JPH09185538A - フロントエンド・ナビゲータとネットワーク・アーキテクチャーのための方法と装置 - Google Patents

フロントエンド・ナビゲータとネットワーク・アーキテクチャーのための方法と装置

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JPH09185538A
JPH09185538A JP8176607A JP17660796A JPH09185538A JP H09185538 A JPH09185538 A JP H09185538A JP 8176607 A JP8176607 A JP 8176607A JP 17660796 A JP17660796 A JP 17660796A JP H09185538 A JPH09185538 A JP H09185538A
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JP8176607A
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Nino Vidovic
ビドビック ニーノ
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Sun Microsystems Inc
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    • G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00—Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06—Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46—Multiprogramming arrangements

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Stored Programmes (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータネットワークにおいて、異なっ
たハードウエアマシンやプラットホームにまたがって分
散されたファイルにアクセスしてこれを処理可能にす
る。 【解決手段】 フロントエンド・ナビゲータがネットワ
ーク化された各サーバ上に所在する複数のサーバ・プロ
セスと通信し、デバッグや編集等、あらゆるタイプのフ
ァイル処理を実行する。これらのサーバ・プロセスが、
それぞれの同一マシン上に所在するゲートウェー・プロ
セスと通信することにより、複数のプログラムセグメン
トの中の任意の一つの所望機能が実行される。これらの
プログラムセグメントが複数のコンピュータにまたがっ
て分散されていても差し支えないようにする。デバッ
グ、拾い読み、編集等、ファイルに適用可能な任意のタ
イプの機能が支援される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ・ネ
ットワーク、特に、コンピュータ・ネットワーク全体に
分散されているファイルにアクセスしてそれを処理する
ためのユーザ・インターフェースを提供する方法と装置
とに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、社会的需要に応えてコンピュータ
・ネットワークが急拡大してきた。この種のネットワー
クには、ローカル・エリア・ネットワーク（ＬＡＮＳ）
や相互間で交信可能な多数のコンピュータを包含した広
域ネットワーク（ＷＡＮＳ）が含まれる。メッセージ送
信は別として、ネットワーク化された各コンピュータ間
の通信によってネットワーク内の複数のコンピュータ上
でプログラムを実行させることが可能となる。例えば航
空座席予約サービスでは、インターフェースへのデータ
入力がサーバコンピュータへ転送されている間、すなわ
ちこのコンピュータの予約データベースがアクセスされ
ている間に、クライアント・コンピュータ上にユーザ・
インターフェースが呈示される。分散化プログラミング
として知られているタイプのプログラム実行方式は、上
記の例よりも遙かに複雑になる恐れがあるが、極めて普
遍的でありまた効率的でもある。
【０００３】しかしながら分散化されたプログラムは、
それぞれ独自のマシンに密接に結びついたさまざまな手
段を用いてそれぞれ別のコンピュータに書き込まれ、開
