JPH09168617A - ゴルフバッグ全長にわたって挿入される対称形分割材及びこの対称形分割材を有するゴルフバッグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クラブ同士をぶつからせずにゴルフバッグ内
で安定させて収納することができるゴルフバッグ用分割
材組立体及びゴルフバッグを提供すること。 【解決手段】 方形筒を形成する四平板及び外方に配置
された外端を有する中央分割材、中央分割材の前記平面
部の各々の角に連結し中央で折曲し第一外端部及び第二
外端部を有し各々の中央折曲部が前記前記中央分割材の
各々の角に結合し各々の主分割材の第一外端が隣接する
主分割材の第二外端と結合する主分割材と、各々の主分
割材と連結し各々が前記主分割材の中央折曲部と結合す
る第一端部及び第二端部を有する副分割材と、主分割材
の第一及び第二外端部及び前記副分割材の第二端部に沿
って接続される被覆材と、主分割材の第一及び第二外端
部の一部、前記副分割材の第二端部の一部及び前記被覆
材の一部に接続される鍔部からなるゴルフバッグ用分割
材組立体とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、スポーツ関係商品
及び設備の分野に関する。より詳細には、本発明はゴル
フバッグの中央収容部をゴルフバックの全長にわたる独
立した複数の区画に区分し、また一般的な外部材に適合
する一連の内部材を提供するゴルフバッグのいくつかの
実施例及び製造法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のゴルフバッグは、細長い円筒形の
中央収容部分を有する。従来のゴルフバッグは、その上
部或いは入口部が収容部分の入口部のみを分割するよう
な構造で補強されている場合がある。クラブヘッドがこ
のゴルフバッグの入口のみの分割によってある程度保護
される一方で、バッグ内のシャフトは互いにぶつかり、
こすれ合う。更に、ゴルフバッグの入口部の空間の区分
の数は、一般的に３から６に制限されている。この数で
は、クラブを分離しておくことさえできず、１つの開口
に少なくとも２本のクラブを収納しなくてはならない。
この入口分割構造は、ゴルフバッグの入口開口部を狭く
するような分厚い分割部材からなることが多い。従っ
て、空間を細かく分割して区分の数を増やすことは、ゴ
ルフバッグの入口部を狭めることに他ならない。

【０００３】多くの従来のゴルフバッグにおいて、バッ
グの空間を分割する試みがなされてきた。例えば、Ｂｌ
ａｎｃｈａｒｄ ｅｔ ａｌによる米国特許第５３９２
９０７号、発明の名称「ゴルフバッグ分離のための挿入
材」は、蜂の巣構造を形成し、ゴルフバッグに収容され
る一連の六角形チューブを開示している。Ｌｕｔｈｅｒ
Ｔ． Ｈｅｎｎｉｎｇによる米国特許第４１７２４８
４号、発明の名称「ゴルフバッグ」は更に、別の蜂の巣
構造とその結果もたらされる六角形ゴルフバッグを開示
している。

【０００４】Ｄｕｌｙｅａ，Ｓｒ．による米国特許第５
２５５７８１号、発明の名称「ゴルフバッグ用クラブ区
分材」は、先細形状の連続星型硬質挿入材を開示し、こ
の先細形状を保持するための接続挿入材を使用してい
る。Ｂｒａｓｈｅｒによる米国特許第５２７９４１４
号、発明の名称「クラブ用区画を備えたゴルフバッグ」
は、ゴルフクラブを保持できる大きさで上部に把手を備
えた、一連の角のある区画により保持される中央チュー
ブを有する方形ゴルフバッグを開示している。Ａｎｔｏ
ｎｉｏｕｓによる米国特許第５２２６５３３号「ゴルフ
バッグ用クラブ保持挿入材」は、ゴルフバッグに挿入さ
れゴルフバッグのリムより高さのあるフィン付き中央チ
ューブを開示している。これらの構造は全て、ゴルフバ
ッグ内の空間を区画するという問題の解決法を開示して
いるが、いずれも融通性がなく、使い易いものではな
い。分割材を組み合わせるという方法は、重量を増すの
みである。

【０００５】今世紀の初めに発明された一組のゴルフバ
ッグにおいて、その全長にわたる分割材が開示されてい
る。英国特許第０２−１９１１号は、横断面がパイ型チ
ャンバーに分割されている第一実施例を開示している。
第二実施例においては、ゴルフクラブを個々に保持する
ために複数の外向きにカップ型の（横方向から見た場
合）空間を形成する一本の曲がりくねって配置された部
材を開示している。形成されたカップ型空間の底部は革
製接合材によって閉じられており、中央ロッドが共にバ
ッグを保持するために用いられる。

【０００６】Ｊ．Ｏ．Ｓｔｏｎｅによる米国特許第１７
９８６３８号、発明の名称「ゴルフクラブホルダー」に
おいては、複数の細長片が互い違いに配置された縫い目
で縫合され、一組の向かい合う角を反対方向に引っ張っ
てゴルフバッグの内部に取り付けた場合、９×９のマト
リックスを形成する。７ユニットのマトリックスを設け
た単純なモデルも示されている。これらの構造の問題は
その重さであり、Ｓｔｏｎｅの場合はゴルフバッグの長
さ方向に沿って、引っ張ったマトリックスを固定しなけ
ればならないことである。更に、複数の独立した空間の
底部が閉じられ或いは挟み込まれている部分において、
ゴルフクラブのグリップ端部が損傷するか、または、独
立した空間の底部及び隣接する側縁部が損傷し易い。

