JPH09158847A - 回転体降速用気体導入装置 - Google Patents

回転体降速用気体導入装置

Info

Publication number
JPH09158847A
JPH09158847A JP32293195A JP32293195A JPH09158847A JP H09158847 A JPH09158847 A JP H09158847A JP 32293195 A JP32293195 A JP 32293195A JP 32293195 A JP32293195 A JP 32293195A JP H09158847 A JPH09158847 A JP H09158847A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
gas
conduit
rotary machine
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32293195A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Okamura
知明 岡村
Masaru Kondo
勝 近藤
Katsuhisa Toyama
勝久 外山
Takezo Sei
武三 瀬井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP32293195A priority Critical patent/JPH09158847A/ja
Publication of JPH09158847A publication Critical patent/JPH09158847A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転体がベアリング等の保護軸受により支持
されたときの降速時間を短くできて、ポンプを取付けて
いる装置に付着した付着物が同装置内で作られている製
品へ落下する等の不都合を解消できる。 【解決手段】 (1)通常運転時には、弁3(停電発生
時に閉じる自動弁:FC弁)が自動的に開き、弁1(停
電発生時に開く自動弁:FO弁)が自動的に閉じ、窒素
ガス、空気等の気体が配管5→弁3→タンク2へ導入さ
れて、タンク2に貯えられる。(2)停電発生時には、
弁3が自動的に閉じ、弁1が自動的に開き、タンク2内
の窒素ガス、空気等の気体が弁1→導管4→オリフィス
7→回転機械6内ヘ導入されて、大気圧よりも低い回転
機械6内の圧力が高くなり、回転体6aの風損が大きく
なって、回転体6aがベアリング等の保護軸受により支
持されたときの降速時間が短くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大気圧よりも低い
圧力の回転機械内でバッテリフリ化している磁気軸受
(停電等で外部からの電源が切れた場合でもバッテリを
必要としない磁気軸受)により支持されて回転する回転
体の降速時間を停電発生時等に短縮させる回転体降速用
気体導入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大気圧よりも低い圧力の回転機械内でバ
ッテリフリ化している磁気軸受により支持されて回転す
る回転体を停電発生時等に降速させる場合、定格回転数
の30%程度になるまでは自己の回生電力により磁気軸
受を動作させ、その後はモータ制動により降速させてい
たが、定格回転数の30%程度以下になると、回生電力
が不足して、磁気軸受が作動しないため、ベアリング等
の保護軸受により回転体を支持して、自然降速させてお
り、降速時間を強制的に短くするような対策がとられて
いない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は前記のように定
格回転数の30%程度以下になると、回生電力が不足し
て、磁気軸受が作動しないため、ベアリング等の保護軸
受により回転体を支持して、自然降速させており、この
ときから、回転体の振動がベアリング等の保護軸受を介
してケーシング等に伝わり、ターボ分子ポンプの全体が
振動し、この振動が回転体の停止までの長時間の間続
く。
【0004】そしてこのターボ分子ポンプ全体の長時間
の振動が配管等を経てポンプを取付けている装置に伝わ
り、同装置が振動して、同装置に付着している付着物が
同装置内で作られている製品へ落下するという問題があ
った。本発明は前記の問題点に鑑み提案するものであ
り、その目的とする処は、回転体がベアリング等の保護
軸受により支持されたときの降速時間を短くできて、ポ
ンプを取付けている装置に付着した付着物が同装置内で
作られている製品へ落下する等の不都合を解消できる回
転体降速用気体導入装置を提供しようとする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、大気圧よりも低い圧力の回転機械内で
磁気軸受により支持されて回転する回転体の降速時間を
停電発生時等に短縮させる回転体降速用気体導入装置で
あって、窒素ガス、空気等の気体を上記回転機械内へ導
入する導管と、同導管に設けた停電発生時等に開く弁
と、同弁が開いたときに上記導管を介して上記回転機械
内へ所定量以上の窒素ガス、空気等の気体を導入するタ
ンクまたは配管とを具えている(請求項1)。
【0006】また本発明は、大気圧よりも低い圧力の回