発されかつテストされることが多いが、コンピュータ上
でこれらのプログラムは、言語、演算プラットホームや
アプリケーションのタイプを中心にして動作しかつ統合
されている。前記の例では、グラフィック・ユーザ・イ
ンターフェース部は、ＰＣウインドー用のビジュアルＣ
＋＋プログラミング言語に対する１組のプログラム・ツ
ールと、グラフィック・ユーザ・インターフェース（Ｇ
ＵＩ）ビルダーに対する別セットのツールとを用いてク
ライアント・コンピュータ上で開発可能である。またこ
れと同様に予約データベースも、Ｕｎｉｘの下で動作す
るＣ＋＋ワークショップ・プログラミング言語による１
組のプログラム・ツールを用いてサーバ上で開発可能で
ある。また、先ず最初に或るツール・セットで開発され
たプログラムが、同一ツール・セットのその後のバージ
ョンで、場合によっては別メーカーのツール・セットで
再開発されるようなことも稀ではない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従って分散プログラム
では、プログラマーは、これらの分散された各ツール・
セグメントの開発に用いられたツール・セットの作動方
法を学ばなければならないと言う本質的な問題に当面す
る。通常これらのツール・セットはかなり詳細なもの
で、これをマスターするには数日、数週間、場合によっ
ては月単位の日時を要する。しかも現在このような分散
プログラムを編集、検分ないしデバッグするためには、
特定プログラム・セグメント用の１セットのツールの下
で諸機能を実行し、このツール・セットを活かしなが
ら、場合によっては他のコンピュータ上の異なったプロ
グラム・セグメント用のツール・セットを用い、そのツ
ール・セットを入力する必要がある。またこのようなオ
ペレーションには、特に当該プログラムがそれぞれ別の
ツール・セットで開発された多数のセグメントを持って
いるような場合、殊更に極めて多くの時間が浪費され
る。
【０００５】独自なプロトコル、Ｗｏｒｌｄ Ｗｉｄｅ
Ｗｅｂを採用することにより、異なった多数のプラッ
トホーム上に存在する文書を、ユーザがシングル・フロ
ントエンド・ツールを介して拾い読みできるようにしよ
うという試みが実現された。しかし何年も前から存在す
るこのＷｏｒｌｄ Ｗｉｄｅ Ｗｅｂは、拾い読み以外
の機能は全く提供してくれないので、分散プログラムに
よる前記諸問題は解決されない。
【０００６】そのため、異なったコンピュータ、オペレ
ーションシステムや通信プロトコル上で、１セットのツ
ールしか必要とせずに動作する分散プログラムを開発す
る能力を提供してくれるシステムが必要になる。またこ
の他、さまざまなツール環境の下で既に部分的もしくは
完全に開発済で、変更を要するプログラムに対してこの
ような統合を可能にするシステムも必要である。より一
般的に言えば、ユーザがプラットホーム上のばらばらな
各特定部分に別々にアクセスする必要なしに、シングル
・フロントエンド・ツールが異なるプラットホーム上に
存在する複数のファイル上で動作できるようにするシス
テムが必要になる。
【０００７】本発明の目的は、さまざまなプラットホー
ムに分散されているファイルにアクセスしてそれを処理
できるようにするフロントエンド・ナビゲーション・ツ
ール（“ＮＡＶＩＧＡＴＯＲ”）のための方法と装置と
を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】ファイルのデバッグや編
集等の処理を実行させるため、フロントエンド・ナビゲ
ーション・ツールが、ネットワーク化されたサーバ上に
所在する複数のサーバ・プロセスと交信する。またこの
サーバ・プロセスは、呼出しサーバ・プロセスとして同
一マシン上に所在するゲートウェー・プロセスと交信す
るが、この呼出しサーバ・プロセスによって、複数のコ
ンピュータに分散されている複数個のプログラムセグメ
ント上で所望の機能が実行される。
【０００９】分散ファイルを含む機能の一つの例がデバ
ッグで、このデバッグ・リクエストに関しては、ナビゲ
ータがＵＲＬプロトコルに従ってリクエストを出す。従
ってこのリクエストは、server type://machine/reques
t の形態となるが、ここでserver type が、例えばhtt
p. もしくはprocess 等のプロトコル、machine が、実
際のサーバ・アドレス、またrequest が、リクエスト対
象のプログラムもしくはファイルである。そしてナビゲ
ータが適切なマシンとサーバ・プロセスにコンタクトし
てファイルネームすなわちファイルＡを提供する。次に
