JPH09189073A - 多段式人工地盤による住宅団地 - Google Patents
多段式人工地盤による住宅団地Info
- Publication number
- JPH09189073A JPH09189073A JP1819696A JP1819696A JPH09189073A JP H09189073 A JPH09189073 A JP H09189073A JP 1819696 A JP1819696 A JP 1819696A JP 1819696 A JP1819696 A JP 1819696A JP H09189073 A JPH09189073 A JP H09189073A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 十分な日照と眺望を確保することができると
共に各戸に十分な庭や駐車スペースを確保できる多段式
の住宅団地を提供する。 【解決手段】 南面が雛壇状に形成されたコンクリート
構造物からなる支持体11と、その南面の各段上面から
南側へ略水平に張り出したコンクリートからなる複数段
の人工地盤12とを有し、各人工地盤12は、支持体1
1の南面の雛壇形状に対応して、上段に行くにつれて北
側へ後退している。各人工地盤12の上面には、それぞ
れ図1の断面と直交する方向に互いに隣接して並んだ多
数の専有スペース1が区画され、更に各専有スペース1
には、北側半部に住宅スペース1a及び南側半部に庭ス
ペース1b等が設定される。住宅スペース1aには戸建
の住宅14が建設される。
共に各戸に十分な庭や駐車スペースを確保できる多段式
の住宅団地を提供する。 【解決手段】 南面が雛壇状に形成されたコンクリート
構造物からなる支持体11と、その南面の各段上面から
南側へ略水平に張り出したコンクリートからなる複数段
の人工地盤12とを有し、各人工地盤12は、支持体1
1の南面の雛壇形状に対応して、上段に行くにつれて北
側へ後退している。各人工地盤12の上面には、それぞ
れ図1の断面と直交する方向に互いに隣接して並んだ多
数の専有スペース1が区画され、更に各専有スペース1
には、北側半部に住宅スペース1a及び南側半部に庭ス
ペース1b等が設定される。住宅スペース1aには戸建
の住宅14が建設される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平地に対して傾斜
した斜面に雛壇状の多段の造成地を形成した人工地盤上
に、戸建て住宅や各種施設等を建設する技術に関する。
した斜面に雛壇状の多段の造成地を形成した人工地盤上
に、戸建て住宅や各種施設等を建設する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅団地は、雛壇状に造成した多段式の
造成地に作られることが多く、このような住宅団地は日
照や眺望の良さから人気がある。一般に、この種の雛壇
状造成地は、図4に示すように、傾斜地における原地盤
101の一部101aを切土すると共にその切土による
立ち上がり面に沿って擁壁102を形成し、前記切土に
より発生した土材を用いて擁壁102の背後に盛土10
1bすることによって造成され、各段の造成地に住宅等
の建物103が構築される。
造成地に作られることが多く、このような住宅団地は日
照や眺望の良さから人気がある。一般に、この種の雛壇
状造成地は、図4に示すように、傾斜地における原地盤
101の一部101aを切土すると共にその切土による
立ち上がり面に沿って擁壁102を形成し、前記切土に
より発生した土材を用いて擁壁102の背後に盛土10
1bすることによって造成され、各段の造成地に住宅等
の建物103が構築される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の雛
壇状造成地は、各戸に広い庭を確保することが困難であ
る。また、平地の地盤上に盛土によって多段式の造成地
を造成する場合は、膨大な量の盛土材を運搬して盛り立
てを行わなければならず、経済性の問題から実現が困難
である。したがって、平地において十分な日照と眺望を
確保し、かつ経済性を満足するには、高層の集合住宅を
建設するのが一般的である。しかし、高層集合住宅で
は、各戸毎に専用庭を確保することができず、また、各
戸に隣接して駐車スペースを確保することができないの
で駐車場までの距離が長くなり、上階の住戸ではエレベ
ータを使用しなければならず、各戸が壁面を介して接し
ているため、プライバシーの保護においても問題が指摘
される。
壇状造成地は、各戸に広い庭を確保することが困難であ
る。また、平地の地盤上に盛土によって多段式の造成地
を造成する場合は、膨大な量の盛土材を運搬して盛り立
てを行わなければならず、経済性の問題から実現が困難
である。したがって、平地において十分な日照と眺望を
確保し、かつ経済性を満足するには、高層の集合住宅を
建設するのが一般的である。しかし、高層集合住宅で