【０００７】ゴルフバッグを入り口から底部まで区分す
ることを可能にする一つのバッグがこれまでに市販され
ている。そのバックとは最初Ｃａｌ Ｍａｌｉｂｕ，Ｉ
ｎｃ．によって市販され、「ＣＲＯＳＰＥＴＥ」との商
標の下に販売されてきた。この構造は、環状サイドポケ
ットを有し、中央空間はこのサイドポケット外面部によ
って設けられ、更に「Ｘ」状分割材によって分割されて
いる。この分割された空間の上部１、２インチは硬化し
ているが、底部へと延びる柔軟な部材を設けることはで
きるようになっている。「ＣＲＯＳＰＥＴＥ」バッグ内
に形成されたそれぞれの空間は独立した空間であって、
バッグの底部まで全長にわたって延びている。「ＣＲＯ
ＳＰＥＴＥ」バッグは、その内周に形成された小さな１
０の収納空間と、これと組み合わせてその残りの空間を
「Ｘ」状分割材で区分して形成された４つの中央収納ス
ペースを有している。個々のスペースを設けることの利
点には、ゴルフクラブを保管できることも挙げられる。
ゴルフ内の空間を分散させさえすれば、クラブはバッグ
の側面や他の部分に当たらずにすむ。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は以下のようなものである。すなわち、先ずク
ラブ同士がぶつからないようにし、ゴルフバッグ内で安
定させることが重要である。クラブはゴルフバックの内
周に沿って安定していることが好ましいが、ゴルフバッ
グ直径は定められているため、クラブを収納する内周の
空間も制限される。必要とされるのは、クラブのための
独立した収納スペースを確保し、バッグの内周に沿った
形でのクラブの配置を可能にすることである。この必要
とされる構造においては、独立した収納スペースの調和
がとれており、できるかぎりグリップエンドが保護され
ていなければならない。また、この構造においては、独
立した収納スペースはしっかりと保持されているべきで
あって、ゴルフバッグ内周に沿った部材が「たるむ」こ
とによって、不規則な空間が生じることを避けなければ
ならない。クラブを収納することのできる空間は、分割
される前も分割された後も等しくあるべきであり、且
つ、バッグの上端の空間をも塞ぐべきではない。

【０００９】更に重要なのは、この構造が、ゴルフクラ
ブをバッグに放り込んでも分割材あるいはグリップエン
ドに些かの損傷もなく、大きな音を立てることもないよ
うに衝撃を吸収することである。また、取り出しの際に
も、クラブがひっかかったり、からまったりしてはなら
ない。分割に際しては、ゴルフバックの定められた内径
とうまくバランスをとってゴルフバッグ内周で円周方向
にクラブが配置されるべきである。必要なゴルフバッグ
は、製造が容易でなければならない。必要なゴルフバッ
グの構造は、一定高品質の製品を一貫して製造する製法
に適合するべきである。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明のゴルフバッグは
上記課題を解決するためになされたものであって、従来
のゴルフ用品収納用ゴルフバッグの如き、複数の閉鎖可
能な区画を有する外部材で形成される。しかし、内部材
はゴルフバッグの内周に沿ってクラブの重量による負荷
を円周方向に配置するようなゴルフクラブ収納部となる
ように設けられている。この収納部は、ゴルフクラブの
安定性を高め、クラブを保護し、ゴルフバッグの使用及
び持ち運びが容易であるように構成され、種々の形状と
される。ゴルフクラブは内部材の内周に沿って形成され
た収納スペースに保持される。この内部材は、部材をそ
の軸方向長さに沿って縫合してなり、より硬質な管状外
被材によって支持される。この管状外被材は、柔軟な布
製の内部材の一端に縫い付けられてこの内部材を強固に
支持し、また分割を確実なものとすると同時に、この内
部材及び連結した分割材組立体を引っ張り固定する。実
施例においては、柔軟な布製内部材の下端であって管状
外被材の基部上１インチの位置にリセスが設けられ、中
央バンパパッドを外部材の基部に保持するための適切な
空隙とされる。他の実施例においてはプラスチックのシ
ールドが設けられて、内部材に縫い付けられるが、この
内側にはゴム製パッドが設けられてもよい。

【００１１】更に、いくつかの実施例及びその変更例に
おいては、クラブを間隔をおいて配置するような機能が
示されている。あまり移動できず、バッグの中心軸を横
切るように方向を変えることができないような位置に複
数のクラブ（或いは付属品）を保持することによって、
容量一杯にクラブをいれたゴルフバックでも重心位置は
ほとんど動かなくなり、より安定したバランスを保つこ
とができる。

【００１２】第一の実施例では、各々内部材の一点から
方形中心部へ、そして内部材の他の一点へのＶ字形折曲
部を有する４つの第一部材が結合される。第二部材はこ
のＶ字の中心点と内部材の外周とを結合する。第二の実
施例においては中心部が更に半分に区画されている。

【００１３】第三の実施例では、収納スペースは６つの
先端を有する星型とされ、この星型と被覆材との間には
６つの独立した収納スペースが設けられ、星型の６つの
先端部もまた６つの独立した収納スペースとされ、星型
の中心部も１つの収納スペースとされる。第四の実施例
では、分割材により中心部が半分に区画される。

【００１４】第五の実施例では、六角形の中心部材と、
中心部に接する折曲部を有する部材からなり、６つの先
端を有する星型とされる。第六の実施例では、第五の実
施例の中心部が半分に区画される。

【００１５】第七の実施例では、中央に位置する直交分
割材、及びこの分割材の直角部の間に各々角張った空間
を付加する独立湾曲部材を特徴とする。これらの湾曲部
材は直交分割材の中心点までの間に比較的小さい直径の
湾曲部を形成することができる材質からなり、直交分割
材に沿って縫い付けられる。第八の実施例においては、
直交分割材の直角部の間の角張った空間に各々、更に２
つの独立した区画が付加される。