このサーバ・プロセスが所望の機能を実行するのに適切
なゲートウェー・プロセスを選択する。このゲートウェ
ー・プロセスが目標プログラムに付随し、これがデバッ
グされる。もしこの目標プログラムが別のマシン上のプ
ログラムを呼出すと、本発明に基づき、ユーザに分かり
やすいさまざまなメカニズムが提供され、呼出されたプ
ログラム上でもデバッグを続行させることが可能にな
る。一好適実施例においては、このゲートウェー・プロ
セスが、呼出された当該プロセスのアドレス、ファイル
Ｂをサーバ・プロセスに知らせ、サーバ・プロセスがこ
れをナビゲータに通報すると、このナビゲータが別ホス
ト上のサーバ・プロセスに対するリクエストを自動的に
アセンブルする。そしてこのリクエストが送信されて、
サーバ・プロセスが適切なゲートウェー・プロセスを選
択し、これが目標プログラム、ファイルＢに付随する。
しかしファイルＢがファイルＡに戻ると再びナビゲータ
が制御され、ファイルＢに対する呼出し命令の後、ゲー
トウェー・プロセスがこの命令の適切なアドレスを維持
していなければ、ナビゲータが前同様にファイルＡを呼
出しする。そしてファイルＡについてデバッグが続行さ
れる。
【００１０】拾い読み、編集やその他任意の機能のリク
エストも、上記と同様にこのフロントエンド・ナビゲー
タを介して行われる。ＵＲＬリンクが、目標マシン上に
所在する適切なサーバ・プロセスにコンタクトすると、
このサーバ・プロセスが適切なゲートウェー・プロセス
を選択し、これによって所望の機能が目標ファイル上で
実行される。この目標ファイルに他のファイルに対する
ハイパーテキスト・リンクを包含させると、ファイルネ
ームをクリック・オンして所望機能を表示させることに
より、これらファイル上での諸機能の実行が容易にな
る。この様に、ユーザはシングル・フロントエンド・ツ
ールを介して分散ファイルにアクセスしてこれらを処理
することができるようになる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下の詳細説明は、主として表示
画像、アルゴリズムやコンピュータメモリ内でのデータ
ビット・オペレーションの記号表現等の専門用語で記述
する。これらのアルゴリズムの記述と表現は、データ処
理部門の専門家が仕事内容を同部門の他の専門家に最も
効率よく伝達するのに用いている手段である。
【００１２】ここだけではなく一般的に用いられている
アルゴリズムと言う用語は、所望の結果を得るための首
尾一貫して連続したステップを意味する。これらのステ
ップは、物理的諸量を物理的処理するのに必要なステッ
プである。通常これらの量は必ずとは言わずも、記憶、
伝達、結合、比較やその他の操作可能な電気信号もしく
は磁気信号の形態をとる。また主に共通の意味で使用す
る為、これらの信号をビット、値、エレメント、記号、
文字、画像、専門用語、数やこれらに類するものとして
処理すると、便利になることがある。しかしこれらの全
てや類似した用語はそれぞれの物理的諸量に結び付いて
おり、これらの量にむしろ便宜的に適用されたラベルで
あるとも言える。
【００１３】本件の場合でのオペレーションとは、人に
よって実行される機械的オペレーションである。本発明
のオペレーションを実行するのに有用な装置には、汎用
デジタルコンピュータあるいはこれに類した他の装置が
含まれる。そしていずれの場合にも、コンピュータのオ
ペレーション方法と演算それ自体の方法とは別物である
と考えなければならない。本発明は、コンピュータを動
作させて電気あるいはその他の物理的信号を処理するこ
とにより、望ましい他の物理的信号を生成させるための
方法のステップに関する。
【００１４】また本発明は、これらの動作を実行させる
ための装置にも関する。そしてこの装置は、所定目的専
用に構成したり、あるいはコンピュータ内に記憶させた
コンピュータプログラムによって選択的に起動またはそ
の機能を変更される汎用コンピュータとしてもよい。こ
こに述べるアルゴリズム、方法および装置は、特定のコ
ンピュータと本質的に関係するものではなく、さまざま
な汎用コンピュータも本発明の教えに従ったプログラム
によって使用可能であり、あるいはより便利にするた
め、必要な各方法ステップ実行専用の装置を構成しても
よい。次にこれらさまざまな装置に必要な構成について
説明する。
【００１５】本発明では、コンピュータ・ネットワーク
上に分散されているファイルにアクセスしてそれを処理
するためのユーザ・インターフェースを提供する方法と
装置を開示する。以下に本発明に基づくデバッグや編集