は、各戸毎に専用庭を確保することができず、また、各
戸に隣接して駐車スペースを確保することができないの
で駐車場までの距離が長くなり、上階の住戸ではエレベ
ータを使用しなければならず、各戸が壁面を介して接し
ているため、プライバシーの保護においても問題が指摘
される。
【0004】本発明は、上記のような事情のもとになさ
れたもので、その技術的課題とするところは、十分な日
照と眺望を確保することができると共に各戸に十分な庭
や駐車スペースを確保できる多段式の住宅団地を提供す
ることにある。
れたもので、その技術的課題とするところは、十分な日
照と眺望を確保することができると共に各戸に十分な庭
や駐車スペースを確保できる多段式の住宅団地を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題は、
本発明によって有効に解決することができる。すなわち
本発明に係る多段式人工地盤による住宅団地は、日照側
を向いた面が雛壇状に形成された支持体と、この支持体
の各段に日照側へ延在して構築され上段に行くにつれて
反日照側へ後退したコンクリートからなる人工地盤とを
有し、前記各人工地盤の上面にはそれぞれ所要数の専有
スペースが設定され、前記各人工地盤における反日照側
部分の真上に、それぞれその上段の人工地盤の日照側の
端部が張り出しているものである。そしてこのような張
り出し部分を有する人工地盤によって、限定された造成
面積に対して各専有スペースを広く設定することができ
ると共に、各人工地盤が鉛直方向に対して完全に重なり
合ったものと比較して良好な日照を確保することができ
る。なお、「日照側」とは南寄りの良好な日当たりを確
保する方向をいう。
本発明によって有効に解決することができる。すなわち
本発明に係る多段式人工地盤による住宅団地は、日照側
を向いた面が雛壇状に形成された支持体と、この支持体
の各段に日照側へ延在して構築され上段に行くにつれて
反日照側へ後退したコンクリートからなる人工地盤とを
有し、前記各人工地盤の上面にはそれぞれ所要数の専有
スペースが設定され、前記各人工地盤における反日照側
部分の真上に、それぞれその上段の人工地盤の日照側の
端部が張り出しているものである。そしてこのような張
り出し部分を有する人工地盤によって、限定された造成
面積に対して各専有スペースを広く設定することができ
ると共に、各人工地盤が鉛直方向に対して完全に重なり
合ったものと比較して良好な日照を確保することができ
る。なお、「日照側」とは南寄りの良好な日当たりを確
保する方向をいう。
【0006】本発明において一層好ましくは、人工地盤
上の各専有スペースは、日照側を庭スペース、反日照側
を住宅スペースとすれば、住宅の日照側に緑地等の庭が
設けられることになるので、良好な日照及び眺望が得ら
れる。この場合、各段の人工地盤における住宅スペース
の真上にその上段の人工地盤における庭スペースが位置
することになる。各人工地盤は、適当な歩道等を介して
連結されるほか、好ましくは各人工地盤の反日照側の端
部には車道が設けられ、各人工地盤の車道は傾斜した車
道を介して互いに連結されることによって、上段の人工
地盤上の専有スペースも、当該住宅団地の外部との良好
な交通アクセスが確保される。
上の各専有スペースは、日照側を庭スペース、反日照側
を住宅スペースとすれば、住宅の日照側に緑地等の庭が
設けられることになるので、良好な日照及び眺望が得ら
れる。この場合、各段の人工地盤における住宅スペース
の真上にその上段の人工地盤における庭スペースが位置
することになる。各人工地盤は、適当な歩道等を介して
連結されるほか、好ましくは各人工地盤の反日照側の端
部には車道が設けられ、各人工地盤の車道は傾斜した車
道を介して互いに連結されることによって、上段の人工
地盤上の専有スペースも、当該住宅団地の外部との良好
な交通アクセスが確保される。
【0007】各人工地盤を支持する支持体は、例えば傾
斜地を雛壇状に造成することによって形成することがで
きるが、平地においては、この支持体はコンクリート構
造物として構築される。コンクリート構造物による支持
体の内部は、アトリウム等の空間を形成することによっ
て、有効に利用することができ、上記車道等も、このコ
ンクリート構造物による支持体内部に形成することがで
きる。
斜地を雛壇状に造成することによって形成することがで
きるが、平地においては、この支持体はコンクリート構
造物として構築される。コンクリート構造物による支持
体の内部は、アトリウム等の空間を形成することによっ
て、有効に利用することができ、上記車道等も、このコ
ンクリート構造物による支持体内部に形成することがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る多段式人工
地盤による住宅団地10の一実施形態を、図中右側を北
側として示す概略的な断面図、図2はこの住宅団地10
を南面側から見た斜視図である。すなわちこの住宅団地
