JPH09205412A - スペクトル拡散通信装置およびスペクトル拡散通信方法 - Google Patents

スペクトル拡散通信装置およびスペクトル拡散通信方法

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JPH09205412A
JPH09205412A JP8011041A JP1104196A JPH09205412A JP H09205412 A JPH09205412 A JP H09205412A JP 8011041 A JP8011041 A JP 8011041A JP 1104196 A JP1104196 A JP 1104196A JP H09205412 A JPH09205412 A JP H09205412A
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JP
Japan
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communication data
spread
spread spectrum
primary
communication
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JP8011041A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kawachi
哲也 河内
Yasuo Miyagawa
靖雄 宮川
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通常の変調による通信方法と複数の拡散符号の
組み合わせによる通信方法との2系統の通信方法を利用
することにより、2種類の通信データを通信確度を持っ
て送ることのできるスペクトル拡散通信装置および方法
を提供する。 【解決手段】搬送波foを一次通信データD1により変
調して一次被変調波を作る変調器2と、複数個の拡散符
号No.1〜No.5を備えた拡散器4と、二次通信デ
ータD2に基づいて前記拡散符号を選択し、この選択さ
れた拡散符号を一次被変調波に接続し、この選択された
拡散符号を組み合わせてコードを付与してなるエンコー
ダ3と、を備えている送信機からなるスペクトル拡散通
信装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一次通信データを
通常のアナログもしくはディジタル変調手段により変調
し、二次通信データを複数の拡散符号の選択組み合わせ
により行うスペクトル拡散通信装置およびスペクトル拡
散通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスペクトル拡散通信装置の一つ
に、図5に示すように、例えば、5個の拡散符号No.
1〜No.5を使用して2進数5桁よりなる5ビットで
通信データを構成して、これらの拡散符号No.1〜N
o.5の有無により通信する手段がある。この場合、こ
の拡散符号No.1〜No.5と5ビット構成の通信デ
ータとの対応は、ロムに書き込まれて、送信機において
はエンコーダに、受信機においてはデコーダに内蔵され
ている。
【0003】図6に示すように、送信機20から通信デ
ータDを送信する場合には、通信データDに基づき、選
択スイッチとして機能するエンコーダ21で拡散器22
の拡散符号No.1〜No.5を選択して搬送波foを
それぞれ順次拡散し、これらの拡散符号No.1〜N
o.5により拡散された信号を加算器23で加算してア
ンテナANTより電波として伝送する。
【0004】一方、図7に示すように、この電波を受信
した受信機30では、アンテナANTに到来した電波
を、逆拡散器31の拡散符号No.1〜No.5を通し
て逆拡散し、デコータ32でこの逆拡散された拡散符号
No.1〜No.5の有無を識別して、前記ロムとの対
応解読により、通信データDを復元するというものであ
る。
【0005】また、図示はしないが、従来のスペクトル
直接拡散通信装置および方法は、送信機においては、通
信データで変調された搬送波を一つの拡散符号で拡散し
て電波として放射し、受信機においては、前記電波を逆
拡散してベースバンド復調後、元の通信データを復元し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スペクトラム拡散通信装置および方法は、いずれも一系
統の通信装置および方法しか使用していないので、1種
類の通信データのみしか伝送できず、通信量に制約があ
った。特に、通信制御コード、誤り検出コードなども併
せて送信する場合には、これらは通信データの途中、通
信データの送信を止めて送らなければならず、通信量お
よび通信の確度に問題があった。
【0007】そこで、本発明は、通常の変調による通信
装置および方法と複数の拡散符号の組み合わせによる通
信装置および方法との2系統からなる通信装置および方
法を利用することにより、2種類の通信データを通信確
度を持って送ることのできるスペクトル拡散通信装置お
よびスペクトル拡散通信方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、下記手段を採ることをを特徴とする。 1.搬送波を一次通信データにより変調して一次被変調