【００１６】

【発明の実施の形態】本発明の形状、構造および機能
は、添付図面を参照して、次の詳細な説明においてその
最も好適なものが述べられる。図１は本発明に係るゴル
フバッグの第一実施例の分解斜視図であって、ゴルフバ
ッグ本体外部材の上方に内部材が示される。図２は組み
立てられた図１に示すゴルフバッグの上面図である。図
３はゴルフバッグに取り付けた本発明の代表的な部材で
あって、その上端が補強部材の折返しに差し込まれてい
る。図４はセグメントの斜視端面図であって、これらは
結合して図１および図２に示す分割材組立体を形成す
る。図５は柔軟な鍔部の構造を示し、この柔軟な鍔部は
パッド部材を縫い付けた柔軟なプラスチック片を内方へ
折り込んで形成される。図６は図５の鍔部に沿って図４
の組立体に縫い付けられた柔軟な外部円筒層を示すと同
時に、この分割材組立体が鍔部に接するところに縫い付
けられた補強材をも示している。図７は柔軟な外部円筒
層を囲む細長い縫い目を有するプラスチック円筒部材で
ある被覆材を示すと同時に、鍔部下方に取付られた補強
環及びこのプラスチック円筒部材がどのように柔軟な円
筒層下端に縫い付けられているかを示す。図８は下部プ
ラスチック挿入及び取付部材を用いる他の構造を示す。
図９は部材及びその縫い目を示す略図であって、これら
は結合されて図１、２及び４の実施例を構成する。図１
０は図４と類似した図ではあるが、別の部材が追加さ
れ、中心分割材とされている。図１１は図１０に示す別
の長さの部材の追加によって構成される第二の実施例を
示す。図１２は本発明のゴルフバッグの第三の実施例を
示し、円の中の６つの先端を有する星型形状とされてい
る。図１３はセグメントの斜視端面図であって、これら
のセグメントは組み合わされて図１２に示す分割材組立
体を形成する。図１４は部材及びその縫い目を示す略図
であって、これらは結合されて図１２及び１３の実施例
を構成する。図１５は別の部材の追加によって中央スペ
ースを区画して構成される、第四の実施例を示す。図１
６はセグメントの斜視端面図であって、これらのセグメ
ントは結合されて図１５に示す分割材組立体を形成す
る。図１７は本発明のゴルフバッグの第七の実施例を示
し、直交形状であって外方に湾曲して配置されたポケッ
トスペースが設けられる。図１８は結合されて図１７に
示す分割材組立体を形成するように配置されたセグメン
トの斜視端面図である。図１９は一定長さ部材及びその
縫い目を示す略図であって、これらは組み合わされて図
１７及び１８の実施例を構成する。図２０は図１７−１
９と同様の図面であるが、２つの付加部材が更に追加さ
れて内周部の付加分割材とされる。図２１は結合されて
図２０に示す分割材を形成するように配置されたセグメ
ントの斜視端面図である。図２２は部材及びその縫い目
を示す略図であって、これらは結合されて図２０及び２
１の実施例を構成する。

【００１７】以下図１により、最も好ましい本発明の構
成及び機能が述べられる。図１は本発明に係るゴルフバ
ッグ２１の分解図であって、このゴルフバッグは一般的
に外部材２３と内部材２５を有する。このゴルフバッグ
ハウジングまたは外部材２３は殻体であって従来の方法
で形成されてよい。外部材２３は種々のポケット部２７
及び持ち運びのためのストラップを備えている。ポケッ
ト部２７は通常ジッパー、スナップ等によって開閉され
る。ポケット部２７は通常タオル、ゴルフボール、ティ
ーを運ぶために用いられる。外部材２３はまた底部３１
を有することができ、この底部は地面においたときバッ
グ２１を保護するための構造を備えていてもよい。

【００１８】内部材２５は比較的硬質の外被材３３を有
し、垂直方向のステッチ３５によってこのカバー部３３
は円筒形とされる。ステッチ３５は破線で示されてお
り、同様に他の全ての図中のステッチは番号が付されて
いてもいなくても破線で示されている。破線は特に、図
９、１４、１９及び２２の略図においてステッチを示し
ている。内部材２５の上部は肉厚リムを備えておりその
上部は、ゴルフバッグ外部材２３の内部に嵌合するのに
適した形状とされる。内部材２５は外部材２３に嵌合す
る形状とされ、内部材２５を固定する接着剤または外部
材２３からのストラップによって固定されてもよい。

【００１９】図１に示す如く、外部材２３にゴムパッド
３９が挿入された後、内部材２５が挿入される。ゴムパ
ッド３９はゴルフクラブのグリップの端部を保護し、ク
ラブをゴルフバッグに収納する際の衝撃を和らげて静置
するように配置される。

【００２０】図２は、図１の２−２矢印方向から見た図
であって、ゴルフバッグ２１の第一実施例の全体図を示
す。第一実施例の内部材２５は分割材組立体を形成する
中央方形部材及び複数の部材を有し、この分割材は内部
材２５の全長にわたり、垂直方向に延びている。後述の
如く、発泡又はゴムパッドをゴルフバッグ２１の外部材
２３の基部に取り付けることができるように、いくらか
の空隙を残してもよい。分割材組立体４０を形成する分
割材が下方向に延びる範囲を制限することにより、ゴム
パッド３９の隆起高さを収容できることになる。

【００２１】図２の分割材組立体は、その縫合構造に基
づいた形状とされる。中央方形は、部材４１の一辺の長
さによって定められている。他の分割材組立体の部分
は、部材４３の一辺の長さによって定められ、この部材
４３は外周との結合点から部材４１の方形との結合点
へ、更に外周との他の結合点へと延びる。更に部材４３
の中心の各々は、部材４５により外周と接続される。こ
れらの結合点のいくつかは、隣接する部材に対して鋭角
の偏差となる角度で結合点から延びる端部セグメントを
有していることに注意されたい。これらの端部セグメン
トは、部材４１、４３及び４５を相互に縫い合わせ、ま
た内部材２５の内周に縫い付けるのに役立つ。布部材は
点接触において良好に結合しないため、この端部セグメ
ントは、縫合して部材をより良好に保持するのに役立
つ。図２においては特に図示されていないが、薄い部材
が部材４１、４３および４５を覆って結合されて、図２
に示す形状を構成している。この構造の詳細は図３に関
して以下に述べられる。

【００２２】図３は部材４３を示す。ここでは部材４３
が図示されるが、部材４１と４５のいずれも補強材を図
示するために同様に図示されてよい。部材４１、４３及
び４５は幅のみが異なる。補強部材４７の小片は、一組
のステッチ４９を用いて部材４３の上端に縫い付けられ
る。この補強部材４７はフェルト或いはコーデュロイを
用いてもよい。補強材４７を用いる目的は２点ある。第
一に、分割材組立体の上部が強固になり、補強される。
第二に、仕上層を設けることにより優れた外観となる。

【００２３】図４は、部材４１、４３及び４５により形
成された分割材の端部の分解斜視図を示す。好ましく
は、部材４３及び４５は方形部材４１の一端と同時に縫
い合わされる。部材４３及び４５の組合せの４組目が方
形部材４１と結合する時、同時に方形部材４１は閉じら
れる。

【００２４】図５においては、鍔部５１の構造が示され
る。鍔部５１は、三層構造である。これらの部材は、途
中膨張部を備えているが、「層」との語が簡略にするた
めに用いられる。図示の如く、膨張部はこれらの部材が
配設されたゴルフバッグ２１の内外部を全体的に囲むも
のでなければならない。外観に優れた、ゴムで裏うちさ
れた部材５３が縫い付けられ、３層の結合部を覆って折
り曲げられるように配置されており、柔軟な出し入れの
し易いリムを形成する。第二の部材５５は塩化ポリビニ
ルのような比較的薄く、比較的硬質な物質で形成されて
いる。この部材は前述した図１−４に示す分割材組立体
に縫い付けられて分割材組立体を支持する。

