JPH0921990A - ビューファインダー - Google Patents
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- JPH0921990A JPH0921990A JP8206282A JP20628296A JPH0921990A JP H0921990 A JPH0921990 A JP H0921990A JP 8206282 A JP8206282 A JP 8206282A JP 20628296 A JP20628296 A JP 20628296A JP H0921990 A JPH0921990 A JP H0921990A
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- crystal panel
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】消費電力が極めて少なく、外形の小型化が図
れ、液晶表示体の性能が効率良く発揮できるビュファイ
ンダーを提供することにある。 【解決手段】ビューファインダーの外装と、画像表示す
る透過型液晶パネルを少なくともユニット化して外装内
に配置する液晶パネルブロックと、液晶パネル照明用の
螢光管及び該螢光管が実装される螢光管基板を少なくと
もユニット化して液晶パネルブロックの配置位置の後方
側の外装内の配置する光源部と、液晶パネルブロック及
び螢光管と電気的に接続されて外装内に配置される回路
ブロックと、液晶パネルブロックと回路ブロックとの電
気的接続をなす第１のコネクターと、螢光管と回路ブロ
ックとの電気的接続をなす第２のコネクターとを備えて
いる。
れ、液晶表示体の性能が効率良く発揮できるビュファイ
ンダーを提供することにある。 【解決手段】ビューファインダーの外装と、画像表示す
る透過型液晶パネルを少なくともユニット化して外装内
に配置する液晶パネルブロックと、液晶パネル照明用の
螢光管及び該螢光管が実装される螢光管基板を少なくと
もユニット化して液晶パネルブロックの配置位置の後方
側の外装内の配置する光源部と、液晶パネルブロック及
び螢光管と電気的に接続されて外装内に配置される回路
ブロックと、液晶パネルブロックと回路ブロックとの電
気的接続をなす第１のコネクターと、螢光管と回路ブロ
ックとの電気的接続をなす第２のコネクターとを備えて
いる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶パネルを表示体
として使用した、ビデオカメラ等に搭載して撮像確認を
するビューファインダーに関する。
として使用した、ビデオカメラ等に搭載して撮像確認を
するビューファインダーに関する。
【０００２】〔発明の概要〕本発明は、ビデオカメラ等
に搭載するビューファインダーにおいて、画像表示体と
して液晶パネルを使用し、液晶パネルの後方の外装内に
螢光管を有する光源部を配置し、回路ブロックと液晶パ
ネルや光源部とを着脱可能なコネクターにより接続した
ことにより、液晶パネルの小型，低消費電力というメリ
ットをビューファインダーに活かし、高画質化も図った
ものである。
に搭載するビューファインダーにおいて、画像表示体と
して液晶パネルを使用し、液晶パネルの後方の外装内に
螢光管を有する光源部を配置し、回路ブロックと液晶パ
ネルや光源部とを着脱可能なコネクターにより接続した
ことにより、液晶パネルの小型，低消費電力というメリ
ットをビューファインダーに活かし、高画質化も図った
ものである。
【０００３】
【従来の技術】従来、ビデオカメラ用のビューファイン
ダーとしては画像表示体としてブラウン管を使用したも
のが全んどであり、従って発明や考案も大多数がブラウ
ン管に関するものであった。液晶パネルを使用したもの
についてその性能を最大に活用したものがなかた。
ダーとしては画像表示体としてブラウン管を使用したも
のが全んどであり、従って発明や考案も大多数がブラウ
ン管に関するものであった。液晶パネルを使用したもの
についてその性能を最大に活用したものがなかた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来、メインとして考
えられていたブラウン管を使用したビューファインダー
はブラウン管そのもの体積が大きいことに加えてブラウ
ン管を駆動させるために超高電圧の回路が必要なので回
路スぺースも大きく必要であり、製品として非常に大き
