JPH09145673A - 還元剤を含む試料の電気泳動方法 - Google Patents
還元剤を含む試料の電気泳動方法Info
- Publication number
- JPH09145673A JPH09145673A JP7308340A JP30834095A JPH09145673A JP H09145673 A JPH09145673 A JP H09145673A JP 7308340 A JP7308340 A JP 7308340A JP 30834095 A JP30834095 A JP 30834095A JP H09145673 A JPH09145673 A JP H09145673A
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- Japan
- Prior art keywords
- electrophoresis
- dtt
- sample
- dmso
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- Pending
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- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】ジチオスレイトール(DTT)を含む試料
溶液を電気泳動するに際し、ジメチルスルホキシド(D
MSO)の存在下に電気泳動を行うことを特徴とする電
気泳動方法。 【効果】本発明により、DTTを含む電気泳動用試料に
ついて電気泳動を行った場合に認められる電気泳動像の
乱れを是正し、核酸の分離の低下を改善することができ
る。
溶液を電気泳動するに際し、ジメチルスルホキシド(D
MSO)の存在下に電気泳動を行うことを特徴とする電
気泳動方法。 【効果】本発明により、DTTを含む電気泳動用試料に
ついて電気泳動を行った場合に認められる電気泳動像の
乱れを是正し、核酸の分離の低下を改善することができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気泳動を利用す
る分野に関する。さらに詳しくは、電気泳動用の試料の
調製時にジチオスレイトール(DTT)を使用する場合
に生ずる電気泳動の歪みを是正する方法に関する。
る分野に関する。さらに詳しくは、電気泳動用の試料の
調製時にジチオスレイトール(DTT)を使用する場合
に生ずる電気泳動の歪みを是正する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、DTTは、その還元剤としての性
質およびチオール基酸化防止剤としての性質を利用して
各種反応に使用される。しかし、この反応生成物が分離
精製されずにそのまま電気泳動等の分析手段に付される
と、DTTまたはDTT由来の物質の存在により、電気
泳動の分離が悪くなったり、電気泳動像を歪ませたりす
る場合がある。
質およびチオール基酸化防止剤としての性質を利用して
各種反応に使用される。しかし、この反応生成物が分離
精製されずにそのまま電気泳動等の分析手段に付される
と、DTTまたはDTT由来の物質の存在により、電気
泳動の分離が悪くなったり、電気泳動像を歪ませたりす
る場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、電気泳動用の試料がその調製時にDTTを使用する
ものである場合に生ずる電気泳動の歪みを是正する方法
を提供することにある。
は、電気泳動用の試料がその調製時にDTTを使用する
ものである場合に生ずる電気泳動の歪みを是正する方法
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の状
況に鑑み、電気泳動用の試料がその調製時にDTTを使
用したものの場合に見られる電気泳動の歪みを是正し得
る化合物を探索した結果、意外なことに電気泳動の際に
電気泳動用試料にジメチルスルホキシド(DMSO)を
存在せしめると、上記の歪みが是正され、分離能が大き
く改善されること見出した。本発明はかかる知見に基づ
きさらに研究を進めて完成するに至ったものである。
況に鑑み、電気泳動用の試料がその調製時にDTTを使
