケーリング、ク
リッピング、及びパッキングが行われる。テクスチャマ
ッパ110(図4)は、テクスチャ化図形オブジェクト
116(図1)のピクセルを生成するための2次元テク
スチャマッピングに関連して上に説明した方法により、
3次元の合成加重平均色をピクセルp1(図12)の色
と混合する。
るに際しては、テクスチャマッパ110(図4)は、テ
クセルt1(図12)、t2、t3、及びt4の色に対応す
る第1の合成加重平均色を、テクスチャサブ画像114
Bの平面にピクセルp1を投影したピクセルp1Bからテ
クセルt1、t2、t3、及びt4までの相対距離に基づい
て計算する。また、テクスチャマッパ110(図4)
は、テクセルt5(図12)、t6、t7、及びt8の色に
対応する第2の複合加重平均色を、ピクセルp1をテク
スチャサブ画像114Cの平面に投影したピクセルp1C
からテクセルt5、t6、t7、及びt8までの相対距離に
基づいて計算する。テクスチャマッパ110(図4)
は、上に説明した方法で2次元テクスチャマッピングに
ついての第1及び第2の合成加重平均色を計算する。テ
クスチャマッパ110は、図6乃至10を参照して上に
説明したようにして加重レベルレコード1202及びM
UL8×16AU、MUL8×16AL、FPADD1
6、及びFPACK16演算を用いることにより、上記
第1と第2の合成加重平均色の加重平均である3次元の
合成加重平均色を生成する。上位側区分数1202(図
13)及び下位側区分数120Lは、その和が256.
0になるようにスケーリングされるので、GSR902
のスケールファクタ902F(図9)を変えることな
く、3次元の合成加重平均色の生成、スケーリング、ク
リッピング、及びパッキングが行われる。テクスチャマ
ッパ110(図4)は、テクスチャ化図形オブジェクト
116(図1)のピクセルを生成するための2次元テク
スチャマッピングに関連して上に説明した方法により、
3次元の合成加重平均色をピクセルp1(図12)の色
と混合する。
【0056】上記説明は、もっぱら例示説明のためのも
のであり、限定的な意味を有するものではない。本発明
は、特許請求の範囲の記載によってのみ限定されるもの
である。
のであり、限定的な意味を有するものではない。本発明
は、特許請求の範囲の記載によってのみ限定されるもの
である。
【図1】 本発明によるプロセッサ及びテクスチャマッ
パを有するコンピュータシステムのブロック図である。
パを有するコンピュータシステムのブロック図である。
【図2】 図1のプロセッサをより詳細に示すブロック
図である。
図である。
【図3】 テクスチャ座標空間におけるピクセルを示す
説明図である。
説明図である。
【図4】 図1のテクスチャマッパをより詳細に示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図5】 ピクセルのテクスチャ座標のレコードのブロ
ック図である。
ック図である。
【図6】 図2のプロセッサによって実行される区分乗
法演算を図解した説明図である。
法演算を図解した説明図である。
【図7】 図6同様、図2のプロセッサによって実行さ
れる区分乗法演算を図解した説明図である。
れる区分乗法演算を図解した説明図である。
【図8】 図2のプロセッサによって実行される区分加
法演算を図解したブロック図である。
法演算を図解したブロック図である。
【図9】 図2のプロセッサによって実行される区分パ
ッキング演算を図解した説明図である。
ッキング演算を図解した説明図である。
【図10】 図9同様、図2のプロセッサによって実行
される区分パッキング演算を図解した説明図である。
される区分パッキング演算を図解した説明図である。
【図11】 ミップマップ画像の多重テクスチャサブ画
像の概略図である。
像の概略図である。
【図12】 ミップマッピングテクスチャ座標空間のレ
ベル間のピクセルの位置について図解した説明図であ
る。
ベル間のピクセルの位置について図解した説明図であ
る。
【図13】 加重レベルレコードの構成を示す説明図で
