JPH09147146A - 3次元造形装置 - Google Patents

3次元造形装置

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JPH09147146A
JPH09147146A JP7298140A JP29814095A JPH09147146A JP H09147146 A JPH09147146 A JP H09147146A JP 7298140 A JP7298140 A JP 7298140A JP 29814095 A JP29814095 A JP 29814095A JP H09147146 A JPH09147146 A JP H09147146A
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JP
Japan
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tomographic
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Pending
Application number
JP7298140A
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English (en)
Inventor
Goro Fujita
悟朗 藤田
Koji Koyakata
宏次 古館
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物体の3次元データの取り込みが容易且つ短
時間に行え、更に、中空物体についての内形状や肉厚を
加味した3次元造形が行える3次元造形装置を提供す
る。 【解決手段】 物体の断層映像を撮像する核磁気共鳴撮
像装置1を備えるとともに、CAD装置2内に、前記断
層映像から輪郭映像を生成する輪郭映像抽出部と、複数
の断層映像の輪郭映像と各々の撮像時の位置とに基づき
物体の輪郭形状の3次元データを生成する3次元データ
生成部とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CAD(Comp
uter Aided Design)装置における製
品設計に必要な立体モデルの生成、或いはコンピュータ
ーゲームやコンピューターグラフィック等における形状
モデルの生成を行うことができる3次元造形装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、物体の3次元データ(空間座
標値)を読み取ることができる装置としてデジタイザー
が知られている。このデジタイザーには、レーザーを物
体に照射してその反射光を検出するレーザー式、複数の
カメラと発光ペンを用いる光学式、複数のマイクロフォ
ンとソニックペンを用いる音波式、或いは磁場式を用い
るもの等がある。そして、従来の3次元造形装置は、上
記のデジタイザーを用いてCAD装置による製品設計に
必要な立体モデルを生成したり、コンピューターゲーム
やコンピューターグラフィック等における形状モデルを
生成するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の3次元造形装置では、物体の3次元データを読み取
るために、前記デジタイザーにおける発光ペンやソニッ
クペンなどを物体に当ててなぞっていく必要があるた
め、物体の3次元データの取込作業に多くの時間がかか
るとともに、複雑な形状をした人形等の3次元データを
得ることが極めて困難であった。また、3次元データを
取り込むに際しての物体の向きや物体のチャッキング位
置などについて最適な選定を行うことが容易でないた
め、このような物体の向き等を決めるのに熟練を要して
いた。更に、前記のレーザー式のものでは、レーザーの
反射の均一化を図るために物体に塗料を塗る必要がある
が、これでは物体を塗料で汚すことになる。また、従来
の3次元造形装置では、配管や壺などの中空物体につい
ての内形状や肉厚を3次元データとして取り込むことは
困難であった。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑み、物体の3次
元データの取り込みが容易且つ短時間に行え、更に、中
空物体についての内形状や肉厚を加味した3次元造形が
行える3次元造形装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の3次元造形装置
は、物体の断層映像を撮像する断層映像撮像装置と、断
層映像から輪郭映像を生成する輪郭映像抽出手段と、複
数の断層映像の輪郭映像と各々の撮像時の位置とに基づ
き物体の輪郭形状の3次元データを生成する3次元デー
タ生成手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】上記の構成によれば、物体の断層映像に基
づいて物体の輪郭形状の3次元データが生成される。そ
して、物体の断層映像は、断層映像撮像装置の撮像エリ