【００２５】ゴムで裏打ちされた部材５３と内部の第二
部材５５の間には、環状収容部材５７が設けられてい
る。図示の如く、ゴムで裏打ちされた部材５３は、その
ゴム面方向に折り返され、環状収容部材５７と結合す
る。折り返された後、部材５３は部材５５及び５７が縫
合されているところまで上方に延び、次いで部材５５の
内面に沿って下方へ延びるため、仕上げ面が表面とな
り、ゴム面は完全に隠される。環状収容部材５７には、
その長さ方向に浅い溝が設けられており、第二部材５５
との間に溶接環を収容する。

【００２６】鍔部５１が形成される一方分割材組立体が
形成されると同時に、薄い被覆材６１が分割材組立体と
一体化するように設けられることが望ましい。この被覆
材６１は、鍔部５１の内面に沿って下方へ延びると共
に、その上縁は、第二部材５５の外面とゴムで裏打ちさ
れた部材５３との間に挟持されることが好ましい。縫合
を容易にするために、縫合時にこれら多層を一つに保持
するような装置又は構造を用いてもよい。第二部材５５
の回りに一組のステッチ６２が施され、これらは被覆材
６１の一部をも貫通したステッチであってよい。薄い被
覆材６１の上端の一定部分のみが第二部材５５とゴムで
裏打ちされた部材５３の間に挟持され、縫合を容易にす
るような場合もある。さらに補強を行い強固にする必要
があれば、付加的に、補強部材４７が薄い被覆材６１の
上部に沿って設けられてもよい。しかし、分割材組立体
４０の上端を塞ぎすぎないように、補強部材４７は薄い
ことが好ましい。薄い被覆材６１は、部材４１、４３、
４５より少し長く形成されることが好ましい。このよう
に形成することにより、被覆材６１はその上端のより多
くの部分が、鍔部５１を形成する多層に挟持されること
になる。

【００２７】分割材組立体４０の下端においては、これ
によって部材４１、４３、４５の端部が被覆材６１に対
してリセスを形成することとなる。このことは、幾つか
の重要な機能をもたらす。第一に、分割材構造を形成す
る部材４１、４３、４５の端部を越えて延びる被覆材６
１を更に１インチ縫うことが可能となる。第二に、外部
材２３の底部に任意に設けられるゴムパッド３９のため
の空隙が設けられる。第三に、この設けられた空隙の高
さがゴムパッドの高さを越えていれば、部材４１、４
３、４５とゴムパッド３９との間に更にいくらかの空隙
が残るため、ゴルフクラブのグリップの縁部と、部材４
１、４３、４５との摩擦が防がれる。これにより、グリ
ップが分割材と摩擦をおこさないので、分割材の寿命が
長くなる。

【００２８】図６に示す如く、部材６１が細長いステッ
チ６３により結合される一方で、鍔部５１は短い結合ス
テッチ６５により結合される。また、図示の如く、環６
７は被覆材６１を越えて動けるように、第二部材５５の
外側であって、かつ鍔部５１の環状収容部材５７より内
側に配置される。通常この環６７は直径約１／４インチ
であって、一つの環として形成されるよりは、端を溶接
して形成される方が好ましい。環６７は第二部材５５に
掛けられ柔軟な環状収容部材５７の溝内に位置する。こ
の溝によって環６７は保持され、特に内部材２５が外部
材２３内に配置された際には、内部材２５の上部に締め
付ける力を加えることになる。

【００２９】図６に示す構造が形成されるのであれば、
図１に示すような硬質外被材３３は有していない。硬質
外被材３３は好ましくは比較的薄い塩化ポリビニルで形
成される。このような部材は、細長ステッチ３５で容易
に円筒形とされる。その後に、鍔部下部の分割組立体を
形成する部材４１、４３、４５は外被材３３の内部に挿
入される。外被材３３は第二部材５５の直径と等しいこ
とが望ましく、これによって相互に嵌入することがなく
なる。外被材３３は被覆材６１の底縁に隣接して被覆材
６１と結合する。このように、外被材３３は第二部材５
５に対し１／４インチ以下程度回転可能である。

【００３０】内部材２５の底部の斜視図である図７は、
分割材組立体４０の底部がどのように硬質外被材３３に
接合されているかを示す。内部材２５の底部周囲の一本
のステッチが、被覆材６１と硬質外被材３３とを結合す
る。このように、硬質外被材３３は被覆材６１を固定
し、部材４１、４３、４５を各々安定させることによっ
て分割材組立体の区分と位置を安定させる。結果として
鍔部５１と外被材３３との結合は、唯一薄い被覆材６１
を介してなされる。硬質外被材３３が鍔部５１の下縁に
当接することによって、分割材組立体４０の構造は、し
っかりと保持される。分割材構造を形成する部材４１、
４３、４５と硬質外被材３３とが、垂直方向ステッチ３
５によっては結合されないことが望ましい。

【００３１】図８は、本発明に係る内部材２５に関する
外部材の他の実施例を示す。本実施例においては、硬質
外被材３３は付加されておらず、分割材組立体４０の外
部は被覆材６１で形成される。本図はまた、薄い被覆材
６１を部材４３、４５に結合する垂直方向ステッチ６９
を示す。図示の如く、被覆材６１を図７に示すように強
固な外被材３３内に挿入し、保持すれば、この結合によ
って内部材４１、４３、４５はその適切な形状に保持さ
れる。しかし、図８においては、平板７１が薄い被覆材
６１に結合される。この結合は、被覆材６１の下縁部を
平板７１と平行な円形ステッチ７３で縫合することによ
って行われる。下方に引っ張り固定することによって分
割材組立体４０を一定位置に保持するために、接着部材
７５が設けられたが、この接着部材はホック状あるいは
フェルト状部材であって、外部材２３の底部に配置され
たホック状あるいはフェルト状部材と嵌合する。部材７
５は、好ましくは接着剤で接合されるが、平板７１に縫
い付けられてもよい。ゴルフクラブが完成したゴルフバ
ッグ２１に収納されたままの時、平板７１はより強固に
接着され、分割材組立体４０をより安定させることとな
る。