ある。
ある。
【符号の説明】 100 コンピュータシステム、102 プロセッサ、
104 メモリ、106 バス、108 表示装置、1
10 テクチャマッパ、114 テクスチャ画像、11
6 テクスチャ化図形オブジェクト。
104 メモリ、106 バス、108 表示装置、1
10 テクチャマッパ、114 テクスチャ画像、11
6 テクスチャ化図形オブジェクト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヤジュン・ワン アメリカ合衆国 95132 カリフォルニア 州・サン ホゼ・ベスビアス レーン・ 3015
Claims (8)
- 【請求項1】 コンピュータシステムのメモリに記憶さ
れたテクスチャ画像をそのメモリに記憶された図形オブ
ジェクトにマップする方法において;前記テクスチャ画
像のアドレス空間における図形オブジェクトのピクセル
の1つ以上のテクスチャ座標の整数部及び小数部を求め
るステップと;そのピクセルの前記テクスチャ座標のう
ちの第1のテクスチャ座標に対応し、各々色を有する2
つ以上のテクセルを前記テクスチャ画像から選択するス
テップと;前記メモリに記憶された所定の相補係数のテ
ーブルから、前記ピクセルの前記第1のテクスチャ座標
の小数部に基づいて一対の相補係数を選択するステップ
と;前記テクセルのうち第1のテクセルの色と第2のテ
クセルの色の加重平均を一対の相補係数に基づいて計算
して、補間テクセル色を生成するステップと;を具備し
た方法。 - 【請求項2】 テクスチャ画像の各特定の縮小度に対応
する2つ以上のテクスチャサブ画像を含むテクスチャ画
像を図形オブジェクトにマップする方法において:図形
オブジェクトのピクセルに対応する縮小度の整数部及び
小数部を求めるステップと;前記テクスチャ画像からそ
のピクセルの縮小度に対応する第1及び第2のテクスチ
ャサブ画像を選択するステップと;前記第1及び第2の
テクスチャサブ画像の各々から、各々が色を有しかつ各
々がそのピクセルに対応するテクセルをそれぞれ得るス
テップと;所定の相補係数のテーブルから、前記ピクセ
ルの縮小度の小数部に基づいて一対の相補係数を選択す
るステップと;第1のテクスチャサブ画像から得られる
前記テクセルの色と前記第2のテクスチャサブ画像から
得られる前記テクセルの色の加重平均を前記一対の相補
係数に基づいて計算して、補間テクセル色を生成するス
テップと;を具備した方法。 - 【請求項3】 テクスチャ画像のアドレス空間における
ピクセルの1つ以上のテクスチャ座標の整数部及び小数
部を求めるためのコンフィギュレーションを有するテク
スチャ座標パーサと;所定の相補係数のテーブルと;前
記テクスチャ座標パーサ及び前記所定の相補係数のテー
ブルに動作可能な関係に接続されていて、前記所定の相
補係数のテーブルから前記ピクセルの第1のテクスチャ
座標の前記小数部に基づいて一対の相補係数を取り出す
ためのコンフィギュレーションを有するテーブルアイテ
ム検索モジュールと;前記テーブルアイテム検索モジュ
ールに動作可能な関係に接続されていて、前記ピクセル
の前記テクスチャ座標に対応する対テクスチャ画像の各
々色を有する2つ以上のテクセルのうち第1のテクセル
の色と第2のテクセルの色の加重平均を前記一対の相補
係数に基づいて計算することにより、補間テクセル色を
生成するためのコンフィギュレーションを有する補間テ
クセルジェネレータと;を具備したテクスチャマッパ。 - 【請求項4】 テクスチャ画像の縮小度の整数部及び小
数部を求めるためのコンフィギュレーションを有し、前
記テクスチャ画像がそれをマップする図形オブジェクト
のピクセルに対応する前記テクスチャ画像の各特定の縮
小度に対応する2つ以上のテクスチャサブ画像を含む縮
小モジュールと;前記縮小モジュール及び所定の相補係
数のテーブルに動作可能な関係に接続されていて、前記
ピクセルの前記縮小度の小数部に基づいて前記テーブル
から一対の相補係数を取り出すためのコンフィギュレー
ションを有するテーブルアイテム検索モジュールと;前