くなり、ビデオカメラ本体とのバランスもおかしかっ
た。また、ブラウン管の駆動も高圧の電圧が必要なた
め、大電圧を消費していた。液晶パネルを画像表示体と
して使用することが一部考えられていたが、画素の粗さ
が目立つという問題があった。そこで本発明はこのよう
な問題点を解決するもので、その目的とするところは消
費電力が極めて少なく、外形の小型化が図れ、しかも、
液晶表示体の性能が効率よく発揮できるビューファイン
ダーを提供することにある。
えられていたブラウン管を使用したビューファインダー
はブラウン管そのもの体積が大きいことに加えてブラウ
ン管を駆動させるために超高電圧の回路が必要なので回
路スぺースも大きく必要であり、製品として非常に大き
くなり、ビデオカメラ本体とのバランスもおかしかっ
た。また、ブラウン管の駆動も高圧の電圧が必要なた
め、大電圧を消費していた。液晶パネルを画像表示体と
して使用することが一部考えられていたが、画素の粗さ
が目立つという問題があった。そこで本発明はこのよう
な問題点を解決するもので、その目的とするところは消
費電力が極めて少なく、外形の小型化が図れ、しかも、
液晶表示体の性能が効率よく発揮できるビューファイン
ダーを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のビューファイン
ダーは、ビデオカメラ等に搭載して撮像確認するための
ビューファインダーにおいて、該ビューファインダーの
外装と、画像表示する透過型液晶パネルを少なくともユ
ニット化して前記外装内に配置する液晶パネルブロック
と、該液晶パネル照明用の螢光管及び該螢光管が実装さ
れる螢光管基板を少なくともユニット化して該液晶パネ
ルブロックの配置位置の後方側の前記外装内の配置する
光源部と、前記液晶パネルブロック及び前記螢光管と電
気的に接続されて前記外装内に配置される回路ブロック
と、前記液晶パネルブロックと前記回路ブロックとの電
気的接続をなす第１のコネクターと、前記螢光管と前記
回路ブロックとの電気的接続をなす第２のコネクターと
を備え、前記透過型液晶パネルは前記光源部からの光の
みにより照明され、前記第１のコネクターは前記回路ブ
ロックから前記液晶パネルブロックを分離できるよう前
記回路ブロックと着脱可能とし、前記第２のコネクター
は前記回路ブロックから前記光源部を分離できるよう前
記回路ブロックと着脱可能としたことを特徴とする。
ダーは、ビデオカメラ等に搭載して撮像確認するための
ビューファインダーにおいて、該ビューファインダーの
外装と、画像表示する透過型液晶パネルを少なくともユ
ニット化して前記外装内に配置する液晶パネルブロック
と、該液晶パネル照明用の螢光管及び該螢光管が実装さ
れる螢光管基板を少なくともユニット化して該液晶パネ
ルブロックの配置位置の後方側の前記外装内の配置する
光源部と、前記液晶パネルブロック及び前記螢光管と電
気的に接続されて前記外装内に配置される回路ブロック
と、前記液晶パネルブロックと前記回路ブロックとの電
気的接続をなす第１のコネクターと、前記螢光管と前記
回路ブロックとの電気的接続をなす第２のコネクターと
を備え、前記透過型液晶パネルは前記光源部からの光の
みにより照明され、前記第１のコネクターは前記回路ブ
ロックから前記液晶パネルブロックを分離できるよう前
記回路ブロックと着脱可能とし、前記第２のコネクター
は前記回路ブロックから前記光源部を分離できるよう前
記回路ブロックと着脱可能としたことを特徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下に本発明を具体的な実施例に
基づいて説明する。図１から図４まで全て本発明におけ
る同一実施例を示すものであり、図１は断面図、図２は
平面図、図３は外観斜視図、図４は分解斜視図である。
基づいて説明する。図１から図４まで全て本発明におけ
る同一実施例を示すものであり、図１は断面図、図２は
平面図、図３は外観斜視図、図４は分解斜視図である。
【０００７】１は外装であり、ビューファインダー全体
のシステムをまとめると共に保護する機能を果す。２は
液晶パネルブロックであり、パネルガラス，回路基板等
が組み合わさって構成されており、この部分に画像が表
示される。３はコネクターＡであり４の回路ブロックと
液晶パネルブロック２とを電気的に結合させる。なおコ
ネクターＡ３は回路ブロック４と液晶パネルブロック２
を分離できるよう着脱可能となっているため、組立性や
アフターサービス時の交換性が良い。５はカバーガラス