【００３２】図９は、部材４１、４３、４５をどのよう
に切断、縫合し、部分または全体的に折曲げ、結合する
かを示す概略全体図である。各々の部材の間の破線は二
つの部材を垂直方向に結合する始点を示す。図９は、部
材の切断方法と、部材４１、４３、４５相互の関係を示
す。

【００３３】図１０は、図４と類似した図であるが、部
分的に応用がなされている。付加部材が追加されてお
り、中心分割材７９を形成する。中央分割材７９は方形
部材４１内の中央スペースを二つの三角形スペースに区
画し、第二実施例或いは分割材組立体８１を形成する。
このように、中心分割材７９がなければ、ゴルフバッグ
２１は１３区画を有することとなるが、中心分割材７９
を設けることによって１４区画を有することになる。１
３区画及び１４区画のいずれの場合でも、個々の区画が
いかに均等に区切られ、割り当てられているかに注意さ
れたい。

【００３４】図１２は、６つの先端を有する星型構造と
して形成された第三実施例の分割材組立体８３を示し、
その外周円は既に開示したゴムで裏打ちした部材５３の
仕上面で形成される。この分割材組立体８３は、内部六
角形部材８５及びこれを囲む外部折曲部材８７からな
る。分割材組立体８３の構成は、第一実施例の分割材組
立体４０および分割材組立体８１の構成方法と異なって
いてもよい。先の二つの実施例は分厚い物を縫うための
附属品があれば、連続して縫合する形の第三及び恐らく
第四の実施例が可能である。

【００３５】図１３は、図１２に示した分割材構造を形
成する端部セグメントの斜視端面図である。この形状を
可能にしているのは、二つの部材の相違であることに注
意されたい。内部六角形部材８５及び外部折曲部材８７
の上縁部には、図３に示す如く補強部材を設けてもよ
い。図１３は、二つの部材のみを用いる構成を示す。先
の第一実施例で用いられた薄い被覆材６１は、図１３の
実施例にも同様に結合される。この結合方法は、分解図
において相互に距離をおいてその最終的な形状が示され
ている二つの部材によって表されるが、縫合は、一度に
一つの結合を行う作業を連続して行われる。内部六角形
部材８５及び外部折曲部材８７は、部材４１、４３、４
５同様柔軟な薄い物質で形成されることが好ましいの
で、縫合している間は、全体的にたるんだ形であること
が予想される。図１３にはまた、補強部材４７が設けら
れる。この補強部材は二つの部材にしか取り付けられな
いので、取付が容易である。また、内部六角形部８５と
外部折曲部材８７を結合する一方で、薄い被覆材６１を
取り付けることも可能である。このように分割材組立体
８３の縫合において、内部六角形部８５または薄い被覆
材６１を閉じるステッチを除き、ステッチは普通、一つ
の縫合動作で二つの部材に設けられる。

【００３６】全ての実施例の変更例として、内部六角形
部材８５及び外部折曲部材８７は、半硬質物質等で形成
されてもよい。もちろん、非常に薄い物質が用いられる
のであれば、分割材組立体７３の上面星型は、よりゆる
やかな内部組織を有していてもかまわない。しかし、図
示の如く、第一及び第二実施例と同様の方法で被覆材６
１等外層が硬質外被材と結合しているところにおいて
は、星型は分割材の長さ方向に沿ってしっかりと保持さ
れる。

【００３７】図１４は、概略全体図であって、内部六角
形部８５及び外部折曲部材８７が、どのように薄い被覆
材６１と結合して図１２及び図１３の実施例を形成する
かを示す。

【００３８】図１５は、追加部材あるいは中心分割材８
９を設けて分割材組立体９１を形成する第四実施例を示
す。中心分割材８９がなければ、形成された分割材組立
体９１は１３の区画を有する。中心分割材８９を設けれ
ば、形成された分割材組立体９１は１４の区画を有す
る。

【００３９】図１６は、３つの部材を用いる分割材組立
体９１の構成を示す。先の二つの実施例で用いられた薄
い被覆材６１が、図１６の実施例においても同様に結合
される。この結合方法は、分解図において相互に距離を
おいてその最終的な形状が示されている三つの部材によ
って表されるが、縫合は、一度に一つの結合を行う作業
を連続して行われる。通常中心分割材８９は、一端が内
部六角形部材８５の一角でまず結合され、内部六角形部
材８５の他の二つの角が形成された後に残る一端が結合
される。このやり方であれば、中心分割材８９が結合す
る角では、縫合の際の厚みは三倍となるが、縫合の回数
を特に増やすことはない。図１６にはまた、補強部材４
７が示されている。補強部材４７は三つの部材にしか取
り付けられないので、取付が容易である。また、内部六
角形部材８５、外部折曲部材８７、及び中心分割材８９
を結合する一方で、薄い被覆材６１を取り付けることも
可能である。

【００４０】図１７の本発明に係るゴルフバッグの第七
実施例においては、直交形状を示され、外方向に湾曲し
て配置されたポケット部が設けられる。分割材組立体９
５は、第一主分割材９７と第二主分割材９９を有する。
第一、第二主分割材９７、９９の端部間に、多くの独立
区画材１０１が設けられる。第一、第二主分割材９７、
９９の端部間には同数の独立区画材１０１が配置されて
いるため、分割材組立体９５の中心には直角交差が形成
される。

【００４１】図１８に示す如く、第一、第二主分割材９
７、９９は各々その中間点で結合して直角に折曲し、第
一、第二主分割材９７、９９の間の空間に関しても各々
直角が形成される。独立区画材１０１は単に自由形とし
て配置されるのではなく、相互に及び第一、第二主分割
材９７、９９と結合する。一定の直径の分割材組立体９
５に用いられる独立区画材１０１の幅の特定と同時に、
独立区画材１０１の結合によって、収納可能な区域の相
互の配置が決定される。独立区画材１０１は各々円周方
向に外方へ配置され、その外向きに配置されたスペース
が外側区画１０３とされ、直接隣接する独立区画材１０
１の間であって第一、第二主分割材９７、９９のいずれ
か或いは両方の間のスペースが内側区画１０５とされ
る。このように、隣接する区画１０３と内側区画１０５
はほぼ同一の大きさを有するスペースである。更に、結
合する隣接した独立区画材１０１は、ステッチ１０７の
みで結合すればよく、これによって、図示される如く外
側区画１０３及び内側区画１０５の形状及び湾曲が決定
される。独立区画材１０１の接合点には、先の図に示し
たものと同様の端部１０８が形成され、第一実施例で示
した如く、分割材組立体９５を鍔部５１に固定するのに
役立つ。

