JPH09218895A - 帳票ナビゲーション方法及びシステム - Google Patents

帳票ナビゲーション方法及びシステム

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JPH09218895A
JPH09218895A JP2272096A JP2272096A JPH09218895A JP H09218895 A JPH09218895 A JP H09218895A JP 2272096 A JP2272096 A JP 2272096A JP 2272096 A JP2272096 A JP 2272096A JP H09218895 A JPH09218895 A JP H09218895A
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JP2272096A
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English (en)
Inventor
Shigeo Kaneda
重郎 金田
Megumi Ishii
恵 石井
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザにより記述された要求に従って、必要
な帳票をユーザに提示する際に、検索対象の記述の記述
作成者の恣意性・癖により左右される決定を改善し、あ
る程度均質な記述内容を提供する。 【解決手段】 本発明は、帳票を提出する以前のユーザ
状態を記述する部分である提出以前状態記述部と、帳票
を提出する契機となる事実を記述する提出契機記述部
と、帳票の提出により到達する状態を記述する到達状態
記述部からなり、帳票毎に設けられる帳票説明文と、ユ
ーザ要求を記述したユーザ記述文と、帳票説明文と、ユ
ーザ記述文とを用いて、帳票説明文とユーザ要求記述文
との距離を計算する第1の距離計算手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帳票ナビゲーショ
ン方法及びシステムに係り、特に、ユーザが自由に記述
した要求記述に従って、必要な申請帳票を選択して提示
するための帳票ナビゲーション方法及びシステムに関す
る。
【0002】Mosaic, Netscap 等のWWW(ワールド・
ワイド・ウェブ)のブラウジングツールの普及と、WW
Wサーバ・システム数の急速な増大に従って、自分の必
要な情報を捜し出すナビゲーション機能(検索機能)へ
の要求が高まっている。勿論、このようなナビゲーショ
ンへの要求は、WWW普及以前にも存在したが、ネット
ワークの全世界的広がりに伴って、探し出される対象の
数量が膨大になった事と、そもそもどの様な情報がどに
存在するかを、ユーザは、認識し得ない状況に立ち至っ
ていることが、ナビゲーション技術への強い期待となっ
て現れている。
【0003】
【従来の技術】従来のナビゲーションシステムの最も基
本的な構成は、 (1)探し出される対象に対応する自然言語記述; (2)ユーザの入力した自然言語記述との間の意味的な
関連性を何らかの手段で距離として計算し、最も近い距
離に存在する対象物をユーザに提示するのが普通であ
る。
【0004】ここで、ユーザが入力する自然言語記述と
は、ベタの記述文でも良いであろうし、あるいは、キー
ワードの列としてもよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のナビゲーション方式では、以下のような欠点があ
る。 (1)検索対象を記述するための説明文に何らの規範が
なく、このため、記述者の恣意的或いは、偶発的な偏り
により、均一な記述文品質を確保することが困難であ
る。
【0006】(2)ユーザが入力する検索のための文章
は、通常極めて短いものである。従って、その短い記述
との対応が取れる様な検索対象記述文を予め作成してお
く事は難しい。 本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、従来のナビ
ゲーション・システムが持っていた検索対象の記述の記
述作成者の恣意性・癖により左右される決定を改善し、
ある程度均質な記述内容を提供し、結果として高い精度
の帳票ナビゲーション方法及びシステムを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ユーザの
要求記述に従って帳票を選択して該ユーザに提示する帳
票ナビゲーション方法において、帳票を提出する以前の
ユーザ状態を記述する部分と、該帳票を提出する契機と
なる事実を記述する部分と、該帳票の提出により到達す
る状態を記述する部分からなり、帳票毎に設けられる帳
票説明文と、ユーザ要求を記述したユーザ記述とを用い
て、帳票説明文とユーザ要求記述との距離を計算するた
めの距離を計算する。
【0008】第2の発明は、ユーザの要求記述に従って
帳票を選択して該ユーザに提示する帳票ナビゲーション
方法において、帳票を提出する以前のユーザ状態を記述
