JPH09174047A - 浸漬型水浄化処理器 - Google Patents
浸漬型水浄化処理器Info
- Publication number
- JPH09174047A JPH09174047A JP8265983A JP26598396A JPH09174047A JP H09174047 A JPH09174047 A JP H09174047A JP 8265983 A JP8265983 A JP 8265983A JP 26598396 A JP26598396 A JP 26598396A JP H09174047 A JPH09174047 A JP H09174047A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- type water
- immersion
- reaction layer
- tubular body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 155
- 238000007654 immersion Methods 0.000 title claims abstract description 16
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 29
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims abstract description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 3
- 238000000746 purification Methods 0.000 claims description 46
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 claims description 11
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 claims description 11
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 6
- 229910010413 TiO 2 Inorganic materials 0.000 claims description 4
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 239000013306 transparent fiber Substances 0.000 claims description 4
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 3
- 239000010453 quartz Substances 0.000 claims description 2
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 14
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000008399 tap water Substances 0.000 description 5
- 235000020679 tap water Nutrition 0.000 description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 description 4
- 150000001450 anions Chemical class 0.000 description 3
- 239000000460 chlorine Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 3
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 150000001768 cations Chemical class 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
- 230000002070 germicidal effect Effects 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 2
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 1
- ZAMOUSCENKQFHK-UHFFFAOYSA-N Chlorine atom Chemical compound [Cl] ZAMOUSCENKQFHK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 241000589248 Legionella Species 0.000 description 1
- 241000295644 Staphylococcaceae Species 0.000 description 1