【００４２】図１８においては、分割材組立体９５形成
における端部セグメントの斜視端面図が示される。これ
らは、結合して図１７に示す分割材組立体９５を形成で
きるように配置されている。図を明瞭にするために、図
２０からは補強部材４７が省略されている。内部材２５
がゴルフクラブの端部との予想外の衝突にも耐え得るほ
ど厚みがあるか、或いは耐久性があるのでなければ、内
部材２５の全ての実施例には、通常端部に補強部材４７
のような部材が設けられるであろう。

【００４３】変更例として、部材４１、４３、４５、８
５、８７および８９はそれ自体折り曲げられステッチ４
９で縫合され、厚みを補強してもよい。本発明に係るい
ずれの実施例の上縁部でも、挿入材を必要な場所に結合
して強化することができる。

【００４４】図１７及び図１８の内部材２５を最も好適
に形成するには、まず第一、第二主分割材９７、９９を
その中心点で結合する。次に、二つの独立区画材１０１
を一組に縫い合わせるが、この独立区画材を鍔部５１の
内部に確実に保持するために、端部１０８を残しておか
なければならない。次に、一組とされた独立区画材１０
１を第一、第二主分割材９７、９９のいずれかの突起の
一方の両面に結合する。

【００４５】独立区画１０１を一組とする結合の第一段
階は、４つの工程からなる。一組とされた独立区画材１
０１と第一、第二主分割材９７、９９との結合の第二段
階も４つの工程からなる。どちらの段階においても、縫
合はその全長にわたって行われる。これらの段階が終わ
れば、次に形成された組立体を鍔部５１と結合し、薄い
被覆材６１を結合することとなる。

【００４６】図１９は、結合して図１７及び図１８の実
施例を形成する部材及びその縫い目の概略図である。こ
の実施例においてはいくつかの部材が使用されている
が、実際は独立区画材１０１は完全に同一形であるため
時間がかからず、製品の精密さと品質を改善する。

【００４７】図２０は、図１７−図１９と類似している
が、更に２つの部材が追加され、一組の付加区画材１０
９を形成する。付加区画材１０９を追加したために、区
画材１０１と区画材１０９の合計数により第八実施例の
分割材組立体１１１の周囲は不均等に分割され、第一、
第二主分割材９７、９９は直角に交差しない。分割材組
立体９５が、外側区画１０３と内側区画１０５の１２の
独立区画を有するとすれば、分割材組立体１１１は１４
の独立区画を有することとなる。分割材組立体１１１は
分割材組立体９５と同一直径の外周円内に存在するはず
であるため、独立区画は比較的小さいものになる。４つ
の内側区画１０５は、その内２つが大きく残る２つは小
さいものとなる。１０の外側区画材１０１及び区画材１
０９は同一の大きさであることが前提であるため、区画
材１０９の間のスペースは不均等に分割されることとな
る。変更例としては、第一、第二主分割材９７、９９
を、図１８に示す如く直交に保持し、区画１０１および
区画１０９により形成される独立外側区画の大きさを変
化させることもできる。

【００４８】図２１は、結合して図２０に示す分割材組
立体を形成するように配置されている第一、第二主分割
材及び隣接する区画材１０１の斜視端面図を示す。この
図においても、補強部材４７は、図面を明確にするため
に省略されている。隣接する区画材１０１および１０９
の幅は、図２０に示す全体的形状を変えるために変更し
てもよい。区画材１０１と区画材１０９の幅及びステッ
チ１０７の位置は、分割材組立体１０１の形状調整のた
めに、調節することができる。

【００４９】図２２は分割材組立体１１１を形成するた
めに用いられる、独立区画材１０１、付加区画材１０
９、及び第一、第二主分割材９７、９９の概略図であ
る。図示の如く、分割材組立体４０、７１、７３、８
１、９５及び１１１は、通常の外部材２３に適合する。
従って、この分割材組立体４０、７１、７３、８１、９
５及び１１１は、様々な形状、色彩、種類の外部材２３
と共に用いることができるため、ゴルフバッグ２１自体
がいかなる形状であっても、このゴルフバッグ２１をよ
り個人の好みに応じたものとすることが可能である。

【００５０】本発明は、ゴルフバッグ及びゴルフバッグ
の外部材中に挿入される内部材のいくつかの実施例及び
この内部材の構成方法について上記の如く述べられた
が、当業者であれば、本発明の構造と技術は多くの応用
が可能であることを理解するであろう。本発明は、区画
を設けて、区画内の収納物による荷重のバランスを円周
方向にとるような場合には、全て適用可能である。本発
明は、特に図示された実施例に関して述べられたが、本
発明の精神と範囲から逸脱することなく、当業者には本
発明の多くの変更及び改良が自明である。従って、本発
明内に含まれることが妥当であるとここに認められるこ
のような変更及び改良はすべて、正当に、かつ適正に本
技術範囲に含まれる。

【００５１】

【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る挿入さ
れた全長にわたる対称形分割材を有するゴルフバッグ
は、クラブのための独立した収納スペースが確保されて
おりバッグの内周に沿った形でのクラブの配置が可能で
あるため、クラブ同士をぶつからせずにゴルフバッグ内
で安定させることができる。また、独立した収納スペー
スはしっかりと保持されているため、ゴルフバッグ内周
に沿った部材が「たるむ」ことによって不規則な空間が
生じることがない。さらに、クラブを収納することので
きる空間は分割される前も分割された後も等しく、バッ
グの上端の空間が塞がれることもない。しかも、ゴルフ
クラブをバッグに放り込んでも分割材あるいはグリップ
エンドに些かの損傷もなく大きな音を立てることもない
ように衝撃を吸収することができ、また、取り出しの際
にもクラブがひっかかったりからまったりすることがな
い。また、製造が容易で、一定高品質の製品を一貫して
製造する製法に適合する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るゴルフバッグの第一実施例の分解
斜視図である。

【図２】組み立てられた図１に示すゴルフバッグの上面
図である。

【図３】ゴルフバッグに取り付けられる本発明の代表的
な部材を示す図である。

【図４】結合して図１及び図２に示す分割構造体を形成
するセグメントの斜視端面図である。

【図５】柔軟な鍔部の構造を示す図である。

【図６】図５の鍔部に沿って図４の組立体に縫い付けら
れた柔軟な外部円筒層及びこの分割材組立体が鍔部に接
するところに縫い付けられた補強材を示す図である。

【図７】柔軟な外部円筒層を囲む細長い縫い目を有する
プラスチック円筒部材である被覆材及び鍔部下方に取付
られた補強環及びこのプラスチック円筒部材がどのよう
に柔軟な円筒層下端に縫い付けられているかを示す図で
ある。