ア内に物体を一定速度で移動させることにより自動的に
得ることができるから、従来のごとく、デジタイザーに
おける発光ペンやソニックペンなどを物体に当ててなぞ
っていく必要はなくなり、物体の3次元データの取込作
業が簡易に行えるとともに、この取込作業の自動化を図
ることが可能となる。更に、物体の3次元データを取り
込むに際しての物体の向きやチャッキング位置などを考
慮する必要もなくなる。また、レーザー方式のように物
体に塗料を塗る必要もなく、物体を汚すおそれもなくな
る。更に、物体の断層映像に基づくから、配管や壺など
の中空物体についての内形状や肉厚を加味した3次元造
形が行える。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。
【0008】図1は、本発明の3次元造形装置の概略構
成を示した斜視図である。この3次元造形装置は、核磁
気共鳴撮像装置1と、CAD装置2とから成る。
【0009】核磁気共鳴撮像装置1は、磁場中に置かれ
た磁気モーメントを持つ原子核が特定の周波数の電磁波
を吸収してエネルギーの低いスピン状態からエネルギー
の高いスピン状態に変わる核磁気共鳴現象を利用し、被
対象物が持つ磁気情報を検出してその断層映像を撮像す
るものである。この核磁気共鳴撮像装置1の筐体の中央
部には、円形のくり抜き部分11が形成され、その周囲
には磁気情報を検出するための図示しない磁場検出コイ
ルが設けられるとともに、前記の円形くり抜き部分11
に、撮像対象物である物体Aを載せる載置台12を備
え、この載置台12を一定速度で図中X方向に移動させ
るようになっている。
【0010】そして、この載置台12の移動によって物
体Aの撮像位置が変化して物体Aの各位置の断層映像が
順次撮像されるようになっている。核磁気共鳴撮像装置
1にて撮像された物体Aの各位置での断層映像は、その
撮像位置を示す情報とともにCAD装置2に供給される
ようになっている。ここで、水素原子を有しない例えば
壺等が物体Aとされる場合には、この物体Aの断層映像
が良好に得られるように、物体Aを水の入った水槽3内
に入れて物体Aの周囲を水で満たすようにする。これに
より、核磁気共鳴撮像装置1による断層映像は、CAD
装置2のディスプレイ2aに示しているごとく、物体A
の部分がほぼ白抜き状に表示され、物体Aの輪郭が得や
すくできる。なお、物体Aが水分を有する粘土などによ
って形成されている場合には、物体Aを水に浸す必要な
い。
【0011】CAD装置2は輪郭映像抽出部(図示せ
ず)を有し、この輪郭映像抽出部により、前記核磁気共
鳴撮像装置1から受け取った物体Aの断層映像を処理し
て輪郭映像を生成するようになっている。輪郭映像の生
成は、断層映像データを2値化する処理と、この2値化
した映像データの高周波数成分の部分を輪郭と判断する
処理とにより行うことができる。
【0012】更に、CAD装置2は3次元データ生成部
(図示せず)を有している。この3次元データ生成部
は、前記輪郭映像抽出部にて生成した各断層映像の輪郭
映像群と各々の撮像時の位置とに基づき物体の輪郭形状
の3次元データを生成する。即ち、前記核磁気共鳴撮像
装置1から受け取った物体Aの断層映像を処理して得た
輪郭映像データは、2次元データ、即ち、図1に示すY
−Z平面座標系上での輪郭を構成している点群のY座標
値およびZ座標値を示したデータであるので、3次元デ
ータとするために更にX座標値を与える処理を行う。
【0013】図2は、前記の3次元データ生成部におけ
る3次元データ生成の処理内容を概念的に示した説明図
である。
【0014】同図(a)に示すように、まず、前記の輪
郭映像抽出部にて得られた輪郭映像の2次元データを、
核磁気共鳴撮像装置1から受け取った各々の撮像時の位
置に対応させて時系列的に並べる。このことは、断層面
に直交する方向をX軸とし、撮像時の位置に応じたX座
標値上に、各輪郭映像の2次元データであるY座標値お
よびZ座標値を与えることに相当する。これにより、各
輪郭線についてこれを構成している点群のX座標値、Y
座標値、及びZ座標値から成る3次元データが得られ
る。
【0015】次に、同図(b)に示すように、輪郭線の
間を補間する処理を行う。この処理は、例えば、点群間
に面を形成していくネットサーフェイスといったツール
(ソフトウェア)を用いることにより行うことができ
る。
【0016】これにより、同図(c)に示すように、物
体Aの外表面の立体モデルが得られることになる。そし
て、この物体Aの立体モデルに修正等を行って製品の最
終的な立体モデルを構築することができる。
【0017】以上説明したように、物体Aの断層映像に
基づいて物体Aの輪郭形状の3次元データが生成される
が、物体の断層映像は、核磁気共鳴撮像装置1の撮像エ
リア内に物体を一定速度で移動させることにより自動的
に得ることができるから、従来のごとく、デジタイザー
における発光ペンやソニックペンなどを物体Aに当てて
なぞっていく必要はなくなり、物体Aの3次元データの
取込作業が簡易に行えるとともに、この取込作業の自動
化を図ることが可能となる。更に、物体Aの3次元デー