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 230000000844 anti-bacterial effect Effects 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052801 chlorine Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 238000005536 corrosion prevention Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 1
- 150000002431 hydrogen Chemical class 0.000 description 1
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- GPRLSGONYQIRFK-UHFFFAOYSA-N hydron Chemical compound [H+] GPRLSGONYQIRFK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005923 long-lasting effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 238000006864 oxidative decomposition reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000012466 permeate Substances 0.000 description 1
- 239000008213 purified water Substances 0.000 description 1
- 238000006479 redox reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001603 reducing effect Effects 0.000 description 1
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 description 1
- VEALVRVVWBQVSL-UHFFFAOYSA-N strontium titanate Chemical compound [Sr+2].[O-][Ti]([O-])=O VEALVRVVWBQVSL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N titanium oxide Inorganic materials [Ti]=O OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003911 water pollution Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Physical Water Treatments (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 より合理的に水浄化処理を実施し得る浸漬型
水浄化処理器を提供すること。 【解決手段】 被処理水の中に浸漬される液密性かつ透
明性の筒状体2と、この筒状体2の外周面上に形成され
た紫外線に反応する準位エネルギーの高い物質からなる
反応層22と、筒状体2の中に収納され、反応層22に
紫外線を照射する紫外線管4とを備えた浸漬型水浄化処
理器。
水浄化処理器を提供すること。 【解決手段】 被処理水の中に浸漬される液密性かつ透
明性の筒状体2と、この筒状体2の外周面上に形成され
た紫外線に反応する準位エネルギーの高い物質からなる
反応層22と、筒状体2の中に収納され、反応層22に
紫外線を照射する紫外線管4とを備えた浸漬型水浄化処
理器。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理されるべき水
の中に浸漬して用いられる浸漬型水浄化処理器に関す
る。
の中に浸漬して用いられる浸漬型水浄化処理器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】マンションなどの集合住宅において居住
者に安定かつ確実に生活水を供給するために、比較的大
きな共用の高架水槽を屋上に設置し、地上に設置した受
水槽の水を揚水ポンプによって高架水槽に汲み上げ、こ
の高架水槽から個々の部屋に配水するか、受水槽の水を
給水ポンプによって個々の部屋に給水したりしている。
さらに、空調設備においては冷水ないし冷温水を冷却す
る冷却塔を屋上などに設置し、ここで冷却処理された水
を、冷却塔下部に設けられた下部水槽にいったん貯留
し、この下部水槽から空調設備本体に水を戻す。このよ
うに、水を処理する設備には、多くの場合、水処理の安
定性を保持するために、ある程度の水を貯留する部分が
存在する。水を貯留する場合、問題になるのは水の汚染
である。
者に安定かつ確実に生活水を供給するために、比較的大
きな共用の高架水槽を屋上に設置し、地上に設置した受
水槽の水を揚水ポンプによって高架水槽に汲み上げ、こ
の高架水槽から個々の部屋に配水するか、受水槽の水を