10は、平地の地盤G上に構築されて日照側である南面
が雛壇状に形成されたコンクリート構造物からなる支持
体11と、その南面の各段上面から南側へ略水平に延在
して構築されたコンクリートからなる複数段の人工地盤
12とを有し、各人工地盤12は、支持体11の南面の
雛壇形状に対応して、上段に行くにつれて北側へ後退し
て配置されている。各人工地盤12は、その北側部分の
真上に、上段の人工地盤12の南側部分が張り出した状
態に形成されており、この南側の張り出し部12aは、
それぞれ複数の支柱13を介して支持体11の各段に支
持されている。
地盤による住宅団地10の一実施形態を、図中右側を北
側として示す概略的な断面図、図2はこの住宅団地10
を南面側から見た斜視図である。すなわちこの住宅団地
10は、平地の地盤G上に構築されて日照側である南面
が雛壇状に形成されたコンクリート構造物からなる支持
体11と、その南面の各段上面から南側へ略水平に延在
して構築されたコンクリートからなる複数段の人工地盤
12とを有し、各人工地盤12は、支持体11の南面の
雛壇形状に対応して、上段に行くにつれて北側へ後退し
て配置されている。各人工地盤12は、その北側部分の
真上に、上段の人工地盤12の南側部分が張り出した状
態に形成されており、この南側の張り出し部12aは、
それぞれ複数の支柱13を介して支持体11の各段に支
持されている。
【0009】各人工地盤12の上面には、それぞれ図1
の断面と直交する方向に互いに隣接して並んだ多数の専
有スペース1が区画され、更に各専有スペース1には、
図3に単独で示すように、北側半部に住宅スペース1
a、南側半部に庭スペース1b及び駐車スペース1c等
が設定される。したがって、各専有スペース1における
住宅スペース1aの真上にその上段の人工地盤12にお
ける南側の張り出し部12aが位置し、この張り出し部
12aの上面に庭スペース1bが位置する。住宅スペー
ス1aには戸建の住宅14が建設されるようになってお
り、図1に示すように、支持体11における各段の段
差、言い換えれば各人工地盤12間の高低差hは、例え
ば二階建ての住宅14が建設可能な高さに設定されてい
る。また、少なくとも庭スペース1bには適当な厚さで
土15が撒き出されて、芝生や植栽16の成育が可能と
なっており、各専有スペース1の周囲には塀又は生け垣
14a等が施される。
の断面と直交する方向に互いに隣接して並んだ多数の専
有スペース1が区画され、更に各専有スペース1には、
図3に単独で示すように、北側半部に住宅スペース1
a、南側半部に庭スペース1b及び駐車スペース1c等
が設定される。したがって、各専有スペース1における
住宅スペース1aの真上にその上段の人工地盤12にお
ける南側の張り出し部12aが位置し、この張り出し部
12aの上面に庭スペース1bが位置する。住宅スペー
ス1aには戸建の住宅14が建設されるようになってお
り、図1に示すように、支持体11における各段の段
差、言い換えれば各人工地盤12間の高低差hは、例え
ば二階建ての住宅14が建設可能な高さに設定されてい
る。また、少なくとも庭スペース1bには適当な厚さで
土15が撒き出されて、芝生や植栽16の成育が可能と
なっており、各専有スペース1の周囲には塀又は生け垣
14a等が施される。
【0010】支持体11の雛壇状の南面には階段2が形
成され、各人工地盤12における専有スペース1の北側
には、図示の断面と直交する方向に延びる車道3が形成
され、各人工地盤12上の車道3は、図2に示すよう
に、支持体11の内部に形成された傾斜した車道3’を
介して互いに連結され、これによって、高所の専有スペ
ースも当該住宅団地10の外部との良好な交通アクセス
が確保されている。各人工地盤12における南側張り出
し部12aの南端には、図1の断面と直交する方向に延
びる小径4が形成され、前記階段2に連通している。
成され、各人工地盤12における専有スペース1の北側
には、図示の断面と直交する方向に延びる車道3が形成
され、各人工地盤12上の車道3は、図2に示すよう
に、支持体11の内部に形成された傾斜した車道3’を
介して互いに連結され、これによって、高所の専有スペ
ースも当該住宅団地10の外部との良好な交通アクセス
が確保されている。各人工地盤12における南側張り出
し部12aの南端には、図1の断面と直交する方向に延
びる小径4が形成され、前記階段2に連通している。
【0011】各人工地盤12を支持している支持体11
の北面には、事務所等として利用可能な空間5が形成さ
れ、この空間5と人工地盤12との間に位置する内部に
は、アトリウム等の大空間6が形成されている。また、
最上段の人工地盤上、すなわちこの住宅団地10の最上
部には公園7が設けられ、地上の最下層は例えばショッ
ピングモール等の商業施設8が設けられ、地中の二重ピ
ット部分には雨水貯留槽等の水利施設9が設けられる。
更に、支持体11の内部には、エレベータを設置して、
自動車以外での移動の際の利便性を図ることも好まし
い。