タを取り込むに際しての物体Aの向きやチャッキング位
置などを考慮する必要もなくなる。更に、レーザー方式
のように物体Aに塗料を塗る必要もなく、物体Aを汚す
おそれもなくなる。
【0018】なお、物体Aが壺のごとく中空物体である
場合には、その断層映像を処理することにより外輪郭線
(外表面形状)のデータだけでなく、内輪郭線(内表面
形状)のデータを得ることもできる。そして、これら外
輪郭線のデータと内輪郭線のデータとにより、当該物体
Aの肉厚を判断することができ、この肉厚のデータを取
り入れた立体モデルであれば振動解析等の処理を行うこ
とも可能になる。特に、従来の配管の振動解析において
は、配管の曲げ部分の肉厚が均一であるとして処理して
いたが、この発明であれば、配管の曲げ部分の実際の肉
厚を知ることができるので、正確な振動解析結果を得る
ことも可能となる。
【0019】また、この実施の形態では、断層映像撮像
装置として、核磁気共鳴撮像装置1を示したが、これに
限らず、物体の断層映像を撮像できるものであれば、あ
らゆる装置を用いることができる。更に、この実施の形
態では、物体Aの3次元データをCAD装置2における
製品設計に必要な立体モデルの生成に用いたが、物体A
の立体データをコンピューターゲームやコンピューター
グラフィック等における形状モデルの生成に用いてもよ
いものである。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、物体の
3次元データの取り込みが容易且つ短時間に行えるとと
もに、中空物体についての内形状や肉厚を加味した3次
元造形が行えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の3次元造形装置の概略構成を示す斜視
図である。
【図2】本発明の3次元造形装置の3次元データ生成部
における3次元データ生成の処理内容を概念的に示した
説明図である。
【符号の説明】
1 核磁気共鳴撮像装置 2 CAD装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体の断層映像を撮像する断層映像撮像
    装置と、断層映像から輪郭映像を生成する輪郭映像抽出
    手段と、複数の断層映像の輪郭映像と各々の撮像時の位
    置とに基づき物体の輪郭形状の3次元データを生成する
    3次元データ生成手段とを備えたことを特徴とする3次
    元造形装置。
JP7298140A 1995-11-16 1995-11-16 3次元造形装置 Pending JPH09147146A (ja)

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JP7298140A JPH09147146A (ja) 1995-11-16 1995-11-16 3次元造形装置

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JP7298140A JPH09147146A (ja) 1995-11-16 1995-11-16 3次元造形装置

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JPH09147146A true JPH09147146A (ja) 1997-06-06

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016007952A1 (de) 2015-06-29 2016-12-29 Mitutoyo Corporation Objekterzeugungsmaschine, Querschnittsmessvorrichtung und Querschnittsmessverfahren
DE102018116790A1 (de) * 2018-07-11 2020-01-16 Intom GmbH Vorrichtung und Verfahren zur additiven Fertigung eines Werkstücks

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US10343334B2 (en) 2015-06-29 2019-07-09 Mitutoyo Corporation Object-forming machine, cross-section measurement apparatus, and cross-section measurement method
US10618220B2 (en) 2015-06-29 2020-04-14 Mitutoyo Corporation Object-forming machine, cross-section measurement apparatus, and cross-section measurement method
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