給水ポンプによって個々の部屋に給水したりしている。
さらに、空調設備においては冷水ないし冷温水を冷却す
る冷却塔を屋上などに設置し、ここで冷却処理された水
を、冷却塔下部に設けられた下部水槽にいったん貯留
し、この下部水槽から空調設備本体に水を戻す。このよ
うに、水を処理する設備には、多くの場合、水処理の安
定性を保持するために、ある程度の水を貯留する部分が
存在する。水を貯留する場合、問題になるのは水の汚染
である。
【0003】例えば、上水給水系に設けられる高架水槽
などにおいては、浄化された水、すなわち、おいしくて
衛生的な水を供給することが求められ、そのため各種の
菌を殺し、あるいはサビを防止したりするために、種々
の薬品を投入したりすることが行われている。しかし、
薬品投入のための作業または装置はその効果の割にコス
トがかかるものであり、換言すると、コストがかかる割
には薬品投入効果の少ない場合が多く、また、上水の場
合、一般に水が衛生的であることと、おいしいこととは
両立しない場合が多い。かくして、一般居住者を対象と
した集合住宅において上水の浄化処理を効率的に実施す
るのは、かなり困難であるといわざるを得ない実状であ
る。
などにおいては、浄化された水、すなわち、おいしくて
衛生的な水を供給することが求められ、そのため各種の
菌を殺し、あるいはサビを防止したりするために、種々
の薬品を投入したりすることが行われている。しかし、
薬品投入のための作業または装置はその効果の割にコス
トがかかるものであり、換言すると、コストがかかる割
には薬品投入効果の少ない場合が多く、また、上水の場
合、一般に水が衛生的であることと、おいしいこととは
両立しない場合が多い。かくして、一般居住者を対象と
した集合住宅において上水の浄化処理を効率的に実施す
るのは、かなり困難であるといわざるを得ない実状であ
る。
【0004】水の浄化という問題は上水を処理する給水
系における受水槽や高架水槽においてのみならず、冷却
水や冷温水を処理する冷温水系、特に冷却塔や、給湯系
における給水タンクおよび給湯タンク、さらには各種ボ
イラーにおける貯湯槽、下水処理系の浄化槽などにおい
ても同様に生ずる。
系における受水槽や高架水槽においてのみならず、冷却
水や冷温水を処理する冷温水系、特に冷却塔や、給湯系
における給水タンクおよび給湯タンク、さらには各種ボ
イラーにおける貯湯槽、下水処理系の浄化槽などにおい
ても同様に生ずる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情を考
慮してなされたものであって、より合理的に水浄化処理
を実施しうる浸漬型水浄化処理器を提供することを目的
とする。
慮してなされたものであって、より合理的に水浄化処理
を実施しうる浸漬型水浄化処理器を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の浸漬型水浄化処理器は、処理されるべき水の
中に浸漬される液密性かつ透明性の筒状体と、この筒状
体の外周面上に形成された紫外線に反応する準位エネル
ギーの高い物質からなる反応層と、筒状体の中に収納さ
れ、反応層に紫外線を照射する紫外線管とを備えたもの
である。
に本発明の浸漬型水浄化処理器は、処理されるべき水の
中に浸漬される液密性かつ透明性の筒状体と、この筒状
体の外周面上に形成された紫外線に反応する準位エネル
ギーの高い物質からなる反応層と、筒状体の中に収納さ
れ、反応層に紫外線を照射する紫外線管とを備えたもの
である。
【0007】反応層材料としてはTi O2 半導体または
Sr Ti O3 半導体を用いることができる。
Sr Ti O3 半導体を用いることができる。
【0008】筒状体は石英管から構成することができ
る。しかし、筒状体は導電性プラスティックから構成す
ることもできる。筒状体はまたポリカーボネイトから構
成し、反応層をポリカーボネイトからなる筒状体の上に
コーティングされた導電性透明フィルムの上に形成する
ことができる。筒状体はさらにポリカーボネイトから構
成し、反応層をポリカーボネイトからなる筒状体の上に
コーティングされた導電性透明繊維の上に形成すること
ができる。
る。しかし、筒状体は導電性プラスティックから構成す
ることもできる。筒状体はまたポリカーボネイトから構
成し、反応層をポリカーボネイトからなる筒状体の上に
コーティングされた導電性透明フィルムの上に形成する
ことができる。筒状体はさらにポリカーボネイトから構
成し、反応層をポリカーボネイトからなる筒状体の上に
コーティングされた導電性透明繊維の上に形成すること
ができる。
【0009】反応層を筒状体の横断面で見てほぼ半分に
のみ形成し、残りの半分は透明状態のままとするのがよ
い。こうすることにより、半分は反応層による酸化還元
反応を作用させる領域とし、残りの半分は紫外線管によ
る殺菌灯領域として作用させることができる。
のみ形成し、残りの半分は透明状態のままとするのがよ
い。こうすることにより、半分は反応層による酸化還元
反応を作用させる領域とし、残りの半分は紫外線管によ
る殺菌灯領域として作用させることができる。
【0010】この浸漬型水浄化処理器は、処理されるべ
き水を貯留する貯留槽の中に配置して用いることがで
き、また、処理されるべき水を通流させる配管の中に配