する部分と、該帳票を提出する契機となる事実を記述す
る部分と、該帳票の提出により到達する状態を記述する
部分とからなり、帳票毎に設けられる帳票説明文と、帳
票説明文に現れる用語を含む法律または事務取扱規則の
条文を記述した法律記述と、ユーザ要求を記述したユー
ザ要求記述とを用いて、帳票説明文とユーザ要求記述と
の距離を計算するための距離計算時に、帳票説明文に現
れる専門用語について、法律記述に対応する条文との距
離を併用して用いる。
【0009】第3の発明は、ユーザの要求記述に従って
帳票を選択して該ユーザに提示する帳票ナビゲーション
方法において、帳票を提出する契機となる事実を記述す
る部分と、該帳票の提出により到達する状態を記述する
部分とからなり、帳票毎に設けられる帳票説明文と、ユ
ーザ要求を記述したユーザ要求記述とを用いて、帳票説
明文とユーザ要求記述との距離を計算する。
【0010】第4の発明は、ユーザの要求記述に従って
帳票を選択して該ユーザに提示する帳票ナビゲーション
方法において、帳票を提出する契機となる事実を記述す
る部分と、該帳票の提出により到達する状態を記述する
部分とから成り、帳票毎に設けられる帳票説明文と、帳
票説明文と帳票説明文に現れる用語を含む法律、また
は、事務取扱規則の条文を記述した法律記述と、ユーザ
要求を記述したユーザ要求記述とを用いて、帳票説明文
とユーザ要求記述との距離を計算するための距離計算を
行う際に、帳票説明文に現出する専門用語については、
法律記述の対応する条文との距離を併用して用いる。
【0011】第5の発明は、ユーザの要求記述に従って
帳票を選択して該ユーザに提示する帳票ナビゲーション
システムにおいて、少なくともユーザの身の上に生じた
事及び期待する効果を含むユーザ要求記述文と、少なく
とも帳票を提出する契機となる事実および該帳票の提出
により到達する状態を記載した帳票説明文と、ユーザ要
求記述文と帳票説明文との距離を計算する距離計算手段
と、距離計算手段により求められた距離に応じて、該当
する帳票及び該帳票の説明文を前記ユーザに提示する提
示手段とを有する。
【0012】図1は、本発明の第1の原理構成図であ
る。第6の発明は、ユーザの要求記述に従って帳票を選
択して該ユーザに提示する帳票ナビゲーションシステム
において、帳票を提出する以前のユーザ状態を記述する
部分である提出以前状態記述部101と、帳票を提出す
る契機となる事実を記述する提出契機記述部102と、
帳票の提出により到達する状態を記述する到達状態記述
部103からなり、帳票毎に設けられる帳票説明文10
0と、ユーザ要求を記述したユーザ記述文200と、帳
票説明文100と、ユーザ記述文200とを用いて、帳
票説明文100とユーザ要求記述文200との距離を計
算する第1の距離計算手段310を有する。
【0013】図2は、本発明の第2の原理構成図であ
る。第7の発明は、ユーザの要求記述に従って帳票を選
択して該ユーザに提示する帳票ナビゲーションシステム
において、帳票を提出する以前のユーザ状態を記述する
提出以前状態記述部101と、帳票を提出する契機とな
る事実を記述する提出契機事実記述部102と、帳票の
提出により到達する状態を記述する到達状態記述部10
3とからなり、帳票毎に設けられる帳票説明文100
と、帳票説明文100に現れる用語を含む法律または事
務取扱規則の条文を記述した法律記述文400と、ユー
ザ要求を記述したユーザ要求記述文200と、帳票説明
文100に現れる専門用語について、法律記述文400
に対応する条文との距離を併用して用い、帳票説明文1
00とユーザ要求記述文200との距離を計算するため
の第2の距離計算手段320を有する。
【0014】図3は、本発明の第3の原理構成図であ
る。第8の発明は、ユーザの要求記述に従って帳票を選
択して該ユーザに提示する帳票ナビゲーションシステム
において、帳票を提出する契機となる事実を記述する提
出契機記述部112と、帳票の提出により到達する状態
を記述する到達状態記述部113からなり、帳票毎に設
けられる帳票説明文120と、ユーザ要求を記述したユ
ーザ要求記述文200と、帳票説明文120とユーザ要
求記述文200との距離を計算する第3の距離計算手段
330を有する。
【0015】図4は、本発明の第4の原理構成図であ
る。第9の発明は、ユーザの要求記述に従って帳票を選
択して該ユーザに提示する帳票ナビゲーションシステム
において、帳票を提出する契機となる事実を記述する提
出契機記述部112と、帳票の提出により到達する状態
を記述する到達状態記述部113とから成り、帳票毎に
設けられる帳票説明文120と、帳票説明文と帳票説明
文に現れる用語を含む法律、または、事務取扱規則の条
文を記述した法律記述文400と、ユーザ要求を記述し
たユーザ要求記述文200と、帳票説明文120に現出
する専門用語については、法律記述文400の対応する
条文との距離を併用して用い、帳票説明文120とユー
ザ要求記述文200との距離を計算する第4の距離計算
手段340とを有する。