用したものの場合に見られる電気泳動の歪みを是正し得
る化合物を探索した結果、意外なことに電気泳動の際に
電気泳動用試料にジメチルスルホキシド(DMSO)を
存在せしめると、上記の歪みが是正され、分離能が大き
く改善されること見出した。本発明はかかる知見に基づ
きさらに研究を進めて完成するに至ったものである。
【0005】即ち、本発明の要旨は(1) ジチオスレ
イトール(DTT)を含む試料溶液を電気泳動するに際
し、該試料溶液に好ましくは2〜20容量%のジメチル
スルホキシド(DMSO)を添加することを特徴とする
電気泳動方法、並びに(2) 電気泳動で分析される試
料の調製をDTTの存在下に反応させて行う電気泳動用
試料の調製法において、該泳動試料溶液中における濃度
が好ましくは2〜20容量%になるように該反応時にD
MSOを添加することを特徴とする電気泳動用試料の調
製法、に関する。
イトール(DTT)を含む試料溶液を電気泳動するに際
し、該試料溶液に好ましくは2〜20容量%のジメチル
スルホキシド(DMSO)を添加することを特徴とする
電気泳動方法、並びに(2) 電気泳動で分析される試
料の調製をDTTの存在下に反応させて行う電気泳動用
試料の調製法において、該泳動試料溶液中における濃度
が好ましくは2〜20容量%になるように該反応時にD
MSOを添加することを特徴とする電気泳動用試料の調
製法、に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられる電気泳動用の試料としては、その試
料の調製時に、DTTを使用したものであれば、特に限
定されない。DTTは、還元剤としての性質やチオール
基の酸化防止剤としての性質を有する為、各種の反応に
使用される。従って、電気泳動用の試料の多くにDTT
が含まれていることが多い。このような試料はすべて、
本発明に用いることができる。DTTを含む試料に見ら
れる電気泳動の歪みは、DTTの濃度に依存し、濃度が
高い程歪みは大きくなる。3mM程度のDTTが存在す
れば電気泳動像は乱れ、この度合いは、DTTの濃度の
増加と共に大きくなる。本発明におけるDMSOの添加
量は、電気泳動用の試料中のDTTの濃度が3〜6mM
程度であれば、該試料中において2〜10容量%でよ
い。DTTの濃度が高くなれば、DMSOの添加量も増
加させた方が電気泳動像の乱れの是正効果は大きくな
る。
本発明に用いられる電気泳動用の試料としては、その試
料の調製時に、DTTを使用したものであれば、特に限
定されない。DTTは、還元剤としての性質やチオール
基の酸化防止剤としての性質を有する為、各種の反応に
使用される。従って、電気泳動用の試料の多くにDTT
が含まれていることが多い。このような試料はすべて、
本発明に用いることができる。DTTを含む試料に見ら
れる電気泳動の歪みは、DTTの濃度に依存し、濃度が
高い程歪みは大きくなる。3mM程度のDTTが存在す
れば電気泳動像は乱れ、この度合いは、DTTの濃度の
増加と共に大きくなる。本発明におけるDMSOの添加
量は、電気泳動用の試料中のDTTの濃度が3〜6mM
程度であれば、該試料中において2〜10容量%でよ
い。DTTの濃度が高くなれば、DMSOの添加量も増
加させた方が電気泳動像の乱れの是正効果は大きくな
る。
【0007】また、本発明の方法は、電気泳動用の試料
を調製する際に、DTTを使用する反応において予めD
MSOを反応溶液に添加しておくことにより実施するこ
とができる。この場合、DTTの濃度が3〜6mM程度
であれば、DMSOの添加量は、反応溶液中で2〜10
容量%である。ただし、DMSOの添加によりこの反応
が阻害される場合は、この方法を採用せず、前記のよう
に、電気泳動を行う前に電気泳動用試料にDMSOを添
加する方法を用いる。本発明に用いるDMSOは市販品
(例えば、SIGMA社製)をそのまま使用することが
できる。
を調製する際に、DTTを使用する反応において予めD
MSOを反応溶液に添加しておくことにより実施するこ
とができる。この場合、DTTの濃度が3〜6mM程度
であれば、DMSOの添加量は、反応溶液中で2〜10
容量%である。ただし、DMSOの添加によりこの反応
が阻害される場合は、この方法を採用せず、前記のよう
に、電気泳動を行う前に電気泳動用試料にDMSOを添