置して用いることもできる。
き水を貯留する貯留槽の中に配置して用いることがで
き、また、処理されるべき水を通流させる配管の中に配
置して用いることもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。図1〜4は本発明の浸漬型水浄
化処理器の一実施の形態を示すものである。透明で円筒
型の石英ガラス管2によって筒状体が構成され、その中
にほぼ中心位置を長手方向に走るように紫外線管4が配
設されている。ガラス管2の直径は例えば50mm程度
であり、その一端はステンレス鋼板からなるエンドキャ
ップ6によって水密に封止され、他端も同様にステンレ
ス鋼板からなるエンドキャップ8によって水密に封止さ
れている。エンドキャップ6,8にはそれぞれ紫外線管
4を電気的・機械的に支持するソケット10および12
が固定されている。ソケット10,12自体はエンドキ
ャップ6に支持部材11,13を介して固定されてい
る。エンドキャップ8の内部にはさらに紫外線管スター
タ14が取り付けられ、端面から水密構造を保持するブ
ッシング16を介して防水型の電源コード18が導出さ
れる。電源コード18の終端には図示していない電源コ
ンセントに差し込むためのプラグ20が取り付けられて
いる。ガラス管2の横断面で見てほぼ下半分には反応層
22が低温溶射によりコーティングされている。反応層
22は紫外線に反応する準位エネルギーの高い物質から
なっており、具体的にはTi O2半導体またはSr Ti
O3 半導体を用いることができる。
実施の形態を説明する。図1〜4は本発明の浸漬型水浄
化処理器の一実施の形態を示すものである。透明で円筒
型の石英ガラス管2によって筒状体が構成され、その中
にほぼ中心位置を長手方向に走るように紫外線管4が配
設されている。ガラス管2の直径は例えば50mm程度
であり、その一端はステンレス鋼板からなるエンドキャ
ップ6によって水密に封止され、他端も同様にステンレ
ス鋼板からなるエンドキャップ8によって水密に封止さ
れている。エンドキャップ6,8にはそれぞれ紫外線管
4を電気的・機械的に支持するソケット10および12
が固定されている。ソケット10,12自体はエンドキ
ャップ6に支持部材11,13を介して固定されてい
る。エンドキャップ8の内部にはさらに紫外線管スター
タ14が取り付けられ、端面から水密構造を保持するブ
ッシング16を介して防水型の電源コード18が導出さ
れる。電源コード18の終端には図示していない電源コ
ンセントに差し込むためのプラグ20が取り付けられて
いる。ガラス管2の横断面で見てほぼ下半分には反応層
22が低温溶射によりコーティングされている。反応層
22は紫外線に反応する準位エネルギーの高い物質から
なっており、具体的にはTi O2半導体またはSr Ti
O3 半導体を用いることができる。
【0012】以上のように構成された浸漬型水浄化処理
器を処理すべき水の中に浸漬した状態で紫外線管4を点
灯すると、その紫外線によって反応層22が励起され、
次に説明するようにして処理すべき水との間で酸化還元
作用を呈する。
器を処理すべき水の中に浸漬した状態で紫外線管4を点
灯すると、その紫外線によって反応層22が励起され、
次に説明するようにして処理すべき水との間で酸化還元
作用を呈する。
【0013】いま水中における物質のエネルギー準位を
考えてみる。Sr Ti O3 (チタン酸ストロンチウム)
およびTi O2 (チタニア)はそれぞれ図5に示すよう
に価電子帯と伝導帯にまたがり、3.20eVないし
3.28eVの電子エネルギーを有するエネルギー準位
を持っている。そして、Sr Ti O3 あるいはTi O2
は波長400nm以下の紫外線光が照射されることによ
り励起されて、付近のゴミや汚れ物質に含まれる陰イオ
ン(OH- ,CO3 2-,Cl - ,Cl O- など)から電
子e- を奪い、それを価電子帯から反応層表面の電位勾
配に沿い伝導帯の陽イオン(H+ ,Ca 2+,Mg 2+な
ど)へと移動させる。その移動跡(価電子帯)には正孔
h+ が生じる。価電子帯の正孔h+ は電子親和力が強い
ので、次の(1)式に示すように酸化反応を通して酸素
O2 を生じさせ、また、伝導帯の高エネルギー電子e-
は還元性を持ち、水素イオンH+ と反応し(2)式に示
す反応式を通して水素H2 を生じさせる。 H2 O+2h+ → (1/2)O2 +2H+ …(1) 2H+ +2e- → H2 …(2)
考えてみる。Sr Ti O3 (チタン酸ストロンチウム)
およびTi O2 (チタニア)はそれぞれ図5に示すよう
に価電子帯と伝導帯にまたがり、3.20eVないし
3.28eVの電子エネルギーを有するエネルギー準位
を持っている。そして、Sr Ti O3 あるいはTi O2
は波長400nm以下の紫外線光が照射されることによ
り励起されて、付近のゴミや汚れ物質に含まれる陰イオ
ン(OH- ,CO3 2-,Cl - ,Cl O- など)から電
子e- を奪い、それを価電子帯から反応層表面の電位勾
配に沿い伝導帯の陽イオン(H+ ,Ca 2+,Mg 2+な
ど)へと移動させる。その移動跡(価電子帯)には正孔
h+ が生じる。価電子帯の正孔h+ は電子親和力が強い
ので、次の(1)式に示すように酸化反応を通して酸素