【0016】また、第10の発明は、ユーザに少なくと
も、当該ユーザの身の上に生じた事及び期待することの
入力を促す入力要求手段を含む。また、第11の発明
は、入力要求手段においてユーザ要求の契機以前の状態
の入力を促す手段を含む。
【0017】上記のように、本発明は、帳票説明文とユ
ーザ要求記述との距離を計算するものであり、特に、検
索される帳票の説明が、 当該帳票を提出する契機となる事実: 当該帳票の提出により到達する状態: の2つの点において従来の技術とは異なる。
【0018】第1及び第6の発明における距離計算は、
上記の、の帳票説明文に加えて、提出以前のユーザ
の状態を記述した提出以前状態記述文も用いてユーザ要
求記述文との距離を計算する。第2及び第7の発明にお
ける距離計算は、第1及び第6の発明に加えて、法律記
述文400を参照することにより法律条文から帳票説明
文の専門用語とユーザ要求文との距離を計算することが
可能となる。つまり、帳票説明文中に難易な専門用語が
存在している場合に、ユーザが平易な用語を使用してユ
ーザ要求を行った場合であっても、法律条文の中からユ
ーザが入力した用語から照合できた用語で距離を計算す
ることにより、帳票名や帳票の説明に用いられる高度な
専門用語が存在する場合でも当該帳票名称/説明文を理
解し、距離を計算することが可能となる。
【0019】第3及び第8の発明における距離計算は、
第1、2、6及び第7の発明において帳票説明文のう
ち、提出以前状態記述文を省略し、提出契機記述文と到
達状態記述文を用いて上記の第1及び第6の発明の処理
を行うものである。つまり、ユーザにとって身の上に生
じた事、期待する効果についての記述を用いて、ユーザ
要求記述文との距離を計算することが可能となる。
【0020】第4及び第9の発明における距離計算は、
第1、2、6及び第7の発明において帳票説明文のう
ち、提出以前状態記述文を省略し、提出契機記述文と到
達状態記述文を用いて上記の第3及び第8の発明の処理
を行うものである。つまり、帳票説明文の記述において
高度な専門用語が用いられている場合に、当該専門用語
を法律記述文を参照することにより帳票説明文とユーザ
要求文の距離を計算することができる。
【0021】第10の発明は、ユーザに対してユーザ要
求を促す場合に、ユーザの身の上に生じた事及び要望事
項を入力させるように、メッセージ等で提供し入力を促
すことにより、帳票説明文との照合が容易となり、距離
計算の高速化が図れる。
【0022】
【発明の実施の形態】企業の総務窓口、市役所の窓口、
社会保険事務所の窓口等において、市民や社員が、市民
生活・企業人生活を営んでいく場合に、帳票を提出(申
請)することが多い。以下の説明を行う前に、まず、現
実社会の申請帳票の名称について説明する。なお、本説
明中に利用する帳票名称/専門用語については、発明の
趣旨を説明するためのものであり、厳密な法制上の用語
とは必ずしも一致しないことがある。
【0023】帳票には、一般的に、「届け」と呼ばれる
ものと、「申請書」と呼ばれるものがある。「申請書」
と「届け」との区別に関する、厳密な社会的コンセンサ
スは存在しないが、どちらかというと、「届け」と命名
された帳票には、申請者の身の上に生じた事実を公的機
関・会社等に届けるというニュアンスがある。即ち、
「届け」は、「婚姻届け」「出生届け」等のように、事
実を届けるものである。
【0024】元来は、これらの「届け」の提出におい
て、申請者は見返りを期待するものではない。但し、
「婚姻届け」を出したからには、後で、住民票を貰いた
い場合もあろう。しかし、住民票を貰うための申請書
は、「住民票の交付願い」であって、婚姻届けではな
い。注意すべきことは、一般に、「届け」では、申請者
の身の上に生じた事がそのまま「届け」の名称となって
いることが多い事である。即ち、身の上にどんなことが
生じた時に、どの帳票を提出するか。言い換えると、当
該帳票名称からどんな場合にその帳票を提出するかを推
定することは容易であり、提出すべき帳票選択における
混乱、誤解も生じ難い。
【0025】これに対し、「申請書」と呼ばれる帳票で
は、単に、現況事実を通告するのみではなく、何かの見
返りを要求する場合が多い。例えば、「被扶養者申請
書」「住民票謄本/抄本申請書」では、健康保険証や、
住民票の写しの交付を期待している。但し、この場合で
も、多くの場合、「自分の身辺に生じた変化」なしに、
申請書を出しているケースは稀であろう。例えば、「被
扶養者申請書」では、結婚したとか、子供が産まれたと
か、あるいは、就業していた妻の収入が減少した等、種
々の原因があって、この申請書を必要とするものと思わ
れる。また、年金関係の申請書は、自分や家族にある要
件を充たす事実が生じた場合、例えば、誕生日がきてあ
る年齢に達した等のイベントが身の回りに生じて、始め
て申請が可能となるものである。
【0026】以上のような、申請書提出の背景に存在す
る事実を整理して眺めて見ると、例えば、「被扶養者申
請書」を考えると、この帳票には、 ・前提条件:奥さんは、健康保険の家族ではない(本人