ツールに関する詳細を説明するが、この分野の専門家に
とっては、これら特定の詳細説明がなくても本発明を実
現可能であることは明らかであり、本発明を明確に理解
するのに必ずしも必要ではない周知の回路や構成等に関
する説明は省略する。
【００１６】図１に、本発明に基づくデータ処理システ
ムを示す。符号１０で示されているコンピュータは、三
つの主要コンポーネントを包含する。第１コンポーネン
トの入出力（Ｉ／Ｏ）回路１２は、情報を適切な形態で
このコンピュータ１０の他の部分とやり取りするのに用
いられる。この他このコンピュータ１０には、Ｉ／Ｏ回
路１２とメモリ１４とに結合された中央処理装置（ＣＰ
Ｕ）１３も包含されるが、これらのエレメントは大部分
の汎用コンピュータで一般的に見受けられ、このコンピ
ュータ１０は、広範囲なカテゴリーに属するデータ処理
装置を代表するに過ぎない。図示されているように、Ｉ
／Ｏ回路１２に結合されたインターフェース回路１７
が、本発明に基づきこのコンピュータ１０をネットワー
クに結び付けるが、この回路１７には本発明に基づきナ
ビゲータ回路を包含させることができ、また本発明は、
このコンピュータ１０で実行されるソフトウエアの中で
具現されると言える。ラスタディスプレイモニタ１６は
Ｉ／Ｏ回路１２に結合され、本発明に基づきＣＰＵ１３
で生成された画像を表示するが、このディスプレイ１６
には、周知のさまざまなブラウン管（ＣＲＴ）やその他
のタイプのディスプレイを使用すればよい。
【００１７】図２に本発明のアーキテクチャーの概要が
示されているが、これにはフロントエンド・ナビゲータ
１８が包含され、このナビゲータが複数のサーバ・プロ
セス２０、２２、２４と交信し、デバッグや編集等、さ
まざまな機能を実行する。またこれらのサーバ・プロセ
ス２０、２２、２４がゲートウェー・プロセス（ツー
ル）２６、２８、３０、３２、３４、３６、３８、４
０、４２と交信し、これらのゲートウェー・プロセス
が、複数のプログラムセグメントの中の任意の一つで所
望の機能を実行するが、これらのプログラムセグメント
が複数のコンピュータに分散されていても差し支えな
い。次に詳述するように、このナビゲータ１８は拾い読
み、編集および対話動作の諸機能を包含し、これによっ
てユーザは分散したプログラムセグメント上のさまざま
な機能を実行させることが可能となる。例えばサーバ・
プロセス２２に文書サーバを包含させ、このサーバをht
tp, ファイルおよびftp ゲートウェー・プロセス３２、
３４、３６と交信させることにより、拾い読み機能を実
行させるとよい。またこれと同様に、サーバ・プロセス
２０にはdbx,ＰＣ・デバッグおよびgdb ゲートウェー・
プロセス２６、２８、３０と交信するプロセス・サーバ
を包含させることにより、デバッグ機能を実行させるこ
とが可能となる。図２のアーキテクチャーは、図中に破
線で示されているように容易に拡張可能で、他の多数の
サーバ・プロセスやゲートウェー・プロセスも包含可能
となるので有利である。また二つのナビゲータが同じサ
ーバ・プロセス、ゲートウェー・ツールやファイルに同
時にアクセスし、かつこれら二つのナビゲータはネット
ワーク化された環境において互いに交信可能であること
も有利である。
【００１８】下記でより詳細に説明するように、図２の
各サーバ・プロセス２０、２２、２４は、それぞれ複数
のマシン上に存在し得る。そして本発明のアーキテクチ
ャーによれば、デバッグ、文書やソース・コードの拾い
読みや編集、ソース・コード管理やプログラムの開発や
作成を含めたさまざまなツールを統合できる。次に本発
明のアーキテクチャーに従ったこれらのツールの具現に
ついて述べるが、本発明に基づく図２のアーキテクチャ
ーによれば、ユーザが決めたツールも含め、他の多くの
タイプのツールも使用可能となるので、有利である。
【００１９】図３は、本発明のアーキテクチャーに基づ
きデバッグリクエストを行うための実施例を示したブロ
ック図である。先ずナビゲータ１８がユニバーサル・リ
ゾース・ロケータ（ＵＲＬ）プロトコルに従ってリクエ
ストを発信する。従ってこのリクエストは、server typ
e://machine/request の形態になるが、ここでserverty
pe が、例えばhttp. もしくはprocess のようなプロト
コル、machine が、実際のサーバ・アドレス、またrequ
est が、リクエスト対象のプログラムもしくはファイル
である。そしてナビゲータ１８が第一マシン上の適切な
サーバプロセス２０にコンタクトしてファイルネームす