O2 を生じさせ、また、伝導帯の高エネルギー電子e-
は還元性を持ち、水素イオンH+ と反応し(2)式に示
す反応式を通して水素H2 を生じさせる。 H2 O+2h+ → (1/2)O2 +2H+ …(1) 2H+ +2e- → H2 …(2)
【0014】以上にように、反応層22が水H2 Oと接
する界面では付近の陰イオンから電子e- を奪い、それ
と同時に、陽イオンへ電子e- を供給する。そして、そ
の反応を通して処理すべき水にイオン濃度の変化を生じ
させ、O2 の増加による鉄のフリード電位の確保による
防食、陰イオンの酸化分解などの化学反応を呈すること
になる。
する界面では付近の陰イオンから電子e- を奪い、それ
と同時に、陽イオンへ電子e- を供給する。そして、そ
の反応を通して処理すべき水にイオン濃度の変化を生じ
させ、O2 の増加による鉄のフリード電位の確保による
防食、陰イオンの酸化分解などの化学反応を呈すること
になる。
【0015】ガラス管2のほぼ上半分には反応層22が
施されていない。そのため、この部分からは図4に示す
ように紫外線管4から発せられた紫外線が透過して被処
理水に作用し、従来、殺菌灯として周知の原理に従い、
殺菌作用を呈することができる。
施されていない。そのため、この部分からは図4に示す
ように紫外線管4から発せられた紫外線が透過して被処
理水に作用し、従来、殺菌灯として周知の原理に従い、
殺菌作用を呈することができる。
【0016】以上のように水などに対する紫外線の殺菌
効果はすでに知られているが、本発明の水浄化処理器の
反応層による酸化還元作用によれば、一層強力な殺菌効
果を得ることができ、たとえばレジオネラ菌やブドウ状
球菌を殺したり、塩素減菌処理によって水中に生成され
る有害物質・トリハロメタンを分解除去することもでき
る。
効果はすでに知られているが、本発明の水浄化処理器の
反応層による酸化還元作用によれば、一層強力な殺菌効
果を得ることができ、たとえばレジオネラ菌やブドウ状
球菌を殺したり、塩素減菌処理によって水中に生成され
る有害物質・トリハロメタンを分解除去することもでき
る。
【0017】筒状体をなす石英ガラス管2に代えて、そ
れを透明性のある導電性プラスティックによって構成す
ることができる。こうすることによって、電子e- の水
中への分散を広い範囲で効果的に行わせ、良好な水浄化
作用を発揮させることができる。同様の作用は、筒状体
3を、透明性のポリカーボネイトから構成し、反応層2
2を、図6(A)に示すように、そのポリカーボネイト
からなる筒状体3の上にコーティングされた導電性透明
フィルム5の上に形成するか、図6(B)に示すよう
に、ポリカーボネイトからなる筒状体3の上にコーティ
ングされた導電性透明繊維7の上に形成することによっ
ても得ることができる。
れを透明性のある導電性プラスティックによって構成す
ることができる。こうすることによって、電子e- の水
中への分散を広い範囲で効果的に行わせ、良好な水浄化
作用を発揮させることができる。同様の作用は、筒状体
3を、透明性のポリカーボネイトから構成し、反応層2
2を、図6(A)に示すように、そのポリカーボネイト
からなる筒状体3の上にコーティングされた導電性透明
フィルム5の上に形成するか、図6(B)に示すよう
に、ポリカーボネイトからなる筒状体3の上にコーティ
ングされた導電性透明繊維7の上に形成することによっ
ても得ることができる。
【0018】このような水浄化処理器を上水を供給する
給水系において用いる場合は、受水槽や高架水槽、さら
には配管の全部またはいずれか一部に、必要に応じて適
当数配設すればよい。図7は本発明の水浄化処理器を集
合住宅の上水給水系に適用する場合の配置例を示すもの
である。
給水系において用いる場合は、受水槽や高架水槽、さら
には配管の全部またはいずれか一部に、必要に応じて適
当数配設すればよい。図7は本発明の水浄化処理器を集
合住宅の上水給水系に適用する場合の配置例を示すもの
である。
【0019】図7は、1F〜5Fの5階からなる集合住
宅30の各階に上水を給水する給水系を示すものであっ
て、地下に埋設された給水管32から供給される上水を
受水槽34に受け、ここから弁36、揚水ポンプ38、
弁40および揚水管42を介して集合住宅屋上に設けら
れた高架水槽44に汲み上げる。高架水槽44に貯留さ
れた上水は弁46および配水管48を介して各階の各家
庭に配水される。ここまでは基本配管である。この実施
の形態においては、さらに水の浄化のために集合住宅3
0内で水を循環させる循環系が付加的に設けられてい
る。すなわち、配水管48の最下部を、循環ポンプ5
0、弁52および配管54を介して、弁40の出口に接
続し、高架水槽44に貯留された水を必要に応じて循環
させることができるように構成されている。
宅30の各階に上水を給水する給水系を示すものであっ
て、地下に埋設された給水管32から供給される上水を
受水槽34に受け、ここから弁36、揚水ポンプ38、
弁40および揚水管42を介して集合住宅屋上に設けら
れた高架水槽44に汲み上げる。高架水槽44に貯留さ
れた上水は弁46および配水管48を介して各階の各家
庭に配水される。ここまでは基本配管である。この実施
の形態においては、さらに水の浄化のために集合住宅3