【図８】下部プラスチック挿入及び取付部材を用いる他
の構造を示す図である。

【図９】結合して図１、２及び図４の実施例を構成する
部材及びその縫い目を示す略図である。

【図１０】図４に別の部材が追加され中心分割材とされ
た例を示す図である。

【図１１】図１０に示す別の長さの部材の追加によって
構成される第二の実施例を示す図である。

【図１２】本発明のゴルフバッグの第三の実施例を示す
図である。

【図１３】組み合わされて図１２に示す分割材組立体を
形成するセグメントの斜視端面図である。

【図１４】結合されて図１２及び図１３の実施例を構成
する部材及びその縫い目を示す略図である。

【図１５】別の部材の追加によって中央スペースを区画
して構成される第四の実施例を示す図である。

【図１６】結合されて図１５に示す分割材組立体を形成
するセグメントの斜視端面図である。

【図１７】本発明のゴルフバッグの第七の実施例を示す
図である。

【図１８】結合されて図１７に示す分割材組立体を形成
するように配置されたセグメントの斜視端面図である。

【図１９】組み合わされて図１７及び１８の実施例を構
成する一定長さ部材及びその縫い目を示す略図である。

【図２０】図１７乃至図１９に２つの付加部材が更に追
加されて内周部の付加分割材とされた例を示す図であ
る。

【図２１】結合されて図２０に示す分割材を形成するよ
うに配置されたセグメントの斜視端面図である。

【図２２】結合されて図２０及び２１の実施例を構成す
る部材及びその縫い目を示す略図である。

【符号の説明】

２１ ゴルフバッグ ２３ 外部材 ２５ 内部材 ３３ 外被材 ４０ 分割材組立体 ４１ 方形部材 ４７ 補強部材（第一部材） ５１ 鍔部 ５５ 第二部材 ６１ 被覆材 ６７ 金属環 ７１ 平板 ７９ 中心分割材 ８１ 分割材組立体 ８３ 分割材組立体 ８５ 内部六角形部材 ８７ 外部折曲部材 ８９ 中心分割材 ９１ 分割材組立体 ９５ 分割材組立体 ９７ 第一主分割材 ９９ 第二主分割材 １０１ 独立区画材 １０９ 付加区画材 １１１ 分割材組立体