なわちファイルＡが提示される。次にこのサーバ・プロ
セス２０が、所望の機能を実行するのに適切なゲートウ
ェー・ツール２６を選択する。
【００２０】このゲートウェー・ツール２６が目標プロ
グラム２９に付随し、これがデバッグされる。もしこの
目標プログラムが別のマシン上のプログラム３１を呼出
すと、本発明に基づき、ユーザに分かりやすいさまざま
なメカニズムが提供され、呼出されたプログラム上でも
デバッグを続行させることが可能になる。好的実施例に
おいては、このゲートウェー・プロセス２６が、呼出さ
れたこのプロセスのアドレスすなわちファイルＢをサー
バ・プロセス２０に知らせ、サーバ・プロセス２０がこ
れをナビゲータ１８に通報すると、このナビゲータが別
のホスト上のサーバ・プロセス２１に対するＵＲＬリク
エストを自動的にアセンブルする。このリクエストが送
信されて、サーバ・プロセス２１が適切なゲートウェー
・プロセス２８を選択し、これが目標プログラム、ファ
イルＢ３１に付随する。しかしファイルＢがファイルＡ
に戻ると再びナビゲータが制御され、ファイルＢに対す
る呼出し命令の後、ゲートウェー・プロセスがこの命令
の適切なアドレスを維持していなければ、ナビゲータが
前と同様にファイルＡを呼出しする。そしてファイルＡ
についてデバッグが続行される。この様に、二つの異な
ったツール、例えばdbx とＰＣ・デバッグでデバッグさ
れるプログラムが、シングル・フロントエンド・ナビゲ
ータ１８だけでデバッグされるようになる。またファイ
ルＡ２９とファイルＢ３１相互も直接通信可能となる。
【００２１】図４に、ファイルの拾い読みと編集用とし
て考えられるブロック図の一つを示すが、これにはソー
ス・コードもしくはその他任意のタイプの文書が包含さ
れ、ユーザは数えきれないほど多くのやり方で文書を拾
い読みしたり、編集できるので有利である。またこの図
４は、本発明の一実施例の動作を説明するため、考えら
れる拾い読みならびに編集セッションの一つを示してい
る。ナビゲータ１８はファイルＡを読み取るため、前述
したようにＵＲＬプロトコルに従ってリクエストを出
す。当該マシン上のhttpd サーバ・プロセス２２がこの
リクエストを受け取り、これに対応したゲートウェー・
ツール３２が当該ファイルを検索し、ファイルＡの内容
がナビゲータに示される。
【００２２】ファイルＡには、別のファイルＢに対する
ハイパーテキスト・リンクを含めることが可能で、これ
を見るためナビゲータがＵＲＬプロトコルに従ってリク
エストを出すと、前述した手法に従いサーバ・プロセス
２３とゲートウェー・プロセス３３とを介してこのファ
イルＢがナビゲータ１８に提示される。しかし本発明に
よれば、Ｗｏｒｌｄ Ｗｉｄｅ Ｗｅｂ拾い読みツール
とは異なり、ファイル編集と、旧ファイルを新編集ファ
イルで置き換えることができるようになる。従ってこの
ナビゲータ１８のおかげでユーザはファイルを編集でき
るようになり、ユーザがこの新編集ファイルの保存を希
望した場合には、ナビゲータ１８が、ファイルＢを指示
する適切なＵＲＬを作成し、当該サーバ・プロセス２４
とゲートウェー・プロセス３８にコンタクトして新ファ
イルを記憶させる。
【００２３】所望探索項目を含んだファイルを拾い読み
するため、別マシン上に存在することもあり得る複数の
サーバ・プロセスに対して探索項目を伴ったリクエスト
が出され、これら各サーバ・プロセスが適切なゲートウ
ェー・プロセスにコンタクトして探索が実行され、当該
探索項目が所在するすべてのファイルネームがナビゲー
タ１８に提示される。
【００２４】本発明によれば、ファイルの編集と保存お
よび所望探索項目を備えたファイルの拾い読みのほか、
今のところＷｏｒｌｄ Ｗｉｄｅ Ｗｅｂにはまだ存在
しないような機能も提供され、単にファイルの内容を拾
い読みするだけではなく、ファイル検索内容に関する情
報もダイナミックに生成されるようになる。例えば、ユ
ーザはプログラムを、そのデータの構成、機能呼出しそ
の他の諸特性に関して分析させることができるようにな
る。ファイルに関するこのような動作を実行するため、
ナビゲータ１８は前述したようにＵＲＬプロトコルに従
ってリクエストを出すが、目標マシン上の適切なサーバ
・プロセスがこのリクエストを受け止め、適切なゲート
ウェー・ツールが当該ファイルを分析し、その結果をナ
ビゲータ１８に提示する。図２のアーキテクチャーに対
しては、ほぼ全ての従来のツールを適用できるので有利
である。
【００２５】ユーザの観点に立って本発明の動作を説明
するため、ここではナビゲータ１８に対するグラフィッ