波を作る変調器と、複数個の拡散符号を備えた拡散器
と、二次通信データに基づいて前記拡散符号を選択し、
該選択された拡散符号を前記一次被変調波に接続し、該
選択された拡散符号を組み合わせてコードを付与してな
るエンコーダと、を備えている送信機と、複数個の拡散
符号を備えた逆拡散器と、前記逆拡散器により逆拡散さ
れた信号から、一次通信データを復調する復調器と、前
記逆拡散器の逆拡散出力の有無により、二次通信データ
を解読するデコーダと、を備えている受信機と、からな
るスペクトル拡散通信装置。
【0009】2.前記一次通信データと前記二次通信デ
ータとが、主通信情報と副通信情報とのいずれかに使用
されることを特徴とする請求項1に記載のスペクトル拡
散通信装置。
【0010】3.前記一次通信データと前記二次通信デ
ータとが別々の受信機で受信されることを特徴とする請
求項1記載のスペクトル拡散通信装置。
【0011】4.前記一次通信データの変調が、アナロ
グ変調もしくはASK、FSK、PSK、QPSKのデ
ィジタル変調よりなることを特徴とする請求項1記載の
スペクトル拡散通信装置。
【0012】5.複数のコード化された拡散符号を備
え、送信においては、一次通信データにより変調された
被変調波を、二次通信データにより選択された前記拡散
符号の組み合わせで拡散し、受信においては、前記組み
合わされて拡散された被変調波を逆拡散および復調して
一次通信データを取り出し、前記組み合わされた前記拡
散符号の前記コードを解読することにより二次通信デー
タを復元することを特徴とするスペクトル拡散通信方
法。
【0013】6.前記一次通信データと前記二次通信デ
ータとが、主通信情報と副通信情報とのいずれかに使用
されることを特徴とする請求項5記載のスペクトル拡散
通信方法。
【0014】7.前記一次通信データと前記二次通信デ
ータとが別々の受信機で受信されることを特徴とする請
求項5記載のスペクトル拡散通信方法。
【0015】8.前記一次通信データの変調が、アナロ
グ変調もしくはASK、FSK、PSK、QPSKのデ
ィジタル変調よりなることを特徴とする請求項5記載の
スペクトル拡散通信方法。
【0016】以上のように、本発明に係るスペクトル拡
散通信装置および方法は、一次通信データにより変調さ
れた被変調波を、二次通信データにより選択された拡散
符号の組み合わせで拡散し、これを逆拡散復調および復
元することにより、2系統で2種類の通信データを送る
ことができる。この2種類の通信データは同時に伝送す
ることができるので、2種類の通信データのうち、一つ
の種類の通信データは主通信情報として利用でき、ま
た、もう一つの種類の通信データは副通信情報として通
信の制御、誤り検出などに利用することができる。ま
た、2種類の通信データは、それぞれ分離して、別々の
通信機に、また異なる場所に送ることもできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。図1および図2は、本発明の
スペクトル拡散通信装置および方法の一実施例のブロッ
ク回路図を示すもので、そのうち図1は送信機のブロッ
ク回路図、図2は受信機のブロック回路図である。
【0018】図1に示す送信機1において、搬送波fo
は変調器2に入力される。一方、アナログまたはディジ
タル量である一次通信データD1も変調器2に入力され
る。この変調器2において、搬送波foは一次通信デー
タD1により、アナログ変調もしくはASK、FSK、
PSK、QPSKなどのディジタル変調を受ける。この
ように変調された搬送波fo(被変調波)は、エンコー
ダ3に入力される。
【0019】このエンコーダ3は、1入力を5出力に分
配するデマルチプレックス、即ち、切り替え器の機能を
有する。このエンコーダ3の5出力は、拡散器4の拡散
符号No.1〜No.5にそれぞれ接続されている。こ
の拡散符号No.1〜No.5は、図5に示すように、
それぞれ2進数の1桁〜5桁に割り当てられている。即
ち、拡散符号No.1は2進数1桁目、拡散符号No.
2は2進数2桁目・・拡散符号No.5は2進数5桁目
にそれぞれ割り当てられている。この5ビットのコード
で1データシンボルが構成される。そして、拡散符号N
o.1〜No.5は、選択されておればその桁は1で、
選択されなければ0となる。この拡散符号No.1〜N
o.5とその5ビット構成からなる二次通信データD2
の対応は、ロムに記録されてエンコーダ3および後述の
デコーダに内蔵されている。この拡散符号No.1〜N
o.5が全部選択されると、31種類の二次通信データ
D2を送ることができる。
【0020】ところで、エンコーダ3に入力された被変
調波は、二次通信データD2の量により、拡散符号N
o.1〜No.5のうち、その該当拡散符号が選択され
ることになる。そして、この選択された拡散符号により
拡散された電波がアンテナANTより伝送される。な
お、この伝送において、2進数5桁にそれぞれ割り当て
られた拡散符号No.1〜No.5は、同時に送信して
もよいし、時系列的に送信してもよい。
【0021】つぎに、図2を参照して受信機11につい
て説明する。アンテナANTに到来した拡散された電波
は、マッチドフィルタなどにより構成される逆拡散器1
2の拡散符号No.1〜No.5を通ることにより逆拡
散され、更に復調器13を通ることにより一次通信デー
タD1が復調される。一方、拡散符号No.1〜No.
