JPH09195237A - スノーダンプ - Google Patents

スノーダンプ

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Publication number
JPH09195237A
JPH09195237A JP937096A JP937096A JPH09195237A JP H09195237 A JPH09195237 A JP H09195237A JP 937096 A JP937096 A JP 937096A JP 937096 A JP937096 A JP 937096A JP H09195237 A JPH09195237 A JP H09195237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
snow
gripping rod
gripping
scooping
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP937096A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Kumagai
英希 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUMAGAI NOKI KK
Kumagai Noki KK
Original Assignee
KUMAGAI NOKI KK
Kumagai Noki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KUMAGAI NOKI KK, Kumagai Noki KK filed Critical KUMAGAI NOKI KK
Priority to JP937096A priority Critical patent/JPH09195237A/ja
Publication of JPH09195237A publication Critical patent/JPH09195237A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋根11の雪下ろし作業を安全に行うことがで
きるスノーダンプを提供すること。 【解決手段】 雪掬い部1に、この雪掬い部1の基部側
に立つ作業者aの手元付近に向かって立ち上がる握持杆
2を連設して成るスノーダンプにおいて、前記握持杆2
の雪掬い部1への連結端部2Aを雪掬い部1に枢着して
この握持杆2を雪掬い部1に対して起伏動自在に設け、
この握持杆2の握持部2Bを伏動せしめた際に地面に接
地する接地部3を握持杆2に設け、この接地部3を接地
させて握持杆2の握持部2Bを伏動せしめると、この接
地部3を支点として前記雪掬い部1と握持杆2の連結端
部2Aとの枢着部が上方へ持ち上がり、この枢着部を支
点として雪掬い部1の先端が下方へ伏動するように構成
したスノーダンプ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、除雪用のスノーダ
ンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
スノーダンプは、雪掬い部20に、この雪掬い部20の基部
側に立つ作業者aの手元付近に向かって立ち上がる操作
用の握持杆21を連設固定して構成しているもので、除雪
したい積雪箇所の雪bを雪掬い部20に掬い取って適当な
雪除け場所へ移動し、その雪除け場所に雪bを排出して
使用する。
【0003】一方、このスノーダンプを用いて屋根11の
雪下ろしを行う場合は、図6に示すように作業者aが屋
根11の縁11A際で握持杆21の握持部21Aを上方へ持ち上
げて雪掬い部20を立て、この雪掬い部20から雪bを滑り
落として地面に落下排出させるようにしなければならな
い。
【0004】そのため、作業者aは、握持杆21を上方へ
持ち上げするために上体を前のめりにして屋根11のない
方へ体重を掛けるので、この際屋根11からの落下の危険
性を伴うという問題があった。
【0005】本発明は、このような問題点に着目し、屋
根の雪下ろし作業に際して作業者が屋根からの落下の危
険性を伴わず、屋根の雪下ろし作業を非常に安全に行い
得る画期的なスノーダンプを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0007】雪掬い部1に、この雪掬い部1の基部側に
立つ作業者aの手元付近に向かって立ち上がる握持杆2
を連設して成るスノーダンプにおいて、前記握持杆2の
雪掬い部1への連結端部2Aを雪掬い部1に枢着してこ
の握持杆2を雪掬い部1に対して起伏動自在に設け、こ
の握持杆2の握持部2Bを伏動せしめた際に地面に接地
する接地部3を握持杆2に設け、この接地部3を接地さ
せて握持杆2の握持部2Bを伏動せしめると、この接地
部3を支点として前記雪掬い部1と握持杆2の連結端部
2Aとの枢着部が上方へ持ち上がり、この枢着部を支点
として雪掬い部1の先端が下方へ伏動するように構成し
たことを特徴とするスノーダンプに係るものである。
【0008】また、前記雪掬い部1に、前記握持杆2を
係止・解除自在に圧入係止してこの雪掬い部1に対して
前記握持杆2を起伏動不能に保持せしめる係止具4を設
け、この係止具4の握持杆2に対する係止強度を、作業
者aが握持杆2に所定以上の押圧力を加えたとき係止具
4から握持杆2が係脱してこの握持杆2に対して雪掬い
部1が起伏動自在となるように設定したことを特徴とす
る請求項1記載のスノーダンプに係るものである。
【0009】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0010】握持杆2の握持部2Bを握持して本発明品
を操作し、除雪したい積雪箇所から雪掬い部1に雪bを
掬い取って適当な雪除け場所へ排出する。
【0011】また、本発明品を用いて屋根11の雪下ろし
を行う場合は、雪掬い部1内に雪bを掬い取ったら本発