の健康保険証を持っている): ・身の上に生じた事:奥さんが会社を退職した: ・期待すること:奥さんにも健康保険証が欲しい: といった状況が周囲に予想される。但し、「前提条件」
は、今までの議論には無かったが、状況を明確化するた
めに付け加えてある。
【0027】上記の様に、申請者帳票提出の背景には、
『身の上に生じた事』と『期待する事』の2通りの事実
が存在する。そして、今迄の状況がどうであったかによ
り、提出できる帳票が変わってくる場合もあり得る。例
えば、同じ妻を扶養としたい状況において、健康保険な
のか、給与の扶養なのかは、分野を指定しないと特定で
きないが、これは、従来の状態、即ち、『前提条件』と
して、「給与の配偶者手当は貰っていない」といった情
報で与える方が自然であると感じる利用者がいるかも知
れないからである。
【0028】いずれにせよ、利用者は、『前提条件』、
『身の上に生じたこと』、『期待する事』等色々な側面
を想起して、ユーザ要求記述として具現化する。しか
し、検索すべき帳票の名称は、あくまで1個である。こ
こで注意すべきは、ユーザが自分の状況あるいは、希望
として通告したい状況は全く異なる複数の観点として存
在するにも係わらず、帳票名称は単一であることであ
る。この事により、「申請帳票名称」は、以下に述べる
ように、申請者、特に、素人の申請者にとって分かりに
くいものとなる。
【0029】ここで、「前提条件」の事は、割愛して
「身の上に生じたこと」と「期待する事」のどちらか
が、帳票名称として相応しいかを考えてみる。上記の例
において、「身の上に生じた事」をそのまま、帳票の名
称にするなら、例えば、「配偶者退職届け」となる筈で
ある。これは、どんな時に提出すべき帳票かを直ちに判
別できる利点のある名称である。しかし、「配偶者退職
届け」は、身の上に生じた事実との関連は深いが一体何
の分野の帳票であるか、そして、何を申請するために提
出されたかのかが分からない。これでは、申請者が何を
欲しているかが不明であり、総務担当/市役所のどの関
係の担当に回すべき書類であるかも不明である。そもそ
も、一つの出来事により、申請可能となるものは、一つ
とは限らない。この様な“漠とした”帳票の名称では、
以後の事務処理にも支障をきたす。
【0030】一方、現状の申請帳票の名称が、利用者が
効果として期待される名称のままで表現されているかと
いうと、現実には、そのように表現されていない。上記
の例では、利用者は健康保険証を必要としている場合に
おいて、利用者が期待する効果をそのまま記述するとす
ると、むしろ、帳票の名称は、「健康保険証家族欄への
追加申請書」といった内容となる。確かに、この名称
は、本来の名称である「被扶養者申請書」に近い。その
意味では、世の中の多くの申請帳票名称は、「効果とし
て期待されるものの名称」に近いと言っても良いのかも
しれない。
【0031】しかし、「効果として期待されるものの名
称」を帳票名称にする手法には、2つの大きな問題点が
ある。一つの大きな問題点は、申請者が専門的な知識が
ないと、「効果として期待されるもの(例えば、手当て
や年金等)」がそもそも存在しているか否かが分からな
いことである。例えば、70歳以上が老人健康保険の対
象である事は誰もが知っていることであろう。しかし、
市町村によっては、65歳以上を事実上、老人健康保険
の対象にしている所も多いのである。この場合、申請者
が「65歳から申請すれば老人健康保険である」と知っ
ていればよいが、そのようなことを知らなければ「老人
健康保険」といった用語さえ頭に浮かばず、必然的に帳
票を探すこともできない。即ち、「どんな事実が身の上
に生じた時に、どんな期待されるものが存在するか?」
は、本来、業務知識に基づく高度な処理であり、それを
一般の申請者に委ねるには、大きな無理がある。ここ
に、「期待される効果」を申請帳票名称にしておく場合
のひとつの問題点がある。
【0032】さらに、「効果として期待されるものの名
称」にしておく事は、もう一つの大きな課題がある。そ
れは、申請者が「何を期待するのか」を知っていたとし
ても(前述の例で言えば、老人健康保険に相当する市町
村の老人保険制度)、帳票名称が一般の市民等に分かり
やすい名称ではなく、「特別老齢保険申請書」というよ
うに専門的にきちんと定義された用語になっていること
である。前述の例において、「被扶養者申請書」には
「健康保険」の文字が全く明示されていない。これが、
何に関連した帳票かは専門知識がないと分からない。
【0033】帳票の名称に専門用語が利用されるには意
味がある。これは、当該帳票の属している専門分野が市
町村等の担当者には分からないし、申請されて支給され
るものの定義が曖昧になってしまう。例えば、年金の分
野では、「老齢厚生年金」「退職厚生年金」は、厳密に
区別されている。老齢厚生年金を貰うか、退職厚生年金
を貰うかで、支給される人の年齢等の条件も、結果とし
て得られる支給額も全く異なるのである。従って、これ
らの用語の区別は、曖昧にして良いのものではない。