0内で水を循環させる循環系が付加的に設けられてい
る。すなわち、配水管48の最下部を、循環ポンプ5
0、弁52および配管54を介して、弁40の出口に接
続し、高架水槽44に貯留された水を必要に応じて循環
させることができるように構成されている。
【0020】さて、以上述べた給水配管系において、ま
ず第一に水が貯留する部分として、受水槽34および高
架水槽44の中に本発明による水浄化処理器56および
58が投げ込み配設される。次に、必要に応じて運転さ
れる水循環系の配管54の中にも水浄化処理器60が介
挿配置される。
ず第一に水が貯留する部分として、受水槽34および高
架水槽44の中に本発明による水浄化処理器56および
58が投げ込み配設される。次に、必要に応じて運転さ
れる水循環系の配管54の中にも水浄化処理器60が介
挿配置される。
【0021】以上、3箇所、すなわち受水槽34、高架
水槽44および配管54にそれぞれ水浄化処理器56,
58,60を配設するものとして説明したが、これらは
全箇所に設ける必要性は必ずしもなく、必要に応じて選
択的に設けることにしてもよい。
水槽44および配管54にそれぞれ水浄化処理器56,
58,60を配設するものとして説明したが、これらは
全箇所に設ける必要性は必ずしもなく、必要に応じて選
択的に設けることにしてもよい。
【0022】図8は本発明の水浄化処理器を冷却塔に適
用する場合について説明するものである。図8におい
て、冷却塔62には流入配管66から冷却されるべき水
が流入し、流出配管68から冷却された水が流出する。
冷却塔62の下部には下部水槽64が設けられており、
冷却された水は、この下部水槽64にいったん貯留され
て流出配管68へと送られる。この場合、本発明に係る
浸漬型水処理器70および72は流入配管66の中およ
び(または)下部水槽64の中に配置して用いられる。
しかし、場合によっては、流出配管68の中に配設して
もよい。
用する場合について説明するものである。図8におい
て、冷却塔62には流入配管66から冷却されるべき水
が流入し、流出配管68から冷却された水が流出する。
冷却塔62の下部には下部水槽64が設けられており、
冷却された水は、この下部水槽64にいったん貯留され
て流出配管68へと送られる。この場合、本発明に係る
浸漬型水処理器70および72は流入配管66の中およ
び(または)下部水槽64の中に配置して用いられる。
しかし、場合によっては、流出配管68の中に配設して
もよい。
【0023】図9(A),(B)は本発明の水浄化処理
器を冷却塔内部で水中に浸漬した状態で用いる場合の水
浄化処理器の配置例を示すものである。図9(A)にお
いては、矩形の平面形状をした冷却塔下部水槽72の中
に複数個の水浄化処理器74〜78を平行配置したもの
であり、同図(B)は円形の平面形状をした冷却塔下部
水槽80の中に複数個の水浄化処理器81〜86をほぼ
等角度で放射状に配置したものである。このように、本
発明の水浄化処理器は必要に応じて複数個配置して用い
ることができる。場合によっては上下に重ねる形で配置
することもできる。
器を冷却塔内部で水中に浸漬した状態で用いる場合の水
浄化処理器の配置例を示すものである。図9(A)にお
いては、矩形の平面形状をした冷却塔下部水槽72の中
に複数個の水浄化処理器74〜78を平行配置したもの
であり、同図(B)は円形の平面形状をした冷却塔下部
水槽80の中に複数個の水浄化処理器81〜86をほぼ
等角度で放射状に配置したものである。このように、本
発明の水浄化処理器は必要に応じて複数個配置して用い
ることができる。場合によっては上下に重ねる形で配置
することもできる。
【0024】水浄化処理器を配管中に設ける場合、保守
のことを考慮して、図10に示すように、配管内組込型
水浄化処理器88を設けた配管90と水浄化処理器なし
の配管92とを並列に設けておくのがよい。配管90中
には、水浄化処理器88の前後に弁94および弁95を
配設し、配管92にも弁96を設けておく。水浄化処理
器88は予めパイプに中に浸漬型として構成し、そのパ
イプの両端に取外し自在に連結するためのフランジ9
8,99を取り付けておく。水浄化処理器88を用いる
ときは、各機器を図示の状態に組み込んで弁94,95
を開け、弁96を閉じる。水浄化処理器88の保守の際
は、弁96を開け、弁94,95を閉じ、フランジ9
8,99を外して水浄化処理器88を配管系統から取り
除けばよい。こうすることにより、給水や水循環を阻害
することなく水浄化処理器の保守を遂行することができ
る。
のことを考慮して、図10に示すように、配管内組込型
水浄化処理器88を設けた配管90と水浄化処理器なし
の配管92とを並列に設けておくのがよい。配管90中
には、水浄化処理器88の前後に弁94および弁95を
配設し、配管92にも弁96を設けておく。水浄化処理
器88は予めパイプに中に浸漬型として構成し、そのパ
イプの両端に取外し自在に連結するためのフランジ9
8,99を取り付けておく。水浄化処理器88を用いる
ときは、各機器を図示の状態に組み込んで弁94,95
を開け、弁96を閉じる。水浄化処理器88の保守の際
は、弁96を開け、弁94,95を閉じ、フランジ9
8,99を外して水浄化処理器88を配管系統から取り
