JPH09164023A - ブラシ用フィラメントおよびブラシ - Google Patents

ブラシ用フィラメントおよびブラシ

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JPH09164023A
JPH09164023A JP32693595A JP32693595A JPH09164023A JP H09164023 A JPH09164023 A JP H09164023A JP 32693595 A JP32693595 A JP 32693595A JP 32693595 A JP32693595 A JP 32693595A JP H09164023 A JPH09164023 A JP H09164023A
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JP
Japan
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filament
tip
brush
colored layer
colored
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Application number
JP32693595A
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English (en)
Inventor
Kenjiro Nishimura
健次郎 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISHIMURA PLASTICS PACKAGING
Nishimura KK
Original Assignee
NISHIMURA PLASTICS PACKAGING
Nishimura KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のヘアブラシ用フィラメントの持つ、製造
コスト上、製造工程上、ブラシの特性上、および信頼性
上の諸問題を解決すること。 【解決手段】フィラメント素材と異なる色の着色層によ
って着色されるとともに、先端部の着色層が除去された
ことを特徴とし、先端部の着色層を研削除去したり、溶
解除去したりすることで形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラシ等に植毛さ
れているフィラメントに関し、フィラメントの先端部と
胴部との色を異ならしめる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のヘアーブラシにあっては、商品の
差別化という観点から、フィラメントの先端だけを異な
る色に着色することで、意匠上の特徴を持たせたものが
広く用いられている。これは図6に示しているように、
ブラシのフィラメント22の先端部に、接着性を有する
塗料滴24を付着させたものである。このような構造に
より、フィラメント22の胴部とその先端の色が異な
り、アクセントが付いて意匠上好ましいものになり、し
かも先端の塗料滴24が丸みを帯びていることから、例
えばヘアブラシにおいては頭皮保護の機能を持たせるこ
ともできる。このように、先端の色が異なるフィラメン
ト22は現在のヘアブラシの主流になっており、商品価
値の点ではヘアブラシの必須条件と言っても過言ではな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ブラシ用フィラメント22にあっては、以下に説明する
ように、製造コスト上、製造工程上、ブラシとしての特
性上、および信頼性上の種々の問題があった。先ず、製
造コスト上の問題としては、フィラメント22の先端に
塗料滴24を付着させることに起因して発生するもので
ある。すなわち、別途塗料が必要なことからコストアッ
プになってしまう。この塗料滴24は、ブラシの形態が
完成後に、例えばトレイ上に接着性を有する塗料を満た
しておき、フィラメント22の先端をこの塗料液面に接
触させることによって形成される。従って、前記図6に
示した構造より、1本のフィラメント当たりに消費され
る塗料の量が多く、材料費のコストが嵩んでしまう。ま
た、この作業は塗料滴が流れたりフィラメント22の胴
部に垂れたりすることを防止する必要があるため、速い
動作を伴う動きは極力避けなければならないことから、
工数のアップにつながる。これら材料費や工数のアップ
は、そのまま製造コストの上昇となって現れる。また、
このようなフィラメント22の先端部に塗料滴24を付
着させる場合、植毛穴にフィラメント22が複数本植毛
されているブラシでは、フィラメント22が密に存在し
ているため、ブラシ形態の完成後に塗料滴24を付着さ
せることは不可能である。その為、植毛工程以前に、フ
ィラメント22の一本ずつに塗料滴24を付着させなけ
ればならない。従って、非常に時間(工数)がかかり、
大幅なコストアップにつながってしまう。
【0004】次に製造工程上の問題としては、フィラメ
ント束の搬送やピッキング上の問題となって発生する。
すなわち、ブラシ本体にフィラメント22を植毛するタ
イプにあっては、植毛時に一定本数のフィラメント束を
搬送したり、ピッキングしたりする動作が不可避であ