ク・ユーザ・インターフェース（ＧＵＩ）の例について
述べるが、本発明はこれ以外の多くのタイプのＧＵＩで
具現可能であることは明らかである。
【００２６】前述したように、分散ファイル上の機能を
シングル・フロントエンド・ナビゲータで実行させる本
発明の能力の一例が、デバッグである。図５は、現在デ
バッグ中のファイルのソース・コードを表示している画
面のスナップショットである。この図に示されているプ
ログラムが、他の言語で記述されて別のマシン上に存在
するプログラムを呼出しする。ユーザはこの図５と同一
のデバッグ用ＧＵＩを用い、呼出されたプログラム内の
コードの所望の行にブレークポイントを設定することが
できる。そしてユーザがこの図のプログラムのデバッグ
を開始すると、このプログラムが実行されるが、このプ
ログラムのコード内に設定されたブレークポイントで処
理が停止され、それがナビゲータ１８によって表示され
る。図５のプログラムに制御が戻ると、この図のソース
・コードがナビゲータによってもう一度表示される。本
発明のアーキテクチャーによれば、組み込まれた任意の
数のプログラムの呼出しが支援されるので有利となり、
ユーザは分散プログラムをシングルＧＵＩを介するだけ
でデバッグできるようになる。
【００２７】前述したように本発明のアーキテクチャー
によれば、他のハードウエアマシンやプラットホームに
またがる拾い読みや編集を含めた任意のタイプのファイ
ル処理や実行が支援される。図６は画面のスナップショ
ットで、ここに描かれている拾い読み命令の結果であ
り、この命令によって得られたファイルネームも示され
ている。このファイルが他のマシン上に存在していて
も、ユーザはこのファイルネームをクリックすることに
より、任意のファイルに容易にアクセスできる。図７の
スナップショットは、図６に示されている特定ファイル
ネームをクリックした結果である。この図７に示されて
いるように、ＧＵＩによって、このファイル上で実行可
能な全機能が提供され、例えばユーザは当該ファイルを
編集してこれをオリジナルファイルと置き換えて保存す
ることも可能となる。またユーザは図６の画面に戻った
り、図６のファイルの中に何かが存在している場合には
ハイパーテキスト・リンクに移行することもできる。特
定ファイルを検索するたびに、ユーザはファイルを編集
したり、他の任意のファイル処理を実行することができ
る。
【００２８】以上、図１ないし７を参照して実施例につ
いて本発明を説明したが、この分野の専門家は、本発明
の思想や範囲から逸脱することなくさまざまな変更や変
形を実現できることは明らかである。例えば、本発明に
よれば任意のタイプの機能が支援されるが、これにはフ
ァイルに適用可能な、ユーザによって決定される諸機能
も含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に基づき考えられるコンピュータシステ
ムの一つを示した機能ブロック図
【図２】本発明のアーキテクチャーの概要を示す図
【図３】本発明のアーキテクチャーのデバッグ・リクエ
ストに対する通信方法を示したブロック図
【図４】ソース・コードやその他任意のタイプの文書を
包含し得るファイルを拾い読みかつ編集するために考え
られるブロック図
【図５】デバッグ中のファイルのソース・コードの表示
画面のスナップショットを示す図
【図６】画面のスナップショットで、このスナップショ
ットに示されている拾い読み命令の結果を示す図
【図７】図６に示されている特定ファイルネームをクリ
ックした結果の画面のスナップショットである。ここに
示されているように、このファイル上で実行可能な全機
能が提供されるＧＵＩを示す図
【符号の説明】
10 コンピュータ 12 入力／出力回路 13 ＣＰＵ 14 メモリ 16 ディスプレイ・モニタ 17 インターフェース回路 18 ナビゲータ

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 複数のコンピュータを包含するネットワ
    ーク内の目標ファイル上の機能を実行するための方法で
    あって、 第１コンピュータ上に所在する第１目標ファイルに対す
    るユニバーサル・リゾース・ロケータ（ＵＲＬ）を、フ
    ロントエンド・ナビゲータによって形成するステップを
    実行するためのエレメントを用意するステップと、 前記ＵＲＬによって指示された第１サーバ・プロセスに
    アクセスして、該第１サーバ・プロセスに前記第１目標
    ファイルのファイルネームを提供するステップを実行す