転機械内で磁気軸受により支持されて回転する回転体の
降速時間を停電発生時等に短縮させる回転体降速用気体
導入装置であって、窒素ガス、空気等の気体を上記回転
機械内へ導入する導管と、同導管に設けた停電発生時等
に開く弁と、同弁が開いたときに上記導管を介して上記
回転機械内へ所定量以上の窒素ガス、空気等の気体を導
入する配管と、同配管から上記導管を経て上記回転機械
内への気体導入量を一定値に制御する減圧弁及びオリフ
ィスとを具えている(請求項2)。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の回転体降速用気体導
入装置を請求項1に対応した各実施形態(図1〜図7)
により説明する。図1は第1実施形態−1を示す縦断側
面図、図2は回転機械(例えばターボ分子ポンプ)を示
す一部切截斜視図、図3は第1実施形態−2を示す系統
図、図4は第1実施形態−3を示す系統図、図5は第1
実施形態−4を示す系統図、図6は第1実施形態−5を
示す系統図、図7は第1実施形態−6を示す系統図、図
8は第1実施形態−7を示す系統図である。
【0008】(第1実施形態−1)図1、図2により回
転体降速用気体導入装置の第1実施形態−1を説明す
る。6は回転機械(ターボ分子ポンプ、ドラッグポンプ
等)で、同回転機械6は、回転体(一体型ロータ)6a
と、モータ6bと、ベアリング等の上部保護軸受6c
と、ベアリング等の下部保護軸受6dと、上部の磁気軸
受6eと、中間部の磁気軸受6fと、下部の磁気軸受6
gと、上記回転体6aに固定した多段の動翼6hと、ケ
ーシングに固定した多段の静翼6iとにより構成されて
いる。
【0009】4は窒素ガス、空気等の気体を上記回転機
械6内へ導入する導管で、この導管4は、回転機械6の
吸気口側、排気口側のいずれに取付けてもよい。2は上
記導管4を介して上記回転機械6内へ所定量以上の窒素
ガス、空気等の気体を導入するために設けたタンクであ
る。7は上記導管4に設けたオリフィスで、同オリフィ
ス7は、上記回転機械6内への気体導入量を一定値(適
正値)に制御するために設けられている。
【0010】5は窒素ガス、空気等の気体を上記タンク
2へ導入する配管である。1は上記導管4に設けた弁
(停電発生時に開く自動弁:FO弁)で、この弁1は、
通常時には閉じ、停電発生時には開くようになってい
る。3は上記配管5に設けた弁(停電発生時に閉じる自
動弁:FC弁)で、この弁3は、通常時には開き、停電
発生時には閉じるようになっている。
【0011】なおこの弁3は、上流側の設備(図示せ
ず)に設けられている場合には、配管5に設ける必要が
ない。またオリフィス7も、弁1の絞りで代用可能なら
ば、導管4に設ける必要がない。次に前記図1、図2に
示す回転体降速用気体導入装置の作用を具体的に説明す
る。
【0012】通常運転時には、弁3が自動的に開き、弁
1が自動的に閉じて、窒素ガス、空気等の気体が配管5
→弁3→タンク2へ導入されて、タンク2に貯えられ
る。停電発生時には、弁3が自動的に閉じ、弁1が自動
的に開き、タンク2内の窒素ガス、空気等の気体が弁1
→導管4→オリフィス7→回転機械6内ヘ導入されて、
大気圧よりも低い回転機械6内の圧力が高くなり、回転
体6aの風損が大きくなって、回転体6aがベアリング
等の保護軸受により支持されたときの降速時間が短くな
る。 (第1実施形態−2)図3により回転体降速用気体導入
装置の第1実施形態−2を説明する。
【0013】この第1実施形態−2は、窒素ガス、空気
等の気体をパージガスとして回転機械6へ常時導入する
場合の構成例である。6は回転機械(ターボ分子ポン
プ、ドラッグポンプ等)(図2参照)、4は窒素ガス、
空気等の気体を上記回転機械6内へ導入する導管、2は
同導管4を介して上記回転機械6内へ所定量以上の窒素
ガス、空気等の気体を導入するために設けたタンク、7
は上記導管4に設けたオリフィス、5は窒素ガス、空気
等の気体を上記タンク2へ導入する配管、1は上記導管
4に設けた弁(停電発生時に開く自動弁:FO弁)、3
は上記配管5に設けた弁(停電発生時に閉じる自動弁:
FC弁)、9は弁1とタンク2とオリフィス7とを迂回
して配管5と導管4とを繋ぐ配管、8は同配管9に設け
たパージガス流量制御用オリフィスである。
【0014】次に前記図3に示す回転体降速用気体導入
装置の作用を具体的に説明する。通常運転時には、弁3
が自動的に開き、弁1が自動的に閉じて、窒素ガス、空
気等の気体が配管5→弁3→タンク2へ導入されて、タ
ンク2に貯えられる一方、窒素ガス、空気等の気体がパ
ージガスとして配管9→パージガス流量制御用オリフィ
ス8→回転機械6へ導入される。
【0015】停電発生時には、弁3が自動的に閉じ、弁
1が自動的に開き、タンク(または配管)2内の窒素ガ
ス、空気等の気体が弁1→導管4→オリフィス7→回転
機械6内ヘ導入されるとともに、タンク2内の窒素ガ
ス、空気等の気体が配管9→パージガス流量制御用オリ
フィス8→回転機械6内へ導入されて、大気圧よりも低
い回転機械6内の圧力が高くなり、回転体6aの風損が
大きくなって、回転体6aがベアリング等の保護軸受に
より支持されたときの降速時間が短くなる。
【0016】(第1実施形態−3)図4により回転体降
速用気体導入装置の第1実施形態−3を説明する。この
第1実施形態−3は、停電と同時に回転機械6内に窒素