記縮小モジュールに動作可能な関係に接続されていて、
前記テクスチャ画像から前記ピクセルの前記縮小度に対
応する前記テクスチャサブ画像のうちの第1及び第2の
テクスチャサブ画像を選択するためのコンフィギュレー
ションを有するテクスチャサブ画像指定モジュールと;
前記テクスチャサブ画像指定モジュールに動作可能な関
係に接続されていて、前記第1及び第2のテクスチャサ
ブ画像から各々色を有しかつ各々前記ピクセルに対応す
るテクセルをそれぞれ得るためのコンフィギュレーショ
ンを有するテクセル検索モジュールと;前記テーブルア
イテム検索モジュール及び前記テクセル検索モジュール
に動作可能な関係に接続されていて、前記第1のテクス
チャサブ画像から得られる対テクセルの色と前記第2の
テクスチャサブ画像から得られる前記テクセルの色の加
重平均を前記一対の相補係数に基づいて計算することに
より、補間テクセル色を生成するためのコンフィギュレ
ーションを有する補間テクセルジェネレータと;を具備
したテクスチャマッパ。 - 【請求項5】 プロセッサと;前記プロセッサに動作可
能な関係に接続されいて、所定の相補係数のテーブルが
記憶されたメモリと;前記プロセッサ及び前記テーブル
に接続されていて:前記メモリに記憶されたテクスチャ
画像のアドレス空間における前記メモリに記憶された図
形オブジェクトのピクセルの1つ以上のテクスチャ座標
の整数部及び小数部を求めるためのコンフィギュレーシ
ョンを有するテクスチャ座標パーサと;前記テクスチャ
座標パーサ及び前記テーブルに動作可能な関係に接続さ
れていて、前記テーブルから前記ピクセルの第1のテク
スチャ座標の小数部に基づいて一対の相補係数を取り出
すためのコンフィギュレーションを有するテーブルアイ
テム検索モジュールと;前記テーブルアイテム検索モジ
ュールに動作可能な関係に接続されていて、前記ピクセ
ルの前記テクスチャ座標に対応する各々色を有する前記
テクスチャ画像の2つ以上のテクセルのうち第1のテク
セルの色と第2のテクセルの色の加重平均を前記一対の
相補係数に基づいて計算することにより、補間テクセル
色を生成するためのコンフィギュレーションを有する補
間テクセルジェネレータと;を含むテクスチャマッパ
と;を具備したコンピュータシステム。 - 【請求項6】 プロセッサと;前記プロセッサに動作可
能な関係に接続されいて、所定の相補係数のテーブルが
記憶されたメモリと;前記プロセッサ及び前記テーブル
に動作可能な関係に接続されていて:テクスチャ画像の
縮小度の整数部及び小数部を求めるためのコンフィギュ
レーションを有し、前記テクスチャ画像がそれをマップ
する図形オブジェクトのピクセルに対応する前記テクス
チャ画像の各特定の縮小度に対応する2つ以上のテクス
チャサブ画像を含む縮小モジュールと;前記縮小モジュ
ール及び前記所定の相補係数のテーブルに動作可能な関
係に接続されていて、前記ピクセルの前記縮小度の小数
部に基づいて前記テーブルから一対の相補係数を取り出
すためのコンフィギュレーションを有するテーブルアイ
テム検索モジュールと;前記縮小モジュールに動作可能
な関係に接続されていて、前記テクスチャ画像から前記
ピクセルの前記縮小度に対応する前記テクスチャサブ画
像のうちの第1及び第2のテクスチャサブ画像を選択す
るためのコンフィギュレーションを有するテクスチャサ
ブ画像指定モジュールと;前記テクスチャサブ画像指定
モジュールに動作可能な関係に接続されていて、前記第
1及び第2のテクスチャサブ画像から各々色を有しかつ
各々前記ピクセルに対応するテクセルをそれぞれ得るた
めのコンフィギュレーションを有するテクセル検索モジ
ュールと;前記テーブルアイテム検索モジュール及び前
記テクセル検索モジュールに動作可能な関係に接続され
ていて、前記第1のテクスチャサブ画像から得られる対
テクセルの色と前記第2のテクスチャサブ画像から得ら
れる前記テクセルの色の加重平均を前記一対の相補係数
に基づいて計算することにより、補間テクセル色を生成
するためのコンフィギュレーションを有する補間テクセ