除けばよい。こうすることにより、給水や水循環を阻害
することなく水浄化処理器の保守を遂行することができ
る。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、準位エネルギーの高い
物質からなる反応層を処理すべき水に反応させることに
より、鉄のフリード電位の確保による防蝕を達成し、イ
オン濃度変化による酸化還元作用を通して鉄の酸化腐食
反応を抑制し、赤水の発生を防止することができる。本
発明の水浄化処理器を水処理の系統中に設置する工事は
簡単であり、工期ないし工事時間も短く、したがって工
事費用も安い。さらに本発明の水浄化処理器がその効果
を発揮する時間は長く持続し、しかも安全である、とい
う利点がある。また筒状体に反応層を形成しない領域を
設けることにより紫外線照射による殺菌作用を奏するこ
とができる。
物質からなる反応層を処理すべき水に反応させることに
より、鉄のフリード電位の確保による防蝕を達成し、イ
オン濃度変化による酸化還元作用を通して鉄の酸化腐食
反応を抑制し、赤水の発生を防止することができる。本
発明の水浄化処理器を水処理の系統中に設置する工事は
簡単であり、工期ないし工事時間も短く、したがって工
事費用も安い。さらに本発明の水浄化処理器がその効果
を発揮する時間は長く持続し、しかも安全である、とい
う利点がある。また筒状体に反応層を形成しない領域を
設けることにより紫外線照射による殺菌作用を奏するこ
とができる。
【図1】本発明による浸漬型水浄化処理器の一実施態様
を示す側面図。
を示す側面図。
【図2】図1の浸漬型水浄化処理器のA−A′線から見
た横断面図。
た横断面図。
【図3】図1の浸漬型水浄化処理器の右端面図。
【図4】図1の浸漬型水浄化処理器のA−A′断面の拡
大図。
大図。
【図5】図1の処理器における反応層の原理を説明する
ための説明図。
ための説明図。
【図6】(A)および(B)は筒状体の異なる実施の形
態を示す断面図。
態を示す断面図。
【図7】本発明の水浄化処理器を集合住宅の上水給水系
に適用する場合の配置例を示す系統図。
に適用する場合の配置例を示す系統図。
【図8】本発明の水浄化処理器を冷却塔の冷温水系に適
用する場合の異なる配置例を示す系統図。
用する場合の異なる配置例を示す系統図。
【図9】(A)および(B)は水浄化処理器を冷却塔の
中に配置する場合の異なる配置例を示す平面図。
中に配置する場合の異なる配置例を示す平面図。
【図10】本発明の水浄化処理器を配管の途中に配設す
る場合の配管構成例を示す図。
る場合の配管構成例を示す図。
2 ガラス管 3 ポリカーボネイト製筒状体 4 紫外線管 5 導電性透明フィルム 6 エンドキャップ 7 導電性透明繊維 8 エンドキャップ 10 ソケット 11 支持部材 12 ソケット 13 支持部材 14 紫外線管スタータ 16 ブッシング 18 電源コード 20 プラグ 30 集合住宅 32 給水管 34 受水槽 36,40,46,52 弁 38 揚水ポンプ 42 揚水管 44 高架水槽 48 配水管 50 循環ポンプ 54 配管 56,58,60 浸漬型水浄化処理器 62 冷却塔 64 下部水槽 66,68 配管 70 浸漬型水浄化処理器 72,80 冷却塔下部水槽 74〜78,81〜86 浸漬型水浄化処理器 88 配管内組込型水浄化処理器 90,92 配管 94〜96 弁 98,99 フランジ
Claims (9)
- 【請求項1】処理されるべき水の中に浸漬される液密性
かつ透明性の筒状体と、この筒状体の外周面上に形成さ
れた紫外線に反応する準位エネルギーの高い物質からな
る反応層と、前記筒状体の中に収納され、前記反応層に
紫外線を照射する紫外線管とを備えた浸漬型水浄化処理
器。 - 【請求項2】前記反応層がTi O2 半導体またはSr T
i O3 半導体からなっている請求項1記載の浸漬型水浄
化処理器。 - 【請求項3】前記筒状体が石英管からなっている請求項
1または2に記載の浸漬型水浄化処理器。 - 【請求項4】前記筒状体が導電性プラスティックからな
っている請求項1または2に記載の浸漬型水浄化処理
器。 - 【請求項5】前記筒状体がポリカーボネイトからなり、
前記反応層が前記ポリカーボネイトからなる筒状体の上
にコーティングされた導電性透明フィルムの上に形成さ
れている請求項1または2に記載の浸漬型水浄化処理
器。 - 【請求項6】前記筒状体がポリカーボネイトからなり、
前記反応層が前記ポリカーボネイトからなる筒状体の上
にコーティングされた導電性透明繊維の上に形成されて
いる請求項1または2に記載の浸漬型水浄化処理器。 - 【請求項7】前記反応層が前記筒状体の横断面で見てほ
ぼ半分にのみ形成され、残りの半分は透明状態のままで
ある請求項1ないし6のいずれかに記載の浸漬型水浄化
処理器。 - 【請求項8】処理されるべき水を貯留する貯留槽の中に
配置されている請求項1ないし7のいずれかに記載の浸
漬型水浄化処理器。 - 【請求項9】処理されるべき水を通流させる配管の中に
交換自在に配置されている請求項1ないし7のいずれか