明品を屋根11の縁11A付近に移動する。続いて、握持杆
2の握持部2Bを伏動して接地部3を屋根面に接地せし
め、更にこの握持部2Bを伏動すると、この接地部3を
支点として雪掬い部1と握持杆2の連結端部2Aとの枢
着部が上方へ持ち上がり、この枢着部を支点として雪掬
い部1の先端が下方へ伏動し、雪掬い部1内の雪bが滑
り落ちて地面に落下排出することとなる。
【0012】従って、握持杆2の握持部2Bを下方へ伏
動することにより雪掬い部1の先端が下方を向いて雪掬
い部1内の雪bが排出する構成のため、従来のように作
業者aが屋根11の縁11A際で上体を前のめりにしながら
握持杆2を上方へ持ち上げるような危険な動作を伴わず
とも良いから、作業者aは屋根11からの落下の危険性が
なく、非常に安全に雪排出作業を行い得ることとなる。
【0013】また、請求項2記載の発明のように構成し
た場合は、屋根11上で雪bを落下排出させるとき以外
は、係止具4に握持杆2を圧入係止して雪掬い部1に対
してこの握持杆2を起伏動不能に保持せしめることがで
きるから、通常の除雪作業を行う際に雪掬い部1が起伏
動してしまったりすることがなく、一層扱い易くなる。
【0014】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0015】本実施例は方形容体状の雪掬い部1に、コ
字状枠状の握持杆2をこの雪掬い部1に対して起伏動自
在に設けている。
【0016】更に詳述すると、コ字状枠状の握持杆2の
遊離側の両端を連結端部2Aとし、この連結端部2Aを
雪掬い部1の左右側面の略中間位置に枢着することによ
り、この枢着部を支軸として握持杆2が雪掬い部1に対
して起伏動自在となるように構成している。図中符号2
Bは握持杆2の立ち上がり側部を示した握持部、5は握
持杆2の補強桟である。
【0017】この握持杆2の連結端部2A側寄り位置の
左右間に横桟を架設し、この横桟をコ字状に折曲して下
方へ突出せしめ、この下方に突出する横桟を握持杆2を
伏動せしめた際地面に接地する接地部3として構成して
いる。
【0018】従って、握持部2Bを握持して握持杆2を
伏動させると、この接地部3が地面に接地し、引き続き
更にこの握持杆2を伏動させると、この接地部3を支点
として連結端部2Aが持ち上げられ、この連結端部2A
と枢着連結している雪掬い部1が持ち上げられるように
構成している。
【0019】従って、図4,図5に示すように屋根11の
雪下ろしを行った場合に、雪掬い部1を屋根11の縁11A
よりも少し外側へ突出した状態に配設し、続いて握持杆
2を伏動せしめることにより雪掬い部1を持ち上げる
と、この雪掬い部1の先端が収納している雪bの重みに
より屋根3の外側下方へ伏動し、この雪掬い部1内の雪
bが地面へ滑り落ち排出することとなるように構成して
いる。
【0020】また、この際、前述のように接地部3を握
持杆2の連結端部2A側寄りに設けて構成しているか
ら、この接地部3を支点としたテコ作用により弱い力で
握持杆2を伏動させて雪掬い部1を持ち上げできること
となり、雪掬い部1に多量の雪bを収納していても握持
杆2を伏動せしめて雪掬い部1を持ち上げし易いことと
なる。
【0021】本実施例は、この雪掬い部1の左右側面の
後部寄りの位置に、前記握持杆2を係止・解除自在に圧
入係止して握持杆2を雪掬い部1に対して起伏動不能状
態に、且つ握持杆2を雪掬い部1の後方に立つ作業者a
の手元付近に向かって立ち上がった状態に係止保持せし
める係止具4を設けている。
【0022】この係止具4について具体的に説明する
と、撓み弾性度を有する二枚合わせの板体4A・4Bで
構成したもので、図2,図3に示すように、この板体4
A・4Bの夫々の図面下側端部寄りの内面を半円形凹状
に折曲形成し、この各凹状部を合わせることにより構成
される円筒部を握持杆2を挟持状態に係止保持し得る挟
持部6としている。
【0023】また、更にこの挟持部6の図面下側部が、
握持杆2の横幅よりも幅狭な間隔幅を保有せしめて開放
するように板体4A・4Bの下端部同志を離反折曲形成
し、この開放空隙部を握持杆2を圧入するための圧入間
隙7として構成している。
【0024】従って、板体4A・4Bの撓み弾性度に抗
する押圧力で圧入間隙7の下方から挟持部6に握持杆2
を圧入すると、図2に示すようにこの挟持部6で握持杆
2を挟持係止することができ、逆に図3に示すように挟
持部6で係止保持している握持杆2を板体4A・4Bの
撓み弾性度に抗する押圧力で圧入間隙7から下方へ引き
下げすると、この挟持部6から握持杆2を係脱して取り
外しできるように構成している。
【0025】従って、単なる二枚合わせの板材の撓み弾
性度を利用した非常に簡単な構造の係止具4としたた
め、製作が容易で且つ製作コストも掛からないこととな
る。
【0026】また、本実施例では、この係止具4による
握持杆2の係止強度を、雪掬い部1で雪bを掬い取った
りする通常の除雪作業を行うときには握持杆2が係脱せ
ず、例えば握持杆2を足で下方へ蹴ったりして所定圧以
上の押圧力を握持杆2に加えたときにだけ係止具4から
握持杆2が係脱する係止強度を有するように板体4A・
4Bの撓み弾性度を設定している。
【0027】従って、係止具4に握持杆2を係止してい
る際には何ら問題なく通常の除雪作業を行うことができ
るように構成している。
【0028】また、係止具4から握持杆2を係脱させる
際には、前述のように接地部3を握持杆2の左右間に架
設した横桟で構成しているから、この接地部3としての
横桟を足で蹴り易く、この接地部3を足で蹴って係止具
4より握持杆2を容易に係脱させることができることと
なる。
【0029】従って、本実施例では、単に雪掬い部1に
接地部3となり得る横桟を形成した握持杆2を枢着し、
この握持杆2を雪掬い部1に対して起伏動不能に係止保
持する係止具4を雪掬い部1に設けるだけで構成できる
から、非常に容易に製作し得ることとなる。
【0030】図中符号8は係止具4止着固定用の止着ネ
ジ、9は係止具4を止着ネジ8に締付固定するための締