ルジェネレータと;を含むテクスチャマッパと;を具備
したコンピュータシステム。 - 【請求項7】 テクスチャ画像を図形オブジェクトにマ
ッピングさせるためのコンピュータ可読コードが実装さ
れたコンピュータ使用可能媒体を具備したコンピュータ
プログラム製品において、前記コンピュータ可読コード
が:テクスチャ画像のアドレス空間におけるピクセルの
1つ以上のテクスチャ座標の整数部及び小数部を求める
ためのコンフィギュレーションを有するテクスチャ座標
パーサと;所定の相補係数のテーブルと;前記テクスチ
ャ座標パーサ及び前記所定の相補係数のテーブルに動作
可能な関係に接続されていて、前記所定の相補係数のテ
ーブルから前記ピクセルの第1のテクスチャ座標の前記
小数部に基づいて一対の相補係数を取り出すためのコン
フィギュレーションを有するテーブルアイテム検索モジ
ュールと;前記テーブルアイテム検索モジュールに動作
可能な関係に接続されていて、前記ピクセルの前記テク
スチャ座標に対応する対テクスチャ画像の各々色を有す
る2つ以上のテクセルのうち第1のテクセルの色と第2
のテクセルの色の加重平均を前記一対の相補係数に基づ
いて計算することにより、補間テクセル色を生成するた
めのコンフィギュレーションを有する補間テクセルジェ
ネレータと;を含むコンピュータプログラム製品。 - 【請求項8】 テクスチャ画像を図形オブジェクトにマ
ッピングさせるためのコンピュータ可読コードが実装さ
れたコンピュータ使用可能媒体を具備したコンピュータ
プログラム製品において、前記コンピュータ可読コード
が:テクスチャ画像の縮小度の整数部及び小数部を求め
るためのコンフィギュレーションを有し、前記テクスチ
ャ画像がそれをマップする図形オブジェクトのピクセル
に対応する前記テクスチャ画像の各特定の縮小度に対応
する2つ以上のテクスチャサブ画像を含む縮小モジュー
ルと;前記縮小モジュール及び前記所定の相補係数のテ
ーブルに動作可能な関係に接続されていて、前記ピクセ
ルの前記縮小度の小数部に基づいて前記テーブルから一
対の相補係数を取り出すためのコンフィギュレーション
を有するテーブルアイテム検索モジュールと;前記縮小
モジュールに動作可能な関係に接続されていて、前記テ
クスチャ画像から前記ピクセルの前記縮小度に対応する
前記テクスチャサブ画像のうちの第1及び第2のテクス
チャサブ画像を選択するためのコンフィギュレーション
を有するテクスチャサブ画像指定モジュールと;前記テ
クスチャサブ画像指定モジュールに動作可能な関係に接
続されていて、前記第1及び第2のテクスチャサブ画像
から各々色を有しかつ各々前記ピクセルに対応するテク
セルをそれぞれ得るためのコンフィギュレーションを有
するテクセル検索モジュールと;前記テーブルアイテム
検索モジュール及び前記テクセル検索モジュールに動作
可能な関係に接続されていて、前記第1のテクスチャサ
ブ画像から得られる対テクセルの色と前記第2のテクス
チャサブ画像から得られる前記テクセルの色の加重平均
を前記一対の相補係数に基づいて計算することにより、
補間テクセル色を生成するためのコンフィギュレーショ
ンを有する補間テクセルジェネレータと;を含むコンピ
ュータプログラム製品。
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---|---|---|---|
US56315795A | 1995-11-27 | 1995-11-27 | |
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DE69635066T2 (de) * | 1995-06-06 | 2006-07-20 | Hewlett-Packard Development Co., L.P., Houston | Unterbrechungsschema zum Aktualisieren eines Lokalspeichers |
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