    るためのエレメントを用意するステップと、 前記第１サーバ・プロセスによって前記機能実行用第１
    ツールにコンタクトし、該ツールに前記ファイルネーム
    を提供するステップを実行するためのエレメントを用意
    するステップと、 前記第１目標ファイル上の前記第１ツールによって前記
    機能を実行するステップを実行するためのエレメントを
    用意するステップと、から成る方法。
  2. 【請求項２】 第２コンピュータ上に所在する第２目標
    ファイルに対するユニバーサル・リゾース・ロケータ
    （ＵＲＬ）を前記フロントエンド・ナビゲータによって
    形成するステップを実行するためのエレメントを用意す
    るステップと、 前記ＵＲＬによって指示されたサーバ・プロセスにアク
    セスして、該サーバ・プロセスに前記第２コンピュータ
    上に所在する前記第２目標ファイルのファイルネームを
    提供するステップを実行するためのエレメントを用意す
    るステップと、 前記サーバ・プロセスによって前記機能実行用第２ツー
    ルにコンタクトし、該ツールに前記ファイルネームを提
    供するステップを実行するためのエレメントを用意する
    ステップと、 前記第２目標ファイル上の前記第２ツールによって前記
    機能を実行するステップを実行するためのエレメントを
    用意するステップとを更に含む、請求項１に記載の方
    法。
  3. 【請求項３】 前記第１および第２の各サーバ・プロセ
    スが類似タイプのサーバ・プロセスから成る、請求項２
    に記載の方法。
  4. 【請求項４】 前記第１および第２の各サーバ・プロセ
    スがプロセス・サーバから成る、請求項３に記載の方
    法。
  5. 【請求項５】 前記第１および第２の各ツールがデバッ
    グ・ツールから成る、請求項４に記載の方法。
  6. 【請求項６】 前記第１デバッグ・ツールが、前記第２
    デバッグ・ツールによって動作し得るプログラムとは、
    異なった言語で記述されたプログラム上で動作する、請
    求項５に記載の方法。
  7. 【請求項７】 前記第１ファイルが前記第２ファイルを
    呼出したとき、前記第１ツールによって前記第１サーバ
    ・プロセスに前記第２目標ファイルネームを提供するス
    テップを実行するためのエレメントを用意するステップ
    と、 前記第１ファイルが前記第２ファイルを呼出したとき、
    前記第１サーバ・プロセスによって前記フロントエンド
    ・ナビゲータに前記第２目標ファイルネームを提供する
    ステップを実行するためのエレメントを用意するステッ
    プと、 を更に含むとともに、 前記フロントエンド・ナビゲータによって第２目標ファ
    イルに対するユニバーサル・リゾース・ロケータ（ＵＲ
    Ｌ）を形成する前記ステップが、前記第１サーバ・プロ
    セスによって提供された前記第２目標ファイルネームに
    基づく前記ＵＲＬの形成から成る、請求項６に記載の方
    法。
  8. 【請求項８】 前記第１サーバ・プロセスがhttpd サー
    バから成る、請求項３に記載の方法。
  9. 【請求項９】 前記第１目標ファイルに前記第２目標フ
    ァイルに対するハイパーテキスト・リンクが含まれる、
    請求項８に記載の方法。
  10. 【請求項１０】 前記第２目標ファイルに対してエディ
    ターを提供するステップを更に含む、請求項９に記載の
    方法。
  11. 【請求項１１】 複数のコンピュータを包含するネット
    ワーク内の目標ファイル上の機能を実行するための装置
    であって、 第１コンピュータ上に所在する第１目標ファイルに対す
    るユニバーサル・リゾース・ロケータ（ＵＲＬ）を形成
    するように構成されたフロントエンド・ナビゲータと、 前記ＵＲＬによって指示された第１サーバ・プロセスに
    アクセスするように構成され、該第１サーバ・プロセス
    に前記第１目標ファイルに対するファイルネームを提供
    する第１インターフェース手段と、 前記機能を実行するように構成された第１ツールに前記
    第１サーバ・プロセスによってコンタクトするように構
    成され、該ツールに前記ファイルネームを提供する第１
    通信手段と、 前記第１目標ファイル上の前記第１ツールによって前記
    機能を実行するように構成された第１ロジックと、 から成る装置。