ガス、空気等の気体を導入して、回転体6aを降速させ
ると、異常な振動が発生するため、その間は、電源10
(バッテリ電源または非常時に発電する発電機)により
弁1を閉状態に維持しておく場合の構成例である。
【0017】6は回転機械(ターボ分子ポンプ、ドラッ
グポンプ等)(図2参照)、4は窒素ガス、空気等の気
体を上記回転機械6内へ導入する導管、2は同導管4を
介して上記回転機械6内へ所定量以上の窒素ガス、空気
等の気体を導入するために設けたタンク、7は上記導管
4に設けたオリフィス、5は窒素ガス、空気等の気体を
上記タンク2へ導入する配管、1は上記導管4に設けた
弁(停電発生時に開く自動弁:FO弁)、3は上記配管
5に設けた弁(停電発生時に閉じる自動弁:FC弁)、
9は弁1とタンク2とオリフィス7とを迂回して配管5
と導管4とを繋ぐ配管、8は同配管9に設けたパージガ
ス流量制御用オリフィス、10は電源(バッテリ電源ま
たは非常時に発電する発電機)で、同電源10が弁1に
接続している。
【0018】次に前記図4に示す回転体降速用気体導入
装置の作用を具体的に説明する。通常運転時には、弁3
が自動的に開き、弁1が自動的に閉じて、窒素ガス、空
気等の気体が配管5→弁3→タンク2へ導入されて、タ
ンク2に貯えられる一方、窒素ガス、空気等の気体がパ
ージガスとして配管9→パージガス流量制御用オリフィ
ス8→回転機械6へ導入される。
【0019】停電発生時には、弁3が自動的に閉じる。
また弁1も電源10により閉状態になる。そのとき、回
転機械6は、自然に降速している。そして電源10が切
れると、弁1が自動的に開き、タンク2内の窒素ガス、
空気等の気体が弁1→導管4→オリフィス7→回転機械
6内ヘ導入されるとともに、タンク2内の窒素ガス、空
気等の気体が配管9→パージガス流量制御用オリフィス
8→回転機械6内へ導入されて、大気圧よりも低い回転
機械6内の圧力が高くなり、回転体6aの風損が大きく
なって、回転体6aがベアリング等の保護軸受により支
持されたときの降速時間が短くなる。
【0020】なおパージンガスが必要でないときは、パ
ージガス流量制御用オリフィス8及び配管9を省略で
き、この場合には、第1実施形態−1と同様の構成にな
る。 (第1実施形態−4)図5により回転体降速用気体導入
装置の第1実施形態−4を説明する。この第1実施形態
−4は、図4と同様に構成されているが、弁1の開を停
電発生後、タイマ11により設定した設定時間経過後に
行う場合の構成例である。
【0021】6は回転機械(ターボ分子ポンプ、ドラッ
グポンプ等)(図2参照)、4は窒素ガス、空気等の気
体を上記回転機械6内へ導入する導管、2は同導管4を
介して上記回転機械6内へ所定量以上の窒素ガス、空気
等の気体を導入するために設けたタンク、7は上記導管
4に設けたオリフィス、5は窒素ガス、空気等の気体を
上記タンク2へ導入する配管、1は上記導管4に設けた
弁(停電発生時に開く自動弁:FC弁)、3は上記配管
5に設けた弁(停電発生時に閉じる自動弁:FO弁)、
9は弁1とタンク2とオリフィス7とを迂回して配管5
と導管4とを繋ぐ配管、8は同配管9に設けたパージガ
ス流量制御用オリフィス、10は電源(バッテリ電源ま
たは非常時に発電する発電機)、11がタイマで、電源
10がタイマ11を介して弁1に接続している。
【0022】なおタイマ11には、電源10が切れる時
間以内の適切な時間(窒素ガス、空気等の気体を導入し
て回転体6aを強制的に降速させても、異常な振動を発
生させない時間)を設定する。次に前記図5に示す回転
体降速用気体導入装置の作用を具体的に説明する。通常
運転時には、弁3が自動的に開き、弁1が自動的に閉じ
て、窒素ガス、空気等の気体が配管5→弁3→タンク2
へ導入されて、タンク2に貯えられる一方、窒素ガス、
空気等の気体がパージガスとして配管9→パージガス流
量制御用オリフィス8→回転機械6へ導入される。
【0023】停電発生時には、弁3が自動的に閉じる。
またタイマ11が作動して、弁1も電源10により閉状
態になる。そのとき、回転機械6は、自然に降速してい
る。そしてタイマ11に設定した設定時間を経過する
と、弁1が自動的に開き、タンク(または配管)2内の
窒素ガス、空気等の気体が弁1→導管4→オリフィス7
→回転機械6内ヘ導入されるとともに、タンク2内の窒
素ガス、空気等の気体が配管9→パージガス流量制御用
オリフィス8→回転機械6内へ導入されて、大気圧より
も低い回転機械6内の圧力が高くなり、回転体6aの風
損が大きくなって、回転体6aがベアリング等の保護軸
受により支持されたときの降速時間が短くなる。
【0024】なおパージンガスが必要でないときは、パ
ージガス流量制御用オリフィス8及び配管9を省略で
き、この場合には、第1実施形態−1と同様の構成にな
る。 (第1実施形態−5)図6により回転体降速用気体導入
装置の第1実施形態−5を説明する。この第1実施形態
−5は、配管9に弁3’(停電発生時に閉じるFC弁)
を設け、停電発生時、パージンガス量が多過ぎて、降速
時にパージンガスの導入を停止させる必要がある場合の
構成例である。
【0025】6は回転機械(ターボ分子ポンプ、ドラッ
グポンプ等)(図2参照)、4は窒素ガス、空気等の気
体を上記回転機械6内へ導入する導管、2は同導管4を
介して上記回転機械6内へ所定量以上の窒素ガス、空気