の北面には、事務所等として利用可能な空間5が形成さ
れ、この空間5と人工地盤12との間に位置する内部に
は、アトリウム等の大空間6が形成されている。また、
最上段の人工地盤上、すなわちこの住宅団地10の最上
部には公園7が設けられ、地上の最下層は例えばショッ
ピングモール等の商業施設8が設けられ、地中の二重ピ
ット部分には雨水貯留槽等の水利施設9が設けられる。
更に、支持体11の内部には、エレベータを設置して、
自動車以外での移動の際の利便性を図ることも好まし
い。
【0012】上述の実施形態によれば、人工地盤12上
の各専有スペース1は、住宅スペース1aの南側には所
要の広さの庭スペース1bが確保されているので、広い
専有面積がとれ、しかも良好な日照及び眺望が確保され
る。また、住宅スペース1aの真上には、上段の人工地
盤12の南側張り出し部12aが張り出し形成されてい
るが、各住宅スペース1aは二階建ての住宅14が建設
可能な十分な高さhが設定されているので圧迫感がな
く、住宅14本体が直接風雨に曝されにくいといった利
点がある。
の各専有スペース1は、住宅スペース1aの南側には所
要の広さの庭スペース1bが確保されているので、広い
専有面積がとれ、しかも良好な日照及び眺望が確保され
る。また、住宅スペース1aの真上には、上段の人工地
盤12の南側張り出し部12aが張り出し形成されてい
るが、各住宅スペース1aは二階建ての住宅14が建設
可能な十分な高さhが設定されているので圧迫感がな
く、住宅14本体が直接風雨に曝されにくいといった利
点がある。
【0013】上述のように、住宅スペース1aに建設さ
れる住宅14は、集合住宅とは異なる一戸建てとしての
特徴を満足し得るものである。また、人工地盤12はコ
ンクリート構造物からなる支持体11によって支持され
ているため、傾斜地の地盤を造成する場合と異なり、支
持体11の内部も、上述のようなアトリウム等としての
有効利用が可能である。
れる住宅14は、集合住宅とは異なる一戸建てとしての
特徴を満足し得るものである。また、人工地盤12はコ
ンクリート構造物からなる支持体11によって支持され
ているため、傾斜地の地盤を造成する場合と異なり、支
持体11の内部も、上述のようなアトリウム等としての
有効利用が可能である。
【0014】なお、上記実施形態においては、各人工地
盤12を支持体11と一体に構築したものについて説明
したが、例えば南面が傾斜した傾斜地が入手可能である
ような場合は、この傾斜地を、先に従来技術として説明
した図4に示すように傾斜地の切土及び盛土によって雛
壇状に造成し、この雛壇状造成地を支持体として適用す
ることができる。また、各人工地盤12に一戸建て住宅
14以外の建物を建築することもできる。
盤12を支持体11と一体に構築したものについて説明
したが、例えば南面が傾斜した傾斜地が入手可能である
ような場合は、この傾斜地を、先に従来技術として説明
した図4に示すように傾斜地の切土及び盛土によって雛
壇状に造成し、この雛壇状造成地を支持体として適用す
ることができる。また、各人工地盤12に一戸建て住宅
14以外の建物を建築することもできる。
【0015】
【発明の効果】本発明によると、次のような効果が実現
される。 (1) 各専有スペースを広く設定することができ、一戸建
て住宅としての体裁を確保することができる。 (2) 良好な日照及び眺望が得られる。 (3) 上段にも自動車の乗り入れが可能であるため、団地
の外部との交通アクセスが良好である。 (4) 各人工地盤をコンクリート構造物からなる支持体で
支持した構造とすることによって、平地にも多段式人工
地盤による住宅団地を構築することができ、支持体の内
部も公共施設等として有効利用が可能である。
される。 (1) 各専有スペースを広く設定することができ、一戸建
て住宅としての体裁を確保することができる。 (2) 良好な日照及び眺望が得られる。 (3) 上段にも自動車の乗り入れが可能であるため、団地
の外部との交通アクセスが良好である。 (4) 各人工地盤をコンクリート構造物からなる支持体で
支持した構造とすることによって、平地にも多段式人工
地盤による住宅団地を構築することができ、支持体の内
部も公共施設等として有効利用が可能である。
【図1】本発明に係る多段式人工地盤による住宅団地の
一実施形態を、図中右側を北側として示す概略的な断面
図である。
一実施形態を、図中右側を北側として示す概略的な断面
図である。
【図2】上記実施形態を南面側から見た斜視図である。
【図3】上記実施形態における専有スペースの一例を単
独で示す斜視図である。
独で示す斜視図である。
【図4】従来技術による雛壇状造成地の住宅団地を示す
説明図である。
説明図である。
1 専有スペース 1a 住宅スペース 1b 庭スペース 3,3’ 車道 11 支持体 12 人工地盤 14 住宅