であり、主に液晶パネルをゴミ等から保護する作用を持
つ。６は螢光管であり液晶パネルブロック２の裏側に配
置されていてこれが発光することにより液晶パネルブロ
ックを照明し、画像を浮き出させる。液晶パネルは自ら
は発光しないのでこのような照明用光源が必要となる。
７は反射板であり、螢光管６で発せられた光を液晶パネ
ルブロック側に効率よく反射する作用を持つ。８はコネ
クターＢであり、螢光管６と回路ブロック４を電気的に
結合させる。なおコネクターＢ８は回路ブロック４と螢
光管６を分離できるよう着脱可能となっているため、組
立性やアフターサービス時の交換性が良い。９は螢光管
基板であり、螢光管から出ているリード線をはんだ付け
等により実装し、コネクターＢとの結合をしている。１
０は螢光管ふたであり、螢光管６及び反射板７等とユニ
ット化されていてビューファインダー本体へ着脱できる
ようになっている。１１は接眼レンズであり、画像を見
る時の焦点距離や倍率の補正，調整を行なう。１２はア
イキヤップである。１３はミラーであり、本実施例にお
いてはこのミラーを用いることにより画像の光軸を直角
に曲げ、画像表示体である液晶パネルの正面でなく側面
から画像を見る形式となっていた。
のシステムをまとめると共に保護する機能を果す。２は
液晶パネルブロックであり、パネルガラス，回路基板等
が組み合わさって構成されており、この部分に画像が表
示される。３はコネクターＡであり４の回路ブロックと
液晶パネルブロック２とを電気的に結合させる。なおコ
ネクターＡ３は回路ブロック４と液晶パネルブロック２
を分離できるよう着脱可能となっているため、組立性や
アフターサービス時の交換性が良い。５はカバーガラス
であり、主に液晶パネルをゴミ等から保護する作用を持
つ。６は螢光管であり液晶パネルブロック２の裏側に配
置されていてこれが発光することにより液晶パネルブロ
ックを照明し、画像を浮き出させる。液晶パネルは自ら
は発光しないのでこのような照明用光源が必要となる。
７は反射板であり、螢光管６で発せられた光を液晶パネ
ルブロック側に効率よく反射する作用を持つ。８はコネ
クターＢであり、螢光管６と回路ブロック４を電気的に
結合させる。なおコネクターＢ８は回路ブロック４と螢
光管６を分離できるよう着脱可能となっているため、組
立性やアフターサービス時の交換性が良い。９は螢光管
基板であり、螢光管から出ているリード線をはんだ付け
等により実装し、コネクターＢとの結合をしている。１
０は螢光管ふたであり、螢光管６及び反射板７等とユニ
ット化されていてビューファインダー本体へ着脱できる
ようになっている。１１は接眼レンズであり、画像を見
る時の焦点距離や倍率の補正，調整を行なう。１２はア
イキヤップである。１３はミラーであり、本実施例にお
いてはこのミラーを用いることにより画像の光軸を直角
に曲げ、画像表示体である液晶パネルの正面でなく側面
から画像を見る形式となっていた。
【０００８】ただしミラーを用いずにストレートに見る
タイプにしても良い。なお、本発明において液晶パネル
ブロック上に表示される画像は液晶パネルが光透過型の
ため液晶パネルブロックの表側裏側の両側から見ること
ができる。このため、本実施例のようにミラーで画像を
曲げると左右が逆転するが、この場合でもストレートで
画像を見る場合と共通の液晶パネルを用いて表裏を逆に
セットするだけで正常な画像になる。ブラウン管の場合
はストレー卜タイプかミラータイプかにより画像の書き
込み方向を変える必要があり電気回路的に変更しなけれ
ばならないが、液晶パネルを使用すると電気回路も全く
共通でよい。１４は固定ねじ、１５は操作つまみ、１６
はレンズ回転クリックばねである。１７は拡散板であ
り、螢光管６の前方に設置され螢光管から発せられた光
を均一にして液晶パネルを面を照射する作用を持つ。
タイプにしても良い。なお、本発明において液晶パネル
ブロック上に表示される画像は液晶パネルが光透過型の
ため液晶パネルブロックの表側裏側の両側から見ること
ができる。このため、本実施例のようにミラーで画像を
曲げると左右が逆転するが、この場合でもストレートで
画像を見る場合と共通の液晶パネルを用いて表裏を逆に
セットするだけで正常な画像になる。ブラウン管の場合
はストレー卜タイプかミラータイプかにより画像の書き
込み方向を変える必要があり電気回路的に変更しなけれ
ばならないが、液晶パネルを使用すると電気回路も全く
共通でよい。１４は固定ねじ、１５は操作つまみ、１６
はレンズ回転クリックばねである。１７は拡散板であ