等の気体を導入するために設けたタンク、7は上記導管
4に設けたオリフィス、5は窒素ガス、空気等の気体を
上記タンク(または配管)2へ導入する配管、1は上記
導管4に設けた弁(停電発生時に開く自動弁:FO
弁)、3は上記配管5に設けた弁(停電発生時に閉じる
自動弁:FC弁)、9は弁1とタンク2とオリフィス7
とを迂回して配管5と導管4とを繋ぐ配管、8は同配管
9に設けたパージガス流量制御用オリフィス、3’は上
記配管9に設けた弁(停電発生時に閉じるFC弁)であ
る。
【0026】次に前記図6に示す回転体降速用気体導入
装置の作用を具体的に説明する。通常運転時には、弁
3、3’が自動的に開き、弁1が自動的に閉じて、窒素
ガス、空気等の気体が配管5→弁3→タンク2へ導入さ
れて、タンク2に貯えられる一方、窒素ガス、空気等の
気体がパージガスとして配管9→弁3’→パージガス流
量制御用オリフィス8→回転機械6へ導入される。
【0027】停電発生時には、弁3、弁3’が自動的に
閉じ、弁1が自動的に開き、タンク2内の窒素ガス、空
気等の気体が弁1→導管4→オリフィス7→回転機械6
内ヘ導入されて、大気圧よりも低い回転機械6内の圧力
が高くなり、回転体6aの風損が大きくなって、回転体
6aがベアリング等の保護軸受により支持されたときの
降速時間が短くなる。
【0028】なお弁3’だけでパージガスの流量制御が
可能であれば、パージガス流量制御用オリフィス8は設
ける必要がない。 (第1実施形態−6)図7により回転体降速用気体導入
装置の第1実施形態−6を説明する。この第1実施形態
−6も、配管9に弁3’(停電発生時に閉じるFC弁)
を設け、停電発生時、パージンガス量が多過ぎて、降速
時にパージンガスの導入を停止させる必要がある場合の
構成例である。
【0029】6は回転機械(ターボ分子ポンプ、ドラッ
グポンプ等)(図2参照)、4は窒素ガス、空気等の気
体を上記回転機械6内へ導入する導管、2は同導管4を
介して上記回転機械6内へ所定量以上の窒素ガス、空気
等の気体を導入するために設けたタンク、7は上記導管
4に設けたオリフィス、5は窒素ガス、空気等の気体を
上記タンク2へ導入する配管、1は上記導管4に設けた
弁(停電発生時に開く自動弁:FO弁)、3は上記配管
5に設けた弁(停電発生時に閉じる自動弁:FC弁)、
9は弁1とタンク2とオリフィス7とを迂回して配管5
と導管4とを繋ぐ配管、8は同配管9に設けたパージガ
ス流量制御用オリフィス、10は電源(バッテリ電源ま
たは非常時に発電する発電機)で、同電源10が弁1に
接続している。3’は上記配管9に設けた弁(停電発生
時に閉じるFC弁)である。
【0030】次に前記図7に示す回転体降速用気体導入
装置の作用を具体的に説明する。通常運転時には、弁
3、3’が自動的に開き、弁1が自動的に閉じて、窒素
ガス、空気等の気体が配管5→弁3→タンク(または配
管)2へ導入されて、タンク(または配管)2に貯えら
れる一方、窒素ガス、空気等の気体がパージガスとして
配管9→弁3’→パージガス流量制御用オリフィス8→
回転機械6へ導入される。
【0031】停電発生時には、弁3、弁3’が自動的に
閉じ、弁1が自動的に開き、タンク(または配管)2内
の窒素ガス、空気等の気体が弁1→導管4→オリフィス
7→回転機械6内ヘ導入されて、大気圧よりも低い回転
機械6内の圧力が高くなり、回転体6aの風損が大きく
なって、回転体6aがベアリング等の保護軸受により支
持されたときの降速時間が短くなる。
【0032】なお弁3’だけで流量制御が可能でなら
ば、パージガス流量制御用オリフィス8は設ける必要が
ない。 (第1実施形態−7)図8により回転体降速用気体導入
装置の第1実施形態−7を説明する。この第1実施形態
−7も、配管9に弁3’(停電発生時に閉じるFC弁)
を設け、停電発生時、パージンガス量が多過ぎて、降速
時にパージンガスの導入を停止させる必要がある場合の
構成例である。
【0033】6は回転機械(ターボ分子ポンプ、ドラッ
グポンプ等)(図2参照)、4は窒素ガス、空気等の気
体を上記回転機械6内へ導入する導管、2は同導管4を
介して上記回転機械6内へ所定量以上の窒素ガス、空気
等の気体を導入するために設けたタンク(または配
管)、7は上記導管4に設けたオリフィス、5は窒素ガ
ス、空気等の気体を上記タンク(または配管)2へ導入
する配管、1は上記導管4に設けた弁(停電発生時に開
く自動弁:FO弁)、3は上記配管5に設けた弁(停電
発生時に閉じる自動弁:FC弁)、9は弁1とタンク2
とオリフィス7とを迂回して配管5と導管4とを繋ぐ配
管、8は同配管9に設けたパージガス流量制御用オリフ
ィス、10は電源(バッテリ電源または非常時に発電す
る発電機)、11はタイマで、電源10がタイマ11を
介して弁1に接続している。
【0034】なおタイマ11には、電源10が切れる時
間以内の適切な時間(窒素ガス、空気等の気体を導入し
て回転体6aを強制的に降速させても、異常な振動を発
生させない時間)を設定する。次に前記図8に示す回転
体降速用気体導入装置の作用を具体的に説明する。通常
運転時には、弁3、3’が自動的に開き、弁1が自動的
に閉じて、窒素ガス、空気等の気体が配管5→弁3→タ
ンク(または配管)2へ導入されて、タンク(または配
管)2に貯えられる一方、窒素ガス、空気等の気体がパ
ージガスとして配管9→弁3’→パージガス流量制御用
オリフィス8→回転機械6へ導入される。