【0034】以上の理由から、以下の分析結果を得る。 ・申請帳票を選択するタスクの背後には、申請者の「身
の上に生じた事」と、「期待する効果」の2つの視点が
存在している。何も指示されないと、利用者は、そのう
ち何れか一方を検索するための入力としてキーインする
ことが多いと推定される。
【0035】・上記の2つの視点の中で、一方のみ入力
された場合を考える。例えば、「身の上に生じた事」の
みが入力された場合を考えると、この場合には、「身の
上に生じた事」と「帳票名」はその視点自体が大きく異
なり、大きな意味的距離がある。「身の上に生じた事」
により、如何なる手当等が支給されるかは、法律等の高
度な専門的知識であって、人間でも素人である一般市民
等の2つの間の距離を埋めることができない。
【0036】・一方、人間(一般市民)は、「期待され
る効果」を入力する場合も考えられる。この場合は、素
人の申請者が思いつく手当等の名称は、一般的なもので
あると推定される。一方、実際の帳票は、法律条文等で
規定された高度な専門的用語により、その名称が規定さ
れている。このギャップは、法律条文を知っていない限
り、埋めることができないものである。
【0037】以上の事から、以下の2点が結論に至ると
考えられる。これがこのまま本発明の構成原理/主旨と
なる。 ・帳票は、その名称のみから検索するには無理がある。
即ち、帳票の名称以外に、当該帳票を説明する「帳票説
明文」を予め作成して当該帳票に付記しておく必要があ
る。
【0038】・帳票説明文の中では、「ユーザの身の上
に生じた事」と「(通常は難しい専門用語で記述され
る)期待される効果物」を陽に区別して記載するべきで
ある。ユーザの入力は、このいずれか(または双方)で
あると思われるので、この2つの記述との距離を計算す
ることにより、検索対象物を特定できる可能性が高くな
る。
【0039】・帳票名や帳票の説明には、高度な専門用
語が利用される。この名称は、法律条文の中で定義され
るものである。また、被検索対象の帳票を説明する説明
文の中にも、この種の高度な専門的名称が現れることが
多い。このため、被検索帳票の帳票名称/説明文を理解
するためには、法律条文そのものを検索に組み込む必要
がある。
【0040】前述したように、本課題を解決するために
は、 当該帳票を提出する契機となる事実を記述する部分
と、当該帳票の提出により到達する状態を記述する部分
とを少なくとも含む(帳票毎に設けられた)帳票説明
文: ユーザ要求を記述したユーザ要求記述: 上記の帳票説明文と上記ユーザ要求記述との距離を
計算するための距離計算:等から構成される。
【0041】これらの中で、帳票説明文には、当該帳票
を提出する契機となる事実と、当該帳票の提出により到
達する状態を記述する部分とを明確に分けて並列に記述
している。これにより、ユーザが「身の上に生じたこ
と」と「期待する効果」の2つの視点の中でどちらを入
力しても検索が可能となるように配慮している。
【0042】また、後述するように、これらに更に法律
条文を併用することにより、帳票のタイトル/説明文に
現れる専門的用語に対する検索も行う。
【0043】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。 [第1の実施例]図5は、本発明の一実施例の帳票ナビ
ゲーションシステムの構成を示す。同図に示す帳票ナビ
ゲーションシステム1は、帳票を提出する以前のユーザ
の状態を記述する部分と、当該帳票を提出する契機とな
る事実を記述する部分と、当該帳票の提出により到達す
る状態を記述する部分からなり、帳票毎に設けられる帳
票説明文11、ユーザ要求を記述したユーザ要求記述部
10、帳票説明文11とユーザ要求記述部10との距離
を計算するための距離計算部12により構成される。
【0044】帳票説明文11は、本発明の最も特徴的な
部分であり、 帳票を提出する以前のユーザ状態を記述する部分: 当該帳票を提出する契機となる事実を記述する部
分: 当該帳票の提出により到達する状態を記述する部
分:からなる。
【0045】より具体的な例を図6に示す。図6は、本
発明の第1の実施例の帳票説明文の例を示す。同図で
は、帳票説明文において前提条件、身の上に生じた事、
期待する事の3つの項目を用いて帳票の説明方法に規制
を掛けている。但し、本発明の主旨から、この説明文を
如何なる方法で具現化するかは、当業者の好みにより判
断し、作成すればよい。文章の入力には、エディタを用
いてもよく、また、OCRにより読み込んでもよい。
【0046】なお、この帳票説明文11は、通常は、検
索される帳票の個数分だけ存在する。また、同図では、
3項目に分けて記載されているが、前述したように、本
発明の主旨から必須となるのは、「身の上に生じた事」
と「期待する事」である。従って、帳票説明文11は、 当該帳票を提出する契機となる事実を記述する部
分: 当該帳票の提出により到達する状態を記述する部
分:の2項目で構成するようにしてもよい。
【0047】ユーザ要求を記述したユーザ要求記述部1