り、螢光管６の前方に設置され螢光管から発せられた光
を均一にして液晶パネルを面を照射する作用を持つ。
【０００９】本発明における大きな特徴の一つは画像表
示体として液晶パネルを用いることであり、これはブラ
ウン管に比べて極めて体積的に小さく、駆動回路のスぺ
ースも少なくできる。なお、液晶パネルにはパネル面に
対して直角方向から見るよりもある角度だけ傾斜して見
た方が画像がより鮮明に見えるという明視特性があるた
め本発明の実施例の図のように傾斜させて設置すること
により画像品質をより向上させることができる。液晶パ
ネルを傾ける向きについては明視特性と合わせる必要が
あるため、図１と逆の方向に傾く場合もある。
示体として液晶パネルを用いることであり、これはブラ
ウン管に比べて極めて体積的に小さく、駆動回路のスぺ
ースも少なくできる。なお、液晶パネルにはパネル面に
対して直角方向から見るよりもある角度だけ傾斜して見
た方が画像がより鮮明に見えるという明視特性があるた
め本発明の実施例の図のように傾斜させて設置すること
により画像品質をより向上させることができる。液晶パ
ネルを傾ける向きについては明視特性と合わせる必要が
あるため、図１と逆の方向に傾く場合もある。
【００１０】本発明におけるもう一つの大きな特徴とし
て液晶パネルの照明用光源がある。本発明では液晶パネ
ルのメリットである薄型小型の特徴を損なわないため、
照明用光源としても小型の螢光管をユニット化して使用
している。螢光管基板９と一体化された螢光管６は反射
板７と螢光管ふた１０との間にはさみ込まれて一体化さ
れている。反射板７と螢光管ふた１０とは喰付等により
固定される。ユニット化された光源部は回路ブロックと
着脱可能なコネクターＢ８により電気的に結ばれてお
り、ビューファインダー本体とねじによりユニッ卜毎交
換できるようになっている。螢光管は長時間点灯すると
劣化するため一定期間毎に交換する必要があるのでワン
タッチで本体から外せることは便利である。反射板７と
螢光管ふた１０とは外せるので螢光管交換時に光源部を
ユニットで全て交換する必要はない。
て液晶パネルの照明用光源がある。本発明では液晶パネ
ルのメリットである薄型小型の特徴を損なわないため、
照明用光源としても小型の螢光管をユニット化して使用
している。螢光管基板９と一体化された螢光管６は反射
板７と螢光管ふた１０との間にはさみ込まれて一体化さ
れている。反射板７と螢光管ふた１０とは喰付等により
固定される。ユニット化された光源部は回路ブロックと
着脱可能なコネクターＢ８により電気的に結ばれてお
り、ビューファインダー本体とねじによりユニッ卜毎交
換できるようになっている。螢光管は長時間点灯すると
劣化するため一定期間毎に交換する必要があるのでワン
タッチで本体から外せることは便利である。反射板７と
螢光管ふた１０とは外せるので螢光管交換時に光源部を
ユニットで全て交換する必要はない。
【００１１】さらに本発明におけるもう一つの大きな特
徴として液晶パネルブロック前面に置かれたカバーガラ
ス５があげられる。ここにカバーガラスを設置すること
により、液晶パネルをゴミ等から保護すると共に下記の
ような種々の効果が出せる。カバーガラスに極めて目の
細かい凹凸を設けることにより光拡散作用を持たせ、こ
こを通して液晶パネルからの光を見ると液晶パネル特有
の角ぱった画素パターンをぼかしてなめらかな像にする
ことができる。なお、カバーガラスと液晶パネルとの距
離は離れすぎると画像が完全にぼけてしまうため、あま
り離れない方がよく、おおむね５mm以下が適当である。
カバーガラスに印刷等を施すことにより、液晶パネルの
見切作用も兼ねられる。なお、光拡散部材については前
述のようにカパーガラス５に形成することできるし、他
にも例えば液晶パネルブロックを構成しているパネルガ
ラスや偏光板に光拡散面を形成してもよい。また光拡散
面の具体的な形状についてはその代表的な例を図５に示
す。図５（ａ）については単純な詳細凹凸面を表面に形
成したものであり、図５（ｂ）はほぼ均一なカーブを持
つ微細突起をレンズアレイ状に形成したものであり、図
５（Ｃ）は図５（ｂ）と逆に凹みを形成した例である。
図５（ｄ）は光拡散部材を２種類の違う材質で構成した
例であり、べースとなる５８のの一部にレンズアレイ状
の異材質部５８ａを保持する。５８ａ部はべースと光の
屈折率が異ることが条件でありこれにより光を屈折させ
マクロ的には光は拡散を行なうものである。図５（ａ）
〜図５（ｄ）までの５５，５６，５７，５８，は全て前