【0035】停電発生時には、弁3、弁3’が自動的に
閉じ、弁1が自動的に開き、タンク(または配管)2内
の窒素ガス、空気等の気体が弁1→導管4→オリフィス
7→回転機械6内ヘ導入されて、大気圧よりも低い回転
機械6内の圧力が高くなり、回転体6aの風損が大きく
なって、回転体6aがベアリング等の保護軸受により支
持されたときの降速時間が短くなる。
【0036】次に本発明の回転体降速用気体導入装置を
請求項2に対応した各実施形態(図9〜図13)により
説明する。図9は第2実施形態−1を示す系統図、図1
0は第2実施形態−2を示す系統図、図11は第2実施
形態−3を示す系統図、図12は第2実施形態−4を示
す系統図、図13は第2実施形態−5を示す系統図であ
る。
【0037】(第2実施形態−1)図9により回転体降
速用気体導入装置の第2実施形態−1を説明する。6は
回転機械(ターボ分子ポンプ、ドラッグポンプ等)(図
2参照)、4は窒素ガス、空気等の気体を上記回転機械
6内へ導入する導管、1は同導管4に設けた弁(停電発
生時に開く自動弁:FO弁)、5は同弁1が開いたとき
に上記導管4を介して上記回転機械6内へ所定量以上の
窒素ガス、空気等の気体を導入する配管、12は上記導
管4に設けた減圧弁、7は上記導管4に設けたオリフィ
ス(またはニードル弁)で、減圧弁12及びオリフィス
7は、配管5から導管4を経て回転機械6内への気体導
入量を一定値に制御するために設けられている。
【0038】次に前記図9に示す回転体降速用気体導入
装置の作用を具体的に説明する。通常運転時には、弁1
が自動的に閉じている。停電発生時には、弁1が自動的
に開き、窒素ガス、空気等の気体が配管5→弁1→導管
4→減圧弁12→オリフィス7→回転機械6内ヘ導入さ
れて、大気圧よりも低い回転機械6内の圧力が高くな
り、回転体6aの風損が大きくなって、回転体6aの降
速時間が短くなる。
【0039】その際、導管4に設けたオリフィス(また
はニードル弁)7の一次側圧力を減圧弁9で一定に保つ
ことにより、回転機械6へのガス導入流量を一定値に制
御する。なおオリフィス(またはニードル弁)7と減圧
弁12との位置を変えても差し支えない。また導管4の
回転機械6に対する取付位置は、窒素ガス、空気等の気
体を回転機械6内へ導入できれば、どの位置に変えても
差し支えない。
【0040】(第2実施形態−2)図10により回転体
降速用気体導入装置の第2実施形態−2を説明する。こ
の第2実施形態−2は、窒素ガス、空気等の気体をパー
ジガスとして回転機械6へ常時導入する場合の構成例で
ある。6は回転機械(ターボ分子ポンプ、ドラッグポン
プ等)(図2参照)、4は窒素ガス、空気等の気体を上
記回転機械6内へ導入する導管、1は同導管4に設けた
弁(停電発生時等に開く自動弁:FO弁)、7は同導管
4に設けたオリフィス(またはニードル弁)、9は窒素
ガス、空気等の気体をパージガスとして上記回転機械6
内へ導入する導管、7’は同導管9に設けたオリフィス
(またはニードル弁)、5は上記導管4、9を介して上
記回転機械6内へ所定量以上の窒素ガス、空気等の気体
を導入する配管、12は同配管5に設けた減圧弁で、減
圧弁12及びオリフィス7、7’は、配管5から導管
4、9を経て回転機械6内への気体導入量を一定値に制
御するために設けられている。
【0041】次に前記図10に示す回転体降速用気体導
入装置の作用を具体的に説明する。通常運転時には、弁
1が自動的に閉じて、窒素ガス、空気等の気体がパージ
ガスとして配管5→減圧弁12→導管9→オリフィス
(またはニードル弁)7’→回転機械6へ導入される。
その際、導管9に設けたオリフィス(またはニードル
弁)7’の一次側圧力が減圧弁12で一定に保たれるこ
とにより、回転機械6へのパージガス導入流量が一定値
に制御される。
【0042】停電発生時には、弁1が自動的に開いて、
窒素ガス、空気等の気体が配管5→減圧弁12→導管4
→弁1→オリフィス7→回転機械6内ヘ導入される一
方、窒素ガス、空気等の気体がパージガスとして配管5
→減圧弁12→導管9→オリフィス(またはニードル
弁)7’→回転機械6へ導入されて、大気圧よりも低い
回転機械6内の圧力が高くなり、回転体6aの風損が大
きくなって、回転体6aがベアリング等の保護軸受によ
り支持されたときの降速時間が短くなる。
【0043】その際、導管4に設けたオリフィス(また
はニードル弁)7及び導管9に設けたオリフィス(また
はニードル弁)7’の一次側圧力が減圧弁12で一定に
保たれることにより、回転機械6への気体導入流量が一
定値に制御される。 (第2実施形態−3)図11により回転体降速用気体導
入装置の第2実施形態−3を説明する。
【0044】この第2実施形態−3は、導管4に設けた
オリフィス7の一次側圧力と導管9に設けたオリフィス
7’の一次側圧力とが異なる場合の構成例である。6は
回転機械(ターボ分子ポンプ、ドラッグポンプ等)(図
2参照)、4は窒素ガス、空気等の気体を上記回転機械
6内へ導入する導管、1は同導管4に設けた弁(停電発
生時等に開く自動弁:FO弁)、7は同導管4に設けた
オリフィス(またはニードル弁)、12は同導管4に設
けた減圧弁、9は窒素ガス、空気等の気体をパージガス
として上記回転機械6内へ導入する導管、3は同導管9
に設けた弁(停電発生時に閉じる自動弁:FC弁)、
7’は同導管9に設けたオリフィス(またはニードル