0の構成を図7に示す。ユーザ要求記述部10は、帳票
を探索しようとするユーザが、自分で自由に記述して作
成すべきものであり、通常のヒューマン・マシン・イン
タフェースの構築法により、データ投入可能な画面とし
て作成すればよい。同図に示す例では、ユーザ要求の記
述欄を3つ設け、 前提条件(今までの状況): 身の上に生じた事: 期待する事:を記述できるように構成されている。
【0048】しかし、図7の例から分かるように、その
中の1項目のみを記述して検索を行う場合も十分に考え
ておく必要がある。即ち、予め、このような枠をはめず
に、ユーザに自由に記述させることも考えられる。距離
計算部12は、上記のユーザ記述部10と、帳票説明分
11との記述の距離を計算する機能を有する。そして、
最も小さな距離を持つ帳票説明文、或いは、ある閾値を
越える帳票説明文をすべてユーザに回答することも可能
である。この機能がどのような手法により実現できるか
は、当業者により自由に設計可能であり、その具現方法
そのものは本発明の範囲ではないため、詳しい説明は省
略する。但し、一般には、この距離計算のためには、上
記のユーザ要求記述部10と帳票説明文11は、少なく
とも、形態素解析処理され、種々分析される。そして、
最も一般的に知られた距離計算方法は、相互の単語間の
距離を同義語辞典等のシソーラスを用いて計算する方法
である。即ち、全ての単語をシソーラス状に配置した辞
書があれば、異なる2つの単語間の距離は、このシソー
ラス状のパスを辿って行くときの距離として定義するこ
とができる。
【0049】図7の例では、ユーザ要求記述部10のユ
ーザ要求記述から形態素解析等により抽出できる単語
は、「建築」「会社」「興す」「人」「6」「雇う」で
ある。これに対して、図5に示す帳票説明文11に記載
されている『身の上に生じた事』の欄から形態素解析等
により抽出できる単語は、「事業所」「設立する」「従
業員」「5」「雇用する」であり、シソーラス探索を行
うまでもなく、上記ユーザ要求記述部10のユーザ要求
と帳票説明文11との間の距離が近いことが分かる。
【0050】これに対して、もし、ユーザ要求記述が
「厚生年金の対象となる様に届出したい」である場合に
は、図7に示すように、ユーザは、『期待する事』の記
述欄に記述する必要がある。明らかに、この記述は、図
6の『身の上に生じた事』に照合させるのではなく、
『期待する事』の欄における記載との間で距離計算を行
う。これにより、「厚生年金」「対象」「届出」等の単
語との距離計算により最も距離が近い図6に示す帳票説
明文『厚生年金適用事業所申請書』が選択される可能性
が高くなる。
【0051】最短の距離の帳票説明文が選択されると、
当該帳票説明文はユーザにディスプレイ等により提示さ
れる。 [第2の実施例]次に、本発明の第2の実施例について
説明する。
【0052】前述の第1の実施例において、帳票説明文
11に専門用語が加えられると、ユーザ要求からの検索
が困難になる。例えば、「厚生年金」「適用事業所」
「事業所」等の言葉は、本来あまり聞き慣れない言葉で
ある。しかし、厚生年金保険法第6条には、以下のよう
に記載されている。 ※第6条:次の各号の何れかに該当する事業所もしく
は、事務所(以下、単に「事業所」という)または、船
舶を適用事業所とする。(一部略) ロ:土木、建築、その他工作物の建設、改造、保存、修
理、変更、破壊、解体または、その準備の作業。(以下
略) この条文を見れば、「事業所」という言葉が何を指すの
か、明確に定義している。
【0053】従って、この種の検索では、専門用語につ
いては、法律条文と照合して検索する必要がある。例え
ば、「建築」「会社」が「事業所」である事は、人間に
は分かるが、機械(コンピュータ)にとっては、困難な
問題である。これも上記の法律条文を見れば、明確に
「建築」の文字を取得することができる。従って、法律
条文を併用すればより近い距離として検索に成功する。
【0054】このような検索を具体的に展開した例を以
下に示す。図8は、本発明の第2の実施例の構成を示
す。同図に示す帳票ナビゲーションシステム2は、帳票
を提出する以前のユーザ状態を記述する部分(a)と、
当該帳票を提出する契機となる事実を記述する部分
(b)と、当該帳票の提出により到達する状態を記述す
る部分(c)からなり、帳票毎に設けられる帳票説明文
21と、前述の帳票説明文21に現れる用語を含む法律
または、事務取扱規則の条文を記述した法律記述部2
3、ユーザ要求を記述したユーザ要求記述部20と、前
述の帳票説明文21とユーザ要求記述部20との距離を
計算するための距離計算部22から構成され、帳票説明
文21に現出する専門用語については、前述の法律記述
部23の対応する条文との距離を併用して用いる。
【0055】ここで、ユーザ要求記述部20に記述され
たユーザ要求及び、帳票説明文は、前述の第1の実施例
と同様であるとする。第1の実施例との違いは、法律記
述部23が存在する点にあり、法律条文そのものを記載