述したカバーガラスやパネルガラスや偏光板といった光
拡散部材である。また光拡散面の製造方法としては図５
（ａ）〜図５（ｃ）についてはホーニングによる表面研
削加工や型による転写方法やエッチングによる加工等が
可能で、図５（ｄ）についてはディッピングにより部分
的にイオン交換を行ない、屈折率の異る材質に変換する
方法等により製造する。光拡散面については液晶パネル
に表示される画素をぼかすことが目的なのでその凹凸の
ピッチは液晶パネルに表示される像の画素ピッチより小
さいことが前提となる。図５（ｂ），（ｃ），（ｄ）の
ようにレンズアレイ状に光拡散面を形成する場合マクロ
的には液晶パネルから発せられた光が拡散されるだけで
あるが、レンズアレイのピッチを画素ピッチと一致させ
ることにより一画素毎に考えると均一に光が拡がるので
全体としてみると画像がぼけてしまうのではなく画素間
の隙や角がとれてスムーズな画像になる。つまり解像度
は落ちない。
徴として液晶パネルブロック前面に置かれたカバーガラ
ス５があげられる。ここにカバーガラスを設置すること
により、液晶パネルをゴミ等から保護すると共に下記の
ような種々の効果が出せる。カバーガラスに極めて目の
細かい凹凸を設けることにより光拡散作用を持たせ、こ
こを通して液晶パネルからの光を見ると液晶パネル特有
の角ぱった画素パターンをぼかしてなめらかな像にする
ことができる。なお、カバーガラスと液晶パネルとの距
離は離れすぎると画像が完全にぼけてしまうため、あま
り離れない方がよく、おおむね５mm以下が適当である。
カバーガラスに印刷等を施すことにより、液晶パネルの
見切作用も兼ねられる。なお、光拡散部材については前
述のようにカパーガラス５に形成することできるし、他
にも例えば液晶パネルブロックを構成しているパネルガ
ラスや偏光板に光拡散面を形成してもよい。また光拡散
面の具体的な形状についてはその代表的な例を図５に示
す。図５（ａ）については単純な詳細凹凸面を表面に形
成したものであり、図５（ｂ）はほぼ均一なカーブを持
つ微細突起をレンズアレイ状に形成したものであり、図
５（Ｃ）は図５（ｂ）と逆に凹みを形成した例である。
図５（ｄ）は光拡散部材を２種類の違う材質で構成した
例であり、べースとなる５８のの一部にレンズアレイ状
の異材質部５８ａを保持する。５８ａ部はべースと光の
屈折率が異ることが条件でありこれにより光を屈折させ
マクロ的には光は拡散を行なうものである。図５（ａ）
〜図５（ｄ）までの５５，５６，５７，５８，は全て前
述したカバーガラスやパネルガラスや偏光板といった光
拡散部材である。また光拡散面の製造方法としては図５
（ａ）〜図５（ｃ）についてはホーニングによる表面研
削加工や型による転写方法やエッチングによる加工等が
可能で、図５（ｄ）についてはディッピングにより部分
的にイオン交換を行ない、屈折率の異る材質に変換する
方法等により製造する。光拡散面については液晶パネル
に表示される画素をぼかすことが目的なのでその凹凸の
ピッチは液晶パネルに表示される像の画素ピッチより小
さいことが前提となる。図５（ｂ），（ｃ），（ｄ）の
ようにレンズアレイ状に光拡散面を形成する場合マクロ
的には液晶パネルから発せられた光が拡散されるだけで
あるが、レンズアレイのピッチを画素ピッチと一致させ
ることにより一画素毎に考えると均一に光が拡がるので
全体としてみると画像がぼけてしまうのではなく画素間
の隙や角がとれてスムーズな画像になる。つまり解像度
は落ちない。
【００１２】図６については液晶表示体照明手段を前述
のタイプと変えたものである。この場合、螢光管６６を
液晶パネルの真裏でなく少し横へずらして配置し、樹脂
等の導光効率のよい導光板６０により光を導光して液晶
パネル裏面を均一に照明するものである。その他の構成
については図１と全く同じ内容である。この場合図１に
比較して左右方向のスぺースが少なくできるというメリ
ットがある。
のタイプと変えたものである。この場合、螢光管６６を
液晶パネルの真裏でなく少し横へずらして配置し、樹脂
等の導光効率のよい導光板６０により光を導光して液晶
パネル裏面を均一に照明するものである。その他の構成
については図１と全く同じ内容である。この場合図１に
比較して左右方向のスぺースが少なくできるというメリ
ットがある。
【００１３】
【発明の効果】以上に説明した本発明によれば次のよう
な効果を出せる。
な効果を出せる。
【００１４】ａ）液晶パネルブロック及び光源部を、ビ
ューファインダーの画像表示体としたことにより、小型