付体、10は係止具4を雪掬い部1の側面とにこの係止具
4の撓み変形を許容するスペースを保有させて固定する
ためのスペーサーである。
【0031】尚、本発明は、本実施例に限定されるもの
ではなく、各部の構成は適宜設計変更可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、本
発明品を用いて屋根の雪下ろしを行なえば、屋根の縁か
ら雪を落下排出する際に、屋根の縁へ移動させた本発明
品の握持杆の握持部を伏動させて接地部を屋根面に接地
せしめ、更にこの握持部を伏動させると、この接地部を
支点として雪掬い部と握持杆の連結端部との枢着部が上
方へ持ち上がり、この枢着部を支点として雪掬い部の先
端が下方へ伏動し、雪掬い部内の雪が滑り落ちて屋根か
ら地面に落下排出することとなる。
【0033】従って、従来品のように屋根の縁付近で作
業者が上体を前のめりにしながら握持杆を上方へ持ち上
げるような危険な動作を伴わずとも、作業者は、握持部
を屋根面に向かって伏動させることにより雪掬い部内の
雪を排出することができるため、この雪排出作業を行う
にあたって屋根から作業者が落下してしまう危険性がな
く、屋根の雪下ろし作業を非常に安全に作業を行うこと
ができる極めて実用性に秀れたスノーダンプとなる。
【0034】また、請求項2記載の発明のように構成す
れば、屋根上で雪を落下排出させるとき以外は、係止具
に握持杆を圧入係止して雪掬い部に対してこの握持杆を
起伏動不能に保持せしめることができるから、通常の除
雪作業を行う際に雪掬い部が起伏動してしまったりする
ことがなく、一層扱い易い秀れた構造のスノーダンプと
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の説明斜視図である。
【図2】本実施例の係止具に握持杆を圧入係止した状態
を示す拡大説明図である。
【図3】本実施例の係止具から握持杆を係脱する状態を
示す拡大説明図である。
【図4】本実施例の屋根の雪下ろしを行った場合におけ
る雪掬い部を屋根の縁に配設した状態を示す側面図であ
る。
【図5】本実施例の屋根の雪下ろしを行った場合におけ
る雪掬い部より雪を排出した状態を示す側面図である。
【図6】従来例の屋根の雪下ろしを行った場合における
雪掬い部より雪を排出した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
a 作業者 1 雪掬い部 2 握持杆 2A 連結端部 2B 握持部 3 接地部 4 係止具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雪掬い部に、この雪掬い部の基部側に立
    つ作業者の手元付近に向かって立ち上がる握持杆を連設
    して成るスノーダンプにおいて、前記握持杆の雪掬い部
    への連結端部を雪掬い部に枢着してこの握持杆を雪掬い
    部に対して起伏動自在に設け、この握持杆の握持部を伏
    動せしめた際に地面に接地する接地部を握持杆に設け、
    この接地部を接地させて握持杆の握持部を伏動せしめる
    と、この接地部を支点として前記雪掬い部と握持杆の連
    結端部との枢着部が上方へ持ち上がり、この枢着部を支
    点として雪掬い部の先端が下方へ伏動するように構成し
    たことを特徴とするスノーダンプ。
  2. 【請求項2】 前記雪掬い部に、前記握持杆を係止・解
    除自在に圧入係止してこの雪掬い部に対して前記握持杆
    を起伏動不能に保持せしめる係止具を設け、この係止具
    の握持杆に対する係止強度を、作業者が握持杆に所定以
    上の押圧力を加えたとき係止具から握持杆が係脱してこ
    の握持杆に対して雪掬い部が起伏動自在となるように設
    定したことを特徴とする請求項1記載のスノーダンプ。
JP937096A 1996-01-23 1996-01-23 スノーダンプ Pending JPH09195237A (ja)

Priority Applications (1)

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JP937096A JPH09195237A (ja) 1996-01-23 1996-01-23 スノーダンプ

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JP937096A JPH09195237A (ja) 1996-01-23 1996-01-23 スノーダンプ

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JPH09195237A true JPH09195237A (ja) 1997-07-29

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ID=11718593

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JP937096A Pending JPH09195237A (ja) 1996-01-23 1996-01-23 スノーダンプ

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JP (1) JPH09195237A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU199220U1 (ru) * 2020-01-29 2020-08-24 Никита Владимирович Зубов Лопата для ручной уборки и облегченного сброса снега в отвал

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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