加する方法を用いる。本発明に用いるDMSOは市販品
(例えば、SIGMA社製)をそのまま使用することが
できる。
【0008】本発明に用いられる電気泳動の条件は、特
に限定されない。DTTの存在下に実施しても電気泳動
像の乱れが生じない場合を除き、すべての条件が対象と
なる。特に分離能のよいポリアクリルアミドゲル電気泳
動やハイドロリンクゲル電気泳動の場合にDTTによる
電気泳動像の乱れが大きく、本発明の方法の効果が大き
い。
に限定されない。DTTの存在下に実施しても電気泳動
像の乱れが生じない場合を除き、すべての条件が対象と
なる。特に分離能のよいポリアクリルアミドゲル電気泳
動やハイドロリンクゲル電気泳動の場合にDTTによる
電気泳動像の乱れが大きく、本発明の方法の効果が大き
い。
【0009】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限定さ
れるものではない。
明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限定さ
れるものではない。
【0010】実施例1 (1)核酸の塩基配列決定における本発明の利用 T7−DNAポリメラーゼを使用したサンガー式シーケ
ンス反応を行うため、下記の反応液Aと反応液Bとを調
製した。 反応液A:1M トリス−塩酸(pH7.5)、100
mM MgCl2 反応液B:300mM DTT、40mM MnC
l2 、300mM クエン酸ナトリウム 反応液Aを2.0μl、反応液Bを1.0μl、蛍光標
識プライマー、鋳型DNA、T7−DNAポリメラーゼ
を加え、総量を20μlとして、この混合液から4.5
μlずつを反応基質2.5μlと混ぜ、サンガー式シー
ケンス反応を行った。反応終了後、反応を停止させるた
めに4.0μlの反応停止液を加えた。得られた試料の
3.0μlずつを蛍光DNAシーケンサー(DSQ−1
000、島津社製)を用いて電気泳動を行った。得られ
た電気泳動像を図1に示す。図1から明らかなように、
200〜250塩基の付近に電気泳動像の乱れが生じ、
核酸の分離の低下が観察された。この試料のDTT濃度
は約6mMであった。
ンス反応を行うため、下記の反応液Aと反応液Bとを調
製した。 反応液A:1M トリス−塩酸(pH7.5)、100
mM MgCl2 反応液B:300mM DTT、40mM MnC
l2 、300mM クエン酸ナトリウム 反応液Aを2.0μl、反応液Bを1.0μl、蛍光標
識プライマー、鋳型DNA、T7−DNAポリメラーゼ
を加え、総量を20μlとして、この混合液から4.5
μlずつを反応基質2.5μlと混ぜ、サンガー式シー
ケンス反応を行った。反応終了後、反応を停止させるた
めに4.0μlの反応停止液を加えた。得られた試料の
3.0μlずつを蛍光DNAシーケンサー(DSQ−1
000、島津社製)を用いて電気泳動を行った。得られ
た電気泳動像を図1に示す。図1から明らかなように、
200〜250塩基の付近に電気泳動像の乱れが生じ、
核酸の分離の低下が観察された。この試料のDTT濃度
は約6mMであった。
【0011】上記の反応混合液中に、3.0μlのDM
SOを加えて、同様にサンガー式シーケンス反応を行
い、この試料を電気泳動に付したところ、図2に示す電
気泳動像が得られた。図2から明らかなように、200
〜250塩基付近の核酸の泳動像の歪みが顕著に是正さ
れ、核酸の分離能が改善された。この試料のDTT濃度
は約6mM、DMSOの濃度は約6容量%であった。
SOを加えて、同様にサンガー式シーケンス反応を行
い、この試料を電気泳動に付したところ、図2に示す電
気泳動像が得られた。図2から明らかなように、200
〜250塩基付近の核酸の泳動像の歪みが顕著に是正さ
れ、核酸の分離能が改善された。この試料のDTT濃度
は約6mM、DMSOの濃度は約6容量%であった。
【0012】実施例2 実施例1の反応液Aを2.0μl、反応液Bを1.0μ
l、蛍光標識プライマー、鋳型DNA、T7DNAポリ
メラーゼを加え総量20.0μlとし、この混合液から
4.5μlずつを反応基質液2.5μlと混ぜ、サンガ
ー式シーケンス反応を行った。反応終了後、反応停止液
4.0μlを加えて反応を停止させた。この試料に、
0.75μlのDMSOを加えて攪拌した後、その3.