にまとまった低消費電力のビューファインダーが実現で
きる。特に、液晶パネルは透過型であり、使用場所の明
暗に関係なく、外部光は採用せずに常に同一光源部から
の光により後方側から照明される構成であるため、安定
した良好なコントラストで画像を視認することができ
る。
ューファインダーの画像表示体としたことにより、小型
にまとまった低消費電力のビューファインダーが実現で
きる。特に、液晶パネルは透過型であり、使用場所の明
暗に関係なく、外部光は採用せずに常に同一光源部から
の光により後方側から照明される構成であるため、安定
した良好なコントラストで画像を視認することができ
る。
【００１５】ｂ）第１のコネクターの存在により、液晶
パネルブロックが回路ブロックから分離可能であり、外
装との着脱が容易であって、液晶パネルブロックの外装
内への組立性やアフターサービス時の交換性が良くな
る。
パネルブロックが回路ブロックから分離可能であり、外
装との着脱が容易であって、液晶パネルブロックの外装
内への組立性やアフターサービス時の交換性が良くな
る。
【００１６】ｃ）第２のコネクターの存在により、螢光
管を含む光源部が回路ブロックから分離可能であり、外
装との着脱が容易であって、光源部の外装内への組立性
やアフターサーピス時の交換性が良くなる。特に、本発
明では、光源として外部光を採用しておらず、螢光管を
常に使用する構成であって長時間使用となる。螢光管は
長時間使用すると寿命のくる部品であるので、本発明に
於けるアフターサービス性の向上は、液晶パネルを用い
たビューファインダーの商品化に向けて大いに貢献する
ものである。
管を含む光源部が回路ブロックから分離可能であり、外
装との着脱が容易であって、光源部の外装内への組立性
やアフターサーピス時の交換性が良くなる。特に、本発
明では、光源として外部光を採用しておらず、螢光管を
常に使用する構成であって長時間使用となる。螢光管は
長時間使用すると寿命のくる部品であるので、本発明に
於けるアフターサービス性の向上は、液晶パネルを用い
たビューファインダーの商品化に向けて大いに貢献する
ものである。
【図１】 本発明におけるビューファインダーの断面
図。
図。
【図２】 本発明におけるビューファインダーの平面
図。
図。
【図３】 本発明におけるビューファインダーの外観斜
視図。
視図。
【図４】 本発明におけるビューファインダーの分解斜
視図。
視図。
【図５】 （ａ）〜（ｄ）は本発明における光拡散部材
の断面図。
の断面図。
【図６】 本発明におけるビューファインダーの断面
図。
図。
１・・・・外装 ２，６２・・液晶パネルブ口ック ３，６３・・コネクターＡ ４・・・・回路ブロック ５，６５・・カバーガラス ６，６６・・螢光管 ７・・・・反射板 ８，６８・・コネクターＢ ９・・・・螢光管基板 １０・・・螢光管ふた １３・・・ミラー １７，６７・・拡散板 ５５，５６，５７，５８・・光拡散部材 ６０・・・・導光板
【手続補正書】
【提出日】平成８年９月４日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００５
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のビューファイン
ダーは、ビューファインダーにおいて、該ビューファイ
ンダーの外装と、該外装内に配置され画像表示する透過
型液晶パネルと、該透過型液晶パネルの配置位置の後方
側の前記外装内に配置され前記透過型液晶パネルを後方
側から照明する光源部とを有し、前記透過型液晶パネル
の明視特性に合わせ、且つパネル面が視認方向と直角を
なさない角度をもって、当該透過型液晶パネルを傾けて
前記外装内に配置することを特徴とする。また、前記光
源部と前記透過型液晶パネルの間には、前記視認方向と
ほぼ直角な面を有する拡散板を配置することを特徴とす
る。
ダーは、ビューファインダーにおいて、該ビューファイ
ンダーの外装と、該外装内に配置され画像表示する透過
型液晶パネルと、該透過型液晶パネルの配置位置の後方
側の前記外装内に配置され前記透過型液晶パネルを後方
側から照明する光源部とを有し、前記透過型液晶パネル
の明視特性に合わせ、且つパネル面が視認方向と直角を
なさない角度をもって、当該透過型液晶パネルを傾けて
前記外装内に配置することを特徴とする。また、前記光
源部と前記透過型液晶パネルの間には、前記視認方向と
ほぼ直角な面を有する拡散板を配置することを特徴とす