弁)、12’は同導管9に設けた減圧弁、5は上記導管
4、9を介して上記回転機械6内へ所定量以上の窒素ガ
ス、空気等の気体を導入する配管で、減圧弁12、1
2’及びオリフィス7、7’は、配管5から導管4、9
を経て回転機械6内への気体導入量を一定値に制御する
ために設けられている。
【0045】次に前記図11に示す回転体降速用気体導
入装置の作用を具体的に説明する。通常運転時には、弁
1が自動的に閉じ、弁3が自動的に開いて、窒素ガス、
空気等の気体がパージガスとして配管5→導管9→弁3
→減圧弁12’→オリフィス(またはニードル弁)7’
→回転機械6へ導入される。その際、導管9に設けたオ
リフィス(またはニードル弁)7’の一次側圧力が減圧
弁12’で一定に保たれることにより、回転機械6への
パージガス導入流量が一定値に制御される。
【0046】停電発生時には、弁1が自動的に開き、弁
3が自動的に閉じて、窒素ガス、空気等の気体が配管5
→導管4→弁1→減圧弁12→オリフィス7→回転機械
6内ヘ導入されて、大気圧よりも低い回転機械6内の圧
力が高くなり、回転体6aの風損が大きくなって、回転
体6aがベアリング等の保護軸受により支持されたとき
の降速時間が短くなる。
【0047】その際、導管4に設けたオリフィス(また
はニードル弁)7の一次側圧力が減圧弁12で一定に保
たれることにより、回転機械6への気体導入流量が一定
値に制御される。なお減圧弁12と弁1とを入れ換える
ことも、減圧弁12’と弁3とを入れ換えることも、可
能である。またこのように入れ換えた場合、弁1、3が
絞り機能を有していれば、オリフィス7、7’を省略で
きる。
【0048】(第2実施形態−4)図12により回転体
降速用気体導入装置の第2実施形態−4を説明する。こ
の第2実施形態−4は、停電発生時でも、電源(バッテ
リ電源または非常時に発電する発電機)10などから電
気を供給できる間は、弁1を開状態にしておく場合の構
成例である。
【0049】6は回転機械(ターボ分子ポンプ、ドラッ
グポンプ等)(図2参照)、4は窒素ガス、空気等の気
体を上記回転機械6内へ導入する導管、1は同導管4に
設けた弁(停電発生時に開く自動弁:FO弁)、7は同
導管4に設けたオリフィス(またはニードル弁)、12
は同導管4に設けた減圧弁、9は窒素ガス、空気等の気
体をパージガスとして上記回転機械6内へ導入する導
管、3は同導管9に設けた弁(停電発生時に閉じる自動
弁:FC弁)、7’は同導管9に設けたオリフィス(ま
たはニードル弁)、12’は同導管9に設けた減圧弁、
5は上記導管4、9を介して上記回転機械6内へ所定量
以上の窒素ガス、空気等の気体を導入する配管で、減圧
弁12、12’及びオリフィス7、7’は、配管5から
導管4、9を経て回転機械6内への気体導入量を一定値
に制御するために設けられている。10はバッテリ電源
(または非常時に発電する発電機)で、同バッテリ電源
10が弁1に接続している。
【0050】次に前記図12に示す回転体降速用気体導
入装置の作用を具体的に説明する。通常運転時には、弁
1が自動的に閉じ、弁3が自動的に開いて、窒素ガス、
空気等の気体がパージガスとして配管5→導管9→弁3
→減圧弁12’→オリフィス(またはニードル弁)7’
→回転機械6へ導入される。その際、導管9に設けたオ
リフィス(またはニードル弁)7’の一次側圧力が減圧
弁12’で一定に保たれることにより、回転機械6への
パージガス導入流量が一定値に制御される。
【0051】停電発生時には、弁3が自動的に閉じて、
パージガスの導入が停止する。また電源(バッテリ電源
または非常時に発電する発電機)10からの電気の供給
が停止すると、弁1が開いて、窒素ガス、空気等の気体
が配管5→導管4→弁1→減圧弁12→オリフィス7→
回転機械6内ヘ導入されて、大気圧よりも低い回転機械
6内の圧力が高くなり、回転体6aの風損が大きくなっ
て、回転体6aがベアリング等の保護軸受により支持さ
れたときの降速時間が短くなる。
【0052】その際、導管4に設けたオリフィス(また
はニードル弁)7の一次側圧力が減圧弁12で一定に保
たれることにより、回転機械6への気体導入流量が一定
値に制御される。 (第2実施形態−5)図13により回転体降速用気体導
入装置の第2実施形態−5を説明する。
【0053】この第2実施形態−5は、停電発生後、タ
イマ11に設定した設定時間経過後に弁1を開く場合の
構成例である。6は回転機械(ターボ分子ポンプ、ドラ
ッグポンプ等)(図2参照)、4は窒素ガス、空気等の
気体を上記回転機械6内へ導入する導管、1は同導管4
に設けた弁(停電発生時に開く自動弁:FO弁)、7は
同導管4に設けたオリフィス(またはニードル弁)、1
2は同導管4に設けた減圧弁、9は窒素ガス、空気等の
気体をパージガスとして上記回転機械6内へ導入する導
管、3は同導管9に設けた弁(停電発生時に閉じる自動
弁:FC弁)、7’は同導管9に設けたオリフィス(ま
たはニードル弁)、12’は同導管9に設けた減圧弁、
5は上記導管4、9を介して上記回転機械6内へ所定量
以上の窒素ガス、空気等の気体を導入する配管で、減圧
弁12、12’及びオリフィス7、7’は、配管5から
導管4、9を経て回転機械6内への気体導入量を一定値
に制御するために設けられている。10はバッテリ電源
(または非常時に発電する発電機)、11がタイマで、