している。この場合、帳票説明文21中の専門用語は、
予めどの法律条文に存在するかを調べておく。そして、
「厚生年金適用事業所」との言葉が帳票説明文21に存
在した場合には、前述の第6条から、「事業所」「事務
所」「船舶」…「土木」「建築」「工作物」「建設」
「改造」「保存」「修理」「変更」「破壊」「準備」
「事業」等を含む、恰も、帳票説明文21の中に存在す
るとして距離計算を実施する。これにより、「建築」
「会社」との用語は、より適切に、「事業所」に関連付
けられることになる。
【0056】このように、法律記述部23を設けること
により、難解な専門用語を法律記述部23を検索して検
索された用語とユーザ要求との距離を計算することがで
きる。なお、本発明は上記の実施例に限定されることな
く、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能である。
【0057】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、従来の技
術と比較して、より正確に検索を実行することができ
る。また、本発明によれば、被検索対象の説明を記述す
るシステム作成者は、記述作成のガイドラインを与えら
れて、より簡便に説明記述を作成できる。
【0058】また、本発明によれば、被検索対象の説明
を記述するシステム作成者は、記述作成上のガイドライ
ンを与えられて、より簡便に説明記述を作成できる。ま
た、本発明によれば、ユーザ要求記述を作成するシステ
ムの利用者は、そのガイドラインに沿って入力を行うた
め、入力すべき内容をより簡便に想起できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の原理構成図である。
【図2】本発明の第2の原理構成図である。
【図3】本発明の第3の原理構成図である。
【図4】本発明の第4の原理構成図である。
【図5】本発明の第1の実施例の帳票ナビゲーションシ
ステムの構成図である。
【図6】本発明の第1の実施例の帳票説明文の例を示す
図である。
【図7】本発明の第1の実施例のユーザ要求記述部の例
を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例の帳票ナビゲーションシ
ステムの構成図である。
【符号の説明】
1,2 帳票ナビゲーションシステム 10,20 ユーザ要求記述部 11,21 帳票説明文 12,22 距離計算部 23 法律記述部 100 帳票説明文 101 提出以前状態記述部 102 提出契機記述部 103 到達状態記述部 112 提出契機記述部 113 到達状態記述部 120 帳票説明文 200 ユーザ要求記述文 310 第1の距離計算手段 320 第2の距離計算手段 330 第3の距離計算手段 340 第4の距離計算手段 400 法律記述文

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの要求記述に従って帳票を選択し
    て該ユーザに提示する帳票ナビゲーション方法におい
    て、 帳票を提出する以前のユーザ状態を記述する部分と、該
    帳票を提出する契機となる事実を記述する部分と、該帳
    票の提出により到達する状態を記述する部分からなり、
    帳票毎に設けられる帳票説明文と、ユーザ要求を記述し
    たユーザ要求記述とを用いて、 前記帳票説明文と前記ユーザ要求記述との距離を計算す
    るための距離を計算することを特徴とする帳票ナビゲー
    ション方法。
  2. 【請求項2】 ユーザの要求記述に従って帳票を選択し
    て該ユーザに提示する帳票ナビゲーション方法におい
    て、 帳票を提出する以前のユーザ状態を記述する部分と、該
    帳票を提出する契機となる事実を記述する部分と、該帳
    票の提出により到達する状態を記述する部分とからな
    り、帳票毎に設けられる帳票説明文と、 前記帳票説明文に現れる用語を含む法律または事務取扱
    規則の条文を記述した法律記述と、 ユーザ要求を記述したユーザ要求記述とを用いて、 前記帳票説明文と前記ユーザ要求記述との距離を計算す
    るための距離計算時に、前記帳票説明文に現れる専門用
    語について、前記法律記述に対応する条文との距離を併
    用して用いることを特徴とする帳票ナビゲーション方
    法。
  3. 【請求項3】 ユーザの要求記述に従って帳票を選択し
    て該ユーザに提示する帳票ナビゲーション方法におい
    て、 帳票を提出する契機となる事実を記述する部分と、該帳
    票の提出により到達する状態を記述する部分とからな
    り、帳票毎に設けられる帳票説明文と、 ユーザ要求を記述したユーザ要求記述とを用いて、 前記帳票説明文と前記ユーザ要求記述との距離を計算す
    ることを特徴とする帳票ナビゲーション方法。
  4. 【請求項4】 ユーザの要求記述に従って帳票を選択し
    て該ユーザに提示する帳票ナビゲーション方法におい