る。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１４
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１４】ａ）光源により後方側から照明された液晶
パネルを、ビューファインダーの画像表示体としたこと
により、小型にまとまった低消費電力のビューファイン
ダーが実現できる。特に、液晶パネルは透過型であり、
使用場所の明暗に関係なく、光源部からの光により後方
側から照明される構成であるため、安定した良好なコン
トラストで画像を視認することができる。
パネルを、ビューファインダーの画像表示体としたこと
により、小型にまとまった低消費電力のビューファイン
ダーが実現できる。特に、液晶パネルは透過型であり、
使用場所の明暗に関係なく、光源部からの光により後方
側から照明される構成であるため、安定した良好なコン
トラストで画像を視認することができる。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１５
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１５】ｂ）透過型液晶パネルの明視特性に合わせ
て液晶パネル面を傾けて、外装内に配置したので、コン
トラストが最大となり見易い表示となる。特に、外装に
囲まれ、光源部からの光により視認する過型液晶パネル
にてコントラストが最良になるので、使用場所の明暗に
関係なく、極めて良好な画像表示を得ることができる。
て液晶パネル面を傾けて、外装内に配置したので、コン
トラストが最大となり見易い表示となる。特に、外装に
囲まれ、光源部からの光により視認する過型液晶パネル
にてコントラストが最良になるので、使用場所の明暗に
関係なく、極めて良好な画像表示を得ることができる。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１６
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１６】ｃ）光源光を拡散する拡散板は、透過型液
晶パネルの傾きに追従して傾けて配置せずに、視認方向
にほぼ直角な面を有するように配置するので、光源部の
光を視認方向全体に対して均一に拡散することができ
る。つまり、光源光を画像全体にわたって均一にでき、
液晶パネルのコントラストの良さと合わせて、非常に見
易い表示となる。
晶パネルの傾きに追従して傾けて配置せずに、視認方向
にほぼ直角な面を有するように配置するので、光源部の
光を視認方向全体に対して均一に拡散することができ
る。つまり、光源光を画像全体にわたって均一にでき、
液晶パネルのコントラストの良さと合わせて、非常に見
易い表示となる。
Claims (3)
- 【請求項１】ビデオカメラ等に搭載して撮像確認するた
めのビューファインダーにおいて、該ビューファインダ
ーの外装と、画像表示する透過型液晶パネルを少なくと
もユニッ卜化して前記外装内に配置する液晶パネルブロ
ックと、該液晶パネル照明用の螢光管及び該螢光管が実
装される螢光管基板を少なくともユニッ卜化して該液晶
パネルブロックの配置位置の後方側の前記外装内に配置
する光源部と、前記液晶パネルブロック及び前記螢光管
と電気的に接続されて前記外装内に配置される回路ブロ
ックと、前記液晶パネルブロツクと前記回路ブロックと
の電気的接続をなす第１のコネクターと、前記螢光管と
前記回路ブロックとの電気的接続をなす第２のコネクタ
ーとを備え、前記透過型液晶パネルは前記光源部かの光
のみにより照明され、前記第１のコネクターは前記回路
ブロックから前記液晶パネルブロックを分離できるよう
前記回路ブロックと着脱可能とし、前記第２のコネクタ
ーは前記回路ブロックから前記光源部を分離できるよう
前記回路ブロックと着脱可能としたことを特徴とするビ
ューファインダー。 - 【請求項２】前記光源部は、前記螢光管、前記螢光管基
板、及び該螢光管の後方側に配置される反射板をユニッ
ト化して、前記液晶パネルの背面に配置されてなること
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載のビューファイ
ンダー。 - 【請求項３】前記螢光管は前記液晶パネルの後方側の背
面よりずれた位置に配置され、該螢光管からの光を導光
する導光板を前記液晶パネルの背面に配置してなること
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載のビューファイ
ンダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8206282A JPH0921990A (ja) | 1985-06-04 | 1996-08-05 | ビューファインダー |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60-120772 | 1985-06-04 | ||
| JP12077285 | 1985-06-04 | ||
| JP8206282A JPH0921990A (ja) | 1985-06-04 | 1996-08-05 | ビューファインダー |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61035733A Division JPH0785141B2 (ja) | 1985-06-04 | 1986-02-20 | ビユ−フアインダ− |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0921990A true JPH0921990A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=26458297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8206282A Pending JPH0921990A (ja) | 1985-06-04 | 1996-08-05 | ビューファインダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0921990A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0255460A (ja) * | 1988-08-22 | 1990-02-23 | Oki Electric Ind Co Ltd | 電話装置の転送制御方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5148976B1 (ja) * | 1971-04-12 | 1976-12-23 | ||
| JPS52132795A (en) * | 1976-04-29 | 1977-11-07 | Bbc Brown Boveri & Cie | Liquid crystal display unit having controller |
| JPS53101297A (en) * | 1977-02-16 | 1978-09-04 | Seiko Epson Corp | Liquid crystal display unit |
| JPS53139496A (en) * | 1977-05-12 | 1978-12-05 | Seiko Epson Corp | Liquid-crystal display unit |
-
1996
- 1996-08-05 JP JP8206282A patent/JPH0921990A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5148976B1 (ja) * | 1971-04-12 | 1976-12-23 | ||
| JPS52132795A (en) * | 1976-04-29 | 1977-11-07 | Bbc Brown Boveri & Cie | Liquid crystal display unit having controller |
| JPS53101297A (en) * | 1977-02-16 | 1978-09-04 | Seiko Epson Corp | Liquid crystal display unit |
| JPS53139496A (en) * | 1977-05-12 | 1978-12-05 | Seiko Epson Corp | Liquid-crystal display unit |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0255460A (ja) * | 1988-08-22 | 1990-02-23 | Oki Electric Ind Co Ltd | 電話装置の転送制御方法 |
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