  12. 【請求項１２】 前記フロントエンド・ナビゲータが、
    第２コンピュータ上に所在する第２目標ファイルにアク
    セスするためのユニバーサル・リゾース・ロケータ（Ｕ
    ＲＬ）を形成するように構成されており、 前記装置が更に第２インターフェース手段を含み、該イ
    ンターフェース手段が、前記ＵＲＬによって指示された
    サーバ・プロセスにアクセスするように構成され、該サ
    ーバ・プロセスに前記第２コンピュータ上に所在する前
    記第２目標ファイルに対するファイルネームを提供し、 前記装置が更に第１通信手段を含み、該通信手段が、前
    記機能を実行するように構成された第２ツールに前記サ
    ーバ・プロセスによってコンタクトするように構成さ
    れ、該ツールに前記ファイルネームを提供し、 前記装置が更に第２ロジックを含み、該ロジックが、前
    記第２目標ファイル上の前記第２ツールによって前記機
    能を実行するように構成された、請求項１１に記載の装
    置。
  13. 【請求項１３】 前記第１と第２の各サーバ・プロセス
    が類似したタイプのサーバ・プロセスから成る、請求項
    １２に記載の装置。
  14. 【請求項１４】 前記第１と第２の各サーバ・プロセス
    がプロセス・サーバから成る、請求項１３に記載の装
    置。
  15. 【請求項１５】 前記第１と第２の各ツールがデバッグ
    ・ツールから成る、請求項１４に記載の装置。
  16. 【請求項１６】 前記第１デバッグ・ツールが、前記第
    ２デバッグ・ツールによって動作し得るプログラムと
    は、異なった言語で記述されたプログラム上で動作す
    る、請求項１５に記載の装置。
  17. 【請求項１７】 前記第１通信手段には更に、前記第１
    ファイルが前記第２ファイルを呼出したとき、前記第１
    ツールによって前記第２目標ファイルネームを前記第１
    サーバ・プロセスに提供するように構成された手段を含
    み、 前記第１インターフェース手段には更に、前記第１ファ
    イルが前記第２ファイルを呼出したとき、前記第１サー
    バ・プロセスによって前記第２目標ファイルネームを前
    記フロントエンド・ナビゲータに提供するように構成さ
    れた手段を含み、 前記フロントエンド・ナビゲータが、前記第１サーバ・
    プロセスによって提供された前記第２目標ファイルネー
    ムに基づき前記第２目標ファイルに対する前記ＵＲＬを
    形成する、請求項１６に記載の装置。
  18. 【請求項１８】 前記第１サーバ・プロセスがhttpd サ
    ーバから成る、請求項１３に記載の装置。
  19. 【請求項１９】 前記第１目標ファイルに前記第２目標
    ファイルに対するハイパーテキスト・リンクが含まれ
    る、請求項１８に記載の装置。
  20. 【請求項２０】 前記フロントエンド・ナビゲータが更
    に、前記第２目標ファイルを編集するように構成された
    エディターを含む、請求項１９に記載の装置。
  21. 【請求項２１】 複数のコンピュータを包含するネット
    ワーク内の目標ファイル上の機能を実行するため、コン
    ピュータに組み込まれたコンピュータ読み取り可能なコ
    ードを有するコンピュータ用メディアで構成されたコン
    ピュータプログラム成果であって、 第１コンピュータ上に所在する第１目標ファイルに対す
    るユニバーサル・リゾース・ロケータ（ＵＲＬ）を、フ
    ロントエンド・ナビゲータによって形成させるように構
    成されたコンピュータ読み取り可能なプログラム・コー
    ド手段と、 前記ＵＲＬによって第１サーバ・プロセスにアクセスす
    るように構成され、該第１サーバ・プロセスに前記第１
    目標ファイルのファイルネームを提供するコンピュータ
    読み取り可能なプログラム・コード手段と、 前記第１サーバ・プロセスによって前記機能実行用第１
    ツールにコンタクトするように構成され、該ツールに前
    記ファイルネームを提供するコンピュータ読み取り可能
    なプログラム・コード手段と、 前記第１目標ファイル上の前記第１ツールによって前記
    機能を実行させるように構成されたコンピュータ読み取
    り可能なプログラム・コード手段と、 から成るコンピュータプログラム成果。
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