る。しかしながら図6に示した従来のフィラメント22
では、図7(イ)のように、先端部の塗料滴24が存在
するため、複数本のフィラメント22をその胴部を密着
させて束ねることができない。従って同図(ロ)のよう
に、フィラメント束20の両端が揃いにくく、同図
(ハ)のように、フィラメント束20の中心を折曲して
植毛すると、植毛されたフィラメント22の長さが不揃
いになり、商品価値の無い外観になってしまう割合いが
高く、つまり良品率が低下してしまう点で大きな問題と
なっている。また製造工程上のさらなる問題として、化
粧ブラシや画筆の場合に顕著に現れるものがある。化粧
ブラシや画筆は、リスの毛等の獣毛やこれらに代わるも
のとして、先端部をテーパー状に細く加工された化学繊
維が使用されている。このような化粧ブラシや画筆のう
ち特に高級品では、先端部と胴部との色が異なった獣毛
が用いられているが、低価格品で高級感を出す為、テー
パー状に加工された化学繊維を一旦染色し、この先端部
のみを漂白材で脱色するか、あるいは先端部のみを別の
色で染色する方法が取られている。しかしながらこの作
業は、テーパー加工された繊維を束ねて漂白剤や染料に
浸漬する際、テーパーが形成されているため特に先端部
が繊維束としてまとまりにくく、極めて作業性の悪いも
のとなってしまう。従って、製造工数の増大や単位時間
当たりの作業量の低下を来し、結局は製造コストが上昇
してしまう。さらに漂白剤による脱色では完全に脱色さ
れず、色がまだらになったりしてしまう。
【0005】続いてブラシの特性上の問題としては、塗
料滴24があるため図8に示すように、高密度に植毛し
た場合に塗料滴24同士が当たり、植毛されたフィラメ
ント束20の先端が広がってしまうという点が問題とな
る。この点はヘアブラシにおいては極めて重要である。
すなわち高密度の植毛は、きめ細かなブラッシングを行
うために不可避の構成であるところ、先端が広がること
で本来の機能が発揮されず、商品価値自体が低下してし
まうのである。また、この塗料滴24はフィラメント2
2に対して接着されたものであるために、スタイリング
用ロールブラシ等、細いフィラメント22を用いる場合
には塗料滴24とフィラメント22との接着面積が小さ
いために十分な接着強度が得られず、結局は塗料滴24
を付着させること自体が困難になる。
【0006】さらに信頼性上の問題としては、使用中に
塗料滴が脱落してしまうという現象も多く見られる。こ
れは塗料滴24をフィラメント22に対して接着してい
るために起こる当然の現象である。
【0007】以上のように、従来のフィラメントを用い
たヘアブラシは、製造コスト上の問題、製造工程上の問
題、ブラシとしての特性上の問題、および信頼性上の問
題という、多くの問題点を有するものであった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、ブラシのフィラメントに塗料滴等の
別材を接着するという発想を覆し、フィラメント自体を
全体にわたってその素材色と異なる色の着色層によって
着色し、先端部の着色層を除去することによって、従来
同様の先端部へのアクセントを付与するものである。従
って、染色等の方法でフィラメントを大量にまとめて着
色可能であり、また着色剤もフィラメント一本当たりご
く少量ですみ、製造コスト上の問題が解決できる。な
お、本発明で言う先端部とは、フィラメントのごく先端
または突端部のみに限定されるものではなく、獣毛を用
いた場合のように、植毛が完了した状態で比較的長い異
色部分が現れるようなものまで含むものである。
【0009】次に、本発明のフィラメントは、先端部の
着色層を除去するものであるため、その太さが長さ方向
で一定となるため、フィラメント束の両端が揃いやす
く、フィラメント束の中心を折曲して植毛しても、植毛
されたフィラメントの長さが不揃いにならない。すなわ
ち良品率が低下することも無く、製造工程上の問題が解
決できる。
【0010】続いて本発明のフィラメントを用いたブラ
シは、上述のように、フィラメントの太さが長さ方向で
一定であるため、高密度に植毛しても植毛されたフィラ
メント束の先端が広がってしまうということも無くな
る。
【0011】さらに本発明では、従来のような塗料滴を
接着することなく、着色されたフィラメント先端部の着
色層のみを除去するものであるため、塗料滴のように使
用途中で脱落するという問題が、根本から解決できる。
従って、スタイリング用ロールブラシ等の細いフィラメ
ントに対しても適用することができる。
【0012】すなわち本発明は、フィラメント素材と異
なる色の着色層によって着色されるとともに、先端部の
着色層が除去されたことを特徴とするブラシ用フィラメ
ントであり、先端部の着色層が研削除去される場合に
は、研削時にフィラメントの先端部に丸みを持たせるこ
とができるので、頭皮保護の機能も持たせることができ
る。さらに、先端部の着色層が溶解除去される場合に
は、着色層とフィラメントの両方を溶解可能な溶剤を用
いることで研削と同様、フィラメントの先端部に丸みを
持たせることができ、さらに製造工程上の問題とならな
い程度に、先端部を球体形状に加工することもできるの
で、先端部に色の違いのみならずある程度のボリューム
感を与えることもできる。また本発明のブラシは、フィ
ラメント素材と異なる色の着色層によって着色されると