Claims (27)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 各々隣接する平面に対して直角に位置し
   て垂直軸と角を有する方形筒を形成する四平板及び、外
   方に配置された外端を有する中央分割材、 前記中央分割材の前記平面部の各々の角に連結し、中央
   で折曲し、第一外端部及び第二外端部を有する主分割材
   であって、各々の中央折曲部が前記前記中央分割材の各
   々の角に結合し、各々の主分割材の第一外端が隣接する
   主分割材の第二外端と結合する主分割材、 各々の主分割材と連結する副分割材であって、各々の副
   分割材が前記主分割材の中央折曲部と結合する第一端
   部、及び第二端部を有する副分割材、 前記主分割材の第一及び第二外端部及び前記副分割材の
   第二端部に沿って接続される被覆材、及び前記主分割材
   の第一及び第二外端部の一部、前記副分割材の第二端部
   の一部及び前記被覆材の一部に接続される鍔部からなる
   ゴルフバッグ用分割材組立体。
2. 【請求項２】 前記被覆材が、前記主分割材の第一及び
   第二外端部、前記副分割材の第二端部よりも下方に延び
   る下縁部を有する、請求項１記載のゴルフバッグ用分割
   材組立体。
3. 【請求項３】 前記中央分割材、主分割材及び副分割材
   が接続された補強部材によって補強された上縁部及び上
   部を有する、請求項１記載のゴルフバッグ用分割材組立
   体。
4. 【請求項４】 前記中央分割材の一角に沿って接続され
   る第一端部及び前記中央分割材の対角に沿って接続され
   る第二端部を有する中心分割材を備えてなる、請求項１
   記載のゴルフバッグ用分割材組立体。
5. 【請求項５】 断面が六角形の細長い内部六角形部材、 中央で折曲し、第一外端部及び第二外端部を有し、各々
   の中央折曲部が前記前記内部六角形部材の各々の角に結
   合し、各々の折曲部材の第一外端部が隣接する折曲部材
   の第二外端部と結合する複数の折曲部材、 前記折曲部材の第一及び第二外端部に沿って隣接して接
   続される被覆材、及び前記折曲部材の第一及び第二外端
   部、及び前記被覆材の一部に接続される鍔部からなるゴ
   ルフバッグ用分割材組立体。
6. 【請求項６】 前記被覆材が、前記内部六角形部材の下
   縁部及び前記折曲部材の下縁部よりも下方に延びる下縁
   部を有する、請求項５記載のゴルフバッグ用分割材組立
   体。
7. 【請求項７】 前記内部六角形部材、及び折曲部材が接
   続された補強部材によって補強された上縁部及び上部を
   有する、請求項５記載のゴルフバッグ用分割材組立体。
8. 【請求項８】 前記内部六角形部材の一角に沿って接続
   される第一端部及び前記内部六角形部材の対角に沿って
   接続される第二端部を有する中心分割材を備えてなる、
   請求項５記載のゴルフバッグ用分割材組立体。
9. 【請求項９】 一組の平板からなる分割部材を形成する
   ための中央折曲部を有する第一主分割材、及び一組の平
   板からなる分割部材を形成するための中央折曲部を有す
   る第二主分割材であって、前記中央折曲部がほぼ長さ方
   向に沿って接続されている、第一、第二主分割材、 第一側端と第二側端を有する複数の独立区画材であっ
   て、それぞれの第一側端は隣接する区画材の第一側端と
   接続して隣接する平板分割材の間に配置される一組の区
   画材を形成し、一組の区画材の第二側端の一方が隣接す
   る一組の平板からなる分割部材の一側面の外端部に隣接
   し、もう一方の第二側端が隣接する一組の平面からなる
   分割部材の他側面の外端部に隣接する、複数の独立区画
   材、 前記独立区画材の第一及び第二側端部及び前記第一、第
   二主分割材の外端部に接続される被覆材、及び前記独立
   区画材の第一及び第二側端部、及び前記第一、第二主分
   割材の外端部に接続される鍔部からなるゴルフバッグ用
   分割材組立体。
10. 【請求項１０】 前記被覆材が、前記独立区画材の下縁
    部及び前記第一、第二主分割材の下縁部よりも下方に延
    びる下縁部を有する、請求項９記載のゴルフバッグ用分
    割材組立体。
11. 【請求項１１】 前記第一、第二主分割材、及び前記独
    立区画材が各々補強部材によって補強された上縁部及び
    接続された上部を有する、請求項９記載のゴルフバッグ
    用分割材組立体。
12. 【請求項１２】 前記第一、第二主分割材の中央折曲部
    が直角である、請求項９記載のゴルフバッグ用分割材組
    立体。
13. 【請求項１３】 各々一組の独立区画材の間に挿入され
    接続された２つの付加区画を備えてなり、この付加区画
    の第一側端は一組の区画材の一方の第一側端と接続さ
    れ、付加区画の第二側端は一組の区画材のもう一方の第
    一側端と接続され、このように３つの部材から形成され
    た第一組の区画材は一組の平板からなる分割材の間に配
    置され、３つの部材から形成された第二組の区画材はこ
    の第一組の対面に配置されるが、２つの部材から形成さ
    れた第一組の区画材は一組の平面からなる分割材の間に
    配置され、２つの部材から形成された第二組の区画材は
    第一組の対面に配置されたままとされる、請求項９記載
    のゴルフバッグ用分割材組立体。
14. 【請求項１４】 上端部、下端部を備えた複数の平板部
    及び少なくとも一組の外端部を有する内部分割材、 第一縁部を備えた第一端部及び前記内部分割材の下端部
    を越えて下方へ延びる第二縁部を備えた第二端部を有
    し、前記内部分割材を覆う被覆材、 前記被覆材を覆い、前記被覆材の第二縁部に隣接して被
    覆材と接続する下縁部を有する硬質外被材、及び前記被
    覆材の第一端部と接続する鍔部からなるゴルフバッグ用
    分割材組立体。
15. 【請求項１５】 前記内部分割材が、各々が隣接して位
    置する少なくとも３つの平板部であって、垂直軸及び角
    を有する方形筒を形成し、前記一組の外端が外方向に配
    置された少なくとも３つの外端である中央分割材、及び
    前記中央分割材の平板部の各々の角に関して中央で折曲
    し、前記被覆材と接続する第一端部及び第二端部を有
    し、中央折曲部と前記中央分割材の各々の角が接続され
    る主分割材、からなる請求項１４記載のゴルフバッグ用
    分割材組立体。
16. 【請求項１６】 前記中央分割材が接続された補強部材
    によって補強された上縁部及び上部を有する、請求項１
    ４記載のゴルフバッグ用分割材組立体。
17. 【請求項１７】 いずれも前記中央分割材に沿って接続
    される第一端部及び第二端部をそなえた中心分割材を備
    えてなり、この中心分割材が中央部材によって創出され
    たスペース全体にわたるものである、請求項１４記載の
    ゴルフバッグ用分割材組立体。
18. 【請求項１８】 前記内部分割材が、六角形の断面を有
    する内部六角形部材及び複数の外方折曲部材を備えてな
    り、この折曲部材は中央で折曲し、前記被覆材に接続す
    る第一及び第二外端を有しており、この中央折曲部は前
    記内部六角形部材の各々の角に連結されている、請求項
    １４記載のゴルフバッグ用分割材組立体。
19. 【請求項１９】 いずれも前記内部六角形部材に沿って
    接続される第一端部及び第二端部をそなえた中心分割材
    を備えてなり、この中心分割材が中央部材によって創出
    されたスペース全体にわたるものである、請求項１４記
    載のゴルフバッグ用分割材組立体。
20. 【請求項２０】 前記内部分割材が、外端部を有する一
    組の平板分割部を形成するための中央折曲部を有する第
    一主分割材及び外端部を有する一組の平板分割部を形成
    するための中央折曲部を有する第二主分割材であって、
    前記第一、第二主分割材の中央折曲部がほぼ全長にわた
    って接続され、その外端部は前記被覆材に接続されてい
    る第一、第二主分割材、いずれも被覆材に接続されてい
    る第一、第二側端部を有する独立区画材、及び前記被覆
    材の第一端部に接続された鍔部からなる、請求項１４記
    載のゴルフバッグ用分割材組立体。
21. 【請求項２１】 前記被覆材を覆い、被覆材の前記下縁
    部に隣接して被覆材の下端部に接続する下端部を有する
    硬質外被材を備えてなる、請求項１、６、１０のいずれ
    かに記載のゴルフバッグ用分割材組立体。
22. 【請求項２２】 被覆材を覆う前記硬質外被材が上縁部
    を有し、前記鍔部の下縁部がこの上縁部に当接する請求
    項１４又は２１記載のゴルフバッグ用分割材組立体。
23. 【請求項２３】 前記組立体を挿入して固定するための
    円筒形スペースへの上部開口を有するゴルフバッグ外部
    材を備えてなる請求項１、５、９、１４、１８のいずれ
    かに記載のゴルフバッグ用分割材組立体を有する、ゴル
    フバッグ。
24. 【請求項２４】 前記鍔部が、仕上面を有する第一部材
    とこの第一部材に接続して分割材組立体上端部に強度と
    定形を与える第二部材を備えてなる、請求項１、５、
    ９、１４のいずれかに記載のゴルフバッグ用分割材組立
    体。
25. 【請求項２５】 前記第二部材と第一部材が各々上縁部
    を有し、第一部材は第二部材の円周方向外側に接続さ
    れ、上方及び第二部材内方向に折曲され、第二部材と第
    一部材の上縁部を被覆する、請求項２４記載のゴルフバ
    ッグ用分割材組立体。
26. 【請求項２６】 前記鍔部が前記第二部材を囲み環状溝
    を有する第三部材、及び第二及び第三部材の間であって
    この環状溝内に配置される金属環を備えてなる、請求項
    ２４記載のゴルフバッグ用分割材組立体。
27. 【請求項２７】 前記被覆材下縁部に接続する平面部材
    及びこの平面部材に接続して前記被覆材の反対側に位置
    する取付部材を備えてなる、請求項１、５、９、１４の
    いずれかに記載のゴルフバッグ用分割材組立体。