5は、マルチプレックスの機能を有するデコーダ14を
通ることにより、拡散符号に対応する5ビット構成の二
次通信データD2が、前記コードを解読することにより
復元されることになる。
【0022】図2に示す受信機11においては、一次通
信データD1と二次通信データD2の2系統の受信シス
テムを包含しているが、この2系統の受信システムを分
離して、図3に示すように、一次通信データD1を受信
する一系統の受信システムを受信機1もしくはA局に割
り当て、図4に示すように、2次通信データD2を受信
するもう一系統の受信システムを受信機2もしくはB局
に割り当てるようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明は、一次通信データにより変調さ
れた被変調波を、二次通信データにより選択された拡散
符号の組み合わせで拡散し、これを逆拡散復調および復
元することにより、2系統で2種類の通信データを送る
ことができる。この2種類の通信データは同時に精度よ
く伝送することができるので、2種類の通信データのう
ち、一つの種類の通信データは主通信情報として利用す
ることができ、また、もう一つの種類の通信データは通
信の制御、誤り検出等の副通信情報として利用すること
ができる。また、2種類の通信データは、それぞれ分離
して、別々の通信機に、また異なる場所に送ることもで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のスペクトル拡散通信装置および方法
の一実施例における送信機のブロック回路図
【図2】 本発明のスペクトル拡散通信装置および方法
の一実施例における受信機のブロック回路図
【図3】 本発明のスペクトル拡散通信装置および方法
の一実施例における受信機の変形例を示すブロック回路
【図4】 本発明のスペクトル拡散通信装置および方法
の一実施例における受信機の他の変形例を示すブロック
回路図
【図5】 本発明および従来のスペクトル拡散通信装置
および方法における拡散符号と2進数桁の対応表
【図6】 従来のスペクトル拡散通信装置および方法に
おける送信機のブロック回路図
【図7】 従来のスペクトル拡散通信装置および方法に
おける受信機のブロック回路図
【符号の説明】
1 送信機 2 変調器 3 エンコーダ 4 拡散器 11 受信機 12 逆拡散器 13 復調器 14 デコーダ D1 一次通信データ D2 二次通信データ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送波を一次通信データにより変調して
    一次被変調波を作る変調器と、 複数個の拡散符号を備えた拡散器と、 二次通信データに基づいて前記拡散符号を選択し、該選
    択された拡散符号を前記一次被変調波に接続し、該選択
    された拡散符号を組み合わせてコードを付与してなるエ
    ンコーダと、を備えている送信機と、 複数個の拡散符号を備えた逆拡散器と、 前記逆拡散器により逆拡散された信号から、一次通信デ
    ータを復調する復調器と、 前記逆拡散器の逆拡散出力の有無により、二次通信デー
    タを解読するデコーダと、を備えている受信機と、から
    なるスペクトル拡散通信装置。
  2. 【請求項2】 前記一次通信データと前記二次通信デー
    タとが、主通信情報と副通信情報とのいずれかに使用さ
    れることを特徴とする請求項1に記載のスペクトル拡散
    通信装置。
  3. 【請求項3】 前記一次通信データと前記二次通信デー
    タとが別々の受信機で受信されることを特徴とする請求
    項1記載のスペクトル拡散通信装置。
  4. 【請求項4】 前記一次通信データの変調が、アナログ
    変調もしくはASK、FSK、PSK、QPSKのディ
    ジタル変調よりなることを特徴とする請求項1記載のス
    ペクトル拡散通信装置。
  5. 【請求項5】 複数のコード化された拡散符号を備え、
    送信においては、一次通信データにより変調された被変
    調波を、二次通信データにより選択された前記拡散符号
    の組み合わせで拡散し、受信においては、前記組み合わ
    されて拡散された被変調波を逆拡散および復調して一次
    通信データを取り出し、前記組み合わされた前記拡散符
    号の前記コードを解読することにより二次通信データを
    復元することを特徴とするスペクトル拡散通信方法。
  6. 【請求項6】 前記一次通信データと前記二次通信デー
    タとが、主通信情報と副通信情報とのいずれかに使用さ
    れることを特徴とする請求項5記載のスペクトル拡散通
    信方法。
  7. 【請求項7】 前記一次通信データと前記二次通信デー
    タとが別々の受信機で受信されることを特徴とする請求
    項5記載のスペクトル拡散通信方法。
  8. 【請求項8】 前記一次通信データの変調が、アナログ
    変調もしくはASK、FSK、PSK、QPSKのディ
    ジタル変調よりなることを特徴とする請求項5記載のス
    ペクトル拡散通信方法。
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