フロントページの続き (72)発明者 前村 俊次 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 中岡 亘 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 日比谷 大二郎 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 渡部 啓三 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 内海 好文 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 英木 具巳 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 鈴木 昌江 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 田巻 麻美 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 豊田 恭子 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内
Claims (5)
- 【請求項1】 日照側を向いた面が雛壇状に形成された
支持体と、この支持体の各段に日照側へ延在して構築さ
れ上段に行くにつれて反日照側へ後退したコンクリート
からなる人工地盤とを有し、前記各人工地盤の上面には
それぞれ所要数の専有スペースが設定され、前記各人工
地盤における反日照側部分の真上に、それぞれその上段
の人工地盤の日照側の端部が張り出していることを特徴
とする多段式人工地盤による住宅団地。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、 人工地盤上の各専有スペースは、日照を受ける側が庭ス
ペース、反日照側が住宅スペースとなっていることを特
徴とする多段式人工地盤による住宅団地。 - 【請求項3】 請求項1の記載において、 各人工地盤の反日照側の端部には車道が設けられ、各人
工地盤の車道は傾斜した車道を介して互いに連結されて
いることを特徴とする多段式人工地盤による住宅団地。 - 【請求項4】 請求項1の記載において、 支持体が、傾斜地を造成した雛壇状の地盤からなること
を特徴とする多段式人工地盤による住宅団地。 - 【請求項5】 請求項1の記載において、 支持体がコンクリートによって構築され、その内部には
アトリウム等の空間が形成されていることを特徴とする
多段式人工地盤による住宅団地。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1819696A JPH09189073A (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | 多段式人工地盤による住宅団地 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1819696A JPH09189073A (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | 多段式人工地盤による住宅団地 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09189073A true JPH09189073A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11964886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1819696A Withdrawn JPH09189073A (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | 多段式人工地盤による住宅団地 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09189073A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002047657A (ja) * | 2000-08-03 | 2002-02-15 | Toyo Constr Co Ltd | 傾斜地保全型建物およびその構築方法 |
-
1996
- 1996-01-10 JP JP1819696A patent/JPH09189073A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002047657A (ja) * | 2000-08-03 | 2002-02-15 | Toyo Constr Co Ltd | 傾斜地保全型建物およびその構築方法 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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