ともに、先端部の着色層が除去されたことを特徴とする
ブラシ用フィラメントを用いたものであり、高密度に植
毛しても、植毛されたフィラメント束の先端が広がるこ
とがない。ここで、先端部の着色層は、研削除去または
溶解除去のいずれかの方法で形成すればよい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のフィラメントは、図1
(イ)に示すようなスタイリング用ロールブラシ1の形
態では、先ず一本ずつばらばらのフィラメントを染料や
顔料で着色しておき、例えば先端のみの着色層を研削除
去した後、植毛箇所に所定本数を束にして植毛する。こ
の研削除去の工程は、多数のフィラメントを両端を揃え
て束ねた状態で行うことで、作業効率は高くなる。ま
た、植毛後に先端の着色層を研削除去してもよい。さら
に研削除去以外の方法として、着色層のみを適当な溶剤
によって溶解除去することもできる。そして、この溶剤
にフィラメントと着色層の両方を溶解しうるものを使用
すれば、着色層の除去とともにフィラメントの先端にア
クセントとして、前述したような問題点とならない程度
の適当な丸みを付けることもできる。
【0014】また図1(ロ)に示すような一般のヘアブ
ラシ3では、図2に示すようなフィラメントユニット5
を成形後に染料や顔料で着色し、例えば先端のみの着色
層を研削除去して組み立てればよい。さらに、すでに説
明したように研削除去以外の方法として、着色層のみを
適当な溶剤によって溶解除去することもできる。そし
て、この溶剤にフィラメントと着色層の両方を溶解しう
るものを使用すれば、着色層の除去とともにフィラメン
トの先端に、アクセントとして、前述したような問題点
とならない程度の適当な丸みを付けることもできる。
【0015】
【実施例】次に、本発明のブラシ用フィラメントの実施
例として、その構造を中心に以下に詳細を説明する。図
3は、本発明のブラシ用フィラメント7の先端部近傍の
断面説明図である。図例は、合成樹脂製フィラメント7
の表面に、着色層9を染色によって設けたものである。
このフィラメント7の材料としては、ポリブチレンテレ
フタレート、ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポ
リフェニレンサルファイド等の合成樹脂が例示でき、予
め長尺状態で着色しておき、着色後に所定長さに切断す
る方法が、製造効率の点からは望ましい。そして、着色
後にブラシ1,3として望まれる長さに切断され、先端
部11の着色層9のみがグラインド等によって研削除去
され、併せて先端が丸くなるように加工される。この時
には、切断時のバリ取りも兼ねることができる。本例の
ように着色層9を研削除去すると、その部分のフィラメ
ント7の径が太くならないので、スタイリング用ロール
ブラシ1等、一か所の植毛密度の高いブラシにおいて
も、前述したような、先端部11が広がるといった問題
の発生することが無い。また、このスタイリング用ロー
ルブラシ1の高価格品ではそのフィラメント7として獣
毛が使用されるが、この獣毛は本来毛根や先端部分のみ
色がついておらず、ブラシとして使用した場合に、フィ
ラメント7の先端のみ色が異なるものとなる。そして、
従来の合成樹脂によるスタイリング用ロールブラシ1の
フィラメントは、すでに説明したようにその径が細いた
め、先端部11のみ色を異ならしめることはできなかっ
たところ、本発明のフィラメント7では可能となるの
で、安価な合成樹脂フィラメント7を用いながら、天然
獣毛と同様の風合いを実現することができる。
【0016】続く図4は、先端部11の着色層9を、フ
ィラメント7の表面部とともに溶剤によって溶解除去し
た場合の断面説明図である。本例は図3とは異なり、先
端部11が若干太くなっている。このような先端形状
は、使用する溶剤の種類を選択することによって得るこ
とができる。このように、着色層9とフィラメント7の
両方に作用する溶剤を使用すると、着色層9の除去時に
フィラメント7の先端も一部溶解されるため、フィラメ
ント7の先端部11のバリ取り効果に加えて、図示する
ように、問題とならない程度に先端部11を若干太く
し、丸みとともにボリュームを持たせることが可能にな
る。太くする必要がない場合は、使用する溶剤を変える
ことで、図3の構造を得ることもできる。また、化学繊
維を用いて、化粧ブラシや画筆のように先端部にテーパ
ーを形成する場合には、図5に示すようにテーパーを形
成していない状態で全体を着色し(イ)、これを束ねた
状態で先端部のみを溶剤中に浸漬して着色層の除去とテ
ーパー化を併せて行えばよい。この時のフィラメントの
要部構造は、同図(ロ)のようになる。前述した例で
は、溶剤の使用により、先端部の太さを若干大きくする
作用が得られる点を説明したが、溶剤の種類及び化学繊
維の種類との組み合わせにより、図5のようなテーパー
化も可能である。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明のブラシ用フィラ
メントは、ブラシのフィラメントに塗料滴等の別材を接
着するという発想を覆し、フィラメント自体を全体にわ
たってその素材色と異なる色の着色層によって着色した
後、先端部の着色層を除去することで従来同様の先端部
へのアクセントを付与するという、極めて斬新なもので