同バッテリ電源10がタイマ11を介して弁1に接続し
ている。このタイマ11は、バッテリ電源(または非常
時に発電する発電機)10からの電気の供給が停止する
前に作動するように設定時間が設定されている。
【0054】次に前記図13に示す回転体降速用気体導
入装置の作用を具体的に説明する。通常運転時には、弁
1が自動的に閉じ、弁3が自動的に開いて、窒素ガス、
空気等の気体がパージガスとして配管5→導管9→弁3
→減圧弁12’→オリフィス(またはニードル弁)7’
→回転機械6へ導入される。その際、導管9に設けたオ
リフィス(またはニードル弁)7’の一次側圧力が減圧
弁12’で一定に保たれることにより、回転機械6への
パージガス導入流量が一定値に制御される。
【0055】停電発生時には、弁3が自動的に閉じて、
パージガスの導入が停止する。また電源(バッテリ電源
または非常時に発電する発電機)10からの電気の供給
が停止する前にタイマ11が作動し、弁1が開いて、窒
素ガス、空気等の気体が配管5→導管4→弁1→減圧弁
12→オリフィス7→回転機械6内ヘ導入されて、大気
圧よりも低い回転機械6内の圧力が高くなり、回転体6
aの風損が大きくなって、回転体6aがベアリング等の
保護軸受により支持されたときの降速時間が短くなる。
【0056】その際、導管4に設けたオリフィス(また
はニードル弁)7の一次側圧力が減圧弁12で一定に保
たれることにより、回転機械6への気体導入流量が一定
値に制御される。
【0057】
【発明の効果】本発明の請求項1に対応した第1実施形
態−1(図1、図2参照)〜第1実施形態−7(図8参
照)に記載の回転体降速用気体導入装置は前記のように
通常運転時には、回転機械とタンクとの間の導管に設け
た弁を閉じて、窒素ガス、空気等の気体を配管→タンク
へ導入して、タンクに貯え、停電発生時には、上記弁を
開き、タンク内の窒素ガス、空気等の気体を導管を経て
回転機械内ヘ導入し、回転機械内の圧力を高くして、回
転体の風損を大きくするので、回転体がベアリング等の
保護軸受により支持されたときの降速時間を短くでき
て、ポンプを取付けている装置に付着した付着物が同装
置内で作られている製品へ落下する等の不都合を解消で
きる。
【0058】また本発明の請求項2に対応した第2実施
形態−1(図9参照)〜第1実施形態−5(図13参
照)に記載の回転体降速用気体導入装置は前記のように
通常運転時には、回転機械側の導管と配管との間に設け
た弁を閉じ、停電発生時には、弁を開き、窒素ガス、空
気等の気体を配管→上記弁→上記導管→回転機械内ヘ導
入して、回転機械内の圧力を高くして、回転体の風損を
大きくするので、回転体がベアリング等の保護軸受によ
り支持されたときの降速時間を短くできて、ポンプを取
付けている装置に付着した付着物が同装置内で作られて
いる製品へ落下する等の不都合を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1に記載した回転体降速用気体
導入装置の第1実施形態−1を示す縦断側面図である。
【図2】回転機械(例えばターボ分子ポンプ)を示す一
部切截斜視図である。
【図3】第1実施形態−2を示す系統図である。
【図4】第1実施形態−3を示す系統図である。
【図5】第1実施形態−4を示す系統図である。
【図6】第1実施形態−5を示す系統図である。
【図7】第1実施形態−6を示す系統図である。
【図8】第1実施形態−7を示す系統図である。
【図9】本発明の請求項2に記載した回転体降速用気体
導入装置の第2実施形態−1を示す系統図である。
【図10】第2実施形態−2を示す系統図である。
【図11】第2実施形態−3を示す系統図である。
【図12】第2実施形態−4を示す系統図である。
【図13】第2実施形態−5を示す系統図である。
【符号の説明】
1 弁(停電発生時に開く自動弁:FO弁) 2 タンク 3 弁(停電発生時に閉じる自動弁:FC弁) 4 導管 5 配管 6 回転機械(ターボ分子ポンプ、ドラッグポンプ
等) 6a 回転体 6b モータ 6c ベアリング等の上部保護軸受 6d ベアリング等の下部保護軸受 6e 上部の磁気軸受 6f 中間部の磁気軸受 6g 下部の磁気軸受 7 オリフィス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬井 武三 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大気圧よりも低い圧力の回転機械内で磁
    気軸受により支持されて回転する回転体の降速時間を停
    電発生時等に短縮させる回転体降速用気体導入装置であ
    って、窒素ガス、空気等の気体を上記回転機械内へ導入
    する導管と、同導管に設けた停電発生時等に開く弁と、
    同弁が開いたときに上記導管を介して上記回転機械内へ
    所定量以上の窒素ガス、空気等の気体を導入するタンク
    または配管とを具えていることを特徴とした回転体降速
    用気体導入装置。
  2. 【請求項2】 大気圧よりも低い圧力の回転機械内で磁
    気軸受により支持されて回転する回転体の降速時間を停
    電発生時等に短縮させる回転体降速用気体導入装置であ
    って、窒素ガス、空気等の気体を上記回転機械内へ導入
    する導管と、同導管に設けた停電発生時等に開く弁と、
    同弁が開いたときに上記導管を介して上記回転機械内へ