    て、 前記帳票を提出する契機となる事実を記述する部分と、
    該帳票の提出により到達する状態を記述する部分とから
    成り、帳票毎に設けられる帳票説明文と、 前記帳票説明文と前記帳票説明文に現れる用語を含む法
    律、または、事務取扱規則の条文を記述した法律記述
    と、 ユーザ要求を記述したユーザ要求記述とを用いて、 前記帳票説明文と前記ユーザ要求記述との距離を計算す
    るための距離計算を行う際に、前記帳票説明文に現出す
    る専門用語については、前記法律記述の対応する条文と
    の距離を併用して用いることを特徴とする帳票ナビゲー
    ション方法。
  5. 【請求項5】 ユーザの要求記述に従って帳票を選択し
    て該ユーザに提示する帳票ナビゲーションシステムにお
    いて、 少なくともユーザの身の上に生じた事及び期待する効果
    を含むユーザ要求記述文と、 少なくとも帳票を提出する契機となる事実および該帳票
    の提出により到達する状態を記載した帳票説明文と、 前記ユーザ要求記述文と前記帳票説明文との距離を計算
    する距離計算手段と、 前記距離計算手段により求められた距離に応じて、該当
    する帳票及び該帳票の説明文を前記ユーザに提示する提
    示手段とを有することを特徴とする帳票ナビゲーション
    システム。
  6. 【請求項6】 帳票を提出する以前のユーザ状態を記述
    する部分であるユーザ状態記述部と、 前記帳票を提出する契機となる事実を記述する提出契機
    記述部と、 前記帳票の提出により到達する状態を記述する到達状態
    記述部からなり、帳票毎に設けられる帳票説明文と、 ユーザ要求を記述したユーザ記述文と、 前記帳票説明文と、前記ユーザ記述文とを用いて、前記
    帳票説明文と前記ユーザ要求記述文との距離を計算する
    第1の距離計算手段を有する請求項5記載の帳票ナビゲ
    ーションシステム。
  7. 【請求項7】 帳票を提出する以前のユーザ状態を記述
    する提出以前状態記述部と、 前記帳票を提出する契機となる事実を記述する提出契機
    事実記述部と、 前記帳票の提出により到達する状態を記述する到達状態
    記述部とからなり、帳票毎に設けられる帳票説明文と、 前記帳票説明文に現れる用語を含む法律または事務取扱
    規則の条文を記述した法律記述文と、 ユーザ要求を記述したユーザ要求記述文と、 前記帳票説明文に現れる専門用語について、前記法律記
    述文に対応する条文との距離を併用して用い、前記帳票
    説明文と前記ユーザ要求記述文との距離を計算するため
    の第2の距離計算手段を有する請求項5記載の帳票ナビ
    ゲーションシステム。
  8. 【請求項8】 帳票を提出する契機となる事実を記述す
    る提出契機事実記載部と、 前記帳票の提出により到達する状態を記述する到達状態
    記述部からなり、帳票毎に設けられる帳票説明文と、 ユーザ要求を記述したユーザ要求記述文と、 前記帳票説明文と前記ユーザ要求記述文との距離を計算
    する第3の距離計算手段を有する請求項5記載の帳票ナ
    ビゲーションシステム。
  9. 【請求項9】 前記帳票を提出する契機となる事実を記
    述する提出契機記述部と、 前記帳票の提出により到達する状態を記述する到達状態
    記述部とから成り、帳票毎に設けられる帳票説明文と、 前記帳票説明文と前記帳票説明文に現れる用語を含む法
    律、または、事務取扱規則の条文を記述した法律記述文
    と、 ユーザ要求を記述したユーザ要求記述文と、 前記帳票説明文に現出する専門用語については、前記法
    律記述文の対応する条文との距離を併用して用い、前記
    帳票説明文と前記ユーザ要求記述との距離を計算する第
    4の距離計算手段とを有する請求項5記載の帳票ナビゲ
    ーションシステム。
  10. 【請求項10】 前記ユーザに少なくとも、当該ユーザ
    の身の上に生じた事及び期待することの入力を促す入力
    要求手段を含む請求項5乃至9記載の帳票ナビゲーショ
    ンシステム。
  11. 【請求項11】 前記入力要求手段は、 ユーザ要求の契機以前の状態の入力を促す手段を含む請
    求項10記載の帳票ナビゲーションシステム。
JP2272096A 1996-02-08 1996-02-08 帳票ナビゲーション方法及びシステム Pending JPH09218895A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008059613A (ja) * 2001-10-12 2008-03-13 Swiss Reinsurance Co 再保険をプレースするためのシステムおよび方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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