ある。従って、染色等の方法でフィラメントを大量にま
とめて着色可能であり、また着色剤もフィラメント一本
当たりごく少量ですみ、製造コストを低減することがこ
とできる。そして本発明のフィラメントは、先端部の着
色層を除去するものであるため、その太さが長さ方向で
一定となることから、製造工程においてフィラメント束
の両端が揃いやすく、フィラメント束の中心を折曲して
植毛しても、植毛されたフィラメントの植毛長さが不揃
いにならない。すなわち良品率が低下することも無く、
製造工程上の問題が解決され、ひいては製造コストの低
減につながる。これらにより、本発明では、フィラメン
トの先端部のみ色の異なる意匠性の高いブラシを、従来
よりも安価に供給することができる。
【0018】続いて本発明では、フィラメントの太さが
長さ方向で一定であるため、高密度に植毛しても植毛さ
れたフィラメント束の先端が広がってしまうということ
も無くなるので、先端部の色が違う構成を取りながら、
きめ細かなブラッシングを可能とする植毛密度の高いブ
ラシを安価に供給することができる。
【0019】さらに本発明では、従来のような塗料滴を
接着することなく、着色されたフィラメント先端部の着
色層のみを除去するものであるため、塗料滴のように使
用途中で脱落するという問題の発生が無くなり、長期間
使用しても購入時の機能を保持し続けることができる。
しかも、スタイリング用ロールブラシ等の細いフィラメ
ントに対しても適用することができるので、合成樹脂の
フィラメントを使用しながら、天然獣毛を使用したもの
と同等の風合いを安価に得ることができる。
【0020】加えて、先端部の着色層が研削除去される
場合には、研削時にフィラメントの先端部に丸みを持た
せることができるので、頭皮保護の機能も持たせること
ができる。そして、先端部の着色層が溶解除去される場
合にも、着色層とフィラメントの両方を溶解可能な溶剤
を用いることで研削と同様、フィラメントの先端部に丸
みを持たせることができ、さらに製造工程上の問題とな
らない程度に、先端部を球体形状に加工することもでき
るので、先端部に色の違いのみならずある程度のボリュ
ーム感を与えることもできる。また逆に、溶剤の使用に
よって獣毛のような先端部へのテーパーの形成も可能で
ある。従って、化学繊維を用いながら、従来のような脱
色ムラや工数増大となることなく、獣毛使用の高級感を
得ることができる。
【0021】このような本発明のブラシ用フィラメント
を用いたブラシは、上述のように、その製造工程におけ
る種々の問題が解決され、また従来のような塗料滴の脱
落もなくなるので、先端部の色が異なった高級感を有す
るとともに、高い植毛密度でありながら先端が広がら
す、かつ信頼性が高く、さらに安価なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブラシの代表例を表す説明図で、(イ)はスタ
イリング用ロールブラシであり、(ロ)は一般のヘアブ
ラシである。
【図2】ヘアブラシに用いられるフィラメントユニット
の例を表す説明図。
【図3】本発明のブラシ用フィラメントの先端部近傍の
断面説明図。
【図4】先端部の着色層を、フィラメントの表面部とと
もに溶剤によって溶解除去した場合の断面説明図。
【図5】先端部の着色層を、フィラメントの表面部とと
もに溶剤によって溶解除去した場合の断面説明図。
【図6】従来のヘアブラシのフィラメントを表す説明
図。
【図7】従来のフィラメントを用いた場合の製造工程上
の問題点を説明するための模式図であり、(イ)は複数
本のフィラメントをその胴部を密着させて束ねようとし
た状態、(ロ)はフィラメント束の両端が揃いにくくな
った状態、(ハ)は植毛されたフィラメントの長さが不
揃いになる様子をそれぞれ表す。
【図8】従来のブラシにおいて、高密度に植毛した場合
にフィラメント束の先端が広がる様子を表す説明図。
【符号の説明】
1,3 ブラシ 5 フィラメントユニット 7,22 フィラメント 9 着色層 11 フィラメントの先端部 20 フィラメント束 24 塗料滴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィラメント素材と異なる色の着色層によ
    って着色されるとともに、先端部の着色層が除去された
    ことを特徴とするブラシ用フィラメント。
  2. 【請求項2】先端部の着色層が研削除去されたことを特
    徴とする、請求項1記載のブラシ用フィラメント。
  3. 【請求項3】先端部の着色層が溶解除去されたことを特
    徴とする、請求項1記載のブラシ用フィラメント。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載のブラ
    シ用フィラメントを用いたブラシ。
JP32693595A 1995-12-15 1995-12-15 ブラシ用フィラメントおよびブラシ Pending JPH09164023A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103806307A (zh) * 2013-12-18 2014-05-21 慈溪市洁达纳米复合材料有限公司 一种刷丝镀彩染色的制备方法

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