    所定量以上の窒素ガス、空気等の気体を導入する配管
    と、同配管から上記導管を経て上記回転機械内への気体
    導入量を一定値に制御する減圧弁及びオリフィスとを具
    えていることを特徴とした回転体降速用気体導入装置。
JP32293195A 1995-12-12 1995-12-12 回転体降速用気体導入装置 Pending JPH09158847A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32293195A JPH09158847A (ja) 1995-12-12 1995-12-12 回転体降速用気体導入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32293195A JPH09158847A (ja) 1995-12-12 1995-12-12 回転体降速用気体導入装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09158847A true JPH09158847A (ja) 1997-06-17

Family

ID=18149237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32293195A Pending JPH09158847A (ja) 1995-12-12 1995-12-12 回転体降速用気体導入装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09158847A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018112262A (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 株式会社島津製作所 真空バルブ、真空ポンプおよび真空排気システム
JP2019525071A (ja) * 2016-08-15 2019-09-05 エドワーズ リミテッド ターボポンプ通気組立体及び方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019525071A (ja) * 2016-08-15 2019-09-05 エドワーズ リミテッド ターボポンプ通気組立体及び方法
US11149736B2 (en) 2016-08-15 2021-10-19 Edwards Limited Turbo pump vent assembly and method
JP2018112262A (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 株式会社島津製作所 真空バルブ、真空ポンプおよび真空排気システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4605892B2 (ja) 空気分離モジュールアセンブリ及び空気分離モジュールの高速ウォーミングアップ方法
US5579643A (en) Turbocharger with annular bypass
KR960001501A (ko) 진공시스템 배기방법 및 장치
JP2004511695A (ja) ロータの過速度及び過ブースト防止のための方法及び装置
JPH09158847A (ja) 回転体降速用気体導入装置
US6582184B2 (en) Turbine controls testing device
JPH0331917B2 (ja)
EP4215441A1 (en) Component cooling and cooling air flow generation from remote heat exchanger
JPH06346882A (ja) ドライ真空ポンプの軸封用パージガス量制御装置
JPH03182698A (ja) ターボ分子ポンプの制動制御装置
US1212311A (en) Turbine-control mechanism.
JPH04246237A (ja) 発電・電動機を持つターボチャージャ
JP2001206707A (ja) 窒素充填装置
JP3322633B2 (ja) 軸流圧縮機の抽気流量制御システム
JPS58184367A (ja) 回転電機の密封油供給装置
JPH0759882B2 (ja) スクリユ−膨張機の逆スラスト防止装置
JPH04301143A (ja) パッケージされたガスタービンとその排気系のパージ 方法およびその装置
JPS6332983Y2 (ja)
JPH04334703A (ja) 流動接触分解装置の動力回収装置
JPS58182453A (ja) 回転電機の密封油供給装置
US1063596A (en) Semi-automatic blast-gate for centrifugal compressors.
JPH10103015A (ja) 発電用蒸気タービンの排気圧力制御装置および排気圧力制御方法
JPH0450499A (ja) 真空ポンプ保護装置
JPH06335628A (ja) 粉体供給装置
JPH09508313A (ja) 蒸発装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021210