0μlを蛍光DNAシーケンサー(DSQ−1000、
島津社製)を用いて電気泳動を行った。その結果、図2
と同様の電気泳動像が得られ、DMSO無添加の場合に
観察される200〜250塩基付近の泳動像の乱れは改
善され、核酸のこの領域での分離の低下が改善された。
l、蛍光標識プライマー、鋳型DNA、T7DNAポリ
メラーゼを加え総量20.0μlとし、この混合液から
4.5μlずつを反応基質液2.5μlと混ぜ、サンガ
ー式シーケンス反応を行った。反応終了後、反応停止液
4.0μlを加えて反応を停止させた。この試料に、
0.75μlのDMSOを加えて攪拌した後、その3.
0μlを蛍光DNAシーケンサー(DSQ−1000、
島津社製)を用いて電気泳動を行った。その結果、図2
と同様の電気泳動像が得られ、DMSO無添加の場合に
観察される200〜250塩基付近の泳動像の乱れは改
善され、核酸のこの領域での分離の低下が改善された。
【0013】
【発明の効果】本発明により、DTTを含む電気泳動用
試料について電気泳動を行った場合に認められる電気泳
動像の乱れを是正し、核酸の分離の低下を改善すること
ができる。
試料について電気泳動を行った場合に認められる電気泳
動像の乱れを是正し、核酸の分離の低下を改善すること
ができる。
【図1】図1は、ジチオスレイトール(DTT)の存在
下に行ったサンガー式シーケンス反応液の蛍光DNAシ
ーケンサー(DSQ−1000、島津社製)によるハイ
ドロリンクゲル電気泳動の結果を示す図である。
下に行ったサンガー式シーケンス反応液の蛍光DNAシ
ーケンサー(DSQ−1000、島津社製)によるハイ
ドロリンクゲル電気泳動の結果を示す図である。
【図2】図2は、ジチオスレイトール(DTT)の存在
下に行ったサンガー式シーケンス反応液にDMSOを添
加した後、蛍光DNAシーケンサーによりハイドロリン
クゲル電気泳動を行った結果を示す図である。
下に行ったサンガー式シーケンス反応液にDMSOを添
加した後、蛍光DNAシーケンサーによりハイドロリン
クゲル電気泳動を行った結果を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ジチオスレイトール(DTT)を含む試
料溶液を電気泳動するに際し、該試料溶液にジメチルス
ルホキシド(DMSO)を添加することを特徴とする電
気泳動方法。 - 【請求項2】 電気泳動で分析される試料の調製をDT
Tの存在下に反応させて行う電気泳動用試料の調製法に
おいて、該反応時にDMSOを添加することを特徴とす
る電気泳動用試料の調製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7308340A JPH09145673A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 還元剤を含む試料の電気泳動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7308340A JPH09145673A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 還元剤を含む試料の電気泳動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09145673A true JPH09145673A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17979887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7308340A Pending JPH09145673A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 還元剤を含む試料の電気泳動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09145673A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006034496A3 (en) * | 2004-09-23 | 2007-04-26 | Nanogen Inc | Methods and materials for optimization of electronic transportation and hybridization reactions |
-
1995
- 1995-10-31 JP JP7308340A patent/JPH09145673A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006034496A3 (en) * | 2004-09-23 | 2007-04-26 | Nanogen Inc | Methods and materials for optimization of electronic transportation and hybridization reactions |
US7314542B2 (en) * | 2004-09-23 | 2008-01-01 | Nanogen, Inc. | Methods and materials for optimization of electronic transportation and hybridization reactions |
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