に記載の浸漬型水浄化処理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8265983A JPH09174047A (ja) | 1995-10-25 | 1996-10-07 | 浸漬型水浄化処理器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-277760 | 1995-10-25 | ||
JP27776095 | 1995-10-25 | ||
JP8265983A JPH09174047A (ja) | 1995-10-25 | 1996-10-07 | 浸漬型水浄化処理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09174047A true JPH09174047A (ja) | 1997-07-08 |
Family
ID=26547241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8265983A Pending JPH09174047A (ja) | 1995-10-25 | 1996-10-07 | 浸漬型水浄化処理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09174047A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019166496A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-03 | 株式会社富士計器 | 微細気泡液供給システム |
-
1996
- 1996-10-07 JP JP8265983A patent/JPH09174047A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019166496A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-03 | 株式会社富士計器 | 微細気泡液供給システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7981285B2 (en) | Internal UV treatment of potable water systems | |
US5961920A (en) | Method and apparatus for treatment of fluids | |
US5424032A (en) | Method and apparatus for controlling microorganisms | |
US5106495A (en) | Portable water purification device | |
US7662293B2 (en) | Method and apparatus for liquid purification | |
JP2010504855A (ja) | 水処理システム | |
US20090136597A1 (en) | Cyclic process for the efficient generation of chlorine dioxide in dilute solutions | |
US9096450B2 (en) | Apparatus and method for treating aqueous solutions and contaminants therein | |
KR200449463Y1 (ko) | 태양광에너지를 이용한 고도산화공정방식의 부유식 물정화장치 | |
US9956374B2 (en) | Isolation floatation chamber | |
JP2009214041A (ja) | 浄化装置及び浄化槽 | |
JP2006061886A (ja) | 活水化方法および装置 | |
US20050218084A1 (en) | Enhanced photocatalytic system | |
KR20150002647U (ko) | 온수매트용 온수 공급 장치 | |
KR102642812B1 (ko) | 다기능 밸브실 및 이의 제조, 설치 방법 | |
JPH09174047A (ja) | 浸漬型水浄化処理器 | |
KR100768096B1 (ko) | 수처리 장치 및 그 방법 | |
KR101311913B1 (ko) | 태양광을 이용한 친수공간 수경시설 수질 개선 시스템 | |
JP3041283U (ja) | 光触媒殺菌による循環式温水浄化装置 | |
JP4445930B2 (ja) | オゾン反応型流体用照射装置 | |
JPH10249333A (ja) | 浸漬型水浄化処理器 | |
US10906824B2 (en) | Ozone-assisted fluid treatment apparatus and method | |
WO2023058249A1 (ja) | スーパーオキサイドイオン発生用水質改良器とそれを用いた水質改良法 | |
JP2000312889A (ja) | 空調設備における冷却用水の汚染防止システム | |
Romero Olarte | Degradation of metoprolol by means of advanced oxidation processes |